JP7294975B2 - ウォッシャチューブおよびワイパアーム - Google Patents

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本発明は、ウォッシャ液を供給するウォッシャチューブおよび該ウォッシャチューブを備えたワイパアームに関する。
自動車等の車両にはワイパ装置が搭載されている。ワイパ装置は、ワイパモータの駆動により揺動されるワイパアームと、ワイパアームに装着されるワイパブレードとを備えている。
ワイパ装置に設けられたワイパアームの一例として、払拭面に対して噴射させる洗浄液の水路が形成されたラバーホルダを有したワイパアームが特許文献1に開示されている。
国際公開第2013/080997号
上記特許文献1に記載されたワイパアームにおいては、ラバーホルダに水路が形成されているため、ラバーホルダの形状が複雑になり、ワイパブレードのラバーホルダへの組付けが困難となる。また、ラバーホルダの形状が複雑であるため、ラバーホルダのコストが高くなり、これにより、ワイパアームのコストも高くなる。
そこで、洗浄液(ウォッシャ液)を噴射する噴射孔が設けられた円筒形のウォッシャチューブを、ラバーホルダとは別部材としてワイパアームに組付けることが考えられる。
しかしながら、ウォッシャチューブは、柔らかな材料からなるため、ウォッシャ液の噴
射圧等により噴射孔の形状が変化し、噴射量や噴射位置の精度が低くなる虞れがあった。
本発明の目的は、ウォッシャ液の噴射精度が向上されたウォッシャチューブおよびワイパアームを提供することにある。
本発明の一態様は、チューブ部材からなるウォッシャチューブであって、ウォッシャ液を噴射する噴射孔が設けられたノズル部材を有し、前記チューブ部材には、該チューブ部材の径方向に沿って該チューブ部材を貫通する貫通孔が設けられ、前記ノズル部材は、前記貫通孔に設けられ、前記チューブ部材の内部に配置された基端部と、前記チューブ部材の外部に配置された先端部と、前記基端部と前記先端部との間に位置する中間部と、を有し、前記基端部は、先細り形状であり、かつ、前記中間部より前記ノズル部材の径方向の外側に迫り出した迫り出し部を備え、前記中間部は、前記貫通孔の内壁に密着される。
本発明の他の態様では、前記ノズル部材の硬度は、前記チューブ部材の硬度より高い。
本発明の他の態様では、前記チューブ部材は、エチレンプロピレンジエンゴムからなる。
本発明の他の態様は、アームヘッドと、前記アームヘッドの先端に連結され、かつ、対向する一対の側壁と前記側壁のそれぞれに繋がる天壁とを備えたシャンクと、前記シャンク内に配置され、かつ、ウォッシャ液を供給するチューブ部材からなるウォッシャチューブと、前記側壁のそれぞれと接合され、かつ、前記天壁と対向するカバー部材と、前記ウォッシャ液を噴射する噴射孔が設けられたノズル部材と、を有する。さらに、前記チューブ部材には、該チューブ部材の径方向に沿って該チューブ部材を貫通する貫通孔が設けられ、前記ノズル部材は、前記貫通孔に設けられ、かつ、前記カバー部材に固定されている。
本発明の他の態様では、前記ノズル部材は、前記チューブ部材の内部に配置された基端部と、前記チューブ部材の外部に配置された先端部と、前記基端部と前記先端部との間に位置する中間部と、を有し、前記基端部は、先細り形状であり、かつ、前記中間部より前記ノズル部材の径方向の外側に迫り出した迫り出し部を備え、前記中間部は、前記貫通孔の内壁に密着される。
本発明の他の態様は、アームヘッドと、前記アームヘッドの先端に連結され、かつ対向する一対の側壁と前記側壁のそれぞれに繋がる天壁とを備えたシャンクと、前記シャンク内に配置され、かつウォッシャ液を供給するチューブ部材からなるウォッシャチューブと、前記側壁のそれぞれと接合され、かつ前記ウォッシャチューブを支持するクリップ部材と、前記ウォッシャ液を噴射する噴射孔が設けられたノズル部材と、を有する。そして、前記チューブ部材には、該チューブ部材の径方向に沿って該チューブ部材を貫通する貫通孔が設けられ、前記ノズル部材は、前記貫通孔に設けられ、かつ、クリップ部材に固定されており、前記チューブ部材の内部に配置された基端部と、前記チューブ部材の外部に配置された先端部と、前記基端部と前記先端部との間に位置する中間部と、を有し、前記基端部は、先細り形状であり、かつ、前記中間部より前記ノズル部材の径方向の外側に迫り出した迫り出し部を備え、前記中間部は、前記貫通孔の内壁に密着される。
