JP7292531B2 - サウンドマスキング装置、サウンドマスキングシステム、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態1のサウンドマスキングシステムを示す図である。サウンドマスキングシステムは、サウンドマスキング装置100とマイク200とを含む。
サウンドマスキング装置100は、制御方法を実行する装置である。例えば、サウンドマスキング装置100の形状は、スマートスピーカのような筒状の形状である。マイク200は、第1のマイクロフォンとも言う。
例えば、マイク200は、会議室の真ん中に設置される。マスキー音は、マイク200に入力される。サウンドマスキング装置100は、マスキー音を遮断するために、マスカー音を出力する。これにより、ユーザの集中力が低下することが、防止される。
図2は、実施の形態1のサウンドマスキング装置が有するハードウェアを示す図である。サウンドマスキング装置100は、プロセッサ101、揮発性記憶装置102、不揮発性記憶装置103、DA(Digital Analog)/AD(Analog Digital)変換回路104、アンプ105、及びスピーカ106を有する。
図3は、実施の形態1のサウンドマスキング装置が有する機能を示すブロック図である。サウンドマスキング装置100は、記憶部110、取得部120、決定制御部130、生成部140、調整部150、及び出力制御部160を有する。
取得部120、決定制御部130、生成部140、調整部150、及び出力制御部160の一部又は全部は、処理回路によって実現してもよい。また、取得部120、決定制御部130、生成部140、調整部150、及び出力制御部160の一部又は全部は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。例えば、プロセッサ101が実行するプログラムは、制御プログラムとも言う。例えば、制御プログラムは、記録媒体に記録されている。
取得部120は、マイク200に入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得する。例えば、取得部120は、マスキー音信号をマイク200から取得する。
図4は、実施の形態1の管理テーブルの例を示す図である。例えば、管理テーブル111は、記憶部110に格納されている。管理テーブル111は、管理情報とも言う。
管理テーブル111は、部屋の広さ、位置情報、残響時間、及び残響強度の項目を有する。管理テーブル111は、次のように表現してもよい。管理テーブル111は、部屋の広さと位置情報とのうちの少なくとも一つと、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す情報である。決定制御部130は、管理テーブル111を参照して、残響音信号の残響時間と残響音信号の残響強度とのうちの少なくとも1つを決定する。
生成部140は、マスキー音信号に基づいて、マスキー音信号に基づくマスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成する。詳細には、生成部140は、マスキー音信号とReverbエフェクトとを用いて、残響音信号を生成する。また、生成部140は、インタラクティブReverbを用いて、残響音信号を生成してもよい。なお、インタラクティブReverbは、非特許文献1に記載されている。また、生成部140は、管理テーブル111に登録されている残響時間と同じ残響時間が計測される部屋において、計測されたインパルス応答をマスキー音信号に畳み込むことで、残響音信号を生成してもよい。
残響音信号の残響強度が決定された場合、調整部150は、当該残響強度に基づいて、残響音信号の強度を調整する。
図5は、実施の形態1のサウンドマスキング装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。
(ステップS11)取得部120は、部屋の広さを示す情報と位置情報とを記憶部110から取得する。例えば、部屋の広さを示す情報は、“R1”である。位置情報が示すマイク200の位置は、“(X1,Y1)”である。位置情報が示すユーザの位置は、“(X2,Y2)”である。
(ステップS13)取得部120は、マスキー音信号を取得する。
(ステップS14)生成部140は、マスキー音信号と残響時間とに基づいて、残響音信号を生成する。
(ステップS16)出力制御部160は、調整された残響音信号に基づく残響音がスピーカ106から出力されるための制御を行う。
これにより、スピーカ106から残響音が、出力される。
また、取得部120がマスキー音信号を取得する度に、サウンドマスキング装置100は、ステップS13~S16を実行する。
次に、実施の形態2を説明する。実施の形態2では、実施の形態1と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態2では、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。
図7は、実施の形態2の決定制御部が有する機能を示すブロック図である。決定制御部130aは、インパルス応答推定部131、STI(Speech Transmission Index)算出部132、及びパラメータ決定部133を有する。
インパルス応答推定部131は、予測係数をインパルス応答と見做す。これにより、インパルス応答が推定される。
ここで、STIを説明する。STIは、音の聞こえやすさの指標である。STIは、0~1の値である。STIは、値が大きいほど、聞こえやすいということを示す。聞こえやすさは、マスキー音の聞こえやすさである。そのため、算出されたSTIが大きい場合、パラメータ決定部133は、算出されたSTIに応じた残響時間及び残響強度のうちの少なくとも1つを決定する。詳細に、パラメータ決定部133の機能を説明する。
残響強度が決定された場合、調整部150は、残響強度に基づいて、残響音信号の強度を調整する。
次に、実施の形態3を説明する。実施の形態3では、実施の形態1,2と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態3では、実施の形態1,2と共通する事項の説明を省略する。
ここで、音情報を説明する。音情報は、音を示す情報である。例えば、当該音は、ホワイトノイズ、ピンクノイズ、自然音などである。
