JP7290503B2 - 業務支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、業務支援システムに関する。
一般に、鉄道やバスや航空や船舶や道路などの交通機関の乗降施設(以下「駅」と総称する)では、車いす、白杖、松葉づえなどを使用するお客様に対して、経路誘導や乗降支援などのサービス(以下「介助業務」という)を行うことが望まれる。
なお、特許文献1には、「旅客用か駅員用かを識別する識別情報を含んだICと、ICと通信可能な非接触センサと、非接触センサから旅客用か駅員用かを識別する識別情報を受信して、旅客用か駅員用かを判定するIC判別システムと、識別情報が駅員用であれば、駅ホーム、駅に近い位置にいる列車内における監視カメラの映像を出力する防犯安全システムとを備える駅業務支援システム」が開示される。
特開2012-006503号公報
一般的な交通機関では、不特定かつ多数のお客様が来場される。そのため、乗車駅では、行きかうお客様に注意を払いながら、その中から介助業務を必要とされるお客様(以下「要介助者」という)を適時に発見する必要があった。乗車駅の駅員にとっては、このような要介助者の発見業務をその他の駅業務と併せて行わなければならず、業務負担が軽減できないという問題があった。また、乗車駅において要介助者を見逃すおそれが高く、介助業務を確実に提供できないという問題もあった。
一方、降車駅では、車両が到着してから限られた乗降時間の間に、車両内の要介助者を迅速に見つけ出し、降車のための介助業務を行わなければならない。しかしながら、降車駅の駅員には、乗車駅の駅員などから間接的な情報が電話やメールで伝えられるのみであった。そのため、降車駅の駅員は、要介助者の特徴を事前に十分把握できず、要介助者を見つけ出すまで時間がかかりやすいという問題があった。さらに、降車時の介助業務が遅れてしまった場合には、交通機関の運行スケジュールに支障が生じるという問題もあった。
また、特許文献1には、介助業務についての具体的な改善策は開示されない。そのため、特許文献1の技術を採用しても、出力される監視カメラの映像を駅員が注視して要介助者を発見しなければならず、介助業務の点で改善の余地があった。
そこで、本発明は、交通機関における要介助者に対する介助業務を支援する業務支援システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、代表的な本発明の業務支援システムの一つは、要介助者画像処理部と、情報処理部とを備える。前記要介助者画像処理部は、乗車駅において来場者の映像から要介助者の映像を認識して要介助者の映像を乗車駅の駅員端末に送信する。前記情報処理部は、要介助者の映像を要介助者が降車予定の駅(以下「降車駅」という)の駅員端末へ送信して乗車駅の駅員端末から送信される端末取得情報を取得すると端末取得情報に基づいて要介助者の降車に関する降車情報を作成して降車駅の駅員端末に送信する。
本発明により、交通機関における要介助者に対する介助業務を支援する業務支援システムが提供される。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、実施例1の業務支援システムの構成を示す図である。 図2は、業務支援システムの動作を説明する図(1/2)である。 図3は、業務支援システムの動作を説明する図(2/2)である。 図4は、乗車駅の駅員端末120の操作画面の一例を示す図である。 図5は、降車駅の駅員端末140の操作画面の一例を示す図である。 図6は、実施例2における降車情報の自動生成処理を示す図である。 図7は、実施例3における降車駅の自動決定処理を示す図である。 図8は、実施例4における降車情報の自動生成処理を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説明する。
《業務支援システムの構成》
図1は、実施例1の業務支援システムの構成を示す図である。
同図において、業務支援システムは、有線ないし無線のネットワークNを介して、交通機関のカメラ群100、要介助者画像処理部110、乗車駅の駅員端末120、情報処理部130、および降車駅の駅員端末140を通信接続して構成される。
カメラ群100は、交通機関の各所に設けられるカメラ群である。例えば、個々の駅において来場者を撮影する出入口カメラC00や、コンコースを通過する来場者を撮影するコンコースカメラC01や、券売機の購入者を撮影する券売機カメラC02や、改札の通過者を撮影する改札カメラC03や、プラットホームを撮影するホームカメラC04や、駅員が携帯する駅員端末にそれぞれ設けられる駅員端末カメラC05などである。また、カメラ群100には、列車の車両内を撮影する車両内カメラC11なども含まれる。
