JP7306686B2 - 鉛筆トップコート用塗料組成物 - Google Patents
鉛筆トップコート用塗料組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7306686B2 JP7306686B2 JP2019135698A JP2019135698A JP7306686B2 JP 7306686 B2 JP7306686 B2 JP 7306686B2 JP 2019135698 A JP2019135698 A JP 2019135698A JP 2019135698 A JP2019135698 A JP 2019135698A JP 7306686 B2 JP7306686 B2 JP 7306686B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pencil
- coating
- topcoat
- coating composition
- inorganic particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
本実施形態に係る鉛筆トップコート用塗料組成物(以下、単に「塗料組成物」と記載する場合がある)は、鉛筆軸のトップコートとして塗装される塗料組成物である。具体的には、製軸された鉛筆の木軸に対して、シーラー等の目止剤により下地処理を施し、用途に応じて中塗りや印刷等を行ったのち、鉛筆軸の最表面に塗装される塗料組成物である。上記塗装後、乾燥又は紫外線等の光照射が行われ、乾燥塗膜又は硬化膜としてのトップコート層が鉛筆軸表面に形成される。
ニトロセルロースラッカーは、揮発性の高い溶媒にニトロセルロースを希釈し、用途に応じてアルキド樹脂、アクリル樹脂、可塑剤等を加えて調製された塗料である。
上記溶媒としては、特に制限されないが、例えば、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル等のエステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジアセトンアルコール、シクロヘキサノン等のケトン類、2-エトキシエタノール、エチレングリコールモノブチルエーテル等のエーテル類、メチルアルコール、エチルアルコール、ブチルアルコール等のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレン、ソルベントナフサ等のタール類が挙げられる。上記溶媒は1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を用いてもよい。
なお、ニトロセルロースラッカーは、本発明の効果を損なわない範囲で他の成分を更に含有していてもよい。例えば、ニトロセルロースラッカーは、揺変剤、消泡剤、分散剤、着色剤等を含有していてもよい。
ニトロセルロースラッカーは塗装後、数十秒~数分で溶媒が揮発し、塗装表面に乾燥塗膜が形成される。
光硬化性樹脂組成物は、光反応性成分と、光重合開始剤と、を含む。
光反応性成分は、光で反応する置換基、例えば(メタ)アクリロイル基、(メタ)アクリロイルオキシ基、ビニル基等のエチレン性不飽和結合を含む置換基を有する成分である。
このような光反応性成分として、分子内にアクリロイル基又はメタクリロイル基のうち少なくともいずれか一方を含む、光重合性(メタ)アクリレートモノマーと、光重合性ポリ(メタ)アクリレートとを含む光硬化性樹脂組成物を例に挙げて、以下説明する。
光重合性(メタ)アクリレートモノマーは、調製される光硬化性樹脂組成物の反応性、塗工性等を付与するための反応性希釈剤として用いられる。光重合性(メタ)アクリレートモノマーとしては、例えば、水酸基を有する(メタ)アクリレートモノマーや、鎖状脂肪族炭化水素基を有する(メタ)アクリレートモノマー、脂環基を有する(メタ)アクリレートモノマー、芳香族基を有する(メタ)アクリレートモノマー、ヘテロ環基を有する(メタ)アクリレートモノマー等を適宜選定して用いることができる。
光重合性(メタ)アクリレートモノマーは、分子内に一つのアクリロイル基又はメタクリロイル基を有する単官能モノマーであってもよいし、複数のアクリロイル基又はメタクリロイル基を有する多官能モノマーであってもよい。
光重合性ポリ(メタ)アクリレートは、共役ジエン系等の重合体の末端や側鎖にアクリロイル基又はメタクリロイル基が結合した重合体であって、例えば数平均分子量が1000~10000程度のアクリレートオリゴマー(プレポリマー)である。
このようなアクリレートオリゴマーとしては、例えば、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーやエポキシ(メタ)アクリレートオリゴマー、ポリエステル(メタ)アクリレートオリゴマー等を適宜選定して用いることができる。また、光重合性(メタ)アクリレートモノマーと同様、官能基数は特に制限されない。
