JP7294486B1 - マンコンベヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 光源を配置する場所が制限されることを抑制することができるマンコンベヤを提供する。【解決手段】 マンコンベヤは、手摺ベルトと、紫外線を放射する光源と、紫外線が内部を進む光路部と、を備え、光路部は、手摺ベルトへ紫外線を照射するために、光源から手摺ベルトへ向けて延びる。【選択図】 図1

Description

本出願は、マンコンベヤに関する。
従来、例えば、マンコンベヤは、手摺ベルトと、手摺ベルトへ向けて紫外線を放射する光源と備えている(例えば、特許文献1~3)。ところで、特許文献1~3に係るマンコンベヤにおいては、光源と手摺ベルトとを対面させる必要があるため、光源を配置する場所が制限される。
特開2006-193319号公報 特開2011-73874号公報 特開2019-52021号公報
そこで、課題は、光源を配置する場所が制限されることを抑制することができるマンコンベヤを提供することである。
マンコンベヤは、手摺ベルトと、紫外線を放射する光源と、前記紫外線が内部を進む光路部と、を備え、前記光路部は、前記手摺ベルトへ紫外線を照射するために、前記光源から前記手摺ベルトへ向けて延びる。
一実施形態に係るマンコンベヤの全体概要図 同実施形態に係るマンコンベヤの要部平面図 同実施形態に係る欄干部の要部側面図 同実施形態に係る照射装置の要部概要図 同実施形態に係る手摺ベルトの断面図 図2のVI-VI線の拡大断面図
各図面において、構成要素の寸法は、例えば、理解を容易にするために、実際の寸法に対して拡大、縮小して示す場合があり、また、各図面の間での寸法比は、一致していない場合がある。なお、各図面において、例えば、理解を容易にするために、構成要素の一部を省略して示す場合がある。
第1、第2等の序数を含む用語は、多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、構成要素は、この用語によって特に限定されるものではない。なお、序数を含む構成要素の個数は、特に限定されず、例えば、一つでもよい場合がある。また、以下の明細書で用いられる序数は、特許請求の範囲に記載された序数と異なる場合がある。
以下、マンコンベヤにおける一実施形態について、図1~図6を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、マンコンベヤの構成等の理解を助けるために例示するものであり、マンコンベヤの構成を限定するものではない。
図1及び図2に示すように、マンコンベヤ1は、例えば、躯体に設置される構造体2と、人を搬送する搬送部3と、搬送部3を第1方向D1で挟むように配置される一対の欄干部4と、搬送部3及び欄干部4を駆動させる駆動部5と、装置全体を制御する処理装置6と、欄干部4へ紫外線を照射する照射装置10とを備えていてもよい。
各図において、第1方向D1は、水平方向と平行な方向である第1横方向D1であり、第2方向D2は、水平方向と平行な方向であって、且つ、第1横方向D1と直交する第2横方向D2であり、第3方向D3は、第1横方向D1及び第2横方向D2と直交する鉛直方向であって、上下方向D3である。
本実施形態に係るマンコンベヤ1は、人を搬送するために、踏面が階段状になるエスカレータであるが、斯かる構成に限られない。例えば、マンコンベヤ1は、人を搬送するために、踏面が平面状となる移動歩道(動く歩道)であってもよい。なお、本実施形態においては、マンコンベヤ1は、人を斜め上方へ搬送する、という構成であるが、マンコンベヤ1は、人を斜め下方へ搬送する、という構成でもよい。
搬送部3は、例えば、本実施形態のように、駆動部5に駆動されることによって無端回転する環状の走行部3aと、走行部3aに接続されることによって走行部3aと共に走行し、人が乗る踏面を有する複数のステップ3bとを備えていてもよい。特に限定されないが、走行部3aは、例えば、ローラチェーンとすることができる。
また、例えば、走行部3aは、第1横方向D1に離れて一対設けられ、複数のステップ3bは、一対の走行部3a,3aの間に配置されていてもよい。そして、ステップ3bは、それぞれの走行部3aに対して第1横方向D1を軸にして回転可能に接続されていてもよい。
駆動部5は、例えば、本実施形態のように、ステップ3bが反転するように走行部3aが巻き掛けられて且つ第1横方向D1を軸にして回転する一対の第1回転部5a,5aと、第1回転部5aを回転させる駆動源5bとを備えていてもよい。特に限定されないが、第1回転部5aは、例えば、スプロケットとすることができ、また、駆動源5bは、例えば、モータとすることができる。
