JPWO2019176061A1 - 熱交換器及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

本発明に係る熱交換器は、送風機により空気が供給される熱交換器であって、前記送風機から供給される空気の流通方向と交差する方向である第一方向に延びる伝熱管と、前記伝熱管に接続されたフィンと、を備え、前記フィンは、前記第一方向に突出し、前記空気の流通方向に交差する方向に沿って連続的に形成された第一凸部と、前記第一方向に突出し、前記空気の流通方向に交差する方向に沿って連続的に形成され、前記空気の流通方向において前記第一凸部の下流側に配置された第二凸部と、を有し、前記第一凸部は、該第一凸部において突出高さが最大となる第一最大頂部を有し、前記第二凸部は、該第二凸部において突出高さが最大となる第二最大頂部を有し、前記第一最大頂部と前記第二最大頂部とが、前記空気の流通方向に直交する方向において異なる位置に配置されている。

Description

本発明は、熱伝達率の維持と通風抵抗の低減とを図った熱交換器、及び該熱交換器を備えた冷凍サイクル装置に関する。
従来の熱交換器は、互いに間隔を隔てて平行に配置された複数の伝熱管と、複数の伝熱管に接続され、空気の流通方向に平行な面を有する複数のフィンと、を備えている。熱交換器に供給された空気は、複数の伝熱管の間及び複数のフィンの間を通過し、伝熱管及びフィンと接触する。これにより、伝熱管内を流通する熱交換流体と、該熱交換流体と熱交換する被熱交換流体である空気との間で熱交換が行なわれる。
また、従来の熱交換器としては、フィンの表面に、空気の流通方向に開口するスリット又はルーバと呼称される切り起こし部が複数形成された熱交換器も知られている。このような熱交換器は、スリットフィン熱交換器と呼ばれている。スリットフィン熱交換器では、それぞれの切り起こし部において温度境界層が再構築され、フィン表面近傍の気流速度が増大する。これにより、熱の輸送量が増加するので、熱交換器の熱伝達率が向上する。しかし一方で、スリットフィン熱交換器では、切り起こし部により、凝縮水の排出が阻害され、熱交換器内の風路の一部が閉塞する場合がある。また、スリットフィン熱交換器では、切り起こし部へ集中的に着霜し、熱交換器内の風路の一部が閉塞する場合がある。このため、スリットフィン熱交換器は、熱交換器内の風路の一部の閉塞に起因して、濡れ条件での熱交換性能が低下する。なお、凝縮水とは、空気中の水分が凝縮して熱交換器の表面に付着した水のことである。
また、従来の熱交換器としては、フィンの表面に、空気の流通方向に垂直に突出した波形凹凸が形成された熱交換器も知られている(例えば、特許文献1参照)。このような熱交換器は、スリットレスフィン熱交換器と呼ばれている。スリットレスフィン熱交換器では、フィン表面の凸部への気流衝突により、空気の二次流れが発生する。この二次流れをフィン表面に沿わせることで、熱交換器の熱伝達率が向上する。さらに、スリットレスフィン熱交換器は、フィンに切り起こし部が形成されていないので、凝縮水の排水性が良好であり、フィンの一部に集中的に着霜が発生することも抑制される。したがって、スリットレスフィン熱交換器は、濡れ条件での熱交換性能を確保することができる。
国際公開第2007/013623号
上記した従来のスリットレスフィン熱交換器では、二次流れの生成及び二次流れの凸部の乗り越えにより、通風抵抗が増大する。このため、従来のスリットレスフィン熱交換器を冷凍サイクル装置に適用した場合、送風機の送風効率が低下し、冷凍サイクル装置全体の効率が低下する可能性がある。通風抵抗を低減するためには、フィンに形成された波形凹凸の振幅、波長又は空気流れの主流に対する迎え角を小さくすることが考えられる。しかし、これらのパラメータを小さくすると、二次流れによる熱伝達率の向上効果が小さくなり、熱交換器の性能が低下する可能性がある。したがって、従来の熱交換器は、熱伝達率の維持と通風抵抗の低減とを両立できないという課題があった。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、熱伝達率を維持しつつ、通風抵抗を低減することができる熱交換器を提供することを第1の目的とする。また、本発明は、この熱交換器を備えた冷凍サイクル装置を提供することを第2の目的とする。
本発明に係る熱交換器は、送風機により空気が供給される熱交換器であって、前記送風機から供給される空気の流通方向と交差する方向である第一方向に延びる伝熱管と、前記伝熱管に接続されたフィンと、を備え、前記フィンは、前記第一方向に突出し、前記空気の流通方向に交差する方向に沿って連続的に形成された第一凸部と、前記第一方向に突出し、前記空気の流通方向に交差する方向に沿って連続的に形成され、前記空気の流通方向において前記第一凸部の下流側に配置された第二凸部と、を有し、前記第一凸部は、該第一凸部において突出高さが最大となる第一最大頂部を有し、前記第二凸部は、該第二凸部において突出高さが最大となる第二最大頂部を有し、前記第一最大頂部と前記第二最大頂部とが、前記空気の流通方向に直交する方向において異なる位置に配置されている。
また、本発明に係る冷凍サイクル装置は、本発明に係る熱交換器と、前記空気の流通方向に前記熱交換器へ前記空気を供給する送風機と、を備えている。
本発明に係る熱交換器は、スリットレスフィン熱交換器となっている。ここで、本発明に係る熱交換器においては、第一最大頂部を乗り越えた二次流れが第二最大頂部を乗り越える可能性が、低減される。このため、本発明に係る熱交換器は、二次流れがフィンに形成された凸部を乗り越える際の通風抵抗を低減できる。したがって、本発明に係る熱交換器は、熱伝達率を維持しつつ、通風抵抗を低減することができる。
