JP7294444B2 - 車両重量推定装置、車両重量推定方法、及びプログラム - Google Patents

車両重量推定装置、車両重量推定方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7294444B2
JP7294444B2 JP2021558106A JP2021558106A JP7294444B2 JP 7294444 B2 JP7294444 B2 JP 7294444B2 JP 2021558106 A JP2021558106 A JP 2021558106A JP 2021558106 A JP2021558106 A JP 2021558106A JP 7294444 B2 JP7294444 B2 JP 7294444B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axle
response
vehicle
vibration
index
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021558106A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021100159A1 (ja
JPWO2021100159A5 (ja
Inventor
翔平 木下
ムルトゥザ ペトラードワラー
茂 葛西
永典 實吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2021100159A1 publication Critical patent/JPWO2021100159A1/ja
Publication of JPWO2021100159A5 publication Critical patent/JPWO2021100159A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7294444B2 publication Critical patent/JP7294444B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/02Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles
    • G01G19/03Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles for weighing during motion
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/02Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles
    • G01G19/022Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles for weighing wheeled or rolling bodies in motion

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

本発明は、車両の重量を推定する車両重量推定装置、車両重量推定方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
規定重量以上の貨物を積んだ車両(過積載車両)は、事故の原因となるとともに、橋梁などの構造物の劣化の原因となる。そこで、車両の重量を推定する技術が提案されている。
関連する技術として特許文献1には、WIM(Weigh-In-Motion)システムを用いた車両の重量を算出する技術が開示されている。特許文献1に記載のWIMシステムは、影響線データを用いて求められた変位と、センサを用いて測定された変位との誤差が小さくなるように、最小二乗法などの数学的手法を用いて、車軸の重量(軸重)を推定し、推定した軸重の総和を車両の重量とすることが開示されている。
特開2018-066637号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術を用いても、橋梁の構造によっては重量を推定できない場合がある。理由は、車両が橋梁を通過しても、たわみにくい橋梁があるためである。例えば、コンクリート桁橋などの剛性が大きい橋梁は、たわみが小さいので、振動に含まれるノイズが小さくなるため、振動からノイズを分離できず、車両の重量を精度よく推定できないことがある。
本発明の目的の一例は、構造物を通過する車両の重量を精度よく推定することができる車両重量推定装置、車両重量推定方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における車両重量推定装置は、
車両が通過すると振動を発生させる振動発生構造を有する構造物に設置されたセンサから出力される振動を表す振動情報を収集する、収集手段と、
前記振動情報を用いて、前記車両の前記車軸が前記振動発生構造を通過したことを表す車軸応答を検出する、車軸応答抽出手段と、
前記車軸応答に基づいて、前記車軸ごとの車軸指標を算出する、車軸指標算出手段と、
あらかじめ記憶された、車軸指標と車軸重量との関係を表す変換情報を参照し、前記車軸指標を車軸重量に変換する、変換手段と、
前記車軸ごとの前記車軸重量を合計して前記車両の重量を算出する、車両重量算出手段と、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における車両重量推定方法は、
(a)車両が通過すると振動を発生させる振動発生構造を有する構造物に設置されたセンサから出力される振動を表す振動情報を収集し、
(b)前記振動情報を用いて、前記車両の前記車軸が前記振動発生構造を通過したことを表す車軸応答を検出し、
(c)前記車軸応答に基づいて、前記車軸ごとの車軸指標を算出し、
(d)あらかじめ記憶された、車軸指標と車軸重量との関係を表す変換情報を参照し、前記車軸指標を車軸重量に変換し、
