JP7309656B2 - 配置プログラム、配置装置及び配置方法 - Google Patents

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Description

本開示は、配置プログラム、配置装置及び配置方法に関する。
広告主は、ウェブページ、アプリケーション(以下「アプリ」という。)内コンテンツ等のオンラインコンテンツ内の広告枠に、自身の広告を表示することができる。広告主は、広告コンテンツのインプレッション(すなわち、広告コンテンツが広告枠に配信されたか)だけでなく、どれぐらい広告コンテンツが実際に視認されたかを把握したい場合がある。広告コンテンツの視認状況を分析するために、様々な視認性計測技術が提案されている。
一技術では、動画広告がブラウザに視認可能に表示されたかが判定される(特許文献1)。この技術では、透明な動画が、動画広告の視認性を判定するためのビーコンとして、動画広告に重ねて表示される。ビーコンが視認不可能な領域にある場合に、動画プレイヤは、プロセッサの付加を低減させるために、ビーコンのフレームレートを低下させることができる。動画広告の視認性は、視認可能な領域と視認不可能な領域との間のビーコンのフレームレートの変化を使用して判定される。
WO2015/063909号公報
しかしながら、上記の従来技術では、コンテンツが実際に閲覧されたかが正確に判定されない場合がある。例えば、動画広告の視認性は、動画広告のサイズやビーコンの位置によっては、正確に判定されない場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、コンテンツが実際に閲覧されたかを高い精度で判定することを目的とする。
本開示の実施形態に係る配置プログラムは、コンテンツの閲覧の態様を示す閲覧態様情報を取得する取得手順と、前記取得手順によって取得された閲覧態様情報に基づく態様で、前記コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたかを判定するために使用される少なくとも1つの要素を、前記コンテンツが提供されるコンテンツ領域に配置する配置手順とをコンピュータに実行させる。
実施形態の一態様によれば、コンテンツが実際に閲覧されたかを高い精度で判定することができる。
図1Aは、コンテンツが実際に閲覧されたかを判定する閲覧判定処理の一例を示す説明図である。 図1Bは、コンテンツが実際に閲覧されたかを判定する閲覧判定処理の一例を示す説明図である。 図2Aは、本開示の例示的な実施形態に係る、コンテンツが実際に閲覧されたかを判定するために使用される要素を配置する要素配置処理の一例を示す説明図である。 図2Bは、本開示の例示的な実施形態に係る、コンテンツが実際に閲覧されたかを判定するために使用される要素を配置する要素配置処理の一例を示す説明図である。 図3は、実施形態に係る閲覧判定システムの一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る端末装置によって実行される、広告のビューアビリティを計測するための処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。1つまたは複数の実施形態の詳細は、以下の説明および図面に記載される。また、複数の実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の1つまたは複数の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
〔1.例示的な実施形態〕
まず、図1を参照して、本開示の例示的な実施形態について詳細に説明する。
〔1-1.例示的な実施形態の概要〕
ビューアビリティ(「閲覧可能性」とも呼ばれる)は、コンテンツが実際に閲覧されたかを知るための指標として提唱されている。例示的な実施形態に係る端末装置は、コンテンツの閲覧の態様(例えば、コンテンツの表示サイズ)に応じて、コンテンツの領域に、基準要素を動的に設定する。そして、端末装置は、基準要素の可視性状態を監視することによって、コンテンツのビューアビリティを計測する。基準要素の設定の柔軟性は、高い精度のビューアビリティ計測を可能にする。
〔1-2.例示的な実施形態の序論〕
広告コンテンツ等のコンテンツは、ウェブページ、アプリ内コンテンツ等のオンラインコンテンツ内のコンテンツスロット(例えば、広告枠)に表示される。アドネットワークには、表示されたコンテンツ(例えば、広告コンテンツ)のパフォーマンスを計測するための様々なメトリックがある。例えば、インプレッションは、良く知られたメトリックの1つである。インプレッションは、コンテンツがコンテンツスロットに配信された場合に発生する。言い換えると、コンテンツがロードされた場合に、インプレッションが発生する。したがって、コンテンツがオンラインコンテンツの不可視領域(例えば、ブラウザの表示領域の外)に表示された場合でも、コンテンツのインプレッションは、「1」インプレッションとしてカウントされる。コンテンツの閲覧状況をより正確に把握するために、「ビューアビリティ」と呼ばれるメトリックが提案されている。
「ビューアビリティ」という用語は、「コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたか」、「コンテンツが閲覧可能な状態(「ビューアブル」)とも呼ばれる」」であるか」等の、コンテンツの閲覧状態を包含する。コンテンツが実際にユーザにとって閲覧可能である場合のインプレッションは、「ビューアブルインプレッション」と呼ばれる。例えば、コンテンツの少なくとも一部がオンラインコンテンツの可視領域(例えば、ブラウザの表示領域)に表示された場合に、このコンテンツのビューアブルインプレッションは、「1」ビューアブルインプレッションとしてカウントされる。一例として、IAB(Interactive Advertising Bureau)は、ビューアブルインプレッションを、「少なくとも50%のコンテンツの領域が少なくとも1秒間閲覧可能であるインプレッション」で定義する。
IABのビューアブルインプレッションの観点からは、少なくとも50%のコンテンツの領域が少なくとも1秒間閲覧可能である場合に、コンテンツが実際に閲覧されたと判定される。したがって、コンテンツの配信者は、コンテンツが実際に閲覧されたかを判定するために、5つの計測点をコンテンツの領域に設置することが考えられる。半数以上の計測点が描画された場合に、少なくとも50%のコンテンツの領域が閲覧可能であると判定される。計測点は、例えば、データポイントが画面に描画されたかを判定するAPI(Application Programming Interface)によって実装され得る。描画(「レンダリング」とも呼ばれる)を判定するAPIは、JavaScript(登録商標)等のスクリプトが、コンテンツ内の要素の視認性を計測することを可能にする。言い換えると、このようなAPIは、計測スクリプトが、計測点が配置された位置に対応する領域(例えば、ピクセル)の視認性を計測することを可能にする。
図1Aは、コンテンツが実際に閲覧されたかを判定する閲覧判定処理の一例を示す説明図である。図1Aに示されるように、端末装置は、主コンテンツをロードし、主コンテンツ内の副コンテンツにおいて、5点計測を行う。例えば、5つの計測点が、副コンテンツに設置される。端末装置は、例えば、PC(Personal Computer)、スマートフォン等のクライアント装置である。主コンテンツは、例えば、インターネット上で各種情報や各種サービスを提供する広告掲載サイトである。主コンテンツ内の副コンテンツは、例えば、広告掲載サイトに掲載される広告コンテンツ(例えば、広告要素)である。
