JP2020013473A - 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置 - Google Patents

情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツに係る情報の訴求効果を向上させることができる。【解決手段】本願に係る情報表示プログラムは、コンピュータにウェブコンテンツを表示するとともに、当該ウェブコンテンツの前面に配置された所定の表示領域内に広告に関する第1コンテンツを配置して表示する表示手順と、前記ウェブコンテンツに対するスクロール操作に応じて、前記表示領域内の第1コンテンツを広告に関する第2コンテンツに変更させる表示制御手順とを実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置に関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、インターネットを介した情報配信が盛んに行われている。例えば、ウェブコンテンツ内に配置された所定の表示領域に第1コンテンツを配置して表示し、利用者が第1コンテンツを選択した場合は、選択された位置から第1コンテンツを徐々に第2コンテンツへと変化させる技術が知られている。
特開2017−59129号公報
しかしながら、上記の従来技術では、コンテンツに係る情報の訴求効果を向上させる余地がある。例えば、上記の従来技術では、第1コンテンツへの操作をトリガとして第1コンテンツを第2コンテンツへと変更するため、利用者が第1コンテンツに興味を有さず、操作を行わなかった場合に、利用者に対して第2コンテンツを提供することができない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、コンテンツに係る情報の訴求効果を向上させる情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置を提供することを目的とする。
本願に係る情報表示プログラムは、コンピュータにウェブコンテンツを表示するとともに、当該ウェブコンテンツの前面に配置された所定の表示領域内に広告に関する第1コンテンツを配置して表示する表示手順と、前記ウェブコンテンツに対するスクロール操作に応じて、前記表示領域内の第1コンテンツを広告に関する第2コンテンツに変更させる表示制御手順とを実行させる。
実施形態の一態様によれば、コンテンツに係る情報の訴求効果を向上させる情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置を提供することができる。
図1は、実施形態に係る端末装置が実行する表示処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る配信システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る広告配信サーバの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る広告データベースに格納された情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る広告データベースに格納された情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る端末装置が実行する表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置を実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置が限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施形態]
〔1.端末装置の一例〕
まず、図1を用いて、情報表示装置の一例である端末装置100が実行する表示処理の一例について説明する。なお、以下の説明では、端末装置100が実行する表示処理として、ポータルサイト等、任意のウェブコンテンツであるウェブコンテンツC10や、広告に関するコンテンツであるコンテンツC20、C30の配信を受付けると、ウェブコンテンツC10と共に、各コンテンツC20、C30を表示する処理の一例について説明する。
図1は、実施形態に係る端末装置が実行する表示処理の一例を示す図である。なお、図1に示す例では、端末装置100が表示処理においてウェブコンテンツC10や各コンテンツC20、C30を表示する処理を、第1状態〜第6状態に分けて記載した。
なお、以下の説明では、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20、C30を画面に表示する際に基準となる位置であり、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20、C30を表示する際に、画面上の最も上側に配置される端をウェブコンテンツC10やコンテンツC20、C30の上端と記載する。また、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20、C30を画面に表示する際に生じる端のうち、画面上の最も下側に配置される端をウェブコンテンツC10やコンテンツC20、C30の下端と記載する。
また、以下の説明では、端末装置100が有する画面上において、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20、C30の上端が表示される方向を画面上方向と記載し、画面上においてウェブコンテンツC10やコンテンツC20、C30の下端が表示される方向を画面下方向と記載する。また、端末装置100が有する画面上において、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20、C30の左側の端が表示される方向を画面左方向と記載し、画面上においてウェブコンテンツC10やコンテンツC20、C30の右側の端が表示される方向を画面右方向と記載する。
まず、図1を用いて、第1表示処理について説明する。端末装置100は、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、3G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置100は、液晶ディスプレイ等の画面であって、タッチパネルの機能を有する画面を有し、利用者から指やスタイラス等によりタップ操作、スライド操作、スクロール操作等、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20、C30に対する各種の操作を受付ける。なお、以下の説明では、画面のうち、ウェブコンテンツC10が表示されている領域上で行われた操作を、ウェブコンテンツC10に対する操作と記載する場合がある。
ここで、端末装置100が有する画面は、長方形の画面を有しているものとする。より具体的には、端末装置100が有する画面は、縦方向の長さが横方向の長さよりも長い縦長の画面を有するものとする。また、以下の説明では、端末装置100は、画面が縦長となる状態で使用される例について記載するが、実施形態は、これに限定されるものではなく、画面が横長となる状態で使用されてもよい。
ウェブコンテンツC10は、例えば、ニュース、天気予報、受信メールのインデックスや内容、フォトビュワー、その他各種のコンテンツが配置されたウェブページであり、HTML(Hyper Text Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)等で記述された、いわゆるポータルサイトのウェブページである。
例えば、ウェブコンテンツC10は、ニュース、天気予報、受信メールのインデックスや内容、フォトビュワー、その他各種のコンテンツが独立したタイル状に配置されたコンテンツであり、タイル状に配置されたコンテンツごとに操作や更新等を行うことができるコンテンツである。また、ウェブコンテンツC10には、広告に関連するコンテンツが配置されたタイルが随時挿入される。なお、ウェブコンテンツC10に配置される各タイルの大きさ、配置位置、配置されるタイルの数は、タイルごとに自動で変更されてもよく、利用者の操作に応じて変更されてもよい。また、ウェブコンテンツC10には、検索キーワードを入力するための入力欄や、他のウェブページへのリンク等が含まれていてもよい。
また、ウェブコンテンツC10は、スマートデバイス用に最適化されたウェブページであり、横方向の表示サイズが、端末装置100が有する画面の横方向の表示サイズと同じウェブページであるものとする。また、ウェブコンテンツC10は、縦方向の表示サイズが、端末装置100が有する出力部130(例えば、図6参照)の縦方向の表示サイズよりも長い(以下、縦長と記載する。)ウェブページであり、端末装置100の利用者の属性、利用者が選択したタイルに配置されたコンテンツの内容、入力した検索キーワード等により、タイルに配置されるコンテンツの内容や順序が変更されるものとする。
また、ウェブコンテンツC10は、コンテンツ配信サーバ30により配信される。例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10の配信を行うコンテンツ配信サーバ30に対して、URL(Uniform Resource Locator)等を送信する。このような場合、コンテンツ配信サーバ30は、ウェブコンテンツC10の配信を行う。
コンテンツC20は、ウェブコンテンツC10とは異なるコンテンツであり、例えば、所定の店舗や取引対象を示す写真やテキストが含まれる画像である。なお、コンテンツC20は、GIF(Graphics Interchange Format)動画やMPEG(Moving Picture Experts Group)等、任意の形式の動画像であってもよい。また、コンテンツC20は、任意のコンテンツが適用可能である。例えば、コンテンツC20は、広告に係るコンテンツ(以下、広告コンテンツと記載する。)である。より具体的には、コンテンツC20は、所定の商品、役務、ブランド、会社若しくは他のコンテンツ等に関する情報を利用者に伝えるためのコンテンツである。
ここで、広告コンテンツとは、営利若しくは非営利の広告だけではなく、ボランティアの募集、公共広告、公共に対する通知、ウェブコンテンツC10にかかる情報の一部、その他任意のコンテンツであるものとする。すなわち、広告コンテンツは、いわゆる広告関連の情報を含むコンテンツのみならず、利用者に興味を抱かせ、広告コンテンツに含まれる情報、または、広告コンテンツと関連するコンテンツ(例えば、ランディングページ等)に含まれる情報を広く報知するものであれば、画像、動画像、文字、図形、記号、ハイパーリンク、その他任意のコンテンツを適用可能である。すなわち、利用者に対してウェブコンテンツC10よりも興味を生じさせようとするコンテンツであれば、任意のコンテンツを広告コンテンツとして適用可能である。
例えば、コンテンツC20は、広告対象となるレストランの店舗内や、広告対象となるレストランが提供する飲食物が撮影された画像である。ここで、コンテンツC20は、任意の表示サイズにより表示される画像であってよい。例えば、コンテンツC20は、ウェブコンテンツC10と共に表示される画像として登録されたものであってもよく、ウェブコンテンツC10とは異なる所定のウェブコンテンツにおいて表示される画像として登録された画像であってもよい。
コンテンツC30は、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20とは異なるコンテンツであり、例えば、コンテンツC20と関連するコンテンツである。ここで、図1に示す例では、コンテンツC30は、コンテンツC20と同じ表示サイズであるものとするが、実施形態は、これに限定されるものではない。後述するように、端末装置100は、コンテンツC20の表示サイズを所定の表示サイズまで縮小するが、コンテンツC30は、コンテンツC20の縮小前の表示サイズと同じ表示サイズであってもよく、コンテンツC20の縮小後の表示サイズと同じ表示サイズであってもよい。また、コンテンツC30は、コンテンツC20とは異なる縦横比や表示サイズを有するコンテンツであってもよい。