(e)前記車軸ごとの前記車軸重量を合計して前記車両の重量を算出する、
ことを特徴とする方法。
さらに、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは
コンピュータに、
(a)車両が通過すると振動を発生させる振動発生構造を有する構造物に設置されたセンサから出力される振動を表す振動情報を収集する、ステップと、
(b)前記振動情報を用いて、前記車両の前記車軸が前記振動発生構造を通過したことを表す車軸応答を検出する、ステップと、
(c)前記車軸応答に基づいて、前記車軸ごとの車軸指標を算出する、ステップと、
(d)あらかじめ記憶された、車軸指標と車軸重量との関係を表す変換情報を参照し、前記車軸指標を車軸重量に変換する、ステップと、
(e)前記車軸ごとの前記車軸重量を合計して前記車両の重量を算出する、ステップと、
を実行させる命令を含むことを特徴とする。
以上のように本発明によれば、構造物を通過する車両の重量を精度よく推定することができる。
図1は、車両重量推定装置の一例を説明するための図である。 図2は、構造物の一例を説明するための模式図である。 図3は、車両重量推定装置を有するシステムの一例を説明するための図である。 図4は、上部構造の一例を説明するための模式図である。 図5は、車軸応答を検出する方法を説明するための図である。 図6は、車軸応答を検出する方法を説明するための図である。 図7は、車軸応答の一例を説明するための図である。 図8は、周波数変換した車軸応答の一例を説明するための図である。 図9は、変換情報を説明するための図である。 図10は、車両重量推定装置の動作の一例を説明するための図である。 図11は、車両重量推定装置を実現するコンピュータの一例を説明するための図である。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態について、図1から図11を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、図1を用いて、本実施形態における車両重量推定装置10の構成について説明する。図1は、車両重量推定装置の一例を説明するための図である。
図1に示す車両重量推定装置10は、構造物を通過する車両の重量を精度よく推定する装置である。また、図1に示すように、車両重量推定装置10は、収集部11と、車軸応答抽出部12と、車軸指標算出部13と、変換部14と、車両重量算出部15とを有する。
このうち、収集部11は、車両が通過すると振動を発生させる振動発生構造を有する構造物に設置された計測部(センサ)から出力される振動を表す振動情報を収集する。車軸応答抽出部12は、振動情報を用いて、車両の車軸が振動発生構造を通過したことを表す車軸応答を検出する。車軸指標算出部13は、車軸応答に基づいて、車軸ごとの車軸指標を算出する。変換部14は、あらかじめ記憶された、車軸指標と車軸重量との関係を表す変換情報を参照し、車軸指標を車軸重量に変換する。車両重量算出部15は、車軸ごとの車軸重量を合計して車両の重量を算出する。
構造物は、例えば、少なくとも砂、水、セメントを用いて凝固させた硬化物(コンクリート、又はモルタルなど)、又は金属、又はそれらを用いて構築された構造物である。また、構造物は、建築物全体、又はその一部である。さらに、構造物は、機械類の全体、又はその一部である。構造物は、例えば、橋梁などが考えられる。
振動発生構造は、構造物に存在する段差などである。振動発生構造は、例えば、橋梁の継ぎ目の段差などを用いてもよいし、あらかじめ設定された振動を得られるような段差(凹凸構造物)を構造物に設けてもよい。
車両は、少なくとも車両の車輪を取り付けるための車軸を、一つ以上備えた車両である。車両は、例えば、自動車、列車などが考えられる。車軸重量は、車両の重量が車軸それぞれにかかる荷重である。
車軸応答は、車両が振動発生構造を通過した場合、当該車両が有する車軸ごとに、構造物に発生する振動である。車軸応答は、応答開始時刻から応答終了時刻まで(窓)に現れる振動である。
車軸指標は、車軸ごとの車軸応答を用いて、車両重量を求めるために用いる指標である。車軸指標は、車軸重量と相関を有している。車軸指標は、振動情報が加速度データである場合、車軸応答の窓内の加速度データの二乗和平方根、車軸応答の窓内の加速度データの最大振幅値、車軸応答の窓内の加速度データを周波数変換したスペクトル振幅の最大値である。
変換情報は、車軸指標と車軸重量との相関を表す情報である。変換情報の相関は、例えば、回帰関数、テーブルなどを用いて表すことができる。
このように、本実施形態においては、車軸ごとに算出した車軸指標を車軸重量に変換し、車軸ごとの車軸重量を合計して車両の重量を算出することで、構造物を通過する車両の重量を精度よく推定することができる。
[システム構成]
続いて、図2、図3、図4を用いて、本実施形態における車両重量推定装置10の構成をより具体的に説明する。図2は、構造物の一例を説明するための模式図である。図3は、車両重量推定装置を有するシステムの一例を説明するための図である。図4は、上部構造の一例を説明するための模式図である。
構造物について説明する。
図2に示す構造物は、例えば、橋梁などである。図2に示す構造物は、上部構造21、下部構造22、伸縮部23、支承部24などを有する。また、図2に示す構造物には、計測部25が設けられている。さらに、図2に示した車両30は、上部構造21の進入側から伸縮部23を通過し、上部構造21の退出側へと移動する。
上部構造21は、床構造と主構造と有する。床構造は、床版、床組などにより形成される。主構造は、主桁などを有し、床構造を支えて荷重を下部構造22へ伝達する。
下部構造22は、上部構造21を支え荷重を地盤に伝達する、橋梁の両端に設けられる橋台、橋梁の中間に設けられる橋脚、それらを支える基礎を有する。
伸縮部23は、橋梁の端部において、橋梁の伸縮を可能にする装置である。図2の例では、上部構造21間の継ぎ目に設けられている。
支承部24は、上部構造21と下部構造22との間に設置される部材である。支承部24は、上部構造21にかかる荷重を下部構造22に伝達する。