広告コンテンツは、アドネットワークに登録されていてもよい。また、広告掲載サイトは、アドネットワーク内のプレースメントであってもよい。この場合、副コンテンツ(例えば、広告コンテンツ)の配信者は、アドネットワークを提供するアドネットワーク事業者である。したがって、アドネットワーク事業者は、広告掲載サイトを提供する事業者(「パブリッシャ」とも呼ばれる)とは異なり得る。主コンテンツがウェブページである場合に、副コンテンツ(例えば、広告コンテンツ)は、ウェブページの一部としてiframe内に提示され得る。アドネットワーク事業者はサードパーティーであるため、アドネットワーク事業者は、一般的に、iframe外の要素を自由に制御することができない。このため、アドネットワーク事業者は、要素を自由に制御することができるiframeに、計測点を設置することが考えられる。計測スクリプトは、計測点のビューアビリティの計測を、iframe内で実行することができる。
図1Aの例では、端末装置のユーザによりスクロール操作が行われた後に、少なくとも50%の副コンテンツの領域が、ビューアブルな状態であると仮定する。図1Aに示された「白矢印」は、処理段階が次の段階に移行することを示す。
処理段階PS11は、第1の処理段階を示す。処理段階PS11では、端末装置は、コンテンツC10を受信する。コンテンツC10は、上述の主コンテンツ(例えば、ウェブページ)である。表示領域DA11は、コンテンツC10の可視領域である。表示領域DA11は、例えば、端末装置の画面(例えば、ブラウザの表示領域)である。コンテンツC10は、コンテンツC11を含む。コンテンツC11は、上述の副コンテンツ(例えば、広告コンテンツ)である。コンテンツC11の領域は、計測点MP101、計測点MP102、計測点MP103、計測点MP104および計測点MP105を含む。コンテンツC11の領域は、例えば、コンテンツC11(例えば、広告の画像、広告のテキスト)が存在するiframeである。
図1Aに示されるように、計測点MP101、計測点MP102、計測点MP103、計測点MP104および計測点MP105は、コンテンツC11の領域(例えば、iframe)の左上、右上、左下、右下、中央の5点に、それぞれ設置される。
処理段階PS12は、第2の処理段階を示す。処理段階PS12では、端末装置は、コンテンツC10をスクロールさせる。表示領域DA12は、コンテンツC10の可視領域である。図1Aに示されるように、処理段階PS12では、少なくとも50%のコンテンツC11の領域が、ビューアブルな状態である。一方、計測点MP101、計測点MP102および計測点MP105は、表示領域DA12内に存在し、計測点MP103および計測点MP104は、表示領域DA12外に存在する。したがって、半数以上の計測点(すなわち、3点以上の計測点)が、端末装置で描画されている。言い換えると、半数以上の計測点が、ユーザが閲覧可能な位置に表示されている。この場合、端末装置は、コンテンツC11(例えば、広告コンテンツ)がビューアブルな状態であると判定する。
しかしながら、上述の5点計測では、端末装置は、副コンテンツのビューアビリティを適切に計測できない場合がある。例えば、副コンテンツが縦長のコンテンツ(例えば、垂れ幕の形状の広告コンテンツ)である場合に、端末装置は、少なくとも50%の副コンテンツの領域がビューアブルな状態であるにもかかわらず、副コンテンツがビューアブルな状態でないと判定してしまう場合がある。
図1Bは、コンテンツが実際に閲覧されたかを判定する閲覧判定処理の一例を示す説明図である。コンテンツC10の場合と同様に、端末装置は、主コンテンツをロードし、主コンテンツ内の副コンテンツにおいて、5点計測を行う。ここでは、重複する説明は、省略される。
図1Bの例では、コンテンツC10の場合と同様に、端末装置のユーザによりスクロール操作が行われた後に、少なくとも50%の副コンテンツの領域が、ビューアブルな状態であると仮定する。図1Bに示された「白矢印」は、処理段階が次の段階に移行することを示す。
処理段階PS21は、第1の処理段階を示す。処理段階PS21では、端末装置は、コンテンツC20を受信する。コンテンツC20は、上述の主コンテンツである。表示領域DA21は、コンテンツC20の可視領域である。コンテンツC20は、コンテンツC21を含む。コンテンツC21は、上述の副コンテンツである。コンテンツC21の領域(例えば、iframe)は、計測点MP201、計測点MP202、計測点MP203、計測点MP204および計測点MP205を含む。
コンテンツC10の場合と同様に、計測点MP201、計測点MP202、計測点MP203、計測点MP204および計測点MP205は、コンテンツC21の領域(例えば、iframe)の左上、右上、左下、右下、中央の5点に、それぞれ設置される。
処理段階PS22は、第2の処理段階を示す。処理段階PS12では、端末装置は、コンテンツC20をスクロールさせる。表示領域DA22は、コンテンツC20の可視領域である。図1Bに示されるように、処理段階PS22では、少なくとも50%のコンテンツC21の領域が、ビューアブルな状態である。一方、計測点MP205は、表示領域DA22内に存在するが、計測点MP201、計測点MP202、計測点MP203および計測点MP204は、表示領域DA22外に存在する。したがって、半数以上の計測点(すなわち、3点以上の計測点)が、端末装置で描画されていない。この場合、端末装置は、少なくとも50%のコンテンツC21の領域がビューアブルな状態であるにもかかわらず、コンテンツC21(例えば、広告コンテンツ)がビューアブルな状態でないと判定してしまう。
このように、シンプルな5点計測では、端末装置は、副コンテンツのサイズによっては、副コンテンツのビューアビリティを正確に計測できない場合がある。例えば、縦長の副コンテンツや横長の副コンテンツのビューアビリティは、副コンテンツの中心における50%の副コンテンツの領域のみがビューアブルな状態である場合に、適切に計測されない可能性がある。なぜなら、副コンテンツの領域の左上、右上、左下、右下の4点が、表示領域外に存在する可能性があるからである。この場合、半数以上の計測点(すなわち、3点以上の計測点)が端末装置で描画されていないため、端末装置は、50%の副コンテンツの領域がビューアブルな状態であるにもかかわらず、副コンテンツがビューアブルでないと判定してしまう。
そこで、例示的な実施形態に係る端末装置は、コンテンツ(例えば、広告コンテンツ等の副コンテンツ)が実際に閲覧されたかを高い精度で判定するために、以下に説明される要素配置処理を実行する。
〔1-3.要素配置処理〕
以下では、図2Aおよび図2Bを参照して、例示的な実施形態に係る要素配置処理について説明する。
図2Aおよび図2Bは、本開示の例示的な実施形態に係る、コンテンツが実際に閲覧されたかを判定するために使用される要素を配置する要素配置処理の一例を示す説明図である。例示的な実施形態では、要素配置処理が、図3を参照して後述する端末装置100によって行われる。端末装置100は、配置装置の一例である。
図1AのコンテンツC10や図1BのコンテンツC20の場合と同様に、端末装置100は、主コンテンツをロードする。図2Aおよび図2Bの例では、コンテンツC10およびコンテンツC20とは対照的に、計測点は、主コンテンツ内の副コンテンツの領域(例えば、iframe)に予め設置されていない。端末装置100のユーザによりスクロール操作が行われた後に、少なくとも50%の副コンテンツの領域が、ビューアブルな状態であると仮定する。図2Aおよび図2Bに示された「白矢印」は、処理段階が次の段階に移行することを示す。ここでは、重複する説明は、省略される。