ここで、コンテンツC30は、任意のコンテンツが適用可能である。例えば、コンテンツC30は、広告コンテンツである。より具体的には、コンテンツC30は、コンテンツC20が示す広告対象と同じ広告対象に関する情報を利用者に伝えるためのコンテンツである。例えば、コンテンツC30は、コンテンツC20と共に、同じ広告主によって登録されたコンテンツであり、コンテンツC20と関連する内容を示すコンテンツである。なお、コンテンツC20とコンテンツC30とが示す広告対象は、厳密に同一である必要はない。例えば、コンテンツC20は、ある企業のロゴ等を含む画像であり、コンテンツC30は、その企業が販売する商品に関する画像であってもよい。
すなわち、コンテンツC20、C30は、広告対象となる情報が関連しているのであれば、厳密に同一の広告対象を示すコンテンツでなくともよい。また、コンテンツC20、C30は、相互に異なる種別のコンテンツであってもよい。例えば、コンテンツC20、C30は、同異種種別のコンテンツでなくともよい。例えば、コンテンツC20が画像である場合、コンテンツC30は、動画像であってもよい。
例えば、コンテンツ配信サーバ30は、広告配信サーバ20に対してコンテンツC20、C30の配信を要求し、ウェブコンテンツC10とともに表示するよう端末装置100を動作させる取得命令をウェブコンテンツC10と共に配信する(ステップS1)。なお、このような取得命令は、例えば、ウェブコンテンツC10に含まれるJavaScript(登録商標)やCSS(Cascading Style Sheets)等により実現される。
このような場合、端末装置100は、コンテンツ配信サーバ30から配信された取得命令に従って、広告配信サーバ20に対してコンテンツC20、C30の配信を要求する(ステップS2)。この結果、広告配信サーバ20は、動画像であるコンテンツC20を端末装置100に配信する(ステップS3)。そして、端末装置100は、ウェブコンテンツC10とともに、コンテンツC20を画面上に表示する。
〔2−1.端末装置100が実行する表示処理の概要〕
ここで、端末装置100は、コンテンツC20、C30が有する情報の訴求効果を向上させるため、以下の表示処理を実行する。まず、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を表示するとともに、ウェブコンテンツC10の前面に配置された所定の表示領域内に広告に関する第1コンテンツ(例えば、コンテンツC20)を配置して表示する。そして、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に対するスクロール操作に応じて、表示領域内の第1コンテンツを広告に関する第2コンテンツ(例えば、コンテンツC30)に変更させる。
例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10の前面であって、画面上端を含む領域に所定の表示領域DAを配置する。また、端末装置100は、表示領域DA内にコンテンツC20を配置する。そして、端末装置100は、ウェブコンテンツC10およびコンテンツC20を表示する。ここで、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に対するスクロール操作を受付ける。そして、端末装置100は、例えば、ウェブコンテンツC10を所定量だけスクロールさせる操作を受付けた場合は、コンテンツC20をコンテンツC30に変更する。
より具体的には、ウェブコンテンツC10を画面上側へとスクロールさせる上スクロール操作、すなわち、表示領域DAが配置された方向へウェブコンテンツC10をスクロールさせる操作が行われた場合は、コンテンツC20をコンテンツC30へと変更させる。例えば、端末装置100は、表示領域DA内において、コンテンツC20とコンテンツC30とをスクロール操作が行われた方向へ移動させることで、コンテンツC20をコンテンツC30に変更する。
より具体的には、端末装置100は、上スクロール操作に従ってコンテンツC20を徐々に画面上方向へと移動させることで、コンテンツC20を表示領域DAの外側へと移動させる結果、コンテンツC20のうち表示される領域の広さを縮小させる。また、端末装置100は、コンテンツC30を表示領域DAの外側から、画面上方向へと移動させることで、コンテンツC30のうち表示される領域の広さを拡大させる。なお、各コンテンツC20、C30のうち表示領域DAの外側に配置された領域は、不可視状態であるものとする。すなわち、端末装置100は、画面のうち表示領域DAとは異なる領域に表示されたウェブコンテンツC10に対するスクロール操作に従い、所謂カルーセルと呼ばれる態様で、表示領域DA内に表示されたコンテンツC20をコンテンツC30に変更する。
このような処理の結果、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を閲覧する利用者の印象の悪化を最小限に留めつつ、コンテンツC20やコンテンツC30に関する情報を利用者に伝達することができる。
例えば、端末装置100は、縦長の画面を用いて、縦方向に長い表示サイズのウェブコンテンツC10を表示する場合がある。このようなウェブコンテンツC10を閲覧する場合、利用者は、ウェブコンテンツC10を画面上方向へとスクロールさせながら、ウェブコンテンツC10の閲覧を行うこととなる。ここで、利用者の多くは、画面の中央付近を注視すると考えられるため、画面上端付近に表示されている情報は、利用者の多くにとって閲覧済み若しくは興味がない情報であると言える。
そこで、端末装置100は、画面の上端を含む領域、すなわち、利用者があまり注視しない領域に所定の表示サイズの表示領域DAを設定し、表示領域DA内にコンテンツC20を配置する。そして、端末装置100は、利用者がウェブコンテンツC10の上スクロール操作を行った場合は、カルーセルと呼ばれる態様で、コンテンツC20をコンテンツC30へと徐々に変更する。このような処理の結果、端末装置100は、ウェブコンテンツC10の閲覧行為に対する阻害を最小限に留めつつ、様々な情報を利用者に提供するので、情報の訴求効果を向上させることができる。
また、端末装置100は、表示領域DAやコンテンツC20に対する操作ではなく、これらとは異なるコンテンツであるウェブコンテンツC10に対する操作に応じて、コンテンツC20をコンテンツC30へと変更する。このような処理の結果、端末装置100は、表示領域DA内に表示される情報への興味を生じさせる結果、コンテンツC20、C30に関する情報の訴求効果を向上させることができる。
〔2−2.端末装置100が実行する表示処理の一例〕
以下、図1を用いて、端末装置100が実行する表示処理の一例について説明する。例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10、コンテンツC20、C30の配信を受付けると、ウェブコンテンツC10とコンテンツC20との表示を開始する。ここで、端末装置100は、ウェブコンテンツC10とコンテンツC20との表示を開始する際の初期画面を表示する場合は、第1状態に示すように、ウェブコンテンツC10の上端を画面の上端よりも画面下方向に配置した状態で、ウェブコンテンツC10を表示する。
例えば、端末装置100は、画面内に横方向の表示サイズが画面の横方向の表示サイズと同じであり、縦方向の表示サイズがコンテンツC20の縦方向の表示サイズと同じ表示領域DAを配置する。また、端末装置100は、表示領域DAの上端が画面の上端と重なるように、表示領域DAを配置する。そして、端末装置100は、初期画面として、ウェブコンテンツC10の上端が表示領域DAの下端と重なるように、ウェブコンテンツC10を表示する。
このような初期画面を実現するため、例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10の表示位置に所定のオフセット量(例えば、表示領域DAの縦方向と同じ表示サイズのオフセット量)を設定してもよい。また、例えば、端末装置100は、表示サイズが表示領域DAと同じ所定のコンテンツ(以下、「オフセットコンテンツ」と記載する。)の下端とウェブコンテンツC10の上端とが重なるように、オフセットコンテンツとウェブコンテンツC10とを並べて配置してもよい。
また、端末装置100は、コンテンツC20を表示領域DA内に配置して表示する。例えば、端末装置100は、表示領域内にコンテンツC20に基づいて生成されたコンテンツC21を配置して表示するとともに、そのコンテンツC21の前面にコンテンツC20を配置して表示する。より具体的な例を挙げると、端末装置100は、コンテンツC20の一部に基づいて生成されたコンテンツC21を配置する。例えば、端末装置100は、コンテンツC20のうち予め設定された所定の範囲内を抽出し、抽出した範囲の視認性を低下させたコンテンツC21を生成する。より具体的には、端末装置100は、抽出した範囲の解像度を低下させた画像、明度を低下させた画像、境界線をぼやかした画像、若しくはこれら視認性を低下させる各種の処理を適用した画像をコンテンツC21として生成する。そして、端末装置100は、コンテンツC21を表示領域DAの全体に表示するとともに、コンテンツC21の前面にコンテンツC20を配置する。そして、端末装置100は、ウェブコンテンツC10と共に、コンテンツC20、C21を表示する。
ここで、端末装置100は、第1状態に示すように、初期画面において利用者の指F10がウェブコンテンツC10が表示された領域に接触し、そのまま画面上方向へと接触位置を移動させた場合は、ウェブコンテンツC10に対する上スクロール操が行われたと判定する。このような場合、端末装置100は、第2状態に示すように、上スクロール操作に合わせて、ウェブコンテンツC10を画面上方向へとスクロールさせながら、画面のうちウェブコンテンツC10の表示領域を徐々に拡大させつつ、表示領域DAが表示される領域を徐々に縮小する。
また、端末装置100は、表示領域DAの縮小に伴い、コンテンツC20の表示サイズを徐々に縮小させる。例えば、端末装置100は、縦横比を保ちつつ、縦方向の表示サイズが表示領域DAの縦方向の表示サイズと同じとなるように、コンテンツC20の表示サイズを徐々に縮小させる。すなわち、端末装置100は、コンテンツC20の表示サイズをスクロール操作に応じて徐々に縮小させる。なお、端末装置100は、コンテンツC21の表示サイズを表示領域DAの表示サイズに合わせて徐々に縮小させてもよく、表示領域の縮小に合わせて、コンテンツC21のうち表示される範囲を徐々に変更してもよい。
そして、端末装置100は、第3状態に示すように、表示領域DAの表示サイズを所定の表示サイズまで縮小した場合は、表示領域DAの表示サイズを固定した状態で、ウェブコンテンツC10をスクロールさせる。すなわち、端末装置100は、表示領域DAの背面に滑り込むような態様で、ウェブコンテンツC10をスクロールさせる。
また、端末装置100は、第3状態に示すように、表示領域DAのうち、コンテンツC20の縮小によって生じた領域に、コンテンツC20と対応するランディングページへと画面を遷移させるためのランディングボタンLBと、表示領域DAの表示を取りやめるための消去ボタンEBを配置して表示する。例えば、端末装置100は、利用者がランディングボタンLBを選択した場合は、画面上にコンテンツC20を対応するランディングページを表示し、利用者が消去ボタンEBを選択した場合は、表示領域DAの表示と共に、コンテンツC20、C21、ランディングボタンLBおよび消去ボタンEBの表示を消去する。
ここで、第3状態において上スクロール操作が行われた結果、第4状態に示すように、ウェブコンテンツC10のうち所定の領域ARの上端が表示領域DAの下端と接触する位置まで移動したものとする。ここで、端末装置100は、領域ARの上端が表示領域DAの下端を超えてスクロールした場合、すなわち、所定量のスクロール操作が行われた場合は、スクロール操作に合わせて、コンテンツC20をコンテンツC30へと徐々に変更する。また、端末装置100は、コンテンツC21を、コンテンツC30に基づいて生成されたコンテンツであって、コンテンツC30の視認性を低下させたコンテンツであるコンテンツC31へと徐々に変更する。
例えば、端末装置100は、第5状態に示すように、表示領域DA内においてスクロール操作に応じてコンテンツC20を画面上方向へと徐々に移動させるとともに、コンテンツC30を画面下方向から画面上方向へと徐々に移動させることで、コンテンツC20を徐々にコンテンツC30へと変更する。すなわち、端末装置100は、縦長の画面に縦長のコンテンツを表示する場合において、ウェブコンテンツC10に対する縦方向のスクロール操作により、ウェブコンテンツC10とは異なるコンテンツであるコンテンツC20、C30をカルーセル形式で変更する。
