JP7304244B2 - エンジン制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気装置に粒子状物質を捕集するフィルタを有するエンジンの出力を制御するエンジン制御装置に関する。
例えば、自動車に走行用動力源として搭載されるガソリン直噴エンジンにおいて、排気中に含まれる灰(アッシュ)、煤(スート)等の粒子状物質(パティキュレート)を捕集するフィルタを設けることが知られている。
排気装置にこのようなフィルタを有するエンジンに関する従来技術として、例えば特許文献1には、内燃機関が通常運転状態からアイドル運転状態などに移行した後のフィルタの過昇温を防止するため、パティキュレート堆積量及びフィルタの温度に応じて、内燃機関の出力を予め制限することが記載されている。
特許文献2には、排気フィルタによる圧力損失量を検出し、圧力損失量に基づき微粒子の堆積状態を推定し、微粒子の堆積状態推定値をもって目標エンジントルクを補正することが記載されている。
特許文献3には、粒子状物質を捕集すると共に酸化機能を有するフィルタが排ガス通路に配置されたディーゼルエンジンと電気モータとにより駆動走行するディーゼルハイブリッド車において、フィルタに捕集された粒子状物質の堆積状態に基づいてエンジントルク修正係数を算出し、エンジントルク修正係数及び所定の計算式に基づいて、目標エンジントルク及び目標モータトルクを算出することが記載されている。
特開2010-242639号公報 特開2007-291954号公報 特開2005-120889号公報
フィルタに煤等の粒子状物質が過度に堆積した場合、エンジンのシリンダ内からの排気が適切に行われなくなり、エンジンがダメージを受けることが懸念される。
これに対し、上述した従来技術のように、フィルタの過堆積が生じた際に、エンジンの出力トルクを制限(トルクガード)することも考えられるが、フィルタの堆積状態に関わらず一律にトルクガードを行った場合、堆積状態が比較的軽度である場合にも出力トルクが過剰に制限され、車両の走行性能が損なわれてしまう。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、フィルタの過堆積が生じた際に出力性能を過度に低下させることなく適切にエンジンの保護を行うことが可能なエンジン制御装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1に係る発明は、エンジンの排気装置に設けられたフィルタにおける粒子状物質の堆積量に相関するパラメータを検出する堆積状態検出部と、前記堆積状態検出部により検出された前記パラメータが所定値以上であるときに前記エンジンの出力トルクを所定のトルク制限値以下に制限するトルク制限制御部とを備えるエンジン制御装置であって、前記トルク制限制御部は、前記エンジンの出力軸回転速度に応じて異なった前記トルク制限値が求められるトルク制限値テーブルを複数保持し、前記パラメータの変化に応じて前記トルク制限値テーブルを切り替えることにより前記トルク制限値を段階的に切り替えることを特徴とするエンジン制御装置である。
これによれば、トルク制限値を、フィルタにおける粒子状物質の堆積量に相関するパラメータに応じて段階的に切り替えることにより、現在のフィルタの堆積状態に応じて適切なトルク制限値を適用することが可能となり、出力性能を過度に低下させることなく適切にエンジンの保護を行うことができる。
また、トルクガード値を段階的(非連続的)に切り替えることにより、排気圧力の脈動や運転状態の変化に応じてトルク制限値が過敏に変化し、ドライバの意図に反する出力トルクの変化が生じることを防止することができる
また、エンジンの出力軸回転速度に応じてトルク制限値を変化させることにより、異なった出力軸回転速度に対して適切にエンジンを保護できるトルク制限値を設定することができる。
請求項に係る発明は、前記トルク制限値テーブルは、前記出力軸回転速度の増加に応じて前記トルク制限値が減少しかつ前記エンジンの出力は維持され又は増加するよう構成されることを特徴とする請求項に記載のエンジン制御装置である。
これによれば、出力軸回転速度の増加に応じてトルク制限値を減少させることにより、高回転時に排気流量が増加して不具合が発生することを防止することができる。
