JP7309453B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は像振れ補正が可能な撮像装置に関する。
デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置において、ユーザの手振れなどによる像振れを補正する像振れ補正手段を搭載したものがある。また、手振れに関しては、歩き撮りのように手振れの振幅が大きくなるシーンやそうでないシーンなどがあることが知られている。また、手振れの振幅が大きい場合には、撮像素子の露光時間が長い場合、露光時間内のブレ量が大きいため、解像感が低下し、得られる画像の品位が低下するという問題が知られている。
そうした課題に対して、露光時間に応じてブレ補正制御信号に対する補正ゲインを変更することにより得られる画像の品位劣化を防止する技術が特許文献1に記載されている。
特開2011-135537号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術は露光時間が長い場合に出力振幅を減衰させるため、ブレ補正をしきれずにブレが残ってしまう。
そこで、本発明は、撮像素子の露光時間に応じた良好な像振れ補正を行うことができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る撮像装置は、
光学的な像振れ補正を行う撮像装置であって、前記撮像装置の動き情報を検出する動き検出手段と、撮像素子と、前記撮像素子を用いた静止画撮影時の露光時間を決定する決定手段と、前記動き検出手段により検出された動き情報と前記決定手段により決定された露光時間とに基づいて、静止画撮影時の光学的な像振れ補正の補正量を算出する算出手段と、を有し、前記算出手段は、前記決定手段により決定された露光時間が所定の範囲内の露光時間であるとき、前記補正量を算出する際に用いる利得を、前記決定手段により決定された露光時間が前記所定の範囲内の露光時間より短い露光時間であるとき、及び、前記決定手段により決定された露光時間が前記所定の範囲内の露光時間よりも長いときよりも、相対的に大きい値にすることを特徴とする。
本発明によれば、撮像素子の露光時間に応じた像振れ補正を行うことができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置であるカメラ11の構成を説明する図である。 カメラ11の利得制御部17の利得と露光時間の関係を示す図である。 動き検出部15から像振れ補正部14aまでの位相差を示す図である。 位相差と像振れ補正残りの関係を示す図である。 カメラ11の防振敏感度調整を説明する図である。 カメラ11の撮影に伴う動作のフローチャートを示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1は、発明の実施形態に係る撮像装置であるカメラ11の構成を説明する図である。カメラ11は、カメラボディ11aと、カメラボディ11aに着脱可能な交換レンズ11bで構成されている。なお、カメラボディ11aとレンズが一体型のカメラであってもよい。
交換レンズ11bは、焦点調節に用いるフォーカスレンズ、ズーム制御に用いられるズームレンズ、像振れ補正に用いられる補正レンズ、撮像素子に入射する光量の調整に用いられる絞りなどを含む撮像光学系13を有している。撮像光学系13は後述するカメラボディ11aが有するCPU12からの指示にしたがってモータ等により各部を駆動させる。撮像光学系13の光軸は光軸10として示している。
カメラボディ11aは、CPU12、撮像素子14、像振れ補正部14a、動き検出部15、信号処理部16、利得制御部17、操作部18を有している。
CPU12は、カメラボディ11a内の各部を制御するとともに、撮像光学系13を制御するために交換レンズ11bと通信を行う。また、CPU12は、撮像素子14から出力される画像信号に基づく被写体の明るさ情報や後述する操作部18を用いて設定された絞り情報や撮像感度情報に基づいて、静止画撮影時における撮像素子14の露光時間を求める。あるいは、操作部18を用いてシャッタスピードが選択された場合はそのシャッタスピードの値を露光時間とする。なお、露光時間の決定方法は特に限定されず、決定した露光時間とするためのシャッタ制御もメカシャッタを制御する方法や電子シャッタを制御する方法など特に限定されない。
撮像素子14は、撮像光学系13を通った被写体光束が入射し、入射した被写体光束に応じた画像信号を出力するCMOSやCCDなどの撮像素子である。撮像素子14から出力された画像信号は不図示の画像処理部で画像処理が施されたのち不図示の記録部に記録される。
像振れ補正部14aは、撮像素子14を保持した可動部を、モータ等の駆動手段を用いて光軸10と直交する方向にシフトさせたり光軸10と平行な軸周りに回転させたりすることで像振れ補正を行う。可動部の駆動目標値(シフト量及び回転量を含む)は、後述する利得制御部17から出力される。光軸10と直交する方向の例は図1中の矢印14bに示しているが、光軸10及び矢印14bで示す方向と直交する方向に可動部を移動させてもよい。
