JP7307006B2 - シールド電気コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、シールド電気コネクタに関する。
シールド電気コネクタとしては、相手コネクタとの挿抜方向を軸線方向として配された端子を上記軸線まわりで包囲する金属板製の筒状体部を有するシールドケースを備えている電気コネクタ(以下「コネクタ」)が知られている。
この種のコネクタは、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1では、コネクタ(特許文献1ではマイクロ・プラグ1´)はハウジング(特許文献1では、図中符号なし)により配列保持された端子(接点ピン13a~13e)を略角筒型の筒状体部をもつシールドケース(シールド10´)が包囲している。このシールドケース(シールド10´)は、ほぼ同形の対応筒状体部をもつ相手コネクタ(マイクロ・レセプタクル2´)のシールドケース(シールド20´)の上記対応筒状体部に挿入される。
上記コネクタのシールドケースには、その周方向の1箇所(図示の例では、端子配列方向となるコネクタ幅方向の中央位置)にキー溝部(凹部17)として切欠きが軸線方向に延びて形成されており、相手コネクタのシールドケースの対応筒状体部に周方向で上記キー溝に対応する位置にキーとして設けられた突片(突出部28)が上記キー溝に係合する。かくして、相手コネクタが同形の対応筒状体部のシールドケースを有していても、正規の相手方でなく異なる位置にキーとして突片が設けられている相手コネクタの嵌合を阻止している。
上記コネクタのシールドケースは、1枚の金属板を周方向で屈曲して略角筒型の筒状体部を形成しており、上記キー溝の部分は1枚の金属板の部分が切り欠かれたままである。
特開2015-510237
特許文献1におけるコネクタにあっては、シールドケースはその筒状体部の全周が1枚の金属板のみで形成されていてその周方向1箇所に、キー溝が切欠きとして形成されている。したがって、このキー溝の部分は、シールドケースで部分的に切欠かかれたままである。
かかる状態では、シールドケースは、キー溝の部分で、強度が低下する虞れがある。シールドケースは、一般に薄い金属板を筒状に屈曲形成することで、上記筒状体部を小型軽量ながらその強度を確保している。この筒状体部は、相手コネクタの対応部が嵌合・抜出される部分となるので、その際、比較的大きな力を受ける。特に相手コネクタが、こじりを伴ったり、傾いたまま嵌合・抜出されるときわめて大きな力が生じ、上記キー溝、特に溝隅部に応力集中をもたらし、シールドケースや端子等を有する嵌合部の破損・変形につながる。
本発明は、かかる事情に鑑み、シールドケースの強度を低下させることなくキー溝を形成可能なシールドケースを有するシールド電気コネクタを提供することを課題とする。
本発明に係るシールド電気コネクタは、相手コネクタとの挿抜方向を軸線方向として、端子を上記軸線まわりで包囲する金属板製の筒状体部を有するシールドケースを備える。
かかるシールド電気コネクタにおいて、本発明では、上記シールドケースは、相手コネクタ側に向く受入開口部の開口縁部における周方向の一部の範囲で折返されて上記筒状体部の外面の一部に重なって位置する外板部を有し、折返された領域内で上記軸線方向に延び上記開口縁部に開口して上記相手コネクタのキー部を受け入れる切欠状のキー溝部が少なくとも上記筒状体部に形成されている。
このような本発明では、シールドケースが少なくとも筒状体部の一部にキー溝部が形成され、シールドケースがその筒状体部の周方向での一部で折返しにより外板部が重なって位置し、その折返しにより筒状体と外板部との二枚重ね構造とすることで、キー溝部そして周辺の強度が向上する。