出力制御部160bは、ミキシングされた音信号に基づく音がスピーカ106から出力されるように、制御を行う。
次に、実施の形態4を説明する。実施の形態4では、実施の形態3と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態4では、実施の形態3と共通する事項の説明を省略する。
サウンドマスキング装置100bは、さらに、音情報生成部180を有する。
出力制御部160bは、ミキシングすることにより生成された複数の音信号に基づく複数の音がスピーカ106,107,108から出力されるように、制御を行う。例えば、出力制御部160bは、複数の音のうちの第1の音がスピーカ106から出力されるように、制御を行う。出力制御部160bは、複数の音のうちの第2の音がスピーカ107から出力されるように、制御を行う。出力制御部160bは、複数の音のうちの第3の音がスピーカ108から出力されるように、制御を行う。
次に、実施の形態5を説明する。実施の形態5では、実施の形態1と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態5では、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。
ネックスピーカ400は、マイク401とスピーカ402とを有する。マイク401は、第1のマイクロフォンとも言う。
取得部120cは、マイク401に入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得する。例えば、取得部120cは、マスキー音信号をネックスピーカ400から取得する。
次に、実施の形態6を説明する。実施の形態6では、実施の形態5と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態6では、実施の形態5と共通する事項の説明を省略する。
ここで、ネックスピーカ400は、On/Offボタンを有する。なお、On/Offボタンの図示は、省略されている。ユーザがOnボタンを押下した場合、ネックスピーカ400は、サウンドマスキング開始指示をサウンドマスキング装置100cに送信する。また、ユーザがOffボタンを押下した場合、ネックスピーカ400は、サウンドマスキング終了指示をサウンドマスキング装置100cに送信する。
取得部120cは、サウンドマスキング終了指示を取得した場合、マスキー音信号の取得を終了する。これにより、スピーカ402から残響音が、出力されなくなる。
次に、実施の形態7を説明する。実施の形態7では、実施の形態1,5と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態7では、実施の形態1,5と共通する事項の説明を省略する。
ネックスピーカ500、部屋情報管理サーバ600、及び使用状況管理サーバ700は、無線で通信する。
また、ネックスピーカ500は、プロセッサ、揮発性記憶装置、不揮発性記憶装置、DA/AD変換回路、アンプ、及び屋内GPS(Global Positioning System)を有する。ネックスピーカ500は、プロセッサに変えて、処理回路を有してもよい。
使用状況管理サーバ700は、使用状況管理装置とも言う。使用状況管理サーバ700は、当該部屋の使用状況を記憶する。
部屋情報管理サーバ600と使用状況管理サーバ700とは、1つの装置で実現してもよい。
取得部520、決定制御部530、エコーキャンセル部540、生成部550、調整部560、及び出力制御部570の一部又は全部は、ネックスピーカ500が有する処理回路によって実現してもよい。また、取得部520、決定制御部530、エコーキャンセル部540、生成部550、調整部560、及び出力制御部570の一部又は全部は、ネックスピーカ500が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
取得部520は、部屋の広さを示す情報と位置情報とのうちの少なくとも1つを取得する。なお、当該位置情報は、実施の形態1の位置情報と異なる。当該位置情報の詳細については、後で説明する。
取得部520は、管理テーブル111を取得する。例えば、取得部520は、管理テーブル111を記憶部510から取得する。
(ステップS21)取得部520は、GPSを介して、現在の位置情報を取得する。なお、現在の位置情報は、現在位置情報とも言う。
取得部520は、会議室の使用状況を示す情報に基づいて、会議室が使用中であるか否かを判定する。会議室が使用中である場合、処理は、ステップS24に進む。会議室が使用されていない場合、処理は、終了する。
取得部520は、GPSを介して、ネックスピーカ500の位置情報を取得する。ネックスピーカ500の位置情報は、マイク501の位置情報と呼んでもよい。
(ステップS26)取得部520は、マスキー音信号の取得を開始する。これにより、マスキー音信号が取得される。また、エコーキャンセル部540は、マイク501に入力されるエコーをキャンセルする。
(ステップS28)調整部560は、残響強度に基づいて、残響音信号の強度を調整する。
(ステップS29)出力制御部570は、調整された残響音信号に基づく残響音がスピーカ502から出力されるための制御を行う。
また、取得部520がマスキー音信号を取得する度に、ネックスピーカ500は、ステップS26~S29を実行する。
Claims (15)
- 第1のマイクロフォンとスピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記第1のマイクロフォンの位置とユーザの位置とを示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得する取得部と、
前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定する決定制御部と、
前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成する生成部と、
調整部と、
前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う出力制御部と、
を有し、
前記生成部は、前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