また、このときエンジンの出力(トルクと出力軸回転速度との積に比例する)が維持され又は増加することにより、ドライバが加速を欲して出力軸回転速度を上昇させた際に出力が低下して車両が失速することを防止できる。
請求項に係る発明は、前記トルク制限制御部は、前記パラメータの増加に応じて前記トルク制限値テーブルを切り替える閾値と、前記パラメータの減少に応じて前記トルク制限値テーブルを切り替える閾値との間にヒステリシスを設けることを特徴とする請求項又は請求項に記載のエンジン制御装置である。
これによれば、トルク制限値のハンチングが生じてエンジンの出力トルクが頻繁に変化することを防止できる。
請求項に係る発明は、前記トルク制限制御部は、前記トルク制限値テーブルを切り替える際に、前記エンジンの出力トルクを徐変させることを特徴とする請求項から請求項までのいずれか1項に記載のエンジン制御装置である。
これによれば、トルク制限値テーブルの切替時に、トルク制限値が急変することによってエンジンの出力トルクが急変することを防止し、車両のドライバビリティ(運転しやすさ)や快適性を向上することができる。
請求項に係る発明は、前記パラメータは、前記フィルタの通気抵抗であることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のエンジン制御装置である。
これによれば、フィルタの通気抵抗をフィルタにおける粒子状物質の堆積量に相関するパラメータとすることにより、エンジンの運転状態の変化により排気の体積流量が変化した場合であっても適切なトルク制限値の設定を行うことができる。
請求項に係る発明は、前記パラメータは、前記フィルタの上流側圧力と下流側圧力との差圧であることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のエンジン制御装置である。
これによれば、差圧センサにより検出される差圧をフィルタにおける粒子状物質の堆積量に相関するパラメータとして用いることにより、パラメータを算出するための演算処理を簡素化することができる。
請求項に係る発明は、前記パラメータは、前記エンジンの運転状態の履歴に基づいて推定される粒子状物質の推定堆積量であることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のエンジン制御装置である。
これによれば、エンジンの運転状態の履歴に基づいて粒子状物質の堆積量を推定し、推定堆積量をフィルタにおける粒子状物質の堆積量に相関するパラメータとすることにより、フィルタの上流側、下流側の差圧を検出する差圧センサを設けることなく、本発明を簡単な装置構成により適用することができる。
以上説明したように、本発明によれば、フィルタの過堆積が生じた際に出力性能を過度に低下させることなく適切にエンジンの保護を行うことが可能なエンジン制御装置を提供することができる。
本発明を適用したエンジン制御装置の実施形態を有するエンジンの構成を模式的に示す図である。 実施形態のエンジン制御装置におけるフィルタ過堆積時の保護制御の動作を示すフローチャートである。 実施形態のエンジン制御装置におけるトルクガード値テーブルの切り替えを示す図である。 実施形態のエンジン制御装置におけるエンジン回転数とトルクガード値、エンジン出力の相関の一例を示す図である。
以下、本発明を適用したエンジン制御装置の実施形態について説明する。
実施形態のエンジン制御装置は、例えば、乗用車等の自動車に走行用動力源として搭載される水平対向4気筒のガソリン直噴エンジンに設けられるものである。
図1は、実施形態のエンジン制御装置を有するエンジンの構成を模式的に示す図である。
エンジン1は、クランクシャフト10、シリンダブロック20(20R,20L)、シリンダヘッド30(30R,30L)、インテークシステム40、エキゾーストシステム50、EGR装置60、エンジン制御ユニット(ECU)100等を有して構成されている。
クランクシャフト10は、エンジン1の出力軸となる回転軸である。
クランクシャフト10の一方の端部には、図示しない変速機等の動力伝達機構が接続されている。