本発明において、上記シールドケースは、上記開口縁部での上記外板部の折返基部が上記受入開口部への上記相手コネクタの導入のためのガイド部をなす曲面を有しているようにすることができる。こうすることで、上記外板部の上記折返基部が曲面をなし、その曲面がガイド部を形成するようになり、相手コネクタの導入を良好とする。
本発明において、上記シールドケースは、上記筒状体部に形成された上記キー溝部に連通して、上記相手コネクタの係止受部と係止するロック溝部が形成されているようにすることができる。こうすることで、筒状部にキー溝部と連通してロック溝部を形成し、キー溝部とロック溝部の両者とを離れて位置させずに小さな領域に両者をコンパクトに収めて、シールドケースの強度低下を抑制することができる。
本発明において、上記シールドケースは、上記外板部に上記筒状体部の上記ロック溝部と連通する孔部が形成されていることが好ましい。かかる形態では、筒状体部と外板部とが重なっていることで、筒状体部のロック溝部と外板部の孔部が連通してロック溝部を板厚方向で実質的に拡張し、ロック溝部でのロック係止力を向上させる。
本発明において、上記折返基部は、上記外板部の折返し位置に上記キー溝部に連通する折返用溝部が形成され、該折返用溝部は、上記折返基部が延びる方向での上記キー溝部の幅範囲を含み該キー溝部よりも幅が広いようにすることができる。こうすることで、相手コネクタのキー部は折返用が折返基部に形成する開口に進入してからキー溝部へ導入されるので、導入が容易となる。
本発明において、上記キー溝部は、上記筒状体部および上記外板部の両方に形成されており、上記筒状体部に形成された溝部分と上記外板部に形成された溝部分とが連通しているようにすることができる。
本発明は、以上のように、シールドケースが、筒状体部の相手コネクタ側に向く該相手コネクタの導入のための受入開口部の開口縁部における周方向の一部の範囲で折曲されて上記筒状体部の外面に重なって位置する外板部を有し、上記軸線方向に延び上記開口縁部に開口し相手コネクタのキー部を受け入れる切欠状のキー溝部が少なくとも上記筒状体部に形成されていることとしたので、シールドケースのキー溝部とその周辺の強度が向上される。
本発明の一実施形態としてのシールド電気コネクタを示し、(A)は上斜視図、(B)は下斜視図、(C)は要部についての部分破断平面図である。 図1のコネクタに嵌合される相手コネクタを示す斜視図である。 図1のコネクタであって、半加工状態のシールドケースを分離し、そして端子の一部を抽出して示す上斜視図である。 図1のコネクタであって、半加工状態のシールドケース(図3と同じ状態)を分離して示す下斜視図である。 図1のコネクタにおけるシールドケースの加工過程にある半加工品についての平面図である。 図1のコネクタに対し、相手コネクタが所定範囲以上の過剰な角度で挿入され、途中までしか斜め嵌合できていない状態を示す平面図である。 他の実施形態としてのコネクタの上斜視図である。
以下、添付図面にもとづき、本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本実施形態のシールド電気コネクタ(以下「コネクタ」という)10である。図1及び以降の図においては、コネクタ10についての方向性を理解しやすくするために、コネクタ10と相手コネクタ60とのコネクタ挿抜方向をX、コネクタ10の端子配列方向をなすコネクタ幅方向をY、XY面に直角なコネクタ高さ方向をZとして、立体空間座標軸を設定してある。なお、図1(A)は上斜視図、図1(B)は下斜視図、図1(C)は部分平面図である。
コネクタ10は、図1(B)及び図3に見られるように、金属帯状部材を屈曲して作られた二種の端子、すなわち複数の第一端子20と複数の第二端子30のそれぞれをコネクタ幅方向Yに配列保持する電気絶縁材製のハウジング40にシールドケース50が取りつけられており、図2に示される相手コネクタ60をコネクタ挿抜方向Xで受け入れる。