動き検出部15は、ジャイロセンサなどの角速度センサを用いてカメラ11の動きの角速度を検出し、検出した角速度に対応する角速度信号を信号処理部16に出力する。
信号処理部16は、動き検出部15から出力される角速度信号を積分して角度信号に変換し、変換した角度信号に基づいて像振れを補正するための補正量である撮像素子14の駆動目標値を算出する。信号処理部16で算出した補正量は、後述する利得制御部17を介して像振れ補正部14aに出力される。
利得制御部17は、CPU12から露光時間情報が入力され、露光時間情報に基づいて信号処理部16で得られた補正量に対する利得を変更する。
操作部18は、カメラ11の各種パラメータを選択及び決定するためのダイヤルやスイッチ、静止画撮影を指示するためのレリーズボタンなどを有する。
次に、図2を用いて利得制御部17の利得制御について説明する。図2は、利得制御部17の利得と露光時間の関係を示す図である。利得制御部17の利得制御は、図2に示したように露光時間に応じて予め決定されており、図2に示す対応関係データは利得制御部17のメモリに記憶されている。例えば、露光時間が1/60秒の時には、信号処理部16から出力される補正量を0.9倍するために、利得制御部17は利得として0.9の値を設定する。
なお、利得制御部17は、像振れ補正部14aの駆動利得(駆動目標値に対する利得)を変更するが、ローパスフィルタやハイパスフィルタなどのように像振れ補正部14aの駆動周波数特性を変更しない。
これは、利得制御部17で周波数特性を変更する処理を行うと、信号処理部16から出力される補正量の高周波数成分、あるいは低周波数成分の利得や位相特性が変化してしまい正確な像振れ補正が行えなくなるためである。
図2に示したように露光時間に応じた利得制御を行う理由を図3を用いて説明する。
図3は、動き検出部15から出力される角速度信号に対する像振れ補正部14aの駆動波形の位相差31(以下、位相差と称す)を示す図であり、横軸は周波数、縦軸は位相差である。
図3において周波数ω1より低周波においては動き検出部15から出力される角速度信号よりも像振れ補正部14aの駆動波形の位相がθ1進んでいる。これは信号処理部16の積分特性に依存しており、低周波ほど十分な積分が行えないためである。また、周波数ω2より高周波においては振動検出部15から出力される角速度信号よりも像振れ補正部14aの駆動波形の位相がθ2遅れている。これは撮像素子14の慣性質量により信号処理部16から出力される補正量に対して像振れ補正部14aが十分追従できないためである。
上記のような位相進み、位相遅れの像振れ補正精度に対する影響を図4で説明する。図4は、位相差と像振れ補正残りの関係を示す図であり、横軸は時間、41は像振れ補正部14aの補正量、42は動き検出部15が出力する角速度信号に対応するブレ量、43は補正量41とブレ量42の差である補正残りを示す。
図4(a)は、図3のグラフの周波数ω1におけるブレ量、補正量、補正残りを示しており、前述したように位相がθ1進んでいるために補正残り43は大きい。
図4(b)は、図3のグラフの周波数ω0におけるブレ量、補正量、補正残りを示しており、位相のずれが少ないために補正残り43は極めて小さい。
図4(c)は、図3のグラフの周波数ω2におけるブレ量、補正量、補正残りを示しており、前述したように位相がθ2遅れているために補正残り43は大きい。
このように、図3に示す手振れの帯域32における低周波と高周波では高精度の像振れ補正は行えていない。
なお、図4に示した補正残りは、動き検出部15の感度と像振れ補正部14aの駆動量が理想的な場合であり、実際には動き検出部15の感度ばらつきや像振れ補正部14aの駆動不足なども生じるために像振れ補正の精度はさらに悪化する。
これら感度ばらつきや駆動不足を補うための調整(以下、敏感度調整とする)について図5を用いて説明する。
図5(a)は、防振敏感度調整の調整方法を説明する図であり、カメラ11は加振台51上に設置され、矢印51aの方向に周波数ω0で加振される。なお、ω0は図3および図4(b)で説明したもっとも位相差の少ない周波数である。この調整方向では、カメラ11は点光源52を被写体としており、像振れ補正を行わないときは撮像素子14からは加振による点像軌跡が図5(b)のようになる画像信号が出力される。像振れ補正が開始されると、理想的には図5(c)に示すように点像は1点に固定されるはずであるが敏感度調整が不十分な場合には図5(d)に示すように補正残りが生じた画像信号となる。
敏感度調整はこの補正残りの量を測定し、それをゼロにするように動き検出部15の感度および像振れ補正部14aの補正量を調整する。
このようにして感度調整が行われた後は手振れの周波数がω0の場合には高精度の像振れ補正が行えるが、手振れの周波数がω1及びω2近傍では位相差が生じるために十分な像振れ補正が行えていない。
波形間に位相差θがある時にそれらの差を最も小さくする利得Gは式(1)で示される。
G=cosθ ・・・(1)
そこで周波数ω1およびω2においては、式(1)に基づいて利得を変更することで補正精度を高めることができる。
次に露光時間と手振れの周波数の関係を説明する。