光重合開始剤は、紫外線等の光が照射されることによって、ラジカル等の活性種を生成し、光反応性成分の共重合反応を開始させる機能を有する。
光重合開始剤としては、特に制限されないが、例えば、ベンゾフェノン系、アセトフェノン系、アルキルフェノン系、アシルフォスフィンオキサイド系、チオキサントン系、フォスフィンオキサイド系等の光重合開始剤を用いることができる。
光硬化性樹脂組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、上述した成分以外の他の成分を更に含有していてもよい。例えば、酸化防止剤や、光安定剤、硬化促進剤、重合禁止剤、カップリング剤、着色剤、消泡剤等を含有していてもよい。なお、オフセット印刷法を用いて塗装する場合、溶剤を含有しないことが好ましい。
無機粒子は、塗料組成物により形成されるトップコート層に凸部を形成し、表面を滑りにくくする機能を付与する、無機材料からなる粒子である。無機粒子は、粒子径が1~30μmであり、塗料組成物中に乾燥重量比で8~50重量%含まれる。
なお、本明細書中において、「乾燥重量比」とは、無機粒子を含有するニトロセルロースラッカーからなる塗料組成物においては、乾燥塗膜中の重量比を意味する。また、無機粒子を含有する光硬化性樹脂組成物からなる塗料組成物においては、硬化膜中の重量比を意味する。
無機粒子の粒子径及び含有量を上記範囲とすることで、塗料組成物により形成されるトップコート層表面を滑りにくくする効果が好適に得られる。
なお、本実施形態において、無機粒子の粒子径は、塗料組成物中においてはレーザー回折/散乱法により測定される粒度分布の中央値に対応するD50メジアン径として得られ、トップコート層中においては電子顕微鏡等により無機粒子の一定方向の径を代表径として測定し、任意に30個測定した数値を平均することで算出できる。
上記塗料組成物を用いた鉛筆の製造方法は、下地処理工程と、必要により中塗り工程及び/又は印刷工程と、上記塗料組成物を鉛筆軸表面に塗装する塗装工程と、を含む。その後、乾燥又は紫外線等の光照射を行い、鉛筆軸表面にトップコート層を形成する。
下地処理工程は、製軸した木材又は合成木材製の鉛筆軸の表面を、目止剤で塗装して平滑にする工程である。目止剤としては、特に制限されず、従来のシーラーや水性目止剤等を適宜用いることができる。塗装方法としても、しごき塗装法等の従来通りの方法を用いることができる。
印刷工程は、鉛筆の用途に応じて鉛筆軸表面に絵柄や文字等を印刷する工程である。印刷方法としては特に制限されないが、例えばドライオフセット印刷法によりゴム版に各色のUVインキを載せ、ブランケットに転写し、鉛筆を回転させながら鉛筆軸の周面にブランケットを押し付けて印刷し、紫外線を照射して印刷されたUVインキを硬化させる方法が挙げられる。
塗装工程は、上記下地処理がされ、必要に応じて中塗りや印刷がされた鉛筆軸表面に、上記塗料組成物を用いて塗装を行う工程である。本実施形態において、樹脂成分としてニトロセルロースラッカーが含まれる上記塗料組成物を用いて塗装を行う場合、しごき塗装法により塗装を行うことが好ましい。また、樹脂成分として光硬化性樹脂組成物が含まれる上記塗料組成物を用いて塗装を行う場合、オフセット印刷法により塗装を行うことが好ましい。
・エポキシ(エポキシ樹脂):シンクロコート#5000、#30 (アイレジン社製)
(配合比[シンクロコート#5000:#30]=[68.2:20.5])
・アクリルウレタン(アクリルウレタン樹脂):A-9クリヤー、A-9 (アイレジン社製)
(配合比[A-9クリヤー:A-9]=[60.4:30.2])
・スクリーン印刷用インク(オレフィン系塗料):POP’N (永瀬スクリーン印刷研究所社製)
木材(樹種:インセンスシダー)製、六角軸(軸径約8mm、長さ約180mm)の鉛筆軸表面にシーラーをしごき塗装法により塗装し、乾燥して下地処理層を形成した上に、エナメル塗料及びクリア塗料をしごき塗装法により順次塗装・乾燥して中塗り層を形成した。
[塗装方法]
(実施例1~6、比較例1~4)
上記実施例及び比較例の塗料組成物を、上記下地処理及び中塗り層を形成した鉛筆軸表面にしごき塗装法により塗装してサンプルを作成した。鉛筆を各塗料組成物の入った容器内に通し、容器を通過した鉛筆軸の周囲に付着した余剰の塗料を鉛筆軸形状にあわせたしごきゴムにより除去して、毎分250~300本程度の速度で塗装を行った。
(実施例7~16、比較例5~8)
上記実施例及び比較例の塗料組成物を、上記下地処理及び中塗り層を形成した鉛筆軸表面にオフセット印刷法により塗装した。具体的には、鉛筆軸表面全部を覆うベタ版を使用して塗料組成物を塗装した。
(実施例1、3~16、比較例4~8)
上記実施例及び比較例の塗料が塗装されたサンプルに対し、UVを照射して表面を硬化させた。UV照射条件は積算光量530mJ/cm2、炉内温度100℃とした。
