JP7311391B2 - クーラーボックス - Google Patents

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Description

本発明は、魚等を収納し保冷するクーラーボックスに関する。
従来、箱状の本体と、本体の上部に開閉可能に設けられた蓋体とを備えたクーラーボックスが知られている(特許文献1参照)。このクーラーボックスでは、本体の側壁下部に排水用の貫通孔が設けられ、貫通孔に筒体が挿入されている。また、筒体には雄螺子部が形成されている。筒体は、該筒体の雄螺子部に螺合可能な雌螺子部を有するナットを用いて、箱体に固定される。具体的に、筒体が本体の貫通孔に挿入された状態で、本体の内側からナットが筒体を締め込むことにより、筒体は本体の側壁下部に固定される。
このクーラーボックスでは、筒体の外側の端部に栓部材が取り付け可能である。また、このクーラーボックスに魚や氷を収容して使用する際には、筒体に栓部材を取り付けることで、クーラーボックスが封止された状態とする。さらに、例えば、クーラーボックスを洗浄する際には、筒体から栓部材を取り外すことで、筒体を介して本体の内部から排水が可能である。
特開平11-206302号公報
このようなクーラーボックスでは、筒体を箱体に固定する際に、上述のように、筒体を締め込むナットが本体の内部に配置されるため、本体の側壁下部における貫通孔の下方に、ナットを締め込む際に用いるスパナのような器具を配置できるスペースを設ける必要があり、その分、筒体が上方に配置されることになる。これにより、例えば、このクーラーボックスを洗浄する際に、前記スペースに水が溜まり、排水のためにクーラーボックスを傾けなければならないため、排水しにくいおそれがあった。
そこで、本発明は、排水が容易なクーラーボックスを提供することを課題とする。
本発明のクーラーボックスは、側壁下部に排水用の貫通孔を有する箱状の本体と、前記本体の上部に開閉可能に設けられている蓋体と、前記貫通孔に設けられた筒体と、を備え、前記筒体は、内周面のうち最下部が、前記本体の内底面と同一の高さに位置した状態で隣接する、或いは、前記本体の内底面よりも下方に位置した状態で隣接する隣接部と、前記隣接部の外方にて外方に向かって下り勾配を有する導水部と、を有する。
かかる構成によれば、筒体の内周面の隣接部が本体の内底面と同一の高さ、或いは、本体の内底面よりも下方に位置することから、本体に収容された水は、本体の内底面から筒体の内周面の隣接部と導水部とを介して外部に案内されやすいため、本体からの排水が容易である。
また、前記クーラーボックスでは、前記筒体は、外周面に螺子部を有し、前記貫通孔の内面に、前記螺子部がねじ込まれる螺子山が形成されていてもよい。
かかる構成によれば、筒体が、螺合により側壁下部に取り付けられているため、側壁下部から外れにくい。
この場合、前記クーラーボックスでは、前記本体は、内側端部に、前記螺子山よりも径内側に延びた筒体覆い部を有してもよい。
かかる構成によれば、筒体が筒体覆い部により覆われており、本体の内側に螺子部や螺子山が露出していないため、螺子部と螺子山との間から水が入りにくい。
また、前記クーラーボックスでは、前記本体の外部において前記筒体の下方に位置し、且つ、前記本体部の外表面から突出する滴受け部を備えてもよい。
かかる構成によれば、滴受け部が、本体からの排水のうち筒体から垂れた滴を受けるため、この滴が本体の側壁を伝って流れにくく、本体の表面が汚れることを抑制できる。
以上より、本発明によれば、排水が容易なクーラーボックスを提供できる。
図1は、本実施形態に係るクーラーボックスの外観図である。 図2は、図1の領域IIにおける拡大図である。 図3は、図2から前記クーラーボックスの閉塞体を開放した状態を示す拡大図である。 図4は、前記クーラーボックスの分解斜視図である。 図5は、前記閉塞体を閉塞した状態における前記クーラーボックスの拡大断面図である。 図6は、前記閉塞体を開放した状態における前記クーラーボックスの拡大断面図である。 図7は、変形例に係るクーラーボックスの拡大断面図である。 図8は、別の変形例に係るクーラーボックスの拡大断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るクーラーボックスについて、図1~図6を参照しつつ説明する。クーラーボックス1は、魚釣り等の際に使用され、主として、釣れた魚や飲料が入った缶やペットボトル等を水や氷とともに収容して保冷する。なお、以下の説明における方向の表現は、図1~図6に示された方向による。また、クーラーボックス1における内側及び外側は、収容空間の内側及び収容空間の外側である。同様に、クーラーボックス1における収容空間の内方及び収容空間の外方である。