本発明によれば、ウォッシャチューブのチューブ部材に、ウォッシャ液を噴射する噴射孔を備えた別体のノズル部材が設けられたことで、噴射孔の形状の安定化を図ることができ、ウォッシャ液の噴射精度を高めることができる。
本発明の実施の形態1のワイパアームの外観構造を示す斜視図である。 図1に示すワイパアームに設けられたウォッシャチューブの構造を示す斜視図である。 図2に示すウォッシャチューブに装着されたノズル部材の構造を示す拡大断面図である。 図2に示すウォッシャチューブの支持形態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2のワイパアームにおけるウォッシャチューブの配置状態を示す拡大斜視図である。 図5に示すウォッシャチューブの支持形態を示す断面図である。 本発明の実施の形態3のワイパアームにおけるウォッシャチューブの配置状態を示す拡大斜視図である。 図7に示すウォッシャチューブの支持形態を示す断面図である。
以下、本発明の各実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1に示すワイパ装置10は、例えば、自動車等の車両に設けられたリヤガラス等の払拭面を払拭する装置である。ワイパ装置10は、細長いアームシャンク(シャンク)12を備えたワイパアーム11と、上記払拭面を払拭するブレードラバー16を備えたワイパブレード15と、ワイパアーム11とワイパブレード15を連結する連結部材(図示せず)と、を有している。
なお、ワイパアーム11は、アームシャンク12と、アームシャンク12を回動自在に支持するアームヘッド13と、からなる。
また、ワイパブレード15は、アームシャンク12の長手方向Nの中央部付近に上記連結部材を介して回動自在に連結されている。さらに、ワイパアーム11の基端側には、ワイパ装置10を形成するワイパモータの出力軸(図示せず)が固定されている。
そして、車室内等に設けたワイパスイッチをオン操作することで、上記ワイパモータの出力軸が正逆方向に回転してワイパアーム11が揺動する。これにより、ワイパブレード15に取り付けられたブレードラバー16がリヤガラスなどの払拭面の所定の払拭範囲を往復払拭動作し、これにより、リヤガラス等の払拭面に付着した雨水等が払拭される。
ワイパアーム11は、例えば、プラスチック等の樹脂材料を射出成形することで棒状に形成され、ワイパアーム11の先端側の太さは、基端側の太さよりも細く形成されている。より具体的には、ワイパアーム11は、その基端側から先端側に向かうにつれて徐々に細くなる先細り形状に形成されている。これにより、ワイパアーム11のデザイン性を向上させている。ただし、ワイパアーム11の外観形状は上述の形状に限定されるものではない。
また、ワイパアーム11のアームシャンク12には、リヤガラス等の払拭面に向けてアームシャンク12を倒す方向に押圧力が作用しており、したがって、ワイパブレード15の往復払拭動作時において、ワイパブレード15が脱落するようなことは無い。なお、上記押圧力は、アームシャンク12の基端側に設けられた引っ張り用のスプリング19のバネ力により発生する。
ここで、本実施の形態1のワイパアーム11では、アームヘッド13の先端にアームシャンク12が連結されている。そして、アームシャンク12の内部には、ウォッシャ液(洗浄液とも言う)23(図3参照)を供給するための2本のウォッシャチューブ20が配置されている。つまり、本実施の形態1では、アームシャンク12の内部に給水用の2本のウォッシャチューブ20が配置されている場合を一例として説明する。
