JP2017215746A - 機器保全装置、機器保全方法、機器保全プログラム及び記録媒体 - Google Patents

機器保全装置、機器保全方法、機器保全プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】所望の機器情報を容易に出力することができる、機器保全装置、機器保全方法、機器保全プログラム及び記録媒体を提供する。【解決手段】機器保全装置は、表示部を備える機器保全装置であって、表示部は、保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面と、機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面と、第1の機器情報と第2の機器情報に基づき生成される第3画面とを表示する。【選択図】図2

Description

本発明は、機器保全装置、機器保全方法、機器保全プログラム及び記録媒体に関する。
従来から、化学等の工業プラント、ガス田や油田等の井戸元やその周辺を管理制御するプラント、水力・火力・原子力等の発電を管理制御するプラント、太陽光や風力等の環境発電を管理制御するプラント、上下水やダム等を管理制御するプラント等のプラントや工場等(以下、これらを総称する場合には「プラント」という)においては、フィールド機器と呼ばれる測定器又は操作器等の現場機器と、これらを制御する制御装置とが通信手段を介して接続された分散制御システム(DCS:Distributed Control System)が構築されており、高度な自動操業が実現されている。このような分散制御システムが構築されたプラントにおいては、異常な動作の予防、測定精度の維持等の観点から、作業者によるフィールド機器(以下、「機器」と略す場合がある。)の保全が定期又は不定期に行われる。
フィールド機器の保全は、例えば、フィールド機器との間で有線通信又は無線通信が可能な機器保全装置を用いて行われる。この機器保全装置は、例えばフィールド機器の保全を行うための専用のプログラムがインストールされた、ノート型又はタブレット型のコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、又はスマートフォン等である。フィールド機器は、1又は複数の機器情報を保有することができる。機器情報とは、フィールド機器に係る情報であって、例えば、フィールド機器の動作を設定するための情報、フィールド機器の状態を示す情報、又はフィールド機器の識別情報等である。機器保全装置は、フィールド機器に設定された機器情報を読み出して確認し、フィールド機器に対して新たな機器情報を設定し、又はフィールド機器に設定された機器情報を変更することができる。
機器保全装置は、保全対象のフィールド機器から取得した機器情報の履歴を履歴情報として表示画面に表示する。また、機器保全装置は、フィールド機器を指定して、指定したフィールド機器の保全に関する保全情報を表示する(例えば、特許文献1を参照)。履歴情報に含まれる機器情報、又は保全情報に含まれる機器情報は、それぞれ抽出条件(フィルタ)を設定し、抽出条件で抽出された機器情報を表示することができる。
特開2015−109011号公報
しかし、履歴情報に含まれる機器情報と保全情報に含まれる機器情報は、予め定められたものであるため、履歴情報に含まれる機器情報と保全情報に含まれる機器情報を対応付けて表示画面又は報告書等として出力することができない場合があった。また、履歴情報に含まれる機器情報と保全情報に含まれる機器情報を対応付けて出力するためには、それぞれの機器情報を別々にダウンロードして、ダウンロードした機器情報に対してマージ処理等をしなければいけない場合があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、所望の機器情報を容易に出力することができる、機器保全装置、機器保全方法、機器保全プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
(1)上記の課題を解決するため、本発明の機器保全装置は、表示部を備える機器保全装置であって、前記表示部は、保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面と、前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面と、前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき生成される第3画面とを表示する。
(2)また、本発明の機器保全装置において、前記表示部は、前記第1画面と前記第2画面とを遷移可能に表示する。
(3)また、本発明の機器保全装置において、前記表示部は、前記第1の機器情報又は前記第2の機器情報の少なくともいずれかの中から前記第3画面に表示される機器情報を選択するための選択画面をさらに表示する。
(4)また、本発明の機器保全装置において、前記表示部は、前記機器を識別する識別情報に基づき表示する機器情報が配置された前記第3画面を表示する。
(5)また、本発明の機器保全装置において、前記表示部は、前記機器の保全項目に基づき表示する機器情報が配置された前記第3画面を表示する。
(6)また、本発明の機器保全装置において、前記表示部は、前記第1画面において、前記機器に対する操作履歴を表示する操作履歴表示画面を表示し、前記第2画面において、前記機器の保全に係る情報を表示する保全情報表示画面を表示する。
(7)上記の課題を解決するため、本発明の機器保全装置は、保全対象の機器における第1の機器情報に基づき生成される第1画面と、前記機器における第2の機器情報に基づき生成される第2画面とを表示する表示部と、前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき報告書を生成する報告書生成部とを備える。
(8)また、本発明の機器保全装置において、前記表示部は、前記第1の機器情報又は前記第2の機器情報の少なくともいずれかの中から前記報告書に含まれる情報を選択するための選択画面をさらに表示する。
(9)また、本発明の機器保全装置において、前記報告書生成部は、前記機器を識別する識別情報に基づき前記報告書に含まれる情報が配置された前記報告書を生成する。
(10)また、本発明の機器保全装置において、前記報告書生成部は、前記機器の保全項目に基づき前記報告書に含まれる情報が配置された前記報告書を生成する。
(11)また、本発明の機器保全装置において、前記表示部は、前記第1画面において、前記機器に対する操作履歴を表示する操作履歴表示画面を表示し、前記第2画面において、前記機器の保全に係る情報を表示する保全情報表示画面を表示する。
(12)上記の課題を解決するため、本発明の機器保全方法は、保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面を表示する第1画面表示ステップと、前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面を表示する第2画面表示ステップと、前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき生成される第3画面を表示する第3画面表示ステップとを含む。
(13)上記の課題を解決するため、本発明の機器保全方法は、保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面を表示する第1画面表示ステップと、前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面を表示する第2画面表示ステップと、前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき報告書を生成する報告書生成ステップとを含む。
(14)上記の課題を解決するため、本発明の機器保全プログラムは、保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面を表示する第1画面表示処理と、前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面を表示する第2画面表示処理と、前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき生成される第3画面を表示する第3画面表示処理とをコンピュータに実行させる。
