JP7292524B2 - 空調機器管理システム - Google Patents
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Description
本開示は、グループに分けられた空調機器を制御する空調機器管理システムに関する。
複数の空調設備に設けられた空調機器を管理する空調機器管理システムが知られている。このような空調機器管理システムでは、複数の空調設備をグループに分け、このグループに分けられた空調設備に設けられた空調機器を管理している。
また、グループに分けられた空調設備の空調機器に対しては、「連動制御の設定」が行われる。空調設備に設けられた空調機器は、連動制御の設定が行われることにより、他の機器の動作に連動して制御が行なわれる。
空調機器管理システムの運用開始後に、空調設備の用途が変化した場合等には、空調設備のグループの設定を変更する他に、連動制御の設定内容についても適切に変更することが必要である。
連動制御の設定内容を漏れなく設定変更するためには、全ての連動制御の設定項目を把握及び確認することができていないと、連動制御の設定の変更において漏れが発生する虞がある。そして、これらの変更作業が不充分であると、不適切な連動制御により意図しない空調設備の空調機器の停止、運転、運転モード及び目標温度の運転が行われる。その結果、異常な温度の上昇等により、制御対象の空調設備の空調機器が機能不全に陥る可能性がある。制御対象の空調設備の空調機器が機能不全に陥ると、顧客財産及び事業信頼度の失墜を招いたり、不快な対人温度環境が発生したり、無駄な運転が発生する等の問題がある。
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、グループに関する設定が変更された場合に、設定が変更されたグループの連動制御の設定の追加及び削除の漏れを軽減することができる空調機器管理システムを提供することを目的とする。
本開示の空調機器管理システムは、空調設備のグループと、前記グループに設定された前記空調設備に設けられた空調機器に対する連動制御の設定を記憶する記憶部と、前記グループに関する設定が変更された場合に、前記設定が変更されたグループの前記連動制御の設定を前記記憶部から検索し、前記検索された前記設定が変更されたグループの前記連動制御の設定が、前記設定が変更されたグループに登録されているか否かを表示する登録情報画面を表示部に表示させる制御装置とを具備する。
本開示によれば、制御装置が、グループに関する設定が変更された場合に、設定が変更されたグループの連動制御の設定を記憶部から検索する。そして、制御装置は、検索された設定が変更されたグループの連動制御の設定が、設定が変更されたグループに登録されているか否かを表示させる。従って、ユーザは、設定が変更されたグループの連動制御の設定が登録されているか否かを確認することができる。これにより、空調機管理システムのユーザは、連動制御の設定の追加及び削除の漏れを軽減することができる。
以下、図面を参照して、実施の形態に係る空調機器管理システムについて説明する。なお、図面において、同一の構成要素には同一符号を付して説明し、重複説明は必要な場合にのみ行なう。
実施の形態.
図1は、実施の形態に係る空調機器管理システムAの全体構成を示す図である。
実施の形態.
