JP7296859B2 - 監視制御装置 - Google Patents

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Description

本願は、監視制御装置に関するものである。
従来、監視制御装置の一種である運行管理システムでは、業務に応じて表示する画面が異なり、目的が変わる毎に表示画面を切り替える(現画面を閉じて新画面を開く)操作が必要である。ユーザは、監視したい画面に画面展開を行う際、メニューから各画面のタイトルを見て目的の画面であるか否かを判断していた。このとき、画面毎に操作が異なる(メニューボタンのクリック、部品のクリック)ため、システムを熟知していないとスムーズに操作できないこと、また、メニューボタンが多数あり、ボタンのメニュー名も文字が多い上に似たような名前で瞬時に判別できないため、ボタンの押し間違いが多発するという問題点があった。
そこでメニューボタンを押した時に表示される監視画面の縮小画面(サムネイル)をユーザに提示することで、ユーザの画面展開作業の支援を行うという技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008-287360号公報 (段落0017)
特許文献1に係る技術によって、ユーザが次に表示したい画面を縮小画面(サムネイル)から探し出すことは可能である。しかし、監視制御装置の画面は、見た目が似ている画面が多数存在する場合が多く、縮小画面(サムネイル)から思い通りの画面に画面遷移することは難しい。
本願は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、メニューから見たい画面を探す時間、労力を削減できるととともに、操作に不慣れなユーザにとっても扱い易い監視制御装置を得ることを目的とする。
願に開示される監視制御装置は、
表示装置と、ユーザが利用する入力装置と、データ処理および画面処理を行うための処理装置とを有し、ネットワークを介して外部装置と接続されている監視制御装置であって、
前記処理装置は、画面データの処理を行う画面処理部と、前記外部装置に対して前記ネットワークを介してデータの入出力を行うデータ入出力部とを有し、
前記画面処理部は、
前記表示装置に表示する前記画面データの生成を行う画面生成部と、
前記表示装置とのデータの遣り取りおよび、生成された前記画面データの表示命令を行う画面管理部と、
前記ユーザによる操作が行われる前に、前記外部装置からの情報を表示する前記表示装置のウィンドウ表示部に表示されていた画面名を記憶する画面遷移前欄および前記画面遷移前欄に記憶させた画面で、前記ユーザが行った操作を記憶する欄を1レコードに記憶する操作情報データベースと、
現在表示中の画面で、前記ユーザが行った過去の操作である操作パターンを、前記操作情報データベースから生成する操作パターン生成部とを備え、
前記表示装置は、
前記ウィンドウ表示部に表示している画面、或いは前記ユーザの操作に応じて、前記ユーザが、次に操作を行う操作として前記操作パターンを表示する操作パターン表示部とを有し、
複数の前記操作パターンについて、過去にそれぞれの前記操作パターンが選択された確率を表示するものである。
本願に開示される監視制御装置によれば、メニューから見たい画面を探す時間、労力を削減できるとともに、操作に不慣れなユーザにとっても扱い易い監視制御装置を得ることができる。
実施の形態1による運行管理装置の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1による表示装置と入力装置の詳細を示すブロック図である。 実施の形態1による処理装置の詳細を示すブロック図である。 実施の形態1による画面表示部上に表示されるアラーム表示部と、メニュー表示部と、ウィンドウ表示部と、操作パターン表示部の基本的な配置を示す図である。 実施の形態1による操作パターン表示部の画面表示の一例を示す図である。 実施の形態1による操作情報データベースの作成例を示す図である。 実施の形態1による監視制御データベースの作成例を示す図である。 実施の形態1によるユーザ権限定義情報の作成例を示す図である。 実施の形態1による画面展開操作を記憶する流れを示すフローチャートである。 