また、アームシャンク12の先端部には先端ノズル18が連結されている。この先端ノズル18には2つの噴射孔18aが形成されており、一方の噴射孔18aには一方のウォッシャチューブ20が接続され、他方の噴射孔18aには、他方のウォッシャチューブ20が接続されている。したがって、2本のウォッシャチューブ20のそれぞれに供給されたウォッシャ液23(図3参照)のうち、先端ノズル18まで到達したウォッシャ液23は、2つの噴射孔18aからそれぞれ外部に噴射される。
また、アームシャンク12は、図4に示すように、対向する一対の側壁12a,12bと、一対の側壁12a,12bのそれぞれの上端部に繋がる天壁12cと、を備えている。天壁12cは、例えば、側壁12a,12bのそれぞれと一体成形されている。つまり、アームシャンク12は、その断面形状が、対向する一対の側壁12a,12bと天壁12cとから構成されたかまぼこ型を成す細長い板状の部材である。
次に、本実施の形態1のウォッシャチューブ20の詳細の構造について説明する。
図2および図3に示すように、ウォッシャチューブ20は、ウォッシャ液23を供給するチューブ部材21と、ウォッシャ液23を噴射する噴射孔22aが設けられたノズル部材22と、を有している。そして、チューブ部材21には、チューブ部材21の径方向K1に沿ってチューブ部材21を貫通する貫通孔21aが設けられており、ノズル部材22は、貫通孔21aに嵌め込まれている(装着されている)。一例として、ノズル部材22は、貫通孔21aに圧入されている。ただし、ノズル部材22は、貫通孔21aに嵌め込まれ、貫通孔21aに接着剤等で接合されていてもよい。
なお、図2に示すように、チューブ部材21には、端部ではない箇所にノズル部材22が嵌め込まれている(装着されている)。ただし、1本のチューブ部材21に、このチューブ部材21の延在方向Pにおいて、相互に間隔をあけて複数のノズル部材22が装着されていてもよい。
また、図3に示すように、ノズル部材22は、チューブ部材21の穴21cである内部に配置される基端部22bと、チューブ部材21の外部に配置される先端部22cと、基端部22bと先端部22cとの間に位置する中間部22dと、を有している。
そして、基端部22bは、チューブ部材21の径方向K1の中心に向かうに連れて先端が細くなった先細り形状となっており、さらに中間部22dよりノズル部材22の径方向K2の外側に迫り出した迫り出し部22eを備えている。同様に、先端部22cも中間部22dよりノズル部材22の径方向K2の外側に迫り出した迫り出し部22fを備えている。なお、基端部22bおよび先端部22cの両方において、迫り出し部22fは中間部22dより外側の周囲に迫り出している。また、中間部22dは、チューブ部材21の貫通孔21aの内壁21bに密着している。
ここで、図4は、アームシャンク12におけるウォッシャチューブ20の支持形態を示す断面図である。なお、図4では、便宜上、アームシャンク12内に1本のウォッシャチューブ20が配置されている場合を説明する。
図4に示すように、ウォッシャチューブ20は、ウォッシャチューブ20の延在方向P(図2参照)のノズル部材22が装着されていない箇所において、例えば、クリップ部材17などによってアームシャンク12との間で支持されている。図4に示す支持形態では、クリップ部材17は、ウォッシャチューブ20の外周形状の一部に対応した湾曲部17aを有しており、その湾曲部17aにウォッシャチューブ20を配置するとともに、湾曲部17aとアームシャンク12との間にウォッシャチューブ20が挟まれている。すなわち、ウォッシャチューブ20は、クリップ部材17の湾曲部17aとアームシャンク12のコーナー部とによって挟まれて支持されている。クリップ部材17は、湾曲部17a以外の接合部17bでアームシャンク12の天壁12cや側壁12a,12bに接合されている。