計測部25は、上部構造21に取り付けられ、構造物の振動を計測するセンサである。
車両30は、上部構造21上を、進入側から退出側へ走行して、上部構造21に対して、車軸ごとに衝撃を与える。
システムについて説明する。
図3に示すように、本実施形態におけるシステムは、車両重量推定装置10に加えて、出力装置17と、計測部25とを有する。また、図3に示すシステムは、車両30の重量を推定する場合に用いるシステムである。
計測部25は、計測した振動を表す振動情報を車両重量推定装置10へ送信する。計測部25は、例えば、三軸加速度センサ、ファイバセンサなどである。振動情報は、例えば、加速度を表す情報などである。
具体的には、計測部25は、計測部25が取り付けられた位置において加速度を計測する。続いて、計測部25は、計測した加速度を有する信号を、車両重量推定装置10へ送信する。なお、計測部25と車両重量推定装置10とのやり取りには、有線通信又は無線通信などを用いる。
なお、計測部25は、構造物の端に近く、振動発生構造に近い位置に設置することが望ましい。図2の例では、計測部25は、上部構造21の端側の、伸縮部23に近い位置に設置されている。一つの理由は、構造物の端に近いほど構造物の振動特性の影響を低減できるからである。また、他の理由は、振動発生構造に近い位置ほど、車軸応答を捉え易くなり、車軸重量、車両重量の推定誤差を低減できるからである。
図2の例では、車両30が、伸縮部23と上部構造21との継ぎ目(段差:車両30が通過すると構造物に振動を発生させる振動発生構造)を通過することで、継ぎ目を支点として、上部構造21に衝撃が加わり、上部構造21が振動する。なお、衝撃を与える振動発生構造、図2では伸縮部23上の継ぎ目としたが、構造物に衝撃を与えるものであればよい。
なお、計測部25は、図4に示すように、上部構造21が有する床版40において、主桁41間の中央で、かつ車両30の進入側の端に設けられた横桁42から0.5[m]以内の位置に設置するのが望ましい。又は、計測部25は、車軸が振動発生構造を通過する際の応答(車軸通過応答)の加速度が、予め決めた閾値以上(例えば、1[m/s]以上)となる位置に設置するのが望ましい。ただし、計測部25を設置する位置は、上述した位置に限定されるものではない。
上部構造21の裏側に計測部25を設置することで、雨などに暴露されることを回避でき、メンテナンスのコストを低減できる。また、伸縮部23は、足場(橋台、橋脚など)があり、上部構造21の中央に設置する場合に比べて、アクセスが容易なため、センサの設置にかかる手間、コストを抑制できる。
車両重量推定装置10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はそれら両方を搭載したサーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ、モバイル端末などの情報処理装置である。
出力装置17は、出力情報生成部16により、出力可能な形式に変換された、出力情報を取得し、その出力情報に基づいて、生成した画像及び音声などを出力する。出力装置17は、例えば、液晶、有機EL(Electro Luminescence)、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた画像表示装置などである。さらに、画像表示装置は、スピーカなどの音声出力装置などを備えていてもよい。なお、出力装置17は、プリンタなどの印刷装置でもよい。なお、出力情報生成部16については後述する。
車両重量推定装置について説明をする。
収集部11は、構造物に発生する振動を表す振動情報を、計測部25から収集する。具体的には、収集部11は、まず、計測部25が加速度センサである場合、計測部25から加速度データを有する振動情報を受信する。続いて、収集部11は、振動情報を車軸応答抽出部12へ転送する。
車軸応答抽出部12は、振動情報を用いて、車両30の車軸が振動発生構造を通過した場合に発生する車軸応答を検出する。具体的には、車軸応答抽出部12は、まず、収集部11から振動情報を取得する。続いて、車軸応答抽出部12は、振動情報が有する加速度データを用いて、車軸応答の応答開始時刻と応答終了時刻と窓幅を抽出する。
車軸応答の検出は、例えば、(1)図5に示す車軸応答検出方法、又は(2)図6に示す車軸応答検出方法により求めることができる。図5、図6は、車軸応答を検出する方法を説明するための図である。なお、図5、図6に示す加速度の波形は、三つの車軸を有する車両30が、振動発生構造を通過した場合に構造物に発生させた加速度を表している。したがって、図5、図6の例では、三つの車軸応答が検出される。
(1)車軸応答検出方法について説明する。
車軸応答抽出部12は、まず、図5のAに示すような加速度データに対して、バンドパスフィルタなどのフィルタリング処理を用いて周波数帯域制限をして、加速度データからノイズ成分などを除去した、図5のBに示すようなデータを生成する。
続いて、車軸応答抽出部12は、図5のBに示した生成したデータに対して、振幅値の絶対値を求め、図5のCに示すようなデータを生成する。その後、車軸応答抽出部12は、生成した振幅値の絶対値データを用いて極大点を抽出する。極大点は、例えば、図5のCに示すように、車軸が三つであるので、車軸ごとに三つ抽出される。
続いて、車軸応答抽出部12は、抽出した極大点ごとに窓幅を求める。窓幅は、例えば、極大点の時刻t0を有する、あらかじめ設定された時間で表される。したがって、図5のCに示すように、抽出した極大点の時刻をt0とした場合、図5のDに示すように、応答開始時刻は時刻t0より前の時刻tsとし、応答終了時刻は時刻t0より後の時刻teとする。なお、窓幅は、極大点の時刻t0を中心として40[ms]から50[ms]の時間とするのが望ましい。
なお、図5のDは、三つの車軸ごとに抽出した極大点の時刻t0を基準として、車軸それぞれの加速度データ(波形)を重ねて示したものである。ただし、窓幅は、車軸ごとにを変えてもよい。例えば、車両の車軸の位置に応じて、窓幅を変更してもよい。