クランクシャフト10には、回転軸から偏心して配置されたクランクピンが形成されている。クランクピンには、図示しないコネクティングロッドを介して図示しないピストンが連結されている。
クランクシャフト10の端部には、クランクシャフトの角度位置を検出するクランク角センサ11が設けられている。
クランク角センサ11の出力は、エンジン制御ユニット100に伝達される。
エンジン制御ユニット100は、クランク角センサ11の出力に基づいて、エンジン回転数(クランクシャフト回転速度)を算出する。
シリンダブロック20は、クランクシャフト10を、車体に縦置き搭載する場合における左右方向から挟みこむように、右側シリンダブロック20R、左側シリンダブロック20Lからなる二分割として構成されている。
シリンダブロック20の中央部には、クランクケース部が設けられている。
クランクケース部は、クランクシャフト10を収容する空間部である。
クランクケース部には、クランクシャフト10のジャーナル部を回転可能に支持するメインベアリングが設けられている。
クランクケース部を挟んで左右に配置される右側シリンダブロック20R、左側シリンダブロック20Lの内部には、図示しないピストンが挿入され内部で往復するシリンダが例えば2気筒ずつ(4気筒の場合)形成されている。
シリンダブロック20には、水温センサ21が設けられている。
水温センサ21は、エンジン1の冷却水の温度を検出する温度センサである。
水温センサ21の出力は、エンジン制御ユニット100に伝達される。
シリンダヘッド30(右側シリンダヘッド30R、左側シリンダヘッド30L)は、シリンダブロック20のクランクシャフト10とは反対側の端部(左右端部)にそれぞれ設けられている。
シリンダヘッド30は、燃焼室31、点火プラグ32、吸気ポート33、排気ポート34、吸気バルブ35、排気バルブ36、吸気カムシャフト37、排気カムシャフト38、インジェクタ39等を備えて構成されている。
燃焼室31は、シリンダヘッド30のピストン冠面と対向する箇所を、例えばペントルーフ状に凹ませて形成されている。
点火プラグ32は、エンジン制御ユニット100からの点火信号に応じてスパークを発生し、混合気に点火するものである。
点火プラグ32は、シリンダの軸方向から見て燃焼室31の中央に設けられている。
吸気ポート33は、燃焼用空気(新気)を燃焼室31に導入する流路である。
排気ポート34は、燃焼室31から既燃ガス(排気)を排出する流路である。
吸気バルブ35、排気バルブ36は、吸気ポート33、排気ポート34を所定のバルブタイミングで開閉するものである。
吸気バルブ35、排気バルブ36は、各気筒に例えば2本ずつ設けられる。
吸気バルブ35、排気バルブ36は、クランクシャフト10の1/2の回転数で同期して回転する吸気カムシャフト37、排気カムシャフト38によって開閉される。
吸気カムシャフト37、排気カムシャフト38のカムスプロケット部には、各カムシャフトの位相を進角・遅角させて各バルブの開弁時期、閉弁時期を変化させる図示しないバルブタイミング可変機構が設けられている。
インジェクタ39は、エンジン制御ユニット100が発する開弁信号に応じて、燃焼室31内に燃料を噴射して混合気を形成するものである。
インジェクタ39は、燃料を噴射するノズル部が、燃焼室31の内面における吸気ポート33側の領域からシリンダ内に露出するよう設けられている。
インテークシステム40は、空気を導入して吸気ポート33に導入する吸気装置である。
インテークシステム40は、インテークダクト41、チャンバ42、エアクリーナ43、エアフローメータ44、スロットルバルブ45、インテークマニホールド46、吸気圧センサ47等を備えて構成されている。
インテークダクト41は、外気を導入して吸気ポート33に導入する流路である。
チャンバ42は、インテークダクト41の入口部近傍に連通して設けられた空間部である。
エアクリーナ43は、空気を濾過してダスト等を取り除くものである。
エアクリーナ43は、インテークダクト41におけるチャンバ42との連通箇所の下流側に設けられている。
エアフローメータ44は、インテークダクト41内を通過する空気流量(エンジン1の吸入空気量)を計測するものである。