静止画撮影時の露光時間が長いときは低周波の手振れが支配的であり、露光時間が短いときは高周波の手振れが支配的になる。これは、低周波ほど手振れの振幅が大きいこと、露光時間が短いときは低周波の手振れによる像振れの影響が小さいことが理由である。以上のように、静止画撮影時の露光時間に応じて支配的な手振れの周波数成分が異なるため、露光時間に応じて補正残りの主な原因となる位相差θも変化する。そのため、静止画撮影時の露光時間に応じて信号処理部16から出力される補正量に対する利得を変更することで、撮像素子の露光時間に応じた像振れ補正を行うことができる。
例えば、1/60秒、1/30秒など露光時間が短い場合は、各露光時間に対応する周波数(ω2近傍)における位相差と式(1)より利得を求め、1秒など露光時間が長い場合はそれに対応する周波数(ω1近傍)における位相差と式(1)より利得を求める。
なお、図2で示す露光時間と利得の関係では、図5において敏感度調整を行った周波数ω0の手振れが支配的となる所定の範囲の露光時間(例えば、1/15秒~1/2秒)より短い露光時間および長い露光時間の利得をそれぞれ小さくしている。つまり、利得制御部17は敏感度調整を行った際に使用する周波数の手振れが支配的となる露光時間を基準とした場合に、その露光時間と比較して、実際に設定した露光時間が長い場合や短い場合には像振れ補正部14aの駆動利得を小さくする。
なお、利得制御の基準となる露光時間を静止画撮影時に利用される頻度が高い1/60秒にした場合、それより長い露光時間では利得を大きくすることになるが、露光時間に応じた利得の相対関係は変わらない。すなわち、静止画撮影時の露光時間が所定の範囲内の露光時間よりも長い場合、静止画撮影時の露光時間が所定の範囲内の露光時間である場合よりも利得を相対的に小さい値にする。また、静止画撮影時の露光時間が所定の範囲内の露光時間よりも短い場合、静止画撮影時の露光時間が所定の範囲内の露光時間である場合よりも利得を相対的に小さい値にする。
次に図6を用いてカメラ11の利得変更動作を説明する。図6は、カメラ11の撮影に伴う動作のフローチャートを示す図である。
このフローチャートは、例えば、操作部18のレリーズボタンが半押しされたとCPU12が判断すると実行される。
ステップS601では、CPU12が撮像素子14から出力される画像信号または操作部18を用いた撮影者の選択操作に基づいて静止画撮影時の露光時間を決定する。
ステップS602では、動き検出部15がカメラ11の動きの角速度を検出し、検出した角速度に対応する角速度信号を出力する。ステップS603では、信号処理部16が動き検出部15から出力される角速度信号を積分して角度信号に変換し、変換した角度信号に基づいて像振れを補正するための撮像素子14の駆動目標値を算出して出力する。
ステップS604では、CPU12が操作部18を用いた撮影者の静止画撮影開始操作(例えば、操作部18のレリーズボタンの全押し操作)に応じて静止画撮影(露光)が開始されているか否かを判定する。静止画撮影が開始されていない場合はステップS605へ移行し、静止画撮影が開始されている場合はステップS607へ移行する。
ステップ605では、利得制御部17が信号処理部16から出力された駆動目標値に予め決められた基準利得をかけて出力する。基準利得は、例えば位相差が最も少ないω0の手振れが支配的となる露光時間に対応する利得とする。
ステップS606では、像振れ補正部14aが利得制御部17から出力された駆動目標値に基づいて撮像素子14を移動(シフト、回転を含む)させて像振れ補正を行う。
ステップS607では、利得制御部17は、信号処理部16から出力された駆動目標値にかける利得を、ステップS601で決定した露光時間に対応する利得に設定(変更)する。このとき、図2に示す対応関係データを用いて利得を設定する。なお、すでにステップS601で決定した露光時間に対応する利得に設定している場合は、本ステップを省略してもよい。
ステップS608では、利得制御部17が信号処理部16から出力された駆動目標値にステップS607で設定した利得をかけて出力する。
ステップS609では、像振れ補正部14aが利得制御部17から出力された駆動目標値に基づいて撮像素子14を移動させて像振れ補正を行う。
ステップS610では、CPU12が静止画撮影が終了した(決定した露光時間が終了した)か否かを判定し、静止画撮影が終了していなければステップS602へ移行し、静止画撮影が終了していればステップS611へ移行する。
ステップS611では、利得制御部17は、信号処理部16から出力された駆動目標値にかける利得を、基準利得に設定(変更)する。
以上がカメラ11の撮影に伴う動作を示すフローチャートの説明であるが、本フローチャートでは本発明に関係しない動作は省略している。また、本フローチャートはカメラ11の撮影に伴う動作のフローチャートの一例であって、各動作の順序は限定されない。
以上説明したように、静止画撮影時の露光時間に応じて像振れ補正部の駆動利得を変更することで、撮像素子の露光時間に応じた像振れ補正を行うことができる。
