JP7299351B2 - 眼内レンズを挿入するためのインジェクタアセンブリ - Google Patents

Description

本発明は、眼内レンズを眼の水晶体嚢内に挿入するためのインジェクタアセンブリに関する。

眼の白内障治療では、通常、眼の角膜に小さい切開創のみが形成され、前記切開創は、その切開創から眼内にカニューレを挿入することができるだけの大きさである。切開創が角膜に形成された後、眼の水晶体は、超音波乳化吸引術によって破壊されて、眼の水晶体嚢から吸い出される。その後、眼内レンズが眼内に挿入される。そうするなかで、眼内レンズは、折り畳まれて、インジェクタのカニューレ内に納まるようになっている。カニューレは、切開創から水晶体嚢内に挿入され、折り畳まれた眼内レンズがインジェクタによってカニューレを通して水晶体嚢内に押し込まれ、その中で眼内レンズが開き、そのようにして元の水晶体の代わりとなる。

インジェクタのプランジャは、治療を行う医師によって手で押され得るか、又は医師は、それによってプランジャが移動されるモータ付き駆動ユニットを使用することができる。従来の駆動ユニットが複雑又は不適切な方法でのみ滅菌できることは、欠点である。これは、駆動ユニットが一度のみ使用され得、その後、廃棄されなければならないことを意味する。

したがって、本発明の目的は、インジェクタ及び駆動ユニットを有するインジェクタアセンブリであって、駆動ユニットを容易に滅菌することができるインジェクタアセンブリを提供することである。

本発明によるインジェクタアセンブリは、プランジャ及びカニューレを有し、且つプランジャの並進運動によってカニューレを通して眼内レンズを移動させるように構成されるインジェクタと、磁気カップリングと、磁気カップリングの第一のカップリング半体、第一のカップリング半体を第一の回転運動に駆動するように構成されるモータ及びハウジングであって、その中において、第一のカップリング半体及びモータは、包囲され、及びハウジングは、円形の断面を有するチャネルを画定する環状ハウジング部分を有する、ハウジングを有する駆動ユニットとを有し、インジェクタは、磁気カップリングの第二のカップリング半体を有し、及びインジェクタと第二のカップリング半体とは、チャネル内に配置され、第一のカップリング半体は、環状ハウジング部分の周囲に配置され、及びしたがって環状ハウジング部分の周囲で第一の回転運動を行い、且つしたがって環状ハウジング部分を貫通する磁気カップリングの磁場によって第二のカップリング半体を第二の回転運動に駆動するように構成され、インジェクタは、第二の回転運動をプランジャの並進運動に変換するように構成される。

磁気カップリング及び環状ハウジング部分を貫通するその磁場を提供することにより、ハウジングを包囲された状態にすることができる。ハウジングが包囲された状態の駆動ユニットは、例えば、駆動ユニットをオートクレーブ内で高温及び高圧にさらすことによって容易に滅菌することができる。駆動ユニットは、そのようにして容易に滅菌することができるため、駆動ユニットは、治療が終わるたびに廃棄する必要がなく、代わりにさらなる白内障治療に再使用することができる。インジェクタは、チャネル内に配置されるため、有利には、それは、インジェクタの長さ方向軸に対して半径方向に滑らないように固定される。駆動ユニットにモータを設けることにより、第二のカップリング半体を特に均一な速度で回転させることが可能であり、その結果、プランジャの並進運動は、特に均一な速度で発生する。それにより、眼内レンズは、カニューレ内において特に均一な速度で移動し、その結果、眼内レンズがくっつくこと及び滑ること並びに場合によりそれに伴う眼内レンズへの損傷がより起こりにくくなる。

駆動ユニットは、再使用可能コンポーネントであり、及びインジェクタは、使い捨てコンポーネントを有することが好ましい。ここで、インジェクタ全体が使い捨てコンポーネントであり得る。代替的に、第二のカップリング半体は、同様に滅菌可能な再使用可能コンポーネントであり、及びインジェクタの残りの部分は、使い捨てコンポーネントであることも考えられる。

