JP7288899B2 - 支持構造を備えるボイラシステム - Google Patents

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Description

[0001] 発明の技術分野
[0002] 本発明は、請求項1の前提部分による、火炉及び支持構造を備えるボイラシステムに関する。より具体的には、本発明は、支持構造と、中途部分で支持構造に支持された火炉とを備えるボイラシステムに関するものであって、火炉は、2つの側壁及び2つの端壁を備える水管壁と、蓋部と、底部とに囲まれ、側壁は、底部から蓋部までの総高Hを有している。ここで、2つの側壁の各々は、蓋部から高さHの30~70%のレベルまで延びる垂直上部と、底部から高さHの30~70%のレベルまで延びるとともに垂直の上方部分を有する下部と、側壁の上部と側壁の下部の垂直の上方部分との間のレベルで下向きの方向で外側に折り曲げられた中間部とを備える。
[0003] 関連技術の記述
[0004] 比較的大型のボイラは、従来、頂部支持型の配置である。すなわち、ボイラの火炉が、火炉の周囲及び上方に延びる支持構造、通常は剛性の支持鋼構造物から、吊り下げて配置されるように支持される。比較的小型のボイラは、従来、底部支持型の配置であり、火炉の鉛直荷重がボイラの下方に配置された支持構造によって相殺される。頂部支持型構造と底部支持型構造との主な違いは、火炉の温度の上昇時に、頂部支持型ボイラの熱膨張が主として下向きに生じるのに対し、底部支持型ボイラでは熱膨張が主として上向きに生じるという点である。底部支持型ボイラは、火炉の周囲及び上方に延びる別個の支持構造を必要としないため、比較的小型のボイラの場合、頂部支持型ボイラよりも概して単純であるとともに経済的により有利である。底部支持型構造の不利な点は、火炉の壁が、火炉の鉛直圧縮荷重を担持するのに十分なほど強固でなければならないという点である。
[0005] 第3の選択肢は、火炉をその中途部分で剛性の支持構造に支持させるというものである。それによって、火炉の下部である中途部分の下方は頂部支持され、火炉の上部である中途部分の上方は底部支持される。中間支持型構造は、頂部支持型ボイラの火炉の周囲に必要とされるよりも支持鋼構造物の寸法を小さくするが、いくつかの適用に関しては有利である。同時に、そのような中間支持型構造は、大型の底部支持型ボイラにおけるような、火炉の非常に強固な壁を必要としない。様々な中間支持型ボイラ構造が、例えば米国特許第2,583,599号明細書、米国特許第2,856,906号明細書、欧州特許公開第EP0073851A1号明細書、及び米国特許出願公開第2015/0241054号明細書に示されている。
[0006] 米国特許第4,428,329号明細書は、ボイラの中間高さに複数の固定されたカンチレバーアームを備えた支持鋼構造物を有する中間支持型ボイラ構造を開示している。水平方向の熱膨張を吸収するために、火炉の管壁は、管壁のうち下向きの方向で外側に折り曲げられた部分に取り付けられた多数の垂直リンクによって、カンチレバーアームに可撓性接続された複数のレバーから吊り下がっている。国際公開第WO2004/048849号明細書は、燃焼部と、燃焼部の上方に配置された熱交換部と、静止支持構造物とを備えるボイラシステムを開示しており、燃焼部及び熱交換部は上部が静止支持構造物に別々に吊り下げられている。
[0007] 中間支持型ボイラの設計における課題は、火炉の中途部分を火炉の周囲の剛性支持構造に取り付けるための単純で有利な手法を見つけること、そして同時に、水平方向の熱膨張の影響を考慮することである。
[0008] 本発明の目的は、中間支持型火炉にとって有利な支持構造を有するボイラシステムを提供することである。
