JP7298590B2 - 洗車機 - Google Patents
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Description
<洗車機の概要>
図2は、本実施形態に係る洗車機2が備える、洗車機本体4とリモートパネル6との概略側面図である。本実施形態に係る洗車機2は、図2に示すように、被洗浄車両である車両Xの洗車を行う洗車機本体4と、洗車機本体4による車両Xの洗車条件を取得するリモートパネル6とを備える。図2においては、車両Xがリモートパネル6よりも、紙面に向かって奥側に位置することを示すために、車両Xの外形を点線にて示す。
本実施形態に係るカバー42について、図1を参照してより詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るカバー42の斜視図である。図1においては、カバー42が洗車機本体4に装置される際の洗車機本体4側を裏面側として、正面側斜視42Fと、裏面側斜視42Rとをそれぞれ示す。換言すれば、カバー42は、裏面側を洗車機本体4側に向けて、洗車機本体4の前面に装置される。
側壁50、左右周壁52、上部周壁54、および下部周壁56により覆われる。カバー42が洗車機本体4に装置された際、カバー42の端部52E、端部54E、および端部56Eから、側壁50の洗車機本体4側、換言すれば、側壁50よりもカバー42の裏面側までは、カバー42の内部側となる。
カバー42は、側壁50から、カバー42の裏面側に向かって突出する、複数の凸部58を備える。各凸部58は、例えば、側壁50から、左右周壁52、上部周壁54、および下部周壁56の、カバー42の裏面側の端部52E、端部54E、および端部56Eの手前まで突出する。このため、端部52E、端部54E、および端部56Eは、各凸部58のカバー42の裏面側の端面よりも、カバーの裏面側に位置する。
カバー42は、さらに、カバー開口部60を開閉する扉70を備える。扉70は、カバー42の正面側に形成されたハンドル72を備える。加えて、カバー42は、扉70を回動可能に拘束する上側回転軸74および下側回転軸76を備える。例えば、上側回転軸74および下側回転軸76は、金属を含む材料からなる。当該構成により、上側回転軸74および下側回転軸76の強度をより効率的に確保できる。
本実施形態に係る操作面44について、図4を参照してより詳細に説明する。図4は、操作面44を示す斜視図であり、例えば、カバー42を洗車機本体4の前面に装置した状態において、当該カバー42を透過して示す図である。
操作面44は、さらに、例えば、表示パネル94、キー挿入部96、スイッチ98、およびボタン100を備える。特に、本実施形態において、表示パネル94、キー挿入部96、スイッチ98、およびボタン100は、上面44T上に形成される。表示パネル94は、洗車機本体4の設定情報等を表示してもよく、タッチパネルであってもよい。キー挿入部96は、キーが挿入された状態において当該キーが回動することにより回動してもよく、例えば、洗車機本体4の電源等を走査してもよい。スイッチ98およびボタン100は、洗車機2の使用者または整備者等により操作されることにより、洗車機本体4の設定等が変更されてもよい。
扉70およびその周囲の細部について、図5および図6を参照してより詳細に説明する。図5は、カバー42を扉70の周囲について拡大して示す概略図である。図5においては、側壁50および扉70の、カバー42の正面側の表面から、紙面向かって奥側に位置する各部材の一部の外形を、点線にて示している。
扉70は、断面604、および断面606に示すように、カバー42の正面側の外表壁102と、当該外表壁102よりもカバー42の裏面側の内表壁104とを備える。特に、外表壁102は、カバー42の正面側の最外表面を形成する。このため、外表壁102は、側壁50とともに、カバー42の正面側の外表面の一部を形成する。
加えて、扉70は、内表壁104よりもカバー42の裏面側の当接部112、内表壁104からカバー42の裏面側に突出する内表壁凸部114、および当該内表壁凸部114に対し当接部112を固定するための当接部固定具116を有する。例えば、当接部固定具116は、内表壁凸部114に対し当接部112を締め付けることにより、内表壁104に対し、当接部112を固定するボルトであってもよい。
