JP7290902B1 - アームレスト調節ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】ばねロック機構を備えたアームレスト調節ユニットを、少量生産しやすくする。【解決手段】アームレスト調節ユニット10を、取付金具11と、取付金具11に固定されるロックドラム12と、アーム部材50が取り付けられるアーム取付用回動部材13と、ロックドラム12に外嵌されるロックばね14と、ロックばね14の固定端14aを保持するための固定端ホルダ15と、ロックばね14の自由端14bを緩み方向に変位させるロック解除カム16a、及び、ロックばね14の自由端14bを締付方向に復帰させるロック復帰カム16bを有するカム部材16と、ロック解除カム16aによって緩み方向に変位した自由端14bを係止するための自由端係止部材17とを備えたものとし、アーム取付用回動部材13、固定端ホルダ15及び自由端係止部材17にボルト19を挿通し、ボルト19をカシメることによって、それらの部材を一体化した。【選択図】 図5

Description

本発明は、腕を支えるためのアーム部材と、シートフレームとの間に介在させることで、アーム部材の高さ調節を可能とするアームレスト調節ユニットに関する。
自動車の座席等においては、腕を支えるアーム部材の高さ調節(アーム部材の上下回動の角度調節)が可能なアームレスト装置が採用されることも多くなってきている。アーム部材の上下回動の角度を調節する機構としては、特許文献1に示されるような「ばねロック機構」が採用されることが多い。ばねロック機構は、通常、シートフレームに取り付けられる取付金具(特許文献1の図2における「プレート25」)や、取付金具に固定されるロックドラム(同図における「シャフト7」)や、ロックドラムに対して上下回動可能な状態で軸支されるアーム取付用回動部材(同図における「バネ取付用ブラケット14」)や、ロックドラムに外嵌されるコイルばねからなるロックばね(同図における「ロックスプリング30」)や、ロックばねの自由端に当接して変位させるためのカム部材(同図における「当接部材45」)等を含む複数の部品を組み合わせることによって構成される。
この種のばねロック機構では、アーム部材(引用文献1の図2における「アームレスト4」)を、下限位置から上限位置に上方回動させる際には、アーム部材の上方回動のみが許容されて、アーム部材の下方回動が規制された「下方ロック状態」が発現する一方、アーム部材を上限位置から下限位置に下方回動させる際には、アーム部材の上方回動及び下方回動の双方が許容された「ロック解除状態」が発現するようになっている。下方ロック状態では、ロックばねがロックドラムを締め付けており、ロックばねの自由端が引っ張られる締付方向には、アーム部材を回動できないものの、アーム部材が上限位置に達し、カム部材のロック解除カム(引用文献1の図2における「アンロック用当接部47」)によってロックばねの自由端が緩み方向に強制的に変位されると、ロックばねがロックドラムに対して緩んで、アーム部材をいずれの方向にも回動できるようになる。アーム部材が下限位置に達し、カム部材のロック復帰カム(引用文献1の図2における「アンロック解除部50」)によってロックばねの自由端が初期位置に復帰されると、再び、ロックばねがロックドラムを締め付けた状態(下方ロック状態)が発現する。
特開2007-000558号公報 国際公開第2014-024709号
ところが、ばねロック機構を備えたアームレスト装置は、自動車の標準装備品等として大量生産されることが殆どであり、少量生産には向いていなかった。というのも、ばねロック機構は、上述したように、比較的複雑な形態を有する多数の部品を組み合わせて構成されるところ、各部品を所定の形状に加工するためには、複雑な形態を有する多数の金型を製作する必要があり、少量生産品では、その金型の製作コストを回収することが難しいからである。加えて、アーム部材の長さや形態、或いは、アーム部材の回動範囲等にバリエーションを持たせようとすると、それらのバリエーションに応じて、金型を新たに製作する必要もあった。このため、自動車用品店で販売する後付けの装備品(この種の装備品は、多品種少量生産が要求されることが多い。)等として、ばねロック機構を備えたアームレスト装置を数百個オーダーで生産することは難しかった。
