JP7292531B2 - サウンドマスキング装置、サウンドマスキングシステム、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

サウンドマスキング装置、サウンドマスキングシステム、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7292531B2
JP7292531B2 JP2022558383A JP2022558383A JP7292531B2 JP 7292531 B2 JP7292531 B2 JP 7292531B2 JP 2022558383 A JP2022558383 A JP 2022558383A JP 2022558383 A JP2022558383 A JP 2022558383A JP 7292531 B2 JP7292531 B2 JP 7292531B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reverberation
sound
sound signal
muskie
intensity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022558383A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022162929A1 (ja
JPWO2022162929A5 (ja
Inventor
耕佑 細谷
勝 木村
徹 亀川
淳史 丸井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Tokyo University of the Arts NUC
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Tokyo University of the Arts NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Tokyo University of the Arts NUC filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2022162929A1 publication Critical patent/JPWO2022162929A1/ja
Publication of JPWO2022162929A5 publication Critical patent/JPWO2022162929A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7292531B2 publication Critical patent/JP7292531B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/16Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/175Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general using interference effects; Masking sound

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)

Description

本開示は、サウンドマスキング装置、サウンドマスキングシステム、制御方法、及び制御プログラムに関する。
オフィスなどでは、音が発生する。例えば、音は、声、タイピング音などである。ユーザの集中力は、音により低下する。そこで、サウンドマスキングが用いられる。サウンドマスキングが用いられることで、ユーザの集中力が低下することが、防止できる。
ここで、音に関する技術が提案されている(特許文献1を参照)。特許文献1の音声処理装置は、音声信号から音声特徴量を抽出する。音声処理装置は、音声特徴量に基づいて、データベースに記憶されている音源を加工し、出力用マスカー音を生成する。
特開2012-88577号公報
岸智也、小島健二、中原雅孝、羽入敏樹、星和磨、「テレビゲームにおけるサウンドエフェクト」、日本音響学会誌、2012年 小椋靖夫、浜田晴夫、三浦種敏、「音場における音声伝送品質のためのMTFとSTIについて」、日本音響学会誌、1984年
ところで、サウンドマスキングでは、ホワイトノイズ、ピンクノイズなどの音が使用される。当該音が出力されることで、オフィスなどで発生する音が遮断される。一方、当該音が出力されることで、ユーザの快適性が低下する。
本開示の目的は、ユーザの快適性を向上させることである。
本開示の一態様に係るサウンドマスキング装置が提供される。サウンドマスキング装置は、第1のマイクロフォンとスピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記第1のマイクロフォンの位置とユーザの位置とを示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得する取得部と、前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定する決定制御部と、前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成する生成部と、調整部と、前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う出力制御部と、を有する。前記生成部は、前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成する。前記調整部は、前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する。
本開示によれば、ユーザの快適性を向上させることができる。
実施の形態1のサウンドマスキングシステムを示す図である。 実施の形態1のサウンドマスキング装置が有するハードウェアを示す図である。 実施の形態1のサウンドマスキング装置が有する機能を示すブロック図である。 実施の形態1の管理テーブルの例を示す図である。 実施の形態1のサウンドマスキング装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。 実施の形態2のサウンドマスキング装置が有する機能を示すブロック図である。 実施の形態2の決定制御部が有する機能を示すブロック図である。 実施の形態3のサウンドマスキング装置が有する機能を示すブロック図である。 実施の形態4のサウンドマスキング装置が有する機能を示すブロック図である。 実施の形態5のサウンドマスキングシステムを示す図である。 実施の形態5のサウンドマスキング装置が有する機能を示すブロック図である。 実施の形態6のサウンドマスキング装置が有する機能を示すブロック図である。 実施の形態7のサウンドマスキングシステムを示す図である。 実施の形態7のネックスピーカが有する機能を示すブロック図である。 実施の形態7のネックスピーカが実行する処理の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら実施の形態を説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本開示の範囲内で種々の変更が可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1のサウンドマスキングシステムを示す図である。サウンドマスキングシステムは、サウンドマスキング装置100とマイク200とを含む。
サウンドマスキング装置100は、制御方法を実行する装置である。例えば、サウンドマスキング装置100の形状は、スマートスピーカのような筒状の形状である。マイク200は、第1のマイクロフォンとも言う。
ここで、マスキー音とマスカー音とを説明する。例えば、マスキー音は、会議室内の音である。具体的には、マスキー音は、会議で発せられた声である。マスカー音は、マスキー音を遮断するための音である。