ここで、ノズル部材22の硬度は、チューブ部材21の硬度より高い方が好ましい。すなわち、ノズル部材22はチューブ部材21より硬い方が好ましい。つまり、ノズル部材22は、チューブ部材21より硬度が高い材料によって形成されていることが好ましい。一例として、チューブ部材21は、エチレンプロピレンジエンゴムからなる。一方、ノズル部材22は、一例として、エチレンプロピレンジエンゴムより硬度が高いプラスチック材料からなる。なお、ノズル部材22は、金属材料によって形成されていてもよい。すなわち、ノズル部材22は、チューブ部材21より硬度が高ければ、樹脂材によって形成されていても、金属材によって形成されていてもよい。
本実施の形態1のウォッシャチューブ20によれば、チューブ部材21の径方向K1の貫通孔21aに、ウォッシャ液23を噴射する噴射孔22aを備えた別体のノズル部材22が嵌め込まれた(圧入された)ことで、噴射孔22aの形状および方向の精度を向上させることができ、かつ噴射孔22aの形状および方向の安定化を図ることができる。さらに、ウォッシャ液23の噴射量の安定化を図ることができる。また、ウォッシャ液23の噴射量および噴射方向を制御することができる。したがって、最適な使用液量を設定することができ、節水を図ることができる。さらに、ウォッシャ液23のタンクの容量を小さくすることができ、システム重量の軽量化を図ることができる。
また、ノズル部材22の硬度がチューブ部材21の硬度より高いことにより、ノズル部材22の噴射孔22aの成形がしやすく、かつ噴射孔22aの変形も抑制することができる。すなわち、上記と同様に、噴射孔22aの形状および方向の安定化を図ることができ、ウォッシャ液23の噴射精度を高めることができる。
また、本実施の形態1のウォッシャチューブ20では、チューブ部材21の端部ではなく、チューブ部材21の延在方向Pの途中の箇所に間隔を空けて複数のノズル部材22を装着することも可能であり、これにより、ワイパアーム11の長手方向Nの複数の箇所からウォッシャ液23を噴射させることができ、ワイパアーム11の洗浄性を向上させることができる。
また、ノズル部材22は、その基端部22bが、チューブ部材21の径方向K1の中心に向かうに連れて先端が細くなった先細り形状となっているため、チューブ部材21の貫通孔21aに装着する際に、先細り形状が挿入の案内になり、ノズル部材22を嵌め込み易くすることができる。特に、ノズル部材22の嵌め込み(装着)が圧入の場合には、ノズル部材22の基端部22bが先細り形状になっていることで、ノズル部材22のチューブ部材21の貫通孔21aへの圧入を容易に行うことができる。つまり、ノズル部材22のチューブ部材21への組付けを容易に行うことができる。
また、ノズル部材22は、その基端部22bに、中間部22dよりノズル部材22の径方向K2の外側に迫り出した迫り出し部22eを備えている。これにより、ノズル部材22のチューブ部材21の外側への抜けを防止することができる。さらに、ノズル部材22は、その先端部22cも中間部22dよりノズル部材22の径方向K2の外側に迫り出した迫り出し部22fを備えている。これにより、ノズル部材22のチューブ部材21の内側への抜けを防止することができる。
さらに、ノズル部材22がチューブ部材21の貫通孔21aに嵌め込まれた状態では、ノズル部材22の中間部22dは、チューブ部材21の貫通孔21aの内壁21bに密着される。これにより、中間部22dにおけるウォッシャ液23の漏れを抑制することができる。
(実施の形態2)
図5および図6を用いて実施の形態2のワイパアーム11について説明する。
本実施の形態2のワイパアーム11は、実施の形態1と同様に、噴射孔22aを有したノズル部材22が設けられ、かつウォッシャ液23を供給するウォッシャチューブ20を備えている。なお、図5に示す構造においても、便宜上、アームシャンク12内に1本のウォッシャチューブ20が配置されている場合を説明する。
