JP7306307B2 - インタークーラー - Google Patents

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Description

本発明は、インタークーラーに関する。
従来、インタークーラーに圧縮空気を吸入する吸入パイプ内に水分が進入した際に、水分が吸入パイプ内で凍結することによって生成された氷塊が、吸入パイプ内を移動することによって吸入パイプを閉塞するという問題があった。そして、このような問題を解決するために、吸入パイプ内に氷塊移動阻止手段を備えたインタークーラーが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2012-67696号公報
しかしながら、従来技術においては、インタークーラーに圧縮空気を吸入する吸入パイプ内に形成された氷塊の移動は阻止できるが、当該氷塊が成長して吸入パイプを閉塞するのを防止することはできなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、インタークーラー内で生じた水分が、吸入パイプに逆流して、吸入パイプを閉塞することのないインタークーラーを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、インタークーラーの底部に設けられて、当該インタークーラー内で生じた水分を溜める貯留部と、前記貯留部の上方に立設した壁部に接続されて、前記インタークーラーに吸気を流入させる吸入パイプと、を備え、前記吸入パイプのうち、前記壁部に接続される側の端部は、前記壁部から前記インタークーラーの内部側に突出した突出部を形成する構成を備えたインタークーラーである。
本発明によれば、インタークーラー内で水分が生じた場合であっても、水分が吸入パイプに流入して、流入した水分が凍結することによって吸入パイプが閉塞するのを防止することができる。
図1は、内燃機関におけるインタークーラーとエンジンとの接続関係を説明する概略図である。 図2は、インタークーラーの正面図および平面図である。 図3は、インタークーラーと吸入パイプとの接続部の構造を示すA-A断面図である。 図4は、インタークーラーと吸入パイプとの接続部の構造を示すB-B断面図である。 図5は、吸入パイプの端部に形成される庇部の長さを説明する図である。 図6は、吸入パイプの端部に形成される庇部の別の形態を説明する図である。
(インタークーラーとエンジンとの接続関係の説明)
以下に添付図面を参照して、実施の形態に係るインタークーラーについて説明する。図1は、内燃機関におけるインタークーラーとエンジンとの接続関係を説明する概略図である。図1に示すように、内燃機関10は、エンジン本体11と、吸気装置12と、排気装置13と、吸気装置12内の吸入空気を過給する過給機14とを備える。
エンジン本体11は、シリンダヘッド15と、シリンダブロック16と、クランクケース17と、シリンダブロック16内に収容されたピストン18と、クランクシャフト19と、ピストン18とクランクシャフト19とを連結するコネクティングロッド20(コンロッドとも呼ばれる)とを備える。そして、エンジン本体11は、非図示のエンジンマウントを介して、車体にマウントされる。
また、シリンダヘッド15には、各気筒と連通する複数の吸気ポート21と排気ポート22と燃焼室23とが設けられる。シリンダヘッド15には、吸気装置12が連結されて、吸気ポート21を介して燃焼室23に空気が供給される。また、シリンダヘッド15には、排気装置13が連結されて、燃焼室23からの排気が排気ポート22を介して排気される。
吸気装置12は、吸入空気を浄化するエアクリーナ24と、過給機14によって過給された吸入空気を冷却するインタークーラー25と、インタークーラー25で冷却された吸入空気を流通させるインテークパイプ26と、インテークパイプ26の下流に設けられて燃焼室23内に供給する吸入空気量を調整するスロットルバルブ27と、インテークパイプ26に接続されて吸気ポート21に吸入空気を流入させる吸気マニホールド28とを備える。
インタークーラー25の流入口25aは、過給機14に接続される。また、インタークーラー25の流出口25bは、インテークパイプ26を経てスロットルバルブ27に接続される。
排気装置13は、排気ポート22から排出された排気ガスを流入させる排気マニホールド29と、排気マニホールド29からの排気ガスを下流側に流通させるエキゾーストパイプ30と、エキゾーストパイプ30の下流側に設けられた排気ガス後処理装置31とを備える。
排気ガス後処理装置31は、酸化触媒、還元触媒および助触媒からなる三元触媒を含んで構成される。排気ガス後処理装置31により、排気ガス中の一酸化炭素、窒素酸化物および炭化水素などの有害物質が浄化される。
過給機14と排気マニホールド29との間のエキゾーストパイプ30には、EGR装置32が設置される。EGR装置32は、排気ポート22から排出された排気ガスの一部をスロットルバルブ27と吸気マニホールド28との間のインテークパイプ26に還流させて、吸入空気中に混入させる。これによって、気筒内の燃焼温度を下げて窒素酸化物(NOx)の発生量を低減させる。