図1は、実施の形態に係る空調機器管理システムAの全体構成を示す図である。
図1に示すように、空調機器管理システムAは、制御装置1、記憶部2、表示部3及び被制御対象である複数の空調機器4を有する。
制御装置1は、例えば、システムコントローラであり、複数の空調設備5をグループ毎に分けて管理する。制御装置1は、グループ毎に分けられた空調設備5に設けられた空調機器4を管理する。管理には、空調機器4の操作、監視及び制御を含む。なお、図1においては、空調設備5は、1つのみが示されているが、全ての空調機器4は、図示されていないいずれかの空調設備5に設けられている。
制御装置1は、専用のハードウェア、又はメモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)で構成される。
制御装置1が専用のハードウェアである場合、制御装置1は、例えば、単一回路、複合回路、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。制御装置1が実現する各機能部のそれぞれを、個別のハードウェアで実現してもよいし、各機能部を一つのハードウェアで実現してもよい。
制御装置1がCPUの場合、制御装置1が実行する各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリに格納される。CPUは、メモリに格納されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置1の各機能を実現する。ここで、メモリは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリである。なお、制御装置1の機能の一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。
表示部3は、制御装置1と接続されたディスプレイであり、例えば、液晶ディスプレイである。表示部3は、制御装置1とネットワークを介して接続されたコンピュータ、携帯電話等のディスプレイであっても良い。
記憶部2は、空調設備5のグループと、グループに設定された空調設備5に設けられた空調機器4に対する連動制御の設定を記憶する。記憶部2は、メモリ、HDD等の記憶装置である。記憶部2には、実施の形態に係る動作を実現するためのプログラム及びデータが記憶される。また、記憶部2は、実施の形態に係る動作を実現するためのプログラムを実行するためのワーキングエリアに使用される。
空調機器4は、空調設備5に設けられる。空調設備5は、1以上の空調機器4を有する。複数の空調機器4は、制御装置1に接続されている。空調機器4は、空調機器4_1、空調機器4_2及び空調機器4_3を有する。空調機器4_1は、空調機器4_1の空調設備5がオフィスである場合を示す。空調機器4_2は、空調設備5が空き室である場合を示す。空調機器4_3は、空調設備5がサーバ室である場合を示す。
また、図1において、破線aで囲まれた空調機器4及び空調機器4_1は、外部入力信号の連動制御の対象である。「連動制御」は、例えば、スケジュール運転の連動制御外部入力信号による運転及び停止の連動制御、デマンド制御の連動制御、火災用の緊急停止の連動制御、停電用の停止制御及び異常信号通知抑制の連動制御、停電中の発電負荷制御の連動制御及び空調機器と換気機器との間の換気の連動制御等がある。破線bで囲まれた空調機器4、空調機器4_1及び空調機器4_2は、電力デマンド制御の連動制御の設定の対象である。破線cで囲まれた空調機器4及び空調機器4_1は、スケジュール運転の連動制御の設定の対象である。実線dで囲まれた空調機器4、空調機器4_1及び空調機器4_2は、スケジュール運転の連動制御の設定の対象である。ここで、破線a~破線c及び実線dは、同じ連動制御が設定された空調機器4を示している。
図2は、実施の形態に係る空調機器管理システムAの制御装置1の機能ブロック図である。
図2に示すように、制御装置1は、管理部11、設定部12、検索部13、登録情報画面表示部14、設定画面表示部15及び警告表示部16を具備する。
管理部11は、グループ毎に分けられた空調設備に設けられた空調機器4を管理する。
設定部12は、空調設備に設けられた空調機器4に対する連動制御の設定を記憶部2に記憶させる。ここで、「連動制御の設定」は、例えば、スケジュール運転の連動制御の設定、外部入力信号による運転及び停止の連動制御の設定、デマンド制御の連動制御の設定、火災用の緊急停止の連動制御の設定、停電用の停止制御及び異常信号通知抑制の連動制御の設定、停電中の発電負荷制御の連動制御の設定及び空調機器と換気機器との間の換気の連動制御の設定等がある。