(15)上記の課題を解決するため、本発明の機器保全プログラムは、保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面を表示する第1画面表示処理と、前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面を表示する第2画面表示処理と、前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき報告書を生成する報告書生成処理とをコンピュータに実行させる。
(16)上記の課題を解決するため、本発明の記録媒体は、保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面を表示する第1画面表示処理と、前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面を表示する第2画面表示処理と、前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき生成される第3画面を表示する第3画面表示処理とをコンピュータに実行させる機器保全プログラムを記録している。
(17)上記の課題を解決するため、本発明の記録媒体は、保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面を表示する第1画面表示処理と、前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面を表示する第2画面表示処理と、前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき報告書を生成する報告書生成処理とをコンピュータに実行させる機器保全プログラムを記録している。
本発明によれば、所望の機器情報を容易に出力することができる、機器保全装置、機器保全方法、機器保全プログラム及び記録媒体を提供することができる。
実施形態における機器保全装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態における機器保全装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 実施形態における機器保全装置のビューの選択処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態における機器保全装置のビューの選択処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態における機器保全装置が表示する操作履歴表示画面の一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が表示する操作履歴表示の検索アイテムの一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が表示する操作履歴表示画面から遷移する詳細表示画面の一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が表示する機器保全情報の表示画面の一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が表示する、カスタマイズ画面設定画面の一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が表示する操作履歴表示のカスタマイズ画面の一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が表示する操作履歴表示を機器タグでソートしたカスタマイズ画面の一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が表示する操作履歴表示を保全項目でソートしたカスタマイズ画面の一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が表示する、報告書設定画面の一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が出力する報告書の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態における機器保全装置、機器保全方法、機器保全プログラム及び記録媒体について詳細に説明する。
先ず、図1を用いて、機器保全装置のハードウェア構成を説明する。図1は、実施形態における機器保全装置1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図1において、機器保全装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、タッチパネル15、通信I/F(Interface)16、及びカードスロット17を有する。機器保全装置1は、フィールド機器2と通信可能に接続される。
機器保全装置1は、ノート型PC、タブレット型PC、PDA、又はスマートフォン等の汎用装置、又は機器保全専用の装置である。機器保全装置1は、フィールド機器の保全を行うための機器保全プログラムを含み、機器保全プログラムが実行されることによってフィールド機器の保全作業を支援する。機器保全装置1は、保全作業を実施する作業者によってプラント内で可搬され、作業者によって操作される。
CPU11は、RAM12、ROM13又はHDD14に記憶されたプログラムを実行することにより、機器保全装置1の制御を行う。機器保全プログラムは、例えば、機器保全プログラムを記録した記録媒体、又はネットワークを介した機器保全プログラムを提供するサーバ等から取得されて、HDD14にインストールされ、CPU11から読出し可能にRAM12に記憶される。
タッチパネル15は、操作入力機能と表示機能とを有する操作表示機能を有する。タッチパネル15は、フィールド機器の保全に係る保全情報等の情報を表示する。また、タッチパネル15は、作業者に対して指先又はタッチペン等を用いた操作入力を可能にする。本実施形態における機器保全装置1は操作表示機能を有するタッチパネル15を用いる場合を説明するが、機器保全装置1は、表示機能を有する表示装置と操作入力機能を有する操作入力装置とを有するものであってもよい。その場合、本実施形態は、タッチパネル15の表示画面は表示装置の表示画面、タッチパネル15の操作は操作入力装置の操作として実施することができる。なお、タッチパネル15は、ヘッドマウント型、メガネ型、腕時計型のディスプレイ等の種々の形態によって実現されてもよい。
通信I/F16は、有線通信又は無線通信を介した、フィールド機器2との通信又は他の装置との通信を制御する、例えばネットワークアダプタである。他の装置とは、例えば、図示しない、他の機器保全装置、保全情報を管理する保全情報管理サーバ、DCS(Distributed Control System:分散制御システム)制御装置、FA(Factory Automation)コンピュータ、PLC(Programmable Logic Controller)等である。
通信I/F16は、フィールド機器2において使用可能な通信プロトコルを用いてフィールド機器2との通信を制御する。プラントで使用される様々なフィールド機器2においては種々の通信プロトコルが用いられている。したがって、通信I/F16は、フィールド機器2毎にそれぞれ対応した通信プロトコル等の通信種別においてフィールド機器2との通信を制御する。例えば、通信I/F16は、ISA(International Society of Automation:国際計測制御学会)の無線通信規格であるISA100を通信種別として使用するフィールド機器2との通信を制御する。また、通信I/F16は、HART(Highway Addressable Remote Transducer)(登録商標)、BRAIN(登録商標)、FOUNDATION Fieldbus、PROFIBUS等の工業計器専用の通信種別を使用するフィールド機器2との通信を制御してもよい。また、通信I/F16は、無線LAN通信、有線LAN通信、赤外線通信、近距離無線通信等の汎用通信種別を使用するフィールド機器2やDCS等との通信を制御してもよい。