要介助者画像処理部110は、例えば、画像処理サーバなどにより構成される。この要介助者画像処理部110は、乗車駅のカメラ群100で撮影される来場者の映像から要介助者の映像を認識する機能と、認識された要介助者の映像(静止画または動画)を乗車駅の駅員端末120にネットワークNを介して送信する機能を有する。
乗車駅の駅員端末120は、例えば、タブレットやスマホなどの携帯通信機器であって、要介助者の映像や情報を表示する機能や、GPS,WIFIまたは無線通信による時刻および位置の情報取得機能や、ユーザ入力を受け付けるGUI機能や、駅員端末カメラC05などを備える。
情報処理部130は、例えば、配信サーバなどにより構成される。この情報処理部130は、要介助者画像処理部110で認識された要介助者の映像を、要介助者が降車すると予定(推定も含む)される降車駅の駅員端末へ送信する。また、情報処理部130は、乗車駅の駅員端末から送信される端末取得情報を取得すると、端末取得情報に基づいて要介助者の降車時の介助業務に資する有益な情報(以下「降車情報」という)を作成し、降車情報を降車駅の駅員端末に送信する。
降車駅の駅員端末140は、例えば、乗車駅の駅員端末120と同様のタブレットやスマホなどの携帯通信機器であって、要介助者の映像や情報を表示する機能や、GPS,WIFIまたは無線通信による時刻および位置の情報取得機能や、ユーザ入力を受け付けるGUI機能や、駅員端末カメラC05などを備える。
例えば、このような業務支援システムの全部または一部は、ハードウェアとしてCPU(Central Processing Unit)やメモリなどを備えたコンピュータシステムとして構成される。このハードウェアが業務支援用のプログラムを実行することにより、業務支援システムの後述する各種機能が実現する。このようなハードウェアの一部または全部については、専用の装置、汎用の機械学習マシン、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)、PLD(programmable logic device)などで代替してもよい。また、全体の機能をネットワーク上の各種のサーバや各種の端末装置に機能分担させてもよい。
このようなサーバについては、クラウド対応とすることにより、提携する複数の交通機関がネットワークを介して共同使用するようにしてもよい。このクラウド対応によれば、複数の交通機関にまたがって要介助者が移動する場合であっても、相互の交通機関の間で介助業務の円滑な連携が可能になる。
《業務支援システムの動作》
図2および図3は、業務支援システムの動作を説明する図である。
以下、図2および図3に示すステップ番号の順に、業務支援システムの動作を説明する。
ステップS01: カメラ群100は、交通機関の各所について来場者を撮影し、来場者の映像データをネットワークNで中継して要介助者画像処理部110に転送する。この場合に、来場者の写った映像データのみをカメラ側で識別して限定的に転送することにより、映像データの転送量や処理負荷を軽減することが好ましい。また、来場者の映像データについて背景除去処理を行って転送することにより、映像データの転送量や処理負荷をさらに軽減することも好ましい。
ステップS02: 要介助者画像処理部110は、カメラ群100から転送される来場者の映像データを取得する。
ステップS03: 要介助者画像処理部110は、1つまたは複数の機械学習モデルを備える。このような機械学習モデルは、次に示す介助種別(1)~(n)ごとに要介助者の映像に反応するように、予め機械学習が行われる。
介助種別(1)車椅子の利用者
介助種別(2)白杖の利用者
介助種別(3)松葉杖の利用者
介助種別(4)老人
介助種別(5)歩行障がいのある者
介助種別(6)意識混濁者(酔っ払いや睡眠を含む)
介助種別(7)うずくまって具合の悪い者
介助種別(8)転倒して動けない者
介助種別(9)単独の低年齢者(幼児など)
介護種別(10)ベビーカーの利用者
・・・
介助種別(n)その他の要介助者
このような機械学習は、「介助種別(1)~(n)ごとに収集される学習画像」と「介助種別を示す出力層の教師値」とを組み合わせた学習データセットの群を用いて、機械学習モデル内のニューラルネットワークの重み列やバイアス値を誤差逆伝搬法などに従って変更することによって行われる。
要介助者画像処理部110は、学習済みの機械学習モデルの入力層に対して交通機関の各所で撮影された来場者の映像データを順次に与え、介助種別(1)~(n)に応じた出力層の反応を取得する。
この出力層の反応に基づいて、要介助者画像処理部110は、映像データ中に含まれる「要介助者の認識映像」および「介助種別の情報」を情報取得する。
なお、要介助者画像処理部110は、要介助者の被写体が画面内に部分的に映っている場合は、畳み込みニューラルネットワークなどのように画像の領域別に出力層が反応する機械学習モデルを用いて、要介助者の被写体を示す部分領域を特定する。要介助者画像処理部110は、特定された部分領域に基づいて、カメラの映像データをトリミングして要介助者の映像を部分的に切り出し、要介助者の認識映像とする。