また、端末装置100は、第5状態に示すように、コンテンツC21を徐々に画面上方向へと移動させるとともに、コンテンツC31を表示領域DAの画面下方向から画面上方向へと移動させることで、コンテンツC21をコンテンツC31へと変更する。すなわち、端末装置100は、縦長の画面に縦長のコンテンツを表示する場合において、ウェブコンテンツC10に対する縦方向のスクロール操作により、ウェブコンテンツC10とは異なるコンテンツであるコンテンツC21、C31をカルーセル形式で変更する。
そして、端末装置100は、第6状態に示すように、表示領域DA内にコンテンツC30、C31、ランディングボタンLBおよび消去ボタンEBを配置した状態で表示する。より具体的には、端末装置100は、コンテンツC30やコンテンツC31と対応するランディングページへと画面を遷移させるためのランディングボタンLBを表示する。
このように、端末装置100は、ウェブコンテンツC10とコンテンツC20とを初期表示において共に表示する。そして、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に対するスクロール操作が行われた場合、すなわち、利用者がコンテンツC20ではなくウェブコンテンツC10を注視していると推定される操作が行われた場合は、以下の処理を実行する。まず、端末装置100は、表示領域DAの表示サイズを徐々に縮小させ、ウェブコンテンツC10の表示領域を徐々に拡大することで、利用者によるウェブコンテンツC10の閲覧の邪魔を最小限にとどめる。
また、端末装置100は、表示領域DAの表示サイズが所定の表示サイズとなるまで、スクロール操作に応じた表示領域DAの縮小を継続する。そして、端末装置100は、表示領域DAの表示サイズが所定の表示サイズとなった際にスクロール操作が行われた場合は、その表示領域DA内のコンテンツC20をコンテンツC30に変更させる。例えば、端末装置100は第1状態から第3状態に示すように、表示領域DAの表示サイズに合わせてコンテンツC20の表示サイズを徐々に縮小させ、表示領域DAとコンテンツC20の表示サイズが所定の表示サイズとなった際にスクロール操作が行われた場合は、第4状態から第6状態に示すように、表示領域DA内のコンテンツC20をコンテンツC30に変更させる。
また、端末装置100は、第1状態に示すように、表示領域DA内にコンテンツC20に基づいて生成されたコンテンツC21を配置して表示するとともに、そのコンテンツC21の前面にコンテンツC20を配置して表示する。そして、端末装置100は、第1状態から第6状態に示すように、表示領域DAの表示サイズに合わせてコンテンツC20とコンテンツC21との表示サイズを徐々に縮小させ、表示領域DAとコンテンツC20の表示サイズが所定の表示サイズとなった際にスクロール操作が行われた場合は、表示領域DA内のコンテンツC20をコンテンツC30に変更させるとともに、コンテンツC21をコンテンツC30に基づいて生成されたコンテンツC31に変更する。
このような処理の結果、端末装置100は、ウェブコンテンツC10の閲覧に対する阻害を最小限に抑えつつ、コンテンツC20、C30に対する利用者の興味を生じさせることができる。すなわち、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を注視する利用者がウェブコンテンツC10を操作した場合に、コンテンツC20をコンテンツC30へと変更するので、コンテンツC20、C30に対する利用者の興味を生じさせる結果、コンテンツC20、C30が有する情報の訴求効果を向上させることができる。
〔2−3.表示態様の変更のバリエーションについて〕
上述した例では、コンテンツC20をコンテンツC30へと変更する処理の一例について記載したが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下、端末装置100が実行する処理のバリエーションについて説明する。
〔2−3−1.表示サイズの変更について〕
上述した例では、端末装置100は、コンテンツC20やC21の表示サイズを表示領域DAの表示サイズに合わせて変更した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、コンテンツC21については、表示サイズの変更を行わず、コンテンツC21のうち表示される範囲を表示領域DAの表示サイズに合わせて変更してもよい。また、端末装置100は、コンテンツC20、C21の縦横比を変更してもよい。
また、端末装置100は、利用者がウェブコンテンツC10を画面下方向へとスクロールさせる下スクロール操作に従って、表示領域DAの表示サイズを拡大してもよい。また、端末装置100は、表示領域DAの表示サイズや下スクロール操作に応じて、コンテンツC20やコンテンツC30の表示サイズを拡大してもよく、コンテンツC30をコンテンツC20へと変更してもよい。
例えば、端末装置100は、図1に示す第6状態において、ウェブコンテンツC10に対する下スクロール操作が所定量行われた場合(例えば、領域ARの下端が表示領域DAの下端よりも画面下方向まで移動した場合)は、第5状態に示すように、コンテンツC20、C30を画面下方向へと徐々に移動させる。また、端末装置100は、コンテンツC21、C31を画面下方向へと徐々に移動させる。そして、端末装置100は、第4状態に示すように、コンテンツC30をコンテンツC20へと変化させる。
また、端末装置100は、さらにウェブコンテンツC10の下スクロール操作が行われた場合は、第3状態および第2状態に示すように、表示領域DAを徐々に拡大させるとともに、コンテンツC20、C31を表示領域DAや下スクロール操作に応じて徐々に拡大させる。例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10の上端と表示領域DAの下端とが重なるように、表示領域DAを徐々に拡大させる。そして、端末装置100は、第1状態に示すように、表示領域DAを所定の表示サイズまで拡大させる。
なお、端末装置100は、コンテンツC30、C31をコンテンツC20、C21に変化させることなく、コンテンツC30、C31を表示領域DAや下スクロール操作に応じて拡大させてもよい。例えば、端末装置100は、第6状態において下スクロール操作が行われた場合は、下スクロール操作に応じて表示領域DAを徐々に拡大させるとともに、コンテンツC30、C31を所定の表示サイズまで徐々に拡大してもよい。
このように、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を所定の方向にスクロールさせるスクロール操作が行われた場合は、表示領域DAの表示サイズを徐々に縮小させ、表示領域DA内にコンテンツC30が表示されている際に、ウェブコンテンツC10を所定の方向とは異なる方向にスクロールさせるスクロール操作が行われた場合は、表示領域DAの表示サイズを徐々に拡大させる。例えば、端末装置100は、表示領域DAの表示サイズに合わせて、表示領域DA内のコンテンツC20若しくはコンテンツC30の表示サイズを徐々に拡大させてもよい。
〔2−3−2.スクロール操作について〕
また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に対する操作であれば、任意の操作に応じて、表示領域DA、コンテンツC20、C21、C30、C31(以下、「変更対象」と総称する場合がある。)の拡大や縮小を行ってよい。例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に対するタップ、接触、スクロール操作が行われたことを契機として、変更対象の拡大や縮小、あるいは変更対象を他の変更対象へと変化させる処理、すなわち表示処理を自動で行ってもよい。
また、端末装置100は、スクロール操作の量を計数し、計数した量が所定の閾値を超えた場合に、表示処理を実行して良い。例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に対する上スクロール操作の総量と下スクロール操作の総量とをそれぞれ個別に計数する。そして、端末装置100は、上スクロール操作の総量が所定の閾値を超えた場合は、コンテンツC20、C21をコンテンツC30、C31に変更し、下スクロール操作の総量が所定の閾値を超えた場合は、コンテンツC30、C31をコンテンツC20、C21に変更してもよい。
また、端末装置100は、コンテンツC20、C21が表示されている際に下スクロール操作の総量が所定の閾値を超えた場合は、さらに新たなコンテンツへと変更してもよい。また、端末装置100は、表示領域DAの表示サイズを変更せずに、スクロール操作に応じて、コンテンツC20、C21をコンテンツC30、C31に変更してもよく、コンテンツC30、C31をコンテンツC20、C21に変更してもよい。
また、端末装置100は、コンテンツC30、C31が表示されている際に下スクロール操作が行われた場合は、コンテンツC30、C31をコンテンツC20、C21へと変更することなく、表示領域DAやコンテンツC30、C31の表示サイズを徐々に拡大してもよい。
〔2−3−3.変更対象について〕
ここで、端末装置100は、図1の第6状態において、さらに所定量の上スクロール操作が行われた場合は、コンテンツC30をさらに新たなコンテンツへと変更してもよい。例えば、端末装置100は、コンテンツC30を画面上方向へと移動させるとともに、新たなコンテンツを画面下方向から画面上方向へと移動させることで、コンテンツC30を新たなコンテンツへと変更してもよい。また、端末装置100は、コンテンツC31を、新たなコンテンツから生成したコンテンツであって、視認性を低下させたコンテンツへと変更してもよい。
また、端末装置100は、画像以外にも、動画像やプレイアブルコンテンツ等、任意のコンテンツをウェブコンテンツC10と共に表示して良い。また、端末装置100は、任意の数のコンテンツを変更対象としてもよい。また、端末装置100は、同一の広告主に関するコンテンツC20、C30を表示してもよく、関連若しくは異なる広告主に関するコンテンツC20、C30を表示してもよい。
また、端末装置100は、消去ボタンEBやランディングボタンLBの態様を、表示されるコンテンツC20、C30に応じて変化させてもよい。例えば、端末装置100は、コンテンツC20をコンテンツC30へと変化させた場合、コンテンツC20と対応する色彩や形状を有する消去ボタンEBやランディングボタンLBを、コンテンツC30と対応する色彩や形状を有する消去ボタンEBやランディングボタンLBへと変更してもよい。
〔2−3−4.変更態様について〕
また、端末装置100は、例えば、コンテンツC20の前面にコンテンツC30が徐々に重なる対応で、コンテンツC30をコンテンツC30に変更してもよい。また、例えば、端末装置100は、コンテンツC20の背面にコンテンツC30を配置し、コンテンツC20の透過度を徐々に向上させることで、コンテンツC30を表示してもよい。また、例えば、端末装置100は、コンテンツC20の前面に透過度が100パーセントのコンテンツC30を配置し、コンテンツC30の透過度を徐々に上昇させることで、コンテンツC30を表示してもよい。すなわち、端末装置100は、任意の態様で、変更対象の変更を行ってよい。
また、端末装置100は、所定の方向へのスクロール操作に応じて、表示領域DAの表示サイズを徐々に縮小させてもよい。例えば、端末装置100は、図1の第6状態に示す際に、上スクロール操作が行われた場合は、表示領域DAの表示サイズを変更することなく、ウェブコンテンツC10を画面上方向にスクロールさせる。
そして、端末装置100は、上スクロール操作が所定量だけ行われた場合は、表示領域DAをさらに所定の第2表示サイズまで徐々に縮小させるとともに、コンテンツC30、C31の表示サイズをさらに縮小させる。そして、端末装置100は、表示領域DAを所定の第2表示サイズまで徐々に縮小させた状態で、さらに上スクロール操作が行われた場合は、コンテンツC30、C31を新たなコンテンツへと変更してもよい。また、端末装置100は、新たなコンテンツが表示された状態で上スクロール操作がさらに行われた場合は、表示領域DAを画面外まで移動させてもよく、表示領域DAが表示されなくなるまで表示領域DAの表示サイズを縮小させてもよい。
〔2−3−5.協調した情報の提供について〕