例えば、マイク200は、会議室の真ん中に設置される。マスキー音は、マイク200に入力される。サウンドマスキング装置100は、マスキー音を遮断するために、マスカー音を出力する。これにより、ユーザの集中力が低下することが、防止される。
次に、サウンドマスキング装置100が有するハードウェアを説明する。
図2は、実施の形態1のサウンドマスキング装置が有するハードウェアを示す図である。サウンドマスキング装置100は、プロセッサ101、揮発性記憶装置102、不揮発性記憶装置103、DA(Digital Analog)/AD(Analog Digital)変換回路104、アンプ105、及びスピーカ106を有する。
プロセッサ101は、サウンドマスキング装置100全体を制御する。例えば、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などである。プロセッサ101は、マルチプロセッサでもよい。サウンドマスキング装置100は、プロセッサ101に変えて、処理回路を有してもよい。処理回路は、単一回路又は複合回路でもよい。
揮発性記憶装置102は、サウンドマスキング装置100の主記憶装置である。例えば、揮発性記憶装置102は、RAM(Random Access Memory)である。不揮発性記憶装置103は、サウンドマスキング装置100の補助記憶装置である。例えば、不揮発性記憶装置103は、HDD(Hard Disk Drive)、又はSSD(Solid State Drive)である。
ここで、DA/AD変換回路104、アンプ105、及びスピーカ106のうちの少なくとも1つは、サウンドマスキング装置100の外部に存在してもよい。サウンドマスキング装置100がDA/AD変換回路104、アンプ105、及びスピーカ106のうちの少なくとも1つを有していない場合、サウンドマスキング装置100は、情報処理装置と呼んでもよい。例えば、情報処理装置は、PC(Personal Computer)である。
なお、後述する実施の形態5,6のサウンドマスキング装置は、DA/AD変換回路104、アンプ105、及びスピーカ106を有さない。
次に、サウンドマスキング装置100が有する機能を説明する。
図3は、実施の形態1のサウンドマスキング装置が有する機能を示すブロック図である。サウンドマスキング装置100は、記憶部110、取得部120、決定制御部130、生成部140、調整部150、及び出力制御部160を有する。
記憶部110は、揮発性記憶装置102又は不揮発性記憶装置103に確保した記憶領域として実現してもよい。
取得部120、決定制御部130、生成部140、調整部150、及び出力制御部160の一部又は全部は、処理回路によって実現してもよい。また、取得部120、決定制御部130、生成部140、調整部150、及び出力制御部160の一部又は全部は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。例えば、プロセッサ101が実行するプログラムは、制御プログラムとも言う。例えば、制御プログラムは、記録媒体に記録されている。
記憶部110は、様々な情報を記憶する。
取得部120は、マイク200に入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得する。例えば、取得部120は、マスキー音信号をマイク200から取得する。
取得部120は、部屋の広さを示す情報と位置情報とのうちの少なくとも1つを取得する。例えば、取得部120は、部屋の広さを示す情報と位置情報とのうちの少なくとも1つを外部装置から取得する。なお、例えば、外部装置は、クラウドサーバ、PC、スマートフォンなどである。また、例えば、取得部120は、部屋の広さを示す情報と位置情報とのうちの少なくとも1つを記憶部110から取得する。また、例えば、サウンドマスキング装置100が入力機能を有している場合、取得部120は、ユーザの入力操作によって得られた、部屋の広さを示す情報と位置情報とのうちの少なくとも1つを取得する。なお、部屋の広さを示す情報と位置情報とのうちの少なくとも1つは、制御情報とも言う。
部屋の広さを示す情報を説明する。部屋の広さを示す情報は、サウンドマスキング装置100(詳細には、スピーカ106)とマイク200とが存在する部屋の広さを示す情報である。ここで、例えば、部屋には、会議室と従業員の作業スペースとがある。会議室と従業員の作業スペースとが、パーティションによって、区切られている。会議室には、マイク200が設置される。従業員の作業スペースには、サウンドマスキング装置100が設置される。
位置情報を説明する。位置情報は、マイク200の位置とユーザの位置とを示す情報である。ユーザの位置は、次のように表現してもよい。ユーザの位置は、後述する残響音を聞くユーザの位置である。例えば、ユーザの位置は、従業員の作業スペース内に存在する自席の位置である。
取得部120は、管理テーブルを取得する。例えば、取得部120は、管理テーブルを記憶部110から取得する。また、例えば、取得部120は、管理テーブルを外部装置から取得する。なお、管理テーブルは、後で説明する。
決定制御部130は、部屋の広さを示す情報と位置情報とのうちの少なくとも1つと、管理テーブルとに基づいて、残響音信号の残響時間と残響音信号の残響強度とのうちの少なくとも1つを決定する。なお、残響音信号は、後で説明する。
ここで、管理テーブルを説明する。
図4は、実施の形態1の管理テーブルの例を示す図である。例えば、管理テーブル111は、記憶部110に格納されている。管理テーブル111は、管理情報とも言う。
管理テーブル111は、部屋の広さ、位置情報、残響時間、及び残響強度の項目を有する。管理テーブル111は、次のように表現してもよい。管理テーブル111は、部屋の広さと位置情報とのうちの少なくとも一つと、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す情報である。決定制御部130は、管理テーブル111を参照して、残響音信号の残響時間と残響音信号の残響強度とのうちの少なくとも1つを決定する。
例えば、管理テーブル111は、部屋の広さ、残響時間、及び残響強度の項目を有してもよい。取得部120が部屋の広さを示す情報を取得した場合、決定制御部130は、管理テーブル111を用いて、残響音信号の残響時間と残響音信号の残響強度とを決定する。
また、例えば、管理テーブル111は、位置情報、残響時間、及び残響強度の項目を有してもよい。取得部120が位置情報を取得した場合、決定制御部130は、管理テーブル111を用いて、残響音信号の残響時間と残響音信号の残響強度とを決定する。
また、例えば、管理テーブル111は、部屋の広さ、位置情報、及び残響時間の項目を有してもよい。取得部120が部屋の広さを示す情報と位置情報とを取得した場合、決定制御部130は、管理テーブル111を用いて、残響音信号の残響時間を決定する。
また、例えば、管理テーブル111は、部屋の広さ、位置情報、及び残響強度の項目を有してもよい。取得部120が部屋の広さを示す情報と位置情報とを取得した場合、決定制御部130は、管理テーブル111を用いて、残響音信号の残響強度を決定する。
また、部屋の広さを示す情報と位置情報と一致する情報が管理テーブル111に存在しない場合、決定制御部130は、部屋の広さを示す情報と位置情報とに似ている情報を管理テーブル111の中から検索する。決定制御部130は、検索された部屋の広さを示す情報と検索された位置情報とに対応する残響音信号の残響時間と残響音信号の残響強度とを特定する。
図3に戻って、生成部140を説明する。
生成部140は、マスキー音信号に基づいて、マスキー音信号に基づくマスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成する。詳細には、生成部140は、マスキー音信号とReverbエフェクトとを用いて、残響音信号を生成する。また、生成部140は、インタラクティブReverbを用いて、残響音信号を生成してもよい。なお、インタラクティブReverbは、非特許文献1に記載されている。また、生成部140は、管理テーブル111に登録されている残響時間と同じ残響時間が計測される部屋において、計測されたインパルス応答をマスキー音信号に畳み込むことで、残響音信号を生成してもよい。