[0009] 一態様によれば、本発明は、支持構造と、垂直方向の中途部分で支持構造に支持された火炉とを備えるボイラシステムを提供するものであって、火炉は、2つの側壁及び2つの端壁を備える水管壁と、蓋部と、底部とに囲まれ、側壁は、底部から蓋部までの総高Hを有しており、2つの側壁の各々は、蓋部から高さHの30~70%のレベルまで延びる垂直上部と、底部から高さHの30~70%のレベルまで延びるとともに垂直の上方部分を有する下部と、側壁の上部と側壁の下部の垂直の上方部分との間のレベルで下向きの方向で外側に折り曲げられた中間部とを備え、支持構造は、火炉の蓋部の下方且つ2つの側壁の下部の垂直の上方部分の直上のレベルで側壁に平行に配置された水平壁支持梁を備え、火炉は、火炉の鉛直荷重を相殺するように側壁の中間部を隣接する水平壁支持梁に接続させることによって、支持構造に支持される。
[0010] 火炉、例えば流動床ボイラの火炉の効率的で信頼性の高い支持を可能にするために、火炉の中間高さで、火炉の側壁の垂直方向の中途部分に、下向きの方向で外側に折り曲げられた中間部が配置される。側壁の外側に折り曲げられた中間部によって、以下では水平壁支持梁と称される水平方向の支持梁を、側壁の下部の垂直の上方部分の直上に配置すること、及び側壁を水平壁支持梁に対して垂直に支持することが可能である。
[0011] 支持構造は、有利なことには2つの水平壁支持梁を備えており、側壁の各々に1つが隣接する。それによって、水平壁支持梁の長さは、概して少なくとも側壁の幅と同じ長さとなる。いくつかの適用においては、部分的な(piecewise)水平壁支持梁を用いることが可能であってもよく、それによって、例えば、側壁の各々に2つの水平壁支持梁が順々に隣接して配置される。側壁の支持は、有利なことには、側壁の外側に折り曲げられた中間部と各水平壁支持梁との間に接続された複数の短い垂直ハンガーロッドによって行われる。
[0012] 本発明の主な特徴は、火炉が中間支持される、すなわち、火炉に影響を及ぼす重力及び地震力などの鉛直荷重が、火炉の底部と蓋部との間の中間高さで、剛性の支持構造に相殺されるということである。中間支持によって、中途部分の下方にある火炉の下部は頂部支持され、中途部分の上方にある火炉の上部は底部支持される。こうして、火炉の温度が周囲温度から850℃など通常の動作温度まで上昇するとき、火炉の上部は典型的には10センチメートルよりも大きく上方に膨張し、火炉の下部は同様に下方に膨張する。もっとも、火炉の熱膨張は当然水平方向でも生じる。したがって、中間支持型火炉の支持は、水平方向の熱膨張も吸収することができるように行われなければならない。
[0013] 中間支持型火炉の側壁の上部と下部との間のレベルで下向きの方向で外側に折り曲げられた類似の中間部は、米国特許第4,428,329号明細書にも示されている。しかしながら、米国特許第4,428,329号明細書に示される解決策においては、側壁の水管群は、垂直リンクによって、複数の水平熱膨張吸収レバーを介して対応する固定カンチレバーアームに支持されている。米国特許第4,428,329号明細書は、管壁を、側壁の垂直下部の直上で側壁に平行に配置された水平壁支持梁に支持することを教示していない。
[0014] 火炉の中間高さで水平方向の熱膨張を単純且つ信頼性高く吸収する火炉の支持を可能にするために、支持構造は、有利なことには、ボイラシステムの基礎に支持された複数の垂直柱及びそれらの垂直柱にしっかりと支持された固定水平梁を有する第1の部分と、第1の部分に移動可能に接続された、水平壁支持梁を備える第2の部分とを備える。本発明の好適な一実施形態によれば、水平壁支持梁の各々は、固定水平梁のうち少なくとも2つに移動可能に支持されており、その少なくとも2つの固定水平梁は火炉の端壁に平行に配置されている。
[0015] 水平壁支持梁は、好適には火炉の蓋部よりも下方のレベル、より好適には火炉の底部から高さHの30~70%のレベル、更に好適には40~60%のレベルに配置される。水平壁支持梁は、有利なことには、水平壁支持梁の下方又は水平壁支持梁のわずかに上方で、水平壁支持梁と略同じレベルに位置する支持構造の固定水平梁に接続される。それによって、本発明の支持配置は、火炉の蓋部よりも明らかに高いレベルまで延びる頂部支持型火炉の従来の支持構造の高さよりも明らかに小さい高さを有する、単純で経済的に有利な固定支持構造を用いることを可能にする。