ここで、端末装置100は、コンテンツC20に基づいて生成されたコンテンツC21ではなく、コンテンツC20とは独立したコンテンツをコンテンツC20の背面に配置されるコンテンツとして表示してもよい。例えば、端末装置100は、表示領域DAに所定の背面コンテンツ(例えば、コンテンツC21)を表示するとともに、背面コンテンツの前面に所定の前面コンテンツ(例えば、コンテンツC20)を配置する。そして、端末装置100は、スクロール操作に応じて、前面コンテンツを変更することなく、背面コンテンツを新たな背面コンテンツへと変更してもよい。
例えば、端末装置100は、上スクロール操作に応じて、表示領域DAを徐々に縮小させるとともに、前面コンテンツと背面コンテンツとを縮小させる。そして、端末装置100は、さらなる上スクロール操作に応じて、背面コンテンツのみを新たな背面コンテンツへと変更してもよい。すなわち、端末装置100は、コンテンツC21といった背面コンテンツの前面に所定の前面コンテンツ(第4コンテンツと対応)を配置して表示する。例えば、端末装置100は、前面コンテンツとして、透過領域を有するコンテンツを配置して表示する。そして、端末装置100は、前面コンテンツを移動させずに、背面コンテンツであるコンテンツC21を新たな背面コンテンツC31に変更してもよい。
このような処理により、例えば、端末装置100は、複数の背面コンテンツと前面コンテンツとが協調した表示を実現することができる。例えば、端末装置100は、所定のキャラクターを示す画像である前面コンテンツを表示領域DAに配置するとともに、春をイメージした背面コンテンツを表示領域DAに配置して表示する。そして、端末装置100は、スクロール操作に応じて、春をイメージした背面コンテンツを、夏をイメージした背面コンテンツ、秋をイメージした背面コンテンツ、および冬をイメージした背面コンテンツへと変更してもよい。
〔2−3−6.表示領域DAの表示位置について〕
上述した例では、端末装置100は、上端が画面の上端と重なるように、すなわち、画面の上端部分に表示領域DAを配置した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、画面の左右もしくは下端部分に表示領域DAを配置して表示してもよい。また、このような表示を行う場合、端末装置100は、例えば、ウェブコンテンツC10を表示領域DAが表示されている方向へとスクロールさせる操作に従って、表示領域DAの表示サイズを縮小させて、表示領域DAが表示されている方向とは逆の方向へとウェブコンテンツC10をスクロールさせる操作に従って、表示領域DAの表示サイズを拡大してもよい。
〔2−4.表示態様の実現について〕
なお、上述した各種の表示態様は、任意の態様により実現可能である。例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20、C30とともに配信されるJavaScript(登録商標)やCSS(Cascading Style Sheets)等により上述した表示処理を実現してよい。
また、例えば、端末装置100は、初期画面において、オフセットコンテンツやウェブコンテンツC10が配置されたレイヤの前面に表示領域DAを設定し、表示領域DA内にコンテンツC20を配置して表示する。そして、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に対するスクロール操作が行われ、ウェブコンテンツC10とオフセットコンテンツとを画面上方向へとスクロールさせる度(すなわち、表示が1トッドずれる度)に、表示領域DAやコンテンツC20、C21の表示サイズを徐々に縮小させてもよい。
〔2−5.実行主体について〕
なお、上記では説明を省略したが、端末装置100は、上述した表示処理を任意の手法で実現することができる。例えば、端末装置100は、上述した表示処理を端末装置100に実行させるアプリケーションをあらかじめダウンロードし、任意のタイミングでアプリケーションを起動することで、上述した表示処理を実現してもよい。
また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20、C30の配信と同時に、ウェブブラウザ等、汎用のプログラムに上述した表示処理を実行させる制御情報の配信を受付ける。そして、端末装置100は、制御情報に従って上記した表示処理を行ってもよい。
また、端末装置100は、上述した制御情報に従って、上述した表示処理を実現するアプリケーションや、上述した表示処理を実現するアプリケーションそのものを制御情報として取得してもよい。例えば、端末装置100は、利用者の操作に従って、上述した表示処理を実現するアプリケーションをダウンロードし、かかるアプリケーションを自装置にインストールする。かかるアプリケーションは、起動されると、利用者からの操作に応じてウェブコンテンツC10とコンテンツC20、C30とを取得し、上述した表示処理を実現するよう端末装置100を制御する。ここで、アプリケーションは、上述した表示処理を実現するため、制御情報の配信を受付けてもよく、予めアプリケーションプログラム内に含んでいてもよい。
〔3.配信システムの構成〕
以下、上記した表示処理を実現する端末装置100等について説明する。まず、図2を用いて、実施形態に係る配信システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る配信システムの構成例を示す図である。図2に示すように、配信システム1は、端末装置100と、広告主端末10と、広告配信サーバ20と、コンテンツ配信サーバ30とを含む。端末装置100、広告主端末10、広告配信サーバ20およびコンテンツ配信サーバ30は、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図2に示す配信システム1には、複数台の端末装置100や、複数台の広告主端末10や、複数台の広告配信サーバ20や、複数台のコンテンツ配信サーバ30が含まれてもよい。
端末装置100は、利用者による操作にしたがって、コンテンツ配信サーバ30からウェブコンテンツC10を取得し、ウェブコンテンツC10にコンテンツC20、C30の取得を要求する取得命令が含まれる場合には、コンテンツC20、C30を広告配信サーバ20から取得する。また、端末装置100は、上述した表示処理を実現する制御情報の配信を広告配信サーバ20から受付けた場合は、かかる制御情報に従って動作し、表示処理を実現する。
広告主端末10は、広告主によって利用される情報処理装置である。例えば、広告主端末10は、デスクトップ型PCや、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA等である。広告主端末10は、広告主による操作にしたがって、コンテンツC20、C30等の広告コンテンツとして広告配信サーバ20に入稿する。例えば、広告主端末10は、広告コンテンツとして、コンテンツC20、C30を広告配信サーバ20に入稿する。
また、広告主端末10は、コンテンツC20、C30として、広告対象の画像、広告対象を構成する複数の構成要素の3Dモデルや、いずれかの3Dモデルが表示された際に表示される文字列、全ての3Dモデルが表示された際に表示される文字列、ランディングページを取得するためのURL(Uniform Resource Locator)などを広告配信サーバ20に入稿する。例えば、広告主は、広告主端末10を介して、コンテンツC20、C30の登録を行う。
また、広告主は、広告コンテンツの入稿を代理店に依頼する場合がある。この場合、広告配信サーバ20に広告コンテンツを入稿するのは代理店となる。以下では、「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であり、「広告主端末」といった表記は、広告主端末10だけでなく代理店によって利用される代理店装置を含む概念であるものとする。
広告配信サーバ20は、広告主端末10から入稿された広告コンテンツを配信するサーバ装置である。例えば、広告配信サーバ20は、端末装置100から広告コンテンツの配信要求を受付けると、端末装置100の場所や利用者の属性等から利用者と広告コンテンツとのマッチングを行い、マッチングの結果配信対象となる広告コンテンツを端末装置100に配信する。また、広告配信サーバ20は、上述した表示処理を実現するための制御情報を広告コンテンツであるコンテンツC20、C30とともに端末装置100に配信する。この制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)やCSS等のスクリプト言語により記述される。
コンテンツ配信サーバ30は、端末装置100にウェブコンテンツC10を配信するウェブサーバ等である。例えば、コンテンツ配信サーバ30は、ポータルサイト、ニュースサイト、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、ウェブブログなどに関連する各種情報がタイル状に配置されたウェブコンテンツC10を端末装置100に配信する。なお、コンテンツ配信サーバ30は、各種情報が配置されたポータルサイト等のウェブページを配信するサーバであってもよい。
ここで、コンテンツ配信サーバ30によって配信されるウェブコンテンツC10には、広告コンテンツを広告配信サーバ20から取得するよう指示する取得命令が含まれる。例えば、ウェブコンテンツC10を形成するHTMLファイル等には、広告配信サーバ20のURLや、広告コンテンツを取得して、表示領域に配置して表示させるための各種スクリプト等が取得命令として記述される。この場合、端末装置100は、HTMLファイル等に記述されているURLにアクセスすることで、広告配信サーバ20からコンテンツC20、C30を広告コンテンツとして取得する。
なお、コンテンツ配信サーバ30から端末装置100に配信される各種データは、実際にはウェブページを形成するHTMLファイルや画像、ウェブコンテンツC10とともに表示される動画像等である。また、表示領域は、ウェブコンテンツC10を形成するHTMLファイル等に所定の表示領域として記述されていてもよく、例えば、タイルの1つとして配信されてもよい。このように、表示領域がタイルの1つとして配信される場合、表示領域内に表示する広告コンテンツを取得させる取得命令が、表示領域部分の配信とともに、端末装置100へと配信されることとなる。
〔4.広告配信サーバの構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る広告配信サーバ20の構成について説明する。図3は、実施形態に係る広告配信サーバの構成例を示す図である。図3に示すように、広告配信サーバ20は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。
通信部21は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部21は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100や広告主端末10やコンテンツ配信サーバ30との間で情報の送受信を行う。
記憶部22は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部22は、広告主端末10から入稿された広告コンテンツに関する各種情報が格納されたデータベースである広告データベース24を記憶する。
ここで、図4は、実施形態に係る広告データベースに格納された情報の一例を示す図である。図4に示した例では、広告データベース24は、広告主ID、広告コンテンツ、インプレッション数、インプレッション保証数、対価といった項目を有する。なお、広告データベース24は、コンテンツと利用者とのマッチングを行うための情報や、CTR(Click Through Rate)といった情報をさらに記憶してもよい。
「広告主ID」は、広告主または広告主端末10を識別するための識別情報を示す。「広告コンテンツ」は、広告主端末10から入稿されたコンテンツ、すなわち、コンテンツC20、C30等の広告に係るコンテンツを示す。なお、図4では「広告コンテンツ」に「C20、C30」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、共通する情報を利用者に伝えようとする個別のオブジェクトが所在するURL、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
広告データベース24には、広告コンテンツとして、コンテンツC20、C30の他にも、上述した表示処理の実行を指示する表示指示が登録される。かかる表示指示には、例えば、初期画面において、コンテンツC20をどの位置に配置して表示するか、どのような操作をトリガとして表示処理を行うか、どのような態様でコンテンツC20、C30の表示態様を変化させるか等、表示処理の態様を示す情報が、オブジェクトにより構成される広告対象ごとに含まれる。なお、上述した表示指示は、例えば、広告主が広告コンテンツを登録する際に、広告主によって任意の設定が行われるものとする。