本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置の一例を示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置における室外熱交換器の一例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る室外熱交換器の風上側熱交換器の要部を示す断面図である。 図3におけるA−A断面図である。 図3におけるB−B断面図である。 比較例1に係る風上側熱交換器の要部を示す断面図である。 比較例2に係る風上側熱交換器の要部を示す断面図である。 比較例3に係る風上側熱交換器の要部を示す断面図である。 図8におけるC−C断面図である。 本発明の実施の形態2に係る風上側熱交換器の一例の要部を示す断面図である。 図10に示す風上側熱交換器のフィンの表面の一部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る風上側熱交換器の別の一例の要部を示す断面図である。 図12に示す風上側熱交換器のフィンの表面の一部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る風上側熱交換器の一例の要部を示す断面図である。 図14におけるD−D断面図である。 図14におけるE−E断面図である。 本発明の実施の形態4に係る風上側熱交換器の一例の要部を示す断面図である。 本発明の実施の形態4に係る風上側熱交換器の別の一例の要部を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。以下の図面において同一又は相当する部分には同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。なお、図中の白抜きの矢印は、送風機から熱交換器へ供給される空気の流通方向を示している。また、図1を含め以下の図面では、各構成部材の大きさの関係が本発明を実施した実機とは異なる場合がある。さらに、明細書全文に表されている構成要素の形態は、あくまで例示である。本発明は、明細書中に記載されている構成要素に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置の一例を示す冷媒回路図である。
図1を参照して、本実施の形態1に係る冷凍サイクル装置1について説明する。冷凍サイクル装置1は、例えば空気調和装置に搭載されている。以下、冷凍サイクル装置1の熱交換器の伝熱管内を流れる熱交換流体が冷媒であり、該熱交換流体と熱交換する被熱交換流体が空気である例について説明する。なお、図1では、冷凍サイクル装置1が冷房運転を実行する場合の冷媒の流れを破線矢印で示している。また、図1では、冷凍サイクル装置1が暖房運転を実行する場合の冷媒の流れを実線矢印で示している。
冷凍サイクル装置1は、圧縮機2と、室内熱交換器3と、室内送風機4と、絞り装置5と、室外熱交換器6と、室外送風機7と、四方弁8とを備えている。圧縮機2と、室内熱交換器3と、絞り装置5と、室外熱交換器6と、四方弁8とが冷媒配管によって接続され、冷媒回路が形成されている。
圧縮機2は、冷媒を圧縮するものである。圧縮機2で圧縮された冷媒は、圧縮機2から吐出されて四方弁8へ送られる。圧縮機2は、例えば、ロータリ圧縮機、スクロール圧縮機、スクリュー圧縮機又は往復圧縮器等で構成することができる。
室内熱交換器3は、暖房運転時には凝縮器として機能し、冷房運転時には蒸発器として機能する。室内熱交換器3は、例えば、フィンアンドチューブ型熱交換器、マイクロチャネル熱交換器、シェルアンドチューブ式熱交換器、ヒートパイプ式熱交換器、二重管式熱交換器又はプレート熱交換器等で構成することができる。室内熱交換器3の近傍には、室内送風機4が設けられている。室内送風機4は、室内熱交換器3に、被熱交換流体である空気を供給する。
絞り装置5は、室内熱交換器3又は室外熱交換器6から流出した冷媒を膨張させて減圧するものである。絞り装置5は、例えば、冷媒の流量を調整可能な電動膨張弁等で構成するとよい。なお、絞り装置5としては、受圧部にダイアフラムを採用した機械式膨張弁又はキャピラリーチューブ等を適用することも可能である。
室外熱交換器6は、暖房運転時には蒸発器として機能し、冷房運転時には凝縮器として機能する。室外熱交換器6の近傍には、室外送風機7が設けられている。室外送風機7は、室外熱交換器6に、被熱交換流体である空気を供給する。なお、室外熱交換器6の詳細については、後述する。
四方弁8は、暖房運転と冷房運転とにおいて冷媒の流れを切り替えるものである。すなわち、冷凍サイクル装置1が暖房運転を実行する場合、四方弁8は、圧縮機2の吐出口と室内熱交換器3とを接続し、圧縮機2の吸入口と室外熱交換器6とを接続する。また、冷凍サイクル装置1が冷房運転を実行する場合、四方弁8は、圧縮機2の吐出口と室外熱交換器6とを接続し、圧縮機2の吸入口と室内熱交換器3とを接続する。
次に、このように構成された冷凍サイクル装置1の動作について、冷媒の流れとともに説明する。まず、冷凍サイクル装置1が冷房運転を実行する場合について説明する。
圧縮機2が駆動すると、圧縮機2から高温高圧のガス状態の冷媒が吐出する。圧縮機2から吐出された高温高圧のガス冷媒は、四方弁8を介して、凝縮器として機能する室外熱交換器6に流れ込む。室外熱交換器6では、流れ込んだ高温高圧のガス冷媒と、室外送風機7によって供給される空気との間で熱交換が行われる。これにより、高温高圧のガス冷媒は、凝縮して高圧の液冷媒になる。
室外熱交換器6から流出した高圧の液冷媒は、絞り装置5で膨張し、低圧のガス冷媒と低圧の液冷媒とが混合した二相状態の冷媒になる。二相状態の冷媒は、蒸発器として機能する室内熱交換器3に流れ込む。室内熱交換器3では、流れ込んだ二相状態の冷媒と、室内送風機4によって供給される空気との間で熱交換が行われる。これにより、二相状態の冷媒のうちの液冷媒が蒸発して、低圧のガス冷媒になる。室内熱交換器3から流出した低圧のガス冷媒は、四方弁8を介して圧縮機2に流れ込み、圧縮されて高温高圧のガス冷媒となって、再び圧縮機2から吐出される。以下、このサイクルが繰り返される。
次に、冷凍サイクル装置1が暖房運転を実行する場合について説明する。圧縮機2が駆動すると、圧縮機2から高温高圧のガス状態の冷媒が吐出する。圧縮機2から吐出された高温高圧のガス冷媒は、四方弁8を介して、凝縮器として機能する室内熱交換器3に流れ込む。室内熱交換器3では、流れ込んだ高温高圧のガス冷媒と、室内送風機4によって供給される空気との間で熱交換が行われる。これにより、高温高圧のガス冷媒は、凝縮して高圧の液冷媒になる。
室内熱交換器3から流出した高圧の液冷媒は、絞り装置5で膨張し、低圧のガス冷媒と低圧の液冷媒とが混合した二相状態の冷媒になる。二相状態の冷媒は、蒸発器として機能する室外熱交換器6に流れ込む。室外熱交換器6では、流れ込んだ二相状態の冷媒と、室外送風機7によって供給される空気との間で熱交換が行われる。これにより、二相状態の冷媒のうちの液冷媒が蒸発して、低圧のガス冷媒になる。室外熱交換器6から流出した低圧のガス冷媒は、四方弁8を介して圧縮機2に流れ込み、圧縮されて高温高圧のガス冷媒となって、再び圧縮機2から吐出される。以下、このサイクルが繰り返される。
上記の冷房運転及び暖房運転の際、圧縮機2に冷媒が液状態で流入すると、液圧縮を起こし、圧縮機2の故障の原因となってしまう。このため、蒸発器から流出する冷媒は単相のガス冷媒となっていることが望ましい。