過給機14は、排気タービン部14aと、コンプレッサ部14bと、排気タービン部14aとコンプレッサ部14bとを連結するシャフト14cと、排気タービン部14aおよびコンプレッサ部14bを支持してシャフト14cを回転可能に軸支するハウジング部14dとを備える。
排気タービン部14aは、エキゾーストパイプ30の途中に設けられる。排気ポート22から流出した排気ガスは、排気タービン部14aに流入してタービンに回転力を与える。そして、排気ガスは、排気タービン部14aの下流側に接続されたエキゾーストパイプ30に排出される。
コンプレッサ部14bは、インテークパイプ26に連結される。エアクリーナ24からの吸入空気は、コンプレッサ部14bに流入して圧縮され、コンプレッサ部14bの下流側に接続されたインタークーラー25に流入する。
インタークーラー25は、コンプレッサ部14bから流入した、圧縮された空気を冷却する。これによって、インタークーラー25から流出する圧縮された空気は、冷却されて密度が高くなる。したがって、エンジン本体11は、同じ吸気圧力で吸気した場合に、より多くの空気を吸入することができるため、インタークーラー25を備えない場合と比べて、出力を向上させることができる。
なお、インタークーラー25の底部には、インタークーラー25とインテークパイプ26とを接続するリターンパイプ33が設けられる。
(インタークーラーの概略構造の説明)
次に、図2を用いてインタークーラー25の構造を説明する。図2は、インタークーラーの正面図および平面図である。
インタークーラーは、圧縮空気を冷却する冷却媒体の種類によって、水冷式と空冷式とが存在する。本開示はいずれも冷却方式のインタークーラーにも適用可能であるが、ここでは、水冷式のインタークーラー25を例に挙げて説明する。
インタークーラー25は、流入側ヘッダ25cと、熱交換部25dと、流出側ヘッダ25eとを備える。これらの各部位は、図2の正面図に示すように、車両に搭載された状態で、上方から下方に向かって、流出側ヘッダ25e、熱交換部25d、流入側ヘッダ25cの順に配置される。熱交換部25dは、正面視で略長方形をなして、当該長方形が、車両の前後方向と略直交する状態で車両に搭載される。
流入側ヘッダ25cは、吸入パイプ40と接続されて、コンプレッサ部14bを通過することによって圧縮された空気が流入する流入口25aを形成する。
熱交換部25dは、圧縮空気と冷却水とを熱交換させて、高温の圧縮空気を冷却する。熱交換部25dには、冷却水流入パイプ50から熱交換前の冷却水が流入して、冷却水排出パイプ51から熱交換後の冷却水が流出する。なお、熱交換部25dの内部構造の説明は省略するが、熱交換部25dの内部に形成されたフィンの内部を流れる冷却水が、当該フィンに接触する圧縮空気との間で熱交換を行う構造を有する。
流出側ヘッダ25eは、排出パイプ41と接続されている。排出パイプ41は、インテークパイプ26と接続されて、熱交換部25dで冷却された圧縮空気を吸気ポート21へ導く流出口25bを形成する。
なお、図2の平面図に示すように、吸入パイプ40と排出パイプ41とは、それぞれ、インタークーラー25に対して、車両の前方側に向かって接続されている。
(インタークーラーの断面構造の説明)
次に、図3を用いて、インタークーラー25の断面構造を説明する。図3は、インタークーラーと吸入パイプとの接続部の断面構造を示すA-A断面図である。
インタークーラー25の底部には、貯留部62が形成される。貯留部62は、インタークーラー25の内部で生じた水分を貯留する。貯留部62の上方に立設した内壁25f(本開示における壁部の一例)には、インタークーラー25に吸気を流入させる吸入パイプ40が接続される。
吸入パイプ40は、下方から上方に向かう傾きを持った状態で、流入側ヘッダ25cにおいて、貯留部62の上方の内壁25fに接続される。即ち、吸入パイプ40は、インタークーラー25との接続位置よりも下方の空間を通過するように配設される。なお、吸入パイプ40が、下方から上方に向かう傾きを持った状態で流入側ヘッダ25cに接続されるのは、車両のエンジンルームにおける吸入パイプ40の取り回し性を向上させるためである。即ち、インタークーラー25は、一般にエンジンルームの狭いスペースに設置されることが多いため、吸入パイプ40を流入側ヘッダ25cよりも下方の空間を通過させることによって、パイプの取り回しの制約を緩和させる。
吸入パイプ40の端部は、流入側ヘッダ25cとの接続部において、流入側ヘッダ25cの内壁25fからインタークーラー25の内部側に突出した庇部60aを形成する。なお、庇部60aは、本開示における突出部の一例である。