「インプレッション数」は、広告コンテンツが表示された回数を示す。より具体的には、「インプレッション数」は、コンテンツC20、C30が表示された回数等を示す。また、「インプレッション保証数」は、対価に対して保証されている広告コンテンツの表示回数を示す。また、「対価」は、「インプレション保証数」だけ広告コンテンツが表示された際に広告主から支払われる報酬を示す。すなわち、広告配信サーバ20は、広告に係るコンテンツをインプレッション保証型で配信するサーバである。
すなわち、図4では、広告主ID「B10」によって識別される広告主が、コンテンツC20、C30を広告コンテンツとして入稿した例を示している。また、図4では、コンテンツC20、C30のインプレッション数が「10000」であり、インプレッション保証数が「20000」であり、インプレッション保証数だけコンテンツC20、C30が表示された際の課金額が「aaa」である例を示している。
なお、広告コンテンツが選択される度に課金が行われるクリック課金形式で広告に係るコンテンツを配信する場合は広告データベース24には、コンテンツが選択された回数や、コンテンツが選択された際の課金額等が登録される。また、配信要求を受信した際に、入札形式で広告コンテンツを選択し、選択した広告コンテンツを配信する場合は、広告データベース24には、1インプレッションあたりの報酬として広告主が設定した広告料金である入札価格や、CTR等が登録される。
図3に戻って、説明を続ける。制御部23は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、広告配信サーバ20内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部23は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部23は、入稿受付部25と、要求受付部26と、広告選択部27と、配信部28とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部23の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部23が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
入稿受付部25は、広告主端末10から、対価の指定とともに広告コンテンツであるコンテンツC20、C30の入稿や表示指示を受付ける。かかる場合、入稿受付部25は、コンテンツC20、C30、表示指示、広告主ID、及び受付けた対価の値を対応付けて広告データベース24に登録する。
要求受付部26は、端末装置100から広告コンテンツの取得要求を受け付ける。例えば、要求受付部26は、広告コンテンツの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
広告選択部27は、要求受付部26によって広告コンテンツの取得要求が受け付けられた場合に、配信候補の広告コンテンツを広告データベース24から選択する。例えば、広告選択部27は、端末装置100の位置や利用者の属性に基づいて、広告データベース24に登録されている広告コンテンツから配信対象となる広告コンテンツのマッチングを行う。
かかるマッチングにおいては、インプレッション数が、インプレッション保証数よりも多くなるように、広告コンテンツの選択が行われる。例えば、広告選択部27は、インプレッション保証数とインプレッション数との差が最も大きい広告コンテンツを優先して選択する。なお、広告選択部27は、入札価格またはCTRが高い広告コンテンツや、入札価格およびCTRの双方が高い広告コンテンツが優先的に選択されてもよい。
また、広告選択部27は、ウェブページが検索ページである場合には、検索ページに指定された検索キーワードとマッチする広告コンテンツを抽出する検索連動型広告と呼ばれる広告配信手法を用いてもよい。また、広告選択部27は、利用者の属性情報(サイコグラフィック属性、デモグラフィック属性など)とマッチする広告コンテンツを抽出するターゲティング配信と呼ばれる広告配信手法を用いてもよい。その後、広告選択部27は、配信対象として選択された広告コンテンツを配信部28に出力する。
配信部28は、広告選択部27が選択した広告コンテンツとともに、端末装置100に対して制御情報を配信する。具体的には、配信部28は、広告選択部27が選択した広告コンテンツを受信すると、受信した広告コンテンツに含まれる表示指示を抽出する。そして、配信部28は、抽出した表示指示が示す内容の表示処理を端末装置100に実行させるための制御情報を生成する。その後、配信部28は、生成した制御情報と、広告コンテンツとを端末装置100に対して配信する。
〔5.コンテンツ配信サーバの構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係るコンテンツ配信サーバ30の構成について説明する。図5は、実施形態に係るコンテンツ配信サーバの構成例を示す図である。図5に示すように、コンテンツ配信サーバ30は、通信部31と、コンテンツ記憶部32と、制御部33とを有する。
通信部31は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部31は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100や広告配信サーバ20との間で情報の送受信を行う。
コンテンツ記憶部32は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。そして、コンテンツ記憶部32は、コンテンツの一例であるウェブページを記憶する。例えば、コンテンツ記憶部32は、ウェブページを形成するHTMLファイルや、ウェブページに表示される静止画像や動画像を記憶する。
制御部33は、例えば、CPUやMPU等によって、コンテンツ配信サーバ30内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部33は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部33は、受付部34と、配信部35とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部33の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部33が有する各処理部の接続関係は、図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
受付部34は、端末装置100からウェブページの取得要求を受け付ける。例えば、受付部34は、ウェブページの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
配信部35は、受付部34によってウェブページの取得要求が受け付けられた場合に、ウェブページを端末装置100に配信する。具体的には、配信部35は、コンテンツ記憶部32から取得要求対象のウェブページをコンテンツ記憶部32から取得し、取得したウェブページを端末装置100に配信する。かかる場合、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を受信すると、広告配信サーバ20に対して広告コンテンツの配信要求を送信し、応答として受信した広告コンテンツを表示する。そして、端末装置100は、利用者の操作に応じて、広告コンテンツを変更する表示処理を実行する。
〔6.端末装置の構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る端末装置100の構成について説明する。図6は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。図6に示すように、端末装置100は、通信部110と、入力部120と、出力部130と、物理センサ140と、制御部150とを有する。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、広告配信サーバ20やコンテンツ配信サーバ30との間で情報の送受信を行う。
入力部120は、利用者から各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。出力部130は、各種情報を表示するための表示装置であり、すなわち、画面である。例えば、出力部130は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置100にタッチパネルが採用される場合には、入力部120と出力部130とは一体化される。また、以下の説明では、出力部130を画面と記載する場合がある。
物理センサ140は、端末装置100の物理的な状態を検知するセンサである。例えば、物理センサ140は、端末装置100の3軸方向の傾きを測定するジャイロセンサである。なお、物理センサ140は、ジャイロセンサに限定されるものではなく、例えば、加速度センサ、温度センサ、音量センサ、明度センサ等、任意のセンサが適用可能である。
制御部150は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報表示プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、ウェブブラウザと呼ばれるアプリケーションプログラムに該当する。また、制御部150は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部150は、要求部151と、操作制御部152と、表示処理部153とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部150の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部150が有する各処理部の接続関係は、図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
要求部151は、操作制御部152からウェブコンテンツC10のURLを受信した場合は、コンテンツ配信サーバ30に対して受信したURLが示すウェブコンテンツC10の取得要求を送信する。また、要求部151は、コンテンツ配信サーバ30から受信したウェブコンテンツC10に取得命令が含まれる場合に、広告コンテンツの取得要求を広告配信サーバ20に送信する。
操作制御部152は、入力部120を介して受け付けた利用者の操作にしたがって、各種制御を実行する。例えば、操作制御部152は、利用者が入力部120に対してウェブコンテンツC10の表示操作を行った場合は、表示対象となるウェブコンテンツC10のURLを要求部151に出力する。また、操作制御部152は、入力部120を介して受け付けたスクロール操作やタップ操作等、利用者の操作の内容を表示処理部153に出力する。
表示処理部153は、受信したウェブページおよび広告コンテンツを出力部130に表示し、上述した表示処理を実行する。例えば、表示処理部153は、制御部150が、ウェブコンテンツC10とともに配信される取得命令や、広告コンテンツとともに配信される制御情報を実行することで、図6に示すように、取得部154、表示部155、および表示制御部156として動作し、表示処理を実行する。取得部154、表示部155、および表示制御部156は、例えば、CPUやMPU等によって、制御情報がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。
取得部154は、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20、C30を取得する。例えば、取得部154は、ウェブコンテンツC10を取得すると、ウェブコンテンツC10の取得指示に従い、広告配信サーバ20からコンテンツC20、C30を取得する。
