JP7298118B2 - ゴルフボール - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフボールに関する。詳細には、本発明は、ゴルフボールのディンプルパターンに関する。
ゴルフクラブのフェースは、ロフト角を有している。このゴルフクラブでゴルフボールが打撃されると、ゴルフボールに、ロフト角に起因するバックスピンが生じる。ゴルフボールは、バックスピンを伴って飛行する。
ゴルフボールは、その表面に多数のディンプルを備えている。ディンプルは、飛行時のゴルフボール周りの空気の流れを乱し、乱流剥離を起こさせる。この現象は、「乱流化」と称される。乱流化によって空気のゴルフボールからの剥離点が後方にシフトし、抗力が低減される。乱流化によってバックスピンに起因するゴルフボールの上側剥離点と下側剥離点とのズレが助長され、ゴルフボールに作用する揚力が高められる。抗力の低減及び揚力の向上は、「ディンプル効果」と称される。優れたディンプルは、よりよく空気の流れを乱す。優れたディンプルは、大きな飛距離を生む。
特開2004-73524公報には、エッジとこのエッジの外側に位置する外郭部とを含むディンプルを有するゴルフボールが開示されている。この外郭部は、ゴルフボールの飛行性能に寄与する。
特開2006-181133公報には、二段ディンプルを有するゴルフボールが開示されている。この二段ディンプルは、ゴルフボールの飛行性能に寄与する。
特開2004-73524公報 特開2006-181133公報
ゴルフプレーヤーは、さらなる飛距離の向上を望んでいる。飛行性能の観点から、ディンプルには改良の余地がある。本発明の目的は、飛行性能に優れたゴルフボールの提供にある。
本発明に係るゴルフボールは、その表面に複数のディンプルを備える。それぞれのディンプルは、碗状の中央部と、この中央部と滑らかに連続するリング状の縁部とを有する。縁部の断面形状は、ゴルフボールの半径方向外向きに凸な曲線である。中央部の容積の合計Vcと、ディンプルの容積の合計Vdとは、下記数式を満たす。
(Vd - Vc) / Vc ≦ 2.15
好ましくは、中央部の輪郭が円形であり縁部の輪郭が非円形であるディンプルの数N1の、ディンプルの総数Nに対する比率Pは、50%以上である。
好ましくは、縁部の断面形状は、円弧である。好ましくは、この縁部の円弧の曲率半径CR(mm)に対する、ゴルフボールの表面のランド率PL(%)の比(PL/CR)は、1.0以上5.0以下である。
本発明に係るゴルフボールが飛行するときの揚力係数及び抗力係数は、適正である。このゴルフボールは、飛行性能に優れる。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボールが示された模式的断面図である。 図2は、図1のゴルフボールが示された拡大正面図である。 図3は、図1のゴルフボールの一部が示された拡大断面図である。 図4は、図1のゴルフボールのディンプルが示された拡大平面図である。 図5(a)は図1のゴルフボールの表面の一部が示された拡大図であり、図5(b)は図5(a)のゴルフボールの1つのディンプルが示された拡大図である。 図6は、本発明の比較例1に係るゴルフボールが示された正面図である。 図7は、本発明の実施例2に係るゴルフボールが示された正面図である。 図8は、本発明の実施例3に係るゴルフボールが示された正面図である。 図9は、本発明の実施例4に係るゴルフボールが示された正面図である。 図10は、本発明の実施例5に係るゴルフボールが示された正面図である。 図11は、本発明の実施例6に係るゴルフボールが示された正面図である。 図12は、本発明の実施例7に係るゴルフボールが示された正面図である。 図13は、本発明の実施例8に係るゴルフボールが示された正面図である。 図14は、本発明の実施例9に係るゴルフボールが示された正面図である。 図15は、本発明の実施例10に係るゴルフボールが示された正面図である。 図16は、本発明の比較例2に係るゴルフボールが示された正面図である。 図17は、本発明の実施例11に係るゴルフボールが示された正面図である。 図18は、本発明の実施例12に係るゴルフボールが示された正面図である。 図19は、本発明の実施例13に係るゴルフボールが示された正面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1に示されたゴルフボール2は、球状のコア4と、このコア4の外側に位置する中間層6と、この中間層6の外側に位置するカバー8とを備えている。このゴルフボール2は、その表面に多数のディンプル10を有している。ゴルフボール2の表面のうちディンプル10以外の部分は、ランド12である。このゴルフボール2は、カバー8の外側にペイント層及びマーク層を備えているが、これらの層の図示は省略されている。