実施の形態1による操作パターン生成部が、操作情報データベースから生成したパターン情報を操作パターン表示部に表示させるまでの流れを示すフローチャートである。 実施の形態2による操作パターン表示部の画面表示の一例を示す図である。 実施の形態2による画面展開操作以外の操作を操作情報データベースに記憶する流れを示すフローチャートである。 実施の形態3による操作パターンの表示までの流れを示すフローチャートである。 実施の形態4によるログイン中のユーザの権限で操作可能な操作のみを操作パターンとして表示する際の流れを示すフローチャートである。 実施の形態5による操作パターン表示部の画面表示の一例を示す図である。 の実施の形態5による操作パターンの表示までの流れを示すフローチャートである。 実施の形態6による操作パターン表示部の画面表示の一例を示す図である。 実施の形態6によるメモの作成の流れを示すフローチャートである。 実施の形態7による操作情報データベースへの操作の蓄積の有無をユーザによって判定する流れを示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、実施の形態1による運行管理装置(監視制御装置)を、図に基づいて説明する。
図1は、運行管理装置100の概略構成を示すブロック図である。
図2は、表示装置2と入力装置3の詳細を示すブロック図である。
図3は、処理装置4の詳細を示すブロック図である。
図1は、交通分野で利用される運行管理装置100全体の構成を示している。運行管理装置100は、列車の運行状態、列車のダイヤグラム等を表示するための表示装置2と、運行管理装置100を操作するための入力装置3と、データ処理および画面処理を行うための処理装置4とを有しており、各駅、線路上に配置される軌道回路の情報を管理する外部装置10と、ネットワーク9を介して接続されている。
図2に示すように、表示装置2は、画面表示部21を有する。画面表示部21には、外部装置10から受け取る、列車の運行状態に関する警報状態を知らせるアラーム表示部22と、画面展開(画面展開とは単に画面を開くことをいう)などの機能を選ぶためのメニュー表示部23と、列車の運行状態、列車のダイヤグラム等、外部装置10からの情報を表示するウィンドウ表示部24と、ウィンドウ表示部24に表示している画面或いはユーザの操作に応じて、ユーザが、次に操作を行う可能性が高い操作として操作パターンを表示する、操作パターン表示部25とを有している。
運行管理装置100は、入力装置3として、マウス31と、キーボード32と、タッチパネル33とを有している。
図3に示すように、処理装置4は、画面データの処理を行う画面処理部5と、個々の画面データを記述した画面定義情報6と、外部装置10に対してネットワーク9を介してデータの入出力を行うデータ入出力部7と、入力装置3からのイベントを受け取るイベント処理部8とを有している。
また、処理装置4は、運行管理装置100にログインしようとするユーザ、あるいはログイン中のユーザが操作しようとしている操作の権限を有しているか否かの判断を行うユーザ権限確認部11と、各ユーザの権限情報を記述したユーザ権限定義情報12とを有している。
画面処理部5は、表示装置2に表示する画面データの生成を行う画面生成部52と、表示装置2とのデータの遣り取りおよび、生成された画面データの表示命令などを行う画面管理部51と、表示している画面およびユーザの操作に応じて、ユーザが、次に操作を行う可能性が高い操作(ここでは画面遷移。画面遷移とは、ある画面から別の画面に、表示画面が変わることをいう。)としての操作パターンを生成する操作パターン生成部53と、上述のアラームの発生状態などの監視制御状態を蓄積する監視制御データベース54と、操作イベントを蓄積する操作情報データベース55とを有している。
各入力装置3からのイベント入力情報は、イベント処理部8が処理し、行った操作に対して表示する画面の生成命令を画面管理部51から画面生成部52に行い、表示装置2上の各表示部に処理結果を出力する。
次に、運行管理画面の表示例について説明する。
図4は、画面表示部21上に表示されるアラーム表示部22と、メニュー表示部23と、ウィンドウ表示部24と、操作パターン表示部25の基本的な配置を示している。