カメラ群100は交通機関の各所に設けられるため、要介助者画像処理部110は、同一人である要介助者が移動する経路に沿って複数の認識映像を順番に取得する可能性がある。そこで、要介助者画像処理部110は、複数の認識映像について、撮影時刻の時間差と、撮影場所の距離差と、認識映像間の類似性(顔、髪、服、色、歩き方、身長、シルエット、体型などの類似性)とを判定し、同一人の要介助者の認識映像か否かを判定する。これによって、同一人の要介助者について介助業務の指令が重複して発生する状況を防いでいる。なお、同一人ではなく複数人の要介助者が同一時間帯に認識された場合、次のステップ以降の処理は、個別の要介助者ごとに並行,逐次、または順番に実施される。
ステップS04:要介助者画像処理部110は、一つまたは複数の「要介助者の認識映像」に「介助種別の情報」を付与して、要介助者の映像を撮影した駅(以下「乗車駅」という)の駅員端末120に配信する。
ステップS05:乗車駅の駅員端末120は、駅員に対して警報音や振動などの注意喚起を行うと共に、「要介助者の認識映像(動画または静止画)」と「介助種別の情報」を表示する。
ステップS06:注意喚起に気付いた乗車駅の駅員は、駅員端末120に表示される「要介助者の認識映像」と「介助種別の情報」を確認する。このとき、「要介助者の認識映像」が複数配信されている場合、駅員端末120は、駅員による個別選択やスクロール選択などの操作に応じて、複数の認識映像を切り替えて表示する。このとき、駅員は、視認性の最も高い認識映像を複数の認識映像の中から選択する。また、駅員が意識的に選択しなくとも、視認性の高い認識映像については、「逐次表示を経たのちに最後に表示される」または「介助者の認識映像をじっくり視認するために表示時間が顕著に長くなる」といった一般傾向が生じる。駅員端末120は、駅員による映像選択の操作や、上記の一般傾向などに基づいて、複数の認識映像の中から「要介助者の特徴を把握するのに適した視認性のよい認識映像」を選択し、要介助者の代表映像とする。なお、一般傾向などに基づいて認識画像を選択することで駅員の作業負担を減らすことができる。
なお、乗車駅の駅員が、駅員端末120の駅員端末カメラC05を使用して、要介助者の同意のもと、要介助者の列車内の搭乗状況を撮影し、その搭乗状況の映像を要介助者の代表映像としてもよい。
駅員端末120は、この要介助者の代表映像の決定結果を要介助者画像処理部110に情報伝達する。
ステップS07:乗車駅の駅員は、駅員端末120の「要介助者の認識映像」および「介助種別の情報」と合致する要介助者を、目視やカメラ群100の映像によって探索する。
要介助者を駅構内で発見した駅員は、必要に応じて要介助者に対して降車駅を尋ねる。口頭や質問カードや筆談などにより要介助者の降車駅を確認する。また、要介助者が所持する端末装置(スマホ、携帯電話、無線タグ、定期券カード、ICカードなど)に降車駅の情報を予め格納しておき、駅員端末120が端末装置と無線、非接触、接触または有線により通信接続を行うことで、端末装置から降車駅の情報を読み出すようにしてもよい。
駅員は、降車駅に向かう列車が到着するプラットホームへ要介助者を経路誘導し、搭乗列車への乗車支援などの一連の介助業務を完了する。
ステップS08:乗車駅の駅員は、降車駅、搭乗列車、搭乗ドア、要介助者の特徴などの情報を、駅員端末120に入力する。例えば、要介助者の特徴としては、性別、年代、さらには、車椅子利用者か白杖利用者かなどを特定する交通弱者種別情報を入力する。
駅員端末120は、入力された情報を端末取得情報として、要介助者画像処理部110に転送する。
ステップS11:要介助者画像処理部110は、情報処理部130に対して、代表映像、端末取得情報、特徴、および介助種別などを含む情報群を転送する。
ステップS12:情報処理部130は、降車駅、搭乗列車、搭乗ドアなどの端末取得情報を列車運行管理用のサーバなどの情報源に照会して、例えば次のような降車情報を生成する。
・搭乗列車が降車駅に到着する時刻
・要介助者の降車ホーム(何番線)
・要介助者が降車するドア位置(何号車何番ドア)など
ステップS13:情報処理部130は、降車駅の駅員端末140に対して、代表映像、降車情報、特徴、および介助種別などを含む情報群を転送する。
ステップS14:降車駅の駅員端末140は、警報音や振動などの注意喚起を行うと共に、「要介助者の代表映像(動画または静止画)」や「介助種別の情報」などを表示する。
ステップS15:降車駅の駅員端末140は、さらに降車情報や特徴などを表示する。