この点、引用文献2のアームレスト機構部ユニット(同文献の図1における「ユニット10」)では、アーム部材(同図における「アームレストフレーム10」)の角度調節に関わる全ての機構を1つのユニット内で完結させるとともに、組立後のそのユニットをアーム部材に組み付ける構造を採用している。このため、アーム部材の長さや形態を変更する場合には、アーム部材のみを切り替えることで対応することが可能となっている。しかし、引用文献2のアームレスト機構部ユニットでも、アーム部材の回動範囲の変更する場合等には、容易に対応することができなかった。また、ユニットの各部材が比較的複雑な形態を有することは変わらず、金型の製作コストを削減する点においても、改善の余地があった。
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、ばねロック機構を備えたユニット(アームレスト調節ユニット)を、少量生産しやすくすることを目的とする。より具体的には、構成部品を加工する金型の製作コストを抑えやすいアームレスト調節ユニットを提供することを目的としている。また、アーム部材の長さや形態、或いは、アーム部材の回動範囲等が変わっても必要最低限の部品の切替で対応することが可能なアームレスト調節ユニットを提供することも、本発明の目的である。
上記課題は、
腕を支えるためのアーム部材と、シートフレームとの間に介在させることで、アーム部材の高さ調節を可能とするアームレスト調節ユニットであって、
シートフレームに取り付けるための取付金具と、
取付金具に固定されるロックドラムと、
ロックドラムに対して上下回動可能な状態で軸支され、アーム部材が取り付けられるアーム取付用回動部材と、
ロックドラムに外嵌されるコイルばねからなるロックばねと、
ロックばねの一端(以下、「固定端」という。)をアーム取付用回動部材に保持するための固定端ホルダと、
ロックばねの他端(以下、「自由端」という。)を緩み方向(ロックばねが拡径し、ロックばねによるロックドラムの締付が弱くなる方向)に変位させるロック解除カム、及び、ロックばねの自由端を締付方向(ロックばねが縮径し、ロックばねによるロックドラムの締付が強くなる方向)に復帰させるロック復帰カムを有するカム部材と、
ロック解除カムによって緩み方向に変位したロックばねの自由端をその位置で係止するための自由端係止部材と
を備えるとともに、
アーム取付用回動部材、固定端ホルダ及び自由端係止部材にボルトを挿通し、当該ボルトをカシメることによって、それらの部材が一体化された
ことを特徴とするアームレスト調節ユニット
を提供することによって解決される。
本発明のアームレスト調節ユニットでは、アーム部材を後から組み付けることができるようになっている。このため、アーム部材の長さや形態が変わっても、アーム部材を交換するだけで対応することが可能である。また、従来のアームレスト調節ユニットにおいて、固定端ホルダや自由端係止部材に相当する部分は、アーム取付用回動部材の所定箇所を切り起こす等して形成されることが多いところ、本発明のアームレスト調節ユニットにおいては、固定端ホルダや自由端係止部材を、アーム取付用回動部材とは別部材としている。加えて、ロックドラムやカム部材等も別部材としている。このため、各部品をシンプルな形態とし、それらの部品を加工する金型をシンプル化することができる。また、金型を用いることなく加工できる部品の割合を高くすることもできる。したがって、金型の製作コストを削減することが可能になる。また、アームレストの仕様に変更があった場合でも、一部の部品の切替のみで対応することも可能になる。
ただし、固定端ホルダや自由端係止部材を、アーム取付用回動部材と別部材とすると、アーム取付用回動部材に対して固定端ホルダや自由端係止部材を一体化する必要が生じる。このうち、固定端ホルダや自由端係止部材は、ロックドラムにロックばねを外嵌した後でないと、アーム取付用回動部材に一体化することが難しいところ、固定端ホルダや自由端係止部材と、アーム取付用回動部材との一体化を溶接で行うと、熱による影響でロックばねに変形が生じるおそれがある。この点、本発明のアームレスト調節ユニットでは、自由端係止部材等の部品をボルトでカシメることによって、これらの部品をアーム取付用回動部材に対して溶接レスで一体化するようにしている。このため、上記の不具合の発生を抑えることが可能となっている。
本発明のアームレスト調節ユニットでは、
アーム取付用回動部材の下方回動を規制する下限ストッパ、及び、アーム取付用回動部材の上方回動を規制する上限ストッパを取付金具に設けるとともに、
下限ストッパに当接する下限ストッパ当接部、及び、上限ストッパに当接する上限ストッパ当接部を有するストッパ当接部材を、アーム取付用回動部材とは別体で設け、
ストッパ当接部材にも前記ボルトを挿通することによって、ストッパ当接部材もアーム取付用回動部材に対して一体化することが好ましい。