クーラーボックス1は、図1~図4に示すように、排水用の貫通孔3を有する箱状の本体2と、本体2の上部23に開閉可能に設けられている蓋体4と、貫通孔3に設けられた筒体5と、を備える。本実施形態のクーラーボックス1は、筒体5の外側に設けられ且つ筒体5の外端部を閉塞可能な閉塞体6を備える。クーラーボックス1に魚や氷を収容して使用する際には、筒体5を閉塞体6により閉塞することで、クーラーボックス1が封止された状態とする(図2参照)。さらに、例えば、クーラーボックス1を洗浄する際には、筒体5から閉塞体6を取り外すことで、筒体5を介して本体2の内部から排水が可能である(図3参照)。
また、クーラーボックス1は、本体2の外側に設けられた滴受け部7を備える(図4参照)。さらに、クーラーボックス1は、筒体5に設けられた防水部材8を備える。クーラーボックス1は、筒体5の筒軸方向における中央部を覆う円筒状の被覆体9も備える。
本体2は、魚等を収容する箱状体である(図1参照)。例えば、本体2は、上方が開放された略直方体形状である。本実施形態の本体2は、略矩形板状の底壁21と、底壁21の外周縁から上方に延びる側壁22と、を有する。また、本実施形態の本体2は、図5及び図6に示すように、内側端部に、筒体5を覆う筒体覆い部24を有する。なお、本体2の内側端部とは、底壁21や側壁22における内側に位置する端部であり、具体的には、側壁22における内側に位置する端部である。
本実施形態の本体2の内底面26は、貫通孔3の周囲において下方に凹んだ内底凹部260を有する。内底凹部260は、内側(図5、図6における左側)に位置し且つ傾斜した凹部傾斜領域261と、凹部傾斜領域261と外側(図5、図6における右側)で連続し且つクーラーボックス1の載置面に対して水平な凹部水平領域262と、を含む。
凹部傾斜領域261は、例えば、外側ほど下方に位置するよう傾斜した傾斜面を含む。本実施形態の凹部傾斜領域261は、下向きに凸形状を有する湾曲面を含む。
本実施形態の本体2の外表面27は、貫通孔3を囲む位置において内側に凹んだ外表面凹部270を有する。外表面凹部270は、本体2の側壁22の下部である側壁下部220の一部分を切り欠いたような形状である。
底壁21及び側壁22は、いずれも、断熱材25を含む。断熱材25の材質は、例えば、発泡ポリスチレンや発泡ウレタン等の発泡性樹脂である。
底壁21や側壁22の表面素材は、例えば、ポリプロピレン等の合成樹脂である。本実施形態の底壁21の上面210は、本体2の内底面26を構成する。
貫通孔3は、本体2の内側から排水を行うために設けられている。また、貫通孔3は、本体2の側壁下部220に位置している。例えば、貫通孔3は、本体2の側壁22の厚み方向に延びている。貫通孔3の形状は、筒体5の形状と対応している。
本実施形態の貫通孔3の内面30には、筒体5の螺子部52がねじ込まれる螺子山31が形成されている。螺子山31は、貫通孔3の周方向における少なくとも一部に設けられ、例えば、貫通孔3の全周に設けられている。また、螺子山31は、貫通孔3の貫通方向における少なくとも一部に設けられ、例えば、貫通孔3の内端部に設けられている。
筒体5は、本体2の内側から排水を行う際に排水が流れる排水路を規定する部材である。本実施形態の筒体5の形状は、略円筒状である。また、筒体5は、本体2の貫通孔3と対向する外周面50と、排水路を規定する内周面51と、を有する。
さらに、筒体5は、外周面50に螺子部52を有する。螺子部52は、筒体5の周方向における少なくとも一部に設けられ、例えば、筒体5の全周に設けられている。また、筒体5の外周面50の内外方向における少なくとも一部が螺子部52であり、例えば、外周面50の内端部が螺子部52である。
また、この筒体5では、内周面51が回転対称形状であり、具体的に、内周面51の横断面形状は円形状である。内周面51の最下部510は、筒体5が貫通孔3に配置された状態で(例えば、筒体5が貫通孔3にねじ込まれた状態で)、外側に位置する部位ほど内底面26に対して下方に傾斜した傾斜面を少なくとも含んで構成されている。本実施形態の内周面51の最下部510は、外側に位置する部位ほど内底面26に対して下方に傾斜した傾斜面に加えて、本体2の内底面26に対して平行な面も含んでいる。なお、内周面51の最下部510は、内周面51の底に相当する部位である。