エアフローメータ44は、エアクリーナ43の出口近傍に設けられている。
エアフローメータ44の出力は、エンジン制御ユニット100に伝達される。
スロットルバルブ45は、空気の流量を調節してエンジン1の出力を制御するバタフライバルブである。
スロットルバルブ45は、インテークダクト41におけるインテークマニホールド46との接続部近傍に設けられている。
スロットルバルブ45は、エンジン制御ユニット100がドライバ要求トルク等に応じて設定する目標スロットル開度に応じて、図示しない電動式のスロットルアクチュエータによって開閉駆動される。
また、スロットルバルブ45には、その開度を検出するスロットルセンサが設けられ、その出力はエンジン制御ユニット100に伝達される。
インテークマニホールド46は、空気を各気筒の吸気ポート33に分配する分岐管である。
インテークマニホールド46は、スロットルバルブ45の下流側に設けられている。
吸気圧センサ47は、インテークマニホールド46内の空気の圧力(吸気圧力)を検出するものである。
吸気圧センサ47の出力は、エンジン制御ユニット100に伝達される。
エキゾーストシステム50は、排気ポート34から排出された排気(排ガス)を外部に排出する排気装置である。
エキゾーストシステム50は、エキゾーストマニホールド51、エキゾーストパイプ52、触媒53、ガソリンパティキュレートフィルタ54、排気温センサ55、差圧センサ56、上流側配管57、下流側配管58等を有して構成されている。
エキゾーストマニホールド51は、各気筒の排気ポート34から出た排気を集合させる集合管である。
エキゾーストパイプ52は、エキゾーストマニホールド51から出た排気を外部に排出する管路(排気流路)である。
触媒53は、エキゾーストパイプ52の中間部分に設けられ、排気中のHC、NO、CO等を浄化する三元触媒を備えている。
触媒53は、エキゾーストマニホールド51の出口に隣接して設けられている。
ガソリンパティキュレートフィルタ(GPF)54は、排気を濾過し、排気中に含まれるスート、アッシュ等の粒子状物質(PM)を捕集するセラミックフィルタである。
ガソリンパティキュレートフィルタ54は、触媒53の下流側に設けられている。
排気温センサ55は、エキゾーストパイプ52内を流れる排気の温度を検出する温度センサである。
排気温センサ55の出力は、エンジン制御ユニット100に伝達される。
排気温センサ55は、エキゾーストパイプ52におけるガソリンパティキュレートフィルタ54の出口と隣接する箇所に配置されている。
差圧センサ56は、ガソリンパティキュレートフィルタ54の上流側と下流側とのエキゾーストパイプ52内の排気圧力の差(差圧)を検出する差圧検出用の圧力センサである。
差圧センサ56は、上流側配管57、下流側配管58を介してエキゾーストパイプ52に接続されている。
差圧センサ56の本体部は、エキゾーストパイプ52におけるガソリンパティキュレートフィルタ54の下流側の部分(排気温センサ55が設けられた部分)に隣接して配置されている。
上流側配管57は、ガソリンパティキュレートフィルタ54の入口部近傍においてエキゾーストパイプ52から分岐して設けられている。
上流側配管57は、エキゾーストパイプ52と連通しており、差圧センサ56にガソリンパティキュレートフィルタ54の上流側の排気圧力を伝達する。
下流側配管58は、ガソリンパティキュレートフィルタ54の出口部近傍においてエキゾーストパイプ52から分岐して設けられている。
下流側配管58は、エキゾーストパイプ52と連通しており、差圧センサ56にガソリンパティキュレートフィルタ54の下流側の排気圧力を伝達する。
差圧センサ56は、上流側配管57、下流側配管58の内圧の差圧に応じた電気的信号を発生し、エンジン制御ユニット100に伝達する。
エンジン制御ユニット100は、差圧センサ56から取得した差圧に関する情報を、例えばEGRバルブの開度制御や、ガソリンパティキュレートフィルタ54の再生制御等の各種制御に利用する。
また、差圧センサ56の出力は、後述するエンジンのトルクガード制御にも用いられる。
EGR装置60は、エキゾーストマニホールド51から排気の一部をEGRガスとして抽出し、インテークマニホールド46内に導入する排気再循環(EGR)を行うものである。