従来のアームレスト調節ユニットにおいて、ストッパ当接部材に相当する部分は、アーム取付用回動部材(乃至はアーム部材)に一体的に設けられることが多いところ、上記のように、ストッパ当接部材をアーム取付用回動部材とは別体で設けることによって、アーム取付用回動部材等の形態をよりシンプル化し、金型の製作コストをさらに削減することが可能になる。また、アーム部材の回動範囲等に変更があっても、ストッパ当接部材を切り替えたり、アーム取付用回動部材に対するストッパ当接部材の固定位置を変更したりすることで、容易に対応することができる。加えて、アーム取付用回動部材に対するストッパ当接部材の一体化を、前記ボルト(アーム取付用回動部材、固定端ホルダ及び自由端係止部材の一体化に用いたものと共通のボルト)のカシメで行うことによって、各部品の一体化に要する手間やコストを抑えることも可能になる。
本発明のアームレスト調節ユニットでは、
ロックドラムを、
ロックばねが外嵌されるドラム本体部(大径部)と、
ドラム本体部よりも小径で、アーム取付用回動部材を軸支するドラムカラー部(小径部)と
で構成することも好ましい。
これにより、アームレスト調節ユニットを、横方向の荷重に強いものとすることができる。
このとき、ドラム本体部とドラムカラー部は、共通の部材によって構成してもよいが、別部材によって構成することが好ましい。ドラム本体部とドラムカラー部とは、溶接によって一体化することができる。これにより、ドラム本体部(大径部)及びドラムカラー部(小径部)を有するロックドラムを、金型(絞り金型等)を用いることなく製作することが可能になる。
ドラム本体部とドラムカラー部との一体化と同様、ロックドラム(ドラムカラー部)と取付金具も、溶接によって一体化することができる。ただし、ロックドラム(ドラムカラー部)と取付金具との一体化を、通常の溶接で行うと、その際に生じるスパッタが様々な不具合の発生を招くおそれがある。例えば、スパッタが取付金具に付着すると、シートフレームに対して取付金具を取り付けにくくなるおそれがあるし、スパッタがロックドラムの外周部に付着すると、ロックばねの動作不具合が生じるおそれがある。この点、ドラムカラー部と取付金具とを、プロジェクション溶接(互いに溶接する部品のうち、一方に凸部(プロジェクション)を設けて、その凸部に集中して大電流を流すことによって生じる発熱で、その凸部を溶かし、部品同士を溶着する溶接)で一体化することによって、スパッタの発生を抑え、上記の不具合を生じにくくすることができる。
以上のように、本発明によって、ばねロック機構を備えたユニット(アームレスト調節ユニット)を、少量生産しやすくなる。より具体的には、構成部品を加工する金型の製作コストを抑えやすいアームレスト調節ユニットを提供することが可能になる。また、アーム部材の長さや形態、或いは、アーム部材の回動範囲等が変わっても必要最低限の部品の切替で対応することが可能なアームレスト調節ユニットを提供することも可能になる。
アームレスト調節ユニットを分解した状態を示した斜視図である。 組立後のアームレスト調節ユニットを示した斜視図である。 アーム部材を取り付けた状態のアームレスト調節ユニットを、回動中心線Lを含む平面で切断した断面図である。 取付金具とロックドラムとをプロジェクション溶接している様子を、アーム部材の長手方向に垂直な平面で切断した状態を示した断面図である。 アーム取付用回動部材、固定端ホルダ、自由端係止部材及びストッパ当接部材を一体化している様子を、アーム取付用回動部材の底壁部に垂直な平面で切断した断面図である。
本発明のアームレスト調節ユニットの実施形態について、図面を用いてより具体的に説明する。以下で述べる構成は、飽くまで好適な実施形態であり、本発明の技術的範囲は、これらの実施形態に限定されない。本発明のアームレスト調節ユニットには、発明の趣旨を損なわない範囲で適宜変更を施すことができる。
図1に、アームレスト調節ユニット10を分解した斜視図を示す。図1には、アームレスト調節ユニット10を構成しないアーム部材50も破線で示している。アームレスト調節ユニット10は、腕を支えるためのアーム部材50と、シートバック(背もたれ)のシートフレーム60(後掲の図3を参照)との間に介在させるものとなっている。このアームレスト調節ユニット10によって、アーム部材50の高さ(アーム部材50の上下回動の角度)を調節することが可能になる。本実施形態においては、アーム部材50の先端が水平方向前方を向く下限位置(アーム部材50の使用時最下方位置)と、アーム部材50の先端が上方を向く上限位置(アーム部材50の格納位置)との間で、アーム部材50の角度を調節できるようにしている。このため、アーム部材50の高さを、シートバックのリクライニング角度や、使用者の体格等に応じて調節できるようになっている。以下においては、下限位置(使用時最下方位置)から上限位置(格納位置)に向かう向きでのアーム部材50等の回動を「上方回動」と呼び、上限位置(格納位置)から下限位置(使用時最下方位置)に向かう向きでのアーム部材50等の回動を「下方回動」と呼ぶことがある。