このゴルフボール2の直径は、40mm以上45mm以下が好ましい。米国ゴルフ協会(USGA)の規格が満たされるとの観点から、直径は42.67mm以上が特に好ましい。空気抵抗抑制の観点から、直径は44mm以下がより好ましく、42.80mm以下が特に好ましい。
このゴルフボール2の質量は、40g以上50g以下が好ましい。大きな慣性が得られるとの観点から、質量は44g以上がより好ましく、45.00g以上が特に好ましい。USGAの規格が満たされるとの観点から、質量は45.93g以下が特に好ましい。
コア4は、ゴム組成物が架橋されることによって形成されている。ゴム組成物の基材ゴムとして、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン-ブタジエン共重合体、エチレン-プロピレン-ジエン共重合体及び天然ゴムが例示される。2種以上のゴムが併用されてもよい。反発性能の観点から、ポリブタジエンが好ましく、特にハイシスポリブタジエンが好ましい。
コア4のゴム組成物は、共架橋剤を含んでいる。反発性能の観点から好ましい共架橋剤は、アクリル酸亜鉛、アクリル酸マグネシウム、メタクリル酸亜鉛及びメタクリル酸マグネシウムである。ゴム組成物が、共架橋剤と共に有機過酸化物を含むことが好ましい。好ましい有機過酸化物として、ジクミルパーオキサイド、1,1-ビス(t-ブチルパーオキシ)-3,3,5-トリメチルシクロヘキサン、2,5-ジメチル-2,5-ジ(t-ブチルパーオキシ)ヘキサン及びジ-t-ブチルパーオキサイドが挙げられる。
コア4のゴム組成物が、充填剤、硫黄、加硫促進剤、硫黄化合物、老化防止剤、着色剤、可塑剤及び分散剤のような添加剤を含んでもよい。ゴム組成物が、カルボン酸又はカルボン酸塩を含んでもよい。ゴム組成物が、合成樹脂粉末又は架橋されたゴム粉末を含んでもよい。
コア4の直径は30.0mm以上が好ましく、38.0mm以上が特に好ましい。コア4の直径は42.0mm以下が好ましく、41.5mm以下が特に好ましい。コア4が、2以上の層を有してもよい。コア4が、その表面にリブを有してもよい。コア4が中空であってもよい。
中間層6は、樹脂組成物からなる。この樹脂組成物の好ましい基材ポリマーは、アイオノマー樹脂である。好ましいアイオノマー樹脂として、α-オレフィンと炭素数が3以上8以下のα,β-不飽和カルボン酸との二元共重合体が挙げられる。好ましい他のアイオノマー樹脂として、α-オレフィンと炭素数が3以上8以下のα,β-不飽和カルボン酸と炭素数が2以上22以下のα,β-不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体が挙げられる。この二元共重合体及び三元共重合体において、好ましいα-オレフィンはエチレン及びプロピレンであり、好ましいα,β-不飽和カルボン酸はアクリル酸及びメタクリル酸である。この二元共重合体及び三元共重合体において、カルボキシル基の一部は金属イオンで中和されている。中和のための金属イオンとして、ナトリウムイオン、カリウムイオン、リチウムイオン、亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン及びネオジムイオンが例示される。
アイオノマー樹脂に代えて、中間層6の樹脂組成物が他のポリマーを含んでもよい。他のポリマーとして、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィン及びポリウレタンが例示される。樹脂組成物が、2種以上のポリマーを含んでもよい。
中間層6の樹脂組成物が、二酸化チタンのような着色剤、硫酸バリウムのような充填剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光剤、蛍光増白剤等を含んでもよい。比重調整の目的で、この樹脂組成物がタングステン、モリブデン等の高比重金属の粉末を含んでもよい。
中間層6の厚みは0.2mm以上が好ましく、0.3mm以上が特に好ましい。中間層6の厚みは2.5mm以下が好ましく、2.2mm以下が特に好ましい。中間層6の比重は0.90以上が好ましく、0.95以上が特に好ましい。中間層6の比重は1.10以下が好ましく、1.05以下が特に好ましい。中間層6が、2以上の層を有してもよい。