蒸発器では、送風機から供給される空気と、蒸発器を構成している伝熱管の内部を流通する冷媒との間で熱交換が行なわれる。このとき、空気中の水分が凝縮して、蒸発器の表面に水滴が生じる。以下、空気中の水分が凝縮して蒸発器の表面に生じた水を凝縮水と称する。蒸発器の表面の凝縮水は、フィン及び伝熱管の表面を伝って下方に落下し、ドレン水として蒸発器の下方に排出される。
また、低外気温状態となっている暖房運転時、蒸発器として機能する室外熱交換器6に付着した凝縮水は、凍結して霜又は氷となることがある。このため、暖房運転が可能な冷凍サイクル装置には、外気が一定温度以下となったときに、室外熱交換器6に付着した霜を除去するための除霜運転を実行するものがある。一定温度とは、例えば、0度である。
除霜運転とは、蒸発器として機能する室外熱交換器6に霜が付着することを抑制するために、圧縮機2から室外熱交換器6に高温高圧のガス冷媒を供給するものである。室外熱交換器6に付着した霜及び氷は、室外熱交換器6に供給される高温高圧のガス冷媒によって融解する。なお、除霜運転を、暖房運転の継続時間が所定時間に達した場合に実行するものとしてもよい。所定時間とは、例えば、30分である。また、室外熱交換器6が一定温度以下の場合に、暖房運転の前に除霜運転を実行するものとしてもよい。一定温度とは、例えば、マイナス6度である。
さらに、除霜運転時に圧縮機2から室外熱交換器6に高温高圧のガス冷媒を直接的に供給できるように、圧縮機2の吐出口と室外熱交換器6との間をバイパス冷媒配管で接続する構成にしてもよい。また、圧縮機2の吐出口を、冷媒流路切替装置を介して、室外熱交換器6に接続する構成としてもよい。冷媒流路切替装置として、例えば、四方弁8を用いることができる。
次に、室外熱交換器6の構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置における室外熱交換器の一例を示す斜視図である。
室外熱交換器6は、フィンアンドチューブ型熱交換器である。室外熱交換器6は、例えば二列構造を有しており、風上側熱交換器9及び風下側熱交換器10を備えている。風上側熱交換器9及び風下側熱交換器10は、X方向に沿って並設されている。X方向は、室外送風機7から室外熱交換器6へ供給される空気の流通方向に相当する。風上側熱交換器9は、X方向において、風下側熱交換器10の風上側つまり上流側に配置されている。風下側熱交換器10は、X方向において、風上側熱交換器9の風下側つまり下流側に配置されている。
室外熱交換器6は、風上側ヘッダ集合管11と、風下側ヘッダ集合管12と、列間接続部材13とを備えている。風上側ヘッダ集合管11、風下側ヘッダ集合管12及び列間接続部材13の内部には、作動流体としての冷媒が流通する。風上側ヘッダ集合管11及び風下側ヘッダ集合管12は、X方向に沿って並設されている。風上側ヘッダ集合管11は、冷媒出入口11aを有している。風下側ヘッダ集合管12は、冷媒出入口12aを有している。風上側熱交換器9に備えられた後述する伝熱管14は、一端が風上側ヘッダ集合管11に接続され、他端が列間接続部材13に接続されている。風下側熱交換器10に備えられた伝熱管は、一端が風下側ヘッダ集合管12に接続され、他端が列間接続部材13に接続されている。
なお、風上側熱交換器9及び風下側熱交換器10は、同様の構成を有している。このため、以下では双方を代表して、風上側熱交換器9について説明する。風上側熱交換器9又は風下側熱交換器10の一方で熱交換負荷を賄える場合、風上側熱交換器9又は風下側熱交換器10の一方のみで室外熱交換器6を構成してもよい。なお、風上側熱交換器9が、本発明における熱交換器に相当する。
風上側熱交換器9は、複数の伝熱管14と、複数のフィン15とを備えている。複数の伝熱管14は、X方向に直交するY方向に沿って延びるように配置されている。Y方向は、水平方向である。伝熱管14の内部には、冷媒が流通する。また、複数の伝熱管14は、X方向及びY方向に直交するZ方向に互いに間隔を隔てて、かつ平行に配列されている。Z方向は、鉛直方向である。複数の伝熱管14は、例えばアルミニウム合金で形成されている。なお、Y方向が本発明における第一方向に相当する。
複数のフィン15は、X方向に平行な面15aを有する細長い板状部材である。複数のフィン15は、例えばプレートフィンである。すなわち、風上側熱交換器9は、プレートフィンアンドチューブ型熱交換器である。複数のフィン15は、伝熱管14が配列されるZ方向に沿って延びるように配置されている。また、複数のフィン15は、伝熱管14が延びるY方向に互いに間隔を隔てて配置されている。複数のフィン15は、例えばアルミニウム合金で形成されている。
複数のフィン15の面15aには、複数の伝熱管14が貫通している。室外送風機7により風上側熱交換器9に供給された空気は、複数の伝熱管14の間及び複数のフィン15の間を、複数の伝熱管14及び複数のフィン15と接触しながら通過する。
次に、室外熱交換器6における冷媒の流れについて説明する。冷媒出入口11aから風上側ヘッダ集合管11内に流入した冷媒は、風上側熱交換器9の複数の伝熱管14に分配される。複数の伝熱管14の内部を流通した冷媒は、列間接続部材13に流入する。列間接続部材13に流入した冷媒は、風下側熱交換器10の複数の伝熱管に分配される。風下側熱交換器10の複数の伝熱管の内部を流通した冷媒は、風下側ヘッダ集合管12で合流し、冷媒出入口12aから流出する。なお、冷媒の流通方向はこれに限定されず逆向きでもよい。
なお、図2に示す風上側熱交換器9は、Y方向が水平方向であり、Z方向が鉛直方向であるサイドフロータイプの熱交換器である。しかしながら、風上側熱交換器9は、サイドフロータイプの熱交換器に限定されない。例えば、風上側熱交換器9は、Y方向が鉛直方向、Z方向が水平方向であるダウンフロータイプの熱交換器でもよい。また、X方向、Y方向及びZ方向は、それぞれが平行でなければよく、上記した方向に限定されない。すなわち、X方向、Y方向及びZ方向は、それぞれが交差する方向であればよく、それぞれが直角に配置されている必要はない。
次に、室外熱交換器6における熱交換について説明する。室外送風機7により室外熱交換器6に供給された空気は、風上側熱交換器9と風下側熱交換器10とを、順次通過する。風上側熱交換器9に供給された空気は、複数の伝熱管14の間及び複数のフィン15の間を、複数の伝熱管14及び複数のフィン15と接触しながら通過する。伝熱管14とフィン15とは接続されているので、伝熱管14の内部を流通する冷媒の熱は、伝熱管14及びフィン15に伝達される。すなわち、複数の伝熱管14及び複数のフィン15の表面が伝熱面となる。これらの伝熱面と、風上側熱交換器9を通過する空気との間で熱交換が行われる。なお、風下側熱交換器10における熱交換もまた、風上側熱交換器9と同様である。