アラーム表示部22には、画面表示部21の上部に配置され、列車の運行に関する警報状態を表示する。警報状態の解除などの操作は、アラーム表示部22のボタン操作によって行う。
メニュー表示部23には、ウィンドウ表示部24に表示している画面の切り替えなど、画面全体に対する操作が可能な操作の一覧を表示する。ウィンドウ表示部24は、表示したい画面の中心となる表示部である。ここには、列車の運行状況、ダイヤグラム等を表示することができる。図4では、B駅における列車の運行状態を示している。操作パターン表示部25には、現在表示中の画面で、ユーザが行った過去の操作である操作パターン、すなわち、ユーザが、次に操作を行う可能性が高い操作としての操作パターンを一覧表示する。
次に、操作パターン表示部25の表示例について説明する。
図5は、操作パターン表示部25の画面表示の一例を示す図である。
上部には、現在表示中の画面の画面名称を表示し、その下に現在表示中の画面に対して過去の操作情報から、次に画面展開された操作パターンを一覧にして表示する。
また、各パターンに対して、実行ボタンを配置する。実行ボタンを押下すると、ウィンドウ表示部24の表示が、指定された画面に画面遷移される。
次に、操作情報データベース55の作成例について説明する。
図6は、操作情報データベース55の作成例を示す図である。図中の「画面遷移前」欄に書かれた画面名は、画面遷移の操作が行われる前に、ウィンドウ表示部24に表示されていた画面の画面名である。「画面遷移後」欄に記憶された画面名は、ユーザによって画面遷移が行われた結果、ウィンドウ表示部24に画面展開された画面の画面名である。
また、画面展開以外の操作を行った場合は「別操作」欄に記憶する。また、同一の画面遷移前の画面に対して同一の画面展開操作が実行された場合は、「回数」欄の回数に1を加算する。「メモ」欄には、各画面操作情報に紐づくメモを保存できる。操作情報データベース55には、これらの欄にそれぞれのデータが、1レコードとして記憶されている。このように、操作情報データベース55には、任意のある画面で、ユーザが行った過去の操作を記憶している。
操作情報データベース55から操作パターン表示部25に表示すべきデータを取得する際は、操作情報データベース55から、現在表示している画面名と、「画面遷移前」欄に記憶された画面名とが一致するレコードを探し出し、回数の多い順に操作パターン表示部25に一覧表示する。
また、操作情報データベース55の作成方法はこれに限定するものではなく、画面ごとにデータベースを分けるような構成、画面をIDで指定する方法でもよい。
次に、監視制御データベース54の作成例について説明する。
図7は、監視制御データベース54の作成例を示す図である。運行管理装置100の監視制御状態が変更された場合に、変更が起きた日時を「日時」欄に、イベントの内容を「イベント」欄に、変更後の状態を「状態」欄に記憶する。画面管理部51は、この監視制御データベース54の最終行を参照することで、現在の監視制御状態を知ることができる。
次に、ユーザ権限定義情報12の作成例について説明する。
図8は、ユーザ権限定義情報12の作成例を示す図である。図中の「ユーザ」欄は、ユーザ名を表しており、各ユーザが管理者権限を有しているか否かを「管理者権限」欄に、当該ユーザが行った操作について、操作情報データベース55に対して操作記憶を行うか否かを「操作記憶」欄に記憶する。
ユーザ権限確認部11は、画面管理部51から、ユーザの管理者権限の照会、操作記憶の有無に関する情報の照会を受けると、ユーザ権限定義情報12を参照し、該当ユーザの権限を取得する。
次に、ユーザによる画面展開操作を記憶する際の動作について説明する。
図9は、画面展開操作を記憶する流れを示すフローチャートであり、運行管理装置100を起動し、初期画面が表示された状態から、画面展開操作を行い、その操作を操作情報データベース55に蓄積させるまでの流れを示している。
まず、運行管理装置100を起動し初期画面が表示された状態から、ユーザが、メニュー表示部23を操作もしくは、ウィンドウ表示部24上に配置されている部品を押下することによって、画面展開を実行する(ステップS11)。ここで、運行管理装置100の起動時の状態では、操作情報データベース55にはデータは蓄積されていないこととしてもよいし、過去の蓄積を維持してもよい。