検索部13は、グループに関する設定が変更された場合に、設定が変更されたグループの連動制御の設定を記憶部2から検索する。
登録情報画面表示部14は、検索部13により検索された設定が変更されたグループの連動制御の設定が、設定が変更されたグループに登録されているか否かを表示する登録情報画面を表示部3に表示させる。連動制御の設定の「登録」とは、連動制御におけるれ連動先として、グループを追加すること意味する。図11は、実施の形態に係る空調機器管理システムAの火災制御の連動制御の設定の内容を示す図である。図11に示すように、火災制御の連動制御の設定には、テーブル毎に連動元信号及び連動先グループ番号が設定されている。具体的には、テーブル番号T1には、連動元信号の接点入力S_1及び連動先のグループG01、G02及びG03が設定されている。グループは、例えば、オフィス、空き室又はサーバ室である。連動元信号の接点入力S_1が入力された場合、グループG01、G02及びG03が連動制御される。テーブル番号T2には、連動元信号の接点入力S_2及び連動先のグループG04、G05及びG06が設定されている。連動元信号の接点入力S_2が入力された場合、グループG04、G05及びG06が連動制御される。テーブル番号T3には、連動元信号の接点入力S_3が設定され、連動先のグループ番号は設定されていない。テーブル番号T4には、連動元信号の接点入力S_4が設定され、連動先のグループ番号は設定されていない。なお、記憶部2は、連動制御毎に、連動制御の設定を登録できるか否かを示す登録可否情報も記憶する。
設定画面表示部15は、設定が変更されたグループに連動制御の設定を登録できるか否かを表示部3に表示させる。
警告表示部16は、設定画面にて設定された連動制御の設定が、前記設定が変更されたグループの設定と不整合の場合に、連動制御の設定の警告を表示部3に表示させる。
次に、実施の形態に係る空調機器管理システムAの動作について説明する。
図3は、実施の形態に係る空調機器管理システムAの動作について説明するためのフローチャートである。実施の形態においては、或る空調設備5のグループがオフィスから空室へ変更され、その後、空室からサーバ室へ変更され、さらにその後サーバ室からオフィスに変更される場合を例に説明する。
制御装置1は、グループに関する設定の変更が発生したか否かを判断する(ステップS10)。制御装置1は、グループの名称をグループ1A等の初期値からオフィスに変更したことで当該グループに関する設定が変更されたことを検知する。グループに関する設定の変更は、名称の変更とは限らずグループの新規登録、削除、構成する機器情報の追加又は削減など、グループの用途が変更されると想定されるあらゆる設定の変更が含まれる。制御装置1は、ステップS10において、グループに関する設定の変更が発生していないと判断した場合(ステップS10のNO)、ステップS10の判断を継続する。
制御装置1は、ステップS10において、グループに関する設定の変更が発生したと判断した場合(ステップS10のYES)、設定が変更されたグループの連動制御の設定の確認が必要であるか否かの判断を行なう(ステップS11)。ステップS11における判断は、例えば、制御装置1は、設定が変更されたグループが各種の連動制御の設定が登録されているかどうかを確認するよう促すメッセージを表示部3に表示させる。制御装置1は、例えば、「グループの設定が変更されました。各種の連動設定について確認してください。(確認する/キャンセル)」のようなメッセージを表示部3に表示させる。制御装置1は、ユーザが確認することを選択した場合は、連動制御の設定の確認が必要であると判断し(ステップS11のYES)、ステップS12の処理に移る。一方、制御装置1は、ユーザがキャンセルすることを選択した場合(ステップS11のNO)、ステップS10の処理に戻る。
制御装置1は、記憶部2に記憶された各種の連動制御の設定において、ステップS10で設定が変更されたグループの連動制御の設定を検索する(ステップS12)。次に、制御装置1は、ステップS10にて検索された設定が変更されたグループに対し連動制御の設定が、なされているか否かを表示部3に表示させる(ステップS13)。次に、制御装置1は、設定が変更されたグループに連動制御の設定を登録できるか否かを設定する設定画面を表示部3に表示させる(ステップS14)。