残響音信号の残響時間が決定された場合、生成部140は、当該残響時間、当該残響音が出力されるように、残響音信号を生成する。
残響音信号の残響強度が決定された場合、調整部150は、当該残響強度に基づいて、残響音信号の強度を調整する。
出力制御部160は、残響音信号に基づく残響音がスピーカ106から出力されるように、制御を行う。言い換えれば、出力制御部160は、残響音信号に基づく残響音がスピーカ106から出力されるための制御を行う。詳細には、出力制御部160は、DA/AD変換回路104及びアンプ105を介して、残響音信号に基づく残響音がスピーカ106から出力されるための制御を行う。また、例えば、スピーカ106などがサウンドマスキング装置100の外部に存在する場合、出力制御部160は、残響音信号と、残響音信号に基づく残響音の出力指示とをスピーカ106などに送信する。このように、出力制御部160の制御により、スピーカ106から残響音が、出力される。
次に、サウンドマスキング装置100が実行する処理を、フローチャートを用いて、説明する。
図5は、実施の形態1のサウンドマスキング装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。
(ステップS11)取得部120は、部屋の広さを示す情報と位置情報とを記憶部110から取得する。例えば、部屋の広さを示す情報は、“R1”である。位置情報が示すマイク200の位置は、“(X1,Y1)”である。位置情報が示すユーザの位置は、“(X2,Y2)”である。
(ステップS12)決定制御部130は、部屋の広さを示す情報と位置情報と管理テーブル111とに基づいて、残響時間と残響強度とを決定する。例えば、残響時間は、“T1”である。残響強度は、“D1”である。
(ステップS13)取得部120は、マスキー音信号を取得する。
(ステップS14)生成部140は、マスキー音信号と残響時間とに基づいて、残響音信号を生成する。
(ステップS15)調整部150は、残響強度に基づいて、残響音信号の強度を調整する。
(ステップS16)出力制御部160は、調整された残響音信号に基づく残響音がスピーカ106から出力されるための制御を行う。
これにより、スピーカ106から残響音が、出力される。
また、取得部120がマスキー音信号を取得する度に、サウンドマスキング装置100は、ステップS13~S16を実行する。
実施の形態1によれば、スピーカ106から残響音が、出力される。ユーザがホワイトノイズ、ピンクノイズなどの音を聞くのに比べて、ユーザは、マスキー音の残響音を聞く方が快適に感じる。よって、サウンドマスキング装置100は、ユーザの快適性を向上させることができる。
また、実施の形態1によれば、残響時間及び残響強度のうちの少なくとも1つに基づく残響音信号が生成される。これにより、部屋の広さ、マイク200の位置、及びユーザの位置のうちの少なくとも1つに応じた残響音が、出力される。言い換えれば、ユーザが存在する環境に応じた残響音が、出力される。そのため、サウンドマスキング装置100は、ユーザの快適性をより向上させることができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2を説明する。実施の形態2では、実施の形態1と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態2では、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。
図6は、実施の形態2のサウンドマスキング装置が有する機能を示すブロック図である。図3に示される構成と同じ図6の構成は、図3に示される符号と同じ符号を付している。サウンドマスキング装置100aは、取得部120aと決定制御部130aとを有する。
ここで、実施の形態2では、ユーザが存在する位置にマイク300が設置される。前の文章は、次のように表現してもよい。マイク300は、ユーザの位置に設置されている。マイク300は、第2のマイクロフォンとも言う。
取得部120aは、マスキー音信号を取得する。取得部120aは、マイク300に入力された音の信号である受聴地点音信号を取得する。例えば、取得部120aは、受聴地点音信号をマイク300から取得する。
決定制御部130aを説明する。
図7は、実施の形態2の決定制御部が有する機能を示すブロック図である。決定制御部130aは、インパルス応答推定部131、STI(Speech Transmission Index)算出部132、及びパラメータ決定部133を有する。
インパルス応答推定部131は、現在及び過去に取得されたマスキー音信号と、取得された受聴地点音信号とに基づいて、予測係数を算出する。詳細に、算出方法を説明する。現在のマスキー音信号をy(n)とした場合、インパルス応答推定部131は、現在及び過去に取得されたマスキー音信号y(n)、y(n-1)、y(n-2)、・・・、y(n-N)と、取得された受聴地点音信号(すなわち、現在の受聴地点音信号)とに基づいて、予測係数を算出する。なお、Nは、予測次数である。例えば、予測係数の算出では、LMS(Least Mean Squares)アルゴリズムが用いられてもよい。
インパルス応答推定部131は、予測係数をインパルス応答と見做す。これにより、インパルス応答が推定される。
STI算出部132は、インパルス応答に基づいて、STIを算出する。詳細には、STI算出部132は、インパルス応答に基づいて、変調伝達関数(MTF:Modulation Transfer Function)を算出し、変調伝達関数に基づいて、STIを算出する。なお、STIの詳細な算出方法は、非特許文献2に記載されている。
ここで、STIを説明する。STIは、音の聞こえやすさの指標である。STIは、0~1の値である。STIは、値が大きいほど、聞こえやすいということを示す。聞こえやすさは、マスキー音の聞こえやすさである。そのため、算出されたSTIが大きい場合、パラメータ決定部133は、算出されたSTIに応じた残響時間及び残響強度のうちの少なくとも1つを決定する。詳細に、パラメータ決定部133の機能を説明する。
パラメータ決定部133は、算出されたSTIが予め設定された閾値よりも大きい場合、予め設定された残響時間よりも長い残響時間、及び予め設定された残響強度よりも大きい残響強度のうちの少なくとも1つを決定する。決定方法の具体例を説明する。例えば、予め設定された残響時間は、5秒である。パラメータ決定部133は、算出されたSTIが予め設定された閾値よりも大きい場合、5秒よりも長い残響時間を決定する。また、例えば、予め設定された残響強度は、+6dBである。パラメータ決定部133は、算出されたSTIが予め設定された閾値よりも大きい場合、受聴地点音信号の振幅に対して、+6dBよりも大きい残響強度を決定する。
このように、決定制御部130aは、現在及び過去に取得されたマスキー音信号と現在の受聴地点音信号とに基づいて、インパルス応答を推定する。決定制御部130aは、インパルス応答を用いることにより算出された値(すなわち、STI)が予め設定された閾値よりも大きい場合、予め設定された残響時間よりも長い残響時間、及び予め設定された残響強度よりも大きい残響強度のうちの少なくとも1つを決定する。
残響時間が決定された場合、生成部140は、マスキー音信号と残響時間とに基づいて、残響音信号を生成する。
残響強度が決定された場合、調整部150は、残響強度に基づいて、残響音信号の強度を調整する。
実施の形態2によれば、サウンドマスキング装置100aは、マスキー音信号と受聴地点音信号とを用いて、残響時間及び残響強度のうちの少なくとも1つを決定する。すなわち、サウンドマスキング装置100aは、実測値に基づいて、残響時間及び残響強度のうちの少なくとも1つを決定する。そして、残響時間及び残響強度のうちの少なくとも1つに基づく残響音信号が生成される。これにより、サウンドマスキング装置100aは、ユーザが過度に気になるような残響音の出力を防止できる。
実施の形態2では、STIを用いた場合を説明した。しかし、STI以外の音響特徴量を用いて、残響時間及び残響強度のうちの少なくとも1つが、決定されてもよい。
実施の形態3.