車両の内燃機関10が停止して、熱交換部25dに溜まった圧縮空気が冷却されると、圧縮空気は冷却されて水滴となる。この水滴には、ブローバイガスに含まれていたオイル分が混入している。水滴は、流入側ヘッダ25cの上方に立設した内壁25fを伝わって、インタークーラー25の下方、即ち流入側ヘッダ25cに落下する。そして、このとき、庇部60aは、水滴が吸入パイプ40の内部に逆流するのを防止する。即ち、流入側ヘッダ25cの内壁25fを伝わる水滴は、流入側ヘッダ25cの内壁25fと庇部60aとの境界部を伝わって、流入側ヘッダ25cの底部に落下する。詳しくは後述する(図4参照)。
流入側ヘッダ25cの底部に落下した水滴は、流入側ヘッダ25cの底部に形成された貯留部62に貯留される。なお、貯留部62は、熱交換部25dで生じた水分を溜めるのに十分な容積を有する。即ち、貯留部62は、エンジンを停止した際に熱交換部25dで発生した全ての水滴が貯留部62に溜まった場合であっても、貯留部62の水位が、吸入パイプ40の下端に達しない容積を有するように、予めシミュレーションを行った上で設計される。
そして、貯留部62の下部には、開口部64が設けられて、当該開口部64には、リターンパイプ33が接続される。そして、リターンパイプ33の他方の端部は、スロットルバルブ27の下流側でインテークパイプ26と接続される(図1参照)。なお、リターンパイプ33は、本開示におけるパイプ部材の一例である。
車両の内燃機関10が始動すると、ピストン18が下降して、吸気ポート21の内部に負圧が発生する。この負圧によって、貯留部62に溜まったオイルを含む水分は、リターンパイプ33を伝わって、インテークパイプ26に吸い出される。そして、インテークパイプ26に吸い出された水分は、インタークーラー25の流出口25bから流出する吸気と混合されて、燃焼室23に流入して燃焼する。このように、車両の内燃機関10が始動する都度、貯留部62に貯留した水分は燃焼するため、貯留部62に溜まった水分がオーバーフローして、吸入パイプ40に逆流することはない。
なお、貯留部62に水が溜まっていない状態で内燃機関10が始動されると、吸入パイプ40から流入した圧縮空気は、インタークーラー25の下方から上方に向かって、即ち熱交換部25dに向かって流入する。したがって、流入した圧縮空気のうち、流入側ヘッダ25cの底部に形成された開口部64からリターンパイプ33に流れ込んで、インタークーラー25をバイパスしてインテークパイプ26に至る圧縮空気の流れは殆ど発生しない。
(庇部の作用の説明)
次に、図4を用いて、庇部60aの作用を説明する。図4は、インタークーラーと吸入パイプとの接続部の断面構造を示すB-B断面図である。
熱交換部25dで生じた水滴は、流入側ヘッダ25cの内壁25fを伝わって、下方に落下する(図4の矢印a)。そして、庇部60aに到達すると、水滴は、庇部60aの根元の周縁を伝わって、下方に移動する(図4の矢印b、矢印c)。そして、庇部60aの下端に到達すると、水滴は、流入側ヘッダ25cの底部に形成された貯留部62に落下する。
一方、庇部60aに到達しない水滴は、流入側ヘッダ25cの内壁25fを伝わって、貯留部62に落下する。このように、熱交換部25dで生じた水滴は、吸入パイプ40の内部に逆流することなく、流入側ヘッダ25cの底部に形成された貯留部62に貯留される。
(庇部の別の形態の説明)
次に、図5,図6を用いて、突出部の別の形態である庇部60b,60cを説明する。図5は、吸入パイプの端部に形成される庇部の長さを説明する図である。図6は、吸入パイプの端部に形成される庇部の別の形態を説明する図である。
図5に示す庇部60bは、当該庇部60bが流入側ヘッダ25cの内壁25fから突出した部分の長さLが、流入側ヘッダ25cの下方ほど短く成形される。即ち、吸入パイプ40の最上部における庇部60bの長さLaと、吸入パイプ40の最下部における庇部60bの長さLbとは、La>Lbになるように成形されている。即ち、吸入パイプ40のインタークーラー25側の端面は、車両の上下方向(図5のUp軸)に対して、上方が車両の後方側に傾斜した状態となる。
これによって、例えば、図5に示す、庇部60bの先端から下方に落下する水滴70は、吸入パイプ40の下端において、パイプ内部に進入することなく、貯留部62に落下する。したがって、水滴70が吸入パイプ40の内部に進入するのを、より確実に防止することができる。
次に、図6に示す庇部60cは、吸入パイプ40のうち、内壁25fに接続される側の端部ほど、吸入パイプ40の径が増大するように成形されている。即ち、庇部60cの端部が、流入側ヘッダ25cの内部で広がるように成形されている。
これによって、流入側ヘッダ25cの内壁25fを伝わる水分が吸入パイプ40の内部に逆流するのを防止するとともに、吸入パイプ40から流入側ヘッダ25cに流入する圧縮空気のうち、熱交換部25dに向かう方向に流出する圧縮空気が増えるため、流入側ヘッダ25cの内壁25fに衝突することによって流入圧力を損なう、所謂圧力損失が低減される。
即ち、吸入パイプ40の径を端部ほど増大することによって、流入側ヘッダ25cに流入した圧縮空気を、効率よく熱交換部25dに導くことができる。これによって、インタークーラー25の冷却効率を更に向上させることができる。
(本実施の形態の作用効果の説明)