本実施形態のアームレスト調節ユニット10は、取付金具11と、ロックドラム12と、アーム取付用回動部材13と、ロックばね14と、固定端ホルダ15と、カム部材16と、自由端係止部材17と、ストッパ当接部材18とを備えている。図2に、組立後のアームレスト調節ユニット10の斜視図を示し、図3に、アーム部材30を取り付けた状態のアームレスト調節ユニット10の断面図(回動中心線Lを含む平面で切断した断面図)を示す。以下、アームレスト調節ユニット10の構成部品について、順番に説明する。
1.取付金具
取付金具11は、背もたれのシートフレーム60(図3)に対して、動かない状態で取り付けられる。この取付金具11には、下限ストッパ11a(図1)と上限ストッパ11b(図1)とが設けられている。後述するように、下限ストッパ11aは、アーム部材50の下限位置を規制(アーム部材50がその位置を超えて下方回動しないように規制)し、上限ストッパ11bは、アーム部材50の上限位置を規制(アーム部材50がその位置を超えて上方回動しないように規制)する。本実施形態において、取付金具11は、金型レスで加工している。具体的には、所定形状に切り抜いた金属プレートに曲げ加工を施すことによって、取付金具11を形成している。
2.ロックドラム
ロックドラム12は、アーム取付用回動部材13の回動軸として機能するものとなっている。このロックドラム12は、取付金具11の片面側から立設した状態で、取付金具11に対して動かない状態で固定される。本実施形態において、取付金具11に対するロックドラム12の固定は、プロジェクション溶接によって行っている。図4に、取付金具11とロックドラム12とをプロジェクション溶接している様子を、回動中心線Lを含む平面で切断した断面図を示す。図4に示すように、取付金具11における、ロックドラム12のドラムカラー12bと当接する箇所に、凸部α(プロジェクション)を設けており、その凸部αに集中して大電流を流し、その凸部αを溶かすことによって、ロックドラム12を取付金具11に溶接(プロジェクション溶接)している。プロジェクション溶接は、スパッタが発生しにくいため、スパッタに伴う各種の不具合(取付金具11をシートフレーム60に連結するボルト70(図3)を取付金具11に取り付けにくくなる不具合や、ロックばね14の動作の不具合等)を生じにくくすることができる。凸部αは、取付金具11ではなく、ロックドラム12(ドラムカラー12bの端面)に設けることもできる。
本実施形態において、ロックドラム12は、外径の大きなドラム本体部12aと、外径の小さなドラムカラー部12bとで構成している。図3に示すように、ドラム本体部12aには、ロックばね14が外嵌され、ドラムカラー部12bには、アーム取付用回動部材13が軸支される。アーム取付用回動部材13は、取付金具11とドラム本体部12aとで挟持(実際には、アーム取付用回動部材13と取付金具11との間には、樹脂ワッシャ20も挟み込まれる。)された状態となるため、アームレスト調節ユニット10の横方向の耐荷重を高めることができる。このように、ロックドラム12は、ドラム本体部12a(大径部)とドラムカラー部12b(小径部)とを有するところ、本実施形態においては、このロックドラム12も、金型レスで加工している。具体的には、以下のようにロックドラム12を形成している。
すなわち、別部材からなるドラム本体部12a(大径部)とドラムカラー部12b(小径部)とを、事後的に一体化させることで、ロックドラム12を形成している。具体的には、図4に示すように、ドラムカラー部12b(小径部)の一端側をドラム本体部12a(大径部)の内側に挿入し、ドラムカラー部12bの一端部(ドラム本体部12aに挿入した側の端部)をドラム本体部12aの内周面に溶接(溶接部12cを参照。)することによって、ドラム本体部12aとドラムカラー部12bとを一体化している。
3.アーム取付用回動部材
図1に示すように、アーム取付用回動部材13は、アーム部材50を取り付けるためのものとなっている。このアーム取付用回動部材13は、ロックドラム12に対して回動可能な状態で軸支される。このため、アーム部材50を、回動中心線L回りに回動(上方回動又は下方回動)させると、それに連られて、アーム取付用回動部材13も回動中心線L回りに回動(上方回動又は下方回動)するようになっている。