EGR装置60は、EGR流路61、EGRクーラ62、EGRバルブ63等を備えている。
EGR流路61は、エキゾーストマニホールド51から、インテークマニホールド46に排気(EGRガス)を導入する管路である。
EGRクーラ62は、EGR流路61を流れるEGRガスを、エンジン1の冷却水との熱交換によって冷却するものである。
EGRクーラ62は、EGR流路61の途中に設けられている。
EGRバルブ63は、EGR流路61内を通過するEGRガスの流量を調節する調量弁である。
EGRバルブ63は、EGR流路61におけるEGRクーラ62の下流側に設けられている。
EGRバルブ63は、ソレノイド等の電動アクチュエータによって駆動され開閉する弁体を有し、エンジン制御ユニット100によって、所定の目標EGR率(EGRガス流量/吸気流量)に基づいて設定された開度マップを用いて開度を制御される。
エンジン制御ユニット(ECU)100は、エンジン1、及び、その補機類を、統括的に制御するエンジン制御装置である。
エンジン制御ユニット100は、CPU等の情報処理手段、RAMやROM等の記憶手段、入出力インターフェイス、及び、これらを接続するバス等を備えて構成されている。
また、エンジン制御ユニット100には、ドライバによる図示しないアクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルペダルセンサ101が設けられている。
エンジン制御ユニット100は、アクセルペダルセンサ101の出力等に基づいて、ドライバ要求トルクを設定する機能を備えている。
エンジン制御ユニット100は、後述するトルクガード制御が実行されていない場合には、エンジン1が実際に発生するトルクが、設定されたドライバ要求トルクに近づくよう、スロットルバルブ開度、過給圧、燃料噴射量、燃料噴射時期、点火時期、バルブタイミング等を制御する。
また、エンジン制御ユニット100は、ガソリンパティキュレートフィルタ54へのスート等の粒子状物質への過堆積が生じた際に、エンジンを保護するため出力トルクを制限するトルクガード制御を行う機能を備えているトルク制限制御部である。
エンジン制御ユニット100は、圧損演算部102、トルクガード制御部103、トルクガード値テーブル保持部104等を備えている。
圧損演算部102は、ガソリンパティキュレートフィルタ54へのパティキュレートの堆積による圧力損失(通気抵抗)を演算する堆積状態検出部である。
トルクガード制御部103は、圧損演算部102が検出した通気抵抗に基づいて、エンジン1の出力トルクをトルクガード値(トルク制限値)以下に抑制し、エンジン1の保護を図るものである。
トルクガード制御部103は、トルクガード値テーブル保持部104を有する。
トルクガード値テーブル保持部104は、クランクシャフト10の回転速度に応じて異なったトルクガード値が読みだされるトルクガード値テーブル(トルク制限値テーブル)を保持する記憶部である。
実施形態においては、トルクガード値テーブルは複数設けられ、通気抵抗に応じて順次切り替えらえる。
これらの機能について、以下より詳細に説明する。
図2は、実施形態のエンジン制御装置におけるフィルタ過堆積時の保護制御の動作を示すフローチャートである。
以下、ステップ毎に順を追って説明する。
<ステップS01:フィルタ前後差圧検出>
エンジン制御ユニット100の圧損演算部102は、差圧センサ56の出力に基づいて、ガソリンパティキュレートフィルタ54の上流側、下流側の排気圧力の差(差圧)を検出する。
その後、ステップS02に進む。
<ステップS02:排気体積流量算出>
エンジン制御ユニット100の圧損演算部102は、現在ガソリンパティキュレートフィルタ54に流入している排気の体積流量を算出する。
先ず、排気の質量流量を算出する。排気の質量流量は、エアフローメータ44が検出するエンジン1の吸入空気量、及び、燃料噴射量の和である。なお、燃料カットの実行中には、排気の質量流量は、吸入空気量と同等となる。
燃料噴射量は、吸入空気量を空燃比(A/F比)で除して算出することができる。
次に、質量流量から体積流量に単位変換を行う。このとき、排気温度に基づいて、温度補正を行う。