なお、以上で説明した各実施形態はあくまで一例であって、代表的な例に過ぎず、本発明の実施に際しては、各実施形態に対して種々の変形や変が可能である。例えば、上記の実施形態では、本発明を撮像素子を移動させて像振れ補正を行う構成に適用した例を説明したが、補正レンズやその他の補正部材などを移動させる光学的に像振れ補正を行う構成にも適用できる。そのような構成の場合、上記の実施形態においてカメラ11が有する各部を交換レンズが有していてもよく、静止画撮影時の露光時間の情報はカメラ本体と通信して取得すればよい。その他、撮像素子と補正レンズの両方を用いて光学的に像振れ補正を行う構成でもよいし、交換レンズが有する動き検出部の検出結果をカメラ本体の動き情報とみなす構成やカメラ本体の動き検出部を交換レンズの動き情報とみなす構成でもよい。
また、上記の実施形態では、CPUと独立させて、動き検出部、信号処理部、利得制御部、像振れ補正部を記載しているが、CPUが動き検出部、信号処理部、利得制御部、像振れ補正部の少なくとも一部として機能する構成でもよい。また、上記の実施形態では、カメラの動き情報として角速度センサを用いて角速度を検出する構成を説明したが、カメラの動き情報として加速度センサを用いて加速度を検出する構成でもよい。あるいは、カメラの動き情報として撮像素子から出力される画像信号に基づいて動きベクトルを検出する構成でよい。
12 CPU
14 撮像素子
15 動き検出部
16 信号処理部
17 利得制御部

Claims (9)

  1. 光学的な像振れ補正を行う撮像装置であって、
    前記撮像装置の動き情報を検出する動き検出手段と、
    撮像素子と、
    前記撮像素子を用いた静止画撮影時の露光時間を決定する決定手段と、
    前記動き検出手段により検出された動き情報と前記決定手段により決定された露光時間とに基づいて、静止画撮影時の光学的な像振れ補正の補正量を算出する算出手段と、を有し、
    前記算出手段は、前記決定手段により決定された露光時間が所定の範囲内の露光時間であるとき、前記補正量を算出する際に用いる利得を、前記決定手段により決定された露光時間が前記所定の範囲内の露光時間より短い露光時間であるとき、及び、前記決定手段により決定された露光時間が前記所定の範囲内の露光時間よりも長いときよりも、相対的に大きい値にすることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記算出手段は、前記決定手段により決定された露光時間が前記所定の範囲内の露光時間より長い第1の露光時間であるときよりも、前記決定手段により決定された露光時間が前記所定の範囲内の露光時間より短い第2の露光時間であるときのほうが、前記利得を相対的に小さい値にすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記算出手段は、前記決定手段により決定された露光時間が1/15秒であるときよりも、前記決定手段により決定された露光時間が1/30秒であるときのほうが、前記利得を相対的に小さい値にすることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記算出手段は、前記決定手段により決定された露光時間が1/2秒であるときよりも、前記決定手段により決定された露光時間が1秒であるときのほうが、前記利得を相対的に小さい値にすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記動き検出手段は、前記撮像装置の角速度を検出し、
    前記算出手段は、前記利得を前記動き検出手段により検出された動き情報基づく補正量にかけることで前記補正量を算出することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像素子を移動させて光学的な像振れ補正を行うことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像素子に入射する被写体光束を通す撮像光学系に含まれる補正レンズを移動させて光学的な像振れ補正を行うことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像素子と前記撮像素子に入射する被写体光束を通す撮像光学系に含まれる補正レンズとを移動させて光学的な像振れ補正を行うことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 光学的な像振れ補正を行う撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置の動き情報を検出する動き検出ステップと、
    静止画撮影時の露光時間を決定する決定ステップと、
    前記動き検出ステップで検出された動き情報と前記決定ステップで決定された露光時間とに基づいて、静止画撮影時の光学的な像振れ補正の補正量を算出する算出ステップと、を有し、
    前記算出ステップは、前記決定ステップで決定された露光時間が所定の範囲内の露光時間であるとき、前記補正量を算出する際に用いる利得を、前記決定ステップで決定された露光時間が前記所定の範囲内の露光時間より短い露光時間であるとき、及び、前記決定ステップで決定された露光時間が前記所定の範囲内の露光時間よりも長いときよりも相対的に大きい値にすることを特徴とする制御方法。
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