欄干部4は、例えば、無端回転する環状の手摺ベルト7と、手摺ベルト7が巻き掛けられて且つ第1横方向D1を軸にして回転する第2回転部4aと、手摺ベルト7を支持する欄干本体部4bと、欄干本体部4bの下部を覆うカバー部4cとを備えていてもよい。なお、例えば、手摺ベルト7が駆動部5の駆動によって走行し、手摺ベルト7の走行は、ステップ3bの走行と同期してもよい。
構造体2は、例えば、本実施形態のように、第2横方向D2のそれぞれの端部に配置される機械室2a,2bを備えていてもよい。特に限定されないが、例えば、本実施形態のように、上方の第1機械室2aは、駆動源5b、一方の第1回転部5a及び処理装置6等を内部に収容し、下方の第2機械室2bは、他方の第1回転部5a等を内部に収容する、という構成でもよい。なお、構造体2は、例えば、複数の枠材で構成されるトラス構造又はケタ構造としてもよい。
マンコンベヤ1は、例えば、本実施形態のように、機械室2a,2bを上方から覆うように構造体2に取り付けられる複数の床プレート1a~1dを備えていてもよい。なお、床プレート1a~1dの個数は、特に限定されないが、本実施形態においては、構造体2に対して取り外し可能な床プレート1a~1cは、第1~第3床プレート1a~1cの三つであり、構造体2に対して取り外し不能に固定されている床プレート1dは、第4床プレート1dの一つである。
照射装置10は、例えば、本実施形態のように、紫外線を放射する光源部11と、紫外線が内部を進む光路部12と、光路部12の下流端に接続され、手摺ベルト7に紫外線を照射する照射部13とを備えていてもよい。これにより、光路部12は、光源部11から照射部13まで延びている。したがって、光源部11で放射された紫外線は、光路部12の内部を進み、照射部13で手摺ベルト7を照射する。
光源部11は、例えば、本実施形態のように、紫外線を放射する光源11aと、光源11aを収容する光源収容部11bとを備えていてもよい。光源11aの構成は、特に限定されず、例えば、光源11aは、例えば、LED、ランプ、半導体レーザ(LD)であってもよい。例えば、光源11aは、手摺ベルト7を除菌等するために、紫外線を放射する構成であればよい。
光源部11(光源11a)は、例えば、本実施形態のように、第1機械室2aの内部に配置されていてもよい。具体的には、光源部11(光源11a)は、例えば、第1床プレート1aと上下方向D3視で重なるように、配置されていてもよい。このように、光源部11(光源11a)を第1機械室2aの内部に配置しても、手摺ベルト7へ紫外線を照射させることができる。
しかも、第1床プレート1aが構造体2から取り外されることによって、第1機械室2aの内部の光源部11(光源11a)に近づくことができる。これにより、光源部11(光源11a)に容易に近づくことができるため、例えば、光源部11(光源11a)に対する保守作業(例えば、点検作業、交換作業等)を容易に行うことができる。また、光源部11と処理装置6とが同じ第1機械室2aの内部に配置されているため、例えば、光源部11及び処理装置6間の配線(例えば、電源供給用電線)を短くすることができる。
図1~図3に示すように、照射部13は、例えば、カバー部4cの内部のうち、第2横方向D2の端部に、配置されていてもよい。具体的には、例えば、欄干部4は、手摺ベルト7がカバー部4cの内部から導出される導出口4dを備えており、照射部13は、カバー部4cの内部で、導出口4dに隣接して配置されている、という構成でもよい。
これにより、手摺ベルト7は、カバー部4cの内部から導出する直前に、照射部13で紫外線を照射される。したがって、例えば、除菌効果を高めることができる。なお、「照射部13は、導出口4dに隣接して配置される」とは、照射部13と導出口4dとの間に、手摺ベルト7に接触する部材(例えば、ガイド等)が存在しないように、照射部13が導出口4dの近傍に配置されていることをいう。
図4に示すように、光路部12は、例えば、変形可能な複数の導光体12aを備えていてもよい。導光体12aは、特に限定されないが、例えば、光ファイバであってもよい。そして、導光体12aが変形されることによって、光路部12の配置の設計を自由に行うことができる(例えば、図2参照)。これにより、光源部11及び光路部12を配置する場所が制限されることを抑制することができる。
また、光路部12は、例えば、本実施形態のように、光源11aから放射された紫外線を内部へ導入する導入部12bと、手摺ベルト7へ向けて、紫外線を外部へ導出する導出部12c~12eとを備えていてもよい。例えば、本実施形態のように、複数の導光体12aのそれぞれの導入側が、束ねられた状態で保持される、所謂、バンドル構造とされることによって、光路部12の導入部12bは、一つである、という構成でもよい。