第一端子20と第二端子30は、それぞれ1本ずつハウジング40から抜出して示される図3に見られるように、コネクタ挿抜方向Xでの長さが異なっている。第一端子20は、ハウジング40により保持されるL字状の被保持部21と、該被保持部21からコネクタ挿抜方向Xで相手コネクタ60に向く前方(図3にて左方)へ延びる接触部22と、上記被保持部21からコネクタ高さ方向Zで下方に向け延びる接続部23とを有している。一方、第二端子30は、ハウジング40により保持されるL字状の被保持部31と、該被保持部31からコネクタ挿抜方向Xで相手コネクタ60に向く前方へ延びる接触部32と、上記被保持部31からコネクタ高さ方向Zで下方に向け延び、さらに2回クランク状に屈曲した下端部に形成された接続部33とを有している。第二端子30はコネクタ挿抜方向Xで第一端子20より長いので、第二端子30の接続部33が第一端子20の接続部23より後方に位置する。
第一端子20および第二端子30を保持するハウジング40は、図3に見られるように、第一端子20の被保持部21と第二端子30の被保持部31を、ハウジング40との一体成形もしくはハウジング40への挿入により保持するハウジング本体部41と、コネクタ挿抜方向Xにてこのハウジング本体部41の前端から突出する板状の嵌合部42とを有している。ハウジング本体部41の上面には、コネクタ幅方向Yで両端の陵部にシールドケース係止溝41Aが形成されている。
また、ハウジング本体部41は、その下面に回路基板(図示せず)に対する位置決めのための脚部41B(図1(B)参照)が設けられている。第一端子20と第二端子30とは、それらの被保持部21,31の部分がハウジング本体部41内に収まり、接触部22,32が板状の嵌合部42の下面と上面にそれぞれ位置している。したがって、第二端子30の接触部32は図3に表われ、第一端子20の接触部22は図4に表われている。なお、複数の第一端子20はコネクタ挿抜方向Xでずらされて2列を形成している(接続部23が2列を形成している様子が図1(B)、図4に示されている)。
シールドケース50は、金属板を屈曲して作られており、図1(A),(B)に見られるように、ハウジング40へ取りつけられる筒状体部51と、コネクタ挿抜方向Xで筒状体部51の前端における開口縁部位置で折り返されて筒状体部51に重なるように位置する外板部52とを有している。
筒状体部51は、図1(A),(B)に見られるハウジング40のハウジング本体部41に取りつけられ、コネクタ挿抜方向Xでハウジング40の嵌合部42の周囲を覆う位置まで及んでいる。筒状体部51は、図1(A),(B)、図3に見られるように、コネクタ挿抜方向Xでの全長範囲にわたり、コネクタ幅方向Yにおける幅そしてコネクタ高さ方向Zにおける高さのいずれも、コネクタ挿抜方向Xの位置によって寸法を変えることのない直状の角筒体をなしており、後半部がハウジング本体部41の周面に接面して取りつけられ、前半部が嵌合部42の周囲に前方に向け開口した環状空間を形成している。筒状体部51の前半部と嵌合部42との間の環状空間は、相手コネクタ60の相手嵌合部を受け入れるための受入開口部51Aを形成する。
筒状体部51の上板部51-1における後半部には、コネクタ幅方向Yの両端部にU字の窓部P1を形成することで、この窓部P1内に係止片51Cを設けている。この係止片51Cはコネクタ幅方向Yに延びる片持ち梁り状をなし、先端へ向け下方へ傾斜しており、既述のハウジング本体部41に形成されたシールドケース係止溝41Aにコネクタ挿抜方向Xで係止される。