このように、(1)の方法では、車軸応答抽出部12は、上述したようにして車軸ごとの車軸応答を抽出し、車軸ごとの車軸応答を、車軸指標算出部13に出力する。
(2)車軸応答検出方法について説明する。
車軸応答抽出部12は、まず、図6のAに示すような加速度データに対して、ウェーブレットフィルタを用いてフィルタリング処理をし、加速度データを成形して図6のBに示すようなデータを生成する。
続いて、車軸応答抽出部12は、図6のBに示した生成したデータに対して、振幅値の絶対値を求め、図6のCに示すようなデータを生成する。その後、車軸応答抽出部12は、生成した振幅値の絶対値データを用いて極大点を抽出する。極大点は、例えば、図6のCに示すように、車軸が三つであるので極大点は、車軸ごとに三つ抽出される。
続いて、車軸応答抽出部12は、図6のCに示すような振幅値の絶対値データに対して、ウェーブレット変換をして、ウェーブレット係数の最大点を抽出し、図6のDに示すようなデータ(ウェーブレット波形)を取得する。
続いて、車軸応答抽出部12は、抽出した極大点ごとに窓幅を求める。窓幅は、例えば、図6のEに示すようにウェーブレット波形のゼロ交差点を抽出して求める。窓幅は、図6のEに示すように、応答開始時刻tsと応答終了時刻teとにより表すことができる。
続いて、車軸応答抽出部12は、図6のEに示した、応答開始時刻tsと応答終了時刻teとにより表される窓幅を用いて、図6のFに示すような車軸応答を抽出する。
なお、図6のFは、三つの車軸ごとに抽出した極大点の時刻t0を基準として、車軸それぞれの加速度データ(波形)を重ねて示したものである。
このように、(2)の方法では、車軸応答抽出部12は、上述したようにして車軸ごとの車軸応答を抽出して、車軸ごとの車軸応答を、車軸指標算出部13に出力する。
車軸指標算出部13は、車軸応答に基づいて、車軸ごとの車軸指標を算出する。具体的には、車軸指標算出部13は、まず、車軸応答抽出部12から、車軸ごとの車軸応答を取得する。続いて、車軸指標算出部13は、車軸応答における加速度データを用いて、加速度の二乗和平方根、又は加速度データの最大振幅値、又は加速度データを周波数変換したスペクトル振幅の最大値を算出する。続いて、車軸指標算出部13は、車軸ごとに算出した車軸指標を、変換部14に出力する。
車軸指標の算出について説明する。
加速度の二乗和平方根の算出方法は、例えば、車軸応答が図7に示すような加速度データである場合、数1を用いて二乗和平方根を算出する。図7は、車軸応答の一例を説明するための図である。
Figure 0007294444000001
加速度データの最大振幅値を算出方法は、例えば、車軸応答が図7に示すような加速度データである場合、図7に示すように、加速度データから最大振幅値を算出する。
加速度データを周波数変換したスペクトル振幅の最大値を算出方法は、例えば、車軸応答が、図7に示すような時間-加速度である場合、車軸応答を周波数変換して、図8に示すような周波数-スペクトル振幅にする。その後、図8に示すように、スペクトル振幅の最大振幅値を算出する。図8は、周波数変換した車軸応答の一例を説明するための図である。
変換部14は、車軸指標を用いて、あらかじめ記憶された、車軸指標と車軸重量との相関を表す変換情報を参照し、車軸重量を算出する。具体的には、変換部14は、まず、車軸ごとに算出した車軸指標を取得する。続いて、変換部14は、車軸指標それぞれを、変換情報を参照し、車軸ごとに車軸重量に変換する。
変換情報は、車軸指標と車軸重量との相関を表す情報である。変換情報の相関は、例えば、回帰関数で表すことができる。回帰関数は、一次関数、n次多項式、非線形を含む関数などである。また、変換情報は、図9に示すようなテーブルを用いてよい。図9は、変換情報を説明するための図である。
図9に示すテーブルを用いる場合、変換部14は、車軸指標がxであるとき、車軸指標xが含まれる車軸指標範囲(x1<x≦x2の範囲、x2<x≦x3の範囲・・・xm<x≦xm+1の範囲)を検出し、車軸指標範囲ごとに関連付けられた車軸重量(M1、M2・・・Mm)を選択して、車軸指標を車軸重量に変換する。
テーブルは、車軸指標の種類(加速度の二乗和平方根、加速度データの最大振幅値、加速度データを周波数変換したスペクトル振幅の最大値)により異なるので、車軸指標ごとに異なるテーブルが必要である。
車両重量算出部15は、車軸ごとの車軸重量を合計して車両の重量を算出する。具体的には、車両重量算出部15は、まず、変換部14から車軸ごとの車軸重量を取得する。続いて、車両重量算出部15は、取得した車軸重量を合計して、車両重量を算出する。
また、上述した例では、車軸指標ごとに車軸重量を求めてから、車軸重量を合計して車両重量を算出したが、車軸指標を合計してから、合計した車軸指標を用いて車軸重量を求めてもよい。
出力情報生成部16は、算出した車両重量を出力装置17に出力させるための出力情報を生成し、生成した出力情報を出力装置17に出力する。その後、出力装置17は、出力情報に基づいて車両重量を出力する。なお、車両重量だけでなく、車軸ごとに車軸重量を表示してもよい。
[装置動作]
次に、本発明の実施形態における車両重量推定装置の動作について図10を用いて説明する。図10は、車両重量推定装置の動作の一例を説明するための図である。以下の説明においては、適宜図2から図9を参照する。また、本実施形態では、車両重量推定装置を動作させることによって、車両重量推定方法が実施される。よって、本実施形態における車両重量推定方法の説明は、以下の車両重量推定装置の動作説明に代える。
図10に示すように、最初に、収集部11は、構造物に発生する振動を表す振動情報を、計測部25から収集する(ステップA1)。具体的には、ステップA1において、収集部11は、まず、計測部25が加速度センサである場合、計測部25から加速度データを有する振動情報を受信する。続いて、ステップA1において、収集部11は、振動情報を車軸応答抽出部12へ転送する。
