JP6362184B2 - 火災報知設備の感知器試験システム - Google Patents
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Description
また、本発明は、火災感知器から送信された固有の感知器識別情報(感知器アドレス)を含む火災検出信号を受信機で受信して火災警報を出力する火災報知設備の感知器試験システムに於いて、
火災感知器に設けられ、読み取り可能にタグ識別情報(タグID)を記憶したタグ手段と、
火災感知器の試験治具に配置され、タグ手段のタグ識別情報を読み取ってタグ読取信号を外部へ送信すると共に、外部から受信した試験判定信号に基づく判定結果を報知する感知器試験端末手段と、
受信機で火災検出信号を受信した場合に、当該火災検出信号に含まれる感知器識別情報を含む感知器識別信号を外部に移報出力する移報手段と、
感知器識別信号とタグ読取信号とに基づき試験結果を判定し、判定結果を感知器試験端末手段に送信して報知させる感知器試験判定手段と、
を備え、
受信機は、操作部による感知器試験モードの設定操作を検出した場合に、所定の火災警報動作を禁止する感知器試験モードを設定し、
感知器試験判定手段は、タグ読取信号を受信することなく感知器識別信号のみを受信して火災を判定した場合、試験モード解除信号を受信機に出力して感知器試験モードを解除させる。
感知器試験判定手段を、受信機の機能として設ける。
火災感知器は前記受信機から引き出された伝送路に接続される。
受信機から引き出された伝送路に無線中継器を接続し、火災感知器は火災検出信号を無線中継器へ無線送信し、無線中継器は火災感知器から受信した火災検出信号を、伝送路を介して受信機に送信する。
感知器試験判定手段は、判定結果を無線送信する。
本発明による火災報知設備の感知器試験システムによれば、火災感知器の動作試験を試験治具により行う場合に、試験治具側の感知器試験端末手段により、火災感知器に設けたタグ手段のタグ識別情報を読み取ってタグ読取信号を受信機側に配置した感知器試験判定手段に送信し、受信機の移報手段により火災検出信号を受信した場合に感知器識別信号を感知器試験判定手段に移報出力し、感知器試験判定手段は、感知器識別信号とこれに対応するタグ読取信号との両方を受信した場合は試験した火災感知器の正常を判定し、感知器識別信号を受信することなくタグ読取信号のみを受信した場合は試験した火災感知器の異常を判定し、更に、タグ読取信号を受信することなく感知器識別信号のみを受信した場合は火災を判定し、各判定結果を感知器試験端末手段に送信して報知させるようにしたため、係員1名により試験治具を用いた試験作業を可能にすると共に、試験作業中に火災が起きた場合は、感知器試験判定手段でタグ読取信号を受信することなく感知器識別信号のみを受信することで実火災を判定して係員側に通知し、係員1名による試験作業であっても、感知器試験中に起きた火災を確実に知って迅速且つ適切に対処可能とする。
また、感知器試験作業に伴い受信機に地区音響停止等の所定の火災警報動作を禁止する感知器試験モードを設定した場合、感知器試験判定手段でタグ読取信号を受信することなく感知器識別信号のみを受信して火災を判定した場合に、試験モード解除信号を受信機に出力して感知器試験モードを解除させるようにしたため、感知器試験を行っている係員に実火災が通知された場合、受信機に戻って行う操作を必要とすることなく、受信機の感知器試験モードが自動的に解除され、通常監視中の場合と同様に、実火災に基づく火災検出信号の受信により火災警報を出力することができ、感知器試験中に起きた火災に対し迅速且つ適切な対処可能とする。
図1は本発明による火災報知設備の感知器試験システムの概略を示した説明図である。図1に示すように、建物の管理人室などに設置した受信機10からは建物内の警戒区域に向けて伝送路12が引き出されており、警戒区域内の所定の感知区域ごとに設置した火災感知器14を伝送路12に接続している。
(1) 所定時間内に感知器識別信号とこれに対応するタグ読取信号との両方を受信した場合は試験した火災感知器の正常を判定し、正常判定信号を送信する。
(2) 所定時間内に感知器識別信号を受信することなくタグ読取信号のみを受信した場合は試験した火災感知器の異常を判定し、異常判定信号を送信する。
(3) 所定時間内にタグ読取信号を受信することなく感知器識別信号のみを受信した場合は火災を判定し、火災判定信号を送信する。
図2は図1における感知器側の試験治具及び感知器試験端末装置の実施形態を示した説明図である。