アーム取付用回動部材13の形態は、特に限定されないが、本実施形態においては、アーム取付用回動部材13を、底壁部13aと、一対の側壁部13b,13bと、円筒状壁部13cとで構成している。これに対し、アーム部材50は、底壁部51と、一対の側壁部52,52とで構成している。このように、アーム取付用回動部材13やアーム部材50を断面U字状とすることで、アーム取付用回動部材13やアーム部材50の剛性を高めることができる。アーム取付用回動部材13は、所定形状に切り抜いた金属プレートに曲げ加工乃至は絞り加工を施すことで形成している。アームレスト調節ユニット10の構成部品のうち、このアーム取付用回動部材13だけは、金型(絞り金型)を使用して成形している。ただし、アーム取付用回動部材13は、上記のように比較的シンプルな形態であるため、それを成形する金型も、比較的シンプルなもので済む。
アーム取付用回動部材13に対するアーム部材50の取り付け方も、特に限定されない。本実施形態においては、アーム部材50の底壁部51の基端側が、アーム取付用回動部材13の底壁部13aの先端側の外側に重なり、アーム部材50の側壁部52,52の基端側が、アーム取付用回動部材13の側壁部13b,13bの外側に重なる状態で、アーム部材50をアーム取付用回動部材13に取り付けるようにしている。アーム取付用回動部材13の側壁部13b,13bには、それぞれ長穴を設けており、この長穴の部分で、アーム取付用回動部材13とアーム部材50とを溶接するようにしている。これにより、アーム取付用回動部材13とアーム部材50との溶接部分の見た目を良くすることができる。また、溶接部分に、危険な出っ張り等が形成されにくくすることもできる。アーム取付用回動部材13の底壁部13aには、ロックドラム12を挿通するための開口部も設けられている。
4.ロックばね
ロックばね14は、弾性線材(金属線材等)をコイル状(螺旋状)に巻回したコイルばねとなっている。このロックばね14の内径(ロックばね14に応力等を掛けておらず、ロックばね14が自然長状態にあるときのコイル部分の内径)は、ロックドラム12のドラム本体部12a(大径部)の外径よりも数%小さくなっている。このロックばね14を弾性的に拡径させ、そのロックばね14の内側にロックドラム12を挿入して、ロックばね14を弾性的に縮径させることで、ロックばね14をドラム本体部12aに外嵌している。このため、ロックばね14は、ロックドラム12を締め付けた状態となっている。ロックばね14の一端14aは、固定端ホルダ15に保持された固定端とされる。一方、ロックばね14の他端14bは、カム部材16によって操作可能な自由端となっている。
具体的には、ロックばね14の自由端14bが、後述するカム部材16のロック解除カム16aによって緩み方向に変位されると、ロックばね14が拡径して、ロックばね14によるロックドラム12の締付が弱くなる。このため、ロックばね14は、ロックドラム12に対していずれの方向にも回動できる状態となり、その結果、アーム部材50の上方回動及び下方回動の双方が許容された「ロック解除状態」が発現する。これに対し、ロックばね14の自由端14bが、カム部材16のロック復帰カム16bによって締付方向に変位されると、ロックばね14が縮径して、ロックばね14によるロックドラム12の締付が強くなる。このため、ロックばね14は、ロックドラム12に対する回動が規制された状態となり、その結果、アーム部材50の下方回動が規制された「下方ロック状態」が発現する。
ただし、下方ロック状態においても、アーム部材50の上方回動は許容される。というのも、ロックばね14がロックドラム12を締め付けた状態(下方ロック状態)であっても、アーム部材50を上方回動しようとしたときには、ロックばね14の内周面とロックドラム12の外周面との間に生ずる摩擦力によって、ロックばね14のコイル部分が巻き戻される向きに押されて、ロックばね14が僅かに緩むようになっているからである。これに対し、下方ロック状態でアーム部材50を下方回動しようとしたときには、上記の摩擦力が先ほどとは逆向きに生じて、ロックばね14のコイル部分が巻き増される向きに押され、ロックばね14がロックドラム12をさらにきつく締め付けるようになる。
5.固定端ホルダ
固定端ホルダ15は、ロックばね14の固定端14aを保持するためのものとなっている。この固定端ホルダ15は、アーム取付用回動部材13に対して動かない状態で固定される。このため、ロックばね14の固定端14aは、アーム取付用回動部材13に対して間接的に(固定端ホルダ15を介して)固定された状態となっている。したがって、アーム取付用回動部材13が回動中心線L回りに回動すると、ロックばね14の固定端14aも回動中心線L回りに回動するようになっている。本実施形態においては、この固定端ホルダ15も、金型レスで加工している。具体的には、金属プレートを所定形状に切り抜くことによって固定端ホルダ15を形成している。この固定端ホルダ15には、線状の切込みが設けられており、その切込みにロックばね14の固定端14aを嵌め込むことで、固定端14aが固定端ホルダ15に保持される。