カバー8は、樹脂組成物からなる。この樹脂組成物の好ましい基材ポリマーは、ポリウレタンである。樹脂組成物が、熱可塑性ポリウレタンを含んでもよく、熱硬化性ポリウレタンを含んでもよい。生産性の観点から、熱可塑性ポリウレタンが好ましい。熱可塑性ポリウレタンは、ハードセグメントとしてのポリウレタン成分と、ソフトセグメントとしてのポリエステル成分又はポリエーテル成分とを含む。
ポリウレタンは、分子内にウレタン結合を有する。このウレタン結合は、ポリオールとポリイソシアネートとの反応によって形成されうる。
ウレタン結合の原料であるポリオールは、複数のヒドロキシル基を有する。低分子量ポリオール及び高分子量ポリオールが用いられうる。
ポリウレタン成分のイソシアネートとして、脂環式ジイソシアネート、芳香族ジイソシアネート及び脂肪族ジイソシアネートが例示される。特に、脂環式ジイソシアネートが好ましい。脂環式ジイソシアネートは主鎖に二重結合を有さないので、カバー8の黄変が抑制される。脂環式ジイソシアネートとして、4,4’-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(H12MDI)、1,3-ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン(HXDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)及びトランス-1,4-シクロヘキサンジイソシアネート(CHDI)が例示される。汎用性及び加工性の観点から、H12MDIが好ましい。
ポリウレタンに代えて、カバー8の樹脂組成物が他のポリマーを含んでもよい。他のポリマーとして、アイオノマー樹脂、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエステル及びポリオレフィンが例示される。樹脂組成物が、2種以上のポリマーを含んでもよい。
カバー8の樹脂組成物が、二酸化チタンのような着色剤、硫酸バリウムのような充填剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光剤、蛍光増白剤等を含んでもよい。
カバー8の厚みは0.2mm以上が好ましく、0.3mm以上が特に好ましい。カバー8の厚みは2.5mm以下が好ましく、2.2mm以下が特に好ましい。カバー8の比重は0.90以上が好ましく、0.95以上が特に好ましい。カバー8の比重は1.10以下が好ましく、1.05以下が特に好ましい。カバー8が、2以上の層を有してもよい。
ゴルフボール2が、中間層6とカバー8との間に、補強層を備えてもよい。補強層は、中間層6と堅固に密着し、カバー8とも堅固に密着する。補強層は、中間層6からのカバー8の剥離を抑制する。補強層は、ポリマー組成物からなる。補強層の基材ポリマーとして、二液硬化型エポキシ樹脂及び二液硬化型ウレタン樹脂が例示される。
図2に示されるように、ゴルフボール2はディンプルA-Eを有している。ディンプルAは、ディンプルBよりも大きい。ディンプルBは、ディンプルCよりも大きい。ディンプルCは、ディンプルDよりも大きい。ディンプルDは、ディンプルEよりも大きい。ディンプルAの数は60個であり、ディンプルBの数は158個であり、ディンプルCの数は72個であり、ディンプルDの数は36個であり、ディンプルEの数は12個である。ディンプル10の総数は、338個である。これらのディンプル10とランド12とにより、ディンプルパターンが形成されている。
図3には、ディンプル10の中心及びゴルフボール2の中心を通過する平面に沿った、ゴルフボール2の断面が示されている。図3における上下方向は、ディンプル10の深さ方向である。図3において二点鎖線14は、仮想球を表す。仮想球14の表面は、ディンプル10が存在しないと仮定されたときのゴルフボール2の表面である。仮想球14の直径は、ゴルフボール2の直径と同一である。ディンプル10は、仮想球14の表面から凹陥している。ランド12は、仮想球14の表面と一致している。図3において、符号EPはディンプル10のエッジ点を表し、符号JPはジョイント点(後に詳説)を表す。
図4は、図1のゴルフボール2のディンプル10が示された拡大平面図である。図4において符号ELは、ディンプル10のエッジラインを表す。エッジラインELは、多数のエッジ点EP(図3参照)の集合である。ゴルフボール2の表面のうち、このエッジラインELで囲まれた部分は、ディンプル10である。ゴルフボール2の表面のうち、このエッジラインELの外側は、ランド12(図2参照)である。
このディンプル10は、中央部16と縁部18とを有している。図4において符号JLは、ジョイントラインを表す。ジョイントラインJLは、多数のジョイント点JP(図3参照)の集合である。ディンプル10のうち、このジョイントラインJLで囲まれた部分は、中央部16である。ディンプル10のうち、エッジラインELとジョイントラインJLとに挟まれた部分は、縁部18である。