次に、車軸応答抽出部12は、振動情報を用いて、車両30の車軸が振動発生構造を通過した場合に発生する車軸応答を検出する(ステップA2)。具体的には、ステップA2において、車軸応答抽出部12は、まず、収集部11から振動情報を取得する。続いて、ステップA2において、車軸応答抽出部12は、前記車軸応答の応答開始時刻と応答終了時刻と窓幅を抽出する。車軸応答の検出は、例えば、上述した(1)(2)車軸応答検出方法により求めることができる。
次に、車軸指標算出部13は、車軸応答に基づいて、車軸ごとの車軸指標を算出する(ステップA3)。具体的には、ステップA3において、車軸指標算出部13は、まず、車軸応答抽出部12から、車軸ごとの車軸応答を取得する。続いて、ステップA3において、車軸指標算出部13は、車軸応答における加速度データを用いて、加速度の二乗和平方根、又は加速度データの最大振幅値、又は加速度データを周波数変換したスペクトル振幅の最大値を算出する。続いて、ステップA3において、車軸指標算出部13は、車軸ごとに算出した車軸指標を、変換部14に出力する。
次に、変換部14は、車軸指標を用いて、あらかじめ記憶された、車軸指標と車軸重量との相関を表す変換情報を参照し、車軸重量を算出する(ステップA4)。具体的には、ステップA4において、変換部14は、まず、車軸ごとに算出した車軸指標を取得する。続いて、ステップA4において、変換部14は、車軸指標それぞれを、変換情報を参照し、車軸ごとに車軸重量に変換する。
次に、車両重量算出部15は、車軸ごとの車軸重量を合計して車両の重量を算出する(ステップA5)。具体的には、ステップA5において、車両重量算出部15は、まず、変換部14から車軸ごとの車軸重量を取得する。続いて、ステップA5において、車両重量算出部15は、取得した車軸重量を合計して、車両重量を算出する。
また、上述した例では、車軸指標ごとに車軸重量を求めてから、車軸重量を合計して車両重量を算出したが、車軸指標を合計してから、合計した車軸指標を用いて車軸重量を求めよい。
次に、出力情報生成部16は、算出した車両重量を出力装置17に出力させるための出力情報を生成(ステップA6)し、生成した出力情報を出力装置17に出力する(ステップA7)。その後、出力装置17は、出力情報に基づいて車両重量を出力する。なお、車両重量だけでなく、車軸ごとに車軸重量を表示してもよい。
[本実施形態の効果]
以上のように本実施形態によれば、車軸ごとに算出した車軸指標を車軸重量に変換し、車軸ごとの車軸重量を合計して車両の重量を算出することで、構造物を通過する車両の重量を精度よく推定することができる。
[プログラム]
本発明の実施形態におけるプログラムは、コンピュータに、図10に示すステップA1からA7を実行させるプログラムであればよい。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施形態における車両重量推定装置と車両重量推定方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、収集部11、車軸応答抽出部12、車軸指標算出部13、変換部14、車両重量算出部15、出力情報生成部16として機能し、処理を行なう。
また、本実施形態におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されてもよい。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、収集部11、車軸応答抽出部12、車軸指標算出部13、変換部14、車両重量算出部15、出力情報生成部16のいずれかとして機能してもよい。
[物理構成]
ここで、実施形態におけるプログラムを実行することによって、車両重量推定装置を実現するコンピュータについて図11を用いて説明する。図11は、本発明の実施形態における車両重量推定装置を実現するコンピュータの一例を説明するための図である。
図11に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。なお、コンピュータ110は、CPU111に加えて、又はCPU111に代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、又はFPGAを備えていてもよい。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性の記憶装置である。また、本実施形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであってもよい。なお、記録媒体120は、不揮発性記録媒体である。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置があげられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)などの汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)などの磁気記録媒体、又はCD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体があげられる。
なお、本実施形態における車両重量推定装置10は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。さらに、車両重量推定装置10は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
[付記]
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。上述した実施形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)から(付記9)により表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
車両が通過すると振動を発生させる振動発生構造を有する構造物に設置されたセンサから出力される振動を表す振動情報を収集する、収集部と、
前記振動情報を用いて、前記車両の前記車軸が前記振動発生構造を通過したことを表す車軸応答を検出する、車軸応答抽出部と、