第一のカップリング半体は、好ましくは、環状ハウジング部分上においてスライド式に取り付けられる。これは、有利には、単純で低コストな取付形態である。加えて、環状ハウジング部分は、第一に、ハウジングの一部を形成し、したがって第一のカップリング半体を包囲することを促進し、したがって駆動ユニットを滅菌可能とすることと、第二に、第一のカップリング半体のためのベアリングの役割を担うこととにより、２つの機能を果たす。第一のカップリング半体を環状ハウジング部分上においてスライド式に支持するために、第一のカップリング半体は、非磁性スライドリングを有することができ、これは、環状ハウジング部分上においてスライドするように構成される。非磁性スライドリングの代替として、第一のカップリング半体が複数の非磁性スライドリング部分を有することが考えられ、これらは、円周方向に相互に離間され、且つ環状ハウジング部分上においてスライドするように構成される。

代替的に、非磁性ボールボアリングを提供することが考えられ、それにより第一のカップリング半体が環状ハウジング部分上に取り付けられる。

本発明によれば、第一のカップリング半体は、少なくとも１つの永久磁石を有し、及び第二のカップリング半体は、軟磁性材料を有する。第二のカップリング半体は、軟磁性材料で構成されることが好ましい。永久磁石は、軟磁性材料を磁化し、したがって第二のカップリング半体を第二の回転運動に駆動することができる。軟磁性材料は、永久磁石が第二のカップリング半体内に提供された場合より安価である。

第一のカップリング半体は、好ましくは、環状永久磁石ホルダと、永久磁石ホルダの円周方向に相互に距離をおいて永久磁石ホルダに固定される複数の永久磁石とを有する。ここで、永久磁石は、永久磁石ホルダの円周全体に沿って均等に配置されることが特に好ましい。

第二のカップリングは、リングと、リングから、リングに対して半径方向に外側に突出する複数の突起とを有することが好ましく、突起の各々は、永久磁石の正確に１つに割り当てられる。その結果、突起の各々において磁気分極が生成される。各突起内の磁気分極は、第一のカップリング半体と第二のカップリング半体との間の連結が比較的強力になることにつながり、その結果、第二のカップリング半体を駆動するための比較的大きい力が第一のカップリング半体から第二のカップリング半体に伝わることが可能となり、第二のカップリング半体が予期せず第一のカップリング半体を行き過ぎることがない。

永久磁石は、好ましくは、永久磁石ホルダに対して半径方向に分極される。それにより、特に強い磁場が突起にかかり、その結果、第一のカップリング半体と第二のカップリング半体との間の連結が特に強くなる。

永久磁石は、好ましくは、それぞれの場合において、リングの円周に沿って反対方向に相互に交互に分極される。２つの隣接する永久磁石の磁力線は、したがって、相互に強化し合い、その結果、第一のカップリング半体と第二のカップリング半体との間の連結が非常に特に強くなる。

永久磁石は、永久磁石ホルダに対して半径方向に内向きの凹面をそれぞれ有することが好ましく、前記面は、環状ハウジング部分上においてスライドするように構成され、それにより、第一のカップリング半体は、環状ハウジング部分上においてスライド式に取り付けられる。環状ハウジング部分上においてスライドするのは、永久磁石であり、永久磁石ホルダは、スライドしないため、第一の回転運動中の摩擦抵抗は、比較的小さい。第一のカップリング半体は、非磁性コーティングを有することが考えられ、これは、凹面に塗布される。これによって実現される効果は、永久磁石が環状ハウジング部分上において直接スライドしないことである。代替的に、永久磁石は、永久磁石粒子及び永久磁石粒子がその中に導入されたプラスチック母材から形成されることが考えられる。

駆動ユニットは、好ましくは、インジェクタを、それが回転しないように固定するように構成される固定手段を有する。これにより、インジェクタが第二の回転運動中に回転することを防止し得る。特に好ましくは、固定手段は、インジェクタを、インジェクタの第二のカップリング半体が作用する他の部分以外のインジェクタの部分において固定する。

以下では、添付の概略的図面を参照しながら本発明をより詳細に説明する。

本発明によるインジェクタアセンブリの好ましい実施形態の異なる断面における概略的表現を示し、図解することを目的として、インジェクタアセンブリは、インジェクタアセンブリの駆動ユニットの外に配置される。 インジェクタが駆動ユニットに取り付けられた状態の図１のインジェクタアセンブリの断面Ａ－Ａ及びＢ－Ｂを示す。