(実施例2、比較例1~3)
上記実施例及び比較例の塗料が塗装されたサンプルを、以下の条件で乾燥させた。
・実施例2:20℃、90秒
・比較例1:20℃、22時間
・比較例2:20℃、5時間
・比較例3:20℃、24時間
鉛筆軸を指触した際の滑りにくさについて、以下の基準により5段階の評価を行い、最も優れたものを「5」とし、「3」以上の評価を合格と判定した。
5:握るとしっかりしたグリップ感あり
4:握るとある程度のグリップ感あり
3:握るとややグリップ感あり
2:握ってもほとんどグリップ感なし
1:握っても滑り、グリップ感全くなし
鉛筆軸を指触した際のサラサラ感について、以下の基準により5段階の評価を行い、最も優れたものを「5」とし、「3」以上の評価を合格と判定した。
5:サラサラとした感触
4:ややサラサラとした感触
3:どちらともいえない感触
2:ややベタベタとした感触
1:ベタベタとした感触
鉛筆軸を指触した際の凹凸感について、以下の基準により5段階の評価を行い、最も優れたものを「3」とし、「2」「3」「4」を合格と判定した。
5:ごつごつとして、凹凸感が強すぎる
4:かなり凹凸感が感じられる
3:適度に凹凸感が感じられる
2:少し凹凸感が感じられる
1:ツルツルとして、凹凸感が感じられない
《透明性》
トップコート層の透明性について、目視観察し、トップコート層の下の層(中塗り層)の色彩が見えやすいものを〇、見えにくいものを×、と評価した。
《塗工性》
塗工性について、乾燥時間、ポットライフ、トップコート層のべた付き等の観点から良好であるものを〇、不適であるものを×、と評価した。
Claims (5)
- 鉛筆軸表面全体に亘ってトップコート層を形成するための鉛筆トップコート用塗料組成物であって、
無機粒子を含有する、ニトロセルロースラッカー又は光硬化性樹脂組成物からなり、
前記無機粒子は、粒子径が1~30μmであり、乾燥重量比で8~50重量%含有される、鉛筆トップコート用塗料組成物。 - 前記無機粒子は、粒子径が5~25μmの炭酸マグネシウムである、請求項1に記載の鉛筆トップコート用塗料組成物。
- 請求項1又は2に記載の鉛筆トップコート用塗料組成物により鉛筆軸表面全体に亘って形成されたトップコート層を有する鉛筆。
- 請求項1又は2に記載の鉛筆トップコート用塗料組成物を、しごき塗装法又はオフセット印刷法により鉛筆軸表面全体に亘って塗装する塗装工程を含む、鉛筆の製造方法。
- 請求項1又は2に記載の鉛筆トップコート用塗料組成物により鉛筆軸表面全体に亘ってトップコート層を形成する、鉛筆軸表面の滑り抑制方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019135698A JP7306686B2 (ja) | 2019-07-23 | 2019-07-23 | 鉛筆トップコート用塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019135698A JP7306686B2 (ja) | 2019-07-23 | 2019-07-23 | 鉛筆トップコート用塗料組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021017534A JP2021017534A (ja) | 2021-02-15 |
JP7306686B2 true JP7306686B2 (ja) | 2023-07-11 |
Family
ID=74563018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019135698A Active JP7306686B2 (ja) | 2019-07-23 | 2019-07-23 | 鉛筆トップコート用塗料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7306686B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002544012A (ja) | 1999-05-07 | 2002-12-24 | アー ヴェー ファーバー‐カステル ウンターネーメンスフェルヴァルツング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニ | 筆記、彩色、製図および化粧用の木製鉛筆 |
JP2005111740A (ja) | 2003-10-06 | 2005-04-28 | Nakano:Kk | 乾漆調鉛筆 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE20314274U1 (de) * | 2003-09-12 | 2004-05-27 | Faber-Castell Ag | Holzgefasster Stift für Schreib-, Mal-, Zeichen-, und Kosmetikzwecke |
