JP7290311B2 - 容器の開閉機構 - Google Patents
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Description
また蓋を閉め切った状態で容器胴部とは反対側への蓋の変位を規制できるのは、容器側ストッパーと蓋側ストッパーとが容器口部の貫通方向に対向することと、容器側ストッパーに対し蓋側ストッパーが容器胴部側に位置することによる。一方、蓋を開くには、蓋を容器胴部とは反対側に変位させて、蓋側ストッパーが容器側ストッパーを容器胴部とは反対側に乗り越えるようにする。そして蓋を容器胴部とは反対側に変位させるのを補助するために、本発明の容器の開閉機構の第一の態様では次のようにする。
すなわち口壁は、容器胴部から突出する第1の口壁部と、第1の口壁部から突出すると共に第1の口壁部よりも外径の小さな第2の口壁部とを備えることにする。蓋は、天壁から内壁を部分的に覆うように延びると共に口径方向に弾性変形可能な一対の外壁片部を備えることにする。一対の外壁片部は内壁に対し口径方向外側に離れた位置であって且つ容器口部の貫通方向から見て対称位置に形成されるものとする。容器口部と蓋とは、容器口部に対する蓋の相対的な回転に伴って蓋を容器胴部とは反対側に案内するガイドを備えるものとする。ガイドは、口壁を基準とする周方向に向かうにつれて容器胴部から離れる斜面を容器胴部とは反対側の面として含むガイドレールと、蓋を閉め切った状態では斜面に対して口径方向に離れ且つ一対の外壁片部を口径方向内側に弾性変形させた状態では斜面に沿って相対的に移動可能なスライダーとを備えるものとする。そしてガイドレールとスライダーのうち一方は第1の口壁部に形成され、他方は一対の外壁片部の内面に形成されるものとする。
すなわち容器口部は蓋を閉め切った状態において蓋の回転に伴って蓋側ストッパーが衝突して乗り上がるステップを備えることにする。そしてステップは、口壁の外面から突出すると共に周方向の一部範囲に形成され、容器側ストッパーから容器胴部側に延びるものとする。
なお第二の態様ではさらに、蓋を容器胴部とは反対側に変位させるのを補助するために第一の態様のようにしても良い。
すなわち蓋は、天壁から内壁をその全周に亘って覆うように延びると共に内壁に対し口径方向の外側に離れて配置される外壁を備えることにする。そして外壁の一部は一対の外壁片部とする。
すなわち外壁の外径を天壁に近づくにつれて短くすることである。
また雄ネジのリードと斜面のリードとは一致するか否かを問わない。
そして蓋を開けやすくするには次のようにすることが望ましい。
すなわちガイドは、雄ネジと雌ネジとが噛み合った場合の蓋の開方向への回転に伴って蓋を容器胴部から離れる方向に案内するものにする。そして雄ネジのリードと斜面のリードとを一致させることである。
そして蓋を閉めたときに、蓋側ストッパーが容器側ストッパーに対し容器胴部側に位置する状態、つまり蓋を閉め切った状態を理解し易くするには、次のようにすることが望ましい。
すなわち容器側ストッパーを口壁の外面から口径方向外側に突出する外向鍔にし、蓋側ストッパーを内壁の内面から口径方向内側に突出する内向鍔にすることである。
すなわち容器側ストッパーと蓋側ストッパーとは蓋を閉め切った状態において容器口部の貫通方向に隣接していることである。
なお外壁片部25aの位置を視認させる目印として、本実施形態では外壁片部25aのうち天壁21側の部分は、一対の外壁片部25a,25aの間に位置する部分に対して口径方向内側に凹む凹部25bとしてある。
11 容器口部
12 容器胴部
12a 排出穴
13 口壁
14 雄ネジ
15 第1の口壁部
16 口壁肩部
17 第2の口壁部
17a 開口
2 蓋
21 天壁
22 密閉壁
23 内壁
23s スリット
24 雌ネジ
25 外壁
25a 外壁片部
25b 凹部
3 容器側ストッパー(外向鍔)
4 蓋側ストッパー(内向鍔)
41 内向鍔片
5 第1の補助部(ガイド)
51 ガイドレール
52 レール部
52a 斜面
53 スライダー
53a 端面(斜面)
54 スライダー片
6 第2の補助部(ステップ)
L 軸線
W1 天壁の内面と雌ネジの上端との間の間隔
W2 容器口部の先端と雄ネジの下端との間隔
W3 外向鍔と雄ネジとの間
W4 内向鍔と雌ネジとの間
Claims (8)
- 相対的に回転させることによって開閉可能な蓋と容器口部とを備え、
容器口部は、容器胴部から突出する筒状の口壁と、口壁の外面に形成された雄ネジとを備え、
口壁は、容器胴部から突出する第1の口壁部と、第1の口壁部から突出すると共に第1の口壁部よりも外径の小さな第2の口壁部とを備え、
蓋は、口壁の開口を塞ぐ天壁と、天壁から容器口部の外面を覆うように延びると共に口径方向に弾性変形可能な内壁と、内壁の内面に形成された雌ネジと、天壁から内壁を部分的に覆うように延びると共に口径方向に弾性変形可能な一対の外壁片部とを備え、
一対の外壁片部は内壁に対し口径方向外側に離れた位置であって且つ容器口部の貫通方向から見て対称位置に形成され、
容器口部と蓋とは、蓋を閉め切った状態では容器口部の貫通方向に対向すると共に容器胴部とは反対側への蓋の変位を規制する容器側ストッパー及び蓋側ストッパーと、容器口部に対する蓋の相対的な回転に伴って蓋を容器胴部とは反対側に案内するガイドとを備え、
容器側ストッパーは口壁の外面において雄ネジよりも容器胴部側に形成され、蓋側ストッパーは内壁の内面において雌ネジよりも容器胴部側に形成され、
蓋を閉め切った状態では容器胴部側に向かって順に雄ネジ、雌ネジ、容器側ストッパー、蓋側ストッパーが配置され、
ガイドは、口壁を基準とする周方向に向かうにつれて容器胴部から離れる斜面を容器胴部とは反対側の面として含むガイドレールと、蓋を閉め切った状態では斜面に対して口径方向に離れ且つ一対の外壁片部を口径方向内側に弾性変形させた状態では斜面に沿って相対的に移動可能なスライダーとを備え、
ガイドレールとスライダーのうち一方は第1の口壁部に形成され、他方は一対の外壁片部の内面に形成されることを特徴とする容器の開閉機構。 - 相対的に回転させることによって開閉可能な蓋と容器口部とを備え、