前記車軸応答に基づいて、前記車軸ごとの車軸指標を算出する、車軸指標算出部と、
あらかじめ記憶された、車軸指標と車軸重量との関係を表す変換情報を参照し、前記車軸指標を車軸重量に変換する、変換部と、
前記車軸ごとの前記車軸重量を合計して前記車両の重量を算出する、車両重量算出部と、
を有することを特徴とする車両重量推定装置。
(付記2)
付記1に記載の車両重量推定装置であって、
前記車軸応答抽出部は、前記車軸応答の応答開始時刻と応答終了時刻と窓幅を抽出する
ことを特徴とする車両重量推定装置。
(付記3)
付記2に記載の車両重量推定装置であって、
前記車軸応答が加速度データを有している場合、前記車軸指標は、前記車軸応答における、前記加速度の二乗和平方根、又は前記加速度データの最大振幅値、又は前記加速度データを周波数変換したスペクトル振幅の最大値とする
ことを特徴とする車両重量推定装置。
(付記4)
(a)車両が通過すると振動を発生させる振動発生構造を有する構造物に設置されたセンサから出力される振動を表す振動情報を収集する、ステップと、
(b)前記振動情報を用いて、前記車両の前記車軸が前記振動発生構造を通過したことを表す車軸応答を検出する、ステップと、
(c)前記車軸応答に基づいて、前記車軸ごとの車軸指標を算出する、ステップと、
(d)あらかじめ記憶された、車軸指標と車軸重量との関係を表す変換情報を参照し、前記車軸指標を車軸重量に変換する、ステップと、
(e)前記車軸ごとの前記車軸重量を合計して前記車両の重量を算出する、ステップと、
を有することを特徴とする車両重量推定方法。
(付記5)
付記4に記載の車両重量推定方法であって、
前記(b)のステップにおいて、前記車軸応答の応答開始時刻と応答終了時刻と窓幅を抽出する
ことを特徴とする車両重量推定方法。
(付記6)
付記5に記載の車両重量推定方法であって、
前記車軸応答が加速度データを有している場合、前記車軸指標は、前記車軸応答における、前記加速度の二乗和平方根、又は前記加速度データの最大振幅値、又は前記加速度データを周波数変換したスペクトル振幅の最大値とする
ことを特徴とする車両重量推定方法。
(付記7)
コンピュータに、
(a)車両が通過すると振動を発生させる振動発生構造を有する構造物に設置されたセンサから出力される振動を表す振動情報を収集する、ステップと、
(b)前記振動情報を用いて、前記車両の前記車軸が前記振動発生構造を通過したことを表す車軸応答を検出する、ステップと、
(c)前記車軸応答に基づいて、前記車軸ごとの車軸指標を算出する、ステップと、
(d)あらかじめ記憶された、車軸指標と車軸重量との関係を表す変換情報を参照し、前記車軸指標を車軸重量に変換する、ステップと、
(e)前記車軸ごとの前記車軸重量を合計して前記車両の重量を算出する、ステップと、
を実行させる命令を含むプログラム。
(付記8)
付記7に記載のプログラムであって、
前記(b)において、前記車軸応答の応答開始時刻と応答終了時刻と窓幅を抽出する
ことを特徴とするプログラム
(付記9)
付記8に記載のプログラムであって、
前記車軸応答が加速度データを有している場合、前記車軸指標は、前記車軸応答における、前記加速度の二乗和平方根、又は前記加速度データの最大振幅値、又は前記加速度データを周波数変換したスペクトル振幅の最大値とする
ことを特徴とするプログラム
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
以上のように本発明によれば、構造物を通過する車両の重量を精度よく推定することができる。本発明は、車両重量の推定が必要な分野において有用である。
10 車両重量推定装置
11 収集部
12 車軸応答抽出部
13 車軸指標算出部
14 変換部
15 車両重量算出部
16 出力情報生成部
17 出力装置
21 上部構造
22 下部構造
23 伸縮部
24 支承部
25 計測部
30 車両
40 床版
41 主桁
42 横桁
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (9)

  1. 車両が通過すると振動を発生させる振動発生構造を有する構造物に設置されたセンサから出力される振動を表す振動情報を収集する、収集手段と、
    前記振動情報を用いて、前記車両の車軸が前記振動発生構造を通過したことを表す車軸応答を検出する、車軸応答抽出手段と、
    前記車軸応答に基づいて、前記車軸ごとの車軸指標を算出する、車軸指標算出手段と、
    あらかじめ記憶された、車軸指標と車軸重量との関係を表す変換情報を参照し、前記車軸指標を車軸重量に変換する、変換手段と、
    前記車軸ごとの前記車軸重量を合計して前記車両の重量を算出する、車両重量算出手段と、
    を有することを特徴とする車両重量推定装置。
  2. 請求項1に記載の車両重量推定装置であって、
    前記車軸応答抽出手段は、前記車軸応答の応答開始時刻と応答終了時刻と窓幅を抽出する
    ことを特徴とする車両重量推定装置。
  3. 請求項2に記載の車両重量推定装置であって、
    前記車軸応答が加速度データを有している場合、前記車軸指標は、前記車軸応答における、加速度の二乗和平方根、又は前記加速度データの最大振幅値、又は前記加速度データを周波数変換したスペクトル振幅の最大値とする
    ことを特徴とする車両重量推定装置。
  4. (a)車両が通過すると振動を発生させる振動発生構造を有する構造物に設置されたセンサから出力される振動を表す振動情報を収集し、
    (b)前記振動情報を用いて、前記車両の車軸が前記振動発生構造を通過したことを表す車軸応答を検出し、
    (c)前記車軸応答に基づいて、前記車軸ごとの車軸指標を算出し、
    (d)あらかじめ記憶された、車軸指標と車軸重量との関係を表す変換情報を参照し、前記車軸指標を車軸重量に変換し、
    (e)前記車軸ごとの前記車軸重量を合計して前記車両の重量を算出する、
    ことを特徴とする車両重量推定方法。
  5. 請求項4に記載の車両重量推定方法であって、
    前記(b)において、前記車軸応答の応答開始時刻と応答終了時刻と窓幅を抽出する
