JP7300900B2 - 通知管理装置、通知管理方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
また、一般に携帯端末の表示スペースは限られているため、ほぼ同じ時刻に多数のコンテンツが通知されると、表示スペースにその多数のコンテンツの全てを表示することができないため、コンテンツがユーザに認識され難くなる問題があった。
本発明の上述した課題を解決するために、本発明は、ユーザ端末に通知するメッセージに関する情報に基づいて、前記メッセージを前記ユーザ端末に表示させる表示態様をカルーセル表示とするか否かを判定する判定部と、前記判定部により判定された判定結果に応じた表示態様にて前記メッセージの一部が前記ユーザ端末に表示されるように、前記メッセージの一部を前記ユーザ端末に通知する通知制御部と、を備え、前記判定部は、前記メッセージに、所定の時間内に前記ユーザ端末に通知する予定である複数の前記メッセージが含まれる場合、当該所定の時間内に通知する予定である複数の前記メッセージを前記ユーザ端末に表示させる表示態様をカルーセル表示とすると判定する通知管理装置である。
また、本発明は、判定部が、ユーザ端末に通知するメッセージに関する情報に基づいて、前記メッセージを前記ユーザ端末に表示させる表示態様をカルーセル表示とするか否かを判定し、通知制御部が、前記判定部により判定された判定結果に応じた表示態様にて前記メッセージの一部が前記ユーザ端末に表示されるように、前記メッセージの一部を前記ユーザ端末に通知し、前記判定部は、前記メッセージに、所定の時間内に前記ユーザ端末に通知する予定である複数の前記メッセージが含まれる場合、当該所定の時間内に通知する予定である複数の前記メッセージを前記ユーザ端末に表示させる表示態様をカルーセル表示とすると判定する、通知管理方法である。
依頼元には、依頼元に関する情報が示される。依頼元には、例えば、IDと名称とアカウントとが示される。IDは依頼元の企業等を一意に識別する識別情報である。名称はIDに対応する企業等の名称である。アカウントはIDに対応する企業等からの通知に用いられるメッセージングサービスのアカウントである。
通知先には、通知先に関する情報として、例えば、IDと名称とアカウントとが示される。IDは通知先のユーザを一意に識別する識別情報である。名称はIDに対応するユーザの名称である。アカウントはIDに対応するユーザへの通知に用いられるメッセージングサービスのアカウントである。
通知日時は、依頼元から依頼された通知の日時である。シナリオIDは、通知するシナリオを一意に識別する識別情報である。ここでのシナリオとは、通知する内容のひな形を示す情報であって、例えばシナリオ情報121である。シナリオ名称は、シナリオIDに対応するシナリオの名称である。シナリオ情報A~Cは、シナリオIDに対応するシナリオに組み込む具体的な内容である。応答要否は、依頼元から依頼された通知がユーザからの応答を必要とするか否かを示す情報である。
シナリオIDは、通知するシナリオを一意に識別する識別情報である。シナリオ名称は、シナリオIDに対応するシナリオの名称である。テキストは、シナリオIDに対応するシナリオのテキスト文である。選択肢は、シナリオIDに対応するシナリオに選択肢を付与するか否かを示す情報である。
図4の例では、シナリオID(0101)が満期のお知らせを通知する文章のひな形であり、「<氏名>様:<保険名称>が<満期日時>に満期となります。更新しますか」とのテキスト文であることが示されている。このテキスト文の<氏名>、<保険名称>、及び<満期到達日>は、上述したシナリオ情報A~Cに対応する情報であり、<氏名>の欄に顧客の具体的な氏名、<保険名称>の欄に具体的な保険の名称、<満期到達日>の欄に具体的な満期に到達する日が記載されることにより、ユーザに通知する通知文が完成する。また、このシナリオから作成される通知には、選択肢が付与されることが示されている。より具体的には、通知にある「更新しますか」との質問に対して、ユーザが「はい」「いいえ」などの選択肢を選択することにより応答することができる態様にて通知がなされることが示されている。
メッセージ情報122は、例えば、通知メッセージIDと、通知予定日時と、メッセージとの項目を備える。通知メッセージIDには、作成されたメッセージを一意に識別する識別情報が示される。通知予定日には、通知メッセージに対応するメッセージを通知する予定の日時が示される。メッセージには、通知先のアカウントと、通知文とが示される。
図5の例では、通知メッセージID(0001)に対応するメッセージが作成済みであり、その通知がYY年MM月DD日の10:00に行われる予定であること、メッセージは、満期のお知らせであることが示されている。