ステップS16:降車駅の駅員は、駅員端末140が提供する降車情報および代表映像などに基づいて、要介助者の介助業務に余裕を持って備える。例えば、降車駅の駅員は、「搭乗列車が降車駅に到着する時刻」に間に合うように、「要介助者の降車ホーム(何番線)」に向かい、「要介助者が降車するドア位置(何号車何番ドア)」において要介助者の到着を待機する。この到着までに、降車駅の駅員は、駅員端末140が提供する代表映像に基づいて、要介助者の特徴を事前に把握する。要介助者の搭乗列車が到着すると、降車駅の駅員は、事前に把握しておいた要介助者の特徴に基づいて、要介助者を迅速に発見する。降車駅の駅員は、発見した要介助者に対して降車支援や経路誘導などの介助業務を行う。
以上のような一連の動作により、交通機関における要介助者に対する介助業務の支援が完了する。
《乗車駅の駅員端末120の画面例》
続いて、上述した業務支援システムにおいて、乗車駅の駅員端末120に表示される操作画面を説明する。
図4は、乗車駅の駅員端末120の操作画面の一例を示す図である。
同図において、駅員端末120の画面は、介助種別の表示領域G10、特徴入力メニューG10a、認識映像のサムネイル選択領域G11、選択中の認識映像の表示領域G12、撮影情報の表示領域G12a、搭乗列車の入力領域G13、搭乗ドアの入力領域G14、降車駅の入力領域G15、および降車駅への連絡ボタンG16を備える。
この操作画面は、要介助者画像処理部110が要介助者を映像認識したタイミングに応じて、警報音や振動などの注意喚起と共に、駅員端末120に表示される。
表示領域G10には、要介助者画像処理部110において映像認識される介助種別(車椅子の利用者、白杖の利用者、松葉杖の利用者など)がテキストやイラストなどにより情報表示される。
特徴入力メニューG10aは、要介助者の特徴項目を階層的にメニュー展開し、その中から要介助者に該当する特徴項目にチェックを付与することで、要介助者の特徴入力を行う操作手段である。
サムネイル選択領域G11には、要介助者として映像認識された複数の認識映像がサムネイルとして並べて表示される。このサムネイル選択領域G11は、タップ操作やスワイプ操作やフリック操作によりサムネイルを順送りまたは逆送りすることができる。
表示領域G12には、サムネイル選択領域G11の中央に位置する認識映像が、選択中の認識映像として拡大表示される。
表示領域G12aには、選択中の認識映像について、撮影場所と撮影時刻などに関する撮影情報(例えばEXIFなど)が参考表示される。
入力領域G13は、要介助者の搭乗列車を端末入力するための操作領域である。例えば、入力領域G13には、列車運行管理用のサーバなどの情報源にデータ照会した結果に基づいて、現在時刻に近い出発時刻の列車リストが自動的に表示される。乗車駅の駅員は、これらの列車リストをスクロールして選択することにより、要介助者の搭乗列車を迅速に端末入力することが可能になる。
入力領域G14は、要介助者の搭乗ドア(搭乗位置)を端末入力するための操作領域である。例えば、入力領域G14には、駅員端末120の位置計測機能(GPS・WIFI・無線基地局などによる位置計測)にデータ照会した現在位置の情報に基づいて、現在位置に近い順に搭乗ドアのリストが自動的に表示される。乗車駅の駅員は、これらの搭乗ドアのリストをスクロールして選択することにより、要介助者の搭乗ドアを迅速に端末入力することが可能になる。
入力領域G15は、要介助者の降車駅を端末入力するための操作領域である。例えば、入力領域G15には、列車運行管理用のサーバなどの情報源にデータ照会した結果に基づいて、搭乗列車の経路先の停車駅リストが自動的に表示される。なお、急行列車のように通過駅が存在する場合、停車駅リストから通過駅は省かれる。乗車駅の駅員は、これらの停車駅リストをスクロールして選択することにより、要介助者の降車駅を迅速に端末入力することが可能になる。
連絡ボタンG16は、乗車駅の駅員端末120から、降車駅の駅員端末140に対して、要介助者の介助業務に資するその他参考情報を適時に伝達するための通話や通信の発呼ボタンである。
以上のような駅員端末120の操作画面により、乗車駅の駅員は、要介助者の来場を適時に知り、認識映像に基づいて要介助者の特徴を迅速かつ直観的に把握できる。
また、乗車駅の駅員は、駅員端末120の操作画面を用いて、要介助者に関する有益な情報を迅速かつ簡易に端末入力することも可能になる。
《降車駅の駅員端末140の画面例》
続いて、上述した業務支援システムにおいて、降車駅の駅員端末140に表示される操作画面を説明する。
図5は、降車駅の駅員端末140の操作画面の一例を示す図である。
同図において、駅員端末140の画面は、介助種別の表示領域G30、特徴表示メニューG30a、代表映像の表示領域G32、撮影情報の表示領域G32a、搭乗列車の到着時刻・降車ホームの表示領域G33、搭乗ドアの表示領域G34、および乗車駅への連絡ボタンG36を備える。
この操作画面は、要介助者画像処理部110が要介助者の映像を認識したタイミングや、情報処理部130が降車情報などを生成したタイミングに応じて、警報音や振動などの注意喚起と共に、駅員端末140に表示される。
