JP2023169269A - 配信サーバ、配信方法、及びプログラム - Google Patents

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Chihiro Onoda
明穂 林
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Abstract

Figure 2023169269000001
【課題】処理負荷を増大させることなくメッセージを特定する。
【解決手段】RCS(Rich Communication Services)を用いたメッセージを通信端末に送信する配信サーバであって、前記メッセージに含まれるコンテンツに、前記メッセージを識別する識別情報を含むポストバックデータを対応づけた前記メッセージを生成するメッセージ生成部と、取得されるWebhook情報に含まれる前記識別情報を用いて、前記操作されたコンテンツに対応する前記メッセージを特定する特定部と、を備え、前記メッセージは、シナリオに応じて送信されるものであり、前記メッセージ生成部は、前記メッセージに含まれるコンテンツに、前記シナリオを識別するシナリオID、及び前記シナリオにおける何れの場面で送信されるメッセージであるかを識別するシーンIDを含むポストバックデータを対応づけた前記メッセージを生成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、配信サーバ、配信方法、及びプログラムに関する。
オンラインで情報を通知する電子通知サービスがある。特許文献1では、通知先の相手がすぐに見ることのできる確率が高いメールアドレスに情報を送信する技術が開示されている。
このような電子通知サービスのうち、携帯電話番号を宛先とするメッセージサービスが広く普及している。携帯電話番号を宛先とするメッセージサービスには、例えば、RCS(Rich Communication Services)等がある。携帯電話番号を宛先とすることにより、通知先の相手のメールアドレスが不明であっても、メッセージを送信することができる。
携帯電話番号を宛先とするメッセージサービスでは、例えば、企業などからの依頼元からの要求に応じて顧客の通信端末にメッセージを通知し、顧客から得られた応答をログとして依頼元に通知するサービスを行っている。RCSを用いた場合、メッセージに対する応答の操作がなされると、当該操作がなされた内容及び当該操作がなされた通信装置の電話番号等が、Webhook情報として通信事業者から通知される。例えば、このWebhook情報を基にログを生成することができる。
特開2007-241732号公報
ところで、Webhook情報には通知したメッセージと、そのメッセージに対する応答であるアクション情報との関連付けが示されていない。例えば、同じメッセージを複数回送信した後になされた応答について、複数回送信した何れのメッセージに対して応答がなされたかWebhook情報に示されていないという課題があった。
この課題に対しポストバックデータを利用することができる。ポストバックデータは、メッセージの応答に用いられるコンテンツ、例えば、「はい」、「いいえ」などが示されたボタンに設定することができる情報であり、コンテンツに対する操作が行われた場合にWebhook情報に含まれて通知される情報である。例えば、「はい」、「いいえ」などのボタンに、メッセージを特定可能な識別子をポストバックデータに設定したメッセージを生成する。このようにして生成したメッセージのボタンがタップ操作されると、その操作に対応して識別子を含むWebhook情報が通知される。通知されたWebhook情報から抽出した識別子に基づいて応答がなされたメッセージを特定することができる。
しかしながら、メッセージを特定する処理負荷が大きくなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、処理負荷を増大させることなくメッセージを特定することができる配信サーバ、配信方法、及びプログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、通信事業者のサーバを介して、RCS(Rich Communication Services)を用いたメッセージを通信端末に送信する配信サーバであって、前記メッセージに含まれるコンテンツに、前記メッセージを識別する識別情報を含むポストバックデータを対応づけた前記メッセージを生成するメッセージ生成部と、前記コンテンツが操作された場合に前記通信事業者のサーバから通知されるWebhook情報であって、前記ポストバックデータを含むWebhook情報を取得する取得部と、前記Webhook情報に含まれる前記識別情報を用いて、前記操作されたコンテンツに対応する前記メッセージを特定する特定部と、を備え、前記メッセージは、シナリオに応じて送信されるものであり、前記メッセージ生成部は、前記メッセージに含まれるコンテンツに、前記シナリオを識別するシナリオID、及び前記シナリオにおける何れの場面で送信されるメッセージであるかを識別するシーンIDを含むポストバックデータを対応づけた前記メッセージを生成する、配信サーバである。
