JP6469519B2 - ゴルフボール - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフボール及びその製造方法に関する。
ゴルフボールは、その表面に多数のディンプルを備えている。ディンプルは、飛行時のゴルフボール周りの空気の流れを乱し、乱流剥離を起こさせる。この現象は、「乱流化」と称されており、この乱流化によって、ゴルフボールからの空気の剥離点が後方にシフトし、抗力が低減される。また、乱流化によってバックスピンに起因するゴルフボールの上側剥離点と下側剥離点とのズレが助長され、ゴルフボールに作用する揚力が高められる。したがって、優れたディンプルは、よりよく空気の流れを乱すとともに、大きな飛距離を生む。
特開平10−234885号公報
ところで、例えば、ゴルファーがミドルアイアンで打撃を行う場合には、スピンが多く生じるため、結果として、球筋が吹け上がるようになり、飛距離が延びないことがある。このような問題は、ミドルアイアンに限ったものではないが、従来は、ディンプル設計を行う際に、この吹け上がりを抑えることを目的として、ディンプルスペックを改善する取り組みが行われてきた。しかしながら、依然としてこの問題は解決しておらず、ディンプルの設計にとらわれない空力性能の改善が望まれている。また、ゴルフボールには、空力性能に加え、見た目の良さ、つまり高い外観性状も求められる。本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、飛行性能を向上するとともに、高い外観性状を有するゴルフボール及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るゴルフボールは、球状のコアと、前記コアを覆う少なくとも1層のカバー部材と、最外層を構成する前記カバー部材を被覆する少なくとも1層の塗装層と、を備え、最外層を構成する前記カバー部材には、複数のディンプルが形成されており、前記塗装層の表面に粗さが形成されており、前記塗装層の表面の最大高さRz及び算術平均粗さRaが、Rz≧Ra×6.0の関係を満たし、前記塗装層には、光輝性材料が含有されている。
上記ゴルフボールにおいては、前記光輝性材料の粒径を1μm以上125μm以下とすることができる。
上記各ゴルフボールにおいては、前記光輝性材料の粒度分布の幅は115μm以下とすることができる。
上記各ゴルフボールにおいては、2層以上の前記塗装層を備え、前記各塗装層に、異なる粒径の光輝性材料をそれぞれ含有させることができる。
上記各ゴルフボールにおいては、前記算術平均粗さRaを0.5μm以上とすることができる。
上記各ゴルフボールにおいては、前記最大高さRzを4.0μm以上とすることができる。
本発明に係るゴルフボールの製造方法は、球状のコアを形成するステップと、前記コアを少なくとも1つのカバー部材で覆い、最外層を構成する前記カバー部材に複数のディンプルを形成するステップと、最外層を構成する前記カバー部材を、光輝性材料が含有された塗装層で被覆するステップと、前記塗装層に対し、粗さを形成するステップと、を備え、前記塗装層の表面の最大高さRz及び算術平均粗さRaが、Rz≧Ra×6.0の関係を満たす。
本発明に係るゴルフボールによれば、飛行性能を向上することができる。また、外観性状を向上することができる。
本発明のゴルフボールの一実施形態を示す一部切欠き断面図である。 図1の一部拡大断面図である。
<1.ゴルフボール>
以下、本発明に係るゴルフボールの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係るゴルフボールの一部切欠き断面図である。
図1に示すように、このゴルフボールは、球状のコア1と、このコア1を覆う中間層2と、この中間層2を覆うカバー3と、このカバー3の表面に被覆された塗装層4と、を備えている。
このゴルフボールの直径は、40〜45mmが好ましく、米国ゴルフ協会(USGA)の規格を満たす観点から、直径を42.67mm以上とすることがさらに好ましい。また、空気抵抗抑制の観点からは、直径を44mm以下とすることが好ましく、42.80mm以下とすることがさらに好ましい。また、このゴルフボールの質量は、40g以上、50g以下が好ましい。特に、大きな慣性が得られるとの観点からは、質量は44g以上が好ましく、45.00g以上がさらに好ましい。また、USGAの規格が満たす観点からは、45.93g以下であることが好ましい。