図１及び２からわかるように、インジェクタアセンブリ１は、インジェクタ３と、駆動ユニット２と、磁気カップリング６とを有する。インジェクタ３は、眼内レンズと、プランジャと、カニューレ１４とを有し、プランジャの並進運動によってカニューレ１４を通して眼内レンズを移動させるように構成される。駆動ユニット２は、磁気カップリング６の第一のカップリング半体７と、モータ５と、ハウジング４であって、その中において、第一のカップリング半体７及びモータ５は、包囲される、ハウジング４とを有する。モータ５は、第一のカップリング半体７を第一の回転運動に駆動するように構成される。ハウジング４は、円形の断面を有するチャネル１９を画定する環状ハウジング部分１１を有する。インジェクタ３は、磁気カップリング６の第二のカップリング半体８を有し、インジェクタ３と第二のカップリング半体８とは、チャネル１９内に配置される。第一のカップリング半体７は、環状ハウジング部分１１の周囲に配置され、及びしたがって環状ハウジング部分１１の周囲で第一の回転運動を行い、且つしたがって環状ハウジング部分１１を貫通する磁気カップリング６の磁場によって第二のカップリング半体８を第二の回転運動に駆動するように構成される。インジェクタ３は、第二の回転運動をプランジャの並進運動に変換するように構成される。

第一の回転運動及び第二の回転運動は、図１及び２に示されるように、共通の回転軸２４の周囲で行われ得、チャネル１９の円形の断面の中心点は、回転軸２４上にある。

インジェクタ３が第二の回転運動をプランジャの並進運動に変換するように構成されるように、インジェクタ３は、ねじ機構を有することができる。ねじ山を形成するために、インジェクタ３は、例えば、図１に示されるように、バレル１６を有することができ、その中にプランジャが配置される。バレル１６は、雌ねじを有し、プランジャは、雄ねじを有し、雌ねじと雄ねじとは、相互に係合する。第二のカップリング半体８は、プランジャと係合することができ、それにより、第二の回転運動もプランジャに伝えられ、その結果、プランジャの並進運動が生成される。

同様に図１が示すように、ハウジング４は、駆動ユニット２のコンポーネントの全てを完全に包囲することができる。駆動ユニット２が、モータ５に動力を供給するように構成された電源２１、例えばバッテリを有する場合、電源２１もハウジング４内に包囲される。駆動ユニット２は、モータ５を制御するように構成された他のコンポーネント、例えば送信ユニット及び／又は受信ユニットも有し得る。他のコンポーネントもハウジング４によって包囲され得る。

図１からわかるように、インジェクタ３は、チャンバ１５を有することができ、その中に眼内レンズが導入される。この場合、プランジャは、まず眼内レンズをカニューレ１４内に移動させ、その後、それを、カニューレ１４の、チャンバ１５と反対に面する端から外に出すように構成される。チャンバ１４は、テーパの付いた断面を有することができ、それにより、眼内レンズは、並進移動中に折り畳まれてからカニューレ１４に到達する。

駆動ユニット２は、再使用可能コンポーネントであり、及びインジェクタ３は、使い捨てコンポーネントを有することが考えられる。ここで、インジェクタ３全体が使い捨てコンポーネントであり得る。代替的に、第二のカップリング半体８は、同様に滅菌可能である再使用可能コンポーネントであり、及びインジェクタ３の残りの部分は、使い捨てコンポーネントであることも考えられる。第二のカップリング半体８が再使用可能コンポーネントである場合、第二のカップリング半体８とプランジャとの間に押し嵌め及び／又は形態嵌め式の接続が提供される。