なお、このような排気流量の演算は、燃料カット実施直後や、燃料カットからの復帰直後の過渡領域では精度が低下するため、これらのタイミングでの演算結果は以下の処理では用いないことが好ましい。
その後、ステップS03に進む。
<ステップS03:フィルタ通気抵抗算出>
エンジン制御ユニット100の圧損演算部102は、ステップS01で検出したガソリンパティキュレートフィルタ54の前後差圧、及び、ステップS02で算出した排気の体積流量に基づいて、ガソリンパティキュレートフィルタ54の通気抵抗を算出する。
通気抵抗は、以下の式により求めることができる。

GPF通気抵抗[kPa・s/L]
=GPF前後差圧[kPa] / GPF体積流量[L/s]

なお、通気抵抗には、なまし処理を行う。
その後、ステップS04に進む。
<ステップS04:トルクガード要否判断>
エンジン制御ユニット100は、ステップS03において求めたガソリンパティキュレートフィルタ54の通気抵抗を、粒子状物質の堆積量に相関するパラメータとし、これを予め設定されたトルクガード実行閾値と比較する。
トルクガード実行閾値は、仮にトルクガードを行わない場合にはエンジン1がダメージを受け得る通気抵抗を考慮して設定される。
通気抵抗がトルクガード実行閾値以上である場合はステップS05に進み、その他の場合は一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS05:通気抵抗からトルクガード値テーブル選択>
エンジン制御ユニット100のトルクガード制御部103は、ステップS03において算出されたガソリンパティキュレートフィルタ54の通気抵抗(圧損)に基づいて、トルクガード値テーブル保持部104に保持された複数のトルクガード値テーブルから、トルクガード制御で適用するものを選択する。
図3は、実施形態のエンジン制御装置におけるトルクガード値テーブルの切り替えを示す図である。
図3において、横軸は通気抵抗(右側が大)を示している。
実施形態においては、例えば、トルクガード値テーブル1乃至4を、通気抵抗に応じて切り替えている。
トルクガード値テーブル1乃至4は、通気抵抗の増大に応じて順次選択されるようになっている。
トルクガード値テーブル1が選択された状態において、通気抵抗が増加し閾値Th2Uに達した場合には、トルクガード値テーブル2に切り替えられる。
トルクガード値テーブル2が選択された状態において、通気抵抗が増加し閾値Th3Uに達した場合には、トルクガード値テーブル3に切り替えられる。
トルクガード値テーブル3が選択された状態において、通気抵抗が増加し閾値Th4Uに達した場合には、トルクガード値テーブル4に切り替えられる。
トルクガード値テーブル4が選択された状態において、通気抵抗が減少し閾値Th3Dに達した場合には、トルクガード値テーブル3に切り替えられる。
トルクガード値テーブル3が選択された状態において、通気抵抗が減少し閾値Th2Dに達した場合には、トルクガード値テーブル2に切り替えられる。
トルクガード値テーブル2が選択された状態において、通気抵抗が減少し閾値Th1Dに達した場合には、トルクガード値テーブル1に切り替えられる。
ここで、閾値Th2Uは閾値Th1Dに対して所定値以上大きく、閾値Th3Uは閾値Th2Dに対して所定値以上大きく、閾値Th4Uは閾値Th3Dに対して所定値以上大きく設定されることにより、トルクガード値テーブルの切り替えにヒステリシス特性を持たせ、ハンチングが発生しないようになっている。
トルクガード値テーブル1乃至4は、それぞれエンジン回転数(クランクシャフト10の回転速度)に応じて推移するトルクガード値(トルク制限値)が読みだされるよう構成されている。
図4は、実施形態のエンジン制御装置におけるエンジン回転数とトルクガード値、エンジン出力の相関の一例を示す図である。
図4において、横軸はエンジン回転数を示し、縦軸はエンジン出力及びトルクを示している。
トルクガード値テーブル1乃至4におけるトルク制限値は、エンジン回転数の増加に応じて小さくなるように設定されるとともに、エンジン回転数の増加に応じて、トルクとエンジン回転数の積に比例するエンジン出力が維持又は微増するように設定されている。