<1−1.コア>
次に、このゴルフボールを構成する各部材について説明する。コア1は、ゴム組成物が架橋されることによって形成されている。ゴム組成物の基材ゴムとしては、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレンーブタジエン共重合体、エチレンープロピレンージエン共重合体及び天然ゴムが例示される。2種以上のゴムが併用されてもよい。また、反発性能の観点から、ポリブタジエンが好ましく、特にハイシスポリブタジエンが好ましい。
コア1のゴム組成物は、共架橋剤を含んでいる。反発性能の観点から好ましい共架橋剤は、アクリル酸亜鉛、アクリル酸マグネシウム、メタクリル酸亜鉛及びメタクリル酸マグネシウムである。ゴム組成物が、共架橋剤と共に有機過酸化物を含むことが好ましい。好ましい有機過酸化物として、ジクミルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチルー2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン及びジーt−ブチルパーオキサイドが挙げられる。
コア1のゴム組成物は、充填剤、硫黄、加硫促進剤、硫黄化合物、老化防止剤、着色剤、可塑剤、分散剤、カルボン酸、カルボン酸塩等の添加剤を含んでもよい。また、ゴム組成物が、合成樹脂粉末又は架橋されたゴム粉末を含んでもよい。
コア1の直径は30.0mm以上が好ましく、38.0mm以上が特に好ましい。一方、コア1の直径は42.0mm以下が好ましく、41.5mm以下が特に好ましい。コア1が、2以上の層を有してもよい。コア1の形状は全体として球状であれば、特には限定されないが、その表面にリブを有してもよい。また、コア1が中空であってもよい。
<1−2.中間層>
次に、中間層2について説明する。中間層2は、樹脂組成物からなる。この樹脂組成物の好ましい基材ポリマーは、アイオノマー樹脂である。好ましいアイオノマー樹脂として、α−オレフインと炭素数が3以上8以下のα,β−不飽和カルボン酸との二元共重合体が挙げられる。好ましい他のアイオノマー樹脂として、α−オレフインと炭素数が3以上8以下のα,β−不飽和カルボン酸と炭素数が2以上22以下のα,β−不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体が挙げられる。この二元共重合体及び三元共重合体において、好ましいα−オレフインはエチレン及びプロピレンであり、好ましいα,β−不飽和カルボン酸はアクリル酸及びメタクリル酸である。この二元共重合体及び三元共重合体において、カルボキシル基の一部は金属イオンで中和されている。中和のための金属イオンとして、ナトリウムイオン、カリウムイオン、リチウムイオン、亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン及びネオジムイオンが例示される。
アイオノマー樹脂に代えて、中間層2の樹脂組成物が他のポリマーを含んでもよい。他のポリマーとして、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフイン及びポリウレタンが例示される。樹脂組成物が、2種以上のポリマーを含んでもよい。
中間層2の樹脂組成物が、二酸化チタンのような着色剤、硫酸バリウムのような充填剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光剤、蛍光増白剤等を含んでもよい。比重調整の目的で、この樹脂組成物がタングステン、モリブデン等の高比重金属の粉末を含んでもよい。
中間層2の厚みは0.2mm以上が好ましく、0.3mm以上が特に好ましい。一方、中間層2の厚みは2.5mm以下が好ましく、2.2mm以下が特に好ましい。中間層2の比重は0.90以上が好ましく、0.95以上が特に好ましい。中間層2の比重は1.10以下が好ましく、1.05以下が特に好ましい。中間層2が、2以上の層を有してもよい。例えば、中間層2の外側に補強層を配置することもできる。
<1−3.カバー>