さらに、筒状体部51には、その前半部のコネクタ幅方向Yでの2位置に、コネクタ挿抜方向Xに延びるキー溝部51Dと、このキー溝部51Dにつながるロック溝部51Eと、筒状体部51の開口縁部に位置して、シールドケース50の素材となる金属板の半加工品の該開口縁部での折り返し加工を容易とするためにキー溝部51Dにつながる折返用溝部51Fとを有している。この折返用溝部51Fは、コネクタ幅方向Yでキー溝部51Dの範囲を含みキー溝部51Dよりも幅広である。
また、筒状体部51は、その側板部51-2には、下方に延びる後方固定脚51Gを有し、底板部51-3には、図1に見られるごとく、筒状を形成する屈曲工程における接合部を連結するアリ溝状の結合溝51H1とこれに連結する結合突部51H2とを有している。
さらに、筒状体部51は、後端には、筒状体部51の後端を塞ぐ後板部51-4を有している。
シールドケース50は、筒状体部51のコネクタ挿抜方向Xでの前端における開口縁部の位置で、この開口縁部の周縁のうち上縁を折返基部51Lとして折り返されて筒状体部51の上面に重なるように位置する外板部52を有している。
外板部52は、筒状体部51の前半部の上板部51-1上に位置しており、外板部52の後縁にコネクタ幅方向Yでの中間位置で前方に向け没入する凹縁部52Aが形成され、さらに、コネクタ幅方向Yで両端寄りの位置に係止孔部52Bが、筒状体部51の上板部51-1におけるロック溝部51Eと上下で重なるように位置している(図1(C)を参照)。
また、外板部52は、図1(A),(B)に見られるように、その側壁から下方に延びる前方固定脚52Cを有している。
このように筒状体部51と外板部52を有するシールドケース50は、随所に機能をもつ部位を有しており、これらについて、シールドケース50の製作手順とともに以下説明する。
シールドケース50は、図5に見られるような形状に平坦な金属板を半加工品Mとして形成した後、これを屈曲加工して完成品としてのシールドケース50とされる。
半加工品Mは、複数位置で屈曲あるいは折返されており、それらの位置を、図5においては加工後に2つの板面が角度をもって、例えば略直角をなすように加工される場合を「屈曲」と定義してその位置を屈曲線F1~F3,F6(すべて山折り)と屈曲線f4(谷折り)で示し、加工後に2つの板面が重なり合うように加工される場合を「折返」と定義し、折返線f5(谷折り)で示している。各屈曲線F1~F3,F6そして屈曲線f4、さらには、折返線f5で区分された各領域M1~6は、完成品とされた後にシールドケース50の各部をなす。
領域M1は筒状体部51の上板部51-1をなす領域、領域M2は筒状体部51の側板部51-2をなす領域、領域M3は筒状体部51の底板部51-3をなす領域、領域M4は筒状体部51の後板部51-4をなす領域、領域M5は既述の外板部52をなす領域、領域M6は外板部52から延出する前方固定脚52Cをなす領域である。
図5に示される半加工品Mは、領域M1と領域M2との間で屈曲線F1にて山折りに、領域M2と領域M3との間で屈曲線F2にて山折りに、領域M1と領域M4との間で屈曲線F3にて山折りに、領域M5と領域M6との間で屈曲線f4にて谷折りにしてほぼ直角に屈曲される。さらに、領域M1と領域M5との間で折返線f5にて谷折りにして領域M1と領域M5が重なるように折返される。
領域M1と領域M2との境界域には、屈曲線F1の位置で屈曲を容易にすると同時に、ハウジング本体部41のシールドケース係止溝41Aに係止する後に屈曲されて係止片51Cを設けるためのU字状の窓部P1が形成されている。また、領域M1と領域M4との境界域には屈返線F3の位置で窓部P2が形成されている。さらに、領域M1と領域M5との境界域には、折曲線f5が通る位置で窓部P3が形成され、この窓部P3は、屈曲加工後に、既述のキー溝部51D、ロック溝部51E、折返用溝部51Fとが互につながった形状となっている。