[0016] 本発明のいくつかの実施形態においては、上述の、可撓性の補助的頂部支持又は底部支持による火炉の中間支持が可能であろうが、いずれにしても、本発明によれば、火炉の鉛直荷重のほとんどが中間支持によって相殺される。本発明の好適な一実施形態によれば、火炉の鉛直荷重は、水平壁支持梁のみによって相殺される。火炉が水平壁支持梁のみによって支持されるという表現は、周囲の構造物への接続がないことを意味するのではなく、そのような、火炉からの排気若しくは水管への水を伝達するための手段又は空気及び燃料を火炉に供給するための手段などの他の接続が、火炉の鉛直荷重の本質的な相殺を全く提供しないことを意味する。
[0017] 前述の通り、支持構造は、有利なことには、ボイラシステムの基礎に支持された複数の垂直柱と、垂直柱にしっかりと支持された複数の固定水平梁と、複数の固定水平梁のうち少なくとも2つに移動可能に支持された水平壁支持梁とを備えており、その少なくとも2つの固定水平梁は火炉の端壁に平行に配置されている。少なくとも2つの固定水平梁は、有利なことには、火炉の端壁の外側に配置された1つ以上の水平梁と、火炉の側壁の中央部に向かって突出する1つ以上のカンチレバー梁とのうち、少なくとも2つを備える。
[0018] 火炉の側壁の幅よりも大きい長さを有する水平壁支持梁は、通常は、火炉の端壁の外側に配置された固定水平梁に支持される。例えば2つ以上の隣り合った粒子分離器を備える流動床ボイラのように、側壁の幅が相対的に大きい場合には、水平壁支持梁は、有利なことには、それぞれの側壁の中央部に向かって突出する少なくとも1つの固定カンチレバー梁にも支持される。通常、各側壁のカンチレバーの数は隣接する粒子分離器の数よりも1つ少なく、分離器の各対の間に1つのカンチレバー梁が存在する。順々に配置された部分的な壁支持梁を用いるときには、当然、部分的な壁支持梁の少なくとも内側端を、それぞれの側壁の中央部に向かって突出するカンチレバー梁に支持することが必要である。
[0019] 水平壁支持梁の温度は、有利なことには、火炉の温度に追随する。したがって、本発明の好適な一実施形態によれば、水平壁支持梁は、火炉と共通の断熱の内側に配置される。こうした配置は、水平壁支持梁があらゆる条件において火炉と略同じ温度に留まるとともに、水平壁支持梁の熱膨張が火炉の熱膨張と略同じであるという利点を提供する。
[0020] 水平壁支持梁及び火炉の温度が略同じであることから、水管壁の水平壁支持梁への可撓性接続は不要である。その代わりに、火炉を、火炉の側壁に接続された複数の相対的に短いハンガーロッドだけによって、2つの水平壁支持梁から吊り下げることが可能である。ハンガーロッドの長さは、好適には最大で2メートル、更に好適には最大で1メートルである。
[0021] ハンガーロッドは、有利なことには、支持ラグによって2つの側壁に取り付けられる。支持ラグは、有利なことには、側壁の中間部の下端と側壁の下部の垂直の上方部分の上端との間の縁部に溶接される。ラグは、有利なことには、ハンガーロッドをそれぞれの側壁の下部の垂直の上方部分と整列させるように設計される。水平壁支持梁はあらゆる条件において火炉と略同じ温度に留まることから、ハンガーロッドは、実用では、側壁の下部の垂直の上方部分と整列されたままである。
[0022] ハンガーロッドの支持ラグは、側壁の管壁の管又はフィンに、互いに近接して溶接される。火炉の略均一な支持を提供するために、隣接するハンガーロッド間の距離は、有利なことには、水管壁の隣接する水管間の距離の小さな倍数である。したがって、ハンガーロッドの距離は、水管壁の隣接する水管間の距離のN倍である。ただし、Nは小さな整数である。Nは好適には最大で3、より好適には最大で2であり、更に好適には、Nは1である。
[0023] その一方で、水平壁支持梁は、固定支持構造と同じ温度には留まらない。したがって、水平壁支持梁は、水平方向の熱膨張差を許容するように、固定支持構造に接続する必要がある。これに対応して、本発明の有利な一実施形態によれば、水平壁支持梁の各々は、少なくとも2つの固定水平梁に配置された摺動面に支持される。