図5に示すワイパアーム11は、アームヘッド13(図1参照)と、対向する一対の側壁12a,12bと側壁12a,12bのそれぞれの上端部に繋がる天壁12cとを備えたアームシャンク12と、側壁12a,12bのそれぞれの下端部と接合され、かつ天壁12cと対向するボトムカバー(カバー部材)14と、を有している。すなわち、アームシャンク12は、ボトムカバー14に固定されさている。なお、ボトムカバー14もアームシャンク12と同様に、アームシャンク12の長手方向Nに沿って細長く形成されている。
そして、アームシャンク12内にはウォッシャチューブ20が配置されており、ウォッシャチューブ20は、図6に示すように、ウォッシャ液23を噴射する噴射孔22aが設けられたノズル部材22を有している。さらに、ウォッシャチューブ20は、チューブ部材21の径方向K1に沿って貫通する貫通孔21aを備えており、この貫通孔21aにノズル部材22が嵌め込まれている(装着されている)。
また、ワイパアーム11においては、ワイパアーム11に設けられたウォッシャチューブ20は、実施の形態1のウォッシャチューブ20と同様に、ウォッシャ液23を供給するチューブ部材21と、ウォッシャ液23を噴射させる噴射孔22aが設けられたノズル部材22と、を有している。そして、チューブ部材21には、上述のように、チューブ部材21の径方向K1に沿ってチューブ部材21を貫通する貫通孔21aが設けられており、ノズル部材22は、貫通孔21aに嵌め込まれている。一例として、ノズル部材22は、貫通孔21aに圧入されている。ただし、実施の形態1でも述べたように、ノズル部材22は、貫通孔21aに配置され、貫通孔21aに接着剤等で接合されていてもよい。
また、図6に示すように、ノズル部材22は、ボトムカバー14に固定されている。言い換えると、ノズル部材22を介してチューブ部材21がボトムカバー14に固定されている。ノズル部材22は、該ノズル部材22の先端部22cがボトムカバー14に埋め込まれており、これによってボトムカバー14に固定されている。ただし、ノズル部材22は、ボトムカバー14と一体に形成されていてもよく、ノズル部材22とボトムカバー14とが一体に形成された構造では、ノズル部材22の先端部22cはボトムカバー14の一部となる。
なお、ノズル部材22は、ウォッシャチューブ20におけるチューブ部材21の穴21cである内部に配置される基端部22bと、基端部22bに繋がる中間部22dと、チューブ部材21の外部に配置され、かつボトムカバー14に埋め込まれる先端部22cと、を有している。そして、基端部22bは、チューブ部材21の径方向K1の中心に向かうに連れて先端が細くなった先細り形状であるとともに、中間部22dよりノズル部材22の径方向K2の外側に迫り出した迫り出し部22eを備えている。また、中間部22dは、貫通孔21aの内壁21bに密着している。
また、ノズル部材22の硬度は、チューブ部材21の硬度より高い方が好ましい。すなわち、ノズル部材22はチューブ部材21より硬い方が好ましい。つまり、ノズル部材22は、チューブ部材21より硬度が高い材料によって形成されていることが好ましい。一例として、チューブ部材21は、エチレンプロピレンジエンゴムからなる。一方、ノズル部材22は、一例として、エチレンプロピレンジエンゴムより硬度が高いプラスチック材料からなる。
本実施の形態2のワイパアーム11によれば、チューブ部材21の径方向K1の貫通孔21aに、ウォッシャ液23を噴射する噴射孔22aを備えた別体のノズル部材22が嵌め込まれたことで、噴射孔22aの形状および方向の精度を向上させることができ、かつ噴射孔22aの形状および方向の安定化を図ることができる。その結果、ウォッシャ液23の噴射精度を高めることができる。
さらに、ウォッシャ液23の噴射量の安定化を図ることができる。また、ウォッシャ液23の噴射量および噴射方向を制御することができる。したがって、最適な使用液量を設定することができ、節水を図ることができる。また、ウォッシャ液23のタンクの容量を小さくすることができ、システム重量の軽量化を図ることができる。
