JP7305085B1 - 熱交換器および冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

熱交換器は、互いに離間して上下方向に配置され、管内を流体が通過する一対のヘッダーと、断面が扁平形状を有し、扁平形状の長手側における扁平面がそれぞれ対向して間を隔てて一対のヘッダーの間に配置され、流体が流れる流路を内部に有する複数の扁平伝熱管と、波形状を有し、対向する扁平伝熱管の間に配置され、波形状の頂部が扁平伝熱管と接合され、頂部の間がそれぞれフィン部となって上下方向に並ぶ複数のコルゲートフィンとを備える熱交換部が、空気の流れる方向に沿って、間を空けて複数列に並んで構成され、空気の流れる方向において風下側となるコルゲートフィンは、空気の流れる方向において風上側となるコルゲートフィンよりも大きい管外熱伝達率である。

Description

この技術は、熱交換器および冷凍サイクル装置に関するものである。特に、コルゲートフィンと扁平伝熱管とを組み合わせて構成する熱交換器および冷凍サイクル装置に関するものである。
たとえば、冷媒が通過する一対のヘッダー間に接続された複数の扁平伝熱管の平面部と平面部との間に、コルゲートフィンを配置したコルゲートフィンチューブ型の熱交換器が普及している。そして、扁平伝熱管の間には、コルゲートフィンが配置され、空気などの気体が気流として通過する。このような熱交換器において、扁平伝熱管とコルゲートフィンとの少なくとも一方の表面温度が低下すると、使用状態によっては、表面近くの空気中の水分が析出して凝縮水となり、さらに、氷点以下になると水が凍結する。そこで、フィンとなる部分に空隙となるスリットを設け、表面に析出した水を、スリットを介して排水させる熱交換器がある(たとえば、特許文献1参照)。
また、たとえば、空気調和装置の室外機に熱交換器が用いられる場合、扁平伝熱管を流通する冷媒がコルゲートフィンを介して通過する空気の熱を吸い取って蒸発し、空気は吸熱されて冷却される。このとき、空気が保有する水分がコルゲートフィンの表面で結露することで空気が通過する通風路が塞がれてしまう。特に、コルゲートフィンがルーバーを有する場合、ルーバー近傍では管外熱伝達率が高くなる。このため、熱交換器において、着霜が促進され、霜の成長によって通風路が閉塞する。特に、コルゲートフィンの風上側は、空気とフィン表面との温度差が大きい。このため、コルゲートフィンの風上側では着霜量が多くなり、前縁に偏着霜し、短い運転時間で風路が閉塞してしまう。そこで、コルゲートフィンの風上側にルーバーを設けず、風下側にルーバーを設ける構成の熱交換器がある(たとえば、特許文献2参照)。
特開2015-183908号公報 特開平6―221787号公報
特許文献1の熱交換器は、フィン表面の凝縮水を排出する排水スリットを有するが、排水性を向上するために排水スリットの開口部分を大きくすると、排水性が向上する一方で伝熱面積の減少による伝熱性能の低下を招く。また、特許文献2の熱交換器のように、コルゲートフィンの風上側にルーバーのない部分を設けると、風上部における偏着霜は抑制できるものの、凝縮水の排水を十分に行うことができなくなる。また、特許文献2の熱交換器は、ルーバーのパターンを上下で反転させている。このため、一部のルーバーについては、風上側に着霜しやすいフィンのパターンが形成される。したがって、特許文献2の熱交換器は、風上部に形成された着霜しやすいフィンのルーバーにおいて偏着霜が生じ、風路を閉塞させてしまう可能性があり、低温条件下での暖房能力(暖房低温能力)が低下してしまうという問題があった。
以上の問題点を解決するため、排水性を向上させつつ、ルーバーでの偏着霜が発生しにくい熱交換器および冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
この開示に係る熱交換器は、互いに離間して上下方向に配置され、管内を流体が通過する一対のヘッダーと、断面が扁平形状を有し、扁平形状の長手側における扁平面がそれぞれ対向して間を隔てて一対のヘッダーの間に配置され、流体が流れる流路を内部に有する複数の扁平伝熱管と、波形状を有し、対向する扁平伝熱管の間に配置され、波形状の頂部が扁平伝熱管と接合され、頂部の間がそれぞれフィン部となって上下方向に並ぶ複数のコルゲートフィンとを備える熱交換部が、空気の流れる方向に沿って、間を空けて複数列に並び、風上側の熱交換部のコルゲートフィンと風下側の熱交換部のコルゲートフィンとが断絶され、断絶部分が風上側の熱交換部に析出した凝縮水と風下側の熱交換部に析出した凝縮水とが合流して落下する排水空間となるように構成され、空気の流れる方向において風下側となるコルゲートフィンは、空気の流れる方向において風上側となるコルゲートフィンよりも大きい管外熱伝達率であり、空気の流れる方向において、風上側となるコルゲートフィンの扁平伝熱管に対する風上方向への突出し長さをy と定義し、風下側となるコルゲートフィンの扁平伝熱管に対する風上方向への突出し長さをy と定義したとき、y >y の関係である。
また、開示に係る冷凍サイクル装置は、上記の熱交換器を搭載したものである。
この開示に係る熱交換器は、複数列で形成されるコルゲートフィン熱交換器において、空気の流れる方向において風下側となるコルゲートフィンの管外熱伝達率は、空気の流れる方向において風上側となるコルゲートフィンの管外熱伝達率よりも大きい。このため、風上側となるコルゲートフィンにおいて風路を閉塞してしまわず、熱交換器全体における着霜量を均一化させる方向に導くことができる。したがって、熱交換器における風路が霜で完全閉塞に至るまでの時間を延ばし、熱交換器は、暖房低温能力を向上させることができる。