図3及び4に示されるように、中央部16は碗状である。中央部16の断面形状は、ゴルフボール2の半径方向において内向きに凸な曲線である。本実施形態では、中央部16の断面形状は円弧である。中央部16の断面形状が、複数の円弧の組み合わせであってもよい。中央部16の断面形状が、円弧以外の曲線であってもよい。中央部16の断面形状が、その一部において外向きに凸でもよい。本実施形態では、中央部16の輪郭(すなわちジョイントラインJL)は、円である。
図3及び4に示されるように、縁部18はリング状である。縁部18の断面形状は、ゴルフボール2の半径方向において外向きに凸な曲線である。本実施形態では、縁部18の断面形状は円弧である。縁部18の断面形状が、複数の円弧の組み合わせであってもよい。縁部18の断面形状が、円弧以外の曲線であってもよい。
本実施形態では、縁部18の曲線は、仮想球14の曲線と接している。換言すれば、縁部18は仮想球14と滑らかに連続している。従って、実際のゴルフボール2では、エッジラインELはエッジとして明確には視認されない。
中央部16の断面の曲線と、縁部18の断面の曲線とは、ジョイント点JPにおいて接している。換言すれば、縁部18は中央部16と滑らかに連続している。従って、実際のゴルフボール2では、ジョイントラインJLはエッジとして明確には視認されない。
本発明者が得た知見によれば、中央部16が碗状であり、縁部18の断面形状が外向きに凸な曲線であるディンプル10は、小さな抗力係数に寄与する。このゴルフボール2は、飛行性能に優れる。
このディンプル10による効果は、特にミドルアイアンでのショットにおいて発揮される。ゴルフボール2がミドルアイアンで打撃されたときの、頂点以降の弾道において、小さな抗力係数が得られる。
本発明において、比Rvは、下記の数式によって算出される。
Rv = (Vd - Vc) / Vc
この数式において、Vcは全ての中央部16の容積の合計を表し、Vdはディンプル10の容積の合計を表す。中央部16の容積は、ディンプル10の表面とジョイントラインJLを含む平面とに囲まれた空間の容積である。ディンプル10の容積は、ディンプル10の表面と仮想球14の表面とに囲まれた空間の容積である。比Rvは、2.15以下が好ましい。換言すれば、ゴルフボール2が下記数式を満たすことが好ましい。
(Vd - Vc) / Vc ≦ 2.15
比Rvが2.15以下であるゴルフボール2では、中央部16が飛行性能に十分寄与する。この観点から、比Rvは2.10以下がより好ましく、2.05以下が特に好ましい。比Rvは、1.00以上が好ましい。比Rvが1.00以上であるゴルフボール2では、縁部18が飛行性能に十分寄与する。この観点から、比Rvは1.05以上がより好ましく、1.10以上が特に好ましい。
ゴルフボール2の表面のランド率PLは、12%以下が好ましい。ランド率PLは、仮想球14の表面積に対するランド12の面積の比率である。ランド率PLが12%以下であるゴルフボール2は、飛行性能に優れる。この観点から、ランド率PLは10%以下がより好ましく、8%以下が特に好ましい。
図3において矢印CRは、縁部18の円弧の曲率半径である。曲率半径CRは、1.25mm以上が好ましい。曲率半径CRが1.25mm以上である縁部18は、小さな抗力係数に寄与する。この観点から、曲率半径CRは1.50mm以上が好ましく、1.75mm以上が特に好ましい。中央部16が十分な容積を有しうるとの観点から、曲率半径CRは4.0mm以下が好ましい。
全てのディンプル10において、曲率半径CRが上記範囲内であることが好ましい。一部のディンプル10のみにおいて、曲率半径CRが上記範囲内であってもよい。曲率半径CRが上記範囲内であるディンプル10の数の、ディンプル10の総数Nに対する比率は、50%以上が好ましく、70%以上がより好ましく、90%以上が特に好ましい。
曲率半径CR(mm)に対する、その表面のランド率PL(%)の比(PL/CR)は、1.0以上5.0以下が好ましい。比(PL/CR)がこの範囲内であるゴルフボール2では、小さな抗力係数が達成されうる。この観点から、比(PL/CR)は1.5以上がより好ましく、2.0以上が特に好ましい。比(PL/CR)は、4.7以下がより好ましく、4.4以下が特に好ましい。
全てのディンプル10において、比(PL/CR)が上記範囲内であることが好ましい。一部のディンプル10のみにおいて、比(PL/CR)が上記範囲内であってもよい。比(PL/CR)が上記範囲内であるディンプル10の数の、ディンプル10の総数Nに対する比率は、50%以上が好ましく、70%以上がより好ましく、90%以上が特に好ましい。