カバー3は、樹脂組成物からなる。この樹脂組成物の好ましい基材ポリマーは、ポリウレタンである。樹脂組成物が、熱可塑性ポリウレタンを含んでもよく、熱硬化性ポリウレタンを含んでもよい。生産性の観点から、熱可塑性ポリウレタンが好ましい。熱可塑性ポリウレタンは、ハードセグメントとしてのポリウレタン成分と、ソフトセグメントとしてのポリエステル成分又はポリエーテル成分とを含む。
ポリウレタン成分の硬化剤として、脂環式ジイソシアネー卜、芳香族ジイソシアネー卜及び脂肪族ジイソシアネー卜が例示される。特に、脂環式ジイソシアネートが好ましい。脂環式ジイソシアネートは主鎖に二重結合を有さないので、カバー3の黄変が抑制される。脂環式ジイソシアネートとして、4,4,−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(H12MDI)、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン(H6XDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)及びトランス−1,4−シクロヘキサンジイソシアネート(CHDI)が例示される。汎用性及び加工性の観点から、H12MDIが好ましい。
ポリウレタンに代えて、カバー3の樹脂組成物が他のポリマーを含んでもよい。他のポリマーとして、アイオノマー樹脂、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエステル及びポリオレフインが例示される。樹脂組成物が、2種以上のポリマーを含んでもよい。
カバー3の樹脂組成物が、二酸化チタンのような着色剤、硫酸バリウムのような充填剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光剤、蛍光増白剤等を含んでもよい。
カバー3の厚みは0.2mm以上が好ましく、0.3mm以上がさらに好ましい。カバー3の厚みは2.5mm以下が好ましく、2.2mm以下が特に好ましい。カバー3の比重は0.90以上が好ましく、0.95以上が特に好ましい。カバー3の比重は1.10以下が好ましく、1.05以下が特に好ましい。なお、カバー3が、2以上の層を有してもよい。
また、カバー3の表面には、ディンプル5が形成されている。図2において仮想線Tで示されているのは、ディンプル5の両端に共通の接線である。この仮想線Tとディンプル5の表面とに囲まれた部分の容積が、ディンプル5の容積である。ディンプル5の総容積は、270mm3以上370mm3以下が好ましい。総容積が上記範囲未満であると、ホップする弾道となることがある。この観点から、総容積は290mm3以上がさらに好ましい。総容積が上記範囲を超えると、ドロップする弾道となるおそれがある。この観点から、総容積は350mm3以下がさらに好ましい。
ディンプル5の総面積が仮想球の表面積に占める比率は、占有率と称される。占有率は、70%以上98%以下が好ましい。占有率が上記範囲未満であると、飛行中のゴルフボールの揚力が不足するおそれがある。この観点から、占有率は72%以上がより好ましく、75%以上が特に好ましい。一方、占有率は98%以下が好ましく、95%以下がさらに好ましい。なお、ディンプル5の面積は、無限遠からゴルフボールの中心を見た場合の、エッジラインに囲まれた領域の面積(すなわち平面形状の面積)である。
個々のディンプル5の深さは、0.1mm以上0.6mm以下が好ましい。深さが上記範囲未満であると、ホップする弾道となることがある。この観点から、深さは0.12mm以上がより好ましく、0.14mm以上が特に好ましい。一方、深さが上記範囲を超えると、ドロップする弾道となることがある。この観点から、深さは0.55mm以下がより好ましく、0.50mm以下が特に好ましい。深さが上記範囲に含まれるディンプル5の数がディンプル5の総数に占める比率は50%以上が好ましく、65%以上がより好ましく、80%以上が特に好ましい。深さは、仮想線Tからディンプル5の最深部までの距離である。
ディンプル5の総数は、200個以上500個以下が好ましい。総数が上記範囲未満であると、ディンプル効果が得られにくい。この観点から、総数は230個以上がより好ましく、260個以上が特に好ましい。一方、総数が上記範囲を超えると、ディンプル効果が得られにくい。この観点から、総数は470個以下がより好ましく、440個以下が特に好ましい。