次に、図3から図5を参照して、風上側熱交換器9における伝熱管14及びフィン15の構造について詳細に説明する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る室外熱交換器の風上側熱交換器の要部を示す断面図である。この図3は、Y方向と平行で、且つY方向とは反対向きとなる方向に風上側熱交換器9の要部を観察した断面図である。なお、図3には、代表して2本の伝熱管14を図示している。また、図3においてフィン15の表面に描かれている実線は、紙面手前側に突出している箇所を示している。また、図3においてフィン15の表面に描かれている破線は、紙面奥側に凹んでいる箇所を示している。ここで、Y方向と平行で、且つY方向とは反対向きとなる方向が、本発明の第二方向に相当する。なお、以下では、Y方向と平行で、且つY方向とは反対向きとなる方向を、マイナスY方向と称することとする。
図3に示すように、伝熱管14の断面は、円形形状を呈している。伝熱管14の内部には、冷媒が流通する流路14aがY方向に沿って形成されている。流路14aは、円形形状を呈している。伝熱管14とフィン15とは、機械的に伝熱管14を拡管することにより密着される。なお、伝熱管14とフィン15とは、ロウ付けによって密着されてもよい。また、伝熱管14の断面形状は円形に限定されず、楕円形状や扁平形状であってもよい。さらに、流路14aの形状は円形に限定されず、楕円形状や四角形状であってもよい。また、一つの伝熱管14に形成される流路14aの数は、一つに限定されず、複数であってもよい。
フィン15の面15aには、複数の凸部16が形成されている。一つの凸部16は、隣接する破線の間の範囲となる。すなわち、複数の凸部16は、それぞれY方向に突出している。また、複数の凸部16は、それぞれZ方向に沿って連続的に形成されている。換言すると、複数の凸部16は、X方向と交差する方向に沿って連続的に形成されている。複数の凸部16のそれぞれの稜線Rは、例えばZ方向に平行な直線である。そして、フィン15は、複数の凸部16がX方向に沿って配置されることにより、Z方向から見て波側形状となっている。
複数の凸部16はそれぞれ、図3中の黒点で示す最大頂部16aを有している。最大頂部16aは、同一の凸部16において、Y方向への突出高さが最大となる部分である。図3では、複数の凸部16のそれぞれが複数の最大頂部16aを有している例を示している。すなわち、複数の凸部16のそれぞれは、X方向から見て波型形状を呈している。なお、複数の凸部16のそれぞれにおける最大頂部16aの数は複数に限らず、一つであってもよい。
複数の凸部16は、第一凸部17と、第一凸部17よりもX方向の下流側に形成された第二凸部18とを備えている。換言すると、複数の凸部16のうちの一つが第一凸部17である。また、複数の凸部16のうち、第一凸部17よりもX方向の下流側に形成された凸部16の一つが第二凸部18である。第一凸部17は、第一凸部17においてY方向への突出高さが最大となる第一最大頂部17aを有している。第二凸部18は、第二凸部18においてY方向への突出高さが最大となる第二最大頂部18aを有している。第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとは、Z方向において異なる位置に配置されている。換言すると、第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとは、室外送風機7から供給される空気の流通方向と直交する方向において、異なる位置に配置されている。すなわち、第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとは、X方向において同一線上に配置されていない。
図4は、図3におけるA−A断面図である。
図4に示すように、第一凸部17は、X方向から見て波型形状を呈している。第二凸部18もまた、第一凸部17と同様に、X方向から見て波型形状を呈している。第一凸部17は、Y方向に対して傾斜した斜面部17bを有している。第二凸部18もまた、第一凸部17と同様に、Y方向に対して傾斜した斜面部18bを有している。さらに、第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとは、Y方向における突出高さが同等である。
図5は、図3におけるB−B断面図である。
図5に示すように、第一凸部17の斜面部17bは、第一最大頂部17aの周囲に配置されている。なお、図示していないが、第二凸部18の斜面部18bも、第一凸部17の斜面部17bと同様に、第二最大頂部18aの周囲に配置されている。
次に、図5を参照して、フィン15における空気の流れについて詳細に説明する。フィン15に供給された空気の一部は、面15aに形成された複数の凸部16に衝突して二次流れを発生させながら、面15a上を通過する。
具体的には、フィン15に供給された空気の一部は、第一凸部17の斜面部17bに衝突し、二次流れを生成する。斜面部17bに衝突して発生した二次流れの一部は、斜面部17bに沿って上昇し、第一最大頂部17aを乗り越える。第一最大頂部17aを乗り越えた空気の一部は、そのままの高度を維持しながらX方向へ流れる。このとき、第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとは、X方向において同一線上に配置されていないため、第一最大頂部17aを乗り越えた空気は、第二凸部18に衝突することなくX方向下流へ流れる。
次に、風上側熱交換器9の伝熱性能、着霜耐力及び排水作用について説明する。ここで、着霜耐力とは、熱交換器に着霜した際、熱交換器内の風路の閉塞されづらさを示している。なお、風上側熱交換器9の効果の理解を容易とするため、以下ではまず、比較例1、比較例2、及び比較例3の熱交換器の構成について説明する。また、比較例1、比較例2、及び比較例3の熱交換器の伝熱性能、着霜耐力及び排水作用について説明する。その後、本実施の形態1に係る風上側熱交換器9の伝熱性能、着霜耐力及び排水作用について説明する。
なお、比較例1〜比較例3を示す際、比較例の構成には、当該構成と対応する本実施の形態1の構成の符号にそれぞれ「1000」、「2000」、「3000」を加えた符号を付するものとする。例えば、比較例1の風上側熱交換器は風上側熱交換器1009、比較例2の風上側熱交換器は風上側熱交換器2009、比較例3の風上側熱交換器は風上側熱交換器3009とそれぞれ示す。
[比較例1]
図6は、比較例1に係る風上側熱交換器の要部を示す断面図である。この図6は、図3と同様の観察方向及び観察範囲で、比較例1に係る風上側熱交換器1009を見た図である。なお、図6には、複数の伝熱管1014を代表して2本の伝熱管1014を図示している。また、図6には、これら伝熱管1014の流路1014aも図示している。