6.カム部材
カム部材16は、ロック解除カム16aとロック復帰カム16bとを有する部材となっている。ロック解除カム16aは、ロックばね14の自由端14bを緩み方向(ロックばね14が拡径し、ロックばね14によるロックドラム12の締付が弱くなる方向)に変位させる部分となっている。本実施形態においては、アーム部材50が上限位置(格納位置)に達したときに、ロック解除カム16aがロックばね14の自由端14bに当接して、その自由端14bが緩み方向に変位するようにしている。換言すると、アーム部材50を上方回動していき、アーム部材50が上限位置(格納位置)に達したときに、ロック解除状態が発現するようにしている。
一方、ロック復帰カム16bは、ロックばね14の自由端14bを締付方向(ロックばね14が縮径し、ロックばね14によるロックドラム12の締付が強くなる方向)に変位させる部分となっている。本実施形態においては、アーム部材50が下限位置(使用時最下方位置)に達したときに、ロック復帰カム16bがロックばね14の自由端14bに当接して、その自由端14bが締付方向に変位するようにしている。換言すると、アーム部材50を下方回動していき、アーム部材50が下限位置(使用時最下方位置)に達したときに、下方ロック状態が発現するようにしている。
本実施形態においては、このカム部材16も、金型レスで加工している。具体的には、所定形状に切り抜いた金属プレートに曲げ加工を施すことでカム部材16を形成している。カム部材16は、ロックばね14の自由端14bに対して相対的に回動する部材(換言すると、ロックドラム12や取付金具11等、ロックばねの固定端14aに対して相対的に回動しない部材)に固定される。本実施形態では、ロックドラム12にカム部材16を固定している。カム部材16とロックドラム12との固定は、溶接等で行ってもよいが、本実施形態においては、カシメで行っている。具体的には、カム部材16に設けた複数のカシメ穴に、ロックドラム12のドラム本体部12aに設けたカシメ突起を嵌合し、それらのカシメ突起をカシメて潰すことで、カム部材16をロックドラム12に固定している。
7.自由端係止部材
自由端係止部材17は、カム部材16のロック解除カム16aによって緩み方向に変位したロックばね14の自由端14bを、その位置(ロック解除状態を発現するロック解除位置)で係止するための部材となっている。これにより、ロック解除状態となったアーム部材50を上限位置(格納位置)から下方回動させ、ロック解除カム16aがロックばね14の自由端14bから離れた後でも、アーム部材50が下限位置(使用時最下方位置)に達し、カム部材16のロック復帰カム16bによって、ロックばね14の自由端14bが締付方向に変位されるまでの間は、ロック解除状態が維持されるようになっている。
本実施形態においては、この自由端係止部材17も、金型レスで加工している。具体的には、所定形状に切り抜いた金属プレートに曲げ加工を施すことによって、自由端係止部材17を形成している。自由端係止部材17には、円形状の切欠を設けており、この切欠でロックばね14の自由端14bを係止するようにしている。自由端係止部材17は、固定端ホルダ15に対して相対的に回動しない部材に固定される。本実施形態においては、固定端ホルダ15に自由端係止部材17を固定している。
8.ストッパ当接部材
ストッパ当接部材18は、下限ストッパ当接部18a及び上限ストッパ当接部18bが設けられた部材となっている。下限ストッパ当接部18aは、アーム部材50が下限位置(使用時最下方位置)に達したときに、取付金具11の下限ストッパ11aに当接することで、アーム部材50が下限位置(使用時最下方位置)を超えて下方回動しないように規制する部分となっている。一方、上限ストッパ当接部18bは、アーム部材50が上限位置(格納位置)に達したときに、取付金具11の上限ストッパ11bに当接することで、アーム部材50が上限位置(格納位置)を超えて上方回動しないように規制する部分となっている。
本実施形態においては、このストッパ当接部材18も、金型レスで加工している。具体的には、金属プレートを所定形状に切り抜くことによって、ストッパ当接部材18を形成している。ストッパ当接部材18は、下限ストッパ11a及び上限ストッパ11bが設けられた部材(取付金具11)に対して相対的に回動する部材に固定される。本実施形態においては、アーム取付用回動部材13にストッパ当接部材18を固定している。