実施の形態1に係る熱交換器の構成を説明する概略図である。 実施の形態1に係る熱交換器の一部における概略正面図である。 実施の形態1に係る熱交換器の一部を示す概略図である。 実施の形態1に係る熱交換器におけるフィン部が有する排水スリットについて説明する図である。 実施の形態1に係る熱交換器における凝縮水の排水現象を説明する概略図である。 排水空間の開口面積が大きい場合の凝縮水の排水現象を説明する概略図である。 排水空間の開口面積が小さい場合の凝縮水の排水現象を説明する概略図である。 実施の形態2に係る熱交換器の一部を示す概略図である。図8は、空気流れ方向に沿って切った熱交換器10の一部を上面視した図である。 実施の形態2に係る熱交換器の別の一例における一部を示す概略図である。 実施の形態3に係る熱交換器の一部を示す概略図である。 実施の形態3に係る熱交換器の別の一例における一部を示す概略図である。 実施の形態3に係る熱交換器の他の一例における一部を示す概略図である。 実施の形態4に係る熱交換器の一部を示す概略図である。 実施の形態4の熱交換器のコルゲートフィンを側面方向から見たときの概略図である。 実施の形態5の熱交換器のコルゲートフィンを側面方向から見たときの概略図である。 実施の形態6の熱交換器のコルゲートフィンを側面方向から見たときの概略図である。 実施の形態6の熱交換器におけるコルゲートフィンの別の一例を側面方向から見たときの概略図である。 実施の形態6の熱交換器におけるコルゲートフィンの他の一例を側面方向から見たときの概略図である。 実施の形態6の熱交換器におけるコルゲートフィンのさらに別の一例を側面方向から見たときの概略図である。 実施の形態7に係る空気調和装置の構成を示す図である。
以下、実施の形態に係る熱交換器および冷凍サイクル装置について、添付図面などを参照しながら説明する。以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、以下に記載する実施の形態の全文において共通することとする。そして、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、明細書に記載された形態に限定するものではない。特に構成要素の組み合わせは、各実施の形態における組み合わせのみに限定するものではなく、他の実施の形態に記載した構成要素を別の実施の形態に適用することができる。また、以下の説明において、図における上方を「上側」とし、下方を「下側」として説明する。さらに、理解を容易にするために、方向を表す用語(たとえば「右」、「左」など)などを適宜用いるが、説明のためのものであって、これらの用語により本開示が限定されるものではない。また、湿度および温度の高低については、特に絶対的な値との関係で高低が定まっているものではなく、装置などにおける状態および動作などにおいて相対的に定まるものとする。そして、図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る熱交換器の構成を説明する概略図である。実施の形態1の熱交換器10は、パラレル配管形となるコルゲートフィンチューブ型の熱交換部11を複数列有する。ここでは、図1に示すように、熱交換器10は、空気流れにおいて風上側(上流側)となる風上側熱交換部11Aおよび風下側(下流側)となる風下側熱交換部11Bを有するものとする。また、熱交換器10は、複数の扁平伝熱管1、複数のコルゲートフィン2およびヘッダー3を有する。熱交換器10において、風上側熱交換部11Aは、扁平伝熱管1A、コルゲートフィン2Aおよびヘッダー3Aを有する。また、風下側熱交換部11Bは、扁平伝熱管1B、コルゲートフィン2Bおよびヘッダー3Bを有する。
ヘッダー3は、冷凍サイクル装置を構成する他の装置と配管接続され、熱交換媒体となる流体である冷媒が流入または流出し、冷媒を分岐または合流させる管である。風上側熱交換部11Aの上部ヘッダー31Aと下部ヘッダー32Aとは、図1の上下方向に間隔を空けて配置されている。また、風下側熱交換部11Bの上部ヘッダー31Bと下部ヘッダー32Bとは、図1の上下方向に間隔を空けて配置されている。
そして、上部ヘッダー31と下部ヘッダー32との間には、上部ヘッダー31と下部ヘッダー32とに対して垂直に複数の扁平伝熱管1が配置されている。上部ヘッダー31Aと下部ヘッダー32Aとの間には、複数の扁平伝熱管1Aが配置される。また、上部ヘッダー31Bと下部ヘッダー32Bとの間には、複数の扁平伝熱管1Bが配置される。複数の扁平伝熱管1は互いに平行に配置されている。複数の扁平伝熱管1は、空気流れ方向と直交する方向に、等間隔に並んで並設されている。以下、扁平伝熱管1が並設される方向を「管並設方向」という。また、扁平伝熱管1の軸方向(図1の上下方向)を「管軸方向」という。
扁平伝熱管1は、断面が扁平形状を有する。扁平伝熱管1は、扁平断面の長手側の外側面(以下、扁平面という)が平面状であり、扁平形状の短手側における外側面が曲面状である伝熱管である。扁平伝熱管1は、管の内部に、貫通孔で形成された冷媒流路を複数有する多穴扁平伝熱管である。扁平伝熱管1は管軸方向に立てて配置され、扁平伝熱管1の貫通孔は管軸方向に延びており、上部ヘッダー31および下部ヘッダー32に連通している。扁平伝熱管1は、扁平断面の長手側が空気流れ方向に沿うようにして配置されている。各扁平伝熱管1は、各ヘッダー3に形成された挿入穴(図示せず)に扁平伝熱管1の両端部が挿し込まれてろう付けされることで、上部ヘッダー31および下部ヘッダー32と接合されている。ろう付けのろう材には、たとえば、アルミニウムを含むろう材が使用される。ここで、熱交換器10が蒸発器として使用される場合、低温および低圧の冷媒が扁平伝熱管1の管内の冷媒流路を流れる。熱交換器10が凝縮器として使用される場合、高温および高圧の冷媒が扁平伝熱管1の管内の冷媒流路を流れる。図1の矢印は、熱交換器10が蒸発器として使用される場合の冷媒の流れを示している。実施の形態1は、熱交換器10を蒸発器として使用する場合に、フィン表面に発生する着霜について説明するものである。