図2Aを参照すると、処理段階PS31は、第1の処理段階を示す。処理段階PS31では、図1Aの処理段階PS11の場合と同様に、端末装置100は、コンテンツC10を受信する。図1Aを参照して上述したように、コンテンツC10は、主コンテンツ(例えば、ウェブページ)である。コンテンツC11は、コンテンツC10内の副コンテンツ(例えば、広告コンテンツ)である。表示領域DA31は、コンテンツC10の可視領域である。表示領域DA31は、例えば、端末装置100の画面(例えば、ブラウザの表示領域)である。
処理段階PS32は、第2の処理段階を示す。処理段階PS32では、端末装置100は、コンテンツC11の縦横比(「アスペクト比」とも呼ばれる)に基づいて、コンテンツC11の領域(例えば、iframe)を複数の領域に分割する。そして、端末装置100は、複数の領域に、複数の計測点を配置する。
副コンテンツの縦横比に関しては、端末装置100は、主コンテンツ内のコンテンツスロットに表示される副コンテンツのサイズ(「寸法」とも呼ばれる)を取得することができる。例えば、副コンテンツがロードされた後に、端末装置100は、コンテンツスロットに実際に表示される副コンテンツのサイズを取得することができる。端末装置100は、例えば、コンテンツスロットに表示された副コンテンツの縦横比に関するプロパティを参照することができる。なお、端末装置100は、副コンテンツの画像を示すための要素から、画像のオリジナルのサイズを取得してもよい。あるいは、端末装置100は、所定のリポジトリ(例えば、所定のパス)から、画像のオリジナルのサイズを取得してもよい。
計測点の配置に関しては、副コンテンツの形状が長方形である場合に、例えば、はじめに、端末装置100は、「副コンテンツの長辺の長さ」を「副コンテンツの短辺の半分の長さ」で除算する。次いで、端末装置100は、「副コンテンツの長辺の長さ」を、この除算により得られた整数値の商で除算し、商を決定する。端末装置100は、所定の桁数の有効数字で、この商を決定することができる。次いで、端末装置100は、長辺の長さが「決定された商」であり、かつ短辺の長さが「副コンテンツの短辺の半分の長さ」である複数の長方形の領域に、副コンテンツの領域を分割する。その後、端末装置100は、複数の長方形の領域の各々の中央に、計測点を配置する。
このように、端末装置100は、短辺が「副コンテンツの短辺の半分の長さ」である長方形の数が最大になるように、複数の長方形の領域に、副コンテンツの領域を分割することができる。そして、端末装置100は、複数の長方形の領域にそれぞれ対応する複数の幾何中心に、複数の計測点をそれぞれ配置することができる。
図2Aの例では、端末装置100は、コンテンツC11の領域を、複数の長方形の領域に分割し、計測点MP301、計測点MP302、計測点MP303および計測点MP304を、複数の長方形の領域にそれぞれ配置する。
IABのビューアブルインプレッションの観点からは、図2Aに示されるように、端末装置100は、副コンテンツの領域の中央に、計測点MP305を配置してもよい。例えば、端末装置100が主コンテンツを縦方向にスクロールさせ、かつ複数の長方形の領域の縦方向の数が偶数である場合に、端末装置100は、副コンテンツの領域の中央に、計測点を配置してもよい。一方、端末装置100が主コンテンツを縦方向にスクロールさせ、かつ複数の長方形の領域の縦方向の数が奇数である場合に、端末装置100は、副コンテンツの領域の中央に、計測点を配置しなくてもよい。なぜなら、計測点が、副コンテンツの領域の縦方向の中心線上に位置するからである。副コンテンツの形状が長方形であり、かつブラウザの表示領域の形状が長方形である場合に、副コンテンツの領域の縦方向の中心線は、50%の副コンテンツの領域の境界である。このように、端末装置100は、ビューアブルインプレッションの定義に応じて、副コンテンツの領域内に計測点を配置してもよい。
処理段階PS33は、第3の処理段階を示す。処理段階PS33では、端末装置100は、コンテンツC10をスクロールさせる。表示領域DA32は、コンテンツC10の可視領域である。図2Aに示されるように、処理段階PS33では、少なくとも50%のコンテンツC11の領域が、ビューアブルな状態である。一方、計測点MP301、計測点MP302および計測点MP305は、表示領域DA32内に存在し、計測点MP303および計測点MP304は、表示領域DA32外に存在する。半数以上の計測点が、ユーザが閲覧可能な位置に表示されているため、端末装置100は、コンテンツC11(例えば、広告コンテンツ)がビューアブルな状態であると判定する。副コンテンツの領域が正方形に近い場合に、端末装置100は、上述の5点計測の場合と同様に、副コンテンツのビューアビリティを計測することができる。
図2Bを参照すると、処理段階PS41は、第1の処理段階を示す。処理段階PS41では、図1Bの処理段階PS21の場合と同様に、端末装置100は、コンテンツC20を受信する。図1Bを参照して上述したように、コンテンツC20は、主コンテンツ(例えば、ウェブページ)である。コンテンツC21は、コンテンツC20内の副コンテンツ(例えば、広告コンテンツ)である。表示領域DA41は、コンテンツC20の可視領域である。表示領域DA41は、例えば、端末装置100の画面(例えば、ブラウザの表示領域)である。
処理段階PS42は、第2の処理段階を示す。処理段階PS42では、図2Aの処理段階PS32の場合と同様に、端末装置100は、副コンテンツの縦横比に基づいて、副コンテンツの領域を複数の分割し、複数の領域に、複数の計測点を配置することができる。ここでは、重複する説明は、省略される。
図2Bの例では、端末装置100は、コンテンツC21の領域を、複数の長方形の領域に分割する。そして、端末装置100は、計測点MP401、計測点MP402、計測点MP403、計測点MP404、計測点MP405、計測点MP406、計測点MP407、計測点MP408、計測点MP409、計測点MP410、計測点MP411および計測点MP412を、複数の長方形の領域にそれぞれ配置する。加えて、端末装置100は、コンテンツC21の領域の中央に、計測点MP413を配置する。
処理段階PS43は、第3の処理段階を示す。処理段階PS43では、端末装置100は、コンテンツC20をスクロールさせる。表示領域DA42は、コンテンツC20の可視領域である。図2Bに示されるように、処理段階PS43では、少なくとも50%のコンテンツC21の領域が、ビューアブルな状態である。一方、計測点MP403、計測点MP404、計測点MP405、計測点MP406、計測点MP407、計測点MP408、計測点MP409、計測点MP410および計測点MP413は、表示領域DA42内に存在し、計測点MP401、計測点MP402、計測点MP411および計測点MP412は、表示領域DA42外に存在する。半数以上の計測点が、ユーザが閲覧可能な位置に表示されているため、端末装置100は、コンテンツC21(例えば、広告コンテンツ)がビューアブルな状態であると判定する。このように、副コンテンツの領域が縦長の長方形である場合でも、端末装置100は、副コンテンツのビューアビリティを正確に計測することができる。