ハンドル72は、例えば、ボルトおよびワッシャによって、外表壁102に対し締め付けられることにより、扉70の外表面に形成されてもよい。ここで、例えば、ハンドル72の、外表壁102側の端面は、外表壁102の外表面と密接していてもよい。当該構成により、ハンドル72と外表壁102との間への異物等の堆積を低減できる。
本実施形態に係るカバー42は、扉70の回転軸である上側回転軸74および下側回転軸76、およびこれらの回転軸の軸受である、上側軸受78および下側軸受80を、側壁50よりも洗車機本体4側に備える。上記構成により、扉70の回転軸および当該回転軸の軸受が雨ざらしとなることを低減し、これらの回転軸および当該回転軸の軸受への埃等の堆積を低減する。したがって、本実施形態に係るカバー42は、扉70の回転軸および当該回転軸の軸受における、潤滑油の流れ出し、または、軸受の摩耗等を含む不良の発生を低減する。
上述の通り、D62、およびD64のそれぞれは、D66よりも長い。換言すれば、上側凸部62および下側凸部64は、側壁50側の端部から、カバー42の裏面側の端部までの長さが、補助凸部66と比較して長い。このため、上側凸部62および下側凸部64は、より効率的に、上側軸受78および下側軸受80を形成するための領域を確保できる。また、D62、およびD64のそれぞれが長いことにより、操作面44に形成された各操作部が、カバー42と干渉することを、より効率的に低減できる。
Claims (9)
- 前面に操作面を有する洗車機本体と、前記操作面を覆う位置に装置されるカバーとを備え、
前記カバーは、
前記洗車機本体の前面と対向する側壁と、
前記側壁から前記洗車機本体側に突出する、複数の凸部と、
前記側壁に設けられた開口であるカバー開口部と、
前記カバー開口部を開閉する扉と、
前記扉を回動可能に拘束する回転軸とを備え、
前記複数の凸部は、前記カバー開口部よりも前記洗車機本体の上部側および下部側のそれぞれに位置し、かつ、前記回転軸を回動可能に拘束する軸受をそれぞれ有する、上側凸部および下側凸部を含み、
前記カバーは、前記上側凸部および前記下側凸部を介して、前記洗車機本体に対し装置され、
前記上側凸部および前記下側凸部のそれぞれの軸受は、樹脂を含む材料からなり、かつ、当該樹脂を介して前記回転軸と接触する洗車機。 - 前記複数の凸部は、さらに、前記上側凸部よりもさらに上部側、または、前記下側凸部よりもさらに下部側の、少なくとも一方に位置する、少なくとも一つの補助凸部をさらに含み、
前記カバーは、さらに、少なくとも一つの前記補助凸部を介して、前記洗車機本体に対し装置される請求項1に記載の洗車機。 - 前記上側凸部と前記下側凸部とは、前記補助凸部と比較して、前記側壁側の端部から前記洗車機本体側の端部までの最長距離が長い請求項2に記載の洗車機。
- 前記上側凸部と前記下側凸部とは、前記補助凸部と比較して、前記洗車機本体の左右方向における、一端側の端部から他端側の端部までの最長距離が長い請求項2または3に記載の洗車機。
- 前記扉の前記回転軸回りの回転角度が、所定角度である場合において、前記扉と当接することにより、前記回転角度を制限するメカストッパを、前記上側凸部と前記下側凸部との少なくとも一方が有する請求項1から4の何れか一項に記載の洗車機。
- 少なくとも1つの前記凸部の前記洗車機本体側の端面が、前記洗車機本体の前面と密接し、かつ、当該凸部の端面と前記洗車機本体の前面とが締め付けられることにより、記カバーが前記洗車機本体に固定される請求項1から5の何れか一項に記載の洗車機。
- 前記側壁と共に、前記カバーの外表面の一部を形成する外表壁を前記扉がさらに備え、
前記側壁と前記外表壁とが樹脂を含む材料からなる請求項1から6の何れか一項に記載の洗車機。 - 前記外表壁よりも前記操作面側の内表壁を、前記扉がさらに備え、
前記内表壁が金属を含む材料からなる請求項7に記載の洗車機。 - 前記カバーが、前記洗車機本体に対し、着脱可能に装置される請求項1から8の何れか一項に記載の洗車機。
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JPS60148159U (ja) * | 1984-03-14 | 1985-10-01 | 日伸精機株式会社 | 門型洗車機 |
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