領域M2には、その縁部に切欠溝S1,S2が形成されていて、図5にて切欠溝S1より下方部分が主側板部51-2Aを、切欠溝S1,S2間に副側板部51-2Bを設け、屈曲線F2での屈曲後に主側板部51-2Aと副側板部51-2Bとで側板部51-2を形成する。切欠溝S2よりも後方部分は、屈曲加工あるいは折返加工されることなく、長く延びて脚状をなし、既述の後方固定脚51Gを形成している。また領域M2にはその下縁に側方ガイド部51Jが形成されている。
副側板部51-2Bは、その先端部分が屈曲線F2で屈曲され、ハウジング40の底面の方へ巻き込まれる。主側板部51-2Aは、その側方に位置する領域M3につながっている。一方の領域M3の先端には、既述した結合溝51H1が、他方の領域M3の先端には既述した結合突部51H2が形成されている。
領域M4は、屈曲線F3で屈曲されることで後板部51-4を形成しコネクタ幅方向Yの両端部が、さらに屈曲線F6で屈曲されて側板部51-2に沿うような後板部屈曲部分51-4Aになる。
領域M5は、既述したようにコネクタ幅方向Yの中間部で没入した凹縁部52Aが形成され、コネクタ幅方向Yの両端寄り位置には係止孔部52Bをなす窓部P4が形成されている。
領域M6は、図5にて下方へ向けた先細りで先端に向け延びる前方固定脚52Cを有している。
このような図5の形状の金属板で形成される半加工品Mを図5に見られるように、屈曲線F1,F2,F6で山折りで屈曲した後、領域M3の結合突部51H2を結合溝51H1に結合して筒状体部51を形成し、屈曲線f4で谷折りして筒状体部51を後方に開口した角筒状として、この筒状体部51内にハウジングを後方から挿着する。その後、屈曲線F3で山折りの屈曲をするとともに係止片51Cを折り曲げることで、図3に見られる形態とし、次いで折返線f5で谷折りして外板部52を形成することで図1(A)~(C)に見られるシールドケース50としてハウジング40に嵌着し係止片51Cをハウジング本体部41のシールドケース係止溝41Aに係止させてコネクタ10を得る。
かかるコネクタ10におけるシールドケース50は、金属板の半加工品Mを屈曲そして折曲して完成品として形成された後は、図1(A),(B)に見られるように、筒状体部51の上板部51-1に位置するキー溝部51Dが前後方向に延びるとともに、シールドケース50の受入開口部51Aにおける前端縁での2位置で折返用溝部51Fを経て前方に開口している。キー溝部51Dは外板部52により上方では蓋状に塞がれており、キー溝部51D周辺が外板部52により強化されている。キー溝部51Dはその側方(コネクタ幅方向Y)でロック溝部51Eに連通し、このロック溝部51Eは、外板部52に形成された係止孔部52Bと連通していてロック溝部51Eを実質的に上方に拡張するのと同じ形態をなしていて、相手コネクタ60の後述のロック係止突部65B(図2参照)との係止における係止能力を向上している。
受入開口部51Aでは、側板部51-2の前端に突出する側方ガイド部51Jがコネクタ幅方向Yで外側に傾斜して屈曲されており、また図5における領域M3の前縁部、すなわち、図1(A),(B)における下側の前縁部がコネクタ高さ方向Zで外方(図にて下方へ傾斜して屈曲されていて下方ガイド部51Kを形成し、さらには、外板部52の折返基部51L(図5にて折返線f5の位置近傍)が丸みをもって折返されている。側方ガイド部51J、下方ガイド部51Kおよび折返基部51Lはそれぞれ、相手コネクタ60の嵌合の際に円滑な案内を行なう。
次に、かかるコネクタ10に嵌合される相手コネクタ60について図2にもとづき、簡単に説明する。
図2において、相手コネクタ60は、この相手コネクタ60のコネクタ本体部61から図1のコネクタ10へ向け突出する嵌合部を有している。コネクタ本体部61は、上部ハウジング62Aと下部ハウジング62Bとが結合したハウジング62内に、ケーブルCと嵌合部内の端子(図示せず)との結線が行われている。