そして、ユーザによる画面展開操作を受けて、イベント処理部8は、画面管理部51へ画面展開の情報を送信する(ステップS12)。最後に、画面管理部51は、画面展開情報を解釈し、ウィンドウ表示部24の表示が、どの画面(遷移前)から、どの画面(遷移後)に遷移したかを、操作情報データベース55に格納する(ステップS13)。
次に、操作パターン表示部25への操作パターンの表示について説明する。
図10は、操作パターン生成部53が、操作情報データベース55から生成したパターン情報を操作パターン表示部25に表示させるまでの流れを示すフローチャートである。
まず、ユーザがメニュー表示部23を操作もしくは、ウィンドウ表示部24上に配置されている部品を押下することで画面展開が実行され、完了した状態となる(ステップS21)。次に、画面管理部51は、画面展開結果を操作パターン生成部53に送信し、操作パターン表示部25に表示すべき操作パターンの生成命令を実行する(ステップS22)。
次に、操作パターン生成命令を受けた操作パターン生成部53は、操作情報データベース55のデータを読み込み(ステップS23)、読み込んだデータベースをもとに、ユーザが、次に操作する可能性が高い操作パターンを生成する(ステップS24)。このとき、生成する操作パターンは、現在表示中の画面が過去に表示されていた際に、次にどの画面に遷移したかの過去の統計情報をそのまま渡す。
次に、操作パターン生成部53は、生成した操作パターンを画面管理部51に送信し(ステップS25)、画面管理部51は、受け取った操作パターンから操作パターン表示部25に表示する画面の画面作成を行い、画面表示部21へ操作パターン表示命令を実行する(ステップS26)。表示命令を受けた画面表示部21は、操作パターン表示部25に操作パターンを表示して処理を完了する(ステップS27)。
以上のように、実施の形態1による運行管理装置100によれば、ユーザは、一覧に表示された操作パターンから次の画面展開が可能となり、少ない操作数で目的の画面への展開が可能となる効果がある。また、運行管理装置の扱いに不慣れな非熟練者が操作する場合でも、間違った画面に画面遷移してしまうといった操作ミスを削減できる効果もある。
実施の形態2.
以下、実施の形態2による運行管理装置100を、図に基づいて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図11は、操作パターン表示部225の画面表示の一例を示す図である。
実施の形態1で示した運行管理装置100では、現在表示中の画面から、以前に画面遷移した画面への画面遷移が容易になる。しかし、操作情報データベース55に記憶できる操作を画面展開操作のみに限定する必要はない。そこで、本実施の形態2では、操作情報データベース55に画面展開操作以外のユーザの操作に対しても過去の操作を蓄積することとし、操作パターン表示部225に画面展開操作以外の操作パターンも表示する。
図11において、パターン3が画面展開操作以外の操作パターンであり、例として警報停止ボタンの押下を行うことができる。
次に、ユーザによる画面展開操作以外の操作を操作情報データベース55に記憶する際の動作について説明する。
図12は、画面展開操作以外の操作を操作情報データベース55に記憶する流れを示すフローチャートである。例えば、ユーザが画面展開以外の操作である、ウィンドウ表示部24上に配置されている「B駅情報表示ボタン」を押下したとすると(ステップS31)、B駅情報表示ボタンの「ボタン押下イベント」がイベント処理部8に送信される(ステップS32)。次に、イベント処理部8が、画面管理部51に当該イベントの発生(操作情報)を送信する(ステップS33)。次に、画面管理部は、操作情報データベース55に、当該イベント発生情報(操作情報)を、図6に示す「別操作」として格納する(ステップS34)。
なお、画面展開操作以外の操作を操作情報データベース55に格納する際には、図6の「画面遷移後」欄に「画面遷移前」欄と同じ画面名を記憶する。
以上のように、実施の形態2による運行管理装置100によれば、画面展開操作以外の過去の操作についても操作パターン表示部25に表示できることによって、さらなる操作性の向上効果が得られる。
実施の形態3.