また、上述した課題を解決するために、本発明の一態様は通信事業者を介して、RCS(Rich Communication Services)を用いたメッセージを通信端末に送信する配信サーバであるコンピュータが行う配信方法であって、メッセージ生成部が、前記メッセージに含まれるコンテンツに、前記メッセージを識別する識別情報を含むポストバックデータを対応づけた前記メッセージを生成し、取得部が、前記コンテンツが操作された場合に前記通信事業者から通知されるWebhook情報であって、前記ポストバックデータを含むWebhook情報を取得し、特定部が、前記Webhook情報に含まれる前記識別情報を用いて、前記操作されたコンテンツに対応する前記メッセージを特定し、前記メッセージは、シナリオに応じて送信されるものであり、前記メッセージを生成することは、前記メッセージに含まれるコンテンツに、前記シナリオを識別するシナリオID、及び前記シナリオにおける何れの場面で送信されるメッセージであるかを識別するシーンIDを含むポストバックデータを対応づけた前記メッセージを生成することを含む配信方法である。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、コンピュータを、上記に記載の配信サーバとして動作させるためのプログラムであって、前記コンピュータを前記配信サーバが備える各部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、処理負荷を増大させることなくメッセージを特定することができる。
実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す概略ブロック図である。 実施形態に係るメッセージの例を示す図である。 実施形態に係る配信サーバ10の構成例を示すブロック図である。 実施形態に係る配信情報120の例を示す図である。 実施形態に係る応答情報121の例を示す図である。 実施形態に係る情報処理システム1が行う処理の流れを示すシーケンス図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す概略ブロック図である。情報処理システム1は、例えば、配信サーバ10と、企業サーバ20と、通信事業者サーバ30と、通信端末40とを含む。
配信サーバ10は、通信端末40に対するメッセージを送信するサービスを提供する事業者が管理するサーバ装置である。配信サーバ10は、通信端末40に対するメッセージを、通信事業者サーバ30を介して送信(配信)する。配信サーバ10は、電話番号を宛先とするメッセージサービスであるRCS(Rich Communication Services)を用いてメッセージを送信する。配信サーバ10は、企業サーバ20、及び通信事業者サーバ30との間で無線通信又は有線通信をする。
企業サーバ20は、メッセージの配信を情報処理システム1に依頼する依頼者が管理するサーバ装置である。依頼者は、例えば、送信先のユーザに対して情報を提供する企業や団体、例えば銀行や保険会社等である。企業サーバ20は、配信サーバ10との間で無線通信又は有線通信をする。
通信事業者サーバ30は、通信事業者によって管理されるサーバ装置である。通信事業者は、例えば、自らが保有又は運用する通信回線を用いて、電話番号を利用した通信サービスを通信端末40に提供するMNO(Mobile Network Operator、移動体通信事業者)である。通信サービスには、RCSを用いた通信が含まれる。通信事業者サーバ30は、配信サーバ10、及び通信端末40との間で無線通信又は有線通信をする。通信事業者サーバ30は、配信サーバ10からの配信リクエストに応じて、RCSを用いたメッセージを通信端末40に送信する。
RCSを用いた通信サービスでは、通信端末40に送信したメッセージに対するWebhook(ウェブフック)情報が、配信サーバ10に送信される。Webhook情報は、メッセージのステータス、例えば、通信端末40にメッセージが受信された、或いはメッセージに既読や応答の操作がされた等の状態を示す情報である。
通信端末40は、スマートフォン又は携帯電話など、電話番号を対応づけることが可能な通信装置である。通信端末40は、ユーザ等によって、通信事業者サーバ30の事業者と、通信端末40を用いた通信サービスを利用するための契約がなされる。通信端末40は、契約している通信事業者が提供する通信サービスを用いて通信することが可能である。通信端末40には電話番号が割り当てられており、この電話番号を送信先とした通信、すなわちRCSを用いた通信を行う機能を有する。