容器口部は、容器胴部から突出する筒状の口壁と、口壁の外面に形成された雄ネジとを備え、
蓋は、口壁の開口を塞ぐ天壁と、天壁から容器口部の外面を覆うように延びると共に口径方向に弾性変形可能な内壁と、内壁の内面に形成された雌ネジとを備え、
容器口部と蓋とは、蓋を閉め切った状態では容器口部の貫通方向に対向すると共に容器胴部とは反対側への蓋の変位を規制する容器側ストッパー及び蓋側ストッパーを備え、
容器側ストッパーは口壁の外面において雄ネジよりも容器胴部側に形成され、蓋側ストッパーは内壁の内面において雌ネジよりも容器胴部側に形成され、
蓋を閉め切った状態では容器胴部側に向かって順に雄ネジ、雌ネジ、容器側ストッパー、蓋側ストッパーが配置され、
容器口部は蓋を閉め切った状態において蓋の回転に伴って蓋側ストッパーが衝突して乗り上がるステップを備え、
ステップは、口壁の外面から突出すると共に周方向の一部範囲に形成され、容器側ストッパーから容器胴部側に延びることを特徴とする容器の開閉機構。 - 口壁は、容器胴部から突出する第1の口壁部と、第1の口壁部から突出すると共に第1の口壁部よりも外径の小さな第2の口壁部とを備え、
蓋は、天壁から内壁を部分的に覆うように延びると共に口径方向に弾性変形可能な一対の外壁片部を備え、
一対の外壁片部は内壁に対し口径方向外側に離れた位置であって且つ容器口部の貫通方向から見て対称位置に形成され、
容器口部と蓋とは、容器口部に対する蓋の相対的な回転に伴って蓋を容器胴部とは反対側に案内するガイドを備え、
ガイドは、口壁を基準とする周方向に向かうにつれて容器胴部から離れる斜面を容器胴部とは反対側の面として含むガイドレールと、蓋を閉め切った状態では斜面に対して口径方向に離れ且つ一対の外壁片部を口径方向内側に弾性変形させた状態では斜面に沿って相対的に移動可能なスライダーとを備え、
ガイドレールとスライダーのうち一方は第1の口壁部に形成され、他方は一対の外壁片部の内面に形成されることを特徴とする請求項2に記載の容器の開閉機構。 - 蓋は、天壁から内壁をその全周に亘って覆うように延びると共に内壁に対し口径方向の外側に離れて配置される外壁を備え、
外壁の一部は一対の外壁片部であることを特徴とする請求項1又は3に記載の容器の開閉機構。 - 外壁の外径は天壁に近づくにつれて短くなることを特徴とする請求項4に記載の容器の開閉機構。
- ガイドは、雄ネジと雌ネジとが噛み合った場合の蓋の開方向への回転に伴って蓋を容器胴部から離れる方向に案内するものであり、
雄ネジのリードと斜面のリードとは一致することを特徴とする請求項1,3,4又は5に記載の容器の開閉機構。 - 容器側ストッパーは口壁の外面から口径方向外側に突出する外向鍔であり、
蓋側ストッパーは内壁の内面から口径方向内側に突出する内向鍔であることを特徴とする請求項1~6の何れかに記載の容器の開閉機構。 - 容器側ストッパーと蓋側ストッパーとは蓋を閉め切った状態において容器口部の貫通方向に隣接していることを特徴とする請求項1~7の何れかに記載の容器の開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019120707A JP7290311B2 (ja) | 2019-06-28 | 2019-06-28 | 容器の開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019120707A JP7290311B2 (ja) | 2019-06-28 | 2019-06-28 | 容器の開閉機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021006465A JP2021006465A (ja) | 2021-01-21 |
JP7290311B2 true JP7290311B2 (ja) | 2023-06-13 |
Family
ID=74174660
Family Applications (1)
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JP2019120707A Active JP7290311B2 (ja) | 2019-06-28 | 2019-06-28 | 容器の開閉機構 |
Country Status (1)
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007204098A (ja) | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Japan Crown Cork Co Ltd | 容器体とキャップとの組合せ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US3923181A (en) * | 1974-03-21 | 1975-12-02 | Sidney M Libit | Child-resistant closures |
JPS5544753U (ja) * | 1978-09-18 | 1980-03-24 | ||
JPS5838544U (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-12 | 株式会社リコー | 安全容器 |
-
2019
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Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007204098A (ja) | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Japan Crown Cork Co Ltd | 容器体とキャップとの組合せ |
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