カードスロット17は、PCカードを挿入するスロットである。カードスロット17は、機器保全装置1において挿入されたPCカードの機能を利用可能にする。PCカードは、例えば、特定の通信を実現させる通信機能やストレージ機能を提供することができる。
機器保全装置1が通信可能に接続されるフィールド機器2は、例えば、差圧計、温度計、流量計等の機器保全装置1に対して物理量(圧力、温度等)の信号を入力する入力機器、又は調節弁等の機器保全装置1から調節弁の開度を変更する制御信号を出力する出力機器である。図1においては、フィールド機器2を省略して1つのみを図示したが、上述の通り、プラントでは様々なフィールド機器2が使用され、機器保全装置1は複数のフィールド機器2と接続される。
以上で、図1を用いた、機器保全装置1のハードウェア構成の説明を終了する。
次に、図2を用いて、機器保全装置の機能構成を説明する。図2は、実施形態における機器保全装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、以下の説明においては、図1を適宜参照する。
図2(A)において、機器保全装置100は、通信部101、機器情報保管部102、表示データ生成部103、保全実行部104、及び保全情報保存部105の各機能を有する。機器保全装置100の上記各機能は、図1で示したCPU11においてプログラムを実行することによって実現することができる。すなわち、機器保全装置100の上記各機能は、ソフトウェアによって実現される機能モジュールである。
通信部101は、通信I/F16を介して、フィールド機器2との通信又は他の装置との通信を制御して、フィールド機器2のパラメータを取得する。フィールド機器2のパラメータとは、フィールド機器2の機器情報の一例であり、本実施形態においては、機器情報とパラメータを同義として説明する。
フィールド機器2のパラメータは、例えば、フィールド機器2の機器タグ、機器アドレス、製造者、機器ID又は機器タイプ、モデル名、通信規格等のフィールド機器2を特定するための情報、フィールド機器2の動作を定めるための設定値、フィールド機器2の状態を示す情報、若しくはフィールド機器2において測定された測定値等である。すなわち、パラメータには、機器ID等の固定値であるもの、フィールド機器の設定値や測定値等の変動可能な値であるものを含んでいてもよい。また、フィールド機器2のパラメータは、フィールド機器2から取得する情報と、機器保全装置100において設定又は入力する情報のいずれであってもよい。機器保全装置100において設定又は入力する情報には、例えば、作業者が残したメモ等のテキストデータ、又は作業者が撮影した写真(静止画)やビデオ(動画)の画像データ等を含めることができる。
通信部101は、通信部101が制御する通信種別によって、例えば、ISA100、HART、BRAIN等の通信種別(通信規格)のフィールド機器2のパラメータの設定、パラメータの読出し、パラメータの確認等を行う。通信部101は、無線LAN通信、有線LAN通信、赤外線通信、近距離無線通信等の制御を行ってもよい。通信部101は、それぞれの通信に対応した制御を行うためのプログラムモジュールを有するものであってもよい。通信部101は、それぞれの通信に必要なプログラムモジュールを追加してインストールできるようにしてもよい。通信部101は、通信I/F16を介して接続されているフィールド機器2を自動的に(又は手動的に)認識して、認識したフィールド機器2のパラメータを取得することができる。
なお、フィールド機器2のパラメータの取得は、上述した通信による情報の取得に限定されるものではない。例えば、作業者が目視でフィールド機器2のタグ名やモデル名を確認してキー入力したり、機器保全装置1に備えつけのカメラでタグ名やモデル名の記載のあるフィールド機器2の銘板を撮影して、撮影画像からタグ名やモデル名を認識したりして、フィールド機器2から取得するものであってもよい。
また、フィールド機器2のパラメータの取得のタイミングは任意である。例えば、パラメータの取得は、作業者の保全項目の実行によって不定期に行われる。また、パラメータの取得は、フィールド機器2の種別又は通信種別等のフィールド機器2の種類に応じて予め定められた周期(頻度)で定期的に行われる場合もある。
機器情報保管部102は、フィールド機器2の機器情報(パラメータ)とこれに対応した保全項目の情報を保管するデータベース機能を有する。機器情報保管部102において保管される保全項目は、フィールド機器2に設定されているパラメータの確認、フィールド機器2に対するパラメータの設定、所定の試験、所定の調整等である。保全項目には、保全項目の実行結果を報告するための報告書の出力等を含んでいてもよい。本実施形態において機器情報保管部102が保管する保全項目は、例えば、ループテスト(ループ試験)、ゼロ点調整、スパン調整、ワンタッチレポート、詳細な診断情報の表示、タグ/アドレス/ロール設定、設定制限の設定/解除、DTM(Device Type Manager)のインストール、DD(Device Description)のインストール、パラメータ取得、バルブのキャリブレーション、機器のスコーク、ISA100プロビジョニング、機器のオンサービス/オフサービス切替、サービスモード切替、バルブのパーシャルストロークテスト(部分作動検査)である。
機器情報保管部102は、それぞれのフィールド機器2とそのフィールド機器2において実行される保全項目とを対応付けて、対応付けた情報を読出し可能に保管する。機器情報保管部102は、1つのフィールド機器2に対して1又は複数の保全項目を対応付けることができる。上記保全項目の中には、所定のフィールド機器2において実行できる保全項目と実行できない保全項目とがある。例えば、バルブのキャリブレーションの保全項目は、バルブを有するフィールド機器2においては実行可能であるが、バルブを有さない温度計等のフィールド機器2においては実行できない。機器情報保管部102は、それぞれのフィールド機器2において実行可能な保全項目をフィールド機器2に対応付けて保管する。フィールド機器2のパラメータと保全項目との対応付けは、例えば、予め対応が設定された設定ファイルに基づき行うことができる。設定ファイルには、例えば機器タイプ、通信規格等の情報と保全項目を対応付けるものであってもよい。また、フィールド機器2と保全項目との対応付けは、作業者によって任意に設定できるようにしてもよい。
なお、フィールド機器2においては、保全項目を対応付けない(0個の保全項目を対応付ける)場合があってもよい。例えば、故障中又は不使用中等のフィールド機器2に対しては、保全項目を対応付けないことを保管することにより保全作業が不要であることを示すことができる。機器情報保管部102は、対応付けた情報を、例えばHDD14に保管してもよい。
また、機器情報保管部102は、過去にフィールド機器から取得したパラメータを記憶する。フィールド機器2のパラメータは、フィールド機器2の種別毎に異なる場合がある。例えば、フィールド機器2の種別が差圧計等の入力機器である場合とバルブ等の出力機器である場合においてパラメータの内容が異なる。また、フィールド機器2のパラメータは、フィールド機器2の通信種別毎に異なる場合がある。例えば、フィールド機器2の通信種別がISA100である場合と、HARTである場合においてパラメータの内容が異なる。すなわち、機器情報保管部102は、フィールド機器2毎に異なるタイミングで取得された、フィールド機器2毎に異なる内容のパラメータを保管することができる。
表示データ生成部103は、タッチパネル15に表示する表示データを生成する。本実施形態において表示データ生成部103は、図2(B)に示す機能を有する。図2(B)において、表示データ生成部103は、メイン画面生成部201、個別画面生成部、カスタマイズ画面生成部203及びレポート生成部の各機能を有する。