図6の例では、通知メッセージID(1000)に対応するメッセージの一部がYY年5月10日の10:00に通知済みであること、このメッセージの一部の通知に対して、ユーザからメッセージの全文を要求する応答はなされていないことが示されている。
通知メッセージIDには、通知したメッセージを一意に識別する識別情報が示される。通知日時には、通知メッセージIDに対応するメッセージを通知した日時が示される。応答の要否には、通知メッセージIDに対応するメッセージが応答の必要なメッセージであったか否かが示される。有効期限には、通知メッセージIDに対応するメッセージの有効期限がしめされる。ここでの有効期限は、ユーザからの応答を待つ期限であり、例えば、ユーザからの応答がない場合にリマインドを通知する期限である。応答の有無には、通知メッセージIDに対応するメッセージにユーザからの応答があったか否かを示す情報が示される。
図7の例では、通知メッセージID(1000)に対応するメッセージがYY年4月10日の10:00に通知済みであり、この通知には応答を必要とするがまだ応答が無く、応答がない場合にはYY年7月10日の10:00までリマインドを行うことが示されている。
メッセージ作成部130は、ユーザに通知するメッセージを作成する。メッセージ作成部130は、記憶部12に通知情報120が記憶されると、通知情報120のシナリオIDに基づいて、対応するシナリオ情報121を取得する。メッセージ作成部130は、取得したシナリオ情報121に、通知情報120のシナリオ情報に示されている具体的な氏名等を組み込むことにより、ユーザに通知する通知文を完成させる。メッセージ作成部130は、完成させた通知文を、通知情報120の通知先アカウントに通知するメッセージに設定することにより、ユーザに通知するメッセージを作成する。メッセージ作成部130は、作成したメッセージをメッセージ情報122に記憶させる。
判定部131は、カルーセル表示させると判定した複数のメッセージを示す情報(例えば、通知メッセージID)を、通知制御部132に出力する。
また、本実施形態では、ユーザによりメッセージの全文を要求する応答があった場合に残りのメッセージを通知することにより、特定のメッセージについて全文を通知することができる。すなわち、複数のメッセージが通知されたが、ユーザが全てのメッセージの内容を直ぐに確認することができない場合であっても、ユーザが内容を確認したいメッセージのみを全文を確認することができるため、通信を抑制しつつ、ユーザの利便性を高めることができる。
図8Cには、ユーザにより、メッセージの全文が要求された場合において、ユーザ端末30にメッセージの全部320A#が表示された場合の例が示されている。この図では、メッセージの全文として「××太郎様:○○保険が△△に…更新しますか」とのメッセージの通知文と、「はい」、「いいえ」とそれぞれ記載された二つ選択肢が表示された場合を示している。
図8Aの状態の画面において、符号Dの方向(タイムライン方向に直交する方向)にスライド操作がなされることにより、図8Bに示すように、後に通知されたメッセージ321が表示される。
また、図8Aの状態の画面において、選択肢320Bにタップ操作がなされることにより、図8Cに示すように、メッセージ320の全文が表示される。なお、図8Cの例では、メッセージの全文がカルーセル表示された場合の例を示しているが、これに限定されない。メッセージの全文は、カルーセル表示されてもよいし、カルーセル表示とは異なる表示態様にて表示されてもよい。
まず、通知管理装置10は、メッセージ作成部130により、ユーザに通知するメッセージを作成する(ステップS10)。メッセージ作成部130は、例えば、装置制御部133の指示により記憶部12を参照し、通知情報120及びシナリオ情報121に基づいて、ユーザに通知するメッセージを作成する。
次に、通知管理装置10は、判定部131により、ユーザに通知するメッセージをカルーセル表示するか否かを判定する。
まず、判定部131は、装置制御部133の指示により記憶部12を参照し、メッセージ情報122に基づいて、同一の通知先アカウント宛の新規に通知するメッセージが複数あるか否かを判定する(ステップS11)。判定部131は、同一の通知先アカウント宛の新規に通知するメッセージが複数ある場合、その複数のメッセージをカルーセル表示すると判定する(ステップS12)。
通知管理装置10は、通知制御部132により、通知先のアカウントに対応するユーザ端末30に、判定部131の判定結果に応じた表示態様にてメッセージが表示されるように指示する情報と共に、当該メッセージの一部を通知する(ステップS13)。