また、エンジン回転数が同じであるときのトルク制限値は、トルクガード値テーブル1からトルクガード値テーブル4へ、順次低くなるように設定されている。
トルクガード値テーブルを選択後、ステップS06に進む。
<ステップS06:トルクガード値テーブル切替有無判断>
エンジン制御ユニット100のトルクガード制御部103は、現在選択されているトルクガード値テーブルが、直前に他のトルクガード値テーブルから切り替えられたものであるか判別する。
従前のトルクガード値テーブルから切替直後である場合はステップS08に進み、その他の場合はステップS07に進む。
<ステップS07:トルクガード制御実行>
エンジン制御ユニット100のトルクガード制御部103は、エンジン1の実際の出力トルクが、トルクガード値以下となるようにエンジン1の出力を制御する。
例えば、アクセルペダルセンサ101の出力に基づいて設定されるドライバ要求トルクがトルクガード値以上となる場合には、実際の出力トルクがトルクガード値となるようにスロットルバルブ45の開度等を制御する。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS08:トルク制限値徐変>
エンジン制御ユニット100は、切替前のトルクガード値テーブルに基づくトルクガード値から、切替後のトルクガード値テーブルに基づくトルクガード値へ、ステップS07のトルクガード制御において適用されるトルクガード値を、所定の移行期間にわたって徐々に変化(徐変)させる。
その後、ステップS07に進む。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)トルクガード値を、ガソリンパティキュレートフィルタ54における粒子状物質の堆積量に相関するパラメータに応じて段階的に切り替えることにより、現在のガソリンパティキュレートフィルタ54の堆積状態に応じて適切なトルクガード値を適用することが可能となり、出力性能を過度に低下させることなく適切にエンジンの保護を行うことができる。
また、トルクガード値を段階的(非連続的)に切り替えることにより、排気圧力の脈動や運転状態の変化に応じてトルクガード値が過敏に変化し、ドライバの意図に反する出力トルク変化が生じることを防止することができる。
(2)エンジン回転数に応じてトルクガード値を変化させることにより、異なったエンジン回転数に対して適切にエンジンを保護できるトルクガード値を設定することができる。
(3)エンジン回転数の増加に応じてトルクガード値を減少させることにより、高回転時に排気流量が増加して不具合が発生することを防止することができる。
また、エンジン回転数の増加に応じてエンジンの出力(トルクとエンジン回転数との積に比例する)が増加することにより、ドライバが加速を欲してエンジン回転数を上昇させた際に出力が低下して車両が失速することを防止できる。
(4)通気抵抗に応じたトルクガード値テーブルの切り替えにヒステリシス特性を持たせたことにより、トルク制限値のハンチングが生じてエンジンの出力トルクが頻繁に変化することを防止できる。
(5)トルクガード値テーブルを切り替える際にトルクガード値を徐変させることにより、エンジンの出力トルクが急変することを防止し、車両のドライバビリティ(運転しやすさ)や快適性を向上することができる。
(6)ガソリンパティキュレートフィルタ54の通気抵抗を粒子状物質の堆積量に相関するパラメータとすることにより、エンジン1の運転状態の変化により排気の体積流量が変化した場合であっても適切なトルクガード値の設定を行うことができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)エンジン制御装置、及び、エンジンの構成は、上述した実施形態に限らず、適宜変更することが可能である。
例えば、実施形態ではエンジンはガソリンエンジンであるが、本発明はディーゼルパティキュレートフィルタを有するディーゼルエンジンにも適用することができる。
また、上記以外の燃料や燃焼サイクルを有するエンジンにも本発明を適用することができる。
さらに、エンジンの気筒数、シリンダレイアウト、過給機の有無及び種類、燃料噴射方式なども特に限定されない。