9.固定端ホルダ、自由端係止部材及びストッパ当接部材の固定について
以上のように、本実施形態のアームレスト調節ユニット10では、固定端ホルダ15と、自由端係止部材17と、ストッパ当接部材18とを、それぞれアーム取付用回動部材13とは別部材によって構成し、これらの部材を組み合わせて一体化する構造を採用している。ところが、これらの部材の一体化を溶接で行うと、溶接する際の熱による影響でロックばね14に変形が生じるおそれがある。この不具合は、それらの部材を溶接する際に、ロックばね14を外しておけば防ぐことができるものの、固定端ホルダ15や自由端係止部材17を一体化した後にロックばね14を組み込むことは難しい。特に、自由端係止部材17は、図3に示すように、ロックばね14の固定端14aを上側から押さえ付ける箇所に取り付けられるため、ロックばね14を組み込むよりも前に、一体化することが難しい。このため、本実施形態においては、自由端係止部材17の一体化をカシメで行っている。カシメは、溶接のように熱を発生しない。したがって、ロックばね14を組み込んだ後に、自由端係止部材17の一体化を行っても、ロックばね14が熱変形することはない。具体的には、以下のように、カシメを行っている。
図5に、アーム取付用回動部材13、固定端ホルダ15、自由端係止部材17及びストッパ当接部材18を一体化している様子を示す。この図5は、アーム取付用回動部材13の底壁部13aに垂直な平面で切断した断面図で示している。アーム取付用回動部材13、固定端ホルダ15、自由端係止部材17及びストッパ当接部材18のそれぞれには、貫通孔を設けている。これらの貫通孔のうち、アーム取付用回動部材13、自由端係止部材17及びストッパ当接部材18の貫通孔は、ネジ溝を有さないいわゆる「バカ孔」となっているものの、固定端ホルダ15の貫通孔は、内周面にネジ溝を有するネジ孔となっている。このような状況下のもと、まず、図5(a)に示すように、アーム取付用回動部材13に対して、固定端ホルダ15とストッパ当接部材18とを重ね、ストッパ当接部材18の貫通孔からボルト19を挿通し、ボルト19の軸部(ネジ部)を固定端ホルダ15の貫通孔(ネジ孔)に螺合し、締め付ける。これにより、固定端ホルダ15とストッパ当接部材18がアーム取付用回動部材13を締め付けた状態とされ、アーム取付用回動部材13に対して固定端ホルダ15及びストッパ当接部材18が位置決めされる。続いて、固定端ホルダ15の切り込みに、ロックばね14の固定端14aを嵌め込む。その後、図5(b)に示すように、固定端ホルダ15に自由端係止部材17を重ねて、自由端係止部材17の貫通孔に、ボルト19の軸部を挿入するとともに、ボルト19の軸部の先端を潰す(カシメる)ことによって、自由端係止部材17も一体化される。アーム取付用回動部材13、固定端ホルダ15、自由端係止部材17及びストッパ当接部材18は、ボルト19の頭部と先端部(潰されて拡径した部分)とで挟持された状態となっている。カシメをこのように行うことによって、4つの部材をまとめて一体化することができ、それに要する手間を軽減することができる。
ボルト19によるカシメは、1箇所のみで行ってもよいが、その場合には、アーム取付用回動部材13、固定端ホルダ15、自由端係止部材17及びストッパ当接部材18が、ボルト19を中心とした回転方向に位置ズレするおそれがある。固定端ホルダ15や自由端係止部材17が位置ズレすると、ロックばね14の動作(下方ロック状態とロック解除状態との切替動作)が適切に行われなくおそれがあるし、ストッパ当接部材18が位置ズレすると、アーム部材50の下限位置(使用時最下方位置)や上限位置(格納位置)に狂いが生じる。このため、本実施形態においては、ボルト19によるカシメを複数箇所(図5の例では2箇所)で行っており、アーム取付用回動部材13、固定端ホルダ15、自由端係止部材17及びストッパ当接部材18に位置ズレが生じにくくしている。
10.まとめ
本実施形態のアームレスト調節ユニット10は、アーム取付用回動部材13にアーム部材50を後から取り付けることが可能な構造となっている。このため、アーム部材50の長さや形態に変更があっても、アーム部材50を交換するだけで対応することができる。
