JP7299393B2 - 火災受信機 - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態に係るガス系消火設備1について、図面を参照して説明する。
1-1.構成
図1は、ガス系消火設備1の構成の一例を示す図である。同図に示すガス系消火設備1は、建物Bに設置されている。この建物Bは、それぞれ異なる防護区画である部屋R1~R3と、監視室R4と、シリンダ室R5とを備える。これらの部屋のうち、防護区画である部屋R1~R3の各々の内部には、火災感知器2、噴射ヘッド3、ベル4及びストロボ5が設置されている。また、部屋R1~R3の各々の外部には、手動放出スイッチ6、緊急停止スイッチ7、放出表示灯8及びガス消火制御装置9が設置されている。監視室R4には、火災受信機10が設置されている。シリンダ室R5には、消火ガス貯蔵容器11、選択弁12、起動用ガス容器13及び中継器14が設置されている。以下、ガス系消火設備1の各構成要素について説明する。
制御部101のメモリ1012は、上記の制御プログラムPに加えて、連動制御テーブルTBL1と防護区画設定テーブルTBL2を記憶する。
プロセッサ1011は、上記の制御プログラムPを実行することで、受信部105、動作モード判定部106、処理特定部107及び処理実行部108の各機能を実現する。以下、各機能について説明する。
以上が、受信部105についての説明である。
この処理実行部108は、連動して制御すべき処理を実行する際、防護区画設定テーブルTBL2を参照して、防護区画単位で連動する機器を特定する。
次に、ガス系消火設備1の動作について説明する。具体的には、火災受信機10の受信部105が実行する受信動作と、ガス系消火設備1で行われる消火動作について説明する。
図6は、火災受信機10の受信部105が実行する受信動作を示すフローチャートである。
同図に示す受信動作において受信部105は、まず、建物Bに設置されている火災感知器2とガス消火制御装置9により形成されるグループの番号を示す変数gを「0」に設定する(ステップSa1)。次に、設定されているグループ番号が示すグループに対して通常ポイントポーリングを実行する(ステップSa2)。この通常システムポーリングの特別応答タイミングで応答が行われると(ステップSa3のYES)、受信部105は、当該応答を行ったガス消火制御装置9に対して状態確認セレクティングを行い、当該装置から信号を収集する(ステップSa4)。そして、ステップSa5に進む。一方、特別応答タイミングで応答が行われなかった場合には(ステップSa3のNO)、ステップSa4を実行せずにステップSa5に進む。
以上が、火災受信機10の受信部105が実行する受信動作についての説明である。
次に、ガス系消火設備1で行われる消火動作について説明する。具体的には、動作モードが自動モードに設定されている防護区画に対する消火動作について説明する。また、動作モードが手動モードに設定されている防護区画に対する消火動作について説明する。
図7及び図8は、動作モードが自動モードに設定されている防護区画に対する消火動作の一例を示すシーケンス図である。
動作モードが自動モードに設定されている防護区画(以下、本動作の説明において「防護区画P1」という。)において火災が発生し、発生した火災が、防護区画P1に設置されている火災感知器2により感知されると、当該火災感知器2は火災受信機10に対して作動信号を出力する。この作動信号が入力された火災受信機10の制御部101は(ステップSb1)、火災受信機10の火災灯1021を点灯させるとともに、ブザー103を鳴動させる(ステップSb2)。その結果、監視室R4に滞在する監視員は、防護区画P1において火災が感知されたことを知ることができる。
以上が、動作モードが自動モードに設定されている防護区画に対する消火動作についての説明である。
図9は、動作モードが手動モードに設定されている防護区画に対する消火動作の一例を示すシーケンス図である。
動作モードが手動モードに設定されている防護区画(以下、本動作の説明において「防護区画P2」という。)において火災が発生し、この火災に気づいた者が、防護区画P2に設置されている手動放出スイッチ6を操作すると、当該手動放出スイッチ6は起動信号を出力する(ステップSc1)。この起動信号は、防護区画P2に設置されているガス消火制御装置9の入出力制御部94により中継されて、火災受信機10に入力される(ステップSc2)。この起動信号が入力された火災受信機10の制御部101は、火災受信機10の火災灯1021を点灯させるとともに、ブザー103を連続鳴動させる(ステップSc3)。
以上が、動作モードが手動モードに設定されている防護区画に対する消火動作についての説明である。
上記の実施形態は以下のように変形してもよい。以下に記載する変形例は互いに組み合
わせてもよい。
防護区画に設置する音響装置として、ベル4に代えてホーンを採用してもよい。