図6を参照して、比較例1の風上側熱交換器1009の構成について説明する。比較例1の風上側熱交換器1009が風上側熱交換器9と異なる点は、フィン1015が複数の凸部16を備えていない点である。フィン1015の面1015aは、平面状に形成されている。
比較例1の風上側熱交換器1009は、面1015aが平面状に形成されている。このため、比較例1の風上側熱交換器1009は、凝縮水の排水性能に優れている。また、比較例1の風上側熱交換器1009は、着霜耐力において優れている。一方で、面1015a上で発生する二次流れが少ないので、面1015aの表面近傍を流れる空気の流速を増大させることができない。すなわち、比較例1の風上側熱交換器1009では、十分な伝熱性能が得られない。
[比較例2]
図7は、比較例2に係る風上側熱交換器の要部を示す断面図である。この図7は、図3と同様の観察方向及び観察範囲で、比較例2に係る風上側熱交換器2009を見た図である。なお、図7には、複数の伝熱管2014を代表して2本の伝熱管2014を図示している。また、図7には、これら伝熱管2014の流路2014aも図示している。
図7を参照して、比較例2の風上側熱交換器2009の構成について説明する。比較例2の風上側熱交換器2009が風上側熱交換器9と異なる点は、フィン2015に切り起こし部2019が形成されている点である。すなわち、風上側熱交換器2009は、スリットフィン熱交換器である。
比較例2の風上側熱交換器2009は、切り起こし部2019において温度境界層が再構築され、面2015aの表面近傍を流れる空気の流速が増大する。これにより、熱の輸送量が増加するので、風上側熱交換器2009は伝熱性能に優れている。一方で、切り起こし部2019によって通風抵抗が増加する。また、凝縮水が切り起こし部2019に保持されるため、排水性能が十分ではない。さらに、切り起こし部2019は局所的に熱伝達率が高くなるので、着霜は切り起こし部2019に集中して発生する。これにより、霜が風上側熱交換器2009内の風路の一部を閉塞してしまう。すなわち、比較例2の風上側熱交換器2009は、冷凍サイクル効率を向上させる可能性がある一方で、十分な排水性能及び着霜耐力が得られない。
[比較例3]
図8は、比較例3に係る風上側熱交換器の要部を示す断面図である。この図8は、図3と同様の観察方向及び観察範囲で、比較例3に係る風上側熱交換器3009を見た図である。なお、図8には、複数の伝熱管3014を代表して2本の伝熱管3014を図示している。また、図8には、これら伝熱管3014の流路3014aも図示している。また、図8においてフィン3015の表面に描かれている実線は、紙面手前側に突出している箇所を示している。また、図8においてフィン3015の表面に描かれている破線は、紙面奥側に凹んでいる箇所を示している。また、図9は、図8におけるC−C断面図である。
図8及び図9を参照して、比較例3の風上側熱交換器3009の構成について説明する。比較例3の風上側熱交換器3009が風上側熱交換器9と異なる点は、第一凸部3017の第一最大頂部3017aと、第二凸部3018の第二最大頂部3018aとがZ方向において異なる位置に配置されていない点である。すなわち、第一最大頂部3017aと第二最大頂部3018aとは、X方向において同一線上に配置されている。換言すると、第一最大頂部3017aと第二最大頂部3018aとは、室外送風機7から供給される空気の流通方向と直交する方向において、同位置に配置されている。
図8に示すように、比較例3の風上側熱交換器3009は、面3015aに波型形状を呈する複数の凸部3016が形成されている。このため、複数の凸部3016に衝突した空気が二次流れを生成し、面3015aの表面近傍を流れる空気の流速が増大する。これにより、熱の輸送量が増加するので、風上側熱交換器3009は伝熱性能に優れている。また、フィン3015は、切り起こし部2019を有していない。このため、比較例3の風上側熱交換器3009は、凝縮水が切り起こし部2019に保持されることを防止でき、着霜が切り起こし部2019に集中して発生することも防止できる。これにより、比較例3の風上側熱交換器3009は、十分な排水性能及び着霜耐力が得られる。
しかしながら、図9に示すように、比較例3の風上側熱交換器3009においては、第一最大頂部3017aと第二最大頂部3018aとが、X方向において同一線上に配置されている。このため、第一最大頂部3017aを乗り越えた空気が第二最大頂部3018aを乗り越える可能性が高く、通風抵抗が増加する。すなわち、比較例3の風上側熱交換器3009は、十分な排水性能及び着霜耐力が得られる一方で、通風抵抗の増加により冷凍サイクル効率が低下する可能性がある。
一方、本実施の形態1に係る風上側熱交換器9は、比較例3と同様に、複数の凸部16を備えている。したがって、複数の凸部16に衝突した空気が二次流れを生成し、面15aの表面近傍を流れる空気の流速が増大する。これにより、熱の輸送量が増加するので、風上側熱交換器9は伝熱性能に優れている。また、フィン15は、切り起こし部2019を有していない。このため、本実施の形態1に係る風上側熱交換器9は、凝縮水が切り起こし部2019に保持されることを防止でき、着霜が切り起こし部2019に集中して発生することも防止できる。これにより、本実施の形態1に係る風上側熱交換器9は、十分な排水性能及び着霜耐力が得られる。
さらに、図3〜図5で示したように、風上側熱交換器9は、第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとが、Z方向において異なる位置に配置されている。すなわち、第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとが、X方向において同一線上に配置されていない。このため、第一最大頂部17aを乗り越えた空気が第二最大頂部18aを乗り越える可能性が、低減される。これにより、空気が複数の凸部16を乗り越える際に生じる通風抵抗が低減される。すなわち、風上側熱交換器9は、排水性能及び着霜耐力を損なうことなく、冷凍サイクル効率を向上することができる。また、冷凍サイクル効率を向上することで、風上側熱交換器9のコンパクト化及び原価低減が可能になる。