表示領域G30には、要介助者画像処理部110において映像認識された介助種別(車椅子の利用者、白杖の利用者、松葉杖の利用者など)がテキストやイラストなどにより情報表示される。
特徴表示メニューG30aは、要介助者の特徴項目を一覧メニューとして展開して表示するための表示操作手段である。
表示領域G32には、乗車駅側で自動または手動で選択された要介助者の代表映像(静止画または動画)が表示される。
表示領域G32aには、代表映像について、撮影場所と撮影時刻などに関する撮影情報(例えばEXIFなど)が参考表示される。
表示領域G33には、要介助者の搭乗列車について、降車駅に到着する時刻や、降車ホームが表示される。
表示領域G34には、要介助者の搭乗ドア(要介助者の搭乗している位置付近のドア)が表示される。
連絡ボタンG36は、降車駅の駅員端末140から、乗車駅の駅員端末120に対して、要介助者の介助業務に資するその他参考情報を適時に尋ねたり、介助業務の報告を行ったりするための通話や通信の発呼ボタンである。
以上のように、駅員端末140の注意喚起と操作画面により、降車駅の駅員は要介助者の到着を前もって知り、代表映像に基づいて要介助者の特徴を迅速に把握し、要介助者の降車支援などの介助業務に資する有益な情報を迅速かつ簡易に把握することができる。
《実施例1の効果》
以下、実施例1の効果について説明する。
実施例1では、乗車駅における来場者の映像から要介助者の映像を認識し、要介助者の映像を乗車駅の駅員端末に送信する。
そのため、乗車駅側では、駅員が要介助者の不意の来場に備えて常に注意を払う必要がなくなり、乗車駅の駅員の業務負担を軽減することが可能になる。
さらに、実施例1では、要介助者の映像は機械的に認識される。そのため、要介助者を見逃すおそれは低くなり、介助業務をより確実に提供することが可能になる。
また、実施例1では、乗車駅の駅員端末120に要介助者の映像が表示される。そのため、乗車駅の駅員は直観的に要介助者の特徴を把握することが可能になり、要介助者を迅速に発見できるようになる。
さらに、実施例1では、降車駅の駅員端末140にも要介助者の映像が表示される。そのため、降車駅の駅員は、直観的に要介助者の特徴を把握することが可能になり、到着車両内の要介助者を迅速に発見することが可能になる。
その結果、要介助者の降車支援を迅速に開始できるため、『降車支援が間に合わずに要介助者が乗り越してしまう』や『降車支援が完了せずに列車の運行が遅延する』といった事態を回避することが可能になる。
また、実施例1では、乗車駅の駅員端末から送信される端末取得情報に基づいて要介助者の降車に関する降車情報(例えば降車タイミングと降車位置など)を作成して降車駅の駅員端末に送信する。そのため、実施例1では、降車駅の駅員が、要介助者の映像に加えて、降車情報を参考にして、到着車両内の要介助者を適切な降車タイミングと降車位置で迎えることが可能になる。
さらに、実施例1では、乗車駅で撮影される映像から要介助者の介助種別を認識すると、認識された介助種別に関する情報を乗車駅および降車駅それぞれの駅員端末に送信する。この介助種別は、要介助者の発見のための有益な情報となる。さらに、乗車駅および降車駅の双方において、介助種別に応じた適切な介助の事前準備および対応などが可能になるため、介助業務の質を向上させることが可能になる。
このように、実施例1では、乗車駅と降車駅との間の連絡が大幅に自動化されるため、乗車駅と降車駅との間の連絡ミスを防ぐと共に、駅員の相互間の連絡にかかる業務負担を軽減することが可能になる。
特に、実施例1では、乗車駅の駅員端末において複数の映像から選択された映像を、要介助者の代表映像として降車駅の駅員端末へ送信する。したがって、降車駅の駅員は、代表映像に的を絞って、効率よく要介助者の特徴を把握することが可能になる。その結果、要介助者の到着まで時間がない状況においても、無駄の少ない迅速な特徴把握が可能になる。
さらに、実施例1では、カメラ映像から要介助者の認識映像(代表映像)を部分的に切り出して転送するため、転送データ量を節約し、通信帯域に余裕を持たせることができる。
また、実施例1において、要介助者の認識映像(代表映像)を静止画として転送可能なため、転送データ量をさらに節約し、通信帯域にさらに余裕を持たせることができる。
さらに、実施例1において、要介助者の認識映像(代表映像)では余計な背景を除去することも可能なため、転送データ量をさらに節約し、通信帯域にさらに余裕を持たせることもできる。
次に、降車情報を自動生成する実施例2について説明する。
なお、実施例2の業務支援システムの構成については、実施例1(図1参照)と同じため、ここでの重複説明を省略する。
図6は、実施例2における降車情報の自動生成処理を示す図である。
以下、同図に示すステップ番号に沿って説明する。
ステップS31: 乗車駅の駅員端末120は、GPS、WIFI、または基地局情報に基づいて、位置時刻情報をモニタリングする。モニタリングされる位置時刻情報は、端末取得情報として、情報処理部130まで伝達される。