-
2019
- 2019-07-23 JP JP2019135698A patent/JP7306686B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002544012A (ja) | 1999-05-07 | 2002-12-24 | アー ヴェー ファーバー‐カステル ウンターネーメンスフェルヴァルツング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニ | 筆記、彩色、製図および化粧用の木製鉛筆 |
JP2005111740A (ja) | 2003-10-06 | 2005-04-28 | Nakano:Kk | 乾漆調鉛筆 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021017534A (ja) | 2021-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6799089B2 (ja) | アクリレート官能性トップコートを備えた自己修復性表面保護フィルム | |
TWI682976B (zh) | 雙固化型軟觸感塗層 | |
CN110072514B (zh) | 指甲或人工指甲用光固化性树脂组合物 | |
JP2010143153A (ja) | 木質建材 | |
CN111777937A (zh) | 一种uv离型母版胶及其制备方法和应用 | |
JP6637950B2 (ja) | コーティング組成物、及びこれを用いた化粧シート | |
CN104830208A (zh) | 防爆筋或下陷的环保型光固化高填充格丽斯着色剂 | |
JP2009287017A (ja) | 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、硬化物及び物品 | |
CN101151337B (zh) | 适合用作木材染色剂和/或调色剂的涂料组合物 | |
CN107072924B (zh) | 指甲或人工指甲的面漆用光固化性组合物 | |
JP7306686B2 (ja) | 鉛筆トップコート用塗料組成物 | |
KR100199552B1 (ko) | 필름에 고내스크래치성 박막코팅을 부여하는 자외선 경화형 수지조성물 | |
JP6353888B2 (ja) | 印刷層付き基材の製造方法 | |
JP2003313489A (ja) | アルミニウム材にコーティングする放射線硬化型樹脂組成物 | |
JP6585408B2 (ja) | 木質建材用の塗料組成物および木質建材 | |
JP2018080129A (ja) | ネイル用ベースコート組成物 | |
JP4412884B2 (ja) | 高輝度加飾フィルム | |
JP7002253B2 (ja) | 多孔質基材用光硬化性シーラー組成物、硬化被膜付き多孔質基材、該基材の製造方法、多孔質基材の目止め方法および着色多孔質基材の製造方法 | |
CN113956779B (zh) | 活性能量射线固化性涂布剂、使用其的涂装建材 | |
JP5712338B1 (ja) | 水性紫外線硬化型オーバープリントワニス組成物 | |
JP2013185001A (ja) | 水性紫外線硬化性コーティングニス組成物 | |
JP2019069582A (ja) | 積層体、及び積層体の製造方法 | |
JP2003213211A (ja) | 木質材用塗料組成物及び表面塗装木質材 | |
JP7058144B2 (ja) | 硬化性組成物及びこれを用いたフィルム、およびフィルムを用いた成形品 | |
JP3863162B2 (ja) | チューブ状または円柱形状のアルミニウム積層体の作成方法およびチューブ状または円柱状のアルミニウム積層体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220704 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230322 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230516 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230530 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230622 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7306686 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |