JP7289591B2 - 追従走行制御装置 - Google Patents

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本発明は、自車両前方の追従対象である先行車両に対して所定の車間距離を保持しつつ先行車両に追従走行する制御を行う追従走行制御装置に関する。
従来、自車両前方の障害物との距離および自車両と当該障害物との相対速度を計測し、当該障害物が自車両と同一車線を走行する先行車両であるかどうかを検出し、車両と同一車線を走行する先行車両である場合に、検出した先行車両を追従対象として、所定の車間距離を保持しつつ先行車両に追従して走行する制御を行う追従走行制御装置がある。
この種の装置では、自車両が走行中に、先行車両がない状態から先行車両が出現した場合の制御として、先行車両が無い状態で自車両が例えば100km/hで定速走行するように設定されているときに、自車両と同一車線を自車両の設定速度よりも遅い例えば80km/hで走行する先行車両を追従走行制御装置が検出すると、自車両検出した先行車両に対して予め定められた所定距離まで接近すると、定速走行制御から追従走行制御に切り替わり、自車両が先行車両の車速である80km/hまで減速される(特許文献1参照)。
特開2009-184464号公報(段落0072~0072および図7)
しかし、上記した特許文献1のような制御では、例えば図3に示すように、自車両51の走行車線に隣接する車線を走行する先行車両52が存在するときに、自車両51がカーブ路53に進入すると、今まで追従対象はないと判断されていた先行車両52が急に自車両51と同一車線を走行する車両であって追従対象であると誤認されてしまうことがある。このように隣接する先行車両52が追従対象であると誤認されると、そのときの自車両51と先行車両52との車間距離が所定距離に迫っていた場合には、自車両51が急減速されるため、自車両51のドライバにとって、前方に見える先行車両は隣接車線を走行する車両であって追従対象でないにも拘らず不要なブレーキが作動されることから、ドライバが違和感を覚えるという問題がある。
本発明は、自車両がカーブ路に進入したときに、追従対象ではない先行車両を追従対象と誤認するのを防止できるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の追従走行制御装置は、自車両前方の追従対象である先行車両に対して所定の車間距離を保持しつつ前記先行車両に追従走行する制御を行う追従走行制御装置において、自車両前方の車両が自車両と同じ車線を走行する前記先行車両であるかどうかの検出を行う検出手段と、自車両の走行路がカーブ路かどうかを判断する判断手段と、前記判断手段により前記走行路がカーブ路であると判断されたときに、当該カーブ路の曲率を導出する導出手段とを備え、前記検出手段は、前記導出手段により導出される当該カーブ路の前記曲率が予め設定された所定の曲率より大きい場合に先行車両の検出を中断し、その後も前記導出手段により導出される当該カーブ路の曲率が前記所定の曲率より大きいかどうかを繰り返し判定し、当該カーブ路の曲率が前記所定の曲率より大きければ前記先行車両の検出の中断を継続し、当該カーブ路の曲率が前記所定の曲率より大きくなければ前記先行車両の検出を再開することを特徴としている。
本発明によれば、判断手段により自車両の走行路がカーブ路であると判断されたときに、導出手段により導出される当該カーブ路の曲率が、予め設定された所定の曲率より大きい間は検出手段による先行車両の検出が中断され、予め設定された所定の曲率より小さくなれば先行車両の検出が再開されるため、自車両が予め設定された所定の曲率より大きい曲率のカーブ路に進入したときには、追従対象ではない隣接車線を走行中の先行車両を追従対象と誤認するのを防止することができ、当該隣接車線を走行中の先行車両を追従対象と誤認する場合のように、不要なブレーキが作動することを防止できて、自車両のドライバに違和感を与えるのを未然に防止することが可能になる。
本発明に係る追従走行制御装置の一実施形態のブロック図である。 図1の動作説明図である。 従来例の動作説明図である。
本発明に係る追従走行制御装置の一実施形態について、図1および図2を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、追従走行制御装置1は、自車両前方を撮影するCCDカメラ2と、自車両の車速を検出する車速センサ3と、マイクロコンピュータ構成のECU(Electronic Control Unit)4と、ECU4の制御により自動ブレーキをかけるブレーキアクチュエータ5と、エンジン制御を行うエンジン制御部6と、追従走行の開始操作のための追従セットスイッチ7と、追従解除操作のための追従解除スイッチ8とを備える。
ECU4は、カメラ2による撮影画像を取り込み、例えばECU4に内蔵のメモリに格納されている歩行者、各種車両、道路構造物等の照合用画像パターンとカメラ画像とを照合していわゆるパターン認識による画像認識処理を行い、自車両と同一車線を走行する追従対象としての先行車両を検出する検出手段としての機能を有する。
このとき、追従セットスイッチ7がオンされている場合、車速センサ3による自車速が所定速度以上等の追従可能条件が整った状態で自車両が走行しているときに、自車両と同一車線を走行する先行車両が検出されると、ECU4により、当該先行車両が追従対象であると判断され、先行車両から所定の車間距離を保持しつつ先行車両と同じ速度で追従走行するように、ブレーキアクチュエータ5およびエンジン制御部6が制御される。なお、追従走行中に追従解除スイッチ8がオンされると、ECU4により先行車両を追従する制御が解除され、自車両は車線変更や加減速を行うことが可能になる。
ところで、ECU4により自車両の前方に歩行者が存在することが検出された場合には、車速センサ3による検出車速およびカメラ2による撮影画像に基づき、自車両と歩行者と進行方向における相対距離が導出され、導出された自車両と歩行者との距離が、所定の減速度で自車両を制動した(ブレーキをかけた)ときに衝突を回避可能な限界である衝突を回避すべき作動タイミングに達したときに、ECU4により、ブレーキアクチュエータ5が制御されて自動ブレーキを作動させることも可能である。
また、ECU4は、カメラ2の撮影画像から、自車両が走行している走行路がカーブ路であるかどうか判断する機能を有するとともに、当該走行路がカーブ路であると判断すると、ステアリングの操舵角度に基づき、当該カーブ路の曲率Rsを導出する機能を有し、導出した走行中のカーブ路の曲率Rsが予め設定された所定の曲率Rt(例えば100R)より大きい急カーブ路を走行する間は、ECU4は追従対象としての先行車両の検出処理を中断するようになっている。ここで、ECU4によるカーブ路かどうかの判断機能、および、カーブ路の曲率の導出機能が、本発明における「判断手段」および「導出手段」に相当する。
次に、ECU4の制御動作について図2のフローチャートを参照して説明する。
図2に示すように、ECU4により、カメラ2の撮影画像を画像処理して自車両が走行している走行路がカーブ路であるかどうかの判定がなされ(ステップS1)、この判定結果がYESであれば、カメラ2の撮影画像の画像処理結果から走行中のカーブ路の曲率Rsが導出され(ステップS2)、導出された曲率Rsが予め設定された曲率Rtよりも大きい(Rs>Rt)か否かの判定がなされ(ステップS3)、この判定結果がYESであれば、追従対象としての先行車両の検出が中断される(ステップS4)。
続いて、再びカーブ路を走行中かどうかの判定がなされ(ステップS5)、この判定結果がYESであれば、自車両がまだ同じカーブ路を走行中であると判断されてステップS4に戻り、判定結果がNOになれば、自車両はカーブ路を抜けたと判断され、先行車両の検出処理の中断が解除されて追従対象としての先行車両の検出が再開され(ステップS6)、その後、上記したステップS1の判定結果がNOの場合、ステップS3の判定結果がNOの場合と同様、動作は終了する。
そして、図3を参照してカーブ路走行時における動作を説明すると、自車両51がカーブ路53に進入する前の状態においては、自車両51の走行車線に隣接する車線を走行する先行車両52が存在していても、当該先行車両52は隣接車線を走行することから自車両51が追従すべき追従対象ではないと判断されるが、自車両51が所定の曲率Rtよりも大きい曲率Rs(>Rt)のカーブ路に進入すると、カメラ2による撮影画像によれば、隣接車線を走行中の先行車両52が自車両51と同一車線前方を走行するように見えるが、カーブ路53を走行中は、ECU4による先行車両の検出処理が中断されることから、隣接車線を走行する先行車両52を自車両51が追従すべき先行車両と誤認されることはない。なお、カーブ路53を抜けると、ECU4による先行車両の検出処理は再開される。また、自車両が走行しているカーブ路の曲率Rsが所定の曲率Rt以下であるときには、追従対象の検出処理が中断されることはない。
したがって、上記した実施形態によれば、ECU4により自車両の走行路がカーブ路であると判断されたときに、当該カーブ路の曲率Rsが予め設定された所定の曲率Rtより大きければ(Rs>Rt)、ECU4による先行車両の検出処理が中断されるため、自車両が予め設定された所定の曲率Rtより大きい曲率Rsのカーブ路に進入したときには、追従対象ではない隣接車線を走行中の先行車両を追従対象と誤認するのを防止することができる。
そのため、当該隣接車線を走行中の先行車両を追従対象と誤認する場合のように、不要なブレーキが作動することを防止することが可能になり、自車両のドライバに違和感を与えるのを未然に防止することができる。
また、自車両がカーブ路を抜けた後は、ECU4による先行車両の検出処理が再開されるため、自車両は通常の追従走行を行うことができ、追従対象である先行車両があるにも拘わらず追従走行制御が行われないことによる違和感をドライバが覚えることを防止できる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
例えば、上記した実施形態では、カーブ路の曲率をステアリングの操舵角度から導出するようにしたが、車両に搭載されたヨーレートセンサによる検出ヨーレートに基づき導出するようにしてもよい。
そして、本発明は、自車両前方の追従対象である先行車両に対して所定の車間距離を保持しつつ先行車両に追従走行する制御を行う装置に適用することができる。
1 …追従走行制御回避装置
4 …ECU(検出手段、判断手段、導出手段)

Claims (1)

  1. 自車両前方の追従対象である先行車両に対して所定の車間距離を保持しつつ前記先行車両に追従走行する制御を行う追従走行制御装置において、
    自車両前方の車両が自車両と同じ車線を走行する前記先行車両であるかどうかの検出を行う検出手段と、
    自車両の走行路がカーブ路かどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記走行路がカーブ路であると判断されたときに、当該カーブ路の曲率を導出する導出手段とを備え、
    前記検出手段は、
    前記導出手段により導出される当該カーブ路の前記曲率が予め設定された所定の曲率より大きい場合に先行車両の検出を中断し、その後も前記導出手段により導出される当該カーブ路の曲率が前記所定の曲率より大きいかどうかを繰り返し判定し、当該カーブ路の曲率が前記所定の曲率より大きければ前記先行車両の検出の中断を継続し、当該カーブ路の曲率が前記所定の曲率より大きくなければ前記先行車両の検出を再開することを特徴とする追従走行制御装置。
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