ディンプル10の容積の合計Vdは、530mm以上630mm以下が好ましい。合計Vdが530mm以上であるゴルフボール2では、飛行中のホップが抑制される。この観点から、合計Vdは550mm以上がより好ましく、560mm以上が特に好ましい。合計Vdが630mm以下であるゴルフボール2では、飛行中のドロップが抑制される。この観点から、合計Vdは610mm以下がより好ましく、600mm以下が特に好ましい。
図5(a)は、図1のゴルフボール2の表面の一部が示された拡大図である。図5(a)には、1つのディンプル10aと、このディンプル10aを取り囲む6つのディンプル10bとが示されている。ディンプル10aの縁部18aは、境界線20を共有して他のディンプル10bの縁部18bと隣接している。
図5(b)は、図5(a)のゴルフボール2のディンプル10aが示された拡大図である。このディンプル10aの中央部16aの輪郭は、円形である。このディンプル10aの縁部18aの輪郭は、非円形である。縁部18aの輪郭は、6つの円弧22と6つの境界線20とを含んでいる。縁部18aの輪郭は、無限遠からディンプル10の中心が見られたときの形状である。本実施形態では、境界線20は、ゴルフボール2の半径方向外向きに凸な曲線である。境界線20は、直線に近似されうる。
輪郭が円形である中央部16は、ゴルフボール2の空力的対称性に優れる。輪郭が非円形である縁部18は、小さなランド率PLに寄与する。中央部16の輪郭が円形であり縁部18の輪郭が非円形であるディンプル10を有するゴルフボール2は、空力的対称性及び飛行性能に優れる。
本発明において、比率Pは、下記の数式によって算出される。
P = (N1 / N) * 100
この数式において、N1は中央部16の輪郭が円形であり縁部18の輪郭が非円形であるディンプル10の数であり、Nはディンプル10の総数である。
比率Pは、50%以上が好ましい。比率Pが50%以上であるゴルフボール2は、空力的対称性及び飛行性能に優れる。この観点から、比率Pは70%以上がより好ましく、90%以上が特に好ましい。理想的には、比率Pは100%である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
100質量部のハイシスポリブタジエン(JSR社の商品名「BR-730」)、22.5質量部のアクリル酸亜鉛、5質量部の酸化亜鉛、5質量部の硫酸バリウム、0.5質量部のジフェニルジスルフィド及び0.6質量部のジクミルパーオキサイドを混練し、ゴム組成物を得た。このゴム組成物を共に半球状キャビティを備えた上型及び下型からなる金型に投入し、170℃で18分間加熱して、直径が38.5mmであるコアを得た。
50質量部のアイオノマー樹脂(三井デュポンポリケミカル社の商品名「ハイミラン1605」)、50質量部の他のアイオノマー樹脂(三井デュポンポリケミカル社の商品名「ハイミランAM7329」)及び4質量部の二酸化チタンを二軸混練押出機で混練し、樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を射出成形法にてコアの周りに被覆し、中間層を形成した。この中間層の厚みは、1.6mmであった。
二液硬化型エポキシ樹脂を基材ポリマーとする塗料組成物(神東塗料社の商品名「ポリン750LE)を調製した。この塗料組成物の主剤液は、30質量部のビスフェノールA型固形エポキシ樹脂と、70質量部の溶剤とからなる。この塗料組成物の硬化剤液は、40質量部の変性ポリアミドアミンと、55質量部の溶剤と、5質量部の二酸化チタンとからなる。主剤液と硬化剤液との質量比は、1/1である。この塗料組成物を中間層の表面にスプレーガンで塗布し、23℃の雰囲気下で6時間保持して、補強層を得た。この補強層の厚みは、10μmであった。
100質量部の熱可塑性ポリウレタンエラストマー(BASFジャパン社の商品名「エラストランXNY85A」)及び4質量部の二酸化チタンを二軸混練押出機で混練し、樹脂組成物を得た。この樹脂組成物から、圧縮成形法にて、ハーフシェルを得た。2枚のハーフシェルで、コア、中間層及び補強層からなる球体を被覆した。これらのハーフシェル及び球体を、共に半球状キャビティを備え、キャビティ面に多数のピンプルを備えた上型及び下型からなるファイナル金型に投入し、圧縮成形法にてカバーを得た。カバーの厚みは、0.5mmであった。カバーには、ピンプルの形状が反転した形状を有するディンプルが形成された。このカバーの周りに二液硬化型ポリウレタンを基材とするクリアー塗料を塗装し、直径が約42.7mmであり質量が約45.6gである実施例1のゴルフボールを得た。