以下、実施の形態3による運行管理装置100を、図に基づいて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態1で示した運行管理装置100では、現在表示中の画面から、以前に画面遷移した画面への画面遷移が容易になる。しかし、操作パターンを検出する際のキーを画面名に限定する必要はない。そこで、本実施の形態3では、外部装置10の警報状態などの外部装置10を含むシステム状態もキーにした操作パターンの検出方法を追加する。
図13は、本実施の形態での操作パターンの表示までの流れを示すフローチャートである。
図13において、外部装置10からの警報イベントを受けて、データ入出力部7は、画面管理部51に警報状態が変更されたことを通知する(ステップS41)。次に、画面管理部51は、画面表示部21に対して警報状態を通知(ステップS42)することによって、アラーム表示部22に警報状態を表示させる(ステップS43)。次に、画面管理部51は、通知されたイベントの発生日時と発生したイベント名、発生後の状態を監視制御データベース54に追加して更新する(ステップS44)。
次に、画面管理部51は、操作パターン生成部53に、操作パターンの生成命令を行い、命令を受けた操作パターン生成部53は、操作情報データベース55と、監視制御データベース54とから、次に行う操作パターンを生成する(ステップS45)。
警報状態をキーとして操作パターンを生成する場合、図7に示す監視制御データベース54の”状態”項目から現在の警報状態を取得する。そして、取得した警報状態と図6に示す操作情報データベース55の”状態”項目が一致するものを操作パターンの対象とする。
操作パターンを作成後は、実施の形態1と同様、操作パターン生成部53は、生成した操作パターンを画面管理部51に送信し(ステップS46)画面管理部51は、受け取った操作パターンから操作パターン表示部25に表示する画面の画面作成を行い、画面表示部21へ操作パターン表示命令を実行する(ステップS47)。表示命令を受けた画面表示部21は、操作パターン表示部25に操作パターンを表示して処理を完了する(ステップS48)。
以上のように、実施の形態3による運行管理装置100によれば、警報状態などのシステムの状態によって画面表示する操作パターンを変えることで、操作パターンの提示精度を向上することができ、ユーザによる操作時間の削減が期待できる。
実施の形態4.
以下、実施の形態4による運行管理装置100を、図に基づいて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
本実施の形態4では、行える操作が異なるユーザが同じ運行管理装置100を利用する場合に、各ユーザのユーザ権限ごとに、操作パターンの表示内容を変更可能な運行管理装置、すなわち、ログイン中のユーザの権限で操作可能である操作のみを操作パターンとして表示可能な運行管理装置100について説明する。
図14は、ログイン中のユーザの権限で操作可能な操作のみを操作パターンとして表示する際の流れを示すフローチャートである。
まず、ユーザがメニュー表示部23を操作もしくは、ウィンドウ表示部24上に配置されている部品を押下することで画面展開が実行され、完了した状態となる(ステップS51)。
次に、画面管理部51は、画面展開結果を操作パターン生成部53に送信し、操作パターン表示部に表示すべき操作パターンの生成命令を実行する(ステップS52)。
次に、操作パターン生成命令を受けた操作パターン生成部53は、操作情報データベース55のデータを読み込み(ステップS53)、読み込んだデータベースをもとに、ユーザが、次に操作する可能性が高い操作パターンを生成する(ステップS54)。
このとき、操作パターンに管理者権限が必要な操作が含まれている場合は、操作パターン生成部53は、現在ログイン中のユーザの権限を、ユーザ権限確認部11を通じてユーザ権限定義情報12から取得し、当該ユーザの権限で行うことができる操作のみを抽出する(ステップS55)。
次に、操作パターン生成部53は、抽出した操作パターンを画面管理部51に送信し(ステップS56)、画面管理部51は、受け取った操作パターンから操作パターン表示部25に表示する画面の画面作成を行い、画面表示部21へ操作パターン表示命令を実行する(ステップS57)。表示命令を受けた画面表示部21は、操作パターン表示部25に操作パターンを表示して処理を完了する(ステップS58)。
以上のように、実施の形態4による運行管理装置100によれば、ログイン中のユーザの権限で操作できる操作のみを操作パターン表示部25に表示することで、各ユーザは、操作パターンとして提示された操作が行えないといった事象を意識することなく運行管理装置100を操作できるため、運行管理装置100の操作性が向上する。
実施の形態5.