次に、実施の形態3を説明する。実施の形態3では、実施の形態1,2と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態3では、実施の形態1,2と共通する事項の説明を省略する。
図8は、実施の形態3のサウンドマスキング装置が有する機能を示すブロック図である。図3に示される構成と同じ図8の構成は、図3に示される符号と同じ符号を付している。サウンドマスキング装置100bは、取得部120b、出力制御部160b、及びミキシング部170を有する。
取得部120bは、音情報を取得する。例えば、取得部120bは、音情報を記憶部110から取得する。また、例えば、取得部120bは、音情報を外部装置から取得する。
ここで、音情報を説明する。音情報は、音を示す情報である。例えば、当該音は、ホワイトノイズ、ピンクノイズ、自然音などである。
ミキシング部170は、残響音信号と音情報に基づく音信号とをミキシングする。
出力制御部160bは、ミキシングされた音信号に基づく音がスピーカ106から出力されるように、制御を行う。
実施の形態3によれば、残響音信号と音情報とがミキシングされた音が、スピーカ106から出力される。すなわち、音情報に基づく音のみが、スピーカ106から出力されない。ミキシングされた音がスピーカ106から出力されるため、ユーザが音情報に基づく音のみを聞く場合に比べて、ユーザは、ミキシングされた音を聞く方が快適に感じる。よって、サウンドマスキング装置100bは、ユーザの快適性を向上させることができる。
また、図8は、取得部120bが部屋の広さを示す情報と位置情報を取得することを示している。取得部120bは、受聴地点音信号を取得してもよい。取得部120bが受聴地点音信号を取得する場合、図8の決定制御部130は、決定制御部130aに変更される。すなわち、サウンドマスキング装置100bは、実施の形態2で説明された機能を有してもよい。
実施の形態4.
次に、実施の形態4を説明する。実施の形態4では、実施の形態3と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態4では、実施の形態3と共通する事項の説明を省略する。
図9は、実施の形態4のサウンドマスキング装置が有する機能を示すブロック図である。図8に示される構成と同じ図9の構成は、図8に示される符号と同じ符号を付している。
サウンドマスキング装置100bは、複数のスピーカを有する。例えば、複数のスピーカは、スピーカ106,107,108である。なお、複数のスピーカは、サウンドマスキング装置100bの外部に存在してもよい。
サウンドマスキング装置100bは、さらに、音情報生成部180を有する。
取得部120bは、音情報を取得する。音情報に基づく音は、ホワイトノイズ、ピンクノイズ、自然音などである。例えば、音情報に基づく音は、1チャンネルで表される音である。音情報生成部180は、音情報に基づいて、複数のスピーカの数と同じ数の音情報を生成する。言い換えれば、音情報生成部180は、1チャンネルの音に基づいて、複数のスピーカの数と同じ数のチャンネル数の音情報を生成する。音情報生成部180の処理は、アップミックスと呼んでもよい。
ミキシング部170は、生成された複数の音情報に基づく複数の音信号と残響音信号とをミキシングする。
出力制御部160bは、ミキシングすることにより生成された複数の音信号に基づく複数の音がスピーカ106,107,108から出力されるように、制御を行う。例えば、出力制御部160bは、複数の音のうちの第1の音がスピーカ106から出力されるように、制御を行う。出力制御部160bは、複数の音のうちの第2の音がスピーカ107から出力されるように、制御を行う。出力制御部160bは、複数の音のうちの第3の音がスピーカ108から出力されるように、制御を行う。
実施の形態4によれば、サウンドマスキング装置100bは、複数のスピーカから残響音を出力することができる。複数のスピーカから残響音が出力されることで、ユーザは、どこから残響音が出力されているか分からなくなる。そのため、ユーザのマスカー音に対するカクテルパーティ効果が、低減する。マスカー音に対するカクテルパーティ効果が低減することで、ユーザの集中力が、向上する。よって、サウンドマスキング装置100bは、ユーザの集中力を向上できる。
実施の形態5.