嵌合部は、コネクタ10へ向けコネクタ挿抜方向Xで突出する端子保持ハウジング63と、端子保持ハウジング63の周面に装着された金属板製のシールドケース64と、端子保持ハウジング63で保持されシールドケース64から部分的に突出するロックアーム65とを有している。
端子保持ハウジング63は、先端から奥部へ向け、コネクタ10の嵌合部42を受入れるスリット孔状の受入溝63Aが形成されていて、受入溝63A内では溝の上内壁面と下内壁面に、嵌合部42における第二端子30の接触部32と第一端子20の接触部22と接触する対応端子の接触部がそれぞれ配置されている(対応端子は図2では見えない)。
シールドケース64は、端子保持ハウジング63の周面を包囲している。このシールドケース64の上面には、コネクタ幅方向Yの両端寄り位置にコネクタ挿抜方向Xに延びるスリット状の溝部64Aが形成されていて、この溝部64A内にロックアーム65が配設されている。
ロックアーム65は、腕部65Aの先端にロック部としての鉤状のロック係止突部65Bが設けられており、ロック係止突部65Bのみがシールドケース64の上面の位置から突出している。このロック係止突部65Bは、下方に向け外力を受けたときにはロック係止突部65Bが溝部64Aの内方に向け没するように、腕部65Aが弾性変形可能となっている。
シールドケース64は、その上面における先端縁部でコネクタ幅方向Yでの離間した2位置に、シールドケース64を板厚方向に略半球状をなしてシールドケース64の上面に突出するようにエンボス加工した突起状のキー部66が形成されている。キー部66の先端(板厚)面がコネクタ10の嵌合部42の端面に対して衝突して誤挿入防止を図る。その際、キー部66と嵌合部42は、端面同士の衝突となるので、互に衝突に対して強度が高い。このキー部66は、既述のコネクタ10におけるシールドケース50の筒状体部51の2位置に形成されたキー溝部51Dとコネクタ幅方向Yで一致した位置に形成されている。同様に、上述したロックアーム65は、筒状体部51のキー溝部51Dと連通して形成されたロック溝部51Eとコネクタ幅方向Yで一致した位置にあり、相手コネクタ60がコネクタ10に対し正規位置まで嵌合したときに、ロックアーム65のロック係止突部65Bがロック溝部51E内に係合するようにコネクタ挿抜方向Xでの位置が定められている。
このように構成された本実施形態のコネクタ10とこれに対する相手コネクタ60は、次の要領で使用される。
先ず、図1(A),(B)に示されるコネクタ10のハウジング本体部41に設けられた脚部41Bを所定の回路基板(図示せず)の位置決め用の孔部に挿入した後に、第一端子20、第二端子30、シールドケース50を上記回路基板へ接続する。第一端子20の接続部23は回路基板のスルーホールに挿通かつ半田接続され、第二端子30の接続部33は上記回路基板の対応パッドに配され半田接続される。また、シールドケース50の前方固定脚52Cと後方固定脚51Gを上記回路基板の対応グランド接続孔部にそれぞれ挿通かつ半田固定する。この前方固定脚52Cと後方固定脚51Gは、回路基板への固定に供するとともに、回路基板の所定グランド回路への導通を図る。
次に、かかるコネクタ10へ相手コネクタ60を接続する。相手コネクタ60には、すでにケーブルCが相手コネクタ60の端子と結線されている。相手コネクタ60をコネクタ10へ接続する際に、シールドケース64で周面が覆われている端子保持ハウジング63の部分をコネクタ10のシールドケース50の筒状体部51における受入開口部51Aへ嵌入させると、この端子保持ハウジング63に形成されている受入溝63A内へ、コネクタ10のハウジング40の前部をなす突出した嵌合部42が嵌入する。かくして、嵌合部42の面に配列されている第一端子20の接触部22と第二端子30の接触部32が相手コネクタ60の対応端子と接続されるとともに、相手コネクタ60のシールドケース64がコネクタ10のシールドケース50の筒状体部51と全周で包囲し、シールドされるようになる。