図2Aおよび図2Bの例では、副コンテンツのビューアビリティ計測後に、端末装置100は、計測ログを、広告配信装置300に送信する。例えば、計測ログは、副コンテンツがビューアブルであることを示し得る。あるいは、計測点の視認性状態の計測後に、端末装置100は、計測ログを、広告配信装置300に送信してもよい。この場合、計測ログは、計測点が視認可能な状態で表示されたことを示し得る。広告配信装置300は、端末装置100から送信された計測ログに基づいて、副コンテンツのビューアビリティを測定することができる。
〔1-4.例示的な実施形態の効果〕
上述のように、例示的な実施形態に係る端末装置100は、コンテンツ(例えば、広告コンテンツ)の縦横比に基づいて、コンテンツの領域(例えば、広告の領域)を複数の領域に分割し、複数の領域に、計測点をそれぞれ設置する。そして、端末装置100は、複数の計測点の表示状況に応じて、コンテンツの表示状況(例えば、広告コンテンツのビューアビリティ)を計測する。これにより、端末装置100は、コンテンツの縦横比に応じて計測点の数や位置を動的に変更することができ、それによって、コンテンツのビューアビリティを高い精度で計測することができる。
以下、このような要素配置処理を行う端末装置100について詳細に説明する。
〔2.閲覧判定システム〕
次に、図3を参照して、端末装置100を含むシステムの構成例について説明する。
〔2-1.閲覧判定システムの構成要素〕
図3は、実施形態に係る閲覧判定システム1の一例を示す図である。図3に示されるように、閲覧判定システム1は、端末装置100、コンテンツ提供装置200および広告配信装置300等の構成要素を含む。図1中では図示していないが、閲覧判定システム1は、複数台の端末装置100や、複数台のコンテンツ提供装置200や、複数台の広告配信装置300を含んでもよい。また、閲覧判定システム1は、端末装置100に関係するエンティティ(例えば、業者、エンドユーザ)の装置等の、他の構成要素を含んでもよい。
閲覧判定システム1において、端末装置100、コンテンツ提供装置200および広告配信装置300は、それぞれネットワークNと有線又は無線により接続される。ネットワークNは、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)等のネットワークである。閲覧判定システム1の構成要素は、ネットワークNを介して互いに通信を行うことができる。
端末装置100(配置装置の一例に相当)は、コンテンツの表示態様を測定するための処理を実行する情報処理装置である。端末装置100は、コンテンツが実際に閲覧されたかを判定するために使用される要素を、コンテンツに割り当てることができる。端末装置100は、スマートフォン、デスクトップ型PC、ノート型PC、タブレット型PC等のクライアント装置を含む、任意のタイプの情報処理装置であってもよい。端末装置100の構成例は、次の節で詳述される。
コンテンツ提供装置200は、ウェブページ、アプリ内コンテンツ等のコンテンツを端末装置100に提供する情報処理装置である。コンテンツ提供装置200は、端末装置100のブラウザを介して、ウェブページを提供することができる。また、コンテンツ提供装置200は、ネイティブアプリ等の、端末装置100にインストールされたアプリを介して、アプリ内コンテンツを提供することができる。コンテンツ提供装置200によって提供されたコンテンツは、広告コンテンツを要求する命令(広告コードとも呼ばれる)を含み得る。
広告配信装置300は、コンテンツ提供装置200によって提供されたコンテンツ内のコンテンツスロットに広告コンテンツを配信する情報処理装置である。端末装置100がコンテンツに含まれる命令に従って広告コンテンツを要求した場合に、広告配信装置300は、広告コンテンツを端末装置100に配信することができる。広告配信装置300は、端末装置100を利用するユーザのユーザ情報(例えば、デモグラフィック属性、サイコグラフィック属性)や、広告コンテンツに関する各種データ(例えば、入札価格、広告の品質)に基づいて、配信される広告コンテンツを決定してもよい。
〔2-2.端末装置の構成〕
図3に示されるように、端末装置100は、通信部110と、入力部120と、出力部130と、制御部140とを有する。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、有線または無線によりネットワーク網と接続される。通信部110は、コンテンツ提供装置200および広告配信装置300に、ネットワークNを介して、通信可能に接続されてもよい。通信部110は、コンテンツ提供装置200および広告配信装置300との間で、ネットワーク網を介して、情報の送受信を行うことができる。
(入力部120)
入力部120は、端末装置100のユーザから各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。
(出力部130)
出力部130は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部130は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置100にタッチパネルが採用される場合には、入力部120と出力部130とは一体化される。
(制御部140)
制御部140は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配置プログラムの一例に相当)がRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、ウェブブラウザと呼ばれるアプリケーションプログラムや、モバイルアプリケーションと呼ばれるアプリケーションソフトウェアに該当する。また、制御部140は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、GPGPU(General Purpose Graphic Processing Unit)等の集積回路により実現されてもよい。
制御部140は、図3に示されるように、受信部141と、取得部142と、配置部143と、判定部144と、送信部145とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。また、制御部140は、図2Aおよび図2Bを参照して上述した要素配置処理を実現することができる。端末装置100の1つまたは複数のプロセッサは、端末装置100の1つまたは複数のメモリに記憶された命令を実行することによって、制御部140内の各制御部の機能を実現することができる。なお、制御部140の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。例えば、配置部143は、配置部143以外の部に関して後述する情報処理の全部または一部を行ってもよい。
(受信部141)
受信部141は、端末装置100のユーザの操作に従って、ウェブページ、アプリ内コンテンツ等のコンテンツの取得要求を、コンテンツ提供装置200に送信することができる。受信部141は、コンテンツの取得要求に対する応答として、コンテンツ提供装置200から、コンテンツを受信することができる。受信されたコンテンツは、広告コンテンツを要求する命令(例えば、JavaScript等のクライアントサイドスクリプトで記述された広告コード)を含み得る。この命令は、端末装置100の受信部141に、所定のリポジトリ(例えば、所定のパス)から広告コンテンツを取得させることができる。後述するように、この命令は、受信部141に、広告配信装置300から広告コンテンツを受信させることができる。