通信端末40は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示部と、ユーザによる操作を受け付けるタッチパネル等の操作部を有する。通信端末40は、通信事業者サーバ30及び通信端末40を通信相手として通信ネットワークNWを用いた通信をする。ユーザは、例えば生活者である。
図2は、実施形態に係るメッセージの例を示す図である。図2には、テキストM1、カルーセルC、テキストM2、ボタンBのそれぞれのメッセージが、順に、通信端末40に通知された場合に、通信端末40の表示画面に表示される情報が示されている。
この図の例に示すように、通信端末40には、複数のメッセージが通知される。複数のメッセージは、例えば、予め決定されたシナリオに応じて送信される。ここでのシナリオは、送信するメッセージや、送信したメッセージに対して得られた応答等に応じて、どのような順序でどのようなメッセージを送信するかを規定する情報である。
シナリオに用いられるメッセージのうち、カルーセルC及びボタンB等、応答の操作を行うことができるメッセージには、応答の操作に用いられるコンテンツが含まれる。例えば、カルーセルCには、タップ操作を受け付けるボタンCB1、CB2が含まれる。例えば、ボタンBには、「はい」、及び「いいえ」が示されたボタンが含まれる。
これらの応答の操作に用いられるコンテンツには、配信者である配信サーバ10によってポストバックデータを設定することができる。コンテンツにポストバックデータを設定することにより、コンテンツが操作された場合にコンテンツに設定されたポストバックデータを含むWebhook情報が、通信事業者サーバ30から配信サーバ10に通知される。
図3は、実施形態に係る配信サーバ10の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、配信サーバ10は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを備える。通信部11は、企業サーバ20、及び通信事業者サーバ30と通信を行う。記憶部12は、各種情報、例えば、配信情報120及び応答情報121を記憶する。配信情報120は、通信端末40に送信するメッセージに関する情報である。応答情報121は、通信端末40に送信したメッセージに対する応答に関する情報である。
記憶部12は、記憶媒体、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access read/write Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはこれらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。記憶部12は、例えば、不揮発性メモリを用いることができる。
制御部13は、例えば、取得部130と、メッセージ生成部131と、特定部132と、ログ生成部133を備える。
取得部130は、各種の情報を取得する。例えば、取得部130は、後述するメッセージ生成部131によって生成されたメッセージに関する情報を取得し、取得した情報を記憶部12に記憶させる。メッセージに関する情報が記憶部12に書き込まれることで、このメッセージに関する情報を配信情報120として用いることが可能となる。また、取得部130は、通信事業者サーバ30から受信したWebhook情報を取得し、取得したWebhook情報を記憶部12に記憶させる。Webhook情報が記憶部12に書き込まれることで、このWebhook情報を応答情報121として用いることが可能となる。
メッセージ生成部131は、通信端末40に送信するメッセージを生成する。メッセージ生成部131は、RCSで利用可能なメッセージ、例えば、リッチカード、及びチップリストなどを生成する。メッセージ生成部131は、例えば、メッセージで利用することができるコンテンツ、例えばカルーセルCに、ポストバックデータを対応づけたメッセージを生成する。メッセージ生成部131は、ポストバックデータに、メッセージを識別する識別情報が含まれるようにしてメッセージを生成する。
特定部132は、メッセージに対する応答がなされた場合に、何れのメッセージに対して応答がなされたかを、Webhook情報に含まれる識別情報に基づいて特定する。