このゴルフボールのディンプルパターンが、図2に示されている。このゴルフボールのディンプルの仕様が、下記の表1に示されている。それぞれのディンプルは、中央部と縁部とを有している。縁部の曲率半径CRは、2.0mmである。このディンプルパターンでは、中央部の輪郭が円形であるディンプルの数の、ディンプルの総数Nに対する比率P1は、100%である。縁部の輪郭が非円形あるディンプルの数の、ディンプルの総数Nに対する比率P2は、100%である。中央部の輪郭が円形であり縁部の輪郭が非円形であるディンプルの数N1の、ディンプルの総数Nに対する比率Pは、100%である。ランド率PLは、7.7%である。ディンプルの容積の合計Vdは、569mmである。
[実施例2-13及び比較例1]
ファイナル金型を変更し、ディンプルの仕様を下記の表1-4に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2-13及び比較例1のゴルフボールを得た。
[比較例2]
ファイナル金型を変更し、ディンプルの仕様を下記の表4に示される通りとした他は実施例1と同様にして、比較例1のゴルフボールを得た。このゴルフボールのディンプルは、ほぼ碗状である。
[フライトテスト]
ゴルフラボラトリー社のスイングマシンに、アイアン型クラブ#7(住友ゴム工業社の商品名「XXIO-10」、シャフト硬度:R)を装着した。このゴルフボールを、ヘッド速度が33m/secである条件で打撃して、発射地点から静止地点までの距離を測定した。テスト時は、ほぼ無風であった。20回の測定で得られたデータの平均値が、下記の表1-4に示されている。
Figure 0007298118000001
Figure 0007298118000002
Figure 0007298118000003
Figure 0007298118000004
表1-4に示されるように、各実施例のゴルフボールは、飛行性能に優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
前述のディンプルパターンは、スリーピースゴルフボールのみならず、ワンピースゴルフボール、ツーピースゴルフボール、フォーピースゴルフボール、ファイブピースゴルフボール、シックスピースゴルフボール、糸巻きゴルフボール等、様々な構造を有するゴルフボールに適用されうる。
2・・・ゴルフボール
4・・・コア
6・・・中間層
8・・・カバー
10・・・ディンプル
12・・・ランド
14・・・仮想球
16・・・中央部
18・・・縁部
20・・・境界線

Claims (2)

  1. その表面に複数のディンプルを備えたゴルフボールであって、
    それぞれのディンプルが、碗状の中央部と、この中央部と滑らかに連続するリング状の縁部とを有しており、
    上記中央部の断面形状が、上記ゴルフボールの半径方向内向きに凸な曲線であり、
    上記縁部の断面形状が、上記ゴルフボールの半径方向外向きに凸な曲線であり、
    上記縁部の断面形状が円弧であり、
    上記円弧の曲率半径CR(mm)に対する、その表面のランド率PL(%)の比(PL/CR)が、1.0以上4.7以下であり、
    上記中央部の断面の曲線と上記縁部の断面の曲線とが、接しており、
    上記中央部の容積の合計Vcと、上記ディンプルの容積の合計Vdとが、下記数式を満たすゴルフボール。
    1.12 ≦ (Vd - Vc) / Vc ≦ 2.15
  2. その表面に複数のディンプルを備えたゴルフボールであって、
    それぞれのディンプルが、碗状の中央部と、この中央部と滑らかに連続するリング状の縁部とを有しており、
    上記中央部の断面形状が、上記ゴルフボールの半径方向内向きに凸な曲線であり、
    上記縁部の断面形状が、上記ゴルフボールの半径方向外向きに凸な曲線であり、
    上記縁部の断面形状が円弧であり、
    上記円弧の曲率半径CR(mm)に対する、その表面のランド率PL(%)の比(PL/CR)が、1.0以上4.7以下であり、
    上記中央部の断面の曲線と上記縁部の断面の曲線とが、接しており、
    上記中央部の容積の合計Vcと、上記ディンプルの容積の合計Vdとが、下記数式を満たし、
    上記中央部の輪郭が円形であり上記縁部の輪郭が非円形であるディンプルの数N1の、ディンプルの総数Nに対する比率Pが50%以上であるゴルフボール。
    1.12 ≦ (Vd - Vc) / Vc ≦ 2.15
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