図3は、図1における受信機及び感知器試験判定装置の実施形態を示した回路ブロック図である。
図3に示すように、感知器試験判定装置26は、判定制御部52、アンテナ56を接続した通信部54、及び受信機10と接続する移報通信部58を備える。判定制御部52は、例えばプログラムの実行により実現される機能あり、ハードウェアとしては、CPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路等を使用する。電源は受信機10から受けても良いし、電池電源を内蔵しても良い。
火災報知設備において火災感知器14の動作試験を行う場合、係員は受信機10の感知器試験モード設定スイッチを操作して受信機10に主音響及び地区音響を禁止する感知器試験モードを設定する。
図5は無線火災感知器を用いた火災報知設備の感知器試験システムの概略を示した説明図である。
(感知器試験端末装置)
上記の実施形態にあっては、試験治具に対し感知器試験端末装置を外部装置として設けているが、試験治具(タグリーダ)との通信が可能である機能を有していれば、スマートフォン、PDAなど携帯端末であっても良い。
上記の実施形態にあっては、受信機に対し感知器試験判定装置を外部装置として設けているが、感知器試験判定装置の機能を受信機に内蔵しても良い。
受信機側に設置した感知器試験判定装置と、試験治具に装着した感知器試験端末装置との間の通信距離は、試験する火災感知器の設置場所により様々であり、両者間で電波が届かない場合も想定され、その場合には、必要に応じて中継装置を間に設置して中継通信を行うようにする。このために使用する中継装置は、固定設置したものでもよいし、感知器試験の際に一時的に設置して使用する携帯型のものでも良い。
また、本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12:伝送路
14:火災感知器
16:試験治具
18:タグ
20:タグリーダ
22:係員
24:感知器試験端末装置
26:感知器試験判定装置
30:制御部
32:タグ通信部
34,54:通信部
38,46:報知部
40,48:操作部
42:受信制御部
44:伝送回路部
50,58:移報通信部
52:判定制御部
60:無線火災感知器
62:無線中継器
Claims (5)
- 火災感知器から送信された固有の感知器識別情報を含む火災検出信号を受信機で受信して火災警報を出力する火災報知設備の感知器試験システムに於いて、
前記火災感知器に設けられ、読み取り可能にタグ識別情報を記憶したタグ手段と、
前記火災感知器の試験治具に配置され、前記タグ手段のタグ識別情報を読み取ってタグ読取信号を外部へ送信すると共に、外部から受信した試験判定信号に基づく判定結果を報知する感知器試験端末手段と、
前記受信機で火災検出信号を受信した場合に、当該火災検出信号に含まれる感知器識別情報を含む感知器識別信号を外部に移報出力する移報手段と、
前記感知器識別信号と前記タグ読取信号とに基づき試験結果を判定し、判定結果を前記感知器試験端末手段に送信して報知させる感知器試験判定手段と、
を備え、
前記受信機は、操作部による感知器試験モードの設定操作を検出した場合に、所定の火災警報動作を禁止する感知器試験モードを設定し、
前記感知器試験判定手段は、前記タグ読取信号を受信することなく前記感知器識別信号のみを受信して火災を判定した場合、試験モード解除信号を前記受信機に出力して前記感知器試験モードを解除させることを特徴とする火災報知設備の感知器試験システム。
- 請求項1記載の火災報知設備の感知器試験システムに於いて、前記感知器試験判定手段を、前記受信機の機能として設けたことを特徴とする火災報知設備の感知器試験システム。
- 請求項1記載の火災報知設備の感知器試験システムに於いて、前記火災感知器は前記受信機から引き出された伝送路に接続されたことを特徴とする火災報知設備の感知器試験システム。
- 請求項1記載の火災報知設備の感知器試験システムに於いて、
前記受信機から引き出された伝送路に無線中継器を接続し、前記火災感知器は火災検出信号を前記無線中継器へ無線送信し、前記無線中継器は前記火災感知器から受信した火災検出信号を、前記伝送路を介して前記受信機に送信することを特徴とする火災報知設備の感知器試験システム。
- 請求項1記載の火災報知設備の感知器試験システムに於いて、
前記感知器試験端末手段は、前記タグ読取信号を無線送信し、
前記感知器試験判定手段は、前記判定結果を無線送信することを特徴とする火災報知設備の感知器試験システム。
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