情報処理部130は、位置時刻情報に基づく駅員端末120の動線を解析することにより、駅員が要介助者の乗車支援を行っている時点の位置時刻情報を特定する。なお、情報処理部130は、駅員による駅員端末120の画面操作の内容やタイミングに基づいて、乗車支援時の位置時刻情報を特定してもよい。
ステップS32: 情報処理部130は、乗車支援時の位置を駅の地図情報と照合することにより、要介助者の乗車ホーム(何番線)と、要介助者が搭乗したホーム上の搭乗位置を算出する。
ステップS33: 情報処理部130は、「乗車支援時の時刻」および「乗車ホーム」を列車運行管理用のサーバなどの情報源に照会して、要介助者が搭乗した搭乗列車を特定する。
ステップS34: 情報処理部130は、「ホーム上の搭乗位置」を、搭乗列車の車両編成に照合することにより,要介助者の搭乗ドア(何号車何番ドア)を特定する。
ステップS35: 情報処理部130は、要介助者の「搭乗列車」および「降車駅」を、列車運行管理用のサーバなどの情報源に照会して、降車駅における「降車ホーム」および「到着時刻」を特定する。
ステップS36: 情報処理部130は、搭乗列車・降車ホーム・到着時刻・搭乗ドアなどのデータ群をまとめて、要介助者の降車に関する「降車情報」とする。
以上の一連の動作により、実施例2における降車情報の自動生成処理が完了する。
なお、その他の動作については、実施例1の動作と同じため、ここでの動作説明は省略する。
《実施例2の効果》
実施例2は、実施例1の効果に加えて、次の効果をさらに奏する。
実施例2では、乗車駅の駅員端末120の位置時刻情報に基づいて、要介助者の乗車支援時の位置時刻情報を特定する。この乗車支援時の位置時刻情報に基づけば、前述の処理動作に従って、搭乗列車・降車ホーム・到着時刻・搭乗ドアなどの降車情報を自動生成することができる。
さらに、実施例2では、実施例1において必要であった「搭乗列車」や「搭乗ドア」などの端末入力を省略できるため、駅員の業務負担を軽減することが可能になる。
次に、要介助者の降車駅を自動的に決定する実施例3について説明する。
なお、実施例3の業務支援システムの構成については、実施例1(図1参照)と同じため、ここでの重複説明を省略する。
図7は、実施例3における降車駅の自動決定処理を示す図である。
以下、同図に示すステップ番号に沿って説明する。
ステップS41: 要介助者画像処理部110は、要介助者の映像を認識すると、ステップS42に動作を移行する。
ステップS42: 要介助者画像処理部110は、要介助者の認識映像を各所のカメラ群100の映像と照合する。
ステップS43: 券売機カメラC02の撮影映像において要介助者が認識されると、要介助者画像処理部110は、「要介助者は券売機の操作を行う」と判定し、ステップS44に動作を移行する。それ以外の場合、要介助者画像処理部110は、ステップS45に動作を移行する。
ステップS44: 券売機に乗車区間が操作入力された場合、情報処理部130は、この乗車区間に基づいて、要介助者の降車駅を特定する。ここで、券売機を用いた降車駅の自動決定処理は完了する。
ステップS45: 改札カメラC03の撮影映像において要介助者が認識されると、要介助者画像処理部110は、「要介助者は改札機を通過する」と判定して、ステップS46に動作を移行する。それ以外の場合、要介助者画像処理部110は、ステップS42に動作を戻す。
ステップS46: 改札機が乗車区間を読み取った場合、情報処理部130は、この乗車区間に基づいて、要介助者の降車駅を特定する。また、改札機が、プリペイドカードやICカードや電子端末などに記録された乗車区間の過去履歴または頻度を読み取った場合、情報処理部130は、この乗車区間の過去履歴または頻度に基づいて、要介助者の降車駅を特定(推定)する。
ここで、改札機を用いた降車駅の自動決定処理は完了する。
以上の一連の動作により、実施例3における降車駅の自動決定処理が完了する。
なお、その他の動作については、実施例1または実施例2の動作と同じため、ここでの動作説明は省略する。
《実施例3の効果》
実施例3は、実施例1または実施例2の効果に加えて、次の効果をさらに奏する。
実施例3では、券売機または改札機の情報に基づいて、要介助者の降車駅を特定する。したがって、実施例3では、実施例1または実施例2において必要であった降車駅の端末入力を省略できるため、駅員の作業負担を軽減することが可能になる。
次に、カメラ映像に基づいて降車情報を自動生成する実施例4について説明する。
なお、実施例4の業務支援システムの構成については、実施例1(図1参照)と同じため、ここでの重複説明を省略する。
図8は、実施例4における降車情報の自動生成処理を示す図である。
以下、同図に示すステップ番号に沿って説明する。