以上、本実施の形態1に係る風上側熱交換器9は、室外送風機7により空気が供給される熱交換器である。風上側熱交換器9は、室外送風機7から供給される空気の流通方向であるX方向と交差する方向であるY方向に延びる伝熱管14と、伝熱管14に接続されたフィン15と、を備えている。フィン15は、Y方向に突出し、X方向に交差する方向に沿って連続的に形成された第一凸部17を有している。また、フィン15は、Y方向に突出し、X方向に交差する方向に沿って連続的に形成され、X方向において第一凸部17の下流側に配置された第二凸部18を有している。第一凸部17は、該第一凸部17において突出高さが最大となる第一最大頂部17aを有している。第二凸部18は、該第二凸部18において突出高さが最大となる第二最大頂部18aを有している。そして、第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとが、X方向に直交する方向において異なる位置に配置されている。
このように、本実施の形態1に係る風上側熱交換器9は、スリットレスフィン熱交換器となっている。また、本実施の形態1に係る風上側熱交換器9においては、第一最大頂部17aを乗り越えた二次流れが第二最大頂部18aを乗り越える可能性が、低減される。このため、本実施の形態1に係る風上側熱交換器9は、二次流れがフィン15に形成された凸部16を乗り越える際の通風抵抗を低減できる。したがって、本実施の形態1に係る風上側熱交換器9は、熱伝達率を維持しつつ、通風抵抗を低減することができる。
なお、複数のフィン15は、板状部材を折り曲げることにより平面部と曲面部とが交互に配置されたコルゲートフィンでもよい。すなわち、風上側熱交換器9は、コルゲートフィンアンドチューブ型熱交換器でもよい。また、風上側熱交換器9は、マイクロチャネル熱交換器であってもよい。
また、複数の凸部16の数は限定されず、二つ以上であればよい。複数の凸部16が、それぞれ密接して配置されることで、二次流れが絶えず発生するので、面15aの表面近傍を流れる空気の流速が増大する。これにより、熱の輸送量が増加するので、伝熱性能が向上する。
さらに、上記した複数の凸部16を、室内熱交換器3に備えられたフィンに形成してもよい。このように構成された室内熱交換器3においても、空気の流通方向において複数の凸部16の最大頂部16aが重複する数が低減されるので、二次流れの凸部16の乗り越えによる通風抵抗が低減される。これにより、室内熱交換器3における熱伝達率を維持しつつ、通風抵抗を低減できる。
また、本実施の形態1では、冷凍サイクル装置1を空気調和装置に搭載した例を説明したが、冷凍サイクル装置1を搭載する装置は、空気調和装置に限定されない。冷凍サイクル装置1は、例えば冷凍機等、冷凍サイクル回路を有する種々の装置に搭載することができる。すなわち、本発明に係る冷凍サイクル装置は、冷凍サイクル回路を有する種々の装置に搭載することができる。
実施の形態2.
第一凸部17及び第二凸部18の形状は、実施の形態1で示した形状に限定されない。第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとがX方向に直交する方向において異なる位置に配置されていれば、第一凸部17及び第二凸部18を種々の形状に形成することができる。本実施の形態2では、第一凸部17及び第二凸部18の形状の一例について説明する。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とする。
図10は、本発明の実施の形態2に係る風上側熱交換器の一例の要部を示す断面図である。この図10は、図3と同様の観察方向及び観察範囲で、本実施の形態2に係る風上側熱交換器9の一例を見た図である。なお、図10においてフィン15の表面に描かれている実線は、紙面手前側に突出している箇所を示している。また、図10においてフィン15の表面に描かれている破線は、紙面奥側に凹んでいる箇所を示している。また、図11は、図10に示す風上側熱交換器のフィンの表面の一部を示す斜視図である。なお、図11では、凸部16の稜線Rを太い実線で示している。
図10及び図11に示す風上側熱交換器9のフィン15には、複数の突起21が連続的に形成されている。また、複数の突起21のそれぞれは、Y方向に突出する四角錐形状となっている。このようにフィン15に複数の突起21を形成することによっても、複数の凸部16を、X方向と交差する方向に沿って連続的に形成することができる。また、複数の凸部16をX方向に沿って配置することができる。また、複数の凸部16はそれぞれ、最大頂部16aを有することとなる。
ここで、実施の形態1と同様に、複数の凸部16のうちの一つを第一凸部17とする。また、複数の凸部16のうち、第一凸部17よりもX方向の下流側に形成された凸部16の一つを第二凸部18とする。この場合、実施の形態1と同様に、第一凸部17は、第一凸部17においてY方向への突出高さが最大となる第一最大頂部17aを有している。また、実施の形態1と同様に、第二凸部18は、第二凸部18においてY方向への突出高さが最大となる第二最大頂部18aを有している。そして、実施の形態1と同様に、第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとは、Z方向において異なる位置に配置されている。換言すると、第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとは、室外送風機7から供給される空気の流通方向と直交する方向において、異なる位置に配置されている。すなわち、第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとは、X方向において同一線上に配置されていない。
このため、図10及び図11に示すように風上側熱交換器9を構成しても、第一最大頂部17aを乗り越えた二次流れが第二最大頂部18aを乗り越える可能性が、低減される。このため、図10及び図11に示すように風上側熱交換器9を構成しても、二次流れがフィン15に形成された凸部16を乗り越える際の通風抵抗を低減できる。したがって、図10及び図11に示すように風上側熱交換器9を構成しても、熱伝達率を維持しつつ、通風抵抗を低減することができる。
図12は、本発明の実施の形態2に係る風上側熱交換器の別の一例の要部を示す断面図である。この図12は、図3と同様の観察方向及び観察範囲で、本実施の形態2に係る風上側熱交換器9の別の一例を見た図である。なお、図12においてフィン15の表面に描かれている実線は、紙面手前側に突出している箇所を示している。また、図12においてフィン15の表面に描かれている破線は、紙面奥側に凹んでいる箇所を示している。また、図13は、図12に示す風上側熱交換器のフィンの表面の一部を示す斜視図である。なお、図13では、凸部16の稜線Rを太い実線で示している。