図１及び２は、第一のカップリング半体７が、環状永久磁石ホルダ１０と、永久磁石ホルダ１０の円周方向に相互に距離をおいて永久磁石ホルダ１０に固定される複数の永久磁石９とを有することを示す。永久磁石９は、永久磁石ホルダ１０の内面に固定され、したがって永久磁石ホルダ１０から永久磁石ホルダ１０に対して半径方向に内側に突出する。特に、偶数の永久磁石９が提供され、これらは、永久磁石ホルダ１０の円周全体に沿って均等に分散される。永久磁石９は、永久磁石ホルダ１０に対して半径方向に分極され、永久磁石９は、それぞれの場合において、リング１２の円周に沿って反対方向に相互に交互に分極される。これは、図１及び２に示されるように、永久磁石９の半分を有する永久磁石９の第一のグループでは、永久磁石９のＮ極２２が、永久磁石ホルダ１０とは反対に面するように配置され、永久磁石９のＳ極２３が永久磁石ホルダ１０に面するように配置されることにおいて達成される。永久磁石９の残りの半分を有する永久磁石９の第二のグルーブでは、永久磁石９のＳ極２３が、永久磁石ホルダ１０とは反対に面するように配置され、永久磁石９のＮ極２２が永久磁石ホルダ１０に面するように配置される。第二のグループの永久磁石９の各々は、ここで、第一のグループの永久磁石９の２つに隣接する。

第二のカップリング半体８は、リング１２と、リング１２から、リング１２に対して半径方向に外側に突出する複数の突起１３とを有することができる。突起１３は、リング１２の円周に沿って均等に分散されて配置され、突起１３の数は、永久磁石９の数と等しく、それにより、突起１３の各々は、永久磁石９の正確に１つに割り当てられる。第二のカップリング半体８は、軟磁性材料を有し得るか又は軟磁性材料で構成され得る。特に、突起１３及びリング１２は、軟磁性材料を有し得るか又は軟磁性材料で構成され得る。特に、第二のカップリング半体８は、永久磁石を有さない。図２の破線は、磁気カップリング６の磁場の磁力線を表す。２つの隣接する永久磁石９の磁力線は、常に強化されることが明確にわかる。

図１及び２からわかるように、永久磁石９は、それぞれ永久磁石ホルダ１０に対して半径方向に内向きの凹面を有することができ、前記面は、環状ハウジング部分１１上においてスライドするように構成され、それにより、第一のカップリング半体７は、環状ハウジング部分１１上においてスライド式に取り付けられる。凹面の曲率半径は、ここで、環状ハウジング部分１１の、永久磁石９の凹面と接触する面の曲率半径と等しいことができる。

図１は、駆動ユニットが固定手段２０を有し得ることを示し、これは、インジェクタ３を、それが回転しないように固定するように構成される。固定手段２０は、ここで、インジェクタ３にインジェクタ３のプランジャ以外の部分で固定され得る。固定手段２０は、例えば、ハウジング４から突出するクリップであり得る。

図１からわかるように、ハウジング４は、残りのハウジング４から突出し、環状ハウジング部分１１を有するハウジング部を有することができる。モータ５は、ハウジング４の残りの部分に配置される。駆動ユニット２が電源２１を有する場合、電源２１もハウジング４の残りの部分内に配置することができる。モータ５は、モータ５によって駆動されるシャフト１７を有し、駆動ユニット２は、駆動歯車１８を有し、これは、シャフト１７に固定され、少なくとも一部がハウジング４の残りの部分内に配置され、シャフト１７によって駆動される。永久磁石ホルダ１０の外側は、歯車として設計され、それが駆動歯車１８と係合し、それにより、モータ５は、シャフト１７を介して、駆動歯車１８及び第一のカップリング半体７を介して第二のカップリング半体８を駆動するように構成される。固定手段２０が提供される場合、これは、ハウジング４から、残りのハウジング４から突出するハウジング部と同じ方向に突出させることができる。

駆動ユニット２は、スイッチを有することができ、これは、ハウジング４の外側に取り付けられ、その作動により、それがモータ５を制御することが可能になるように構成される。代替的に、インジェクタアセンブリは、リモートスイッチを有することも考えられ、リモートスイッチは、その作動により、それがモータ５を遠隔制御することが可能になるように構成される。例えば、リモートスイッチは、フットペダルである。