まず、通知管理装置10は、装置制御部133により、ユーザ端末30から、メッセージの全部を要求する応答があったか否かを判定する(ステップS20)。装置制御部133は、例えば、ユーザ端末30から、表示部32に表示された選択肢320Bがタップ操作された旨の情報が通信部21に受信された場合、ユーザ端末30から、メッセージの全部を要求する応答があったと判定する。
次に、通知管理装置10は、装置制御部133によりユーザ端末30からメッセージの全部を要求する応答があったと判定した場合、通知制御部132により、応答があったユーザ端末30に、残りのメッセージを通知する(ステップS21)。
実施形態の通知管理装置10は、判定部131により、ユーザ端末30に通知するメッセージが複数あり、その複数のメッセージのうち所定の時間内に通知する予定であるメッセージが複数ある場合に、その所定の時間内に通知する予定である複数のメッセージを、カルーセル表示すると判定するようにしてもよい。これにより、実施形態の通知管理装置10は、ほぼ同時刻に通知する複数のメッセージの一部を、カルーセル表示させることができ、通信コストを抑制しつつ、複数のコンテンツがユーザに認識され易くすることができる。
10…通知管理装置
11…通信部
12…記憶部
120…通知情報
121…シナリオ情報
122…メッセージ情報
123…全文要求情報
124…応答情報
13…制御部
130…メッセージ作成部
131…判定部
132…通知制御部
133…装置制御部
20…企業サーバ
30…ユーザ端末
Claims (5)
- ユーザ端末に通知するメッセージに関する情報に基づいて、前記メッセージを前記ユーザ端末に表示させる表示態様をカルーセル表示とするか否かを判定する判定部と、
前記判定部により判定された判定結果に応じた表示態様にて前記メッセージの一部が前記ユーザ端末に表示されるように、前記メッセージの一部を前記ユーザ端末に通知し、通知した前記メッセージの一部について、前記ユーザ端末から前記メッセージに対する応答があった場合、当該応答があった前記メッセージの全部が前記ユーザ端末に表示されるように、前記メッセージの、前記一部とは異なる部分を前記ユーザ端末に通知する通知制御部と、
を備える通知管理装置。 - ユーザ端末に通知するメッセージに関する情報に基づいて、前記メッセージを前記ユーザ端末に表示させる表示態様をカルーセル表示とするか否かを判定する判定部と、
前記判定部により判定された判定結果に応じた表示態様にて前記メッセージの一部が前記ユーザ端末に表示されるように、前記メッセージの一部を前記ユーザ端末に通知する通知制御部と、
を備え、
前記判定部は、前記メッセージに、所定の時間内に前記ユーザ端末に通知する予定である複数の前記メッセージが含まれる場合、当該所定の時間内に通知する予定である複数の前記メッセージを前記ユーザ端末に表示させる表示態様をカルーセル表示とすると判定する、
通知管理装置。 - 判定部が、ユーザ端末に通知するメッセージに関する情報に基づいて、前記メッセージを前記ユーザ端末に表示させる表示態様をカルーセル表示とするか否かを判定し、
通知制御部が、前記判定部により判定された判定結果に応じた表示態様にて前記メッセージの一部が前記ユーザ端末に表示されるように、前記メッセージの一部を前記ユーザ端末に通知し、通知した前記メッセージの一部について、前記ユーザ端末から前記メッセージに対する応答があった場合、当該応答があった前記メッセージの全部が前記ユーザ端末に表示されるように、前記メッセージの、前記一部とは異なる部分を前記ユーザ端末に通知する、
通知管理方法。 - 判定部が、ユーザ端末に通知するメッセージに関する情報に基づいて、前記メッセージを前記ユーザ端末に表示させる表示態様をカルーセル表示とするか否かを判定し、
通知制御部が、前記判定部により判定された判定結果に応じた表示態様にて前記メッセージの一部が前記ユーザ端末に表示されるように、前記メッセージの一部を前記ユーザ端末に通知し、
前記判定部は、前記メッセージに、所定の時間内に前記ユーザ端末に通知する予定である複数の前記メッセージが含まれる場合、当該所定の時間内に通知する予定である複数の前記メッセージを前記ユーザ端末に表示させる表示態様をカルーセル表示とすると判定する、
通知管理方法。 - コンピュータを、請求項1又は請求項2に記載の通知管理装置として動作させるためのプログラムであって、前記コンピュータを前記通知管理装置が備える各部として機能させるためのプログラム。
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