冷媒は、図1の矢印に示すように、外部装置(図示せず)から熱交換器10に冷媒を供給する流入管33(流入管33Aおよび流入管33B)を介して、上部ヘッダー31Aおよび上部ヘッダー31Bに流入する。流入した冷媒は、分配されて各扁平伝熱管1を通過する。ここで、流入管33は、熱交換器10が蒸発器となるときに冷媒が流入する管である。冷凍サイクル装置における冷媒の流れによっては、冷媒が流出する管となる場合もある。扁平伝熱管1は、管内を通過する冷媒と管外を通過する外部の大気である外気との間で熱交換を行う。このとき、冷媒は、扁平伝熱管1を通過する間に大気から吸熱する。各扁平伝熱管1を通過して熱交換された冷媒は、下部ヘッダー32Aおよび下部ヘッダー32Bに流入し、下部ヘッダー32Aおよび下部ヘッダー32B内で合流する。下部ヘッダー32Aおよび下部ヘッダー32B内で合流した冷媒は、下部ヘッダー32Aおよび下部ヘッダー32Bに接続された流出管34(流出管34Aおよび流出管34B)を通って、外部装置(図示せず)に還流される。ここで、流出管34は、熱交換器10が蒸発器となるときに冷媒が流出する管である。冷凍サイクル装置における冷媒の流れによっては、冷媒が流入する管となる場合もある。扁平伝熱管1同士の間には、コルゲートフィン2が配置されている。コルゲートフィン2は、冷媒と外気との伝熱面積を広げるために配置されている。
図2は、実施の形態1に係る熱交換器の一部における概略正面図である。コルゲートフィン2は、平板状のフィン材に対してコルゲート加工が行われ、山折りおよび谷折りを繰り返すつづら折りにより折り曲げられ、波形状に、蛇腹となって形成されている。ここで、波形状に形成されてできた凹凸による折り曲げ部分は、波形状(山谷状)の頂部となる。また、頂部と頂部との間は腹部となる。実施の形態1において、コルゲートフィン2の頂部は、管軸方向にわたって並んでいる。
コルゲートフィン2の各頂部は、扁平伝熱管1の扁平面に接合される。この接合部分は、ろう材によってろう付けされ、接合されている。コルゲートフィン2を構成するフィン材の材質は、たとえば、アルミニウム合金である。そしてコルゲートフィン2を構成するフィン材の表面には、ろう材層がクラッドされている。クラッドされたろう材層の主材は、たとえば、アルミシリコン系のアルミニウムを含むろう材である。ここでコルゲートフィン2を構成するフィン材の板厚は、たとえば、約50μm以上、約200μm以下である。コルゲートフィン2は、板状のフィン材が管軸方向に波形状に連なる構成を有する。コルゲートフィン2は、空気流れ方向(図2における紙面奥行方向)から見て、波形状の腹部となるフィン部21が交互に逆向きの傾斜で管軸方向に連なった形状を有する。フィン部21には、複数のルーバー22が、空気流れ方向(紙面奥行方向)に並んで形成されている。ここで、ルーバー22は、板部と開口部とを有する。板部は、コルゲートフィン2を空気流れ方向から正面視したときに、平坦部に対して上下方向に傾斜して突き出た形状である。板部は開口部に空気を導き、空気を通過させて空気の流れを変える。フィン部21において、コルゲートフィン2を空気流れ方向から正面視したときに、平坦部に対してルーバー22として突き出ている部分の面積の総和が大きくなるほど、管外熱伝達率αOが大きくなる。
ここで、2つのコルゲートフィン2における管外熱伝達率αOの大小について説明する。たとえば、対象とするコルゲートフィン2と接合している扁平伝熱管1に、一定温度(たとえば、50℃)の温水などの液体を通過させる。そして、一定の室温(たとえば、20℃)および同じ風量で空冷したとき、扁平伝熱管1から流出する液体の温度により、2つのコルゲートフィン2における管外熱伝達率αOを比較する。扁平伝熱管1から流出する液体の温度が低いコルゲートフィン2の方が、空気との熱交換がより大きいため、管外熱伝達率αOが大きくなることになる。実施の形態1に係る熱交換器10では、風上側のコルゲートフィン2Aの方が風下側のコルゲートフィン2Bよりも管外熱伝達率αOが小さくなるような構造のルーバー22の仕様とする。ルーバー22の仕様とは、たとえば、ルーバー幅、角度、ピッチおよび枚数などである。
図3は、実施の形態1に係る熱交換器の一部を示す概略図である。図3は、空気流れ方向に沿って切った熱交換器10の一部を上面視した図である。ここでは、風上側熱交換部11Aのコルゲートフィン2Aと風下側熱交換部11Bのコルゲートフィン2Bとで、風上側熱交換部11Aにおける管外熱伝達率αOが、風下側熱交換部11Bにおける管外熱伝達率αOよりも小さい場合の一例を示している。図3は、風上側のコルゲートフィン2Aにおけるルーバー22Aのルーバー幅LWAが、風下側のコルゲートフィン2Bにおけるルーバー22Bのルーバー幅LWBよりも短い熱交換器10である。
図3に示すように、実施の形態1の熱交換器10は、風上側となるコルゲートフィン2Aにおけるルーバー22Aのルーバー幅LWAが短い。このため、コルゲートフィン2Aは、管外熱伝達率αOが低くなる平坦部の面積が扁平伝熱管1の近傍において大きくなる。この結果、風上側となるコルゲートフィン2Aは、霜が形成されにくい低着霜領域を多く有する。したがって、たとえば、フィン表面が氷点下以下となる条件下で熱交換器10を使用する場合、コルゲートフィン2Aでは低着霜領域に空気が多く流れて、コルゲートフィン2Aでの着霜量が減り、風下側となるコルゲートフィン2Bでの着霜量が増加する。このように、実施の形態1における熱交換器10は、コルゲートフィン2Aのルーバー幅LWAとルーバー22Bのルーバー幅LWBとの長さを調整した構成とすることで、熱交換器10全体における着霜量を均一化させる方向に導くことができる。このため、熱交換器10における風路が霜で完全閉塞に至るまでの時間を延ばすことができる。したがって、熱交換器10は、暖房低温能力を向上させることができる。