受信部141は、コンテンツ提供装置200から受信されたコンテンツに含まれる命令に従って、広告コンテンツ等のコンテンツの取得要求を、広告配信装置300に送信することができる。受信部141は、広告コンテンツの取得要求に対する応答として、広告コンテンツとともに、制御情報を、広告配信装置300から受信することができる。受信部141は、クライアントサイドスクリプトとして、制御情報を受信することができる。
制御情報は、制御部130に、取得部142、配置部143、判定部144および送信部145に関して後述する情報処理を行わせることができる。制御情報は、例えば、JavaScript等のスクリプト言語で記述されたプログラムである。
(取得部142)
取得部142は、例えば、CPUやMPU等によって、上述の制御情報がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、上述の制御情報は、取得手順を端末装置100に実行させる。この場合、取得部142は、取得手順により実現される。
取得部142は、コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたかを判定するために使用される各種情報を取得することができる。取得部142は、各種情報として、コンテンツの閲覧の態様を示す閲覧態様情報を取得することができる。取得部142は、受信部141によって受信された各種データ(例えば、コンテンツ)から、各種情報を取得することができる。また、取得部142は、所定のリポジトリ(例えば、所定のパス)から、各種情報を取得することができる。例えば、取得部142は、広告配信装置300から、各種情報を取得することができる。
少なくとも1つの実施形態では、取得部142は、コンテンツの閲覧の態様を示す閲覧態様情報を取得する。例えば、取得部142は、閲覧態様情報として、コンテンツの形状を示す情報を取得する。また、例えば、取得部142は、コンテンツの形状を示す情報として、コンテンツの寸法を取得する。
一例では、取得部142は、主コンテンツ内のコンテンツスロットに表示される副コンテンツのサイズを取得することができる。例えば、副コンテンツがロードされた後に、取得部142は、コンテンツスロットに実際に表示される副コンテンツのサイズを取得することができる。取得部142は、例えば、コンテンツスロットに表示された副コンテンツの縦横比に関するプロパティを参照することができる。なお、取得部142は、副コンテンツの画像を示すための要素から、画像のオリジナルのサイズを取得してもよい。あるいは、端末装置100は、広告配信装置300の記憶装置等の所定のリポジトリ(例えば、所定のパス)から、画像のオリジナルのサイズを取得してもよい。
(配置部143)
配置部143は、例えば、CPUやMPU等によって、上述の制御情報がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、上述の制御情報は、配置手順を端末装置100に実行させる。この場合、配置部143は、配置手順により実現される。
配置部143は、取得部142によって取得された閲覧態様情報に基づいて、コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたかを判定するために使用される要素の配置の態様を決定することができる。例えば、配置部143は、閲覧態様情報に基づいて、要素の数や位置を決定することができる。
少なくとも1つの実施形態では、配置部143は、取得部142によって取得された閲覧態様情報に基づく態様で、コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたかを判定するために使用される少なくとも1つの要素を、コンテンツが提供されるコンテンツ領域に配置する。
少なくとも1つの実施形態では、少なくとも1つの要素は、コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたかを判定するために使用される複数の要素を含む。少なくとも1つの実施形態では、配置部143は、閲覧態様情報に基づいて、コンテンツ領域を複数の領域に分割し、複数の要素を、この複数の領域にそれぞれ配置する。
配置部143は、取得部142によって取得されたコンテンツの縦横比に応じて、コンテンツの領域を、複数の領域に分割することができる。そして、配置部143は、複数の領域に複数の計測点をそれぞれ設置することができる。
一例では、配置部143は、コンテンツの縦横比(「アスペクト比」とも呼ばれる)に基づいて、コンテンツの領域(例えば、iframe)を複数の領域に分割する。そして、配置部143は、複数の領域に、複数の計測点を配置する。各計測点は、例えば、コンテンツの一部の描画を計測するための描画計測点として実装され得る。
計測点の配置に関しては、副コンテンツの形状が長方形である場合に、例えば、はじめに、配置部143は、「副コンテンツの長辺の長さ」を「副コンテンツの短辺の半分の長さ」で除算する。次いで、配置部143は、「副コンテンツの長辺の長さ」を、この除算により得られた整数値の商で除算し、商を決定する。配置部143は、所定の桁数の有効数字で、この商を決定することができる。次いで、配置部143は、長辺の長さが「決定された商」であり、かつ短辺の長さが「副コンテンツの短辺の半分の長さ」である複数の長方形の領域に、副コンテンツの領域を分割する。その後、配置部143は、複数の長方形の領域の各々の中央に、計測点を配置する。
このように、配置部143は、短辺が「副コンテンツの短辺の半分の長さ」である長方形の数が最大になるように、複数の長方形の領域に、副コンテンツの領域を分割することができる。そして、配置部143は、複数の長方形の領域にそれぞれ対応する複数の幾何中心に、複数の計測点をそれぞれ配置することができる。
図2Aを参照して上述したように、例えば、配置部143は、コンテンツC11の領域を、複数の長方形の領域に分割し、計測点MP301、計測点MP302、計測点MP303および計測点MP304を、複数の長方形の領域にそれぞれ配置する。
IABのビューアブルインプレッションの観点からは、図2Aに示されるように、配置部143は、副コンテンツの領域の中央に、計測点MP305を配置してもよい。例えば、端末装置100が主コンテンツを縦方向にスクロールさせ、かつ複数の長方形の領域の縦方向の数が偶数である場合に、配置部143は、副コンテンツの領域の中央に、計測点を配置してもよい。一方、端末装置100が主コンテンツを縦方向にスクロールさせ、かつ複数の長方形の領域の縦方向の数が奇数である場合に、配置部143は、副コンテンツの領域の中央に、計測点を配置しなくてもよい。なぜなら、計測点が、副コンテンツの領域の縦方向の中心線上に位置するからである。副コンテンツの形状が長方形であり、かつブラウザの表示領域の形状が長方形である場合に、副コンテンツの領域の縦方向の中心線は、50%の副コンテンツの領域の境界である。このように、配置部143は、ビューアブルインプレッションの定義に応じて、副コンテンツの領域内に計測点を配置してもよい。
(判定部144)
判定部144は、例えば、CPUやMPU等によって、上述の制御情報がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、上述の制御情報は、判定手順を端末装置100に実行させる。この場合、判定部144は、判定手順により実現される。