１ インジェクタアセンブリ
２ 駆動ユニット
３ インジェクタ
４ ハウジング
５ モータ
６ 磁気カップリング
７ 第一のカップリング半体
８ 第二のカップリング半体
９ 永久磁石
１０ 環状永久磁石ホルダ
１１ 環状ハウジング部分
１２ リング
１３ 突起
１４ カニューレ
１５ チャンバ
１６ バレル
１７ シャフト
１８ 駆動歯車
１９ チャネル
２０ 固定手段
２１ 電源
２２ Ｎ極
２３ Ｓ極
２４ 回転軸

Claims (9)

1. プランジャ及びカニューレ（１４）を有し、且つ前記プランジャの並進運動によって前記カニューレ（１４）を通して眼内レンズを移動させるように構成されるインジェクタ（３）と、磁気カップリング（６）と、前記磁気カップリング（６）の第一のカップリング半体（７）、前記第一のカップリング半体（７）を第一の回転運動に駆動するように構成されるモータ（５）及びハウジング（４）であって、その中において、前記第一のカップリング半体（７）及び前記モータ（５）は、包囲され、及び前記ハウジング（４）は、円形の断面を有するチャネル（１９）を画定する環状ハウジング部分（１１）を有する、ハウジング（４）を有する駆動ユニット（２）とを有するインジェクタアセンブリであって、前記インジェクタ（３）は、前記磁気カップリング（６）の第二のカップリング半体（８）を有し、及び前記インジェクタ（３）と前記第二のカップリング半体（８）とは、前記チャネル（１９）内に配置され、前記第一のカップリング半体（７）は、前記環状ハウジング部分（１１）の周囲に配置されて、前記環状ハウジング部分（１１）の周囲で前記第一の回転運動を行い、したがって前記環状ハウジング部分（１１）を貫通する前記磁気カップリング（６）の磁場によって前記第二のカップリング半体（８）を第二の回転運動に駆動するように構成され、前記インジェクタ（３）は、前記第二の回転運動を前記プランジャの前記並進運動に変換するように構成され、前記第一のカップリング半体（７）は、少なくとも１つの永久磁石（９）を有し、及び前記第二のカップリング半体（８）は、軟磁性材料を有する、インジェクタアセンブリ。
2. 前記駆動ユニット（２）は、再使用可能コンポーネントであり、及び前記インジェクタ（３）は、使い捨てコンポーネントを有する、請求項１に記載のインジェクタアセンブリ。
3. 前記第一のカップリング半体（７）は、前記環状ハウジング部分（１１）上においてスライド式に取り付けられる、請求項１又は２に記載のインジェクタアセンブリ。
4. 前記第一のカップリング半体（７）は、環状永久磁石ホルダ（１０）と、前記永久磁石ホルダ（１０）の円周方向に相互に距離をおいて前記永久磁石ホルダ（１０）に固定される複数の永久磁石（９）とを有する、請求項１～３の何れか一項に記載のインジェクタアセンブリ。
5. 前記第二のカップリング半体（８）は、リング（１２）と、前記リング（１２）から、前記リング（１２）に対して半径方向に外側に突出する複数の突起（１３）とを有し、前記突起（１３）の各々は、前記永久磁石（９）の正確に１つに割り当てられる、請求項４に記載のインジェクタアセンブリ。
6. 前記永久磁石（９）は、前記永久磁石ホルダ（１０）に対して半径方向に分極される、請求項４又は５に記載のインジェクタアセンブリ。
7. 前記永久磁石（９）は、それぞれの場合において、前記リング（１２）の円周に沿って反対方向に相互に交互に分極される、請求項５を引用する請求項６に記載のインジェクタアセンブリ。
8. 前記永久磁石（９）は、前記永久磁石ホルダ（１０）に対して半径方向に内向きの凹面をそれぞれ有し、前記凹面は、前記環状ハウジング部分（１１）上においてスライドするように構成され、それにより、前記第一のカップリング半体（７）は、前記環状ハウジング部分（１１）上においてスライド式に取り付けられる、請求項４～７の何れか一項に記載のインジェクタアセンブリ。
9. 前記駆動ユニット（２）は、前記インジェクタ（３）を、それが回転しないように固定するように構成される固定手段（２０）を有する、請求項１～８の何れか一項に記載のインジェクタアセンブリ。

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