また、図3に示すように、風上側のコルゲートフィン2Aおよび風下側のコルゲートフィン2Bは、それぞれ、空気流れ方向に対して、ルーバー22Aおよびルーバー22Bを有する。そして、空気流れ方向において、コルゲートフィン2のフィン部21は、中心付近に、ルーバー22に挟まれる形で、排水スリット24(排水スリット24Aおよび排水スリット24B)を有する。このように、コルゲートフィン2のフィン部21に、空気流れ方向に対して、中心付近に排水スリット24を設けることで、フィン部21の表面に発生する凝縮水4をすばやく除去することができる。このため、熱交換器10を蒸発器として使用する場合に、凝縮水4がフィン部21に滞留せず、通風抵抗の増加を抑制することができるので、熱交換に係る能力を向上させることができる。さらに、暖房低温運転時にフィン表面についた霜を溶かす除霜運転を行う際、霜の融解水を排水スリット24から迅速に排出させることができる。このため、除霜運転時間を短くすることができ、暖房低温能力を向上させることができる。
図4は、実施の形態1に係る熱交換器におけるフィン部が有する排水スリットについて説明する図である。熱交換器10において、空気は風上側から冷媒と熱交換していくため、空気と冷媒との温度差は、風上側熱交換部11Aにおいて大きくなる。この結果、風上側熱交換部11Aのコルゲートフィン2Aにおけるフィン表面に発生する凝縮水4の量は、風下側となる風下側熱交換部11Bのコルゲートフィン2Bよりも多くなる。そこで、図4に示すように、実施の形態1における熱交換器10は、風上側のコルゲートフィン2Aにおける排水スリット24Aの開口面積が風下側となるコルゲートフィン2Bが有する排水スリット24Bよりも大きくなるような構成とする。したがって、排水スリット24Bの開口面積の方が排水スリット24Aの開口面積よりも小さくなる。これにより、実施の形態1における熱交換器10は、排水性(単位時間あたりに排出される凝縮水量)の向上を期待することができる。このため、除霜運転時間を短くすることができ、暖房低温能力をさらに向上させることができる。ここで、コルゲートフィン2Bが排水スリット24Bを有するものとして説明したが、コルゲートフィン2Bの排水スリット24Bがなくてもよい。
また、図3および図4に示すように、実施の形態1における熱交換器10は、風上側熱交換部11Aのコルゲートフィン2Aと風下側熱交換部11Bのコルゲートフィン2Bとの間が連結しておらず、断絶されている。熱交換部11間の断絶部分は排水空間25となる。ここで、コルゲートフィン2を上面から見たときの排水空間25の開口面積をA2と定義する。また、コルゲートフィン2を上面から見たときのフィン部21のフィン面積をA1と定義する。発明者らが実験および解析を行った結果、排水空間25は、面積比A2/A1が0.03以上および0.40以下(0.03≦A2/A≦10.40)の範囲となる関係となるような開口面積A2にするとよいことが確認された。排水空間25がこのような関係を満たす開口面積A2であれば、空気流れにおいて、風上側のコルゲートフィン2Aにおける最下流部の端部と風下側のコルゲートフィン2Bの最上流部の端部との間でそれぞれのフィンの凝縮水4が合流して、隙間を流下していく。このため、実施の形態1における熱交換器10は、排水空間25を排水経路として機能させることができる。
図5は、実施の形態1に係る熱交換器における凝縮水の排水現象を説明する概略図である。図5は、コルゲートフィン2Aとコルゲートフィン2Bとの間にある排水空間25の空気流れ方向における寸法δの関係を、側面視によって示している。ここでは、排水空間25の空気流れ方向における寸法δについて説明する。図5においては、排水空間25が、面積比A2/A1が0.03以上および0.40以下の範囲となる寸法δを満たしている。この場合、図5に示すように、風上側熱交換部11Aの端部における凝縮水4と風下側熱交換部11Bの端部における凝縮水4とが熱交換部11間の排水空間25において凝縮水4の表面張力を破って合流することができる。このため、合流した凝縮水4は、重力により排水空間25を流下して、さらに排水が促進される。
図6は、排水空間の開口面積が大きい場合の凝縮水の排水現象を説明する概略図である。排水空間25の空気流れ方向における寸法δが広いと、凝縮水4がフィンの端部に表面張力で保持される。このため、排水空間25の開口面積A2とフィン面積A1との面積比A2/A1が0.40以上になると、風上側のコルゲートフィン2Aにおける最下流部の端部とコルゲートフィン2Bにおける最上流部の端部との間で凝縮水4が合流しにくくなる。このため、排水空間25が排水経路として機能せず、排水性が低下する。
図7は、排水空間の開口面積が小さい場合の凝縮水の排水現象を説明する概略図である。排水空間25の空気流れ方向の寸法δが狭くなって、排水空間25の開口面積比が0.03未満となる場合がある。このとき、風上側のコルゲートフィン2Aにおける最下流部の端部と風下側のコルゲートフィン2Bにおける最上流部の端部とが近接しすぎると、凝縮水4の滞留(ブリッジ)が発生し、排水性が低下する。
以上のように、空気流れ方向に複数の熱交換部11が並んで構成される実施の形態1に係る熱交換器10では、たとえば、風上側のコルゲートフィン2Aにおけるルーバー22Aと風下側のコルゲートフィン2Bにおけるルーバー22Bとで仕様が異なるようにする。そして、風上側のコルゲートフィン2Aの方が風下側のコルゲートフィン2Bよりも管外熱伝達率αOが小さくなるようにする。このため、コルゲートフィン2Aにおいて風路を閉塞してしまわず、熱交換器10全体における着霜量を均一化させる方向に導くことができる。したがって、熱交換器10における風路が霜で完全閉塞に至るまでの時間を延ばし、熱交換器10は、暖房低温能力を向上させることができる。
また、実施の形態1に係る熱交換器10は、風上側のコルゲートフィン2Aにおける排水スリット24Aの開口面積が風下側となるコルゲートフィン2Bが有する排水スリット24Bよりも大きくする。このため、熱交換器10全体の排水性の向上を期待することができ、除霜運転時間を短くすることができ、暖房低温能力をさらに向上させることができる。
そして、実施の形態1に係る熱交換器10は、熱交換部11間の断絶部分となる排水空間25の開口面積A2は、フィン部21のフィン面積A1との面積比A2/A1が0.03以上および0.40以下の範囲となるようにする。このため、排水空間25を排水経路として機能させることができ、熱交換器10全体の排水性の向上をはかることができる。
実施の形態2.