ここで、ステップS14で表示する設定画面の例を説明する。図5は、実施の形態に係る空調機器管理システムAのオフィスの連動制御の設定状態の一覧を示す画面を示す図である。図5に示すように、空調設備5がオフィスのグループの場合、連動制御は、スケジュール運転、外部入力信号連動制御、火災制御及び電力デマンド制御がある。オフィスのグループには、これらスケジュール運転、外部入力信号制御、火災制御及び電力デマンド制御は、全て登録されていない。また、スケジュール運転、外部入力信号連動制御、火災制御及び電力デマンド制御を登録できるか否かを示す登録可否設定の内容が表示される。オフィスのグループでは、スケジュール運転、外部入力信号連動制御、火災制御及び電力デマンド制御は、全て登録可能に設定されている。また、図5において、登録情報画面eは、検索部13により検索された設定が変更されたオフィスのグループの連動制御の設定が、設定が変更されたオフィスのグループに登録されているか否かを表示する画面である。設定画面fは、設定が変更されたオフィスのグループに連動制御の設定を登録できるか否かを設定する画面である。
図3の説明を続ける。ステップS14の後、制御装置1は、連動制御の設定を登録できるか否かの設定を受け付ける(ステップS15)。
図6は、実施の形態に係る空調機器管理システムAのオフィスの連動制御の設定変更後の設定状態の一覧を示す画面を示す図である。ユーザは、オフィスのグループをオフィスとして運用するために連動制御の設定を変更する。図6に示すように、ユーザによる連動制御は、変更後のオフィスのグループには、スケジュール運転、外部入力信号制御、火災制御及び電力デマンド制御は、全て登録されていない。また、オフィスのグループでは、スケジュール運転、外部入力信号連動制御及び電力デマンド制御は、登録可能に設定され、火災制御は、必須に設定されている。なお、設定変更の内容は一例であり、これに限られるものではない。
なお、図3のステップS15において、制御装置1は、設定が変更されたグループが火災制御の設定にまだ登録されていない場合、「オフィスを火災制御の設定に登録してください。(OK)」の警告を表示部3に表示させる。他の画面に遷移した後も火災制御の設定にて当該グループを登録するまで画面の片隅に警告表示を継続する。連動制御の設定が変更された後は、オフィスのグループは、スケジュール運転、外部入力信号連動制御、火災制御、電力デマンド制御の対象として登録された内容で運用される。制御装置1は、運用の途中で他のグループと取り違えるなどしてユーザが火災制御の設定にて登録を削除しようとした場合は「登録が必須になっています。登録可否設定を確認してください。(OK)」の警告を表示部3に表示させる。
その後、グループの名称をオフィスから空室に変更した場合の動作はグループの名称をグループ1A等の初期値からオフィスに変更した場合と同様である。
図7は、実施の形態に係る空調機器管理システムAの空室の連動制御の設定状態の一覧を示す画面を示す図である。図7に示すように、空調設備5が空室のグループの場合、連動制御は、スケジュール運転、外部入力信号連動制御、火災制御及び電力デマンド制御がある。空室のグループには、これらスケジュール運転、外部入力信号制御、火災制御及び電力デマンド制御は、全て登録されていない。また、スケジュール運転、外部入力信号連動制御、火災制御及び電力デマンド制御を登録できるか否かを示す登録可否設定の内容が表示される。空室のグループでは、スケジュール運転、外部入力信号連動制御及び電力デマンド制御は登録可能に設定され、火災制御は必須に設定されている。
図8は、実施の形態に係る空調機器管理システムAの空室の連動制御の設定変更後の設定状態の一覧を示す画面を示す図である。ユーザは、空室のグループを空室として運用するために連動制御の設定を変更する。図8に示すように、ユーザによる連動制御の設定変更後の空室のグループには、スケジュール運転、外部入力信号制御、火災制御及び電力デマンド制御は、全て登録されていない。また、空室のグループでは、スケジュール運転及び外部入力信号連動制御は禁止に設定され、火災制御は必須に設定され、電力デマンド制御は、登録可能に設定されている。連動制御の設定が変更された後は、空室のグループは、火災制御及び電力デマンド制御の対象として登録されて運用される。
その後、グループの名称を空室からサーバ室に変更した場合の動作はグループの名称をグループ1A等の初期値からオフィスに変更した場合と同様である。