また、本実施の形態2のワイパアーム11では、ウォッシャチューブ20をノズル部材22を介してボトムカバー14に固定することで、ウォッシャチューブ20がボトムカバー14で覆われる。これにより、ウォッシャチューブ20は、アームシャンク12とボトムカバー14とによって囲まれる。その結果、ワイパアーム11の内部を隠すことができ、ワイパアーム11の意匠性を向上させることができる。
また、チューブ部材21はノズル部材22を介してボトムカバー14に固定されているため、チューブ部材21を固定する部材を削減することができ、ワイパアーム11における部品点数を減らすことができる。
さらに、ノズル部材22がチューブ部材21の貫通孔21aに嵌め込まれ、かつノズル部材22がボトムカバー14に固定されたことで、チューブ部材21が、ノズル部材22を介してボトムカバー14に固定された構造となるため、チューブ部材21の周方向の回転を防止することができる。さらに、チューブ部材21の延在方向P(図2参照)の移動を防止することができる。
また、ノズル部材22がボトムカバー14と一体に形成された構造の場合には、ノズル部材22をボトムカバー14と同じ材料によって形成することができ、上記同様、部品点数を削減することができるとともに、組付け工数も減らすことができる。
本実施の形態2のワイパアーム11によって得られるその他の効果については、実施の形態1のワイパアーム11によって得られる効果と同様であるめ、その重複説明は省略する。
(実施の形態3)
図7および図8を用いて実施の形態3のワイパアーム11について説明する。
本実施の形態3のワイパアーム11は、実施の形態2と同様に、噴射孔22aを有したノズル部材22が設けられ、かつウォッシャ液23を供給するウォッシャチューブ20を備えている。なお、図7に示す構造においても、便宜上、アームシャンク12内に1本のウォッシャチューブ20が配置されている場合を説明する。
図7に示すワイパアーム11は、アームヘッド13(図1参照)と、対向する一対の側壁12a,12bと側壁12a,12bのそれぞれの上端部に繋がる天壁12cとを備えたアームシャンク12と、側壁12a,12bのそれぞれと接合され、かつウォッシャチューブ20を支持するクリップ部材17と、を有している。さらに、図8に示すように、クリップ部材17に固定され、かつウォッシャ液23を噴射する噴射孔22aが設けられたノズル部材22を有している。そして、アームシャンク12内にはウォッシャチューブ20が配置されており、ウォッシャチューブ20にノズル部材22が取り付けられている。具体的には、ウォッシャチューブ20は、チューブ部材21の径方向K1に沿って貫通する貫通孔21aを備えており、この貫通孔21aにノズル部材22が嵌め込まれている(装着されている)。
なお、ワイパアーム11に設けられたウォッシャチューブ20は、実施の形態1のウォッシャチューブ20と同様に、ウォッシャ液23を供給するチューブ部材21と、噴射孔22aが設けられたノズル部材22と、を有している。そして、チューブ部材21には、上述のように、チューブ部材21の径方向K1に沿ってチューブ部材21を貫通する貫通孔21aが設けられており、ノズル部材22は、貫通孔21aに嵌め込まれている。一例として、ノズル部材22は、貫通孔21aに圧入されている。ただし、実施の形態1および2でも述べたように、ノズル部材22は、貫通孔21aに配置され、貫通孔21aに接着剤等で接合されていてもよい。
本実施の形態3のワイパアーム11では、ノズル部材22がクリップ部材17に固定されている。言い換えると、ノズル部材22を介してチューブ部材21がクリップ部材17に固定されている。そして、ノズル部材22は、該ノズル部材22の先端部22cがクリップ部材17に埋め込まれており、これによってクリップ部材17に固定されている。ただし、ノズル部材22は、クリップ部材17と一体に形成されていてもよく、ノズル部材22とクリップ部材17とが一体に形成された構造では、ノズル部材22の先端部22cはクリップ部材17の一部となる。