図8は、実施の形態2に係る熱交換器の一部を示す概略図である。図8は、空気流れ方向に沿って切った熱交換器10の一部を上面視した図である。図8において、図3などと同じ符号を付したものについては、実施の形態1で説明したことと同様である。図8に示すように、実施の形態2に係る熱交換器10は、風上側の扁平伝熱管1Aと風下側の扁平伝熱管1Bとが水平方向において異なる位置に配置されている。そして、熱交換器10では、風上側熱交換部11Aの扁平伝熱管1Aと風下側熱交換部11Bのコルゲートフィン2Bとが近接配置されている。このような配置にすることによって、風下側のコルゲートフィン2Bの凝縮水4を、風上側の扁平伝熱管1Aに伝わらせることができる。扁平伝熱管1は、コルゲートフィン2よりも排水性が高い。このため、コルゲートフィン2Bに溜まる凝縮水4が、扁平伝熱管1Aに伝わりやすくなるので、排水性が向上する。
図9は、実施の形態2に係る熱交換器の別の一例における一部を示す概略図である。図9に示すように、風上側のコルゲートフィン2Aの凝縮水4を、風下側の扁平伝熱管1Bに伝わらせることで、排水性を向上させることができる。このとき、図9に示すように、風上側の扁平伝熱管1Aと近接させるため、風下側のコルゲートフィン2Bにおける最上流部の端部が風下側の扁平伝熱管1Bに対して風上側に突き出ていると、凝縮水4を扁平伝熱管1Aに導水させやすくなる。
実施の形態3.
図10は、実施の形態3に係る熱交換器の一部を示す概略図である。図10は、空気流れ方向に沿って切った熱交換器10の一部を上面視した図である。図10において、図3などと同じ符号を付したものについては、実施の形態1で説明したことと同様である。図10に示すように、風上側となるコルゲートフィン2Aの扁平伝熱管1Aに対する風上方向への突出し長さをyと定義する。また、風下側となるコルゲートフィン2Bの扁平伝熱管1Bに対する風上方向への突出し長さをyと定義する。実施の形態3に係る熱交換器10は、コルゲートフィン2Aとコルゲートフィン2Bとにおける突き出し長さがy>yの関係になっているものである。
コルゲートフィン2の前縁を風上側に突き出させることによって、フィン前縁部のフィン効率を抑制し、空気との熱交換量を抑制することができ、コルゲートフィン前縁部での偏着霜を改善する効果がある。しかしながら、風下側となるコルゲートフィン2Bは、風上側となるコルゲートフィン2Aと比較して、空気と冷媒の温度差が小さくなる。このため、風下側のコルゲートフィン2Bでは、熱交換量が少なくなる傾向がある。この結果、風下側熱交換部11Bでは、着霜量が少なくなる傾向がある。したがって、実施の形態3における熱交換器10は、風下側のコルゲートフィン2Bにおけるフィン前縁部の風上側への突出し長さyが風上側のコルゲートフィン2Aの突出し長さyよりも小さく構成する。そして、風下側のコルゲートフィン2Bは、ルーバー22を多く有するなどして伝熱促進をはかる。
図11は、実施の形態3に係る熱交換器の別の一例における一部を示す概略図である。図11に示す熱交換器10は、風下側のコルゲートフィン2Bの前縁部の突出し長さが風上側のコルゲートフィン2Aよりも短いまたは突出し長さがない構成である。図11では、さらに、風下側のコルゲートフィン2Bのルーバー22Bの数が、風上側のコルゲートフィン2Aよりも多い構成となっている。
図12は、実施の形態3に係る熱交換器の他の一例における一部を示す概略図である。図12に示す熱交換器10は、風上側のコルゲートフィン2Aは排水スリット24Aを有する一方で、風下側のコルゲートフィン2Bは排水スリット24を有していない構成である。そして、風下側のコルゲートフィン2Bのルーバー22の数が、風上側のコルゲートフィン2Aよりも多くなるように構成することで、排水スリット24がなくても、凝縮水4の排水をルーバー22Bによって行うことができる。このため、図12の熱交換器10は、伝熱性能と排水性とをバランスよく向上させることができる。
実施の形態4.