[0024] 本発明の別の有利な一実施形態によれば、水平壁支持梁の各々は、火炉の端壁に平行に配置された少なくとも2つの固定水平梁から吊り下げ支持される。有利なことには、2つの水平壁支持梁の各々は、少なくとも2つの主ハンガーロッドによって、少なくとも2つの固定水平梁から吊り下げ支持される。主ハンガーロッドは、概して、水平方向の熱膨張差によって引き起こされる固定水平梁と水平壁支持梁との間の相対移動を吸収するのに十分な主ハンガーロッドの傾きを可能にするように、相対的に長い。よって、主ハンガーロッドの長さは、好適には少なくとも3メートル、更に好適には少なくとも5メートルである。
[0025] 本発明は、ボイラの特に簡潔な設計と、従来の方法を用いるよりも明らかに迅速な組み立てと、多くの場合、必要とされる鋼構造物の量の格段の低減とを可能にする。
[0026] 上記の簡単な説明ならびに本発明の更なる目的、特徴、及び利点は、添付の図面と併せて、以下の本発明による現在好適であるが例示的な実施形態の詳細な説明を参照することによって、より完全に理解されるであろう。
[0027] 本発明の好適な一実施形態によるボイラシステムの側面図を概略的に図示する。 [0028] 図1のボイラシステムの水平上面図を概略的に図示する。 [0029] 本発明の一実施形態による火炉の懸架の詳細を概略的に図示する。 [0030] 本発明の別の好適な一実施形態によるボイラシステムの側面図を概略的に図示する。 [0031] 本発明の第三の好適な一実施形態によるボイラシステムの側面図を概略的に図示する。 [0032] 図5のボイラシステムの別の側面図を概略的に図示する。
[0033] 図1の図解は、本発明の一実施形態による流動床ボイラシステム10の側面図を概略的に図示する。流動床ボイラシステム10は、底部14及びその底部から高さHにある蓋部16と、2つの側壁18及び2つの端壁20とを備えており、2つの側壁及び2つの端壁は図1では2つのうち一方しか見えない。側壁18及び端壁20は、従来のタイプのものであり、フィンによって接続された垂直水管22からなる。ボイラは、ドラムボイラ又は貫流ボイラのいずれであってもよい。火炉は、排気ダクト24ならびに燃料26及び一次空気28を火炉に供給するための手段など、他の従来の装備も備える。もっとも、そのような装備は本発明の理解とは無関係であるため、ここでは詳細には説明しない。
[0034] 側壁18は、垂直上部30と、内側に傾斜した底部分34及び垂直の上方部分36を有する下部32とを備えている。側壁18の垂直上部30と下部32の垂直の上方部分36との間には、下向きの方向で外側に折り曲げられた中間部38がある。
[0035] 2つの長い壁と2つの短い壁とによって囲まれた矩形の火炉を有する流動床ボイラの場合、一般的に垂直である短い壁が通常は端壁であるものと考えられる。したがって、本発明による火炉の支持は、側壁であると考えられる長い壁で行われる。図2にはそのような火炉の横断面が見られる。その一方で、粒子分離器を1つしか備えない循環流動床ボイラの火炉は、通常は、少なくとも略正方形の横断面を有する。そのような場合には、包囲する壁のうち任意の2つが本明細書における側壁であると考えられてもよい。すなわち、本発明による火炉の支持は、包囲する壁のうち任意の2つの相互に対向する壁で行われてもよい。
[0036] 火炉12は、地面40に支持された複数の垂直柱44と、垂直柱44にしっかりと取り付けられた複数の固定水平梁46とを備える支持構造42によって、地面40に支持される。支持構造42は、側壁18に平行に配置された水平壁支持梁48も備えている。火炉12に近接した内側垂直柱44に加え、通常は例えば、図1には示されていない蒸気ドラム、燃料容器又は粒子分離器などボイラシステム10の他の装備への支持を提供するために必要な外側垂直柱44’も存在する。
[0037] 水平壁支持梁48は、適切な摺動面50を用いることによって、端壁20に平行に配置された2つの固定水平梁46上に摺動自在に配置される。図2からわかるように、水平壁支持梁48に対して追加的な支持を提供するために側壁18の中央部に向かって突出するカンチレバー梁58もあってもよい。図1~6の全てにおいて、同一の又は対応する要素には概して同一の参照番号が用いられる。
[0038] 水平壁支持梁48は、側壁18の下部32の垂直の上方部分36の直上にある、外側に折り曲げられた中間壁部38に近接して配置される。すると、火炉12は、火炉の側壁18を複数の短いハンガーロッド52によって水平壁支持梁48から吊り下げることにより支持される。
[0039] 水平壁支持梁48は、垂直方向で火炉の中途部分にあるレベルCで、固定水平梁46に載っている。火炉12が周囲温度から動作温度、例えば850℃まで熱くなると、熱膨張が火炉の高さ及び幅を延長する。火炉が図1のように中間支持型であるときには、火炉の中間部分は当初のレベルに留まり、レベルCよりも上にある火炉12の上部は上方に膨張し、レベルCよりも下にある火炉の下部は下方に膨張する。垂直の膨張に加え、火炉は、水平方向でも熱膨張を経験する。以下では、水平方向の熱膨張の影響及び吸収について検討する。
[0040] レベルCは、火炉の蓋部よりも明らかに下方、火炉の底部から高さHの好適には30~70%のレベル、更に好適には40~60%のレベルにある。それによって、支持構造42の総高は、支持構造が火炉の蓋部の明らかに上方へと延びる従来の頂部支持型火炉の総高よりも明らかに小さくなる。
[0041] 図2は、図1のボイラシステムの水平上面図である。図2に見られるように、火炉12の端壁20は側壁18よりも短い。端壁20の外側の同端壁に平行な固定水平梁46の他に、側壁18の外側の同側壁に平行な内側及び外側固定水平梁56,56’も存在する。また、内側及び外側固定水平梁56,56’並びに側壁18に向かって突出するカンチレバー梁58を支持するための追加的な内側及び外側垂直柱60,60’も存在する。実用では、火炉の側壁に2つ以上の粒子分離器が配置された流動床の火炉は、隣接する粒子分離器の各対の間に1つのカンチレバー梁58を有する。
[0042] 図3は、水平壁支持梁48からの火炉12の懸架をより詳細に示す。より具体的には、図3は、側壁18の垂直上部30の付近で終端するカンチレバー梁58の位置における摺動面50による水平壁支持梁48の摺動支持を示す。端壁20の外側の同端壁に平行な固定水平手段46への水平壁支持梁48の支持は、図3に示されるものに概ね類似している。ハンガーロッド52の下端は、支持ラグ60によって、外側に折り曲げられた中間壁部38と側壁18の下部32の垂直の上方部分36との間の縁部62に取り付けられる。水平壁支持梁48を火炉12と同じ温度に維持するために、これらは共通の断熱層64によって覆われる。
[0043] 図3に見られるように、ハンガーロッド52の天端は、適当な固定ナット54又は他の適当な手段によって水平壁支持梁48に固定される。水平壁支持梁48上の、側壁18に沿ったハンガーロッド52の位置は、側壁18の下部32の垂直の上方部分36の上方の固定ナット54に基づいて、図2においても見られた。カンチレバー梁58は、図2に示されたように、カンチレバー梁の位置でハンガーロッド52をカンチレバー梁に通すための垂直ボアを有していてもよい。あるいは、ハンガーロッドはカンチレバー梁の位置では省略されてもよい。
[0044] 図2は、水平壁支持梁48がカンチレバー梁58上においても摺動面50に配置されることを示す。代替的には、水平壁支持梁48は、側壁18の中央位置でカンチレバー梁58に固定され得る。水平壁支持梁48は、例えば、カンチレバー梁58から端壁20の外側の同端壁に平行な固定水平梁46まで、部分的に延びていることも可能である。そのような部分的な水平壁支持梁の部品は、通常は接続されて、その部分的な壁支持梁の所望の長手方向の熱移動を保証する。