なお、形成されるディンプル5は単一種類でもよく、複数種類であってもよい。円形ディンプル5に代えて、又は円形ディンプル5とともに、非円形ディンプル(平面形状が円でないディンプル)が形成されてもよい。
<1−4.塗装層>
次に、塗装層4について説明する。塗装層4は、塗料をカバー3の表面に被覆することで構成されており、塗料には光輝性材料が含有されている。具体的には、塗装層4は、例えば、樹脂成分と光輝性材料とを含有し、他の顔料などを含有しない所謂クリアーペイント層とすることができる。また、樹脂成分と光輝性材料と他の顔料とを含有する所謂エナメルペイント層であってもよい。以下、樹脂成分と光輝性材料について、詳細に説明する。
まず、光輝性材料について説明する。光輝性材料としては、例えば、核を一層以上の光反射性物質で被覆した光輝性材料を挙げることができ、例えば、天然マイカ、合成マイカ、パールフレーク、ガラスフレーク、金属、または、金属酸化物からなる核の周囲を、金属、金属酸化物または金属窒化物からなる光反射性物質で被覆したものを挙げることができる。上記金属としては、例えば、アルミニウム、クロム、コバルト、金、銀、ニッケル、鉄よりなる群から選択される少なくとも1種を挙げることでき、核および光反射性物質に用いる金属酸化物としては、例えば、二酸化チタン、および、酸化鉄などを挙げることができる。また、上記のような核を光反射性物質で被覆した光輝性材料のほか、光沢のある金属粉末を光輝性材料として用いることもできる。
光輝性材料の具体例としては、例えば、合成マイカまたは天然マイカを核とし、その周囲が酸化チタンまたは酸化鉄からなる金属酸化物で被覆されたもの(メルク社製「イリオジン」)、ガラスフレークを核とし、その周囲が二酸化チタン、酸化鉄などの金属酸化物、あるいは、金、銀、もしくは、ニッケルなどの金属で被覆されたもの(日本板硝子社製「メタシャイン」)、アルミニウムまたは酸化鉄を核とし、その周囲が二酸化ケイ素、酸化鉄からなる金属酸化物で被覆されたもの(BASF社製「バリオクロム」)などを挙げることができる。
以上のような光輝性材料は、例えば、粒径は、1μm以上であることが好ましく、5μm以上であることがさらに好ましい。これは、粒径が1μm以下となると、光輝性の効果が小さくなるためである。また、粒径は、125μ以下であることが好ましく、90μm以下であることがより好ましく、80μm以下であることがさらに好ましい。これは、粒径が125μmを超えると、斑などが見られ、外観に不具合がでるためである。なお、粒径は、例えば、Marvern社製マスターサイザーを用いてレーザー回折法により測定することができる。また、粒径が1μm〜125μm以外のものも含まれていてもよい。
また、上述した粒径を有する光輝性材料の粒度分布の幅は、115μm以下が好ましく、100μm以下がより好ましく、90μm以下がさらに好ましい。これは、粒度分布の幅が115μmを超えると、光輝性が低下するためである。特に、粒度分布の幅が小さいほど、均一に光を反射でき、光輝性が高くなるため、好ましい。なお、粒度分布の幅とは、利用する光輝性材料の粒度分布が、正規分布と仮定した場合の±2σ(全データの95.45%)の範囲である。また、粒径の測定は、上述したようにMarvern社製マスターサイザーを用いてレーザー回折法で行うことができる。
続いて、塗装層4を構成する樹脂成分について説明する。樹脂成分は、特に限定されず、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロース系樹脂などを使用できるが、後述する二液硬化型ポリウレタン樹脂を使用することが好ましい。二液硬化型ポリウレタン樹脂を使用すると、耐久性に一層優れた塗膜が得られるからである。
二液硬化型ポリウレタン樹脂は、主剤と硬化剤とを反応させてなるポリウレタン樹脂であり、例えば、ポリオール成分を含有する主剤をポリイソシアネート化合物およびその誘導体で硬化させたものが挙げられる。
なお、塗装層4には、上述した基材樹脂などのほかに、更に、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤、蛍光増白剤、ブロッキング防止剤、顔料などの、一般にゴルフ用ペイントに含有され得る添加剤が含まれていてもよい。