ここで、クリップ部材17は、チューブ部材21の外周形状の一部に対応した湾曲部17aを有しており、その湾曲部17aにノズル部材22が固定されている。そして、ノズル部材22をチューブ部材21の貫通孔21aに嵌め込むことで、クリップ部材17の湾曲部17aとアームシャンク12との間にウォッシャチューブ20が挟まれた状態となる。なお、クリップ部材17は、湾曲部17a以外の接合部17bでアームシャンク12の天壁12cや側壁12a,12bに接合されている。
ノズル部材22は、ウォッシャチューブ20におけるチューブ部材21の穴21cである内部に配置される基端部22bと、基端部22bに繋がる中間部22dと、チューブ部材21の内部に配置され、かつボトムカバー14に埋め込まれる先端部22cと、を有している。そして、基端部22bは、チューブ部材21の径方向K1の中心に向かうに連れて先端が細くなった先細り形状であるとともに、中間部22dよりノズル部材22の径方向K2の外側に迫り出した迫り出し部22eを備えている。さらに、中間部22dは、貫通孔21aの内壁21bに密着している。
また、ノズル部材22の硬度は、チューブ部材21の硬度より高い方が好ましい。すなわち、ノズル部材22はチューブ部材21より硬い方が好ましい。つまり、ノズル部材22は、チューブ部材21より硬度が高い材料によって形成されていることが好ましい。一例として、チューブ部材21は、エチレンプロピレンジエンゴムからなる。一方、ノズル部材22は、一例として、エチレンプロピレンジエンゴムより硬度が高いプラスチック材料からなる。
本実施の形態3のワイパアーム11によれば、チューブ部材21の径方向K1の貫通孔21aに、ウォッシャ液23を噴射する噴射孔22aを備えた別体のノズル部材22が嵌め込まれたことで、噴射孔22aの形状および方向の精度を向上させることができ、かつ噴射孔22aの形状および方向の安定化を図ることができる。その結果、ウォッシャ液23の噴射精度を高めることができる。
さらに、ウォッシャ液23の噴射量の安定化を図ることができる。また、ウォッシャ液23の噴射量および噴射方向を制御することができる。したがって、最適な使用液量を設定することができ、節水を図ることができる。また、ウォッシャ液23のタンクの容量を小さくすることができ、システム重量の軽量化を図ることができる。
また、本実施の形態3のワイパアーム11では、ウォッシャチューブ20のチューブ部材21は、ノズル部材22を介してクリップ部材17に固定されている。すなわち、ノズル部材22とクリップ部材17とを併用することができ、ワイパアーム11における部品点数を減らすことができる。
さらに、ノズル部材22がチューブ部材21の貫通孔21aに嵌め込まれ、かつノズル部材22がクリップ部材17に固定されたことで、チューブ部材21が、ノズル部材22を介してクリップ部材17に固定された構造となるため、チューブ部材21の周方向の回転を防止することができる。さらに、チューブ部材21の延在方向P(図2参照)の移動を防止することができる。
本実施の形態3のワイパアーム11によって得られるその他の効果については、実施の形態1のワイパアーム11によって得られる効果と同様であるめ、その重複説明は省略する。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、ワイパアームを、自動車等の車両のリヤガラス等の払拭面を払拭するリヤワイパ装置に適用したものを示したが、本発明はこれに限らず、自動車等の車両のフロント側に搭載されるワイパ装置や、船舶,航空機,鉄道車両等に搭載されるワイパ装置にも適用することができる。
また、上記実施の形態では、アームシャンクの内部に2本のウォッシャチューブ20が設けられる場合を説明したが、アームシャンクの内部に設けられるウォッシャチューブ20の本数は、1本でも3本以上の複数本でもよい。
また、実施の形態3では、ノズル部材22が固定される部材として湾曲部17aを有したクリップ部材17を取り上げて説明したが、クリップ部材17は、例えば、平板状の部材であってもよい。
10 ワイパ装置
11 ワイパアーム
12 アームシャンク(シャンク)
12a 側壁
12b 側壁
12c 天壁