図13は、実施の形態4に係る熱交換器の一部を示す概略図である。図13は、空気流れ方向に沿って切った熱交換器10の一部を上面視した図である。また、図14は、実施の形態4の熱交換器のコルゲートフィンを側面方向から見たときの概略図である。図14は、コルゲートフィン2Aおよびコルゲートフィン2Bのそれぞれのフィン部21Aおよびフィン部21Bを示している。図14において、白矢印は空気の流れ方向を表している。また、黒矢印は凝縮水4の排水イメージを図示したものである。図13および図14において、図3などと同じ符号を付したものについては、実施の形態1で説明したことと同様である。実施の形態4における熱交換器10は、風上側のコルゲートフィン2Aと風下側のコルゲートフィン2Bとの間に、前述した排水空間25を有するものである。さらに、実施の形態4に係る熱交換器10は、風上側のルーバー22Aと風下側のルーバー22Bとで平坦部に対するルーバー22の開口方向が逆向きになっている。そして、風上側のルーバー22Aと風下側のルーバー22Bとにおける傾きは、それぞれ排水空間25に向かう傾きとなるように構成されている。
実施の形態4における熱交換器10は、風上側のルーバー22Aと風下側のルーバー22Bとでルーバー22の開口方向を逆にし、凝縮水4が熱交換部11間の排水空間25に向かうようにする。このため、排水空間25に凝縮水4を多く集めることができ、排水性を向上させることができる。
実施の形態5.
図15は、実施の形態5の熱交換器のコルゲートフィンを側面方向から見たときの概略図である。図15において、図3などと同じ符号を付したものについては、実施の形態1で説明したことと同様である。図15は、コルゲートフィン2Aおよびコルゲートフィン2Bのそれぞれのフィン部21Aおよびフィン部21Bを示している。実施の形態5に係る熱交換器10において、風上側のコルゲートフィン2Aのフィン肉厚をtFAと定義する。また、風下側のコルゲートフィン2Bのフィン肉厚をtFBと定義する。このとき、コルゲートフィン2Aとコルゲートフィン2Bとにおけるフィン肉厚は、tFA<tFBの関係を有する。したがって、実施の形態5に係る熱交換器10は、風上側のコルゲートフィン2Aのフィン肉厚tFAが、風下側のコルゲートフィン2Bのフィン肉厚tFBよりも薄く構成したものである。
風上側熱交換部11Aでは、流入する空気は熱交換前であるため、空気と冷媒との温度差が大きい。コルゲートフィン2Aのフィン肉厚tFAを薄くすることで、風上側のコルゲートフィン2Aにおけるフィン効率を抑制し、管外熱伝達率αOを抑えることができる。したがって、風上側熱交換部11Aに対する偏着霜をさらに改善することができる。
実施の形態6.
図16は、実施の形態6の熱交換器のコルゲートフィンを側面方向から見たときの概略図である。図16において、図3などと同じ符号を付したものについては、実施の形態1で説明したことと同様である。図16は、コルゲートフィン2Aおよびコルゲートフィン2Bのそれぞれのフィン部21Aおよびフィン部21Bを示している。実施の形態6に係る熱交換器10は、風上側のコルゲートフィン2Aの前縁突き出し部の一部において、フィン材を折り曲げた縁折部28を有する構造となっている。コルゲートフィン2Aが前縁突き出し部に縁折部28を有する構造とすることで、強度が必要となる前縁突出し部のフィン肉厚を実質的に2倍にすることができる。このため、実施の形態6の熱交換器10は、フィン倒れなどを抑制しつつ、他の部分におけるフィン肉厚を薄くすることができる。したがって、フィン効率を抑制し、管外熱伝達率αOを抑えることができ、風上側となるコルゲートフィン2Aへの偏着霜をさらに改善することができる。ここで、図16の熱交換器10は、風上側のコルゲートフィン2Aの前縁突き出し部に縁折部28を有する構造としたが、これに限定するものではない。
図17は、実施の形態6の熱交換器におけるコルゲートフィンの別の一例を側面方向から見たときの概略図である。たとえば、図17に示すように、熱交換器10は、風上側のコルゲートフィン2Aおよび風下側のコルゲートフィン2Bの両方の前縁部に縁折部28を有する構造でもよい。風上側のコルゲートフィン2Aおよび風下側のコルゲートフィン2Bにそれぞれ縁折部28を有することで、両方の偏着霜を改善することができる。
図18は、実施の形態6の熱交換器におけるコルゲートフィンの他の一例を側面方向から見たときの概略図である。図18の熱交換器10において、風上側のコルゲートフィン2Aにおける前縁突き出し部の縁折部28の長さをXと定義する。また、風下側のコルゲートフィン2Bにおける前縁突き出し部の縁折部28の長さをXと定義する。このとき、コルゲートフィン2Aとコルゲートフィン2Bとにおける縁折部28の長さは、X>Xの関係を有する。このため、前縁突出し長さは、風上側のコルゲートフィン2Aの方が、風下側のコルゲートフィン2Bよりも長い。このとき、コスト的に、縁折部28の長さも前縁突出し長さに合わせた方がよい。そこで、コルゲートフィン2Aとコルゲートフィン2Bとにおける縁折部28の長さを調整することで、適切な強度で、縁折部28を小さくすることができる。このため、使用するフィン材料を減らすことができる。
図19は、実施の形態6の熱交換器におけるコルゲートフィンのさらに別の一例を側面方向から見たときの概略図である。図16~図18に示した熱交換器10は、コルゲートフィン2の前縁部のみに、縁折部28を設けた構造であったが、これに限定するものではない。図19に示すように、熱交換器10は、空気流れ方向において後側となる後縁部にも縁折部28を有する構造としてもよい。図19のような構造とすることで、コルゲートフィン2の製造において、フィン材を折り曲げ成形するときに、フィン材の両端の高さを同じにすることができる。このため、フィン材をローラーで移動する際、フィン材の送りが安定し、精度よく加工することができる。
実施の形態7.