ステップS51: 要介助者画像処理部110は、要介助者の映像を、各所のカメラ群100の映像(現時点までの映像の内で未照合のもの)と照合する。
ステップS52: 要介助者画像処理部110は、照合の結果に基づいて、乗車駅のホームカメラC04によるプラットホームの映像に要介助者を発見すると、ステップS53に動作を移行する。それ以外の場合、要介助者画像処理部110は、ステップS54に動作を移行する。
ステップS53: 要介助者画像処理部110は、プラットホームの映像を解析してプラットホーム上の要介助者の位置および時刻を検出する。情報処理部130は、検出されたプラットホーム上の要介助者の位置および時刻に基づいて、「乗車ホーム(何番線)」、「ホーム上の搭乗位置」、「搭乗列車」、「搭乗ドア」などを求める。
ステップS54: 要介助者画像処理部110は、照合の結果に基づいて、列車の車両内カメラC11による車両内映像に要介助者を発見すると、ステップS55に動作を移行する。それ以外の場合、要介助者画像処理部110は、ステップS56に動作を移行する。
ステップS55: 要介助者画像処理部110は、車両内映像を解析して車両内の要介助者の位置および時刻を検出する。情報処理部130は、検出された車両内の要介助者の位置および時刻に基づいて、「搭乗列車」、「車両内の搭乗位置」、「搭乗位置付近の搭乗ドア」などを求める。また、要介助者画像処理部110は、車両内映像を解析して要介助者が降車行動に入るか否かを判定する。降車行動に入った場合、情報処理部130は、次の停車駅を「降車駅」として求める。
ステップS56: 要介助者画像処理部110は、照合の結果に基づいて、降車駅のホームカメラC04によるプラットホームの映像に要介助者を発見すると、ステップS57に動作を移行する。それ以外の場合、要介助者画像処理部110は、ステップS58に動作を移行する。
ステップS57: 要介助者画像処理部110は、プラットホームの映像を解析してプラットホームに降車した要介助者について位置および時刻を検出する。情報処理部130は、検出されたプラットホーム上の要介助者の位置および時刻に基づいて、「降車ホーム(何番線)」、「ホーム上の搭乗位置」、「搭乗列車」、「搭乗ドア」などを求める。
ステップS58: 要介助者画像処理部110は、照合の結果に基づいて、要介助者の映像と合致する過去の要介助者の映像を発見すると、ステップS59に動作を移行する。それ以外の場合、要介助者画像処理部110は、ステップS51に動作を戻す。
ステップS59: 情報処理部130は、合致した過去の要介助者について降車駅の履歴または頻度を読み出し、降車駅の履歴または頻度に基づいて、「降車駅」を求める。
以上の動作を繰り返すことにより、映像由来の降車情報が自動生成される。
なお、その他の動作については、実施例1~3の少なくとも一つと動作が同じため、ここでの動作説明は省略する。
《実施例4の効果》
実施例4は、実施例1~3の効果に加えて、次の効果をさらに奏する。
実施例4では、要介助者の映像を、交通機関のカメラ群100の映像と照合することにより、要介助者を映像上で継続的に見守ることが可能になる。実施例4では、この映像上の見守り(照合処理)の結果に基づいて、映像由来の降車情報を自動生成することができる。
さらに、実施例4では、実施例1において必要であった「搭乗列車」や「搭乗ドア」や「降車駅」などの端末入力を省略できるため、駅員の作業負担を軽減することが可能になる。
《実施例1~4の補足事項》
なお、上述した実施例1~4では、説明を分かりやすくするため、介助業務の専用システムとして説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されない。例えば、本発明を交通機関の業務支援システムの一部機能や拡張機能として組み込むことも可能である。この場合、駅員による業務支援システムの従来運用を大幅に変更しないため、システムに習熟するまでの時間を短縮することができる。
さらに、上述した実施例1~4では、説明を分かりやすくするため、鉄道を前提として説明した。しかしながら、本発明は、これに限定されず、要介助者の介助業務が望ましい交通機関に適用することが可能である。例えば、本発明をバスや航空や船舶や道路などの交通機関に適用してもよい。その場合、駅と総称する乗降施設は、バス停留所やエアポートや港や駐車施設(例えばサービスエリア,道の駅、休憩施設)などに対応する。また、車両と総称する乗り物は、バスや飛行機や船舶や自動車などに対応する。さらに、駅員は交通機関の従業員のみに限定されず、駅において介助業務を行う、または手伝う人員(ボランティアやサポーター)なども含まれる。