次に、実施の形態5を説明する。実施の形態5では、実施の形態1と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態5では、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。
図10は、実施の形態5のサウンドマスキングシステムを示す図である。サウンドマスキングシステムは、サウンドマスキング装置100cとネックスピーカ400とを含む。例えば、サウンドマスキング装置100cとネックスピーカ400とは、無線で通信する。
サウンドマスキング装置100cは、情報処理装置と考えてもよい。例えば、情報処理装置は、PCである。
ネックスピーカ400は、マイク401とスピーカ402とを有する。マイク401は、第1のマイクロフォンとも言う。
図11は、実施の形態5のサウンドマスキング装置が有する機能を示すブロック図である。図3に示される構成と同じ図11の構成は、図3に示される符号と同じ符号を付している。
サウンドマスキング装置100cは、取得部120cと出力制御部160cとエコーキャンセル部190とを有する。
取得部120cは、マイク401に入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得する。例えば、取得部120cは、マスキー音信号をネックスピーカ400から取得する。
ここで、マイク401の位置とスピーカ402の位置とは、近い。そのため、スピーカ402から出力された音がエコーとなって、マイク401に入力される。当該音がマイク401に入力されることで、ハウリングが発生する。そこで、エコーキャンセル部190は、マイク401に入力されるエコーをキャンセルする。なお、エコーキャンセル部190は、調整部150によって調整された残響音信号を参照信号として用いて、マイク401に入力されるエコーをキャンセルする。なお、調整部150が残響音信号を調整しない場合、エコーキャンセル部190は、生成部140によって生成された残響音信号を参照信号として用いて、マイク401に入力されるエコーをキャンセルしてもよい。
出力制御部160cは、残響音信号に基づく残響音がスピーカ402から出力されるための制御を行う。詳細には、出力制御部160cは、残響音信号と、残響音信号に基づく残響音の出力指示とをネックスピーカ400に送信する。これにより、スピーカ402から残響音が、出力される。
実施の形態5によれば、ユーザの耳元でサウンドマスキング装置100cが動作するため、マスキング効果が高い。また、サウンドマスキング装置100cは、ハウリングを防止できる。
実施の形態6.
次に、実施の形態6を説明する。実施の形態6では、実施の形態5と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態6では、実施の形態5と共通する事項の説明を省略する。
図12は、実施の形態6のサウンドマスキング装置が有する機能を示すブロック図である。
ここで、ネックスピーカ400は、On/Offボタンを有する。なお、On/Offボタンの図示は、省略されている。ユーザがOnボタンを押下した場合、ネックスピーカ400は、サウンドマスキング開始指示をサウンドマスキング装置100cに送信する。また、ユーザがOffボタンを押下した場合、ネックスピーカ400は、サウンドマスキング終了指示をサウンドマスキング装置100cに送信する。
取得部120cは、サウンドマスキング開始指示を取得した場合、マスキー音信号の取得を開始する。これにより、スピーカ402から残響音が、出力される。
取得部120cは、サウンドマスキング終了指示を取得した場合、マスキー音信号の取得を終了する。これにより、スピーカ402から残響音が、出力されなくなる。
実施の形態6によれば、サウンドマスキング装置100cは、ネックスピーカ400の指示に応じて、残響音を出力させることができる。
実施の形態7.
次に、実施の形態7を説明する。実施の形態7では、実施の形態1,5と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態7では、実施の形態1,5と共通する事項の説明を省略する。
図13は、実施の形態7のサウンドマスキングシステムを示す図である。サウンドマスキングシステムは、ネックスピーカ500、部屋情報管理サーバ600、及び使用状況管理サーバ700を含む。
ネックスピーカ500、部屋情報管理サーバ600、及び使用状況管理サーバ700は、無線で通信する。
ネックスピーカ500は、サウンドマスキング装置とも言う。ネックスピーカ500は、マイク501とスピーカ502とを有する。マイク501は、第1のマイクロフォンとも言う。
また、ネックスピーカ500は、プロセッサ、揮発性記憶装置、不揮発性記憶装置、DA/AD変換回路、アンプ、及び屋内GPS(Global Positioning System)を有する。ネックスピーカ500は、プロセッサに変えて、処理回路を有してもよい。
部屋情報管理サーバ600は、部屋の位置情報と当該部屋の広さを示す情報とを記憶する。
使用状況管理サーバ700は、使用状況管理装置とも言う。使用状況管理サーバ700は、当該部屋の使用状況を記憶する。
部屋情報管理サーバ600と使用状況管理サーバ700とは、1つの装置で実現してもよい。
図14は、実施の形態7のネックスピーカが有する機能を示すブロック図である。ネックスピーカ500は、記憶部510、取得部520、決定制御部530、エコーキャンセル部540、生成部550、調整部560、及び出力制御部570を有する。
記憶部510は、ネックスピーカ500が有する揮発性記憶装置又は不揮発性記憶装置に確保した記憶領域として実現してもよい。
取得部520、決定制御部530、エコーキャンセル部540、生成部550、調整部560、及び出力制御部570の一部又は全部は、ネックスピーカ500が有する処理回路によって実現してもよい。また、取得部520、決定制御部530、エコーキャンセル部540、生成部550、調整部560、及び出力制御部570の一部又は全部は、ネックスピーカ500が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
記憶部510は、記憶部110と同様に、管理テーブル111を記憶してもよい。なお、管理テーブル111の位置情報の項目には、1つの位置情報が登録されている。すなわち、図4の位置情報の項目のように、2つの位置情報が登録されていない。
取得部520は、マイク501に入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得する。
取得部520は、部屋の広さを示す情報と位置情報とのうちの少なくとも1つを取得する。なお、当該位置情報は、実施の形態1の位置情報と異なる。当該位置情報の詳細については、後で説明する。
取得部520は、管理テーブル111を取得する。例えば、取得部520は、管理テーブル111を記憶部510から取得する。
決定制御部530の機能は、決定制御部130の機能と同じである。例えば、決定制御部530は、部屋の広さを示す情報と位置情報とのうちの少なくとも1つと、管理テーブル111とに基づいて、残響音信号の残響時間と残響音信号の残響強度とのうちの少なくとも1つを決定する。このように、決定制御部530の機能は、決定制御部130の機能と同じである。そのため、決定制御部530の詳細な機能の説明は、省略する。
エコーキャンセル部540の機能は、エコーキャンセル部190の機能と同じである。例えば、エコーキャンセル部540は、マイク501に入力されるエコーをキャンセルする。このように、エコーキャンセル部540の機能は、エコーキャンセル部190の機能と同じである。そのため、エコーキャンセル部540の詳細な機能の説明は、省略する。
生成部550の機能は、生成部140の機能と同じである。例えば、生成部550は、マスキー音信号に基づいて、残響音信号を生成する。このように、生成部550の機能は、生成部140の機能と同じである。そのため、生成部550の詳細な機能の説明は、省略する。
調整部560の機能は、調整部150の機能と同じである。例えば、調整部560は、残響音信号の残響強度が決定された場合、調整部560は、当該残響強度に基づいて、残響音信号の強度を調整する。このように、調整部560の機能は、調整部150の機能と同じである。そのため、調整部560の詳細な機能の説明は、省略する。
出力制御部570の機能は、出力制御部160の機能と同じである。例えば、出力制御部570は、DA/AD変換回路及びアンプを介して、残響音信号に基づく残響音がスピーカ502から出力されるための制御を行う。このように、出力制御部570の機能は、出力制御部160の機能と同じである。そのため、出力制御部570の詳細な機能の説明は、省略する。
次に、ネックスピーカ500が実行する処理を、フローチャートを用いて、説明する。また、以下の説明では、部屋の中に、パーティションが設置されているものとする。これにより、部屋の中には、会議室と作業スペースが、存在している。なお、会議室は、マスキー音が発生する場所である。
図15は、実施の形態7のネックスピーカが実行する処理の例を示すフローチャートである。
(ステップS21)取得部520は、GPSを介して、現在の位置情報を取得する。なお、現在の位置情報は、現在位置情報とも言う。