塗装層4の厚みは、5.0μm以上であることが好ましく、5.5μm以上であることがさらに好ましく、6.0μm以上であることが特に好ましい。これは、塗装層4の厚みが5.0μmより小さいと、後述する粗さを形成する過程でカバー3からの剥離が生じるおそれがあることによる。一方、塗装層4の厚みの上限については、特には制限されないが、塗布する塗料の量を増すなどして塗装層4の厚みが大きくなると、ボール全体の塗装層4の厚みが均一にならない可能性が高い。この観点から、塗装層4の厚みは、30μm以下であることが好ましい。
塗装層4中の光輝性材料の含有量は、特に限定されるものではないが、樹脂成分100質量部に対して、1質量部以上、より好ましくは3質量部以上、さらに好ましくは5質量部以上であって、20質量部以下、より好ましくは15質量部以下、さらに好ましくは13質量部以下であることが好ましい。光輝性材料の含有量が下限を下回ると光輝性が不足となり、上限を上回ると塗膜の耐久性が低下する傾向があるからである。
なお、塗装層4は、1層で形成することもできるし、複数の層を積層することで形成することもできる。複数の塗装層4を形成する場合、各塗装層4に同種の光輝性材料を含有させることもできるし、異なる光輝性材料を含有させることもできる。複数の塗装層4に異なる光輝性材料を利用すると、例えば、隠蔽性効果と光輝性効果の両方を得ることができ、また、色の組み合わせの自由度が高くなるという利点がある。
また、塗装層4の表面には粗さが形成されている。すなわち、後述するように、カバー3に粗さのない塗装層4を形成した後、この塗装層4の表面に粗さが形成される。粗さには、種々の定義方法があるが、本発明の発明者は、最大高さRzと算術平均粗さRaを用い、これらの関係が以下の式を満たす場合に所望の空力効果が得られることを見出した。
Rz ≧ Ra×6.0 (1)
特に、最大高さRzと算術平均粗さRaの関係が、上記式(1)を満たすことで、ゴルフボールに作用する揚力が抑制され、その結果、打撃時の弾道高さが抑えられることで、飛距離が伸びることが見出された。
本実施形態においては、塗装層4の算術平均粗さRaは、0.5μm以上であることが好ましく、0.6μm以上であることがさらに好ましく、0.7μm以上であることが特に好ましい。これは、算術平均粗さRaが、0.5μmより小さいと、粗さによる空力効果が十分に得られないからである。一方、算術平均粗さRaの上限については特には限定されないが、粗さが増大すると、塗装層4のカバー3に対する密着不良や剥離が起こる可能性があるため、5μm以下であることが好ましい。
一方、最大高さRzは、4.0μm以上であることが好ましく、4.5μm以上であることがさらに好ましく、5.0μm以上であることが特に好ましい。これは、最大高さRzが、4.0μmより小さいと、粗さによる空力効果が十分に得られないからである。一方、最大高さRzの上限については特には限定されないが、粗さが増大すると、塗装層4のカバー3に対する密着不良や剥離が起こる可能性があるため、20μm以下であることが好ましい。なお、これら最大高さRz、算術平均粗さRaは、JIS B0601(2001)の規定に準拠して測定される。
<2.ゴルフボールの製造方法>
このゴルフボールの製造では、次のように行われる。このようなゴルフボールの製造方法としては、公知の方法が適宜用いられるが、まずコア1が成形され、このコア1の周りに中間層2、及びカバー3がこの順で成形される。そして、カバー3の成形と同時に、ディンプル5が形成される。すなわち、カバーを成形する金型のキャビティにディンプルを成形するための多数の凸部が形成されている。これに続いて、カバー3の表面に塗料が塗布される。この塗料が乾燥することで、塗装層4が得られる。硬化型塗料を用いる場合の塗装方法は、特に限定されず、公知の方法を採用することができ、例えば、スプレー塗装、静電塗装などを挙げることができる。
エアーガンを用いたスプレー塗装の場合には、ポリオール成分とポリイソシアネート成分とをそれぞれのポンプで供給して、エアーガン直前に配置されたラインミキサーで連続的に混合し、得られた混合物をスプレー塗装してもよいし、混合比制御機構を備えたエアースプレーシステムを用いて、ポリオールとポリイソシアネートとを別々にスプレー塗装してもよい。塗装は、1回でスプレー塗布しても良いし、複数回重ね塗りをしても良い。