図20は、実施の形態7に係る空気調和装置の構成を示す図である。実施の形態7の空気調和装置は、実施の形態1~実施の形態6の熱交換器10を備えた冷凍サイクル装置の一例である。実施の形態7の空気調和装置は、実施の形態1~実施の形態6の熱交換器10を、室外熱交換器230として用いる。ただし、これに限定するものではなく、空気調和装置は、実施の形態1~実施の形態6の熱交換器10を室内熱交換器110として用いてもよい。また、空気調和装置は、実施の形態1~実施の形態6の熱交換器10を、室外熱交換器230および室内熱交換器110の両方に用いてもよい。
図20に示すように、空気調和装置は、室外機200と室内機100とを、ガス冷媒配管300および液冷媒配管400により配管接続することで、冷媒回路を構成している。実施の形態7の空気調和装置は、1台の室外機200と1台の室内機100とが配管接続されているものとするが、台数は任意である。
室外機200は、圧縮機210、四方弁220、室外熱交換器230および室外ファン240を有する。圧縮機210は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。特に限定するものではないが、圧縮機210は、たとえばインバータ回路などにより、運転周波数を任意に変化させることにより、圧縮機210の容量を変化させることができる。四方弁220は、冷房運転時と暖房運転時とに応じて冷媒の流れを切り替える弁である。室外熱交換器230は、冷媒と室外の空気との熱交換を行う。室外熱交換器230は、暖房運転時においては蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させ、気化させる。また、室外熱交換器230は、冷房運転時においては凝縮器として機能し、冷媒を凝縮し、液化させる。室外ファン240は、室外熱交換器230に室外の空気を送り込み、室外熱交換器230における熱交換を促す。
一方、室内機100は、室内熱交換器110、減圧装置120および室内ファン130を有している。室内熱交換器110は、空調対象となる室内の空気と冷媒との熱交換を行う。室内熱交換器110は、暖房運転時においては凝縮器として機能し、冷媒を凝縮し、液化させる。また、室内熱交換器110は、冷房運転時においては蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させ、気化させる。減圧装置120は、冷媒を減圧して膨張させる。減圧装置120は、たとえば電子式膨張弁などで構成される。減圧装置120が電子式膨張弁で構成された場合には、減圧装置120は、制御装置(図示せず)などの指示に基づいて開度調整を行う。室内ファン130は、室内の空気を室内熱交換器110に通過させ、室内熱交換器110を通過させた空気を室内に供給する。
次に、空気調和装置の各機器の動作について、冷媒の流れに基づいて説明する。まず、暖房運転について説明する。暖房運転時には、四方弁220は図20の点線側に切り替えられる。圧縮機210により圧縮されて吐出した高温および高圧のガス冷媒は、四方弁220を通過し、室内熱交換器110に流入する。室内熱交換器110に流入したガス冷媒は、空調対象空間の空気と熱交換することで凝縮し、液化する。液化した冷媒は、減圧装置120で減圧されて気液二相状態となった後、室外熱交換器230に流入する。室外熱交換器230に流入した冷媒は、室外ファン240から送られた室外の空気と熱交換することで蒸発し、ガス化する。ガス化した冷媒は、四方弁220を通過して、再度、圧縮機210に吸入される。以上のようにして冷媒が循環することで、空気調和装置は暖房に係る空気調和を行う。
次に、冷房運転について説明する。冷房運転時には、四方弁220は図20の実線側に切り替えられる。圧縮機210により圧縮されて吐出した高温および高圧のガス冷媒は、四方弁220を通過し、室外熱交換器230に流入する。室外熱交換器230に流入したガス冷媒は、室外ファン240が供給した室外の空気と熱交換することで凝縮し、液化する。液化した冷媒は、減圧装置120で減圧されて気液二相状態となった後、室内熱交換器110に流入する。室内熱交換器110に流入した冷媒は、空調対象空間の空気と熱交換することで蒸発し、ガス化する。ガス化した冷媒は、四方弁220を通過して再度圧縮機210に吸入される。以上のようにして冷媒が循環することで、空気調和装置は冷房に係る空気調和を行う。
1,1A,1B 扁平伝熱管、2,2A,2B コルゲートフィン、3,3A,3B ヘッダー、4 凝縮水、10 熱交換器、11 熱交換部、11A 風上側熱交換部、11B 風下側熱交換部、21,21A,21B フィン部、22,22A,22B ルーバー、24,24A,24B 排水スリット、25 排水空間、28 縁折部、31,31A,31B 上部ヘッダー、32,32A,32B 下部ヘッダー、33,33A,33B 流入管、34,34A,34B 流出管、100 室内機、110 室内熱交換器、120 減圧装置、130 室内ファン、200 室外機、210 圧縮機、220 四方弁、230 室外熱交換器、240 室外ファン、300 ガス冷媒配管、400 液冷媒配管。

Claims (13)

  1. 互いに離間して上下方向に配置され、管内を流体が通過する一対のヘッダーと、
    断面が扁平形状を有し、前記扁平形状の長手側における扁平面がそれぞれ対向して間を隔てて一対の前記ヘッダーの間に配置され、流体が流れる流路を内部に有する複数の扁平伝熱管と、
    波形状を有し、対向する前記扁平伝熱管の間に配置され、前記波形状の頂部が前記扁平伝熱管と接合され、前記頂部の間がそれぞれフィン部となって前記上下方向に並ぶ複数のコルゲートフィンと
    を備える熱交換部が、空気の流れる方向に沿って、間を空けて複数列に並び、風上側の前記熱交換部の前記コルゲートフィンと風下側の前記熱交換部の前記コルゲートフィンとが断絶され、断絶部分が前記風上側の前記熱交換部に析出した凝縮水と前記風下側の前記熱交換部に析出した凝縮水とが合流して落下する排水空間となるように構成され、