少なくとも1つの実施形態では、判定部144は、配置部143によって配置された少なくとも1つの要素がユーザにとって閲覧可能である位置に表示されたかを判定する。
判定部144は、配置部143によって設置された複数の計測点のうちの半数が視認可能な状態である場合に、コンテンツの領域の50%が視認可能であると判定することができる。判定部144は、所定のインターバル(例えば、1秒ごと)で、各計測点が視認可能に表示されているかを確認することができる。コンテンツ(例えば、広告コンテンツ)は、このコンテンツを含む他のコンテンツ(例えば、ウェブページ)のスクロールによって表示される場合がある。このため、判定部144は、他のコンテンツがスクロールされた時点で、各計測点が視認可能に表示されているかを確認してもよい。例えば、判定部144は、ブラウザのAPIを使用することによって、各計測点の可視性状態を監視することができる。
一例では、半数以上の計測点が、ユーザが閲覧可能な位置に表示されている場合に、判定部144は、コンテンツ(例えば、広告コンテンツ)がビューアブルな状態であると判定する。副コンテンツの領域が正方形に近い場合に、判定部144は、は、上述の5点計測の場合と同様に、副コンテンツのビューアビリティを計測することができる。
(送信部145)
送信部145は、例えば、CPUやMPU等によって、上述の制御情報がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、上述の制御情報は、送信手順を端末装置100に実行させる。この場合、送信部145は、送信手順により実現される。
少なくとも1つの実施形態では、送信部145は、判定部144による判定に基づいて、コンテンツの表示状態に関する表示状態情報を送信する。
例えば、送信部145は、表示状態情報として、少なくとも1つの要素がユーザにとって閲覧可能である位置に表示されたことを示す情報を送信する。
また、例えば、送信部145は、判定部144による判定が所定の条件を満たす場合に、コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたことを示す情報を送信する。例えば、送信部145は、判定が、少なくとも1つの要素に対するユーザにとって閲覧可能である位置に表示された少なくとも1つの要素の割合が閾値を超えるという条件である所定の条件を満たす場合に、コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたことを示す情報を送信する。
一例では、副コンテンツのビューアビリティ計測後に、送信部145は、計測ログを、広告配信装置300に送信する。例えば、計測ログは、副コンテンツがビューアブルであることを示し得る。あるいは、計測点の視認性状態の計測後に、送信部145は、計測ログを、広告配信装置300に送信してもよい。言い換えると、上述の判定部144は、副コンテンツのビューアビリティを計測しなくてもよい。この場合、計測ログは、計測点が視認可能な状態で表示されたことを示し得る。広告配信装置300は、送信部145から送信された計測ログに基づいて、副コンテンツのビューアビリティを測定することができる。
〔3.要素配置処理のフロー〕
次に、図4を参照して、実施形態に係る端末装置100による要素配置処理の手順について説明する。
図4は、実施形態に係る端末装置100によって実行される、広告のビューアビリティを計測するための処理の一例を示すフローチャートである。
図4に示されるように、はじめに、端末装置100の受信部141は、コンテンツ提供装置200から、コンテンツを受信する(ステップS101)。
次いで、受信部141は、広告配信装置300に、広告を要求する(ステップS102)。
次いで、受信部141は、広告配信装置300から、広告を受信する(ステップS103)。
次いで、端末装置100の取得部142は、受信部141によって受信された広告の縦横比を取得する(ステップS104)。
次いで、端末装置100の配置部143は、取得部142によって取得された広告の縦横比に基づいて、広告が表示される広告枠を複数の枠に分割する(ステップS105)。
次いで、配置部143は、複数の枠に複数の計測点をそれぞれ設置する(ステップS106)。各枠に設置された各計測点は、各計測点が設置された座標のビューアビリティを計測する。例えば、配置部143は、各枠の中央に計測点を設置する。
次いで、端末装置100の判定部144は、コンテンツの可視領域に表示された複数の計測点の割合が閾値以上であるかを判定する(ステップS107)。例えば、判定部144は、可視領域に1秒以上表示された複数の計測点の割合が50%以上であるかを判定する。
判定部144がコンテンツの可視領域に表示された複数の計測点の割合が閾値以上でないと判定した場合に(ステップS107:No)、判定部144は、再度ステップS107を実行する。判定部144がコンテンツの可視領域に表示された複数の計測点の割合が閾値以上であると判定した場合に(ステップS107:Yes)、判定部144は、広告がビューアブルであると判定する(ステップS108)。すなわち、計測点の半数が視認可能に表示された場合に、判定部144は、広告がビューアブルな状態で表示されていると判定する。
〔4.他の実施形態〕
上述の実施形態に係る端末装置100は、上述の実施形態以外にも、種々の異なる形態で実施されてよい。そこで、以下では、上記の端末装置100の他の実施形態について説明する。
〔4-1.描画完了点の設置〕
いくつかの実施形態では、配置部143は、コンテンツ領域の外側に位置する不可視領域に、判定部144による判定のタイミングを制御するために使用される他の要素を配置してもよい。いくつかの実施形態では、判定部144は、配置部143によって配置された他の要素がユーザにとって閲覧可能である位置に表示された場合に、少なくとも1つの要素がユーザにとって閲覧可能である位置に表示されたかを判定してもよい。
特定の動作環境(例えば、特定のブラウザ)において、上述の計測スクリプト(例えば、判定手順や送信手順をコンピュータに実行させるプログラム)が、計測点の描画完了前に、実行される場合がある。そこで、配置部143は、計測スクリプトの実行タイミングを調整するために、副コンテンツ(例えば、広告コンテンツ)の領域外の不可視領域に、描画完了点を設置してもよい。この描画完了点の描画完了後に、判定部144は、計測点の可視性状態を判定してもよい。描画完了点の描画完了は、計測点が計測可能な状態であることを示し得る。このため、端末装置100は、適切なタイミングでビューアビリティを計測することができる。
〔4-2.操作特性に基づく要素の配置〕
いくつかの実施形態では、取得部142は、閲覧態様情報として、コンテンツに対する操作の特性を示す情報を取得してもよい。
例えば、取得部142は、閲覧態様情報として、端末装置100のユーザのスクロール速度の傾向を示す情報を、広告配信装置300から取得してもよい。平均のスクロール速度が速い場合に、ユーザは、コンテンツを閲覧する傾向が弱いかもしれない。この場合、配置部143は、プロセッサの負荷を低減させるために、コンテンツの領域の中央に、1つの計測点を設置してもよい。
〔4-3.閲覧状況に基づく要素の配置〕
取得部142は、閲覧態様情報として、コンテンツの閲覧の状況を示す情報を、広告配信装置300から取得してもよい。例えば、端末装置100に搭載されたカメラが、端末装置100のユーザの視線を検出してもよい。そして、カメラによって検出された視線を示す情報を、広告配信装置300に送信してもよい。これにより、広告配信装置300は、視線を示す情報に基づいて、コンテンツの閲覧の状況を示す情報を生成することができる。配置部143は、コンテンツの閲覧の状況を示す情報に基づいて、コンテンツの領域に計測点を設置してもよい。例えば、ユーザがアイキャッチ(例えば、広告モデル、マスコット)を閲覧する傾向が強い場合に、配置部143は、コンテンツの領域のうちのアイキャッチに対応する領域に、計測点を設置してもよい。