図9は、実施の形態に係る空調機器管理システムAのサーバ室の連動制御の設定状態の一覧を示す画面を示す図である。図9に示すように、空調設備5がサーバ室のグループの場合、連動制御は、スケジュール運転、外部入力信号連動制御、火災制御及び電力デマンド制御がある。サーバ室のグループには、これらスケジュール運転、外部入力信号制御、火災制御及び電力デマンド制御は、全て登録されていない。また、スケジュール運転、外部入力信号連動制御、火災制御及び電力デマンド制御を登録できるか否かを示す登録可否設定の内容が表示される。サーバ室のグループでは、スケジュール運転及び外部入力信号連動制御は登録禁止に設定され、火災制御は必須に設定され、電力デマンド制御は登録可能に設定されている。
図10は、実施の形態に係る空調機器管理システムAのサーバ室の連動制御の設定変更後の設定状態の一覧を示す画面を示す図である。ユーザは、サーバ室のグループをサーバ室として運用するために連動制御の設定を変更する。図10に示すように、ユーザによる連動制御の設定変更後のサーバ室のグループには、スケジュール運転、外部入力信号制御、火災制御及び電力デマンド制御は、全て登録されていない。また、サーバ室のグループでは、スケジュール運転、外部入力信号連動制御、火災制御及び電力デマンド制御は、全て登録禁止に設定されている。連動制御の設定が変更された後は、サーバ室のグループは、スケジュール運転、外部入力信号連動制御、火災制御、電力デマンド制御の対象として登録されずに運用される。
その後、グループの名称をサーバ室からオフィスに変更した場合の動作はグループの名称をグループ1A等の初期値からオフィスに変更した場合と同様である。
図3に戻り説明する。ステップS14の後、制御装置1は、ユーザから連動制御の設定を登録できるか否かの設定を受け付ける(ステップS15)。次に、制御装置1は、受け付けられた連動制御の設定を登録できるか否かの設定が、設定が変更されたグループの設定と「不整合」か否かを判断する(ステップS16)。
図4は、実施の形態に係る空調機器管理システムAの連動制御の設定の不整合を判断するフローチャートを示す図である。
図4に示すように、制御装置1は、設定が変更されたグループについて連動制御の設定の登録が禁止されているか否かを判断する(ステップS20)。ステップS20において、設定が変更されたグループについて設定の登録が禁止されていないと判断された場合(ステップS20のNO)、ステップS15において受け付けられた連動制御の設定を登録できるか否かの設定は整合がとれていると判断する(ステップS24)。
一方、制御装置1は、ステップS20において、設定が変更されたグループについて設定の登録が禁止されていると判断された場合(ステップS20のYES)、設定の変更されたグループの各種の連動制御を検索する(ステップS21)。
制御装置1は、設定の変更されたグループの各種の連動制御を検索した結果、各種の連動制御に設定の変更されたグループが登録されているか否かを判断する(ステップS22)。
制御装置1は、ステップS22において、各種の連動制御に設定の変更されたグループが登録されていないと判断した場合(ステップS22のNO)、受け付けられた連動制御の設定は整合がとれていると判断する(ステップS24)。
制御装置1は、ステップS22において、各種の連動制御に設定の変更されたグループが登録されていると判断した場合(ステップS22のYES)、受け付けられた連動制御の設定は、不整合である判断する(ステップS23)。
図3に戻り説明する。ステップS16において、制御装置1が受け付けられた連動制御の設定が不整合でないと判断した場合(ステップS16のNO)、処理を終了する。一方、制御装置1は、ステップS16において、制御装置1が受け付けられた連動制御の設定が不整合であると判断した場合(ステップS16のYES)、警告を表示部3に表示し(ステップS17)、処理を終了する。
実施の形態に係る空調機器管理システムAの効果について説明する前に、従来の空調機管理システムについて説明する。
或る空調設備5の用途が事務室から空室に変更され、その後さらにサーバ室に変更される場合について説明する。空調設備5が事務室の用途の場合、最終退出者による施錠信号を外部入力信号として停止する連動制御の設定がされていたとする。空室になるグループの空調機器4を連動制御の設定の制御先のリストから削除することを忘れた場合、空室となった後は空調機器4が停止したままであれば施錠信号により空室の空調機器4に停止指令がされても停止したままである。従って、空調設備5のユーザは、不要な連動制御が実行されていることに気づきにくい。その後、空調設備5の用途が空室からサーバ室に変更される。空調機器管理ステムの作業者は、空調設備5の用途が空室であったことから、各種の連動制御の設定が何もされていないだろうと思い込んで、各種の連動制御の設定項目を忘れる場合がある。これにより、連動制御の設定変更に漏れが起きる。