ゴルフボール本体に塗布された硬化型塗料は、例えば、30℃〜70℃の温度で1時間〜24時間乾燥することにより塗膜を形成することができる。
<3.塗装層の粗さの形成方法>
続いて、塗装層4の粗さの形成方法について説明する。塗装層4の形成方法には、種々の方法があるが、例えば、以下の2つの方法がある。
<3−1.微細粒子の噴霧による表面処理>
この方法では、塗装層4の表面に、微細粒子を噴霧することで粗さを形成する。微細粒子は、エアガン等で、例えばボールを回転させながら表面全体に亘って噴霧することができる。その際の噴霧の圧力は、1〜10barであることが望ましい。これは、1bar未満であると、所望の粗さが得られにくい一方、10barより大きいと、塗装層4のみならず、カバー3を損傷するおそれがあることによる。
この方法で用いる微細粒子としては、種々のものを用いることができるが、例えば、天然鉱石、合成樹脂、セラミック系粒子などを用いることができる。天然鉱石としては、例えば、SiC,SiO2,AL23,MgO,Na2Oもしくはこれらの混合物、合成樹脂としては、例えば、メラミン系樹脂等を主成分とした、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂、もしくはそれらの混合物を用いることができる。また、セラミック系粒子としては、例えば、ジルコニア等の金属酸化物が挙げられる。但し、所望の粗さを得るために、平均粒径が50μm以上の微細粒子を用いることが好ましい。微細粒子の平均粒径の上限は特には限定されないが、粒径が大きくなると噴霧しにくくなる可能性があるため、500μm以下であることが好ましい。
なお、この方法で粗さを形成する場合、塗装層4の厚みが小さすぎると、微細粒子の噴霧の際に塗装層4が剥離する可能性がある。この観点から塗装層4の厚みは、上述したとおりである。
<3−2.加圧処理>
この方法では、塗装層4を形成後に、キャビティの内壁面に粗さを形成した金型を用い、加圧処理をすることで、所望の粗さを得る。したがって、キャビティの内壁面に、所望の粗さを形成しておく。ここで用いる金型は、粗さが形成されている限り、特には限定されないが、例えば、ディンプルの成形に用いたものと同じものを用いることができる。そして、キャビティの内壁面には、上述したように微細粒子を噴霧することで、粗さを形成しておくことができる。
なお、この方法で粗さを形成する場合、塗装層4の厚みが小さすぎると、所望の粗さが得られにくい。この観点から塗装層4の厚みは、上述したとおりである。
以上のように、本実施形態によれば、最大高さRzと算術平均粗さRaの関係が、上記式(1)を満たすことで、ゴルフボールに作用する揚力が抑制され、その結果、打撃時の弾道高さが抑えられることで、飛距離が伸びることが見出された。但し、ゴルフボールの表面に粗さを形成すると、塗装層4の光沢が低下し、使い古されたボールのような外観となる。そこで、本実施形態においては、塗装層4に光輝性材料を含有させている。これにより、ゴルフボールの表面に粗さが形成されていたとしても、外観性状を向上することができ、高級感を奏することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、上述したように、コア1、中間層2、カバー3の層数は特には限定されず、少なくとも最外層の部材の表面に塗装層が被覆されていればよい。なお、上記実施形態においては、コア1、中間層2、カバー3の3層で構成したが、中間層とカバーが、本発明のカバー部材に相当する。また、コアとカバーの2ピースの構造にすることもできる。
以下、本発明の実施例について説明する。但し、本発明は、以下の実施例に限定されない。
ここでは、実施例1〜8、比較例1〜3の合計11種類のゴルフボールについて検討した。これらのゴルフボールは、基本的な仕様は同じであるが、表面粗さ及び塗装層に含有される光輝性材料が異なっている。したがって、まずは、共通の仕様から説明する。
(共通仕様)