また、上述した実施例1~4では、要介助者画像処理部110の機械学習モデルとして、ニューラルネットワークを前提に説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されない。例えば、機械学習モデルとしては、決定木学習、相関ルール学習、遺伝的プログラミング、帰納論理プログラミング、サポートベクターマシン、クラスタリング、ベイジアンネットワーク、強化学習、表現学習、主成分分析、エクストリーム・ラーニング・マシン、およびその他の機械学習技法の少なくとも一つの技法に基づく機械学習モデルを採用してもよい。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。さらに、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
100…カメラ群、110…要介助者画像処理部、120…乗車駅の駅員端末、130…情報処理部、140…降車駅の駅員端末、N…ネットワーク、G10…介助種別の表示領域、G10a…特徴入力メニュー、G11…認識映像のサムネイル選択領域、G12…選択中の認識映像の表示領域、G12a…撮影情報の表示領域、G13…搭乗列車の入力領域、G14…搭乗ドアの入力領域、G15…降車駅の入力領域、G16…降車駅への連絡ボタン、G30…介助種別の表示領域、G30a…特徴表示メニュー、G32…代表映像の表示領域、G32a…撮影情報の表示領域、G33…到着時刻・降車ホームの表示領域、G34…搭乗ドアの表示領域、G36…乗車駅への連絡ボタン

Claims (4)

  1. 乗車駅において来場者の映像から要介助者の映像を認識し、前記要介助者の映像を前記乗車駅の駅員端末に送信する要介助者画像処理部と、
    前記要介助者の映像を前記要介助者が降車予定の駅(以下「降車駅」という)の駅員端末へ送信し、前記乗車駅の駅員端末から送信される端末取得情報を取得すると、前記端末取得情報に基づいて前記要介助者の降車に関する降車情報を作成して前記降車駅の駅員端末に送信する情報処理部と
    を備え
    前記要介助者画像処理部は、前記乗車駅で撮影される映像から前記要介助者の介助種別を認識すると、認識された前記介助種別に関する情報を前記乗車駅の駅員端末に送信し、
    前記情報処理部は、前記介助種別に関する情報を、前記降車駅の駅員端末に送信する
    ことを特徴とする業務支援システム。
  2. 乗車駅において来場者の映像から要介助者の映像を認識し、前記要介助者の映像を前記乗車駅の駅員端末に送信する要介助者画像処理部と、
    前記要介助者の映像を前記要介助者の降車駅の駅員端末へ送信し、前記乗車駅の駅員端末から送信される端末取得情報を取得すると、前記端末取得情報に基づいて前記要介助者の降車に関する降車情報を作成して前記降車駅の駅員端末に送信する情報処理部と
    を備え、
    前記要介助者画像処理部は、前記要介助者を認識した複数の映像を前記乗車駅の駅員端末に送信し、
    前記情報処理部は、前記乗車駅の駅員端末において前記複数の映像から選択された映像を、前記要介助者の代表映像として前記降車駅の駅員端末へ送信する
    ことを特徴とする業務支援システム。
  3. 乗車駅において来場者の映像から要介助者の映像を認識し、前記要介助者の映像を前記乗車駅の駅員端末に送信する要介助者画像処理部と、
    前記要介助者の映像を前記要介助者の降車駅の駅員端末へ送信し、前記乗車駅の駅員端末から送信される端末取得情報を取得すると、前記端末取得情報に基づいて前記要介助者の降車に関する降車情報を作成して前記降車駅の駅員端末に送信する情報処理部と
    を備え、
    前記要介助者画像処理部は、
    認識された前記要介助者を映像上で追跡して、前記要介助者による券売機の操作、または前記要介助者による改札機の通過を検出し、
    前記情報処理部は、
    前記券売機および前記改札機の少なくとも一方の情報に基づいて、前記要介助者の前記降車駅を特定する
    ことを特徴とする業務支援システム。
  4. 乗車駅において来場者の映像から要介助者の映像を認識し、前記要介助者の映像を前記乗車駅の駅員端末に送信する要介助者画像処理部と、
    前記要介助者の映像を前記要介助者の降車駅の駅員端末へ送信し、前記乗車駅の駅員端末から送信される端末取得情報を取得すると、前記端末取得情報に基づいて前記要介助者の降車に関する降車情報を作成して前記降車駅の駅員端末に送信する情報処理部と
    を備え、
    前記要介助者画像処理部は、
    前記要介助者の映像を、前記乗車駅、車両内、および前記降車駅で撮影される映像の少なくとも一つと照合を行い、
    前記情報処理部は、
    前記照合の結果に基づいて、前記要介助者の搭乗列車、前記降車駅、降車ホーム、到着時刻、搭乗位置、搭乗ドアの少なくとも一つの情報を前記要介助者の降車出迎えに資する映像由来の降車情報として作成し、前記映像由来の降車情報を前記降車駅の駅員端末へ送信する
    ことを特徴とする業務支援システム。


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