上記の建物Bでは、1つの防護区画につき、1台のガス消火制御装置9が設置されている。しかし、出入口を2カ所有する防護区画については、2台のガス消火制御装置9を設置してもよい。その場合、火災受信機10の防護区画設定テーブルTBL2には、その防護区画のIDに対応付けて、2台のガス消火制御装置9のアドレスが格納されることになる。また、2台のガス消火制御装置9のアドレスの各々について動作モードが対応付けられることになる。すなわち、その防護区画のIDに2つの動作モードが対応付けられることになる。これら2つの動作モードが共通する場合には、その防護区画の動作モードを一意に判定することができる。しかし、これら2つの動作モードが相違する場合には、その防護区画が自動モードであるのか手動モードであるのかを判定することができない。その結果、火災受信機10による消火動作が停止してしまう。そこで、そのような事態を回避するために、火災受信機10の動作モード判定部106は、防護区画に対応付けられている2つの動作モードが相違する場合に、一律に手動モードと判定するようにしてもよい。
上記の手動モード時に実行される消火動作において、カウントダウンの開始後に、防護区画P2に滞在する者が非火災を確認し、防護区画P2に設置されている緊急停止スイッチ7を操作した場合に、当該緊急停止スイッチ7は停止信号を出力してもよい。この停止信号は、防護区画P2に設置されているガス消火制御装置9の入出力制御部94により中継されて、火災受信機10に入力される。この停止信号が入力された火災受信機10の制御部101は、カウントダウンを停止する。加えて、防護区画P2に設置されているガス消火制御装置9においてカウントダウン表示器922に表示されているカウントダウンを停止させるとともに、緊急停止灯9217を点灯させるために、当該ガス消火制御装置9に対して起動信号を出力する。この起動信号を受けて、ガス消火制御装置9の入出力制御部94は、表示部92を制御する。表示部92のうち、カウントダウン表示器922はカウントダウンを停止し、緊急停止灯9217は点灯する。
火災感知器2に代えてアナログ式火災感知器を使用してもよい。その場合、火災感知器2に代えて火災受信機10が火災の発生を判定する。具体的には、火災受信機10は、アナログ式火災感知器から定期的に感知器信号としてアナログ値(例えば、煙濃度を示す値)を受信し、受信したアナログ値を所定の閾値と比較し、受信したアナログ値が所定の閾値を超えたときに火災が発生したと判定する。
Claims (2)
- 防護区画に設置された端末装置から信号を受信し、当該信号に応じた処理を実行する火災受信機であって、
前記端末装置は、
前記防護区画に設置され、感知器信号を出力する火災感知器と、
前記防護区画に設置された噴射ヘッドから消火ガスを放出することを指示するための手動放出スイッチであって、利用者により操作されると起動信号を出力する手動放出スイッチと、
を含み、
前記火災受信機は、
前記感知器信号又は前記起動信号を受信後に、カウントダウンを開始し、
前記カウントダウンが終了すると、前記噴射ヘッドから消火ガスを放出させ、
前記起動信号を前記防護区画に設置された第1のガス消火制御装置を介して受信し、
前記第1のガス消火制御装置に対応づけて動作モードを記憶する記憶部を備え、
前記記憶部に記憶される動作モードが自動モードである場合には、前記感知器信号又は前記起動信号を受信すると、前記カウントダウンを開始し、前記記憶部に記憶される動作モードが手動モードである場合には、前記起動信号を受信したときのみ、前記カウントダウンを開始し、
前記記憶部において、前記第1のガス消火制御装置と同じ防護区画に設置された第2のガス消火制御装置と対応づけて、前記第1のガス消火制御装置と異なる動作モードが記憶されている場合に、前記起動信号を受信したときのみ、前記カウントダウンを開始するようにする
ことを特徴とする火災受信機。 - 前記端末装置は、
前記噴射ヘッドからの消火ガスの放出を緊急停止するための緊急停止スイッチであって、利用者により操作されると停止信号を出力する緊急停止スイッチを含み、
前記火災受信機は、
複数の前記端末装置に対してポーリングを行って信号を受信し、
前記停止信号を前記第1のガス消火制御装置を介して受信し、
前記カウントダウンの終了前に前記停止信号を受信すると、前記カウントダウンを停止し、
前記感知器信号又は前記起動信号に応じた処理よりも、前記停止信号に応じた処理を優先して実行する
請求項1に記載の火災受信機。
Priority Applications (1)
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Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021009666A Division JP2021077392A (ja) | 2021-01-25 | 2021-01-25 | 火災受信機 |
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Family Applications (1)
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Family Cites Families (3)
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-
2022
- 2022-08-23 JP JP2022132665A patent/JP7299393B2/ja active Active
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