JP7296859B2 - 監視制御装置 - Google Patents
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Description
そこでメニューボタンを押した時に表示される監視画面の縮小画面(サムネイル)をユーザに提示することで、ユーザの画面展開作業の支援を行うという技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
表示装置と、ユーザが利用する入力装置と、データ処理および画面処理を行うための処理装置とを有し、ネットワークを介して外部装置と接続されている監視制御装置であって、
前記処理装置は、画面データの処理を行う画面処理部と、前記外部装置に対して前記ネットワークを介してデータの入出力を行うデータ入出力部とを有し、
前記画面処理部は、
前記表示装置に表示する前記画面データの生成を行う画面生成部と、
前記表示装置とのデータの遣り取りおよび、生成された前記画面データの表示命令を行う画面管理部と、
前記ユーザによる操作が行われる前に、前記外部装置からの情報を表示する前記表示装置のウィンドウ表示部に表示されていた画面名を記憶する画面遷移前欄および前記画面遷移前欄に記憶させた画面で、前記ユーザが行った操作を記憶する欄を1レコードに記憶する操作情報データベースと、
現在表示中の画面で、前記ユーザが行った過去の操作である操作パターンを、前記操作情報データベースから生成する操作パターン生成部とを備え、
前記表示装置は、
前記ウィンドウ表示部に表示している画面、或いは前記ユーザの操作に応じて、前記ユーザが、次に操作を行う操作として前記操作パターンを表示する操作パターン表示部とを有し、
複数の前記操作パターンについて、過去にそれぞれの前記操作パターンが選択された確率を表示するものである。
以下、実施の形態1による運行管理装置(監視制御装置)を、図に基づいて説明する。
図1は、運行管理装置100の概略構成を示すブロック図である。
図2は、表示装置2と入力装置3の詳細を示すブロック図である。
図3は、処理装置4の詳細を示すブロック図である。
図1は、交通分野で利用される運行管理装置100全体の構成を示している。運行管理装置100は、列車の運行状態、列車のダイヤグラム等を表示するための表示装置2と、運行管理装置100を操作するための入力装置3と、データ処理および画面処理を行うための処理装置4とを有しており、各駅、線路上に配置される軌道回路の情報を管理する外部装置10と、ネットワーク9を介して接続されている。
図4は、画面表示部21上に表示されるアラーム表示部22と、メニュー表示部23と、ウィンドウ表示部24と、操作パターン表示部25の基本的な配置を示している。
図5は、操作パターン表示部25の画面表示の一例を示す図である。
上部には、現在表示中の画面の画面名称を表示し、その下に現在表示中の画面に対して過去の操作情報から、次に画面展開された操作パターンを一覧にして表示する。
図6は、操作情報データベース55の作成例を示す図である。図中の「画面遷移前」欄に書かれた画面名は、画面遷移の操作が行われる前に、ウィンドウ表示部24に表示されていた画面の画面名である。「画面遷移後」欄に記憶された画面名は、ユーザによって画面遷移が行われた結果、ウィンドウ表示部24に画面展開された画面の画面名である。
図7は、監視制御データベース54の作成例を示す図である。運行管理装置100の監視制御状態が変更された場合に、変更が起きた日時を「日時」欄に、イベントの内容を「イベント」欄に、変更後の状態を「状態」欄に記憶する。画面管理部51は、この監視制御データベース54の最終行を参照することで、現在の監視制御状態を知ることができる。
図8は、ユーザ権限定義情報12の作成例を示す図である。図中の「ユーザ」欄は、ユーザ名を表しており、各ユーザが管理者権限を有しているか否かを「管理者権限」欄に、当該ユーザが行った操作について、操作情報データベース55に対して操作記憶を行うか否かを「操作記憶」欄に記憶する。
図9は、画面展開操作を記憶する流れを示すフローチャートであり、運行管理装置100を起動し、初期画面が表示された状態から、画面展開操作を行い、その操作を操作情報データベース55に蓄積させるまでの流れを示している。
図10は、操作パターン生成部53が、操作情報データベース55から生成したパターン情報を操作パターン表示部25に表示させるまでの流れを示すフローチャートである。
以下、実施の形態2による運行管理装置100を、図に基づいて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図11は、操作パターン表示部225の画面表示の一例を示す図である。
実施の形態1で示した運行管理装置100では、現在表示中の画面から、以前に画面遷移した画面への画面遷移が容易になる。しかし、操作情報データベース55に記憶できる操作を画面展開操作のみに限定する必要はない。そこで、本実施の形態2では、操作情報データベース55に画面展開操作以外のユーザの操作に対しても過去の操作を蓄積することとし、操作パターン表示部225に画面展開操作以外の操作パターンも表示する。
図12は、画面展開操作以外の操作を操作情報データベース55に記憶する流れを示すフローチャートである。例えば、ユーザが画面展開以外の操作である、ウィンドウ表示部24上に配置されている「B駅情報表示ボタン」を押下したとすると(ステップS31)、B駅情報表示ボタンの「ボタン押下イベント」がイベント処理部8に送信される(ステップS32)。次に、イベント処理部8が、画面管理部51に当該イベントの発生(操作情報)を送信する(ステップS33)。次に、画面管理部は、操作情報データベース55に、当該イベント発生情報(操作情報)を、図6に示す「別操作」として格納する(ステップS34)。
以下、実施の形態3による運行管理装置100を、図に基づいて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態1で示した運行管理装置100では、現在表示中の画面から、以前に画面遷移した画面への画面遷移が容易になる。しかし、操作パターンを検出する際のキーを画面名に限定する必要はない。そこで、本実施の形態3では、外部装置10の警報状態などの外部装置10を含むシステム状態もキーにした操作パターンの検出方法を追加する。