    ことを特徴とする車両重量推定方法。
  6. 請求項5に記載の車両重量推定方法であって、
    前記車軸応答が加速度データを有している場合、前記車軸指標は、前記車軸応答における、加速度の二乗和平方根、又は前記加速度データの最大振幅値、又は前記加速度データを周波数変換したスペクトル振幅の最大値とする
    ことを特徴とする車両重量推定方法。
  7. コンピュータに、
    (a)車両が通過すると振動を発生させる振動発生構造を有する構造物に設置されたセンサから出力される振動を表す振動情報を収集する、ステップと、
    (b)前記振動情報を用いて、前記車両の車軸が前記振動発生構造を通過したことを表す車軸応答を検出する、ステップと、
    (c)前記車軸応答に基づいて、前記車軸ごとの車軸指標を算出する、ステップと、
    (d)あらかじめ記憶された、車軸指標と車軸重量との関係を表す変換情報を参照し、前記車軸指標を車軸重量に変換する、ステップと、
    (e)前記車軸ごとの前記車軸重量を合計して前記車両の重量を算出する、ステップと、
    を実行させる命令を含むプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムであって、
    前記(b)において、前記車軸応答の応答開始時刻と応答終了時刻と窓幅を抽出する
    ことを特徴とするプログラム
  9. 請求項8に記載のプログラムであって、
    前記車軸応答が加速度データを有している場合、前記車軸指標は、前記車軸応答における、加速度の二乗和平方根、又は前記加速度データの最大振幅値、又は前記加速度データを周波数変換したスペクトル振幅の最大値とする
    ことを特徴とするプログラム
JP2021558106A 2019-11-20 2019-11-20 車両重量推定装置、車両重量推定方法、及びプログラム Active JP7294444B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/045499 WO2021100159A1 (ja) 2019-11-20 2019-11-20 車両重量推定装置、車両重量推定方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2021100159A1 JPWO2021100159A1 (ja) 2021-05-27
JPWO2021100159A5 JPWO2021100159A5 (ja) 2022-06-10
JP7294444B2 true JP7294444B2 (ja) 2023-06-20

Family

ID=75980010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021558106A Active JP7294444B2 (ja) 2019-11-20 2019-11-20 車両重量推定装置、車両重量推定方法、及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20220283015A1 (ja)
JP (1) JP7294444B2 (ja)
WO (1) WO2021100159A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992021008A1 (en) 1991-05-23 1992-11-26 Pad Lastceller Ulf Lundman Ab A method of weighing vehicles
US20060137913A1 (en) 2003-07-04 2006-06-29 Mamadou Dicko Electromagnetic loop sensor for measuring dynamic loads applied to a roadway by road traffic
US20090024336A1 (en) 2005-10-11 2009-01-22 Tatom Frank B Method for weighing vehicles crossing a bridge
US20110127090A1 (en) 2009-12-02 2011-06-02 Krishna Vijayaraghavan Weigh-In-Motion (WIM) Sensor
WO2012008182A1 (ja) 2010-07-10 2012-01-19 西日本高速道路ファシリティーズ株式会社 走行車両の重量等測定装置及び測定方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6692567B1 (en) * 1999-10-06 2004-02-17 Vortek Llc Seismic weigh-in-motion system
US8990032B2 (en) * 2010-12-30 2015-03-24 Sensys Networks, Inc. In-pavement wireless vibration sensor nodes, networks and systems
JP6775213B2 (ja) * 2016-10-19 2020-10-28 学校法人五島育英会 計測装置、計測システム、プログラム及び計測方法
JP6883768B2 (ja) * 2017-02-28 2021-06-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 モニタリングシステム
BR102017017613B1 (pt) * 2017-08-16 2023-12-26 Velsis Sistemas E Tecnologia Viaria S/A Sistema de monitoramento de pesagem dinâmica e de velocidade de veículos em pista