〔4-4.画面のサイズ〕
一般的に、副コンテンツのアスペクト比は、端末装置100の画面のサイズによって変化しない。しかしながら、副コンテンツの表示サイズは、端末装置100の画面のサイズによって変化する場合がある。すなわち、副コンテンツの表示サイズは、調整される場合がある。コンテンツの表示サイズは、このコンテンツがビューアブルな状態である場合の実際のサイズである。取得部142は、閲覧態様情報として、コンテンツの表示サイズを示す情報を取得してもよい。配置部143は、コンテンツの表示サイズに基づいて、コンテンツの領域に計測点を設置してもよい。例えば、コンテンツの表示サイズが閾値を超える場合に、配置部143は、コンテンツの領域を、所定の数(例えば、10個)の領域に分割してもよい。また、例えば、コンテンツの表示サイズが閾値を超えない場合に、配置部143は、コンテンツの領域を、所定の数(例えば、4個)の領域に分割してもよい。コンテンツを含む他のコンテンツが全画面表示されている場合に、配置部143は、コンテンツの領域の中央に、1つの計測点を設置してもよい。
〔4-5.コンテンツ閲覧のログ〕
取得部142は、閲覧態様情報として、コンテンツの閲覧履歴を、広告配信装置300から取得してもよい。例えば、取得部142は、コンテンツの閲覧履歴として、コンテンツが選択されたことを示す選択履歴を取得してもよい。配置部143は、コンテンツの閲覧履歴と、このコンテンツの領域に設置された計測点とを比較することによって、このコンテンツのビューアビリティを測定するための計測点の配置の態様を決定してもよい。例示のために、1つの計測点がコンテンツの領域の中央に設置されると仮定する。さらに、このコンテンツが選択された場合に、この1つの計測点も、高い精度でビューアブルであると判定されていると仮定する。この例では、配置部143は、コンテンツの選択履歴と計測点のログとに基づいて、コンテンツの領域の中央に、1つの計測点を設置してもよい。
〔4-6.計測点の実装形態〕
いくつかの実装形態では、計測点は、フレームとして実装されてもよい。例えば、複数の計測点は、複数のiframeとして実装されてもよい。配置部143は、広告が配信されるiframeに、複数のiframeを設置してもよい。そして、判定部144は、複数のiframeの各々の視認性を計測してもよい。例えば、フレームの視認性を計測するブラウザAPIは、判定部144が、複数のiframeの各々の視認性を計測することを可能にする。このようにして、判定部144は、広告領域のピクセルを監視することができる。
〔4-7.制御情報の実装形態〕
上述の実施形態では、受信部141が、広告コンテンツの取得要求に対する応答として、広告コンテンツとともに、制御情報を、広告配信装置300から受信しているが、これに限定されるものではない。受信部141は、コンテンツ提供装置200から、コンテンツとともに、制御情報を受信してもよい。コンテンツ提供装置200から受信されたコンテンツは、制御情報を含んでもよい。コンテンツ提供装置200から受信されたコンテンツがアプリ内コンテンツである場合に、上述の制御情報によって実現される機能は、アプリ(例えば、モバイルアプリ)の機能として実装されてもよい。
〔4-8.動画広告のビューアビリティ〕
広告配信装置300によって配信された広告コンテンツは、動画広告であってもよい。端末装置100は、静止画像の広告コンテンツの場合と同様に、動画広告が配信される広告枠を複数の領域に分割し、複数の領域に計測点をそれぞれ設置することができる。IABのビューアブルインプレッションの観点からは、端末装置100は、動画広告が少なくとも2秒間再生されている間に少なくとも50%の動画広告の領域が閲覧可能である場合に、動画広告が実際に閲覧されたと判定してもよい。
〔4-9.ビューアビリティの定義〕
ビューアビリティの概念は、IABによるビューアビリティの定義に限定されない。いくつかの実装形態では、ビューアビリティの定義は、どのような閲覧態様をエンティティ(例えば、アドネットワーク事業者)が検知したいかに従って、決定され得る。例えば、エンティティは、ビューアブルインプレッションを、「少なくとも80%のコンテンツの領域が少なくとも3秒間閲覧可能であるインプレッション」で定義してもよい。配置部143は、ビューアビリティの定義に基づいて、計測点の配置の態様を決定してもよい。
〔4-10.副コンテンツの種別〕
副コンテンツは、広告コンテンツに限定されない。副コンテンツは、商品リンク等のプロモーション、画像、ビデオ、SNS(Social Networking Service)の埋め込み等の各種コンテンツであってもよい。
〔4-11.端末装置による要素配置処理の実行主体〕
広告配信装置300は、上述の実施形態において端末装置100によって実行された要素配置処理の全部または一部を実行してもよい。いくつかの実装形態では、広告配信装置300は、取得部142および配置部143に関して上述した情報処理の全部または一部を行ってもよい。例えば、広告配信装置300は、広告配信装置300の記憶装置から、閲覧態様情報として、副コンテンツのオリジナルのサイズを取得してもよい。そして、広告配信装置300は、副コンテンツのオリジナルのサイズに基づいて、副コンテンツの領域に計測点を配置してもよい。広告配信装置300は、計測点が予め配置された副コンテンツを、端末装置100に送信してもよい。
〔5.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置100は、例えば図5に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図5は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一時的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が端末装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。
〔7.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る端末装置100は、取得部142と、配置部143とを有する。
実施形態に係る端末装置100において、取得部142は、コンテンツの閲覧の態様を示す閲覧態様情報を取得する。また、実施形態に係る端末装置100において、配置部143は、取得部142によって取得された閲覧態様情報に基づく態様で、コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたかを判定するために使用される少なくとも1つの要素を、コンテンツが提供されるコンテンツ領域に配置する。
また、実施形態に係る端末装置100において、取得部142は、閲覧態様情報として、コンテンツの形状を示す情報を取得する。
また、実施形態に係る端末装置100において、取得部142は、コンテンツの形状を示す情報として、コンテンツの寸法を取得する。
また、実施形態に係る端末装置100は、配置部143によって配置された少なくとも1つの要素がユーザにとって閲覧可能である位置に表示されたかを判定する判定部144を有する。また、実施形態に係る端末装置100は、判定部144による判定に基づいて、コンテンツの表示状態に関する表示状態情報を送信する送信部145を有する。