図12及び図13に示す風上側熱交換器9のフィン15には、複数の突起22が連続的に形成されている。また、複数の突起22のそれぞれは、立方体又は直方体を構成する面のうち、同一の角部に接する三つの面で構成されている。そして、複数の突起22のそれぞれは、当該同一の角部がY方向に突出するように、フィン15に形成されている。このようにフィン15に複数の突起22を形成することにより、複数の凸部16を、X方向と交差する方向に沿って連続的に形成することができる。また、複数の凸部16をX方向に沿って配置することができる。また、複数の凸部16はそれぞれ、最大頂部16aを有することとなる。なお、図12及び図13に示す風上側熱交換器9のフィン15においては、凸部16の稜線Rは、X方向と交差する方向に沿って、ジグザグ状に連続的に形成される。換言すると、図12及び図13に示す風上側熱交換器9のフィン15においては、凸部16は、X方向と交差する方向に沿って、ジグザグ状に連続的に形成される。
ここで、実施の形態1と同様に、複数の凸部16のうちの一つを第一凸部17とする。また、複数の凸部16のうち、第一凸部17よりもX方向の下流側に形成された凸部16を第二凸部18とする。この場合、実施の形態1と同様に、第一凸部17は、第一凸部17においてY方向への突出高さが最大となる第一最大頂部17aを有している。また、実施の形態1と同様に、第二凸部18は、第二凸部18においてY方向への突出高さが最大となる第二最大頂部18aを有している。そして、実施の形態1と同様に、第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとは、Z方向において異なる位置に配置されている。換言すると、第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとは、室外送風機7から供給される空気の流通方向と直交する方向において、異なる位置に配置されている。すなわち、第一最大頂部17aと第二最大頂部18aとは、X方向において同一線上に配置されていない。
このため、図12及び図13に示すように風上側熱交換器9を構成しても、第一最大頂部17aを乗り越えた二次流れが第二最大頂部18aを乗り越える可能性が、低減される。このため、図12及び図13に示すように風上側熱交換器9を構成しても、二次流れがフィン15に形成された凸部16を乗り越える際の通風抵抗を低減できる。したがって、図12及び図13に示すように風上側熱交換器9を構成しても、熱伝達率を維持しつつ、通風抵抗を低減することができる。
実施の形態3.
実施の形態1及び実施の形態2で示したように、隣接する凸部16の接続箇所は、凹部となっている。隣接する凸部16の接続箇所である凹部をマイナスY方向へ突出させることにより、風上側熱交換器9の伝熱性能を向上させることができる。なお、以下では、実施の形態1で示した風上側熱交換器9を変形した例で、本実施の形態3に係る風上側熱交換器9を説明する。また、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1又は実施の形態2と同様とする。
図14は、本発明の実施の形態3に係る風上側熱交換器の一例の要部を示す断面図である。この図14は、図3と同様の観察方向及び観察範囲で、本実施の形態3に係る風上側熱交換器9の一例を見た図である。なお、図14においてフィン15の表面に描かれている実線は、紙面手前側に突出している箇所を示している。また、図14においてフィン15の表面に描かれている破線は、紙面奥側に凹んでいる箇所を示している。また、図15は、図14におけるD−D断面図である。また、図16は、図14におけるE−E断面図である。
本実施の形態3に係る風上側熱交換器9においては、隣接する凸部16の接続箇所である凹部が、マイナスY方向へ突出している。詳しくは、隣接する凸部16の接続箇所である凹部が、フィン15の面15aに対してマイナスY方向へ突出している。これにより、フィン15における凸部16が突出している側とは反対側の面には、複数の凸部26が形成されている。複数の凸部26は、それぞれZ方向に沿って連続的に形成されている。換言すると、複数の凸部26は、X方向と交差する方向に沿って連続的に形成されている。複数の凸部26のそれぞれの稜線Rは、例えばZ方向に平行な直線である。換言すると、本実施の形態3に係る風上側熱交換器9のフィン15は、複数の凸部26のうちの一つである第三凸部27を備えている。また、本実施の形態3に係る風上側熱交換器9のフィン15は、数の凸部26のうちの一つであって、第三凸部27よりもX方向の下流側に形成された第四凸部28を備えている。例えば、X方向において、第三凸部27は、第一凸部17と第二凸部18との間に配置されている。また例えば、X方向において、第四凸部28は、第二凸部18の下流側に配置されている。
本実施の形態3のようにフィン15を構成することにより、複数の凸部26に衝突した空気が二次流れを生成する。すなわち、本実施の形態3のようにフィン15を構成することにより、フィン15における凸部16が突出している側とは反対側の面でも、二次流れを生成することができる。したがって、本実施の形態3のようにフィン15を構成することにより、実施の形態1及び実施の形態2と比べ、風上側熱交換器9の伝熱性能を向上させることができる。
また、複数の凸部16はそれぞれ、図15に黒点で示す最大頂部26aを有している。最大頂部26aは、同一の凸部26において、マイナスY方向への突出高さが最大となる部分である。なお、図15では、複数の凸部26のそれぞれが複数の最大頂部26aを有している例を示している。すなわち、複数の凸部26のそれぞれは、X方向から見て波型形状を呈している。なお、複数の凸部26のそれぞれにおける最大頂部26aの数は複数に限らず、一つであってもよい。
つまり、第三凸部27は、第三凸部27においてマイナスY方向への突出高さが最大となる第三最大頂部27aを有している。また、第四凸部28は、第四凸部28においてマイナスY方向への突出高さが最大となる第四最大頂部28aを有している。そして、第三最大頂部27aと第四最大頂部28aとは、Z方向において異なる位置に配置されている。換言すると、第三最大頂部27aと第四最大頂部28aとは、室外送風機7から供給される空気の流通方向と直交する方向において、異なる位置に配置されている。すなわち、第三最大頂部27aと第四最大頂部28aとは、X方向において同一線上に配置されていない。
このため、本実施の形態3に係る風上側熱交換器9においては、第三最大頂部27aを乗り越えた二次流れが第四最大頂部28aを乗り越える可能性が、低減される。したがって、本実施の形態3に係る風上側熱交換器9は、二次流れがフィン15に形成された複数の凸部26を乗り越える際の通風抵抗も低減できる。
実施の形態4.