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992021008A1 (en) 1991-05-23 1992-11-26 Pad Lastceller Ulf Lundman Ab A method of weighing vehicles
US20060137913A1 (en) 2003-07-04 2006-06-29 Mamadou Dicko Electromagnetic loop sensor for measuring dynamic loads applied to a roadway by road traffic
US20090024336A1 (en) 2005-10-11 2009-01-22 Tatom Frank B Method for weighing vehicles crossing a bridge
US20110127090A1 (en) 2009-12-02 2011-06-02 Krishna Vijayaraghavan Weigh-In-Motion (WIM) Sensor
WO2012008182A1 (ja) 2010-07-10 2012-01-19 西日本高速道路ファシリティーズ株式会社 走行車両の重量等測定装置及び測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2021100159A1 (ja) 2021-05-27
WO2021100159A1 (ja) 2021-05-27
US20220283015A1 (en) 2022-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7464105B2 (ja) 異常推定装置、異常推定方法、及びプログラム
JP5459970B2 (ja) 構造物のモニタリングシステム
JP6645102B2 (ja) 計測装置、計測システム、計測方法、及びプログラム
US20220291078A1 (en) Measurement Method, Measurement Device, Measurement System, And Measurement Program
CN111323106B (zh) 计量装置以及计量系统
Sekiya et al. Visualization system for bridge deformations under live load based on multipoint simultaneous measurements of displacement and rotational response using MEMS sensors
JP2015141049A (ja) 変位取得装置、変位取得方法およびプログラム
JP7147973B2 (ja) 重量推定装置、重量推定方法、及びプログラム
JP4001806B2 (ja) 構造物の振動特性の非接触計測による同定方法及び装置
JP7294444B2 (ja) 車両重量推定装置、車両重量推定方法、及びプログラム
JP2017095980A (ja) 橋梁点検支援システム、損傷判定方法及びプログラム
US20210341352A1 (en) Diagnosis apparatus, diagnosis method, and computer readable recording medium
JP2021147820A (ja) 計測方法、計測装置、計測システム及び計測プログラム
US20220276118A1 (en) Measurement Method, Measurement Device, Measurement System, And Measurement Program
JP6450631B2 (ja) 層間変位計測システム、層間変位計測方法、及びプログラム
US12111291B2 (en) Structure diagnosis apparatus, structure diagnosis method, and computer-readable recording medium
JP2024509394A (ja) 構造物の破損リスクを決定するシステム及び方法
JP7188553B2 (ja) 支承診断装置、支承診断方法、及びプログラム
US20220291077A1 (en) Damage detection apparatus, damage detection method, and computer-readable recording medium
WO2023135714A1 (ja) 健全性評価装置、健全性評価方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2018146285A (ja) 構造物の健全度評価方法及び構造物の健全度評価装置
US11921012B2 (en) Abnormality determination for bridge superstructure based on acceleration data
US20220276120A1 (en) Measurement Method, Measurement Device, Measurement System, And Measurement Program
Ishtiaq Non-intrusive bridge weigh-in-motion: integrating geophones and strain sensors for accurate vehicle characterization.
KR101284219B1 (ko) 고정된 물체를 이용한 영상계측장비의 흔들림 보정방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220330

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230522

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7294444

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151