導入部12b及び導出部12c~12eのそれぞれの個数は、特に限定されないが、例えば、本実施形態のように、導入部12bは、一つであり、導出部12c~12eは、複数(図4においては、7つ)である、という構成でもよい。なお、光路部12は、例えば、導入部12bを複数備えていてもよく、また、例えば、バンドル構造によって、導出部を一つ備えていてもよい。また、導入部12bと導出部12c~12eとの個数は、例えば、同じでもよく、また、例えば、異なっていてもよい。
また、光源11aと導入部12bとの個数は、例えば、同じでもよく、また、例えば、異なっていてもよい。即ち、例えば、一つの光源11aが一つの導入部12bへ向けて紫外線を照射する、という構成だけでなく、例えば、複数の光源11aが共通の導入部12bへ向けて紫外線を照射する、という構成でもよく、また、例えば、一つの光源11aが複数の導入部12bへ向けて紫外線を照射する、という構成でもよい。
ところで、図5に示すように、手摺ベルト7は、例えば、カバー部4cの外部に位置するときに、露出されて人に接触され得る外表面7aと、隠れて人に接触されない内表面7bとを備えていてもよい。なお、図5において、第1境界7cは、外表面7aと内表面7bとの境界7cを示している。
手摺ベルト7の外表面7aは、例えば、本実施形態のように、手摺ベルト7の外周面を構成する表面7dと、表面7dと反対方向を向く裏面7eと、表面7dと裏面7eとを接続する側面7fとを備えていてもよい。特に限定されないが、例えば、本実施形態のように、表面7d及び裏面7eは、それぞれ平面状に形成されており、側面7fは、湾曲面状に形成されている、という構成でもよい。
なお、図5において、第2境界7gは、表面7dと側面7fとの境界7gを示しており、第3境界7hは、裏面7eと側面7fとの境界を示している。特に限定されないが、例えば、本実施形態のように、第2境界7g及び第3境界7hの第1横方向D1における位置は、内表面7bのうち、第1横方向D1の最も外側の位置7i,7iと、同じとしてもよい。
図6に示すように、照射部13は、例えば、手摺ベルト7が内部に挿入される筐体状の挿入部13aと、挿入部13aの内面に固定され、紫外線を反射する反射部13bとを備えていてもよい。そして、複数の導光体12aは、例えば、本実施形態のように、挿入部13aに固定されていてもよい。
これにより、複数の導出部12c~12eは、手摺ベルト7の外表面7aと対面するように、配置されている。したがって、複数の導出部12c~12eから導出された紫外線は、手摺ベルト7の外表面7aを照射する。
そして、複数の導出部12c~12eは、例えば、本実施形態のように、手摺ベルト7の表面7dと対面する表面導出部12cと、手摺ベルト7の裏面7eと対面する裏面導出部12dと、手摺ベルト7の側面7fと対面する側面導出部12eとを備えていてもよい。
これにより、表面導出部12cから導出された紫外線は、手摺ベルト7の表面7dを照射し、裏面導出部12dから導出された紫外線は、手摺ベルト7の裏面7eを照射し、側面導出部12eから導出された紫外線は、手摺ベルト7の側面7fを照射する。したがって、手摺ベルト7の広範囲へ紫外線を照射させることができるため、例えば、手摺ベルト7の外表面7aの全範囲へ紫外線を照射させることができる。
以上より、本実施形態のように、マンコンベヤ1は、手摺ベルト7と、紫外線を放射する光源11aと、前記紫外線が内部を進む光路部12と、を備え、前記光路部12は、前記手摺ベルト7へ紫外線を照射するために、前記光源11aから前記手摺ベルト7へ向けて延びる、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、光路部12が光源11aから手摺ベルト7へ向けて延びているため、光源11aから放射された紫外線は、光路部12の内部を進み、手摺ベルト7を照射する。これにより、光源11aを配置する場所が制限されることを抑制することができる。
また、本実施形態のように、マンコンベヤ1は、機械室2a,2bを有する構造体2を備え、前記光源11aは、前記機械室(本実施形態においては、第1機械室)2aの内部に配置される、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、光源11aは、機械室(本実施形態においては、第1機械室)2aの内部で紫外線を放射し、光源11aから放射された紫外線は、光路部12を通り、手摺ベルト7へ照射される。これにより、光源11aを当該機械室2aの内部に配置しても、手摺ベルト7へ紫外線を照射させることができる。