(ステップS22)取得部520は、部屋の位置情報を部屋情報管理サーバ600から取得する。なお、部屋の位置情報が記憶部510に格納されている場合、取得部520は、部屋の位置情報を記憶部510から取得してもよい。
取得部520は、現在位置情報が示す位置が部屋の位置であるか否かを判定する。詳細には、取得部520は、現在位置情報と部屋の位置情報とに基づいて、ネックスピーカ500が部屋に存在しているか否かを判定する。ネックスピーカ500が部屋に存在している場合、処理は、ステップS23に進む。言い換えれば、ネックスピーカ500を装着しているユーザが部屋に存在している場合、処理は、ステップS23に進む。ネックスピーカ500が部屋に存在していない場合、処理は、終了する。
(ステップS23)取得部520は、会議室の使用状況を示す情報を使用状況管理サーバ700から取得する。
取得部520は、会議室の使用状況を示す情報に基づいて、会議室が使用中であるか否かを判定する。会議室が使用中である場合、処理は、ステップS24に進む。会議室が使用されていない場合、処理は、終了する。
(ステップS24)取得部520は、部屋の広さを示す情報を部屋情報管理サーバ600から取得する。なお、部屋の広さを示す情報が記憶部510に格納されている場合、取得部520は、部屋の広さを示す情報を記憶部510から取得してもよい。
取得部520は、GPSを介して、ネックスピーカ500の位置情報を取得する。ネックスピーカ500の位置情報は、マイク501の位置情報と呼んでもよい。
(ステップS25)決定制御部530は、部屋の広さを示す情報とネックスピーカ500の位置情報と管理テーブル111とに基づいて、残響時間と残響強度とを決定する。
(ステップS26)取得部520は、マスキー音信号の取得を開始する。これにより、マスキー音信号が取得される。また、エコーキャンセル部540は、マイク501に入力されるエコーをキャンセルする。
(ステップS27)生成部550は、マスキー音信号と残響時間とに基づいて、残響音信号を生成する。
(ステップS28)調整部560は、残響強度に基づいて、残響音信号の強度を調整する。
(ステップS29)出力制御部570は、調整された残響音信号に基づく残響音がスピーカ502から出力されるための制御を行う。
これにより、スピーカ502から残響音が、出力される。そして、会議室で会議が行われていても、話し声が、残響音で遮断される。これにより、ユーザが作業スペースに存在する場合、ユーザは、作業に集中できる。
また、取得部520がマスキー音信号を取得する度に、ネックスピーカ500は、ステップS26~S29を実行する。
ネックスピーカ500を装着しているユーザが、部屋から退室した場合、ネックスピーカ500は、次の処理を実行する。取得部520は、GPSを介して、現在位置情報を取得する。取得部520は、現在位置情報が示す位置が部屋の位置でない場合、マスキー音信号の取得を終了する。これにより、スピーカ502から残響音が、出力されなくなる。
実施の形態7によれば、ネックスピーカ500は、自動で残響音を出力する。また、ネックスピーカ500は、自動で残響音の出力を停止する。そのため、ユーザは、サウンドマスキングを行うための操作を行わなくて済む。よって、ユーザの負担が、軽減される。
以上に説明した各実施の形態における特徴は、互いに適宜組み合わせることができる。
100,100a,100b,100c サウンドマスキング装置、 101 プロセッサ、 102 揮発性記憶装置、 103 不揮発性記憶装置、 104 DA/AD変換回路、 105 アンプ、 106,107,108 スピーカ、 110 記憶部、 111 管理テーブル、 120,120a,120b,120c 取得部、 130,130a 決定制御部、 131 インパルス応答推定部、 132 STI算出部、 133 パラメータ決定部、 140 生成部、 150 調整部、 160,160b,160c 出力制御部、 170 ミキシング部、 180 音情報生成部、 190 エコーキャンセル部、 200 マイク、 300 マイク、 400 ネックスピーカ、 401 マイク、 402 スピーカ、 500 ネックスピーカ、 501 マイク、 502 スピーカ、 510 記憶部、 520 取得部、 530 決定制御部、 540 エコーキャンセル部、 550 生成部、 560 調整部、 570 出力制御部、 600 部屋情報管理サーバ、 700 使用状況管理サーバ。

Claims (15)

  1. 第1のマイクロフォンとスピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記第1のマイクロフォンの位置とユーザの位置とを示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得する取得部と、
    前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定する決定制御部と、
    前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成する生成部と、
    調整部と、
    前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う出力制御部と、
    を有し、
    前記生成部は、前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
    前記調整部は、前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
    サウンドマスキング装置。
  2. 第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号と、ユーザの位置に設置されている第2のマイクロフォンに入力された音の信号である受聴地点音信号とを取得する取得部と、
    取得された前記マスキー音信号と、過去に取得された前記マスキー音信号と、前記受聴地点音信号とに基づいて、インパルス応答を推定し、前記インパルス応答を用いることにより算出された値が予め設定された閾値よりも大きい場合、予め設定された残響時間よりも長い残響時間、及び予め設定された残響強度よりも大きい残響強度のうちの少なくとも1つを決定する決定制御部と、
    前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成する生成部と、
    調整部と、
    前記残響音信号に基づく前記残響音がスピーカから出力されるように、制御を行う出力制御部と、
    を有し、
    前記生成部は、前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
    前記調整部は、前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
    サウンドマスキング装置。
  3. ミキシング部をさらに有し、
    前記取得部は、音情報を取得し、
    前記ミキシング部は、前記残響音信号と前記音情報に基づく音信号とをミキシングし、
    前記出力制御部は、ミキシングされた音信号に基づく音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う、
    請求項1又は2に記載のサウンドマスキング装置。
  4. 音情報生成部をさらに有し、
    前記出力制御部は、複数の音が前記スピーカを含む複数のスピーカから出力されるように、制御を行い、
    前記音情報生成部は、前記音情報に基づいて、前記複数のスピーカの数と同じ数の音情報を生成し、
    前記ミキシング部は、生成された複数の音情報に基づく複数の音信号と前記残響音信号とをミキシングし、
    前記複数の音は、ミキシングすることにより生成された複数の音信号に基づく複数の音である、
    請求項に記載のサウンドマスキング装置。
  5. サウンドマスキング装置であって、
    第1のマイクロフォンとスピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記サウンドマスキング装置の位置を示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得する取得部と、
    前記第1のマイクロフォンに入力されるエコーをキャンセルするエコーキャンセル部と、
    前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定する決定制御部と、
    前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成する生成部と、
    調整部と、
    前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う出力制御部と、
    を有し、
    前記生成部は、前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
    前記調整部は、前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
    サウンドマスキング装置。