[0045] 図4は、側壁18に向かって見た別のボイラシステム10’の側面図を概略的に示している。ボイラシステム10’は、短い側壁18を有するという点を除き、図1及び2に示されるボイラシステム10に対応しており、これによれば、側壁18の中央部でのカンチレバー梁による水平壁支持梁48の追加的な支持の必要がない。図4は、火炉12の側壁18に略均一な支持を提供するために、複数のハンガーロッド52が互いに短い距離にあることを特に示している。有利なことには、隣接するハンガーロッド52間の距離は、水管壁の隣接する水管22の間の距離の小さな倍数である。したがって、ハンガーロッドの距離は、有利なことには水管壁の隣接する水管22間の距離のN倍である。ただし、Nは小さな整数である。Nは好適には最大で3、より好適には最大で2であり、更に好適には、Nは1である。
[0046] 本発明によれば、水平壁支持梁は、特に図3に示される断熱層64によって、有利なことにはあらゆる動作条件において火炉12と同じ温度、又は少なくとも略同じ温度に留まる。したがって、水平壁支持梁48の熱膨張は、実用では側壁18の幅の熱膨張と同一である。摺動面50によって、水平壁支持梁は固定水平梁46に対して摺動することができ、それによって、ハンガーロッド52は、熱膨張の間、相互には平行のまま、且つ隣接する側壁18の垂直部分に平行な平面の方向では垂直のままである。隣接する端壁18に直交する垂直な平面の方向では、ハンガーロッドはある小さな角度まで均一に傾斜されてもよく、その小さな角度は、水平壁支持梁48及びラグ60へのハンガーロッドの固定の際に考慮される。
[0047] 図5は、本発明の別の一実施形態の側面図を概略的に図示する。図5に示されるボイラシステム10″は、主に、水平壁支持梁48’が固定水平梁上に摺動自在に支持されているのではなく、水平壁支持梁48’が主ハンガーロッド66によって固定水平梁46’から吊り下がっているという点で、図1のボイラシステムと相違する。図6に見られるように、有利なことには、端壁20の外側の同端壁に平行な固定水平梁46’に接続された単一の主ハンガーロッド66が存在する。また、図2に示されるのと同様に、追加的な主ハンガーロッドを水平壁支持梁48’の中央部にも配置するためのカンチレバー梁があってもよい。
[0048] 水平壁支持梁48’は、有利なことには、火炉12と共通の断熱層の内側にあり、それによって、水平壁支持梁48’は火炉12と同じ温度に留まる。水平壁支持梁48’と固定水平梁46’との間の水平方向の熱膨張差は、主ハンガーロッド66の傾斜によって吸収される。傾斜角度が大きくなりすぎることを回避するために、ハンガーロッドは、少なくとも約3メートルなど、十分な長さを有していなければならない。主ハンガーロッドが長いほど小さな傾斜で水平方向の熱膨張を吸収するが、長い主ハンガーロッドには、火炉を特定の高さに支持するのに必要な支持構造の高さを増大させ得るという欠点がある。
[0049] 図1~6は本発明の例示的な実施形態を示しているに過ぎず、異なる実施形態において示される特徴は、技術的に可能である場合にはいつでも、他の実施形態において示される対応する特徴又は本明細書の一般的教示に基づく特徴に変更可能であることが理解されるべきである。
[0050] 上記から明らかになるように、単純で信頼性の高い支持構造を備えたボイラシステムの火炉の異なる実施形態が提供される。ある実施形態との関連で記載された要素は、可能な場合には、他の実施形態においても用いられ得ることが理解されなければならない。
[0051] 本明細書においては、本発明を、現時点において最も好適な実施形態であると考えられるものに関して例示的に説明してきたが、本発明は開示される実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲に定義される本発明の範囲内に含まれる特徴及びいくつかの他の適用の様々な組み合わせ又は変形をカバーすることが意図されていることが理解されるべきである。

Claims (15)