表示部155は、ウェブコンテンツC10を表示するとともに、ウェブコンテンツC10の前面に配置された所定の表示領域DA内に広告に関するコンテンツC20を配置して表示する。例えば、表示部155は、表示領域DA内にコンテンツC20に基づいて生成されたコンテンツC21を配置して表示するとともに、コンテンツC21の前面にコンテンツC20を配置して表示する。ここで、表示部155は、コンテンツC20の視認性を低下させたコンテンツであるコンテンツC21を表示する。また、表示部155は、コンテンツC20の一部に基づいて生成されたコンテンツC21を配置して表示する。また、表示部155は、表示領域DA内にコンテンツC20に基づいて生成されたコンテンツC21を配置して表示するとともに、コンテンツC21の前面にコンテンツC20を配置して表示する。
例えば、表示部155は、所定のオフセット量だけ画面上端から下方向に上端が位置するように、ウェブコンテンツC10を配置して表示するとともに、表示領域DAをウェブコンテンツC10の前面のレイヤに配置する。また、表示部155は、コンテンツC20の一部を抽出し、抽出した部分の視認性を低下させたコンテンツC21を生成する。そして、表示部155は、表示領域DA内にコンテンツC21を配置するとともに、コンテンツC21の前面にコンテンツC20を配置して表示する。
表示制御部156は、表示部155を制御し、上述した表示処理を実行させる。例えば、表示制御部156は、ウェブコンテンツC10に対するスクロール操作に応じて、表示領域DA内のコンテンツC20を広告に関するコンテンツC30に変更させる。すなわち、表示制御部156は、コンテンツC20を、コンテンツC20と同じ広告主に関するコンテンツC30へと変更する。
例えば、表示制御部156は、表示領域DAが配置された方向へウェブコンテンツC10をスクロールさせる操作、例えば、上スクロール操作が行われた場合は、コンテンツC20をコンテンツC30へと変更させる。また、表示制御部156は、表示領域DA内において、コンテンツC20とコンテンツC30とをスクロール操作が行われた方向へ移動させることで、コンテンツC20をコンテンツC30に変更する。すなわち、表示制御部156は、スクロール操作に従って、コンテンツC20、C30をカルーセル表示させる。
また、表示制御部156は、コンテンツC21をコンテンツC30に基づいて生成されたコンテンツC31に変更するとともに、コンテンツC20をコンテンツC30に変更する。例えば、表示制御部156は、コンテンツC21を、コンテンツC30の視認性を低下させたコンテンツであるコンテンツC31へと変更させる。また、表示制御部156は、コンテンツC21をコンテンツC30の一部に基づいて生成されたコンテンツC31に変更する。
また、表示制御部156は、ウェブコンテンツC10に対するスクロール操作が行われた場合は、表示領域DAの表示サイズを徐々に縮小させ、表示領域DAの表示サイズが所定の表示サイズとなった際にスクロール操作が行われた場合は、表示領域DA内のコンテンツC20をコンテンツC30に変更させる。例えば、表示制御部156は、表示領域DAの表示サイズを徐々に縮小させるとともに、表示領域DAの表示サイズに合わせてコンテンツC20の表示サイズを徐々に縮小させる。そして、表示制御部156は、表示領域DAとコンテンツC20の表示サイズが所定の表示サイズとなった際に、さらなるスクロール操作が行われた場合は、表示領域DA内のコンテンツC20をコンテンツC30に変更させる。
より詳細な例を挙げると、表示制御部156は、表示領域DAの表示サイズに合わせてコンテンツC20とコンテンツC21との表示サイズを徐々に縮小させる。また、表示制御部156は、表示領域DAとコンテンツC20の表示サイズが所定の表示サイズとなった際にさらなるスクロール操作が行われた場合は、表示領域DA内のコンテンツC20をコンテンツC30に変更させるとともに、コンテンツC21をコンテンツC30に基づいて生成されたコンテンツC31に変更する。
なお、表示制御部156は、ウェブコンテンツC10を所定の方向にスクロールさせるスクロール操作が行われた場合は、表示領域DAの表示サイズを徐々に縮小させ、表示領域DA内にコンテンツC30が表示されている際に、ウェブコンテンツC10を所定の方向とは異なる方向にスクロールさせるスクロール操作が行われた場合は、表示領域DAの表示サイズを徐々に拡大させてもよい。また、表示制御部156は、表示領域DAの表示サイズに合わせて、表示領域DAに表示されているコンテンツC20若しくはコンテンツC30の表示サイズを徐々に拡大させてもよい。
また、表示制御部156は、表示領域DA内にコンテンツC30が表示されている際に、スクロール操作が行われた場合は、コンテンツC30を広告に関する新たな第3コンテンツに変更してもよい。また、表示制御部156は、ウェブコンテンツC10に対するスクロール操作の量が所定の閾値を超えた場合は、コンテンツC20をコンテンツC30に変更させてもよい。例えば、表示制御部156は、ウェブコンテンツC10を所定の方向にスクロールさせる量が所定の閾値を超えた場合は、コンテンツC20をコンテンツC30に変更させてもよい。
なお、表示部155および表示制御部156は、表示領域内に表示された前面コンテンツを固定したまま背面コンテンツを変更してもよい。例えば、表示部155は、背面コンテンツ(例えば、コンテンツC21に対応)の前面に所定の前面コンテンツを配置して表示する。例えば、表示部155は、背面コンテンツの一部が表示されるように、透過領域を有する前面コンテンツを表示する。そして、表示制御部156は、スクロール操作に応じて、前面コンテンツを移動させずに、背面コンテンツを新たな背面コンテンツ(例えば、コンテンツC31)に変更してもよい。
〔7.端末装置100の処理フロー〕
次に、図7を用いて、制御情報を実行した端末装置100が実行する表示処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る端末装置が実行する表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図7に示す例では、コンテンツC20、C30を画像コンテンツと記載し、コンテンツC21、C31をぼやけコンテンツと記載するとともに、表示領域DAを単に表示枠と記載した。
例えば、端末装置100は、利用者の操作に応じてコンテンツ配信サーバ30にウェブコンテンツC10の配信を要求し、コンテンツ配信サーバ30からウェブコンテンツC10を受信する(ステップS101)。このような場合、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を表示する(ステップS102)。より具体的には、端末装置100は、ウェブコンテンツの画面上側に所定のオフセットコンテンツを配置したコンテンツを画面全体に配置して表示する。そして、端末装置100は、配信されたウェブコンテンツC10に取得命令が含まれる場合は、広告配信サーバ20に対して広告コンテンツのリクエスト(配信要求)を送信する(ステップS103)。
ここで、端末装置100は、コンテンツC20およびC30を画像コンテンツとして受信したか否かを判定する(ステップS104)。そして、端末装置100は、画像コンテンツを受信していないと判定した場合は(ステップS104:No)、再度ステップS104を実行する。
また、端末装置100は、画像コンテンツを受信した場合は(ステップS104:Yes)、表示枠内に画像コンテンツを配置するとともに、画像コンテンツから生成したぼやけコンテンツ、すなわち、コンテンツC31を配置して表示する(ステップS105)。続いて端末装置100は、スクロール操作が行われたか否かを判定し(ステップS106)、スクロール操作が行われた場合は(ステップS106:Yes)、表示枠の大きさをスクロール操作に応じて徐々に縮小させ、ウェブコンテンツC10の表示領域を拡大する(ステップS107)。このようなステップS107の処理と同時に、端末装置100は、表示枠の大きさに合わせて画像コンテンツとぼやけコンテンツの表示態様を変化させる(ステップS108)。例えば、端末装置100は、画像コンテンツとぼやけコンテンツとの表示サイズを徐々に変化させる。
一方、端末装置100は、スクロール操作が行われていない場合は(ステップS106:No)、表示するウェブコンテンツC10を変更するページ遷移操作が行われたか否かを判定し(ステップS109)、行われた場合は(ステップS109:Yes)、表示するページを遷移させ(ステップS110)、処理を終了する。また、端末装置100は、ページ遷移操作が行われていない場合は(ステップS109:No)、ステップS106を実行する。
一方、端末装置100は、スクロール量が所定量を超えたか否かを判定し(ステップS111)、超えた場合は(ステップS111:Yes)、画像コンテンツとぼやけコンテンツとを新たな画像コンテンツとに切替える(ステップS112)。例えば、端末装置100は、コンテンツC20をコンテンツC30に変更するとともに、コンテンツC21をコンテンツC31に変更する。その後、端末装置100は、ステップS106を実行する。また、端末装置100は、スクロール量が所定量を超えない場合は(ステップS111:No)、ステップS106を実行する。
〔8.変形例〕
上記では、図1に例示した表示態様を用いながら、端末装置100による表示処理の一例について説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。以下、端末装置100が実行する表示処理の変形例について説明する。なお、以下に説明する表示処理は、例えば、取得部154、表示部155、および表示制御部156が発揮する処理により実現されるが、実施形態は、これに限定されるものではない。
〔8−1.コンテンツについて〕
例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に代えて、他のコンテンツを表示してもよい。また、コンテンツC20、C30は、広告に係るコンテンツに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、広告以外の文字列、模様、画像、動画像等を含む任意のウェブコンテンツC10、コンテンツC20、C30(以下、単に「コンテンツC10〜C30」と総称する場合がある。)を上述した表示処理により表示してもよい。また、端末装置100は、ゲーム等を含むコンテンツC10〜C30を表示してもよく、いわゆるプレイアブル広告を含むコンテンツC10〜C30を表示してもよい。また、端末装置100は、音声を含むコンテンツC10〜C30を表示してもよい。なお、コンテンツC10〜C30に含まれる文字列、模様、画像、動画像、ゲーム、音声等は、広告に係るものに限定されるものではない。
また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に代えてゲームコンテンツであるコンテンツC10を表示する際、ゲームのメニューやチュートリアル等の補助コンテンツをコンテンツC20、C30として表示してもよい。また、端末装置100は、ゲームの実行時、フラッシュやCSS等の技術により作成されたインタラクティブ形式のウェブページの表示を行う際に上述した表示処理を実行してもよい。
また、端末装置100は、SNS(Social Networking Service)のコンテンツ、メッセンジャーアプリケーションの画面、カメラアプリケーションの画面、その他任意のコンテンツとともに、コンテンツC20、C30を表示し、上述した表示処理を実行してもよい。また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10以外にも、ゲーム、地図、音楽再生画面、動画再生画面等、任意のコンテンツを表示してもよい。
また、コンテンツC20、C30は、ウェブコンテンツC10を配信したサーバと同一のサーバにより配信されてもよく、それぞれ異なるサーバから配信されてもよい。すなわち、上述した表示処理を実行する際に、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20、C30を配信する処理の態様については、任意の態様が採用可能である。
〔8−2.制御情報について〕
上記した端末装置100は、広告配信サーバ20がコンテンツC20、C30とともに配信する制御情報を用いて、上記した表示処理を実行した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、上記した制御情報をコンテンツ配信サーバ30からウェブコンテンツC10とともに受信し、広告配信サーバ20からコンテンツC20、C30とともに制御指示を受信する。そして、端末装置100は、コンテンツ配信サーバ30から受信した制御情報を実行するとともに、受信した制御指示に従って表示処理を実行してもよい。