  6. 前記スピーカは、前記サウンドマスキング装置の内部又は外部に存在する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のサウンドマスキング装置。
  7. 前記第1のマイクロフォンは、前記サウンドマスキング装置の内部又は外部に存在する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のサウンドマスキング装置。
  8. スピーカと、
    サウンドマスキング装置と、
    を含み、
    前記サウンドマスキング装置は、
    第1のマイクロフォンと前記スピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記第1のマイクロフォンの位置とユーザの位置とを示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得する取得部と、
    前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定する決定制御部と、
    前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成する生成部と、
    調整部と、
    前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う出力制御部と、
    を有し、
    前記生成部は、前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
    前記調整部は、前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
    サウンドマスキングシステム。
  9. スピーカと、
    サウンドマスキング装置と、
    を含み、
    前記サウンドマスキング装置は、
    第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号と、ユーザの位置に設置されている第2のマイクロフォンに入力された音の信号である受聴地点音信号とを取得する取得部と、
    取得された前記マスキー音信号と、過去に取得された前記マスキー音信号と、前記受聴地点音信号とに基づいて、インパルス応答を推定し、前記インパルス応答を用いることにより算出された値が予め設定された閾値よりも大きい場合、予め設定された残響時間よりも長い残響時間、及び予め設定された残響強度よりも大きい残響強度のうちの少なくとも1つを決定する決定制御部と、
    前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成する生成部と、
    調整部と、
    前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う出力制御部と、
    を有し、
    前記生成部は、前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
    前記調整部は、前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
    サウンドマスキングシステム。
  10. サウンドマスキング装置が、
    第1のマイクロフォンとスピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記第1のマイクロフォンの位置とユーザの位置とを示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得し、前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定し、
    前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成し、
    前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行
    前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
    前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
    制御方法。
  11. サウンドマスキング装置が、
    第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号と、ユーザの位置に設置されている第2のマイクロフォンに入力された音の信号である受聴地点音信号とを取得し、
    取得された前記マスキー音信号と、過去に取得された前記マスキー音信号と、前記受聴地点音信号とに基づいて、インパルス応答を推定し、
    前記インパルス応答を用いることにより算出された値が予め設定された閾値よりも大きい場合、予め設定された残響時間よりも長い残響時間、及び予め設定された残響強度よりも大きい残響強度のうちの少なくとも1つを決定し、
    前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成し、
    前記残響音信号に基づく前記残響音がスピーカから出力されるように、制御を行
    前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
    前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
    制御方法。
  12. サウンドマスキング装置が、
    第1のマイクロフォンとスピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記サウンドマスキング装置の位置を示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されるエコーをキャンセルし、前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定し、
    前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成し、
    前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行
    前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
    前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
    制御方法。
  13. サウンドマスキング装置に、
    第1のマイクロフォンとスピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記第1のマイクロフォンの位置とユーザの位置とを示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得し、前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定し、
    前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成し、
    前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う、
    処理を実行させる制御プログラムであり、
    前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
    前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
    制御プログラム。
  14. サウンドマスキング装置に、
    第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号と、ユーザの位置に設置されている第2のマイクロフォンに入力された音の信号である受聴地点音信号とを取得し、
    取得された前記マスキー音信号と、過去に取得された前記マスキー音信号と、前記受聴地点音信号とに基づいて、インパルス応答を推定し、
    前記インパルス応答を用いることにより算出された値が予め設定された閾値よりも大きい場合、予め設定された残響時間よりも長い残響時間、及び予め設定された残響強度よりも大きい残響強度のうちの少なくとも1つを決定し、
    前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成し、
    前記残響音信号に基づく前記残響音がスピーカから出力されるように、制御を行う、
    処理を実行させる制御プログラムであり、
    前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
    前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
    制御プログラム。
  15. サウンドマスキング装置に、