また、本実施形態のように、マンコンベヤ1は、前記機械室2a,2bを覆うように配置され、前記構造体2に対して取り外し可能な床プレート1a~1cを備え、前記光源11aは、前記床プレート(本実施形態においては、第1床プレート)1aと上下方向D3視で重なるように、配置される、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、光源11aが床プレート(本実施形態においては、第1床プレート)1aと上下方向D3視で重なっているため、当該床プレート1aが構造体2から取り外されることによって、機械室(本実施形態においては、第1機械室)2aの内部の光源11aに近づくことができる。これにより、光源11aに容易に近づくことができる。
また、本実施形態のように、マンコンベヤ1においては、前記光路部12は、変形可能な導光体12aを備える、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、導光体12aが変形可能であるため、光路部12の配置の設計自由度を向上させることができる。これにより、光源11aを配置する場所が制限されることをさらに抑制することができる。
また、本実施形態のように、マンコンベヤ1においては、前記光路部12は、紫外線が前記手摺ベルト7へ向けて導出する複数の導出部12c~12eを備え、複数の導出部12c~12eのそれぞれは、前記手摺ベルト7と対面するように、配置される、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、複数の導出部12c~12eのそれぞれが、手摺ベルト7と対面しているため、紫外線は、複数の導出部12c~12eのそれぞれから手摺ベルト7へ向けて導出される。これにより、複数の導出部12c~12eから導出された紫外線は、手摺ベルト7を照射する。
また、本実施形態のように、マンコンベヤ1においては、前記手摺ベルト7の外表面7aは、前記手摺ベルト7の外周面を構成する表面7dと、前記表面7dと反対方向を向く裏面7eと、前記表面7dと前記裏面7eとを接続する側面7fと、を備え、前記複数の導出部12c~12eは、前記表面7dと対面する表面導出部12cと、前記裏面7eと対面する裏面導出部12dと、前記側面7fと対面する側面導出部12eと、を備える、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、表面導出部12cから導出された紫外線は、手摺ベルト7の表面7dを照射し、裏面導出部12dから導出された紫外線は、手摺ベルト7の裏面7eを照射し、側面導出部12eから導出された紫外線は、手摺ベルト7の側面7fを照射する。これにより、手摺ベルト7の広範囲へ紫外線を照射させることができる。
なお、マンコンベヤ1は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、マンコンベヤ1は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、光源11aは、上方の第1機械室2aの内部に配置されている、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成に限られない。光源11aは、例えば、下方の第2機械室2bの内部に配置されている、という構成でもよく、また、例えば、第1機械室2a及び第2機械室2bの両方に配置されている、という構成でもよい。また、光源11aは、例えば、構造体2の内部であって、機械室2a,2bの外部に配置されている、という構成でもよい。
(2)また、上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、光源11aは、構造体2に対して取り外し可能な床プレート1aと上下方向D3視で重なるように、配置されている、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、光源11aは、上下方向D3視で、構造体2に対して取り外し可能な第1~第3床プレート1a~1cから離れるように、配置されている、という構成でもよい。
(3)また、上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、光路部12は、変形可能な導光体12aを備える、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成に限られない。