以下、実施の形態5による運行管理装置100を、図に基づいて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図15は、操作パターン表示部525の画面表示の一例を示す図である。
本実施の形態5では、各画面に表示する、それぞれの操作パターンについて、過去にそれぞれの操作が実際に選択された確率を表示する。具体的には、例として図15に示すように、それぞれの操作パターン(画面展開パターン)の右隣りに、現在表示中の「B駅運行管理画面」から、それぞれの操作パターンが、過去に選択された確率を表示する。
図16は、操作パターンの表示までの流れを示すフローチャートである。
まず、ユーザがメニュー表示部23を操作もしくは、ウィンドウ表示部24上に配置されている部品を押下することで画面展開が実行され、完了した状態となる(ステップS61)。
次に、画面管理部51は、画面展開結果を操作パターン生成部53に送信し、操作パターン表示部に表示すべき操作パターンの生成命令を実行する(ステップS62)。
次に、操作パターン生成命令を受けた操作パターン生成部53は、操作情報データベース55のデータを読み込み(ステップS63)、読み込んだデータベースをもとに、ユーザが、次に操作する可能性が高い操作パターンを生成する(ステップS64)。
このとき、操作パターン生成部53の中で、現在表示中の画面に対して行われた過去の操作の総数と、各操作パターンの操作が実行された回数から、各操作パターンが過去に選択された確率を計算する(ステップS65)。
次に、操作パターン生成部53は、生成した操作パターンとその発生確率を画面管理部51に送信し(ステップS66)、画面管理部51は、受け取った操作パターンとそれぞれの確率から操作パターン表示部25に表示する画面の画面作成を行い、画面表示部21へ操作パターン表示命令を実行する(ステップS67)。表示命令を受けた操作パターン表示部25は、操作パターンに上述の確率を加えて表示して処理を完了する(ステップS68)。
以上のように、実施の形態5による運行管理装置100によれば、各画面展開パターンに対しての過去の選択確率を表示できるようにすることで、ユーザは、決まった流れの操作を行う際の参考にすることができ、運行管理装置100の操作性を向上する効果がある。
実施の形態6.
以下、実施の形態6による運行管理装置100を、図に基づいて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図17は、操作パターン表示部625の画面表示の一例を示す図である。
本実施の形態6では、各画面に表示する、それぞれの操作パターンについて、各操作パターンに対する補足事項などのメモを保存、表示することを可能としている。
具体的には、各画面パターン実行ボタンの右隣りにメモボタン表示する。図17、右側の図が、メモボタンを押下後にメモ内容を出力するダイアログボックスMである。
図18は、操作パターン(画面展開パターン)に対するメモの作成の流れを示すフローチャートである。操作パターン表示部25に表示されたメモボタンが押下されると(ステップS71)、画面管理部51は、図6に示す操作情報データベース55から該当する操作パターンのメモを取得し(ステップS72)、メモ用のダイアログボックスMを開いて取得したメモを表示する(ステップS73)。
次にユーザが、ダイアログボックスM中のメモ内容を編集し、確定ボタンを押下すると(ステップS74)、画面管理部51は、編集したメモの内容を操作情報データベース55に保存(ステップS75)し、これを蓄積する。
以上のように、実施の形態6による運行管理装置100によれば、各操作パターンに対してそれぞれの操作に関するメモを保存、表示できるので、運行管理装置100の操作に不慣れなユーザでも、作業の意味を理解したり、作業内容を確認したりしながら作業を確実に実施することができる効果がある。
実施の形態7.