    第1のマイクロフォンとスピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記サウンドマスキング装置の位置を示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されるエコーをキャンセルし、前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定し、
    前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成し、
    前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う、
    処理を実行させる制御プログラムであり、
    前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
    前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
    制御プログラム。
JP2022558383A 2021-02-01 2021-02-01 サウンドマスキング装置、サウンドマスキングシステム、制御方法、及び制御プログラム Active JP7292531B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2021/003476 WO2022162929A1 (ja) 2021-02-01 2021-02-01 サウンドマスキング装置、サウンドマスキングシステム、制御方法、及び制御プログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2022162929A1 JPWO2022162929A1 (ja) 2022-08-04
JPWO2022162929A5 JPWO2022162929A5 (ja) 2023-01-04
JP7292531B2 true JP7292531B2 (ja) 2023-06-16

Family

ID=82653238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022558383A Active JP7292531B2 (ja) 2021-02-01 2021-02-01 サウンドマスキング装置、サウンドマスキングシステム、制御方法、及び制御プログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7292531B2 (ja)
WO (1) WO2022162929A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011154126A (ja) 2010-01-26 2011-08-11 Yamaha Corp サウンドマスキングを行うための装置およびプログラム
JP2012080514A (ja) 2010-09-08 2012-04-19 Yamaha Corp サウンドマスキング装置
JP2012112993A (ja) 2010-11-19 2012-06-14 Shimizu Corp ノイズマスキングシステム
JP2021032989A (ja) 2019-08-21 2021-03-01 沖電気工業株式会社 音響処理装置、音響処理プログラム及び音響処理方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522391A (ja) * 1991-07-10 1993-01-29 Sony Corp 音声マスキング装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011154126A (ja) 2010-01-26 2011-08-11 Yamaha Corp サウンドマスキングを行うための装置およびプログラム
JP2012080514A (ja) 2010-09-08 2012-04-19 Yamaha Corp サウンドマスキング装置
JP2012112993A (ja) 2010-11-19 2012-06-14 Shimizu Corp ノイズマスキングシステム
JP2021032989A (ja) 2019-08-21 2021-03-01 沖電気工業株式会社 音響処理装置、音響処理プログラム及び音響処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2022162929A1 (ja) 2022-08-04
WO2022162929A1 (ja) 2022-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2648604C2 (ru) Способ и аппаратура для генерации сигнала речи
JP5675848B2 (ja) レベルキューによる適応ノイズ抑制
US9558755B1 (en) Noise suppression assisted automatic speech recognition
US6801889B2 (en) Time-domain noise suppression
US8958572B1 (en) Adaptive noise cancellation for multi-microphone systems
US8842851B2 (en) Audio source localization system and method
EP3791565B1 (en) Method and apparatus utilizing residual echo estimate information to derive secondary echo reduction parameters
JP4096104B2 (ja) 雑音低減システム及び雑音低減方法
KR101934999B1 (ko) 잡음을 제거하는 장치 및 이를 수행하는 방법
TW201444383A (zh) 用於音訊信號處理之多聲道直接-周圍分解之裝置及方法
JP2011527025A (ja) ヌル処理雑音除去を利用した雑音抑制を提供するシステム及び方法
US8259926B1 (en) System and method for 2-channel and 3-channel acoustic echo cancellation
JP5130895B2 (ja) 音声処理装置、音声処理システム、音声処理プログラム及び音声処理方法
CN112272848A (zh) 使用间隙置信度的背景噪声估计
CN102968999A (zh) 处理音频信号
JP2008141718A (ja) 音響エコーキャンセラシステム
JP7292531B2 (ja) サウンドマスキング装置、サウンドマスキングシステム、制御方法、及び制御プログラム
JP2006033789A (ja) 反響路結合量推定方法、反響路結合量推定装置、反響路結合量推定プログラム、エコー抑圧方法、エコー抑圧装置、エコー抑圧プログラム、エコーサプレス方法、エコーサプレッサ、エコーサプレッサプログラム、通信路上の損失量制御方法、通信路上の損失量制御装置、通信路上の損失制御プログラム、多チャネルエコー抑圧方法、多チャネルエコー抑圧装置、多チャネルエコー抑圧プログラム、記録媒体
JP2021531675A (ja) パーベイシブ・リステニングのための強制ギャップ挿入
Spriet et al. Combined feedback and noise suppression in hearing aids
Zheng et al. Statistical analysis and improvement of coherent-to-diffuse power ratio estimators for dereverberation
KR101537653B1 (ko) 주파수 또는 시간적 상관관계를 반영한 잡음 제거 방법 및 시스템
JP7131636B2 (ja) 情報処理装置、装着型機器、情報処理方法及び記憶媒体
JP5033109B2 (ja) 音響エコーキャンセラ装置とその方法と、プログラムと記録媒体
US11967304B2 (en) Sound pick-up device, sound pick-up method and non-transitory computer-readable recording medium recording sound pick-up program

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220926

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220926

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220926

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20220926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20220926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7292531

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150