また、端末装置100は、上述した表示処理等を端末装置100に実行させるアプリケーションをあらかじめダウンロードし、かかるアプリケーションを実行することで、上述した処理を実現してもよい。
〔8−3.装置構成〕
また、上記実施形態では、配信システム1に、広告配信サーバ20とコンテンツ配信サーバ30とが含まれる例を示したが、広告配信サーバ20とコンテンツ配信サーバ30とは1個の装置として形成されてもよい。この場合、図3に示した広告配信サーバ20は、例えば、図5に示したコンテンツ記憶部32、受付部34、配信部35を有する。そして、広告配信サーバ20は、端末装置100からウェブページの取得要求を受け付けた場合に、広告コンテンツとともに、取得命令を含まないウェブページを端末装置100に配信する。
また、上記実施形態では、広告配信サーバ20から端末装置100にコンテンツC20が配信される例を示したが、コンテンツ配信サーバ30が、広告配信サーバ20からコンテンツC20、C30を取得してもよい。この場合、広告配信サーバ20の要求受付部26は、コンテンツ配信サーバ30からコンテンツC20の取得要求を受け付ける。また、広告配信サーバ20は、コンテンツ配信サーバ30にコンテンツC20、C30を配信する。また、コンテンツ配信サーバ30は、広告配信サーバ20から取得したコンテンツC20、C30とともに、取得命令を含まないウェブページを端末装置100に配信し、上述した表示処理を実現させてもよい。
〔8−4.ログについて〕
ここで、端末装置100は、コンテンツC20、C30に関する各種のログを取ってもよい。例えば、端末装置100は、コンテンツC20およびコンテンツC30が表示されたか否か、コンテンツC20、C30の拡大や縮小といった表示態様の変更が行われたか否か、コンテンツC20をコンテンツC30に変更したか否か、コンテンツC20の表示サイズをどこまで変更したか、ウェブコンテンツC10の表示領域をどこまで拡大したか、スクロール操作がどのように行われたか、コンテンツC20、C30に対するスライド操作やタップ操作が行われたか否か等を示すログを取ってもよい。また、端末装置100は、コンテンツC21、C31についても、同様のログを取ってもよい。
また、端末装置100は、コンテンツC20の表示領域の大きさを変更した後で、初期画面まで表示を戻したか否か、コンテンツC20、C30の表示を取りやめる操作が行われたか否か等を示すログを取ってもよい。また、端末装置100は、コンテンツC20、C30が複数回表示されたかを示すログを取得してもよい。例えば、端末装置100は、コンテンツC30が表示された後で、コンテンツC30をコンテンツC20に変更したか否かや、画面の更新などが行われ、コンテンツC20を再表示したか否かを示すログを取得してもよい。また、端末装置100は、スクロール操作が繰り返し行われることで、コンテンツC20、C30が複数回表示されたか否かを示すログを取得してもよい。
例えば、端末装置100は、初期表示から利用者がスクロール操作を行わずに、コンテンツC20を表示し続けた場合は、コンテンツC20に対して利用者が興味を有した旨のログを取得してもよい。一方で、端末装置100は、コンテンツC30が画面内に表示された場合や、利用者がコンテンツC30に対する各種の操作を行った場合は、その旨を示すログを取ってもよい。
このように端末装置100が取得したログは、コンテンツC20、C30のインプレッション数やCTRの更新、コンテンツC20、C30等の表示に対する課金処理、および、広告主に広告効果を報告する際等に有用なログとなる。例えば、表示処理の結果、コンテンツC20の表示領域の縮小および拡大が複数回行われた場合は、利用者がコンテンツC20、C30に興味を示したものと予測される。
このため、コンテンツC20、C30や各オブジェクトの表示回数や表示時間、変更回数やキャンセルの回数等を示すログは、利用者がコンテンツC20、C30に対して興味を有したか否かの指標となりえる。また、コンテンツC20を表示した回数やスクロール操作を繰り返した回数等は、利用者の広告に対する認知度を示す指標になりえる。
そこで、広告配信サーバ20は、取得された各ログを用いて、インプレッション数の更新や、課金額の変更等を行ってもよい。例えば、広告配信サーバ20は、コンテンツC20、C30の表示回数や表示時間、操作内容等に応じて課金額を変更してもよい。
また、端末装置100が取得したログは、ランディングページに配置されるコンテンツの変更に用いられてもよい。例えば、端末装置100は、同一のランディングページを取得するとともに、ランディングページが表示されるまでのログに応じて、ランディングページに配置するコンテンツを変更させてもよい。
〔8−5.端末装置の操作記録〕
また、上述してきた端末装置100は、上述した表示態様において、利用者がどれだけ端末装置100を操作したかという記録を広告配信サーバ20に送信してもよい。具体的には、端末装置100は、コンテンツC20、C30が表示された際におけるスクロール操作の内容や回数、利用者の選択操作、利用者がコンテンツC30を選択した回数や位置、利用者がスクロール操作を停止した位置等を記録する。
また、端末装置100は、スクロール操作の回数、リロードした回数や、上述した表示処理の内容、若しくは、コンテンツC20、C30の内容などコンテンツC20、C30を特定する情報について端末装置100からの発信操作(例えば、SNSへの書き込みなど)など、利用者が端末装置100に対して行う種々の操作を記録することもできる。そして、端末装置100は、操作履歴に関する情報を広告配信サーバ20に送信する。
かかる場合、広告配信サーバ20は、端末装置100から配信された操作履歴に関する情報を集計し、かかる情報について分析した情報をさらに取得する。例えば、広告配信サーバ20は、制御情報とともにコンテンツC20、C30を配信した場合と、配信しなかった場合とについて、スクロール操作の回数や、表示処理を実行した回数、表示したランディングページの種別やランディングページに配置されたコンテンツの種別、CTRなどの広告効果の指標を比較した情報などを取得する。また、広告配信サーバ20は、表示されたオブジェクト、表示された広告対象や選択された広告対象等を示す情報を取得する。
ここで、制御情報とともにコンテンツC20、C30を配信した際にウェブコンテンツC10に対して行われた操作の履歴は、広告効果を示す指標となりうる。すなわち、実施形態に係る制御情報を伴うコンテンツC20、C30が表示されるウェブコンテンツC10においては、利用者の操作によってコンテンツC20、C30が表示され、表示態様が変更され、若しくは、コンテンツC20、C30のランディングページが表示されることのみならず、かかるウェブコンテンツC10に対して利用者がどれだけ操作を行ったか(つまり、利用者がどれだけ画面の表示態様を変化させたか)という操作履歴自体が利用者のコンテンツC20への興味を示す指標といえる。
例えば、広告配信サーバ20は、スクロール操作の内容、スクロール操作の回数、タップ回数やコンテンツC20が表示されたか否か、表示を初期状態に戻した回数等を比較することで、実施形態に係る制御情報を伴うコンテンツC20、C30を表示した際に、コンテンツC20、C30が広く伝えようとする情報、すなわち広告に対する関心をどれくらい発生させたかを示す指標を提供することができる。
したがって、広告配信サーバ20は、広告主端末10に端末装置100の操作履歴に関する情報を送信することにより、実施形態に係るコンテンツC20、C30が表示されるウェブコンテンツC10に対する広告効果の指標を示すレポートとすることができる。なお、広告配信サーバ20は、広告主端末10に端末装置100の操作履歴に関する情報やログをそのまま送信してもよい。
これにより、広告配信サーバ20は、端末装置100における実施形態に係る制御情報を伴うコンテンツC20、C30の表示態様の有用性を広告主に示すことができる。
〔8−6.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔8−7.プログラム〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置100は、例えば図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図8は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が端末装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部150の機能を実現する。
〔9.効果〕
上述したように、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を表示するとともに、ウェブコンテンツC10の前面に配置された所定の表示領域DA内に広告に関するコンテンツC20を配置して表示する。そして、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に対するスクロール操作に応じて、表示領域DA内のコンテンツC20を広告に関するコンテンツC30に変更させる。このような処理の結果、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を閲覧する利用者に対し、コンテンツC20、C30に対する興味を生じさせることができるので、コンテンツC20、C30に関する情報の訴求効果を向上させることができる。
また、端末装置100は、表示領域DAが配置された方向へウェブコンテンツC10をスクロールさせる操作が行われた場合は、コンテンツC20をコンテンツC30へと変更させる。また、端末装置100は、表示領域DA内において、コンテンツC20とコンテンツC30とをスクロール操作が行われた方向へ移動させることで、コンテンツC20をコンテンツC30に変更する。また、端末装置100は、表示領域DA内にコンテンツC20に基づいて生成されたコンテンツC21を配置して表示するとともに、コンテンツC21の前面にコンテンツC20を配置して表示し、コンテンツC21をコンテンツC30に基づいて生成されたコンテンツC31に変更するとともに、コンテンツC20をコンテンツC30に変更する。このような処理の結果、端末装置100は、利用者の印象の悪化を最小限に留めつつ、コンテンツC20、C30に関する情報の訴求効果を向上させることができる。
ここで、端末装置100は、コンテンツC20の視認性を低下させたコンテンツであるコンテンツC21を表示し、コンテンツC21を、コンテンツC30の視認性を低下させたコンテンツであるコンテンツC31へと変更する。また、端末装置100は、コンテンツC20の一部に基づいて生成されたコンテンツC21を配置して表示し、コンテンツC21をコンテンツC30の一部に基づいて生成されたコンテンツC31に変更する。このように、端末装置100は、背景コンテンツを個別に作成する手間を省くことができるので、コンテンツC20、C30を登録する広告主の手間を削減することができる。
また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に対するスクロール操作が行われた場合は、表示領域DAの表示サイズを徐々に縮小させ、表示領域DAの表示サイズが所定の表示サイズとなった際にスクロール操作が行われた場合は、表示領域DA内のコンテンツC20をコンテンツC30に変更させる、また、端末装置100は、表示領域DAの表示サイズに合わせてコンテンツC20の表示サイズを徐々に縮小させ、表示領域DAとコンテンツC20の表示サイズが所定の表示サイズとなった際にスクロール操作が行われた場合は、表示領域DA内のコンテンツC20をコンテンツC30に変更させる。
また、端末装置100は、表示領域DA内にコンテンツC20に基づいて生成されたコンテンツC21を配置して表示するとともに、コンテンツC21の前面にコンテンツC20を配置して表示する。そして、端末装置100は、表示領域DAの表示サイズに合わせてコンテンツC20とコンテンツC21との表示サイズを徐々に縮小させ、表示領域DAとコンテンツC20の表示サイズが所定の表示サイズとなった際にスクロール操作が行われた場合は、表示領域DA内のコンテンツC20をコンテンツC30に変更させるとともに、コンテンツC21をコンテンツC30に基づいて生成されたコンテンツC31に変更する。このような処理の結果、端末装置100は、コンテンツC20、C30に対する利用者の興味を生じさせる結果、コンテンツC20、C30に関する情報の訴求効果を向上させることができる。