  1. 中間支持構造(42)と、垂直方向の中間部分で前記中間支持構造に支持された火炉(12)とを備えるボイラシステム(10)であって、前記火炉は、2つの側壁(18)及び2つの端壁(20)を備える水管壁と、蓋部(16)と、底部(14)とに囲まれ、前記側壁は、前記底部から前記蓋部までの全体の高さHを有し、前記2つの側壁の各々は、前記蓋部から前記高さHの30~70%のレベルまで延びる垂直上部(30)と、前記底部から前記高さHの30~70%のレベルまで延びる下部(32)であって前記側壁(18)の前記下部(32)の垂直の上方部分(36)を有する下部(32)と、前記側壁(18)の前記垂直上部(30)と前記側壁(18)の前記下部(32)の前記垂直の上方部分(36)との間のレベルで下向きの方向で外側に折り曲げられた中間部(38)とを備えており、前記中間支持構造(42)は、前記火炉の前記蓋部(16)の下方のレベルに水平壁支持梁(48)を備えており、
    前記水平壁支持梁(48)は、前記2つの側壁(18)に平行に且つ前記2つの側壁(18)の前記下部(32)の前記垂直の上方部分(36)の直上に配置され、前記火炉(12)は、前記火炉を支持するように前記2つの側壁の前記中間部(38)を前記水平壁支持梁(48)に接続させることによって、前記中間支持構造(42)に支持されることを特徴とする、ボイラシステム。
  2. 前記水平壁支持梁(48)は、前記火炉の前記底部から前記高さHの30~70%のレベルに配置されることを特徴とする、請求項1に記載のボイラシステム。
  3. 前記中間支持構造(42)は、前記ボイラシステムの基礎に支持された複数の垂直柱(44)及び前記垂直柱に支持された複数の固定水平梁(46)を有する第1の部分と、前記第1の部分に移動可能に接続された、前記水平壁支持梁(48)を備える第2の部分とを備えることを特徴とする、請求項1に記載のボイラシステム。
  4. 前記水平壁支持梁(48)の各々は、前記固定水平梁(46)のうち少なくとも2つに移動可能に支持されており、その少なくとも2つの固定水平梁は前記火炉の前記端壁(20)に平行に配置されていることを特徴とする、請求項3に記載のボイラシステム。
  5. 前記少なくとも2つの固定水平梁(46)は、前記火炉の1つの端壁(20)の外側に配置された1つ以上の水平梁のうち少なくとも2つと、前記火炉の1つの側壁(18)の中央部に向かって突出する1つ以上のカンチレバー梁(58)とを備えることを特徴とする、請求項4に記載のボイラシステム。
  6. 前記水平壁支持梁(48)の各々は、前記少なくとも2つの固定水平梁(46)に配置された摺動面(50)に支持されることを特徴とする、請求項5に記載のボイラシステム。
  7. 前記水平壁支持梁(48)の各々は、少なくとも2つの主ハンガーロッド(66)によって、前記少なくとも2つの固定水平梁(46)から吊り下げ支持されることを特徴とする、請求項5に記載のボイラシステム。
  8. 前記火炉(12)は、前記水平壁支持梁(48)によって支持されることを特徴とする、請求項1に記載のボイラシステム。
  9. 前記水平壁支持梁(48)は、前記火炉(12)と共通の断熱層(64)の内側に配置されることを特徴とする、請求項1に記載のボイラシステム。
  10. 前記側壁の前記中間部(38)の各々は、前記各側壁(18)の前記下部(32)の垂直の上方部分(36)と整列された複数のハンガーロッド(52)によって、隣接する水平壁支持梁に支持されることを特徴とする、請求項1に記載のボイラシステム。
  11. 前記ハンガーロッド(52)の各々は、支持ラグ(60)によって、前記各側壁(18)の前記下向きの方向で外側に折り曲げられた中間部(38)の外縁部(62)に取り付けられることを特徴とする、請求項10に記載のボイラシステム。
  12. 隣接するハンガーロッド(52)間の距離は、前記各側壁(18)の水管壁の隣接する垂直水管(22)間の距離のN倍(Nは1以上3以下の整数)であることを特徴とする、請求項10に記載のボイラシステム。
  13. Nは最大で2であることを特徴とする、請求項12に記載のボイラシステム。
  14. Nは1であることを特徴とする、請求項13に記載のボイラシステム。
  15. 前記火炉(12)は流動床ボイラの火炉であることを特徴とする、請求項1から14のいずれかに記載のボイラシステム。
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