100質量部のハイシスポリブタジエン(JSR社の商品名「BR−730」)、35質量部のアクリル酸亜鉛、5質量部の酸化亜鉛、5質量部の硫酸バリウム、0.5質量部のジフエニルジスルフイド、0.9質量部のジクミルパーオキサイド及び2.0質量部のオクタン酸亜鉛を混練し、ゴム組成物を得た。このゴム組成物を共に半球状キャビティを備えた上型及び下型からなる金型に投入し、170℃で18分間加熱して、直径が39.7mmであるコアを得た。
50質量部のアイオノマー樹脂(デュポン社の商品名「サーリン8945」)、50質量部の他のアイオノマー樹脂(三井デュポンポリケミカル社の商品名の「ハイミランAM7329」)、4質量部の二酸化チタン及び0.04質量部のウルトラマリンブルーを二軸混練押出機で混練し、樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を射出成形法にてコアの周りに被覆し、中間層を形成した。この中間層の厚みは、1.0mmであった。
二液硬化型エポキシ樹脂を基材ポリマーとする塗料組成物(神東塗料社の商品名「ポリン750LE)を調製した。この塗料組成物の主剤液は、30質量部のビスフェノールA型固形エポキシ樹脂と、70質量部の溶剤とからなる。この塗料組成物の硬化剤液は、40質量部の変性ポリアミドアミンと、55質量部の溶剤と、5質量部の酸化チタンとからなる。主剤液と硬化剤液との質量比は、1/1である。この塗料組成物を中間層の表面にスプレーガンで塗布し、23℃の雰囲気下で6時間保持して、補強層を得た。この補強層の厚みは、10μmであった。
100質量部の熱可塑性ポリウレタンエラストマー(BASFジャパン社の商品名「エラストランXNY85A」)及び4質量部の二酸化チタンを二軸押出機で混練し、樹脂組成物を得た。この樹脂組成物から、圧縮成形法にて、ハーフシェルを得た。このハーフシェル2枚で、コア、中間層及び補強層からなる球体を被覆した。このハーフシェル及び球体を、共に半球状キャビティを備え、キャビティ面に多数のピンプルを備えた上型及び下型からなるファイナル金型に投入し、圧縮成形法にてカバーを得た。カバーの厚みは、0.5mmであった。カバーには、ピンプルの形状が反転した形状を有するディンプルが形成された。このカバーの表面には二液硬化型ポリウレタンを基材とするクリアー塗料を塗装し、塗装層を形成した。
具体的には、回転体にゴルフボール本体を載置し、回転体を300rpmで回転させ、ゴルフボール本体からエアーガンを吹き付け距離(7cm)だけ離間させて上下方向に移動させながら行った。重ね塗りの各回のインターバルを1.0秒とした。エアーガンの吹付条件は、吹付エアー圧;0.15MPa、圧送タンクエアー圧;0.10MPa、1回の塗布時間;1秒、雰囲気温度;20℃〜27℃、雰囲気湿度;65%以下の条件で塗装とした。なお、実施例1〜8の塗装層には、後述するように、光輝性材料が含有されている。
塗装層の厚みはいずれも18μmであり、塗料を2度塗装した。その結果、直径が約42.7mmであり質量が約45.6gであるゴルフボールを得た。YAMADA式コンプレッションテスターにて測定された、荷重が98N−1274Nである場合の圧縮変形量は、約2.45mmであった。また、このゴルフボールのディンプルの仕様が、下記の表1に示されている。すなわち、各ゴルフボールには、8種類のディンプルが形成されている。
(実施例)
実施例1〜8の塗装層には、光輝性材料が含有されている。光輝性材料の種類は、表2に示すように、A〜Eの5種類あり、これらのいずれかが実施例1〜8のいずれかで用いられている。また、塗装層における樹脂成分100質量部に対する光輝性材料の配合部数は、表3に示している。
また、実施例1〜8では、以下の方法で、塗装層の表面に粗さを形成した。すなわち、塗装層の形成後に、ノズル径が8mmのエアガンにより、微細粒子を噴霧した。このとき、各ボールを20個ずつ所定の処理設備に投入し、設備を回転させながら約1分間、所定の圧力で微細粒子を噴霧した。このときの圧力及び使用した微細粒子は表3に記載の通りである。
(比較例)
比較例1〜3では、塗装層に光輝性材料は含有されていない。また、比較例1は、塗装層の形成後に、その表面には表面処理をしていない。比較例2、3は、上述した実施例1〜8と同様に、塗装層の形成後に、微細粒子を噴霧して粗さを形成した。このときの圧力及び使用した微細粒子は上記表3に記載の通りである。
上記のように形成した実施例及び比較例における最大高さRz及び算術平均粗さRaなどは、上記表3に記載の通りである。