(2)実施形態では、フィルタへの粒子状物質の堆積状態に関するパラメータとして、フィルタの圧力損失を用いているが、これに限らず、フィルタの上流側、下流側の差圧をパラメータとしてもよい。この場合、装置構成や演算処理を簡素化することができる。
また、エンジンの運転状態の履歴に基づいて推定される堆積量をパラメータとしてもよい。この場合、差圧センサを設けない構成であっても本発明を適用することが可能となり、装置構成を簡素化することができる。なお、通常は差圧センサを用いるとともに、差圧センサのフェール時あるいは差圧センサ配管の凍結時のみ堆積量の推定値を用いる構成としてもよい。
1 エンジン
10 クランクシャフト 11 クランク角センサ
20 シリンダブロック
20R 右側シリンダブロック 20L 左側シリンダブロック
21 水温センサ 30 シリンダヘッド
30R 右側シリンダヘッド 30L 左側シリンダヘッド
31 燃焼室
32 点火プラグ 33 吸気ポート
34 排気ポート 35 吸気バルブ
36 排気バルブ 37 吸気カムシャフト
38 排気カムシャフト 39 インジェクタ
40 インテークシステム 41 インテークダクト
42 チャンバ 43 エアクリーナ
44 エアフローメータ 45 スロットルバルブ
46 インテークマニホールド 47 吸気圧センサ
50 エキゾーストシステム 51 エキゾーストマニホールド
52 エキゾーストパイプ 53 触媒
54 ガソリンパティキュレートフィルタ(GPF)
55 排気温センサ 56
57 上流側配管 58 下流側配管
60 EGR装置 61 EGR流路
62 EGRクーラ 63 EGRバルブ
100 エンジン制御ユニット(ECU)
101 アクセルペダルセンサ 102 圧損演算部
103 トルクガード制御部 104 トルクガード値テーブル保持部

Claims (7)

  1. エンジンの排気装置に設けられたフィルタにおける粒子状物質の堆積量に相関するパラメータを検出する堆積状態検出部と、
    前記堆積状態検出部により検出された前記パラメータが所定値以上であるときに前記エンジンの出力トルクを所定のトルク制限値以下に制限するトルク制限制御部と
    を備えるエンジン制御装置であって、
    前記トルク制限制御部は、前記エンジンの出力軸回転速度に応じて異なった前記トルク制限値が求められるトルク制限値テーブルを複数保持し、前記パラメータの変化に応じて前記トルク制限値テーブルを切り替えることにより前記トルク制限値を段階的に切り替えること
    を特徴とするエンジン制御装置。
  2. 前記トルク制限値テーブルは、前記出力軸回転速度の増加に応じて前記トルク制限値が減少しかつ前記エンジンの出力は維持され又は増加するよう構成されること
    を特徴とする請求項に記載のエンジン制御装置。
  3. 前記トルク制限制御部は、前記パラメータの増加に応じて前記トルク制限値テーブルを切り替える閾値と、前記パラメータの減少に応じて前記トルク制限値テーブルを切り替える閾値との間にヒステリシスを設けること
    を特徴とする請求項又は請求項に記載のエンジン制御装置。
  4. 前記トルク制限制御部は、前記トルク制限値テーブルを切り替える際に、前記エンジンの出力トルクを徐変させること
    を特徴とする請求項から請求項までのいずれか1項に記載のエンジン制御装置。
  5. 前記パラメータは、前記フィルタの通気抵抗であること
    を特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のエンジン制御装置。
  6. 前記パラメータは、前記フィルタの上流側圧力と下流側圧力との差圧であること
    を特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のエンジン制御装置。
  7. 前記パラメータは、前記エンジンの運転状態の履歴に基づいて推定される粒子状物質の推定堆積量であること
    を特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のエンジン制御装置。
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