相手コネクタ60のシールドケース64で覆われた端子保持ハウジング63をコネクタ10のシールドケース50の筒状体部51における受入開口部51Aへ嵌入させる際、嵌入開始の際、コネクタ10の筒状体部51の受入開口部51Aの開口周囲縁に形成された、2つの側方ガイド部51J、下方ガイド部51K、丸みをもつ折返基部51Lによりコネクタ幅方向Yそしてコネクタ高さ方向Zでの正規位置へ向け導入される。
しかる後、相手コネクタ60のシールドケース64に形成された2つのキー部66がコネクタ10の筒状体部51における2つのキー溝部51Dに案内される。キー溝部51Dは、このキー溝部51Dより幅広の折返用溝部51Fにつながっているので、キー部66はこの折返用溝部51Fに容易に位置してからキー溝部51Dへと導入される。仮に、相手コネクタ60の端子保持ハウジング63を覆うシールドケース64がコネクタ幅方向Yで正規位置と異なる位置にキー部が設けられている場合は、相手コネクタ60の異なる位置のキー部は、コネクタ10のキー溝部51Dに進入できず、したがって、正規でない相手コネクタの嵌入は不可となる。
コネクタ10のシールドケース50に形成された折返用溝部51Fは、筒状体部51及び外板部52のコネクタ挿抜方向Xで相手コネクタ60の方に向く板厚面で当接面51F1(図1(A),(B)参照)を形成する。一方、相手コネクタ60のシールドケース64にエンボス加工により形成されたキー部66は、その板厚面でコネクタ10の方に向く被当接面66A(図6参照)を形成する。したがって、相手コネクタ60が正規の位置にキー部が形成されておらず正規の相手コネクタでない他の相手コネクタの場合、この他の相手コネクタのキー部の被当接面がコネクタ10の当接面51F1に当接して、他の相手コネクタの誤挿入を防止する。その際、キー部はエンボス加工に形成されていて、コネクタ高さ方向寸法を比較的大きくできるし、このキー部の被当接面とコネクタ10の当接面51F1は、板厚面で形成されているので、互いの当接時に対する強度は十分確保されている。仮に、コネクタ10のシールドケース50に、当接面51F1を形成する折返用溝部51Fが設けられておらず、シールドケース50の外板部52がコネクタ幅方向Yでの全域で丸みをもった折返基部51Lを形成していると、上述の他の相手コネクタのキー部は、この折返基部51Lの丸みとの当接によって、自らが下方に弾性変形してコネクタ挿抜方向Xでコネクタ10内に向け誘導され誤挿入が生じてしまう可能性がある。これを防止するためにも、コネクタ10における当接面51F1は意義がある。
相手コネクタ60がコネクタ挿抜方向Xで所定位置までコネクタ10へ嵌入すると、嵌入開始時にコネクタ10のシールドケース50の筒状体部51で圧せられて溝部64A内方に没していたロック係止突部65Bが、ロックアーム65の弾性変形からの解放に伴い、溝部64Aから突出し、筒状体部51に形成されているロック溝部51E、さらには、その上方に位置する外板部52の係止孔部52Bに突入し、相手コネクタ60のコネクタ10からの抜出を阻止する。この阻止は、筒状体部51と外板部52が2枚重ねになっていて、ロック溝部51Eと係止孔部52Bの両方からなされるので強力かつ確実となる。
相手コネクタ60は、コネクタ10に対し傾いた状態で嵌合開始される、いわゆる斜め嵌合の場合がある。例えば、図6のように、コネクタ挿抜方向Xにおける相手コネクタ60の先端での一方の角部60R1が他方の角部60R2よりも大きくコネクタ10の受入開口部51Aに進入してしまう。このコネクタ10の受入開口部51A内には、コネクタ10の端子20の接触部22と端子30の接触部32が両面のそれぞれに位置している板状の嵌合部42(図3,図4参照)が位置している。このような場合、相手コネクタ60の上記一方の角部60R1が嵌合部42の先端に衝突してしまい、比較的薄い板厚に形成されている嵌合部42の先端を損傷してしまう可能性もある。