前記調整部は、前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
サウンドマスキング装置。 - 第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号と、ユーザの位置に設置されている第2のマイクロフォンに入力された音の信号である受聴地点音信号とを取得する取得部と、
取得された前記マスキー音信号と、過去に取得された前記マスキー音信号と、前記受聴地点音信号とに基づいて、インパルス応答を推定し、前記インパルス応答を用いることにより算出された値が予め設定された閾値よりも大きい場合、予め設定された残響時間よりも長い残響時間、及び予め設定された残響強度よりも大きい残響強度のうちの少なくとも1つを決定する決定制御部と、
前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成する生成部と、
調整部と、
前記残響音信号に基づく前記残響音がスピーカから出力されるように、制御を行う出力制御部と、
を有し、
前記生成部は、前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
前記調整部は、前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
サウンドマスキング装置。 - ミキシング部をさらに有し、
前記取得部は、音情報を取得し、
前記ミキシング部は、前記残響音信号と前記音情報に基づく音信号とをミキシングし、
前記出力制御部は、ミキシングされた音信号に基づく音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う、
請求項1又は2に記載のサウンドマスキング装置。 - 音情報生成部をさらに有し、
前記出力制御部は、複数の音が前記スピーカを含む複数のスピーカから出力されるように、制御を行い、
前記音情報生成部は、前記音情報に基づいて、前記複数のスピーカの数と同じ数の音情報を生成し、
前記ミキシング部は、生成された複数の音情報に基づく複数の音信号と前記残響音信号とをミキシングし、
前記複数の音は、ミキシングすることにより生成された複数の音信号に基づく複数の音である、
請求項3に記載のサウンドマスキング装置。 - サウンドマスキング装置であって、
第1のマイクロフォンとスピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記サウンドマスキング装置の位置を示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得する取得部と、
前記第1のマイクロフォンに入力されるエコーをキャンセルするエコーキャンセル部と、
前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定する決定制御部と、
前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成する生成部と、
調整部と、
前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う出力制御部と、
を有し、
前記生成部は、前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
前記調整部は、前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
サウンドマスキング装置。 - 前記スピーカは、前記サウンドマスキング装置の内部又は外部に存在する、
請求項1から5のいずれか1項に記載のサウンドマスキング装置。 - 前記第1のマイクロフォンは、前記サウンドマスキング装置の内部又は外部に存在する、
請求項1から6のいずれか1項に記載のサウンドマスキング装置。 - スピーカと、
サウンドマスキング装置と、
を含み、
前記サウンドマスキング装置は、
第1のマイクロフォンと前記スピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記第1のマイクロフォンの位置とユーザの位置とを示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得する取得部と、
前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定する決定制御部と、
前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成する生成部と、
調整部と、
前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う出力制御部と、
を有し、
前記生成部は、前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
前記調整部は、前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
サウンドマスキングシステム。 - スピーカと、
サウンドマスキング装置と、
を含み、
前記サウンドマスキング装置は、
第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号と、ユーザの位置に設置されている第2のマイクロフォンに入力された音の信号である受聴地点音信号とを取得する取得部と、
取得された前記マスキー音信号と、過去に取得された前記マスキー音信号と、前記受聴地点音信号とに基づいて、インパルス応答を推定し、前記インパルス応答を用いることにより算出された値が予め設定された閾値よりも大きい場合、予め設定された残響時間よりも長い残響時間、及び予め設定された残響強度よりも大きい残響強度のうちの少なくとも1つを決定する決定制御部と、
前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成する生成部と、
調整部と、
前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う出力制御部と、
を有し、
前記生成部は、前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