例えば、自動車保険に関するメッセージをユーザの通信端末40に送信する場合を考える。ユーザが複数台の自動車を保有しており、それぞれの自動車に自動車保険に加入させている場合、それぞれの自動車保険に関するメッセージが通知される。このため、ユーザの通信端末40は、同様な内容が示された複数のメッセージを受信する。ユーザが、通信端末40を操作して何れかのメッセージに対してボタンを押下した場合、その操作に対応してWebhook情報が通知される。ここで通知されるWebhook情報には、ユーザの通信端末40の電話番号が含まれていることからユーザがメッセージに反応したことが判る。しかし、Webhook情報には反応がなされたメッセージとは異なるメッセージIDが付与されているため、複数あるうちの何れのメッセージに反応したかが特定できないケースが発生し得る。
また、例えば、請求に関するメッセージを、毎月、ユーザの通信端末40に送信する場合を考える。月ごとの請求に関するメッセージはフォーマットが統一されており、同じシナリオに沿って、例えば、「確認する」ボタンが付与されたメッセージが作成される。このような請求に関するメッセージについて、例えば、10月分と11月分のそれぞれが作成され、順次、ユーザの通信端末40に送信される。10月分と11月分のメッセージが通信端末40に受信された後、ユーザによってメッセージにある「確認する」ボタンが操作された場合、その操作に対応してWebhook情報が通知される。この場合においてもWebhook情報にある電話番号やメッセージIDからは10月分と11月分の何れのメッセージにある「確認する」ボタンが操作されたのかを特定することができない。
これらように、同一の通信端末40に対して、複数のメッセージを送信した場合においても、複数あるメッセージのうちの何れのメッセージに反応したかが特定できることが望ましい。
この対策として、本実施形態の情報処理システム1では、ボタンに対応づけられているポストバックデータに、何れのメッセージであるのかが特定可能な情報を設定する。すなわち、ボタンが操作され、ユーザの通信端末40から反応(アクション)があった場合に通知されるWebhook情報に、何れのメッセージであるのかが特定可能な情報が設定されたポストバックデータが含まれるようにする。これにより、ユーザの通信端末40からのアクションがあった場合に、何れのメッセージに対する反応であるかを特定することが可能となる。
ログ生成部133は、ログを生成する。ログは、送信したメッセージと、そのメッセージに対するステータス情報や応答に関する情報であって、例えば、送信したメッセージと、当該メッセージに対して得られた応答内容、応答に対応する操作が行われた日時などを示す情報である。
ログ生成部133は、出力先に応じたログを生成する。例えば、依頼者に通知するログを生成する場合、ログ生成部133は、識別情報を含まないログを生成する。上述したような、ユーザが保有する複数の自動車のそれぞれの保険契約に関するメッセージ、或いは、月ごとに送信する請求に関するメッセージなど、同一の電話番号宛てに同じ内容を示す複数のメッセージを、所定期間が経過した後に順次配信するように依頼された場合、何れのメッセージに対してユーザから反応が得られたかを識別可能な情報をログに含めると煩雑となり判りにくくなってしまう可能性が高い。このため、ログ生成部133は、出力先に応じて、識別情報を含まないログを生成する。
図4は、実施形態に係る配信情報120の例を示す図である。配信情報120は、シナリオごとに生成される。
配信情報120は、例えば、シナリオID、及び複数のメッセージ(メッセージ1、メッセージ2、メッセージ3、…)のそれぞれに対応する情報を含む。シナリオIDは、シナリオを特定する情報である。メッセージにはシーンIDに対応する情報、及び、メッセージの種別に応じた情報が含まれる。シーンIDは、シナリオにおいて複数のメッセージを通知する場合における、何れのメッセージ、つまりシナリオにおける何通目のメッセージであるかを識別する情報である。
この図では、図2に示すシナリオに対応する配信情報120の例が示されており、メッセージ1がテキストM、メッセージ2がカルーセルCに対応している。
メッセージ1には、シーンID及びテキストデータがある。テキストデータは、テキストで通知されるメッセージの内容を示すテキストデータである。
メッセージ2には、シーンID、及び、リッチカードに対応づけられたポストバックデータがある。ポストバックデータは、カルーセルCに含まれるリッチカードに設定するポストバックデータである。
本実施形態では、このポストバックデータに、シナリオID、シーンID、ユニークID、任意の文字列を設定する。ユニークIDは、メッセージを一意に特定する情報である。任意の文字列は、任意に設定されてよいが、例えば、コンテンツを説明する文字列である。なお、ここでは、ポストバックデータに、シナリオID、シーンID、ユニークID、任意の文字列を設定する場合を例示したが、これに限定されない。ポストバックデータには、少なくとも、メッセージが特定可能な識別情報が設定されればよく、シナリオID、シーンID、ユニークID、任意の文字列の一部、又はこれらの組合せ等に対応する情報が設定されてもよい。