かかる事態を確実に防止するには、予想される最大の傾き角でも、相手コネクタ60の上記一方の角部60R1がコネクタ10の嵌合部42の先端に衝突しないように、キー部66の被当接面66Aがコネクタ10の当接面51F1に当接して、相手コネクタの所定以上の誤挿入を防止する。また、図6に破線で示すように、この嵌合部42の先端をコネクタ挿抜方向Xでコネクタ10の受入開口部51Aの開口端から距離Xだけ没した位置に定める。上記2つの組合せで上記衝突が確実に防止される。
相手コネクタ60は、上下方向で傾いた状態で嵌合開始される場合は、コネクタ10の筒状体部51における下方ガイド部51Kや折返基部51Lにより案内され嵌合の進行に伴いその傾きは小さくなる。
本発明において、図示された形態に限定されず、変形が可能である。例えば、図7に示すごとく、キー溝部51Dは、シールドケース50の筒状体部51のみならず、外板部52にも形成することができる。その場合、シールドケース50の折返用溝部51Fを介して筒状体部51のキー溝部51Dと外板部52に形成されるキー溝部52Dとがコネクタ幅方向Yで同位置に位置してコネクタ高さ方向Zで連通し、板厚方向、すなわちコネクタ高さ方向Zでキー溝が拡張した形態のキー溝部をなす。この場合、外板部52における係止孔部52Bはキー溝部52Dと連通する。
10 (シールド電気)コネクタ
20 (第一)端子
30 (第二)端子
50 シールドケース
51 筒状体部
51A 受入開口部
51D キー溝部
51E ロック溝部
51L 折返基部
52 外板部
52B 係止孔部
60 相手コネクタ
65B ロック部(ロック係止突部)
66 キー部

Claims (6)

  1. 相手コネクタとの挿抜方向を軸線方向として、端子を上記軸線まわりで包囲する金属板製の筒状体部を有するシールドケースを備えるシールド電気コネクタにおいて、
    上記シールドケースは、相手コネクタ側に向く受入開口部の開口縁部における周方向の一部の範囲で折返されて上記筒状体部の外面の一部に重なって位置する外板部を有し、折返された領域内で上記軸線方向に延び上記開口縁部に開口して上記相手コネクタのキー部を受け入れる切欠状のキー溝部が少なくとも上記筒状体部に形成されていることを特徴とするシールド電気コネクタ。
  2. 上記シールドケースは、上記開口縁部での上記外板部の折返基部が上記受入開口部への上記相手コネクタの導入のためのガイド部をなす曲面を有していることとする請求項1に記載のシールド電気コネクタ。
  3. 上記シールドケースは、上記筒状体部に形成された上記キー溝部に連通して、上記相手コネクタのロック部と係止するロック溝部が形成されていることとする請求項1または請求項2に記載のシールド電気コネクタ。
  4. 上記シールドケースは、上記外板部に上記筒状体部の上記ロック溝部と連通する孔部が形成されていることとする請求項3に記載のシールド電気コネクタ。
  5. 上記折返基部は、上記外板部の折返し位置に上記キー溝部に連通する折返用溝部が形成され、該折返用溝部は、上記折返基部が延びる方向での上記キー溝部の幅範囲を含み該キー溝部よりも幅が広いこととする請求項2に記載のシールド電気コネクタ。
  6. 上記キー溝部は、上記筒状体部および上記外板部の両方に形成されており、上記筒状体部に形成された溝部分と上記外板部に形成された溝部分とが連通していることとする請求項1または請求項2に記載のシールド電気コネクタ。
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