13 アームヘッド
14 ボトムカバー(カバー部材)
15 ワイパブレード
16 ブレードラバー
17 クリップ部材
17a 湾曲部
17b 接合部
18 先端ノズル
18a 噴射孔
19 スプリング
20 ウォッシャチューブ
21 チューブ部材
21a 貫通孔
21b 内壁
21c 穴
22 ノズル部材
22a 噴射孔
22b 基端部
22c 先端部
22d 中間部
22e,22f 迫り出し部
23 ウォッシャ液
K1,K2 径方向
N 長手方向
P 延在方向

Claims (6)

  1. チューブ部材からなるウォッシャチューブであって、
    ウォッシャ液を噴射する噴射孔が設けられたノズル部材を有し、
    前記チューブ部材には、該チューブ部材の径方向に沿って該チューブ部材を貫通する貫通孔が設けられ、
    前記ノズル部材は、前記貫通孔に設けられ、前記チューブ部材の内部に配置された基端部と、前記チューブ部材の外部に配置された先端部と、前記基端部と前記先端部との間に位置する中間部と、を有し、
    前記基端部は、先細り形状であり、かつ、前記中間部より前記ノズル部材の径方向の外側に迫り出した迫り出し部を備え、
    前記中間部は、前記貫通孔の内壁に密着されることを特徴とするウォッシャチューブ。
  2. 前記ノズル部材の硬度は、前記チューブ部材の硬度より高いことを特徴とする請求項1に記載のウォッシャチューブ。
  3. 前記チューブ部材は、エチレンプロピレンジエンゴムからなることを特徴とする請求項2に記載のウォッシャチューブ。
  4. アームヘッドと、
    前記アームヘッドの先端に連結され、かつ、対向する一対の側壁と、前記側壁のそれぞれの上端部に繋がる天壁と、を備えたシャンクと、
    前記シャンク内に配置され、かつ、ウォッシャ液を供給するチューブ部材からなるウォッシャチューブと、
    前記側壁のそれぞれの下端部と接合され、かつ、前記天壁と対向するカバー部材と、
    前記ウォッシャ液を噴射する噴射孔が設けられたノズル部材と、
    を有し、
    前記チューブ部材には、該チューブ部材の径方向に沿って該チューブ部材を貫通する貫通孔が設けられ、
    前記ノズル部材は、前記貫通孔に設けられ、かつ、前記カバー部材に固定されていることを特徴とするワイパアーム。
  5. 前記ノズル部材は、前記チューブ部材の内部に配置された基端部と、前記チューブ部材の外部に配置された先端部と、前記基端部と前記先端部との間に位置する中間部と、を有し、
    前記基端部は、先細り形状であり、かつ、前記中間部より前記ノズル部材の径方向の外側に迫り出した迫り出し部を備え、
    前記中間部は、前記貫通孔の内壁に密着されることを特徴とする請求項に記載のワイパアーム。
  6. アームヘッドと、
    前記アームヘッドの先端に連結され、かつ、対向する一対の側壁と、前記側壁のそれぞれの上端部に繋がる天壁と、を備えたシャンクと、
    前記シャンク内に配置され、かつ、ウォッシャ液を供給するチューブ部材からなるウォッシャチューブと、
    前記側壁のそれぞれと接合され、かつ、前記ウォッシャチューブを支持するクリップ部材と、
    前記ウォッシャ液を噴射する噴射孔が設けられたノズル部材と、
    を有し、
    前記チューブ部材には、該チューブ部材の径方向に沿って該チューブ部材を貫通する貫通孔が設けられ、
    前記ノズル部材は、前記貫通孔に設けられ、かつ、前記クリップ部材に固定されており、前記チューブ部材の内部に配置された基端部と、前記チューブ部材の外部に配置された先端部と、前記基端部と前記先端部との間に位置する中間部と、を有し、
    前記基端部は、先細り形状であり、かつ、前記中間部より前記ノズル部材の径方向の外側に迫り出した迫り出し部を備え、
    前記中間部は、前記貫通孔の内壁に密着されることを特徴とするワイパアーム。
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