以上説明したように、本実施の形態に係るインタークーラー25は、流入側ヘッダ25c(インタークーラー25の底部)に設けられた貯留部62に、インタークーラー25の内部で生じた水分を貯留する。そして、貯留部62の上方に立設した内壁25f(壁部)に接続された吸入パイプ40の、内壁25fに接続される側の端部に、内壁25fからインタークーラー25の内部側に突出した庇部60a(突出部)を形成する。したがって、インタークーラー25の内部で発生した水分が、内壁25fを伝わって貯留部62に落下する際に、吸入パイプ40の内部に逆流するのを防止することができる。
また、本実施の形態に係るインタークーラー25において、庇部60a(突出部)は、庇を形成する。したがって、内壁25f(壁部)を伝わって貯留部62に落下する水滴が、吸入パイプ40の内部に逆流するのを、より一層確実に防止することができる。
また、本実施の形態に係るインタークーラー25において、吸入パイプ40は、インタークーラー25との接続位置よりも下方の空間を通過するように配設される。したがって、吸入パイプ40の取り回し性が向上するため、インタークーラー25の設置位置の自由度を向上させることができる。
また、本実施の形態に係るインタークーラー25において、リターンパイプ33が、貯留部62とインタークーラー25の外部とを連通する開口部64と、エンジンのインテークパイプ26とを接続する。したがって、エンジンを始動する都度、貯留部62に溜まった水分が燃焼室23に送出されて燃焼される。したがって、エンジンを始動する度に貯留部62が空になるため、貯留部62に溜まった水分がオーバーフローして、内燃機関10が停止している際に吸入パイプ40を逆流するのを防止することができる。
また、本実施の形態に係るインタークーラー25において、吸入パイプ40が内壁25fに接続される側の端部は、下方ほど庇部60b(突出部)の長さが短く(上方ほど庇部60bの長さが長く)形成される。したがって、水分が吸入パイプ40に逆流するのを、より一層確実に防止することができる。
また、本実施の形態に係るインタークーラー25において、庇部60c(突出部)は、吸入パイプ40が内壁25fに接続される側の端部ほど、当該吸入パイプ40の径が増大するように成形される。したがって、水分が吸入パイプ40に逆流するのを防止することができるとともに、流入側ヘッダ25cに流入する圧縮空気の圧力損失を低減して、インタークーラー25の冷却効率を更に向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、上述した実施の形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能である。また、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。また、この実施の形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 内燃機関
11 エンジン本体
12 吸気装置
13 排気装置
14 過給機
25 インタークーラー
25a 流入口
25b 流出口
25c 流入側ヘッダ
25d 熱交換部
25e 流出側ヘッダ
25f 内壁(壁部)
26 インテークパイプ
33 リターンパイプ(パイプ部材)
40 吸入パイプ
41 排出パイプ
60a,60b,60c 庇部(突出部)
62 貯留部
64 開口部
70 水滴
L,La,Lb 長さ

Claims (6)

  1. インタークーラーの底部に設けられて、当該インタークーラーの内部で生じた水分を貯留する貯留部と、
    前記貯留部の上方に立設した壁部に接続されて、前記インタークーラーに吸気を流入させる吸入パイプと、を備え、
    前記吸入パイプのうち、前記壁部に接続される側の端部は、前記壁部から前記インタークーラーの内部側に突出した突出部を形成する、
    インタークーラー。
  2. 前記突出部は、庇を形成する、
    請求項1に記載のインタークーラー。
  3. 前記吸入パイプは、
    前記インタークーラーとの接続位置よりも下方の空間を通過するように配設される、
    請求項1または請求項2に記載のインタークーラー。
  4. 前記貯留部と外部とを連通する開口部と、エンジンのインテークパイプとを接続するパイプ部材を備える、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のインタークーラー。
  5. 前記吸入パイプのうち、前記壁部に接続される側の端部は、
    下方ほど前記突出部が短く形成される、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のインタークーラー。
  6. 前記突出部は、前記壁部に接続される側の端部ほど、前記吸入パイプの径が増大するように形成される、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のインタークーラー。
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