メイン画面生成部201は、タッチパネル15に表示するメイン画面を生成する。メイン画面とは、機器保全装置1を起動した後に最初に表示される保全作業用の画面である。メイン画面は、例えば、機器保全装置1を起動後に最初に表示される起動画面、又はログイン処理を行うためのログイン画面が表示された後に表示される。本実施形態において、メイン画面は、後述する、セグメントビューワ、機器ナビゲータ、及び操作ログの3つの表示画面を有するものとする。セグメントビューワは、機器保全装置1に接続されたたHART、FOUNDATION Fieldbus、BRAIN、又はISA100の同一セグメント内の実機器の一覧を表示する表示画面である。機器ナビゲータは、機器情報保管部102に登録した機器一覧を表示する表示画面である。操作ログは、機器保全装置1における操作ログの一覧を表示する表示画面である。機器保全装置1は、タッチパネル15にそれぞれのメイン画面を表示することによって、それぞれのメイン画面に係る保全作業を効率的に行うことを可能にしている。セグメントビューワ、機器ナビゲータ、及び操作ログの3つの表示画面は、切替ボタンによって切替えられる。
個別画面生成部202は、タッチパネル15に表示する個別画面を生成する。個別画面とは、メイン画面から遷移(「呼出し」又は「推移」と言う場合がある。)可能な表示画面であって、メイン画面の表示内容に関連した情報の表示を行うものである。個別画面は、例えば、HART、又はFOUNDATION Fieldbus機器の詳細な稼動又は故障状態を確認するための表示画面である「Device Viewer」である。また、個別画面は、HART、FOUNDATION Fieldbus、BRAIN、又はISA100機器の機器DTMを表示する「DTM Works」である。また、個別画面は、HART、FOUNDATION Fieldbus機器について、主に機器交換を行うための「Parameter Manager」、FOUNDATION Fieldbus機器の設定又は調整を行うための「DD Menu」、又は機器に関する保全情報をデータベースに保持して管理するための「機器保全情報」等であってもよい。
それぞれの個別画面は、複数のメイン画面から遷移できるようにしてもよい。例えば、機器保全情報の個別画面は、セグメントビューワ、機器ナビゲータ、又は操作ログのメイン画面から遷移できるようにすることで、それぞれのメイン画面から機器の保全情報を参照することが可能となる。一方、機器の詳細な稼動状態等を確認するためのDevice Viewer、及び機器の設定又は調整を行うためのDD Menuは、接続されたフィールド機器についてのみ表示できればよいので、セグメントビューワのメイン画面から遷移できればよい。メイン画面と個別画面とを遷移できるようにすることにより、タッチパネル15に表示するフィールド機器のパラメータに階層を設けて、階層に応じたパラメータの詳しさ(粒度)を変更することが可能となる。
カスタマイズ画面生成部203は、メイン画面に表示されるパラメータと、個別画面に表示されるパラメータとに基づき、カスタマイズ画面を生成する。カスタマイズ画面とは、メイン画面に表示されるパラメータと個別画面に表示されるパラメータとを組み合わせた表示画面である。
本実施形態においては、「第1画面」として例示するメイン画面は、「第1の機器情報」として例示するメイン画面に表示される情報(「情報群」を含む。)に基づき生成される。また、「第2画面」として例示する個別画面は、「第2の機器情報」として例示する個別画面に表示される情報に基づき生成される。さらに、「第3画面」として例示するカスタマイズ画面は第1の機器情報と第2の機器情報に基づき生成される。上述のように、第1の機器情報と第2の機器情報はパラメータの情報の詳しさで階層付けられるが、第1の機器情報と第2の機器情報とを同時にタッチパネル15に表示したり、同じレポートに出力したりすることはできない。カスタマイズ画面生成部203は、第1の機器情報と第2の機器情報とを合せたデータを生成することにより、第1の機器情報と第2の機器情報とを同時にタッチパネル15に表示することが可能になる。
カスタマイズ画面生成部203は、所定の情報に基づきカスタマイズ画面に表示するパラメータに対してソート等の並び替えをして配置することができる。所定の情報とは、例えば、フィールド機器2を識別するためのタグID等の識別情報である。また、所定の情報は、フィールド機器2の保全項目である。タグIDや保全項目でパラメータをソート等することにより表示されるパラメータを視認しやすくなる。
選択部2031は、第1の機器情報と第2の機器情報を選択するための選択画面を生成する。カスタマイズ画面生成部203は、選択画面において選択された情報に基づき、カスタマイズ画面を生成する。選択部2031が生成する選択画面の詳細は、図9を用いて後述する。
レポート生成部204は、メイン画面に表示されるパラメータと、個別画面に表示されるパラメータとに基づき、レポート(報告書)を生成する。レポートとは、メイン画面に表示されるパラメータと個別画面に表示されるパラメータとを組み合わせて作成される、所定の書式のデータであり、レポートを生成するとは、所定の書式のデータを生成すること、生成されたデータを印字すること、又は生成されたデータを機器保全装置100の外部に出力すること等を含んでいてもよい。
レポート生成部204は、所定の情報に基づきレポートに表示するパラメータに対してソート等の並び替えをして配置することができる。所定の情報とは、例えば、フィールド機器2を識別するためのタグID等の識別情報である。また、所定の情報は、フィールド機器2の保全項目である。タグIDや保全項目でパラメータをソート等することにより表示されるパラメータを視認しやすくなる。
選択部2041は、第1の機器情報と第2の機器情報との組み合わせを選択するための選択画面を生成する。レポート生成部204は、選択画面において選択された情報に基づき、レポートを生成する。なお、選択画面の詳細は、図12を用いて後述する。
なお、図2においては、機器保全装置100が有する、通信部101、機器情報保管部102、表示データ生成部103、保全実行部104、及び保全情報保存部105の各機能がソフトウェアによって実現される場合を説明した。しかし、機器保全装置100が有する上記1つ以上の機能は、ハードウェアによって実現されるものであっても良い。また、機器保全装置100が有する上記各機能は、1つの機能を複数の機能に分割して実施してもよい。また、機器保全装置10が有する上記各機能は、2つ以上の機能を1つの機能に集約して実施してもよい。
以上で、図2を用いた、機器保全装置の機能構成の説明を終了する。
次に、図3及び図4を用いて、ビューの選択処理を説明する。図3及び図4は、実施形態における機器保全装置のビューの選択処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図3及び図4で説明する機器保全装置100の処理は、例えば、CPU11によって、図2で説明した各機能を実行することに実施することができる。なお、以下の説明においては、図1及び図2を適宜参照する。
図3において、機器保全装置100は、ビュー選択画面を表示する(ステップS11)。ビューとは、タッチパネル15に表示される表示画面である。ビュー選択画面は、タッチパネル15に表示する表示画面としてメイン画面を選択するかカスタマイズ画面を選択するかを設定するための画面である。ビュー選択画面は、例えば、メイン画面又はカスタマイズ画面を選択するためのボタンを表示する。
ステップS11の処理を実行した後、機器保全装置100は、メイン画面が選択されたか否かを判断する(ステップS12)。メイン画面が選択されたと判断した場合(ステップS12:YES)、機器保全装置100は、メイン画面を生成してタッチパネル15に表示する(ステップS13)。ステップS13において表示されるメイン画面は、セグメントビューワ、機器ナビゲータ又は操作ログのメイン画面のいずれであってもよい。機器保全装置100は、例えば、ステップS13の処理が実行される前に最後に表示したメイン画面を記憶しておき、記憶したメイン画面を表示してもよい。
ステップS13の処理を実行した後、機器保全装置100は、ビューを選択するか否かを判断する(ステップS14)。ビューを選択するか否かは、例えば、タッチパネル15に表示されたビュー選択のためのボタンが押下されたか否かで判断することができる。ビューを選択すると判断した場合(ステップS14:YES)、機器保全装置100は、ステップS11の処理を実行してビュー選択画面を再び表示する。