また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を所定の方向にスクロールさせるスクロール操作が行われた場合は、表示領域DAの表示サイズを徐々に縮小させる。また、端末装置100は、表示領域DA内にコンテンツC30が表示されている際に、ウェブコンテンツC10を所定の方向とは異なる方向にスクロールさせるスクロール操作が行われた場合は、表示領域Aの表示サイズを徐々に拡大させる。また、端末装置100は、表示領域DAの表示サイズに合わせて、表示領域DAに表示されているコンテンツC20若しくはコンテンツC30の表示サイズを徐々に拡大させる。このため、端末装置100は、例えば、コンテンツC30に対して興味を有した利用者に対し、より大きな表示サイズのコンテンツC30を提供することができるので、コンテンツC30に関する情報の訴求効果を向上させることができる。
また、端末装置100は、表示領域DA内にコンテンツC30が表示されている際に、スクロール操作が行われた場合は、コンテンツC30を広告に関する第3コンテンツに変更する。このため、端末装置100は、様々なコンテンツを利用者に対して提供することができる。
また、端末装置100は、コンテンツC21の前面に所定の前面コンテンツを配置して表示する。例えば、端末装置100は、前面コンテンツとして、透過領域を有するコンテンツを配置して表示する。そして、端末装置100は、前面コンテンツを移動させずに、コンテンツC21をコンテンツC31に変更する。このような処理の結果、端末装置100は、例えば、前面コンテンツが示すキャラクターの背景が、スクロール操作に応じて変化するといった対応で、コンテンツを表示するので、コンテンツC20、C30に関する情報の訴求効果を向上させることができる。
また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に対するスクロール操作の量が所定の閾値を超えた場合は、コンテンツC20をコンテンツC30に変更させる。また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を所定の方向にスクロールさせる量が所定の閾値を超えた場合は、コンテンツC20をコンテンツC30に変更させる。例えば、端末装置100は、コンテンツC20を、コンテンツC20と同じ広告主に関するコンテンツC30へと変更する。このような処理の結果、端末装置100は、コンテンツC20、C30に関する情報の訴求効果を向上させることができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、配信部は、配信手段や配信回路に読み替えることができる。
1 配信システム
10 広告主端末
20 広告配信サーバ
21、31、110 通信部
22 記憶部
23、33、150 制御部
24 広告データベース
25 入稿受付部
26 要求受付部
27 広告選択部
28 配信部
30 コンテンツ配信サーバ
32 コンテンツ記憶部
34 受付部
35 配信部
100 端末装置
120 入力部
130 出力部
140 物理センサ
151 要求部
152 操作制御部
153 表示処理部
154 取得部
155 表示部
156 表示制御部

Claims (21)

  1. コンピュータに
    ウェブコンテンツを表示するとともに、当該ウェブコンテンツの前面に配置された所定の表示領域内に広告に関する第1コンテンツを配置して表示する表示手順と、
    前記ウェブコンテンツに対するスクロール操作に応じて、前記表示領域内の第1コンテンツを広告に関する第2コンテンツに変更させる表示制御手順と
    を実行させるための情報表示プログラム。
  2. 前記表示制御手順は、前記表示領域が配置された方向へ前記ウェブコンテンツをスクロールさせる操作が行われた場合は、前記第1コンテンツを前記第2コンテンツへと変更させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示プログラム。
  3. 前記表示制御手順は、前記表示領域内において、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを前記スクロール操作が行われた方向へ移動させることで、前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに変更する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報表示プログラム。
  4. 前記表示手順は、前記表示領域内に前記第1コンテンツに基づいて生成された第1生成コンテンツを配置して表示するとともに、当該第1生成コンテンツの前面に前記第1コンテンツを配置して表示し、
    前記表示制御手順は、前記第1生成コンテンツを前記第2コンテンツに基づいて生成された第2生成コンテンツに変更するとともに、前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに変更する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  5. 前記表示手順は、前記第1コンテンツの視認性を低下させたコンテンツである前記第1生成コンテンツを表示し、
    前記表示制御手順は、前記第1生成コンテンツを、前記第2コンテンツの視認性を低下させたコンテンツである前記第2生成コンテンツへと変更する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報表示プログラム。
  6. 前記表示手順は、前記第1コンテンツの一部に基づいて生成された前記第1生成コンテンツを配置して表示し、
    前記表示制御手順は、前記第1生成コンテンツを前記第2コンテンツの一部に基づいて生成された前記第2生成コンテンツに変更する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の情報表示プログラム。
  7. 前記表示制御手順は、前記ウェブコンテンツに対するスクロール操作が行われた場合は、前記表示領域の表示サイズを徐々に縮小させ、当該表示領域の表示サイズが所定の表示サイズとなった際に前記スクロール操作が行われた場合は、当該表示領域内の前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに変更させる
    ことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  8. 前記表示制御手順は、前記表示領域の表示サイズに合わせて前記第1コンテンツの表示サイズを徐々に縮小させ、当該表示領域と前記第1コンテンツの表示サイズが所定の表示サイズとなった際に前記スクロール操作が行われた場合は、当該表示領域内の前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに変更させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報表示プログラム。
  9. 前記表示手順は、前記表示領域内に前記第1コンテンツに基づいて生成された第1生成コンテンツを配置して表示するとともに、当該第1生成コンテンツの前面に前記第1コンテンツを配置して表示し、
    前記表示制御手順は、前記表示領域の表示サイズに合わせて前記第1コンテンツと前記第1生成コンテンツとの表示サイズを徐々に縮小させ、当該表示領域と前記第1コンテンツの表示サイズが所定の表示サイズとなった際に前記スクロール操作が行われた場合は、当該表示領域内の前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに変更させるとともに、前記第1生成コンテンツを前記第2コンテンツに基づいて生成された第2生成コンテンツに変更する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の情報表示プログラム。
  10. 前記表示制御手順は、前記ウェブコンテンツを所定の方向にスクロールさせるスクロール操作が行われた場合は、前記表示領域の表示サイズを徐々に縮小させ、前記表示領域内に前記第2コンテンツが表示されている際に、前記ウェブコンテンツを前記所定の方向とは異なる方向にスクロールさせるスクロール操作が行われた場合は、前記表示領域の表示サイズを徐々に拡大させる
    ことを特徴とする請求項7〜9のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  11. 前記表示制御手順は、前記表示領域の表示サイズに合わせて、当該表示領域に表示されている前記第1コンテンツ若しくは前記第2コンテンツの表示サイズを徐々に拡大させる
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報表示プログラム。
  12. 前記表示制御手順は、前記表示領域内に前記第2コンテンツが表示されている際に、前記スクロール操作が行われた場合は、当該第2コンテンツを広告に関する第3コンテンツに変更する
    ことを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  13. 前記表示手順は、前記第1コンテンツの前面に所定の第4コンテンツを配置して表示する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  14. 前記表示手順は、前記第4コンテンツとして、透過領域を有するコンテンツを配置して表示する
    ことを特徴とする請求項13に記載の情報表示プログラム。
  15. 前記表示制御手順は、前記第4コンテンツを移動させずに、前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに変更する
    ことを特徴とする請求項13または14に記載の情報表示プログラム。
  16. 前記表示制御手順は、前記ウェブコンテンツに対するスクロール操作の量が所定の閾値を超えた場合は、前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに変更させる
    ことを特徴とする請求項1〜15のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  17. 前記表示制御手順は、前記ウェブコンテンツを所定の方向にスクロールさせる量が所定の閾値を超えた場合は、前記第1コンテンツを前記第2コンテンツに変更させる
    ことを特徴とする請求項1〜16のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  18. 前記表示制御手順は、前記第1コンテンツを、当該第1コンテンツと同じ広告主に関する前記第2コンテンツへと変更する
    ことを特徴とする請求項1〜17のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  19. ウェブコンテンツを表示するとともに、当該ウェブコンテンツの前面に配置された所定の表示領域内に広告に関する第1コンテンツを配置して表示する表示部と、
    前記ウェブコンテンツに対するスクロール操作に応じて、前記表示領域内の第1コンテンツを広告に関する第2コンテンツに変更させる表示制御部と
    を有することを特徴とする情報表示装置。
  20. 情報表示装置が実行する情報表示方法であって、
    ウェブコンテンツを表示するとともに、当該ウェブコンテンツの前面に配置された所定の表示領域内に広告に関する第1コンテンツを配置して表示する表示工程と、
    前記ウェブコンテンツに対するスクロール操作に応じて、前記表示領域内の第1コンテンツを広告に関する第2コンテンツに変更させる表示制御工程と
    を含むことを特徴とする情報表示方法。
  21. 画面に情報を表示する端末装置に制御情報を配信する配信部を備え、
    前記配信部は、前記端末装置に前記制御情報を配信することで、
    ウェブコンテンツを表示するとともに、当該ウェブコンテンツの前面に配置された所定の表示領域内に広告に関する第1コンテンツを配置して表示する表示手順と、
    前記ウェブコンテンツに対するスクロール操作に応じて、前記表示領域内の第1コンテンツを広告に関する第2コンテンツに変更させる表示制御手順と
    を実行させるよう前記端末装置を制御する、
    ことを特徴とする配信装置。
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