このような設定忘れが起こる要因として人間が設定を確認する場合、対象グループの設定データのみを確認しようとする点が挙げられる。データ構造として対象グループのデータの内部であれば対象グループに関する設定を確認することで漏れは起きにくい。しかし、各種の連動制御の設定が、データのまとまりとしてグループ毎の構成ではなく連動制御の種類毎、又は入力信号種別毎である場合に、それらのデータの中に対象グループが登録されているか確認するには、全ての各種連動制御の設定データが対象となる。従って、連動制御の設定変更がされたグループが登録され得る連動制御の設定として何があるか取扱説明書の隅々まで確認するか、担当する人間が漏れなく把握できていなければ設定確認及び設定変更を忘れ易い。また、各種連動制御の設定画面は、データ構造に従って入力信号番号順あるいは同一制御パターンごとに付された番号順に表示されるよう設計されることが多いと考えられる。従って、探したいグループを見つけるあるいは存在しないことを確認するには連動制御の設定内容のリストを全て確認する必要があり、画面上を見落とす可能性がある。これらに該当する各種の連動制御の具体例は、例えばスケジュール運転、外部入力信号による連動制御、火災制御による緊急強制停止、電力デマンド制御のようにグループが制御の対象先として登録される制御である。なお、グループを複数まとめたブロック、エリア等の管理対象について設定が可能な各種連動制御も同様の課題を含んでいる。
実施の形態に係る空調機器管理システムAによれば、制御装置1の検索部13が、グループに関する設定が変更された場合に、設定が変更されたグループの連動制御の設定を記憶部2から検索する。そして、制御装置1の登録情報画面表示部14が、検索部により検索された設定が変更されたグループの連動制御の設定が、設定が変更されたグループに登録されているか否かを表示させる。従って、ユーザは、設定が変更されたグループの連動制御の設定が登録されているか否かを確認することができる。これにより、空調機器管理システムのユーザは、連動制御の設定の追加及び削除の漏れを軽減することができる。
実施の形態に係る空調機器管理システムAによれば、ユーザは設定が変更されたグループに関連する各種の連動制御の設定に設定が変更されたグループが登録されているか確認できる。従って、全ての連動制御の設定の内容を確認することなく特定のグループについての連動制御の設定状況を確認できる。これにより、ユーザは、設定の追加及び削除の漏れに気付き易い。また、各種の連動制御の設定画面において登録禁止のグループを登録しようとした場合、あるいは登録必須のグループが登録されていない場合、ユーザに警告を行なうため、誤って連動制御を登録すること又は登録漏れを抑制することができる。
実施の形態は、例として提示したものであり、請求の範囲を限定することは意図していない。実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これら実施の形態及びその変形は、実施の形態の範囲及び要旨に含まれる。
1 制御装置、2 記憶部、3 表示部、4、4_1、4_2、4_3 空調機器、A 空調機器管理システム、5 空調設備、11 管理部、12 設定部、13 検索部、14 登録情報画面表示部、15 設定画面表示部、16 警告表示部。
Claims (3)
- 空調設備のグループと、前記グループに設定された前記空調設備に設けられた空調機器に対する連動制御の設定を記憶する記憶部と、
前記グループに関する設定が変更された場合に、前記設定が変更されたグループの前記連動制御の設定を前記記憶部から検索し、前記検索された前記設定が変更されたグループの前記連動制御の設定が、前記設定が変更されたグループに登録されているか否かを表示する登録情報画面を表示部に表示させる制御装置と
を具備する空調機器管理システム。 - 前記制御装置は、前記設定が変更されたグループの前記空調設備に設けられた前記空調機器に対する前記連動制御の設定を登録できるか否かを設定する設定画面を前記表示部に表示させる
請求項1記載の空調機器管理システム。 - 前記制御装置は、前記設定画面にて設定された前記連動制御の設定を登録できるか否かの設定が、前記設定が変更されたグループの設定と不整合の場合に、前記連動制御の設定の警告を前記表示部に表示させる請求項2記載の空調機器管理システム。
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