一方、ビューを選択しないと判断した場合(ステップS14:NO)、機器保全装置100は、メイン画面を切替えるか否かを判断する(ステップS15)。メイン画面を切替えるか否かの判断は、例えば、図5等において後述する、メイン画面を切替えるボタンが押下されたか否かで判断することができる。メイン画面を切替えると判断した場合(ステップS15:YES)、機器保全装置100は、メイン画面を切替えるボタン押下に応じたメイン画面を生成して表示することによりメイン画面を切替える(ステップS16)。
一方、メイン画面を切替えないと判断した場合(ステップS15:NO)、機器保全装置100は、個別画面を表示するか否かを判断する(ステップS17)。個別画面を表示するか否かは、例えば、タッチパネル15に表示された個別画面表示のためのボタンが押下されたか否かで判断することができる。個別画面を表示すると判断した場合(ステップS17:YES)、機器保全装置100は、個別画面を生成してタッチパネル15に表示(個別画面へ画面遷移)する(ステップS18)。なお、メイン画面から個別画面への画面遷移は、上述の通り、特定のメイン画面から特定の個別画面に遷移できるものとする。遷移できない個別画面については、例えば、個別画面表示のためのボタンをグレーアウトの表示をして押下ができないようにしてもよい。ステップS15及びステップS17の処理において、機器保全装置100は、メイン画面と個別画面とを遷移可能に表示することが可能となる。
一方、個別画面を表示しないと判断した場合(ステップS17:NO)、ステップS16の処理を実行した後、又はステップS18の処理を実行した後、機器保全装置100は、ステップS14の処理を再び実行する。ステップS14〜ステップS18の処理において、機器保全装置100は、ビュー選択の処理に戻るまで(ステップS14においてYESとなるまで)、メイン画面と個別画面を切換えて表示する。
ステップS12の処理において、メイン画面が選択されていないと判断した場合(ステップS12:NO)、機器保全装置100は、カスタマイズ画面が選択されたか否かを判断する(ステップS19)。カスタマイズ画面が選択されていないと判断した場合(ステップS19:NO)、機器保全装置100は、ステップS12の処理を再び実行して、メイン画面が選択されたか否かを判断する。一方、カスタマイズ画面が選択さたと判断した場合(ステップS19:YES)、機器保全装置100は、結合子Aに示す図4のフローチャートの処理を実行する。
図4において、機器保全装置100は、Tag表示が選択されたか否かを判断する(ステップS21)。Tag表示とは、カスタマイズ画面のおけるパラメータの表示をタグIDで配置(ソート等)したカスタマイズ画面である。Tag表示が選択されたか否かの判断は、例えば、タッチパネル15に表示されたTag表示をするためのラジオボタンが押下されているか否かで判断することができる。Tag表示が選択されたと判断した場合(ステップS21:YES)、機器保全装置100は、カスタマイズ画面のおけるパラメータの表示をタグIDで配置した表示画面を生成してタッチパネル15に表示する(ステップS22)。なお、ステップS22において表示されるカスタマイズ画面の一例を、図11を用いて後述する。
一方、Tag表示が選択されていないと判断した場合(ステップS21:NO)、機器保全装置100は、保全項目表示が選択されたか否かを判断する(ステップS23)。保全項目表示とは、カスタマイズ画面のおけるパラメータの表示を保全項目で配置したカスタマイズ画面である。保全項目表示が選択されたか否かの判断は、例えば、タッチパネル15に表示された保全項目表示をするためのラジオボタンが押下されているか否かで判断することができる。保全項目表示が選択されたと判断した場合(ステップS23:YES)、機器保全装置100は、カスタマイズ画面のおけるパラメータの表示を保全項目で配置した表示画面を生成してタッチパネル15に表示する(ステップS24)。なお、ステップS24において表示されるカスタマイズ画面の一例を、図12を用いて後述する。
一方、保全項目表示が選択されていないと判断した場合(ステップS23:NO)、機器保全装置100は、カスタマイズ画面のおけるパラメータの表示の全部の履歴を表示する(ソート等されていない)表示画面を生成してタッチパネル15に表示する(ステップS25)。なお、ステップS25において表示されるカスタマイズ画面の一例を、図10を用いて後述する。
ステップS22の処理を実行した後、ステップS24の処理を実行した後、又はステップS25の処理を実行した後、機器保全装置100は、結合子Bに示す図3のステップS14の処理を実行する。
なお、本実施形態では、タグID又は保全項目で配置されたカスタマイズ画面のおけるパラメータの表示として、パラメータの表示をソートする場合を例示するが、パラメータの配置はソートに限定されるものではない。例えば、指定されたタグID又は保全項目を有するパラメータのみをフィルタリングして配置するものであってもよい。
また、本実施形態では、タグID又は保全項目で配置されたカスタマイズ画面のパラメータを表示されないようにタグID毎又は保全項目毎にまとめて、タグID毎又は保全項目毎に「+」等のボタンを押下することによってパラメータが展開されて表示されてもよい。
また、本実施形態では、カスタマイズ画面のおけるパラメータの表示をタグID又は保全項目で配置する場合を例示したが、カスタマイズ画面のおけるパラメータの表示の配置はこれに限定されるものではない。例えば、カスタマイズ画面のおけるパラメータの表示をパラメータの他の事項で配置するものであってもよい。
また、図3及び図4においては、タッチパネル15に表示する表示画面についてカスタマイズ画面を生成及び表示する処理を説明したが、図3及び図4における処理は、後述する、報告書をカスタマイズしたカスタマイズ報告を生成及び出力する場合にも適用することができる。すなわち、カスタマイズ報告を生成及び出力する場合、タッチパネル15に表示する表示画面を生成する代わりに、報告書のデータを生成して出力するようにする。出力されたカスタマイズ報告書の一例は、図14を用いて後述する。
また、図3においては、ステップS15〜ステップS18において、メイン画面と個別画面とが直接遷移する場合を示したが、例えば、メイン画面と個別画面以外の他の表示画面を経由してメイン画面と個別画面が遷移するものであってもよい。
また、第1画面として例示するメイン画面を表示するステップS16の処理、第2画面として例示する個別画面を表示するステップS18の処理、第3画面として例示するカスタマイズ画面を表示するステップS22の処理、ステップS24の処理、及びステップS25の処理は、実行順序やタイミングが固定されるものではなく、任意の順序やタイミングで実行される。すなわち、保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面を表示する第1画面表示ステップと、前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面を表示する第2画面表示ステップと、前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき生成される第3画面を表示する第3画面表示ステップとは、任意の実行順序やタイミングで実行することができる。
同様に、タッチパネル15に表示する表示画面を生成する代わりに、報告書のデータを生成して出力する場合においても、第1画面を表示する処理、第2画面を表示する処理、及び報告書を生成する処理は実行順序やタイミングが固定されるものではなく、任意の順序やタイミングで実行される。すなわち、保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面を表示する第1画面表示ステップと、前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面を表示する第2画面表示ステップと、前記第1の情報と前記第2の情報に基づき報告書を生成する報告書生成ステップとは、任意の実行順序やタイミングで実行することができる。
以上で、図3及び図4を用いた、ビューの選択処理の説明を終了する。
次に、図5を用いて、図3のステップS13又はステップS16において生成及び表示されるメイン画面の一例である操作履歴表示画面を説明する。図5は、実施形態における機器保全装置が表示する操作履歴表示画面の一例を示す図である。