図13において、外部装置10からの警報イベントを受けて、データ入出力部7は、画面管理部51に警報状態が変更されたことを通知する(ステップS41)。次に、画面管理部51は、画面表示部21に対して警報状態を通知(ステップS42)することによって、アラーム表示部22に警報状態を表示させる(ステップS43)。次に、画面管理部51は、通知されたイベントの発生日時と発生したイベント名、発生後の状態を監視制御データベース54に追加して更新する(ステップS44)。
以下、実施の形態4による運行管理装置100を、図に基づいて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
本実施の形態4では、行える操作が異なるユーザが同じ運行管理装置100を利用する場合に、各ユーザのユーザ権限ごとに、操作パターンの表示内容を変更可能な運行管理装置、すなわち、ログイン中のユーザの権限で操作可能である操作のみを操作パターンとして表示可能な運行管理装置100について説明する。
以下、実施の形態5による運行管理装置100を、図に基づいて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図15は、操作パターン表示部525の画面表示の一例を示す図である。
本実施の形態5では、各画面に表示する、それぞれの操作パターンについて、過去にそれぞれの操作が実際に選択された確率を表示する。具体的には、例として図15に示すように、それぞれの操作パターン(画面展開パターン)の右隣りに、現在表示中の「B駅運行管理画面」から、それぞれの操作パターンが、過去に選択された確率を表示する。
まず、ユーザがメニュー表示部23を操作もしくは、ウィンドウ表示部24上に配置されている部品を押下することで画面展開が実行され、完了した状態となる(ステップS61)。
以下、実施の形態6による運行管理装置100を、図に基づいて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図17は、操作パターン表示部625の画面表示の一例を示す図である。
本実施の形態6では、各画面に表示する、それぞれの操作パターンについて、各操作パターンに対する補足事項などのメモを保存、表示することを可能としている。
具体的には、各画面パターン実行ボタンの右隣りにメモボタン表示する。図17、右側の図が、メモボタンを押下後にメモ内容を出力するダイアログボックスMである。
以下、実施の形態7による運行管理装置100を、図に基づいて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
本実施の形態7では、ログインするユーザごとに、当該ユーザによる操作を操作情報データベース55に記憶するか否かを決定することを可能とする。そのため、運行管理装置100は、ログインユーザによる操作の記憶可否判定処理を追加した構成である。
5 画面処理部、6 画面定義情報、7 データ入出力部、8 イベント処理部、
9 ネットワーク、10 外部装置、11 ユーザ権限確認部、
12 ユーザ権限定義情報、21 画面表示部、22 アラーム表示部、
23 メニュー表示部、24 ウィンドウ表示部、25 操作パターン表示部、
31 マウス、32 キーボード、33 タッチパネル、51 画面管理部、
52 画面生成部、53 操作パターン生成部、54 監視制御データベース、
55 操作情報データベース、225 操作パターン表示部、
525 操作パターン表示部、625 操作パターン表示部、M ダイアログボックス。
Claims (8)
- 表示装置と、ユーザが利用する入力装置と、データ処理および画面処理を行うための処理装置とを有し、ネットワークを介して外部装置と接続されている監視制御装置であって、
前記処理装置は、画面データの処理を行う画面処理部と、前記外部装置に対して前記ネットワークを介してデータの入出力を行うデータ入出力部とを有し、
前記画面処理部は、
前記表示装置に表示する前記画面データの生成を行う画面生成部と、
前記表示装置とのデータの遣り取りおよび、生成された前記画面データの表示命令を行う画面管理部と、
前記ユーザによる操作が行われる前に、前記外部装置からの情報を表示する前記表示装置のウィンドウ表示部に表示されていた画面名を記憶する画面遷移前欄および前記画面遷移前欄に記憶させた画面で、前記ユーザが行った操作を記憶する欄を1レコードに記憶する操作情報データベースと、
現在表示中の画面で、前記ユーザが行った過去の操作である操作パターンを、前記操作情報データベースから生成する操作パターン生成部とを備え、
前記表示装置は、
前記ウィンドウ表示部に表示している画面、或いは前記ユーザの操作に応じて、前記ユーザが、次に操作を行う操作として前記操作パターンを表示する操作パターン表示部とを有し、
複数の前記操作パターンについて、過去にそれぞれの前記操作パターンが選択された確率を表示する監視制御装置。 - 前記ユーザが行った過去の操作は、画面展開操作である請求項1に記載の監視制御装置。
- 前記ユーザが行った過去の操作は、画面展開操作以外の操作である請求項1に記載の監視制御装置。
- 前記画面処理部は、前記外部装置から受け取るイベントを記憶するイベント欄と、当該イベントの発生時の前記外部装置の状態を記憶する状態欄を備える監視制御データベースを有し、
前記操作情報データベースは、前記外部装置の状態を示す状態欄を有し、
前記操作パターン生成部は、前記操作情報データベースと、前記監視制御データベースとから、前記外部装置の状態に合わせて前記操作パターンを生成する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の監視制御装置。 - 前記操作パターン生成部は、ログイン中の前記ユーザの権限ごとに前記操作パターンを生成する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の監視制御装置。
- 複数の前記操作パターンについて、過去にそれぞれの前記操作パターンが選択された確率を表示する請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の監視制御装置。
- 前記操作パターンについて、メモを保存、表示可能である請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の監視制御装置。
- 前記画面管理部は、前記ユーザごとに、前記ユーザによる操作を前記操作情報データベースに記憶するか否かを決定可能である請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の監視制御装置。
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