前記調整部は、前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
サウンドマスキングシステム。 - サウンドマスキング装置が、
第1のマイクロフォンとスピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記第1のマイクロフォンの位置とユーザの位置とを示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得し、前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定し、
前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成し、
前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行い、
前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
制御方法。 - サウンドマスキング装置が、
第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号と、ユーザの位置に設置されている第2のマイクロフォンに入力された音の信号である受聴地点音信号とを取得し、
取得された前記マスキー音信号と、過去に取得された前記マスキー音信号と、前記受聴地点音信号とに基づいて、インパルス応答を推定し、
前記インパルス応答を用いることにより算出された値が予め設定された閾値よりも大きい場合、予め設定された残響時間よりも長い残響時間、及び予め設定された残響強度よりも大きい残響強度のうちの少なくとも1つを決定し、
前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成し、
前記残響音信号に基づく前記残響音がスピーカから出力されるように、制御を行い、
前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
制御方法。 - サウンドマスキング装置が、
第1のマイクロフォンとスピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記サウンドマスキング装置の位置を示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されるエコーをキャンセルし、前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定し、
前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成し、
前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行い、
前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
制御方法。 - サウンドマスキング装置に、
第1のマイクロフォンとスピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記第1のマイクロフォンの位置とユーザの位置とを示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得し、前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定し、
前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成し、
前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う、
処理を実行させる制御プログラムであり、
前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
制御プログラム。 - サウンドマスキング装置に、
第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号と、ユーザの位置に設置されている第2のマイクロフォンに入力された音の信号である受聴地点音信号とを取得し、
取得された前記マスキー音信号と、過去に取得された前記マスキー音信号と、前記受聴地点音信号とに基づいて、インパルス応答を推定し、
前記インパルス応答を用いることにより算出された値が予め設定された閾値よりも大きい場合、予め設定された残響時間よりも長い残響時間、及び予め設定された残響強度よりも大きい残響強度のうちの少なくとも1つを決定し、
前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成し、
前記残響音信号に基づく前記残響音がスピーカから出力されるように、制御を行う、
処理を実行させる制御プログラムであり、
前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
制御プログラム。 - サウンドマスキング装置に、
第1のマイクロフォンとスピーカとが存在する部屋の広さを示す情報、及び前記サウンドマスキング装置の位置を示す位置情報のうちの少なくとも1つである制御情報を取得し、前記制御情報と、残響時間と残響強度とのうちの少なくとも1つとの対応関係を示す管理情報を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されたマスキー音の信号であるマスキー音信号を取得し、前記第1のマイクロフォンに入力されるエコーをキャンセルし、前記制御情報及び前記管理情報に基づいて、前記残響時間と前記残響強度とのうちの少なくとも1つを決定し、
前記マスキー音信号に基づいて、前記マスキー音の残響音の信号である残響音信号を生成し、
前記残響音信号に基づく前記残響音が前記スピーカから出力されるように、制御を行う、
処理を実行させる制御プログラムであり、
前記残響時間が決定された場合、前記残響時間、前記残響音が出力されるように、前記残響音信号を生成し、
前記残響強度が決定された場合、前記残響強度に基づいて、前記残響音信号の強度を調整する、
制御プログラム。
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