図5において、メイン画面1000は、メニューバー1001、セグメントビューワ切替ボタン1002、機器ナビゲータ切替ボタン1003、操作ログ切替ボタン1004、操作履歴表示部1011、表示期間指定部1012及びフィルタ指定ボタン1013を有する。
メニューバー1001は、「ファイル(F)」、「表示(V)」、「操作(A)」、「ツール(T)」、及び「ヘルプ(H)」の大項目のメニューを有する。なお、括弧書きの文字は、所定のキーと共に押下すうることによりメニューバーを操作することができるショートカットキーである。大項目のメニューを選択するとさらに詳細なメニュー項目がプルダウンで選択可能になる。本実施形態においてはメニューバー1001のメニューを操作したときの機能はボタンの押下と同様の機能を有するものとするため、メニューバー1001の操作もボタンの押下の一例とする。
セグメントビューワ切替ボタン1002は、メイン画面をセグメントビューワに切替えて表示するためのボタンである。機器ナビゲータ切替ボタン1003は、メイン画面を機器ナビゲータに切替えて表示するためのボタンである。また、操作ログ切替ボタン1004は、メイン画面を操作ログに切替えて表示するためのボタンである。
操作履歴表示部1011は、フィールド機器2に対する操作ログを表示する。操作履歴表示部1011は、「機器」、「ソース」、「日時」、「ユーザ」、及び「メッセージ」の表示項目において、フィールド機器2に対する1回の操作を1行で表示して、操作の履歴を時系列で視認可能にする。それぞれの操作の詳細内容を示す個別画面は、図示「▼」のボタンを押下することによって表示することができる。
表示期間指定部1012は、操作履歴表示部1011に表示される操作ログに対して期間によるフィルタを掛けるためのフィルタ指定を表示する。ラジオボタンが「全ての日」の場合、操作履歴表示部1011には記録された全ての操作ログが表示される。ラジオボタンが「日付を指定する」の場合、操作履歴表示部1011にはカレンダで指定された日付の操作ログが表示される。また、ラジオボタンが「期間を指定する」の場合、操作履歴表示部1011には開始日と終了日で指定された期間の操作ログが表示される。
フィルタ指定ボタン1013は、表示期間以外のフィルタを設定するためのボタンである。フィルタ指定ボタン1013を押下することにより、操作履歴表示部1011に表示する操作ログに対するフィルタを選択可能に表示することができる。なお、操作履歴表示部1011に表示する操作ログに対するフィルタの詳細は図6を用いて後述する。
以上で、図5を用いた、操作履歴表示画面の説明を終了する。
次に、図6を用いて、図5で説明した操作ログに対するフィルタを説明する。図6は、実施形態における機器保全装置が表示する操作履歴表示の検索アイテムの一例を示す図である。
図6において、「ITEM」は、操作ログに対するフィルタとして例示する検索アイテムを示す。「表示期間」は、図5で説明した表示期間指定部1012によるフィルタであるので説明を省略する。「フィルタ」は、フィルタ指定ボタン1013を押下したときに指定可能なフィルタを示している。「全て表示」は、フィルタを指定しない表示が可能であることを示している。「機器タグ」は、機器タグを指定した操作ログの表示が可能であることを示している。「カテゴリ」は、操作のカテゴリを指定した操作ログの表示が可能であることを示している。操作のカテゴリには、「設定」、「点検」、「保全管理」、「システム」、「PRM(パラメータ管理)」の各操作を指定することができる。なお、図6に示すフィルタは、操作履歴表示部1011の表示に対するフィルタであるため、個別画面に含まれるパラメータを検索して表示することはできない。個別画面の検索には後述するカスタマイズ画面を用いるものとする。
以上で、図6を用いた、操作ログに対するフィルタの説明を終了する。
次に、図7を用いて、操作履歴表示画面から遷移する詳細表示画面について説明する。図7は、実施形態における機器保全装置が表示する操作履歴表示画面から遷移する詳細表示画面の一例を示す図である。
図7において、メイン画面1000は、個別画面である保全情報の中の機器の基本情報を示す機器情報1021及び表示切替1022を有する。機器情報1021は、図5において説明したメイン画面の操作履歴表示部1011の個々のフィールド機器2における「▼」ボタンを押下したときに表示される個別画面である。機器情報1021は、フィールド機器の基本情報に関する詳細なパラメータを含む。図7は、一番上に図示されているフィールド機器2についての機器情報1021が表示されていることを示している。表示切替1022の上ボタン又は下ボタンを押下することによって、機器情報1021を表示するフィールド機器を切換えることができる。図5及び図7に示すメイン画面と個別画面の表示を切替えることによって、表示するパラメータの種類を切換えることが可能となる。
以上で、図7を用いた、操作履歴表示画面から遷移する詳細表示画面についての説明を終了する。
次に、図8を用いて、機器保全情報の表示画面を説明する。図8は、実施形態における機器保全装置が表示する機器保全情報の表示画面の一例を示す図である。
図8において、機器保全情報2000は、特定のフィールド機器2の保全情報を表示する。図8に示す保全情報は、図7における機器情報の基本情報に加えて、付箋情報、画像、操作ログ、パラメータ(設定値)、添付ファイルの表示画面を有する。また、機器保全情報2000は、保全項目の実行に関する履歴の情報を有する。
図8に示す、付箋情報、画像、操作ログ、パラメータ(設定値)、添付ファイル等の情報は、図5に示す操作履歴表示部1011又は、図7に示す機器情報1021には表示されない詳細情報である。本実施形態における機器保全装置100は、図5に示した操作履歴表示画面において複数のフィールド機器における操作履歴の概要を時系列で表示できるとともに、図8に示した機器保全情報において機器毎の詳細は保全情報を表示できる。すなわち、本実施形態においては、表示画面の階層(メイン画面と個別画面)を切換えることにより、表示するパラメータの階層(概要と詳細)を切換えることが可能となる。
以上で、図8を用いた、機器保全情報の表示画面の説明を終了する。
次に、図9を用いて、カスタマイズ画面設定画面を説明する。図9は、実施形態における機器保全装置が表示する、カスタマイズ画面設定画面の一例を示す図である。
図9において、メイン画面1000には、カスタマイズ画面設定画面1100が重畳されて表示されている。カスタマイズ画面設定画面1100は、カスタマイズ画面に表示するパラメータの項目を設定するための表示画面である。カスタマイズ画面設定画面1100は、第1画面として例示するメイン画面のパラメータ(第1の機器情報)を選択するためのチェックボックスと、第2画面として例示する個別画面のパラメータ(第2の機器情報)を選択するためのチェックボックスを有する。メイン画面のパラメータには。図5で説明した、「機器」、「ソース」、「日時」、「ユーザ」、「メッセージ」等の表示項目が含まれている。また、個別画面のパラメータには、図8で説明した、「機器情報」、「付箋」、「画像」、「操作ログ」等の表示項目が含まれている。カスタマイズ画面設定画面1100においては、メイン画面のパラメータ又は個別画面のパラメータの少なくともいずれか1つを選択する。選択されたパラメータは、第3画面として例示するカスタマイズ画面に表示される。
以上で、図9を用いた、カスタマイズ画面設定画面の説明を終了する。
次に、図10を用いて、操作履歴表示のカスタマイズ画面を説明する。図10は、実施形態における機器保全装置が表示する操作履歴表示のカスタマイズ画面の一例を示す図である。
図10において、カスタマイズ画面3000は、ソート指定ボタン3011、操作履歴表示3021、及び付箋情報3022を有する。ソート指定ボタン3011は、表示する操作履歴表示3021のソート方法を指定するラジオボタンである。ソート指定ボタン3011は、「Date and Time」、「Device Tag」、及び「Input Loop Check」の指定を含む。「Date and Time」はソートを行わない場合の指定である。「Device Tag」はタグIDで操作履歴表示3021のパラメータをソートする場合の指定である。また、「Input Loop Check」は、保全項目の1つであるループチェックで操作履歴表示3021のパラメータをソートする場合の指定である。図10は、ソート指定ボタン3011の「Date and Time」が選択されていることを示している。