具体的に、筒体5は、内周面51のうち最下部510が本体2の内底面26と同一の高さに位置した状態で隣接する隣接部53と、隣接部53の外方にて外方に向かって下り勾配を有する導水部54と、を有する。本実施形態の内周面51の最下部510では、隣接部53は、本体2のうち内底面26の内底凹部260と隣接し、具体的には、内底凹部260の凹部水平領域262と隣接している。
本実施形態の隣接部53は、例えば、縦断面視において本体2の内底面26に対して平行な面であり、具体的には、クーラーボックス1の載置面に対して平行な面である。また、隣接部53は、本体2の内底面26に対して上下方向において平行な面である。さらに、隣接部53は、筒体5の内方に位置する端部である筒体内端部56に位置している。
本実施形態の導水部54は傾斜した部位を有し、例えば、導水部54の一部が傾斜面である。具体的には、この内周面51の最下部510において、導水部54は、内外方向における中央に位置し且つクーラーボックス1の載置面に対して水平な導水水平領域540と、導水水平領域540と内側で連続する傾斜した内側導水傾斜領域541と、導水水平領域540と外側で連続する傾斜した外側導水傾斜領域542と、を含む。
導水部54に含まれる傾斜面の傾きは、内外方向における部位ごとに異なっていてもよいし、同じであってもよい。本実施形態の導水部54では、内側導水傾斜領域541の傾きは、外側導水傾斜領域542の傾きよりも大きい。導水部54に含まれる傾斜面は、径方向断面視において平坦な傾斜面でも湾曲した傾斜面でもよい。本実施形態の導水部54では、内側導水傾斜領域541や外側導水傾斜領域542は径方向断面視において平坦な傾斜面である。
筒体覆い部24は、筒体5と貫通孔3の内面30との間への水の侵入を抑えるために設けられている。また、筒体覆い部24は、貫通孔3の螺子山31よりも径内側に延びている。本実施形態の筒体覆い部24は、周方向に連続して形成されている。
防水部材8は、筒体5と貫通孔3の内面30との間への水の侵入を防止するために設けられている。また、防水部材8は、筒体5の外周面50と本体2の貫通孔3の内面30との間に設けられている。
本実施形態の防水部材8は、一対設けられており、例えば、筒体5の内端部と該無い端部よりも外方に設けられている。具体的に、防水部材8は、貫通孔3の内面30に沿って本体2の筒体覆い部24と筒体5との間に設けられた内側防水部材81と、貫通孔3の内面30の外端部である内面外端部300と筒体5との間に設けられた外側防水部材82と、を含む。内側防水部材81及び外側防水部材82は、いずれも、例えば、Oリングである。
滴受け部7は、本体2からの排水の垂れた滴を受けるために設けられている。本実施形態の滴受け部7は、本体2の外部において筒体5の下方に位置し、且つ、本体2の外表面27から突出する受け本体部70と、受け本体部70を本体2に取り付ける受け取付部71と、を有する。また、受け本体部70と受け取付部71とは別体でもよいが、本実施形態の滴受け部7では一体である。
受け本体部70の形状は、例えば、円板を略半分に切断した形状である。受け本体部70は、外側に位置する部位ほど、側壁22から離れるように傾斜した姿勢で配置されている。また、受け本体部70の受け上面700は、外側に位置する部位ほど下方に位置するように傾斜した傾斜面である。受け上面700は、例えば、径方向断面視において平坦な傾斜面である。
受け取付部71の形状は、中央に筒体5が挿通される貫通孔である受け貫通孔710が設けられた略正方形板状である(図4参照)。受け取付部71の下端縁の水平方向における中央部には、受け本体部70が接続されている。
閉塞体6は、筒体5の外側に位置する端部である筒体外端部55を開閉可能な栓である。本実施形態の閉塞体6は、筒体外端部55のキャップとしての閉塞本体部60と、閉塞本体部60の内側に互いに重ねられた状態で取り付けられる防水シート61及びパッキン62と、閉塞本体部60を本体2に取り付ける閉塞取付部63及び接続軸64と、閉塞本体部60の外側に設けられる閉塞摘み部65と、を有する。
外方から視たとき、閉塞本体部60の形状は、筒体5の筒体外端部55の形状に対応した形状である。例えば、閉塞本体部60は、円板状の閉塞円板600と、閉塞円板600の外縁から内側に延びる閉塞鍔601と、を含む。閉塞円板600は、筒体外端部55を外側から閉塞可能である。閉塞鍔601は、筒体外端部55を径外側から被覆可能である。