実施の形態1〜実施の形態3に係る風上側熱交換器9を本実施の形態4のように変形することにより、風上側熱交換器9の着霜耐力を向上させることができる。なお、本実施の形態4において、特に記述しない項目については実施の形態1〜実施の形態3のいずれかと同様とする。
図17は、本発明の実施の形態4に係る風上側熱交換器の一例の要部を示す断面図である。この図17は、図4と同様の観察方向及び観察範囲で、本実施の形態4に係る風上側熱交換器9の一例を見た図である。
本実施の形態4に係る風上側熱交換器9においては、第一凸部17の第一最大頂部17aの突出高さが、第二凸部18の第二最大頂部18aの突出高さよりも低くなっている。
このように風上側熱交換器9を構成することにより、第二凸部18よりも風上側となる第一凸部17周辺の局所的な熱伝達率は、第一凸部17よりも風下側となる第二凸部18周辺の局所的な熱伝達率と比べ、小さくなる。ここで、風上側熱交換器9が蒸発器として機能する場合、室外送風機7から風上側熱交換器9へ供給された空気は、風上側熱交換器9によって冷却されることとなる。すなわち、風上側熱交換器9が蒸発器として機能する場合、風上側熱交換器9内を流れる空気は、風上側ほど絶対湿度量が大きくなる。このため、風上側熱交換器9が蒸発器として機能する場合、風上側熱交換器9は、風上側ほど着霜しやすい。したがって、図17のように第一凸部17及び第二凸部18を構成することにより、風上側熱交換器9において、着霜しやすい風上側の局所的な熱伝達率を小さくすることができ、着霜によって風上側熱交換器9内の風路が閉塞されることをより抑制できる。このため、図17のように第一凸部17及び第二凸部18を構成することにより、風上側熱交換器9の着霜耐力を向上させることができる。
なお、実施の形態3で示したように、風上側熱交換器9が第三凸部27及び第四凸部28を有している場合、第三凸部27及び第四凸部28を以下のように構成してもよい。
図18は、本発明の実施の形態4に係る風上側熱交換器の別の一例の要部を示す断面図である。この図18は、図15と同様の観察方向及び観察範囲で、本実施の形態4に係る風上側熱交換器9の別の一例を見た図である。
図18に示す風上側熱交換器9においては、第三凸部27の第三最大頂部27aの突出高さが、第四凸部28の第四最大頂部28aの突出高さよりも低くなっている。
このように風上側熱交換器9を構成することにより、第四凸部28よりも風上側となる第三凸部27周辺の局所的な熱伝達率は、第三凸部27よりも風下側となる第四凸部28周辺の局所的な熱伝達率と比べ、小さくなる。このため、図18のように第三凸部27及び第四凸部28を構成することにより、第三凸部27及び第四凸部28を有する風上側熱交換器9において、着霜しやすい風上側の局所的な熱伝達率を小さくすることができる。したがって、第三凸部27及び第四凸部28を有する風上側熱交換器9において、着霜によって風上側熱交換器9内の風路が閉塞されることをより抑制できる。このため、図18のように第三凸部27及び第四凸部28を構成することにより、第三凸部27及び第四凸部28を有する風上側熱交換器9の着霜耐力を向上させることができる。
1 冷凍サイクル装置、2 圧縮機、3 室内熱交換器、4 室内送風機、5 絞り装置、6 室外熱交換器、7 室外送風機、8 四方弁、9 風上側熱交換器(熱交換器)、10 風下側熱交換器、11 風上側ヘッダ集合管、11a 冷媒出入口、12 風下側ヘッダ集合管、12a 冷媒出入口、13 列間接続部材、14 伝熱管、14a 流路、15 フィン、15a 面、16 凸部、16a 最大頂部、17 第一凸部、17a 第一最大頂部、17b 斜面部、18 第二凸部、18a 第二最大頂部、18b 斜面部、21 突起、22 突起、26 凸部、26a 最大頂部、27 第三凸部、27a 第三最大頂部、28 第四凸部、28a 第四最大頂部、1009 風上側熱交換器、1014 伝熱管、1014a 流路、1015 フィン、1015a 面、2009 風上側熱交換器、2014 伝熱管、2014a 流路、2015 フィン、2015a 面、2019 切り起こし部、3009 風上側熱交換器、3014 伝熱管、3014a 流路、3015 フィン、3015a 面、3016 凸部、3017 第一凸部、3017a 第一最大頂部、3018 第二凸部、3018a 第二最大頂部。

Claims (7)

  1. 送風機により空気が供給される熱交換器であって、
    前記送風機から供給される空気の流通方向と交差する方向である第一方向に延びる伝熱管と、
    前記伝熱管に接続されたフィンと、
    を備え、
    前記フィンは、
    前記第一方向に突出し、前記空気の流通方向に交差する方向に沿って連続的に形成された第一凸部と、
    前記第一方向に突出し、前記空気の流通方向に交差する方向に沿って連続的に形成され、前記空気の流通方向において前記第一凸部の下流側に配置された第二凸部と、
    を有し、
    前記第一凸部は、該第一凸部において突出高さが最大となる第一最大頂部を有し、
    前記第二凸部は、該第二凸部において突出高さが最大となる第二最大頂部を有し、
    前記第一最大頂部と前記第二最大頂部とが、前記空気の流通方向に直交する方向において異なる位置に配置されている熱交換器。
  2. 前記第一最大頂部の突出高さが、前記第二最大頂部の突出高さよりも低い請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記第一方向と平行で、且つ前記第一方向とは反対向きとなる方向を第二方向と定義した場合、
    前記フィンは、
    前記第二方向に突出し、前記空気の流通方向に交差する方向に沿って連続的に形成された第三凸部と、
    前記第二方向に突出し、前記空気の流通方向に交差する方向に沿って連続的に形成され、前記空気の流通方向において前記第三凸部の下流側に配置された第四凸部と、
    を有する請求項1又は請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記空気の流通方向において、前記第三凸部は、前記第一凸部と前記第二凸部との間に配置され、
    前記空気の流通方向において、前記第四凸部は、前記第二凸部の下流側に配置されている請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記第三凸部は、該第三凸部において突出高さが最大となる第三最大頂部を有し、
    前記第四凸部は、該第四凸部において突出高さが最大となる第四最大頂部を有し、
    前記第三最大頂部と前記第四最大頂部とが、前記空気の流通方向に直交する方向において異なる位置に配置されている請求項3又は請求項4に記載の熱交換器。
  6. 前記第三最大頂部の突出高さが、前記第四最大頂部の突出高さよりも低い請求項5に記載の熱交換器。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の熱交換器と、
    前記空気の流通方向に前記熱交換器へ前記空気を供給する送風機と、
    を備えた冷凍サイクル装置。
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