操作履歴表示3021及び付箋情報3022は、図9で説明したカスタマイズ画面設定画面1100において選択されたパラメータを表示する。操作履歴表示3021は、図5の「機器」等のパラメータが日本語表記であるのに対して、「Device」等の英語表記である場合を例示している。機器保全装置100の表示データ生成部103は、表示の言語を所定の言語から選択して変更できるようにする。操作履歴表示3021に表示されるパラメータは、第1の機器情報から選択されたものであり、付箋情報3022は、第2の機器情報から選択されたものである。カスタマイズ画面3000には、第1の機器情報又は第2の機器情報の中から選択された少なくとも1つのパラメータを表示する。
付箋情報3022は、図5に示した操作履歴表示部1011には表示されない詳細な保全情報の一例である。すなわち、カスタマイズ画面3000は、メイン画面に表示される情報(第1の機器情報)と個別画面に表示される情報(第2の機器情報)の両方を指定して含ませることが可能となる。カスタマイズ画面3000は、第1の機器情報と第2の機器情報の両方含んだ表示画面を表示することにより、表示画面を遷移させて切替えることなく、両方の情報を表示することを可能にしている。これにより、所望の機器情報を容易に表示することが可能となる。
なお、図10においては、カスタマイズ画面3000に第2の機器情報として付箋情報3022を表示する場合を示したが、カスタマイズ画面に表示する第2の機器情報はこれに限定されるものではない。例えば、カスタマイズ画面に、画像、操作ログ等の情報を表示するようにしてもよい。
以上で、図10を用いた、操作履歴表示のカスタマイズ画面の説明を終了する。
次に、図11を用いて、操作履歴表示を機器タグでソートしたカスタマイズ画面を説明する。図11は、実施形態における機器保全装置が表示する操作履歴表示を機器タグでソートしたカスタマイズ画面の一例を示す図である。
図11において、カスタマイズ画面3000は、ソート指定ボタン3011、操作履歴表示部3031、及び付箋情報3032を有する。図11は、ソート指定ボタン3011の「Device Tag」が選択されていることを示している。操作履歴表示部3031は、デバイスタグ毎に操作履歴をまとめて表示する。操作履歴表示部3031の「+」ボタンを押下することにより、デバイスタグ毎の操作履歴が展開されて表示される。ソート指定ボタン3011において「Device Tag」を選択することにより、所定のデバイスタグのフィールド機器2の操作履歴を視認しやすくなる。
以上で、図11を用いた、操作履歴表示を機器タグでソートしたカスタマイズ画面の説明を終了する。
次に、図12を用いて、操作履歴表示を保全項目でソートしたカスタマイズ画面を説明する。図12は、実施形態における機器保全装置が表示する操作履歴表示を保全項目でソートしたカスタマイズ画面の一例を示す図である。
図12において、カスタマイズ画面3000は、ソート指定ボタン3011、操作履歴表示部3041、及び付箋情報3042を有する。図12は、ソート指定ボタン3011の「Input Loop Check」が選択されていることを示している。操作履歴表示部3031は、デバイスタグ毎に操作履歴をまとめて表示する。操作履歴表示部3041には、操作履歴の中でループチェックに係る履歴のみが表示される。操作履歴の中でループチェックに係る履歴のみが表示することにより、複数のフィールド機器2において実行されたループチェックの操作履歴を一覧することが可能となる。
以上で、図12を用いた、操作履歴表示を保全項目でソートしたカスタマイズ画面の説明を終了する。
次に、図13を用いて、報告書設定画面を説明する。図13は、実施形態における機器保全装置が表示する、報告書設定画面の一例を示す図である。
図13において、カスタマイズ画面3000には、報告書設定画面3100が重畳されて表示されている。報告書設定画面3100は、報告書として出力するパラメータの項目を設定するための表示画面である。報告書設定画面3100は、チェックボックスによって複数の項目を選択可能にする。報告書設定画面3100には、「Image」、「Memo」、「Attachments」の項目が選択項目を有する。、「Image」、は、図8において説明した、機器保全情報2000に含まれる画像データの出力を指定する。「Memo」は、機器保全情報2000に含まれる付箋情報の出力を指定する。また、「Attachments」機器保全情報2000に含まれる添付ファイルの出力を指定する。報告書設定画面3100において項目を設定した場合、「Save」ボタンを押下することによって設定内容が記憶され、出力される報告書に反映される。
以上で、図13を用いた、報告書設定画面の説明を終了する。
次に、図14を用いて、報告書を説明する。図14は、実施形態における機器保全装置が出力する報告書の一例を示す図である。
図14において、報告書4000は、機器情報4011、保全情報4012、操作履歴4013及び選択情報4014を有する。報告書4000は、例えば、機器保全装置1に接続されたプリンタから出力(印字)されたり、電子データとして出力されたりする。図2で説明したカスタマイズ画面生成部203は、報告書4000における、機器情報4011、保全情報4012、操作履歴4013及び選択情報4014の項目のレイアウトを行う。カスタマイズ画面生成部203は、報告書4000のレイアウトを、例えば印字出力する用紙に合わせて生成することができる。
機器情報4011は、図7の機器情報1021の表示内容と同様である。保全情報4012は、図8の保全情報と同様である。操作履歴4013は、図5の操作履歴表示部1011と同様である。また、選択情報4014は、図13の報告書設定画面3100で指定した内容が出力される。すなわち、本実施形態における機器保全装置100は、報告書4000に出力するパラメータを、メイン画面に表示される第1の機器情報、個別画面に表示される第2の機器情報の中から自由にカスタマイズすることができるため、報告書において所望の機器情報を容易に出力することが可能となる。
なお、報告書4000は、所定のテンプレートを使用して、テンプレートに基づき生成されるものであってもよい。テンプレートとは、報告書4000に含めるパラメータ等項目、項目のレイアウト等を定めるものであり、予め用意されたテンプレートの中から1又は複数のテンプレートを選択できるようにしてもよい。また、テンプレートは作成、変更又は削除を行うことができるものであってもよい。また、テンプレートは、HDD14等の機器保全装置1の内部に保存しておいてもよく、また、ネットワークで接続されたサーバ等機器保全装置1の外部に保存しておき取得するようにしてもよい。
また、テンプレート等によって生成される報告書4000に含める項目やレイアウトは、任意に変更できるようにしてもよい。例えば、報告書4000に作成者の氏名、作成日時等の項目を追加したり、項目の位置、使用する文字のフォント等を変更できるようにしてもよい。
また、報告書4000は、フィールド機器毎に個別に作成されても、フィールド機器の機種毎に作成されても、保全項目毎に作成されても、又は全てのフィールド機器について一括して作成されてもよい。報告書4000は、フィールド機器毎等を1ページとした、複数ページの報告書として出力されてもよい。
また、報告書4000は、所定のファイル形式を指定した電子データで出力されてもよい。例えば、報告書4000は、表計算アプリケーションで使用可能なファイル形式や文書作成アプリケーションで使用可能なファイル形式を指定して出力されてもよい。生成された電子ファイルは、例えば、ネットワークで接続されたサーバに出力(アップロード)されたり、電子メールとして送信されてもよい。本実施形態においては、報告書4000に含める項目等を設定することができるため、出力先に応じて報告書4000に含める項目等を変更することができる。例えば、保全作業者に対しては、特定の保全項目に関する報告書を作成して送信等するようにしてもよい。
以上で、図14を用いた、報告書の説明を終了する。