防水シート61やパッキン62の形状は、筒体5の筒体外端部55を閉塞可能な形状であり、例えば、円板状である。防水シート61の材質は、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等の合成樹脂である。パッキン62は、例えば、ゴム製のパッキンである。
閉塞取付部63の形状は、中央に閉塞本体部60を取り付け可能な貫通孔である取付貫通孔630が設けられた略正方形板状である。閉塞取付部63の上部631は、上方に位置する部位ほど内側に位置するよう傾斜している。閉塞取付部63は、接続軸64により滴受け部7を介して本体2に回動可能に取り付けられている。
閉塞摘み部65は、閉塞本体部60の閉塞円板600に接続されている。本実施形態の閉塞摘み部65は、閉塞円板600の形状と対応した円板状の摘みカバー650と、摘みカバー650の外側に突出し且つ利用者が摘まみ可能な摘み本体651と、を含む。摘み本体651は、例えば、長尺状である。
被覆体9は、筒体5の外周面50と本体2の側壁22に含まれる断熱材25との間に配置されている。本実施形態の被覆体9は、筒体3の周方向において連続して形成されている。被覆体9は、筒体5が貫通孔3にねじ込まれる際に生じる軸力による圧力に、断熱25に対してできる限り負荷を与えず、耐えることができるといった機能を有する。
蓋体4は、本体2を閉塞可能な蓋である(図1参照)。例えば、蓋体4は、略矩形板状である。また、蓋体4は、底壁21や側壁22と同様に、表面素材がポリプロピレン等の合成樹脂であり、内部に発泡ウレタンや発泡ポリスチレン等の発泡性樹脂で構成される断熱材を含む。
以上のクーラーボックス1では、筒体5の内周面51の隣接部53が本体2の内底面26と同一の高さに位置することから、本体2に収容された水は、本体2の内底面26から筒体5の内周面51の隣接部53と導水部54とを介して外部に案内されやすいため、本体2からの排水が容易である。
上記実施形態のクーラーボックス1では、筒体5が、筒体5の螺子部52と貫通孔3の螺子山31との螺合により、本体2の側壁下部220に取り付けられているため、側壁下部220から外れにくい。
また、上記実施形態のクーラーボックス1では、筒体5が本体2の筒体覆い部24により覆われており、本体2の内側に筒体5の螺子部52や貫通孔3の螺子山31が露出していないため、螺子部52と螺子山31との間から水が入りにくい。特に、このクーラーボックス1では、内側防水部材81が、本体2の筒体覆い部24と筒体5との間に設けられているため、本体2の内側から螺子部52と螺子山31との間に水が入ることを防止できる。
さらに、クーラーボックス1に釣った魚を収納すると、排水に魚の血液等が混ざることがあり、この排水の滴が本体2の側壁22に付着すると、側壁22が汚れるおそれがあるが、上記実施形態のクーラーボックス1では、滴受け部7が本体2からの排水のうち筒体5から垂れた滴を受ける。そのため、この滴が本体2の側壁22を伝って流れにくく、本体2の外表面27が汚れることを抑制できる。
上記実施形態のクーラーボックス1では、防水部材8により、筒体5と本体2の側壁下部220との間が封止されているため、本体2からの排水が筒体5と側壁下部220の間から外部に漏れることを防止できる。
さらに、上記実施形態のクーラーボックス1では、本体2の内底面26に内底凹部260が設けられていることにより、本体2からの排水が内底凹部260に誘導されて、内底凹部260と筒体5の隣接部53とを介して外部に排出されるため、本体2からの排水がさらに容易である。
上記実施形態のクーラーボックス1では、本体2を筒体5に取り付ける際に、本体2の貫通孔3に本体2の外側から筒体5をねじ込むことができるため、組み立て性に優れている。
本発明につき一実施形態を取り上げて説明したが、本発明は前記実施形態に限定されない。例えば、筒体5の隣接部53は、内周面51のうち最下部510が本体2の内底面26と同一の高さに位置した状態で隣接していたが、図7に示すように、内周面51の最下部510が本体2のうち内底面26よりも下方に位置した状態で隣接してもよい。即ち、筒体5は、内周面51の最下部510が本体2の内底面26よりも下方に位置した状態で隣接する隣接部53と、隣接部53の外方にて下り勾配を有する導水部54と、を有してもよい。この場合、本体2の内底面26と筒体5の内周面51の最下部510との間には段差が生じる。このような構成であっても、筒体5の内周面51の隣接部53が本体2の内底面26よりも下方に位置することから、本体2に収容された水は、本体2の内底面26から筒体5の内周面51の隣接部53と導水部54とを介して外部に案内されやすいため、本体2からの排水が容易である。