また、本実施形態のアームレスト調節ユニット10では、固定端ホルダ15や自由端係止部材17やストッパ当接部材18を、アーム取付用回動部材13とは別部材によって構成した。加えて、ロックドラム12のドラム本体部12aとドラムカラー部12bも別部材によって構成するとともに、ロックドラム12とカム部材16も別部材によって構成した。このため、アームレスト調節ユニット10を構成する殆どの部品は、比較的単純な形態となっており、金型を用いることなく、加工することができる。アーム取付用回動部材13だけは、金型を用いて加工するものの、複雑な機構がない分、シンプルな金型で加工することができる。このアームレスト調節ユニット10は、ばねロック機構(ロックばね14の動作によって、下方ロック状態とロック解除状態とを切り替える機構)という比較的複雑な機構を備えたものでありながら、金型の製作コストを削減することに成功している。
固定端ホルダ15、自由端係止部材17及びストッパ当接部材18のそれぞれを、アーム取付用回動部材13とは別部材で構成したことは、以下のようなメリットもある。すなわち、下限位置(使用時最下方位置)や上限位置(格納位置)に変更があった場合には、ストッパ当接部材18だけを別のものに切り替える等、アームレストの仕様に変更があった場合でも、必要最低限の一部の部品の切替のみで対応することが可能になる。また、部品を切り替えなくても、部品の固定位置を変更するだけで済む場合もあり得る。
以上のように、本実施形態のアームレスト調節ユニット10は、アームレストの仕様に変更があった場合でも、必要最低限の一部の部品の切替のみで対応することや、金型の製作コストを削減することが可能なものであるため、多品種少量生産に適したものとなっている。本実施形態のアームレスト調節ユニット10は、自動車等の座席にアームレストを後付けする場合等にも、好適に採用することができる。
10 アームレスト調節ユニット
11 取付金具
11a 下限ストッパ
11b 上限ストッパ
12 ロックドラム
12a ドラム本体部(大径部)
12b ドラムカラー部(小径部)
12c 溶接部
13 アーム取付用回動部材
13a 底壁部
13b 側壁部
13c 円筒状壁部
14 ロックばね
14a 固定端
14b 自由端
15 固定端ホルダ
16 カム部材
16a ロック解除カム
16b ロック復帰カム
17 自由端係止部材
18 ストッパ当接部材
18a 下限ストッパ当接部
18b 上限ストッパ当接部
19 ボルト
20 樹脂ワッシャ
50 アーム部材
51 底壁部
52 側壁部
60 シートフレーム
70 ボルト
α 凸部

Claims (4)

  1. 腕を支えるためのアーム部材と、シートフレームとの間に介在させることで、アーム部材の高さ調節を可能とするアームレスト調節ユニットであって、
    シートフレームに取り付けるための取付金具と、
    取付金具に固定されるロックドラムと、
    ロックドラムに対して上下回動可能な状態で軸支され、アーム部材が取り付けられるアーム取付用回動部材と、
    ロックドラムに外嵌されるコイルばねからなるロックばねと、
    ロックばねの一端(以下、「固定端」という。)をアーム取付用回動部材に保持するための固定端ホルダと、
    ロックばねの他端(以下、「自由端」という。)を緩み方向に変位させるロック解除カム、及び、ロックばねの自由端を締付方向に復帰させるロック復帰カムを有するカム部材と、
    ロック解除カムによって緩み方向に変位したロックばねの自由端をその位置で係止するための自由端係止部材と
    を備えるとともに、
    アーム取付用回動部材、固定端ホルダ及び自由端係止部材にボルトを挿通し、当該ボルトをカシメることによって、それらの部材が一体化された
    ことを特徴とするアームレスト調節ユニット。
  2. アーム取付用回動部材の下方回動を規制する下限ストッパ、及び、アーム取付用回動部材の上方回動を規制する上限ストッパが取付金具に設けられるとともに、
    下限ストッパに当接する下限ストッパ当接部、及び、上限ストッパに当接する上限ストッパ当接部を有するストッパ当接部材が、アーム取付用回動部材とは別体で設けられ、
    ストッパ当接部材にも前記ボルトが挿通されることによって、ストッパ当接部材もアーム取付用回動部材に対して一体化された
    請求項1記載のアームレスト調節ユニット。
  3. ロックドラムが、
    ロックばねが外嵌されるドラム本体部と、
    ドラム本体部よりも小径で、アーム取付用回動部材を軸支するドラムカラー部と
    で構成され、
    ドラムカラー部が取付金具にプロジェクション溶接された
    請求項2記載のアームレスト調節ユニット。
  4. ドラム本体部とドラムカラー部とが、別部材によって構成され、溶接によって一体化された請求項3記載のアームレスト調節ユニット。
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