以下、実施の形態7による運行管理装置100を、図に基づいて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
本実施の形態7では、ログインするユーザごとに、当該ユーザによる操作を操作情報データベース55に記憶するか否かを決定することを可能とする。そのため、運行管理装置100は、ログインユーザによる操作の記憶可否判定処理を追加した構成である。
図19は、操作情報データベース55への操作の蓄積の有無をユーザによって判定する流れを示すフローチャートである。まず、ユーザによって画面展開が実行されると(ステップS81)、イベント処理部8から画面管理部51に操作情報が送信される(ステップS82)。
次に、画面管理部51は、ユーザ権限確認部11を通じて、図8に示すユーザ権限定義情報12の「操作記憶」欄の定義から、操作記憶の要否を取得して、現在操作しているユーザが、操作を記憶する対象となるユーザか否かを判定する(ステップS83)。操作を記憶するユーザと判定した場合(ステップS83-YES)は、画面管理部51は、操作情報データベース55にデータを蓄積し(ステップS84)、操作を記憶するユーザでないと判定した場合は、操作情報データベース55にデータを蓄積せず(ステップS83-NO)、処理を終了する。
以上のように、実施の形態7によれば、ユーザ権限定義情報12に「操作記憶」欄を設け、ユーザごとの操作記憶の要否を設定することによって、熟練者のみの操作を記憶させることで、操作に不慣れなユーザの誤った画面展開情報が記憶されなくなる。これにより、操作情報パターンの精度の向上を図ることができる。
なお、これまでの説明では、監視制御装置としての運行管理装置100を例として説明したが、本願に開示される技術は、他のプラント等の監視制御装置にも利用可能である。
本願は、様々な例示的な実施の形態および実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、および機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
100 運行管理装置、2 表示装置、3 入力装置、4 処理装置、
5 画面処理部、6 画面定義情報、7 データ入出力部、8 イベント処理部、
9 ネットワーク、10 外部装置、11 ユーザ権限確認部、
12 ユーザ権限定義情報、21 画面表示部、22 アラーム表示部、
23 メニュー表示部、24 ウィンドウ表示部、25 操作パターン表示部、
31 マウス、32 キーボード、33 タッチパネル、51 画面管理部、
52 画面生成部、53 操作パターン生成部、54 監視制御データベース、
55 操作情報データベース、225 操作パターン表示部、
525 操作パターン表示部、625 操作パターン表示部、M ダイアログボックス。

Claims (8)

  1. 表示装置と、ユーザが利用する入力装置と、データ処理および画面処理を行うための処理装置とを有し、ネットワークを介して外部装置と接続されている監視制御装置であって、
    前記処理装置は、画面データの処理を行う画面処理部と、前記外部装置に対して前記ネットワークを介してデータの入出力を行うデータ入出力部とを有し、
    前記画面処理部は、
    前記表示装置に表示する前記画面データの生成を行う画面生成部と、
    前記表示装置とのデータの遣り取りおよび、生成された前記画面データの表示命令を行う画面管理部と、
    前記ユーザによる操作が行われる前に、前記外部装置からの情報を表示する前記表示装置のウィンドウ表示部に表示されていた画面名を記憶する画面遷移前欄および前記画面遷移前欄に記憶させた画面で、前記ユーザが行った操作を記憶する欄を1レコードに記憶する操作情報データベースと、
    現在表示中の画面で、前記ユーザが行った過去の操作である操作パターンを、前記操作情報データベースから生成する操作パターン生成部とを備え、
    前記表示装置は、
    前記ウィンドウ表示部に表示している画面、或いは前記ユーザの操作に応じて、前記ユーザが、次に操作を行う操作として前記操作パターンを表示する操作パターン表示部とを有し、
    複数の前記操作パターンについて、過去にそれぞれの前記操作パターンが選択された確率を表示する監視制御装置。
  2. 前記ユーザが行った過去の操作は、画面展開操作である請求項1に記載の監視制御装置。
  3. 前記ユーザが行った過去の操作は、画面展開操作以外の操作である請求項1に記載の監視制御装置。
  4. 前記画面処理部は、前記外部装置から受け取るイベントを記憶するイベント欄と、当該イベントの発生時の前記外部装置の状態を記憶する状態欄を備える監視制御データベースを有し、
    前記操作情報データベースは、前記外部装置の状態を示す状態欄を有し、
    前記操作パターン生成部は、前記操作情報データベースと、前記監視制御データベースとから、前記外部装置の状態に合わせて前記操作パターンを生成する請求項1から請求項のいずれか1項に記載の監視制御装置。
  5. 前記操作パターン生成部は、ログイン中の前記ユーザの権限ごとに前記操作パターンを生成する請求項から請求項のいずれか1項に記載の監視制御装置。
  6. 複数の前記操作パターンについて、過去にそれぞれの前記操作パターンが選択された確率を表示する請求項から請求項のいずれか1項に記載の監視制御装置。
  7. 前記操作パターンについて、メモを保存、表示可能である請求項1から請求項のいずれか1項に記載の監視制御装置。
  8. 前記画面管理部は、前記ユーザごとに、前記ユーザによる操作を前記操作情報データベースに記憶するか否かを決定可能である請求項1から請求項のいずれか1項に記載の監視制御装置。
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