上記実施形態の筒体5の隣接部53は水平面であったが、図8に示すように、下り勾配を有する傾斜面であってもよい。また、上記実施形態の筒体5の導水部54は、導水水平領域540を有していたが、導水部54の内外方向における全域が下り勾配を有する傾斜面であってもよい。この構成では、隣接部53及び導水部54が、それぞれの傾きが一定である傾斜面であることが考えられる。このように、隣接部53が下り勾配を有する傾斜面であれば、本体2からの排水をより迅速に行うことができる。
また、上記実施形態の筒体5は、筒体5の螺子部52が貫通孔3の螺子山31にねじ込まれることにより貫通孔3に取り付けられていたが、筒体5と貫通孔3との係止、筒体5の貫通孔3への圧入、筒体5と貫通孔3の内面30との接着剤による接着等の他の手段により取り付けられてもよい。筒体5と貫通孔3との係止を行う場合、例えば、筒体5に爪部を設けるとともに、貫通孔3の内面30に凹部を設けて、この爪部と凹部とを係止させることが考えられる。
さらに、上記実施形態の筒体5は、円筒状であったが、角筒状等の別の形状であってもよい。筒体5が角筒状である場合、筒体5の内周面51の横断面形状は正方形等の正多角形であることが考えられる。なお、筒体5の形状が角筒状等の別の形状である場合においても、貫通孔3の形状は筒体5の形状と対応する形状であればよい。
上記実施形態の本体2の内底面26には、内底凹部260が設けられていたが、内底凹部260は設けられていなくてもよい。
1…クーラーボックス、2…本体、3…貫通孔、4…蓋体、5…筒体、6…閉塞体、7…滴受け部、8…防水部材、9…被覆体、21…底壁、22…側壁、23…上部、24…筒体覆い部、25…断熱材、26…内底面、27…外表面、30…内面、31…螺子山、50…外周面、51…内周面、52…螺子部、53…隣接部、54…導水部、55…筒体外端部、56…筒体内端部、60…閉塞本体部、61…防水シート、62…パッキン、63…閉塞取付部、64…接続軸、65…閉塞摘み部、70…受け本体部、71…受け取付部、81…内側防水部材、82…外側防水部材、210…上面、220…側壁下部、260…内底凹部、261…凹部傾斜領域、262…凹部水平領域、270…外表面凹部、300…内面外端部、510…最下部、540…導水水平領域、541…内側導水傾斜領域、542…外側導水傾斜領域、600…閉塞円板、601…閉塞鍔、630…取付貫通孔、631…上部、650…摘みカバー、651…摘み本体、700…上面、710…貫通孔

Claims (4)

  1. 側壁下部に排水用の貫通孔を有する箱状の本体と、
    前記本体の上部に開閉可能に設けられている蓋体と、
    前記貫通孔に設けられた筒体と、
    を備え、
    前記側壁は、厚み方向で対向する一対の表面部と、前記一対の表面部で挟まれた断熱材と、を含み、
    前記筒体は、前記厚み方向で前記断熱材を貫通するとともに、内周面のうち最下部が、前記本体の内底面と同一の高さに位置した状態で隣接する、或いは、前記本体の内底面よりも下方に位置した状態で隣接する隣接部と、前記隣接部の外方にて外方に向かって下り勾配を有する導水部と、を有するとともに、外周面に螺子部を有し、
    前記貫通孔の内面に、前記螺子部がねじ込まれる螺子山が形成され、
    前記側壁下部の前記筒体の周囲には、前記断熱材が位置している、クーラーボックス。
  2. 前記本体は、内側端部に、前記螺子山よりも径内側に延びた筒体覆い部を有する、請求項に記載のクーラーボックス。
  3. 側壁下部に排水用の貫通孔を有する箱状の本体と、
    前記本体の上部に開閉可能に設けられている蓋体と、
    前記貫通孔に設けられた筒体と、
    を備え、
    前記筒体は、内周面のうち最下部が、前記本体の内底面と同一の高さに位置した状態で隣接する、或いは、前記本体の内底面よりも下方に位置した状態で隣接する隣接部と、前記隣接部の外方にて外方に向かって下り勾配を有する導水部と、を有するとともに、外周面に螺子部を有し、
    前記貫通孔の内面に、前記螺子部がねじ込まれる螺子山が形成され、
    前記本体は、内側端部に、前記螺子山よりも径内側に延びた筒体覆い部を有する、クーラーボックス。
  4. 前記本体の外部において前記筒体の下方に位置し、且つ、前記本体の外表面から突出する滴受け部を備える、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載のクーラーボックス。
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