図5は、実施形態に係る応答情報121の例を示す図である。応答情報121は、通信端末40に送信したメッセージに対して得られた反応ごとに生成される。
応答情報121は、例えば、電話番号、タイムスタンプ、及びポストバックデータのそれぞれの項目に対応する情報を含む。応答情報121におけるこれらの情報、つまり、電話番号、タイムスタンプ、及びポストバックデータのそれぞれの項目に対応する情報は、Webhook情報に含まれる。
電話番号は、ボタンの操作が行われた通信装置の電話番号である。タイムスタンプは、ボタンの操作が行われた時刻を示す情報である。ポストバックデータは、操作が行われたボタンに対応づけられているポストバックデータである。
情報処理システム1が行う処理について、図6を用いて説明する。図6は、実施形態に係る情報処理システム1が行う処理の流れを示すシーケンス図である。
配信サーバ10は、配信リクエストを通信事業者サーバ30に送信する(ステップS1)。配信サーバ10は、メッセージのコンテンツにポストバックデータを設定したメッセージを生成し、生成したメッセージを通信端末40に配信するように通信事業者サーバ30に要求(リクエスト)をする。
通信事業者サーバ30は、配信サーバ10から配信リクエストを受信すると、配信レスポンスを配信サーバ10に送信する(ステップS11)。通信事業者サーバ30は、受信した配信リクエストに示された配信の対象であるメッセージにID(メッセージID_1)を付与し、付与した(メッセージID_1)を配信サーバ10に送信することにより、配信リクエストに対する応答(レスポンス)をする。
通信事業者サーバ30は、配信リクエストに応じて、通信端末40にメッセージを送信する(ステップS12)。通信事業者サーバ30は、ステップS11で付与した(メッセージID_1)に対応するメッセージを通信端末40に送信する。
通信事業者サーバ30は、通信端末40にメッセージを送信すると、配信サーバ10にステータスを通知する(ステップS13)。通信事業者サーバ30は、ステップS11で付与した(メッセージID_1)、及びメッセージが送信されたことを示すステータス(SENT)を送信することにより、配信サーバ10にステータスを通知する。
通信端末40は、メッセージを受信すると、受信ステータス(メッセージを受信したことを通信事業者サーバ30に通知する制御情報)を送信する(ステップS14)。
通信事業者サーバ30は、通信端末40から受信ステータスを受信すると、配信サーバ10にステータスを通知する(ステップS15)。通信事業者サーバ30は、ステップS11で付与した(メッセージID_1)、及びメッセージが受信されたことを示すステータス(DELIVERED)を送信することにより、配信サーバ10にステータスを通知する。
なお、通信端末40によって、メッセージに対する既読の操作(メッセージの表示)が行われた場合、通信事業者サーバ30を介して、メッセージID_1、及びメッセージが表示されたことを示すステータス(DISPLAYED)が配信サーバ10に通知される。
通信端末40は、メッセージに対する応答の操作が行われると、応答の操作が行われた旨を示す制御情報を通信事業者サーバ30に送信する(ステップS16)。
通信事業者サーバ30は、通信端末40から応答の操作が行われた旨を示す制御情報を受信すると、配信サーバ10にWebhook情報を通知することにより、メッセージのステータスを通知する(ステップS17)。Webhook情報にはメッセージID_2が付与されているが、このメッセージID_2はメッセージID_1とは紐づけられていない。通信事業者サーバ30は、メッセージID_2、及びメッセージに対する応答がなされたことを示すステータスを送信することにより、配信サーバ10にステータスを通知する。ここで通知されるステータスが(Webhook情報)に相当する。ここで通知されるステータスには、応答内容、応答の操作が行われた日時、応答の操作が行われた通信端末40の電話番号、及び応答の操作がなされたコンテンツに設定されているポストバックデータが含まれる。
以上説明したように、実施形態の配信サーバ10は、通信事業者を介して、RCSを用いたメッセージを、通信端末40に送信する情報処理システムである。情報処理システム1は、メッセージ生成部131と、取得部130と、特定部132と、ログ生成部133を備える。メッセージ生成部131は、メッセージに含まれるボタンB(コンテンツの一例)に、識別情報を含むポストバックデータを対応づけたメッセージを生成する。識別子は、メッセージを識別する識別情報であり、例えば、シナリオID、シーンID、ユニークID、任意の文字列である。取得部130は、Webhook情報を取得する。Webhook情報は、送信されたメッセージにおけるボタンBが操作された場合に通信事業者サーバ30から通知される情報である。Webhook情報には、ボタンBに対応づけられているポストバックデータが含まれる。特定部132は、Webhook情報に含まれる識別情報を用いて、操作されたコンテンツに対応するメッセージを特定する。ログ生成部133は、Webhook情報を用いて、出力先に応じて、識別情報を含まないログを生成する。これにより、実施形態の配信サーバ10は、Webhook情報に基づいて応答がなされたメッセージを特定することができ、Webhook情報を用いて生成したログが煩雑にならないようにすることができる。