以上説明したように、本実施形態における機器保全装置は、表示部を備える機器保全装置であって、前記表示部は、保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面と、前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面と、前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき生成される第3画面とを表示することにより、所望の機器情報を容易に出力することができる。
なお、本実施形態においては、第1画面として例示するメイン画面、第2画面として例示する個別画面、第3画面として例示するカスタマイズ画面は、それぞれ同一の表示装置であるタッチパネル15に表示される場合を示したが、これらの画面は複数の表示装置に分散して表示されるものであってもよい。
また、本実施形態で説明した装置を構成する機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本実施形態の上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本発明の実施形態について、図面を参照して説明してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲においての種々の変更も含まれる。
1 機器保全装置
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 HDD
15 タッチパネル
16 通信I/F
17 カードスロット
2 フィールド機器
101 通信部
102 機器情報保管部
103 表示データ生成部
104 保全実行部
105 保全情報保存部
201 メイン画面生成部
202 個別画面生成部
203 カスタマイズ画面生成部
2031 選択部

Claims (17)

  1. 表示部を備える機器保全装置であって、
    前記表示部は、
    保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面と、
    前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面と、
    前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき生成される第3画面と
    を表示する、機器保全装置。
  2. 前記表示部は、前記第1画面と前記第2画面とを遷移可能に表示する、請求項1に記載の機器保全装置。
  3. 前記表示部は、
    前記第1の機器情報又は前記第2の機器情報の少なくともいずれかの中から前記第3画面に表示される機器情報を選択するための選択画面をさらに表示する、請求項1又は2に記載の機器保全装置。
  4. 前記表示部は、
    前記機器を識別する識別情報に基づき表示する機器情報が配置された前記第3画面を表示する、請求項1から3のいずれか一項に記載の機器保全装置。
  5. 前記表示部は、
    前記機器の保全項目に基づき表示する機器情報が配置された前記第3画面を表示する、請求項1から4のいずれか一項に記載の機器保全装置。
  6. 前記表示部は、
    前記第1画面において、前記機器に対する操作履歴を表示する操作履歴表示画面を表示し、
    前記第2画面において、前記機器の保全に係る情報を表示する保全情報表示画面を表示する、請求項1から5のいずれか一項に記載の機器保全装置。
  7. 保全対象の機器における第1の機器情報に基づき生成される第1画面と、前記機器における第2の機器情報に基づき生成される第2画面とを表示する表示部と、
    前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき報告書を生成する報告書生成部と
    を備える、機器保全装置。
  8. 前記表示部は、
    前記第1の機器情報又は前記第2の機器情報の少なくともいずれかの中から前記報告書に含まれる情報を選択するための選択画面をさらに表示する、請求項7に記載の機器保全装置。
  9. 前記報告書生成部は、
    前記機器を識別する識別情報に基づき前記報告書に含まれる情報が配置された前記報告書を生成する、請求項7又は8に記載の機器保全装置。
  10. 前記報告書生成部は、
    前記機器の保全項目に基づき前記報告書に含まれる情報が配置された前記報告書を生成する、請求項7から9のいずれか一項に記載の機器保全装置。
  11. 前記表示部は、
    前記第1画面において、前記機器に対する操作履歴を表示する操作履歴表示画面を表示し、
    前記第2画面において、前記機器の保全に係る情報を表示する保全情報表示画面を表示する、請求項7から10のいずれか一項に記載の機器保全装置。
  12. 保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面を表示する第1画面表示ステップと、
    前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面を表示する第2画面表示ステップと、
    前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき生成される第3画面を表示する第3画面表示ステップと
    を含む、機器保全方法。
  13. 保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面を表示する第1画面表示ステップと、
    前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面を表示する第2画面表示ステップと、
    前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき報告書を生成する報告書生成ステップと
    を含む、機器保全方法。
  14. 保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面を表示する第1画面表示処理と、
    前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面を表示する第2画面表示処理と、
    前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき生成される第3画面を表示する第3画面表示処理と
    をコンピュータに実行させる、機器保全プログラム。
  15. 保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面を表示する第1画面表示処理と、
    前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面を表示する第2画面表示処理と、
    前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき報告書を生成する報告書生成処理と
    をコンピュータに実行させる、機器保全プログラム。
  16. 保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面を表示する第1画面表示処理と、
    前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面を表示する第2画面表示処理と、
    前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき生成される第3画面を表示する第3画面表示処理と
    をコンピュータに実行させる、機器保全プログラムを記録した記録媒体。
  17. 保全対象の機器の第1の機器情報に基づき生成される第1画面を表示する第1画面表示処理と、
    前記機器の第2の機器情報に基づき生成される第2画面を表示する第2画面表示処理と、
    前記第1の機器情報と前記第2の機器情報に基づき報告書を生成する報告書生成処理と
    をコンピュータに実行させる、機器保全プログラムを記録した記録媒体。
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