    前記空気の流れる方向において前記風下側となる前記コルゲートフィンは、前記空気の流れる方向において前記風上側となる前記コルゲートフィンよりも大きい管外熱伝達率であり、
    前記空気の流れる方向において、前記風上側となる前記コルゲートフィンの前記扁平伝熱管に対する風上方向への突出し長さをy と定義し、前記風下側となる前記コルゲートフィンの前記扁平伝熱管に対する前記風上方向への突出し長さをy と定義したとき、y >y の関係である熱交換器。
  2. 互いに離間して上下方向に配置され、管内を流体が通過する一対のヘッダーと、
    断面が扁平形状を有し、前記扁平形状の長手側における扁平面がそれぞれ対向して間を隔てて一対の前記ヘッダーの間に配置され、流体が流れる流路を内部に有する複数の扁平伝熱管と、
    波形状を有し、対向する前記扁平伝熱管の間に配置され、前記波形状の頂部が前記扁平伝熱管と接合され、前記頂部の間がそれぞれフィン部となって前記上下方向に並ぶ複数のコルゲートフィンと
    を備える熱交換部が、空気の流れる方向に沿って、間を空けて複数列に並び、風上側の前記熱交換部の前記コルゲートフィンと風下側の前記熱交換部の前記コルゲートフィンとが断絶され、断絶部分が前記風上側の前記熱交換部に析出した凝縮水と前記風下側の前記熱交換部に析出した凝縮水とが合流して落下する排水空間となるように構成され、
    前記空気の流れる方向において前記風下側となる前記コルゲートフィンは、前記空気の流れる方向において前記風上側となる前記コルゲートフィンよりも大きい管外熱伝達率であり、
    前記風上側の前記熱交換部の前記コルゲートフィンの厚みは、前記風下側の前記熱交換部の前記コルゲートフィンの厚みよりも薄い熱交換器。
  3. 互いに離間して上下方向に配置され、管内を流体が通過する一対のヘッダーと、
    断面が扁平形状を有し、前記扁平形状の長手側における扁平面がそれぞれ対向して間を隔てて一対の前記ヘッダーの間に配置され、流体が流れる流路を内部に有する複数の扁平伝熱管と、
    波形状を有し、対向する前記扁平伝熱管の間に配置され、前記波形状の頂部が前記扁平伝熱管と接合され、前記頂部の間がそれぞれフィン部となって前記上下方向に並ぶ複数のコルゲートフィンと
    を備える熱交換部が、空気の流れる方向に沿って、間を空けて複数列に並び、風上側の前記熱交換部の前記コルゲートフィンと風下側の前記熱交換部の前記コルゲートフィンとが断絶され、断絶部分が前記風上側の前記熱交換部に析出した凝縮水と前記風下側の前記熱交換部に析出した凝縮水とが合流して落下する排水空間となるように構成され、
    前記風上側の前記熱交換部の前記コルゲートフィンには、ルーバー幅L WA の複数のルーバーが空気流れ方向に並んで形成され、前記風下側の前記熱交換部の前記コルゲートフィンには、前記ルーバー幅L WA よりも長いルーバー幅L WB の複数のルーバーが前記空気流れ方向に並んで形成された熱交換器。
  4. 前記コルゲートフィンを上面視したときの前記フィン部の面積をA1と定義し、前記熱交換部間における前記排水空間の開口面積をA2と定義したとき、前記フィン部の面積A1と前記排水空間の開口面積A2との面積比A2/A1が、0.03以上、0.40以下を満たす関係である請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の熱交換器。
  5. 前記コルゲートフィンの前記フィン部は、前記フィン部上の水を排出する排水スリットを有し、
    前記風下側となる前記コルゲートフィンの前記フィン部における前記排水スリットは、前記風上側となる前記コルゲートフィンの前記フィン部における前記排水スリットよりも開口面積が小さいまたは前記風下側となる前記コルゲートフィンの前記フィン部は前記排水スリットを有していない請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の熱交換器。
  6. 前記風上側の前記熱交換部の前記コルゲートフィンと前記風下側の前記熱交換部の前記コルゲートフィンとは複数のルーバーに挟まれる位置に排水スリットを有し、前記風上側の前記熱交換部の前記コルゲートフィンの前記排水スリットの幅は、前記風上側の前記熱交換部の前記コルゲートフィンのルーバー幅よりも長い請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の熱交換器。
  7. 前記風上側となる前記コルゲートフィンにおけるルーバーの数は、前記風下側となる前記コルゲートフィンにおけるルーバーの数よりも少ない請求項1~請求項のいずれか一項に記載の熱交換器。
  8. 前記風上側となる前記コルゲートフィンおよび前記風下側となる前記コルゲートフィンは、前記フィン部の板状の平坦部に対するルーバーの向きが、それぞれ逆の関係にある請求項1~請求項のいずれか一項に記載の熱交換器。
  9. 前記風上側となる前記コルゲートフィンは、前記空気の流れる方向において前側の縁である前縁部が前記扁平伝熱管に対して風上側に突出した構造であり、前記前縁部の一部はフィン材を折り曲げた縁折部を有する請求項1~請求項のいずれか一項に記載の熱交換器。
  10. 前記風下側となる前記コルゲートフィンも、前記前縁部の一部に前記縁折部を有し、
    前記風上側となる前記コルゲートフィンの前記縁折部の長さをXと定義し、前記風下側となる前記コルゲートフィンの前記縁折部の長さをXと定義したとき、X>Xの関係である請求項9に記載の熱交換器。
  11. 前記コルゲートフィンは、前記空気の流れる方向において後側の縁である後縁部にも前記縁折部を有する請求項9記載の熱交換器。
  12. 前記空気の流れる方向から正面視したとき、前記風上側となる前記熱交換部における前記扁平伝熱管と前記風下側となる前記熱交換部における前記扁平伝熱管と位置が水平方向にずれている請求項1~請求項のいずれか一項に記載の熱交換器。
  13. 請求項1~請求項のいずれか一項に記載の熱交換器を搭載する冷凍サイクル装置。
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