本実施形態の配信サーバ10では、メッセージ生成部131は、メッセージに含まれるコンテンツに、シナリオID、及びシーンIDを含むポストバックデータを対応づけたメッセージを生成する。これにより実施形態の配信サーバ10では、コンテンツに対する操作が行われた場合にシナリオID及びシーンIDを含むWebhook情報を取得することができ、取得したWebhook情報に基づいてメッセージを特定することが可能となる。
少なくともポストバックデータとしてユニークIDが設定されていれば、Webhook情報に含まれるユニークIDを用いて配信情報120を参照することによりメッセージを特定することは可能である。しかしながら、配信情報120を参照するステップを含む処理を行わなくてはならない。特に、情報処理システム1で利用される多数のシナリオが配信情報120に記憶されている場合には、配信情報120を参照して1つのメッセージを特定する処理負荷が大きくなる。これに対し、ポストバックデータにシナリオID、及びシーンIDを含めるように構成することによって、配信情報120を参照しなくともメッセージを特定することができ、処理負荷を増大させることなくメッセージを特定することが可能となる。
上述した実施形態における情報処理システム1及び配信サーバ10の全部又は一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…情報処理システム、10…配信サーバ、20…企業サーバ、30…通信事業者サーバ、40…通信端末40、11…通信部、12…記憶部、120…配信情報、121…応答情報121(Webhook情報)、13…制御部、130…取得部、131…メッセージ生成部、132…特定部、133…ログ生成部133

Claims (3)

  1. 通信事業者のサーバを介して、RCS(Rich Communication Services)を用いたメッセージを通信端末に送信する配信サーバであって、
    前記メッセージに含まれるコンテンツに、前記メッセージを識別する識別情報を含むポストバックデータを対応づけた前記メッセージを生成するメッセージ生成部と、
    前記コンテンツが操作された場合に前記通信事業者のサーバから通知されるWebhook情報であって、前記ポストバックデータを含むWebhook情報を取得する取得部と、
    前記Webhook情報に含まれる前記識別情報を用いて、前記操作されたコンテンツに対応する前記メッセージを特定する特定部と、
    を備え、
    前記メッセージは、シナリオに応じて送信されるものであり、
    前記メッセージ生成部は、前記メッセージに含まれるコンテンツに、前記シナリオを識別するシナリオID、及び前記シナリオにおける何れの場面で送信されるメッセージであるかを識別するシーンIDを含むポストバックデータを対応づけた前記メッセージを生成する、
    配信サーバ。
  2. 通信事業者を介して、RCS(Rich Communication Services)を用いたメッセージを通信端末に送信する配信サーバであるコンピュータが行う配信方法であって、
    メッセージ生成部が、前記メッセージに含まれるコンテンツに、前記メッセージを識別する識別情報を含むポストバックデータを対応づけた前記メッセージを生成し、
    取得部が、前記コンテンツが操作された場合に前記通信事業者から通知されるWebhook情報であって、前記ポストバックデータを含むWebhook情報を取得し、
    特定部が、前記Webhook情報に含まれる前記識別情報を用いて、前記操作されたコンテンツに対応する前記メッセージを特定し、
    前記メッセージは、シナリオに応じて送信されるものであり、
    前記メッセージを生成することは、前記メッセージに含まれるコンテンツに、前記シナリオを識別するシナリオID、及び前記シナリオにおける何れの場面で送信されるメッセージであるかを識別するシーンIDを含むポストバックデータを対応づけた前記メッセージを生成することを含む
    配信方法。
  3. コンピュータを、請求項1に記載の配信サーバとして動作させるためのプログラムであって、前記コンピュータを前記配信サーバが備える各部として機能させるためのプログラム。
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