また、実施形態に係る端末装置100において、送信部145は、表示状態情報として、少なくとも1つの要素がユーザにとって閲覧可能である位置に表示されたことを示す情報を送信する。
また、実施形態に係る端末装置100において、送信部145は、判定部144による判定が所定の条件を満たす場合に、コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたことを示す情報を送信する。
また、実施形態に係る端末装置100において、送信部145は、判定が、少なくとも1つの要素に対するユーザにとって閲覧可能である位置に表示された少なくとも1つの要素の割合が閾値を超えるという条件である所定の条件を満たす場合に、コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたことを示す情報を送信する。
また、実施形態に係る端末装置100において、配置部143は、コンテンツ領域の外側に位置する不可視領域に、判定部144による判定のタイミングを制御するために使用される他の要素を配置する。また、実施形態に係る端末装置100において、判定部144は、配置部143によって配置された他の要素がユーザにとって閲覧可能である位置に表示された場合に、少なくとも1つの要素がユーザにとって閲覧可能である位置に表示されたかを判定する。
また、実施形態に係る端末装置100において、少なくとも1つの要素は、コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたかを判定するために使用される複数の要素を含む。また、実施形態に係る端末装置100において、配置部143は、閲覧態様情報に基づいて、コンテンツ領域を複数の領域に分割し、複数の要素を、この複数の領域にそれぞれ配置する。
また、実施形態に係る端末装置100において、取得部142は、閲覧態様情報として、コンテンツに対する操作の特性を示す情報を取得する。
上述した各処理により、端末装置100は、コンテンツが実際に閲覧されたかを高い精度で判定することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、配置部は、配置手段や配置回路に読み替えることができる。
1 閲覧判定システム
100 端末装置
110 通信部
120 入力部
130 出力部
140 制御部
141 受信部
142 取得部
143 配置部
144 判定部
145 送信部
200 コンテンツ提供装置
300 広告配信装置

Claims (8)

  1. コンテンツの縦横比を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された縦横比に基づいて、前記コンテンツが提供されるコンテンツ領域を、長方形の複数の領域であって、各長方形の領域の短辺の長さが、前記コンテンツの短辺の半分の長さであり、各長方形の領域の長辺の長さが、前記コンテンツの長辺を、前記コンテンツの長辺を前記コンテンツの短辺の半分の長さで除算することにより得られる整数値の商で、除算することにより決定される商である、長方形の複数の領域に分割し、前記長方形の複数の領域に、前記コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたかを判定するために使用される複数の要素を、それぞれ配置する配置手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする配置プログラム。
  2. 前記配置手順によって配置された複数の要素が前記ユーザにとって閲覧可能である位置に表示されたかを判定する判定手順と、
    前記判定手順による判定に基づいて、前記コンテンツの表示状態に関する表示状態情報を送信する送信手順と
    をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の配置プログラム。
  3. 前記送信手順は、前記表示状態情報として、前記複数の要素が前記ユーザにとって閲覧可能である位置に表示されたことを示す情報を送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の配置プログラム。
  4. 前記送信手順は、前記判定手順による判定が所定の条件を満たす場合に、前記コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたことを示す情報を送信する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の配置プログラム。
  5. 前記送信手順は、前記判定が、前記複数の要素に対する前記ユーザにとって閲覧可能である位置に表示された前記複数の要素の割合が閾値を超えるという条件である前記所定の条件を満たす場合に、前記コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたことを示す前記情報を送信する
    ことを特徴とする請求項4に記載の配置プログラム。
  6. 前記配置手順は、前記コンテンツ領域の外側に位置する不可視領域に、前記判定手順による判定のタイミングを制御するために使用される他の要素を配置し、
    前記判定手順は、前記配置手順によって配置された他の要素が前記ユーザにとって閲覧可能である位置に表示された場合に、前記複数の要素が前記ユーザにとって閲覧可能である位置に表示されたかを判定する
    ことを特徴とする請求項2~5のうちいずれか1つに記載の配置プログラム。
  7. コンテンツの縦横比を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された縦横比に基づいて、前記コンテンツが提供されるコンテンツ領域を、長方形の複数の領域であって、各長方形の領域の短辺の長さが、前記コンテンツの短辺の半分の長さであり、各長方形の領域の長辺の長さが、前記コンテンツの長辺を、前記コンテンツの長辺を前記コンテンツの短辺の半分の長さで除算することにより得られる整数値の商で、除算することにより決定される商である、長方形の複数の領域に分割し、前記長方形の複数の領域に、前記コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたかを判定するために使用される複数の要素を、それぞれ配置する配置部と
    を備えることを特徴とする配置装置。
  8. コンピュータが実行する配置方法であって、
    コンテンツの縦横比を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された縦横比に基づいて、前記コンテンツが提供されるコンテンツ領域を、長方形の複数の領域であって、各長方形の領域の短辺の長さが、前記コンテンツの短辺の半分の長さであり、各長方形の領域の長辺の長さが、前記コンテンツの長辺を、前記コンテンツの長辺を前記コンテンツの短辺の半分の長さで除算することにより得られる整数値の商で、除算することにより決定される商である、長方形の複数の領域に分割し、前記長方形の複数の領域に、前記コンテンツが実際にユーザによって閲覧されたかを判定するために使用される複数の要素を、それぞれ配置する配置工程と
    を含むことを特徴とする配置方法。
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