光路部12は、例えば、変形しない剛性を有する導光体(例えば、ガラスロッド)のみで形成されている、という構成でもよい。また、光路部12は、例えば、内部に空間を有する筒体(例えば、内面の全体に紫外線を反射する反射部を有するダクト)で形成されている、という構成でもよい。また、光路部12は、変形可能な導光体12a、剛性を有する導光体及びダクトの少なくとも二つを組み合わせて形成されている、という構成でもよい。
(4)また、上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、導出部12c~12eのそれぞれは、手摺ベルト7と対面するように、配置されている、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、導出部12c~12eのそれぞれは、紫外線を反射する反射面と対面し、導出部12c~12eから導出された紫外線は、反射面で反射した後に、手摺ベルト7を照射する、という構成でもよい。
(5)また、上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、複数の導出部12c~12eは、表面導出部12cと、裏面導出部12dと、側面導出部12eと、を備える、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成に限られない。
例えば、導出部12cは、表面導出部12cのみを備える、という構成でもよい。また、例えば、導出部12dは、裏面導出部12dのみを備える、という構成でもよい。また、導出部12eは、側面導出部12eのみを備える、という構成でもよい。また、例えば、導出部12c,12dは、表面導出部12c及び裏面導出部12dのみを備える、という構成でもよい。また、例えば、導出部12c,12eは、表面導出部12c及び側面導出部12eのみを備える、という構成でもよい。また、例えば、導出部12d,12eは、裏面導出部12d及び側面導出部12eのみを備える、という構成でもよい。
そして、例えば、手摺ベルト7の表面7d、裏面7e及び側面7fのうち、単位面積当たりの紫外線照射量が最も大きい面は、表面7dである、という構成でもよい。また、例えば、手摺ベルト7の表面7d、裏面7e及び側面7fのうち、単位面積当たりの紫外線照射量が最も大きい面は、裏面7eである、という構成でもよい。また、例えば、手摺ベルト7の表面7d、裏面7e及び側面7fのうち、単位面積当たりの紫外線照射量が最も大きい面は、側面7fである、という構成でもよい。
1…マンコンベヤ、1a…第1床プレート、1b…第2床プレート、1c…第3床プレート、1d…第4床プレート、2…構造体、2a…第1機械室、2b…第2機械室、3…搬送部、3a…走行部、3b…ステップ、4…欄干部、4a…第2回転部、4b…欄干本体部、4c…カバー部、4d…導出口、5…駆動部、5a…第1回転部、5b…駆動源、6…処理装置、7…手摺ベルト、7a…外表面、7b…内表面、7c…第1境界、7d…表面、7e…裏面、7f…側面、7g…第2境界、7h…第3境界、7i…最外側位置、10…照射装置、11…光源部、11a…光源、11b…光源収容部、12…光路部、12a…導光体、12b…導入部、12c…表面導出部、12d…裏面導出部、12e…側面導出部、13…照射部、13a…挿入部、13b…反射部、D1…第1横方向、D2…第2横方向、D3…上下方向

Claims (4)

  1. 手摺ベルトと、
    紫外線を放射する光源と、
    前記紫外線が内部を進む光路部と、を備え、
    前記光路部は、前記手摺ベルトへ紫外線を照射するために、前記光源から前記手摺ベルトへ向けて延びる、マンコンベヤであって、
    前記手摺ベルトの外表面は、前記手摺ベルトの外周面を構成する表面と、前記表面と反対方向を向く裏面と、前記表面と前記裏面とを接続する側面と、を備え、
    前記光路部は、紫外線が前記手摺ベルトへ向けて導出する複数の導出部を備え、
    前記複数の導出部は、前記表面と対面する表面導出部と、前記裏面と対面する裏面導出部と、前記側面と対面する側面導出部と、を備える、マンコンベヤ
  2. 機械室を有する構造体を備え、
    前記光源は、前記機械室の内部に配置される、請求項1に記載のマンコンベヤ。
  3. 前記機械室を覆うように配置され、前記構造体に対して取り外し可能な床プレートを備え、
    前記光源は、前記床プレートと上下方向視で重なるように、配置される、請求項2に記載のマンコンベヤ。
  4. 前記光路部は、変形可能な導光体を備える、請求項1~3の何れか1項に記載のマンコンベヤ。
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