最大高さRz及び算術平均粗さRaの測定は、表面粗さ測定機・東京精密社製Surfcom 130Aを用いた。そして、各実施例、比較例について6球ずつ準備し、各ボールの任意のディンプル内の6点にて粗さを計測し、その平均値をRz,Raとした。また、計測したRa,Rzの関係は、比較例1以外は充足している。
(評価試験)
上記のように形成された実施例及び比較例に対し、飛距離テスト及び外観性状に関する官能テストを行った。
(1.飛距離テスト)
ゴルフラボラトリー社のスイングマシンに、アイアンクラブ(ダンロップスポーツ社の商品名「SRIXON Z525」、5番アイアン、シャフト硬度:S、ロフト角:24°)を装着した。そして、各ゴルフボールを20球ずつ打撃し、打球が落下するまでの距離(キャリー)を測定し、平均を算出した。打撃の条件は、ヘッド速度41m/sec、打ち出し角度約14°、バックスピン速度約4700rpmであり、ほぼ無風の中で試験を行った。
(2.外観性状に関する官能テスト)
実施例、比較例のボールについて、10名のゴルファーに対し、各ゴルフボールの外観に高級感があるか否かを評価させた。高級感があると評価したゴルファーの人数に基づき、下記の評価を付した。
A評価:7人以上
B評価:5人以上
C評価:4人以上
D評価:3人以上
(3.評価)
結果は表4に記載の通りである。飛距離テストでは、式(1)を満たすように、表面粗さが形成された実施例1〜8及び比較例2、3が比較例1よりも弾道が低く抑えられている。すなわち、実施例の塗装膜の粗さは、式(1)を満たすように設定されているため、揚力が低減されていると考えられる。その結果、実施例1〜8及び比較例2、3は、比較例1よりも飛距離が伸びている。一方、外観性状に関する官能テストでは、光輝性材料が含有されている実施例1〜8が、光輝性材料を含有していない比較例1〜3よりも、高い評価を得ることが分かった。
1 :コア
3 :カバー
4 :塗装層
5 :ディンプル
Rz :最大高さ
Ra :算術平均粗さ

Claims (7)

  1. 球状のコアと、
    前記コアを覆う少なくとも1層のカバー部材と、
    最外層を構成する前記カバー部材を被覆する少なくとも1層の塗装層と、
    を備え、
    最外層を構成する前記カバー部材には、複数のディンプルが形成されており、
    前記塗装層の表面には、粗さが形成されており、
    前記塗装層の表面の最大高さRz及び算術平均粗さRaが、Rz≧Ra×6.0の関係を満たし、
    前記算術平均粗さRaが、0.40μm以上1.51μm以下であり、
    前記最大高さRzが、3.85μm以上10.10μm以下であり、
    前記塗装層には、光輝性材料が含有されている、ゴルフボール。
  2. 前記光輝性材料の粒径は、1μm以上125μm以下である、請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 前記光輝性材料の粒度分布の幅は115μm以下である、請求項1に記載のゴルフボール。
  4. 2層以上の前記塗装層を備えており、
    前記各塗装層には、異なる粒径の光輝性材料がそれぞれ含有されている、請求項1に記載のゴルフボール。
  5. 前記算術平均粗さRaが0.5μm以上である、請求項1から4のいずれかに記載のゴルフボール。
  6. 前記最大高さRzが4.0μm以上である、請求項1から5のいずれかに記載のゴルフボール。
  7. 球状のコアを形成するステップと、
    前記コアを少なくとも1つのカバー部材で覆い、最外層を構成する前記カバー部材に複数のディンプルを形成するステップと、
    最外層を構成する前記カバー部材を、光輝性材料が含有された塗装層で被覆するステップと、
    前記塗装層に対し、粗さを形成するステップと、
    を備え、
    前記塗装層の表面の最大高さRz及び算術平均粗さRaが、Rz≧Ra×6.0の関係を満た
    前記算術平均粗さRaが、0.40μm以上1.51μm以下であり、
    前記最大高さRzが、3.85μm以上10.10μm以下である、ゴルフボールの製造方法。
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