JP7287528B1 - 資材管理システム、資材管理方法、資材管理装置、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
製造利用資材MTは、工場FCにおいて製品を製造するにあたって所定の工程において使用される治具、金型等の資材である。このような製造利用資材MTは、工程において製品と接触することから、使用経過に応じて摩耗等の劣化が生じる。このような使用経過に応じた製造利用資材MTの劣化は、製品の不良の発生要因となる。
本実施形態の資材管理システムは、製品の不良が発生したことに応じて、工場FCにて使用される製造利用資材MTのうちから不良の発生要因となった製造利用資材MTを特定する。
また、本実施形態の資材管理システムは、製品の製造に関連する所定の結果を示す情報の経年変化に基づいて製造利用資材MTのメンテナンスの頻度を決定可能とされる。
工場FCにおける各装置は、ゲートウェイGWからネットワークを経由して資材管理サーバ600と通信可能に接続される。
受入登録装置100は、例えば担当者の操作に応じて、新規に受け入れた製造利用資材MTに付与した資材IDを資材管理サーバ600に登録する。具体的に、受入登録装置100は、製造利用資材MTに付与した資材IDを含む資材受入情報を資材管理サーバ600に送信する。資材管理サーバ600は受信した資材受入情報(資材特質情報の一例)を記憶する。
資材管理サーバ600は、製造利用資材の管理として、製品の不良発生要因となった製造利用資材を特定し、特定した製造利用資材の情報を製造管理端末500に提供(送信)する。また、資材管理サーバ600は、製造利用資材の管理として、製造利用資材のメンテナンスの実施に関する決定を行い、決定結果を製造管理端末500に提供するようにされる。製造利用資材のメンテナンスの実施に関する決定は、具体的には製品の製造に関連した結果状況に応じたメンテナンス実施頻度、緊急メンテナンスの要否の決定等である。
同図の資材管理サーバ600は、通信部601、制御部602、及び記憶部603を備える。
通信部601は、ネットワーク経由で工場FCのゲートウェイGWと接続されることで、工場FC内の各装置と通信を行う。
取得部621は、工場FCにおける所定の装置から送信される情報を取得する。取得部621が取得する情報のうちには、分析装置400から送信された分析情報を含む。
資材特定部622は、分析情報を用いて製品の不良発生要因となった製造利用資材を特定する。
決定部623は、製造利用資材のメンテナンスの実施に関する決定を行う。
装置動作計測情報記憶部635は、或る1つの製造装置300における同じ動作についてこれまでに計測して得られた装置動作計測情報を蓄積するようにして記憶してよい。
製品実測情報記憶部636は、同じ製品における所定項目についてこれまでに計測して得られた製品実測情報を蓄積するようにして記憶してよい。
同図の資材受入情報は、資材IDと受入日時との各領域を含む。資材IDの領域は、対応の製造利用資材MTに付与された資材IDを格納する。受入日時の領域は、対応の製造利用資材MTが工場FCに受け入れされた日時を示す。
同図の資材受入検査情報は、資材ID、資材種別、材質情報、形状情報の各領域を含む。
資材IDの領域は、対応の製造利用資材MTに付与された資材IDを格納する。
資材種別の領域は、対応の製造利用資材MTの資材の種別を示す資材種別の情報を格納する。資材種別の情報は、対応の製造利用資材MTが治具と金型のいずれでありどのような工程でどのような製品の製造に用いられるものであるのかを示すようにされてよい。
材質情報の領域は、材質情報を格納する。材質情報は、対応の製造利用資材MTを構成する材料の材質を示す情報である。
形状情報の領域は、形状情報を格納する。形状情報は、対応の製造利用資材MTにおいて、製造に用いられる際に製品と接触する部位の形状を示す情報である。
同図の資材使用位置情報は、資材IDと使用位置情報との各領域を含む。
資材IDの領域は、対応の製造利用資材MTに付与された資材IDを格納する。
使用位置情報の領域は、使用位置情報を格納する。使用位置情報は、対応の製造利用資材MTが使用される位置(使用位置)を示す。使用位置は、例えば対応の工程(対応の製造装置300でもよい)と、対応の工程において製造利用資材MTが使用される位置の座標とを含む情報であってよい。製造利用資材MTが使用される位置の座標は、例えば対応の工程に複数の製造利用資材MTが配置される物理的領域において、所定位置の製造利用資材MTを原点として、配置された製造利用資材MTのそれぞれに対して定められるものであってよい。
同図の不良履歴情報は、資材IDと製品不良情報の領域とを含む。
資材IDの領域は、製品不良情報が示す製品の不良の発生要因として特定された製造利用資材MTに付与された資材IDを格納する。
製品不良情報の領域は、対応の資材IDが示す製造利用資材MTが要因となって発生した製品の不良に関する製品不良情報を格納する。具体的に、製品不良情報は、不良が発生した日時、対応の製品に発生した不良の内容を示す情報等が格納されてよい。
同図の装置動作計測情報は、装置ID、対応資材情報、計測日時、及び計測情報との各領域を含む。
装置IDの領域は、対応の製造装置300に付与された識別子である装置IDを格納する。
対応資材情報の領域は、対応資材情報を格納する。対応資材情報は、対応の製造装置300にて使用される製造利用資材MTのリストを示す情報である。製造利用資材MTのリストにおけるリスト項目のそれぞれは、対応の製造利用資材MTの資材IDを格納してよい。
計測日時の領域は、対応の計測情報を得るための計測が行われた日時を示す計測日時を格納する。
計測情報の領域は、計測情報を格納する。計測情報は、対応の製造装置300が稼働しているときの所定の動作について計測した結果を示す。計測情報は、対応の製造装置300における複数の所定の動作ごとに計測した結果に応じて複数が格納されてよい。
同図の製品実測情報は、製品ID、計測日時、計測情報の各領域を含む。
製品IDの領域は、対応の製品を一意に識別する製品IDを格納する。なお、対応の製品がロットから無作為に測定用に抜き出されたものであるような場合には、製品IDとともにロット番号などのロットを特定可能な情報も格納されてよい。
計測日時の領域は、対応の計測情報を得るための計測が行われた日時を示す計測日時を格納する。
計測情報の領域は、計測情報を格納する。計測情報は、対応の製品の所定項目について計測した結果を示す。計測情報は、対応の製品に関する複数の所定項目ごとに計測した結果に応じて複数が格納されてよい。計測情報は、例えば製品の所定箇所の寸法、製品の強度試験等の試験のもとで計測された値等であってよい。
同図の資材使用履歴情報は、資材IDと使用履歴情報との各領域を含む。
資材IDの領域は、対応の製造利用資材MTに付与された資材IDを格納する。
使用履歴情報の領域は、対応の製造利用資材MTについての使用履歴情報(使用回数、使用時間、設置経過時間等)を格納する。
同図のメンテナンススケジュール情報は、資材IDとメンテナンススケジュールとの各領域を含む。
資材IDの領域は、対応の製造利用資材MTに付与された資材IDを格納する。
スケジュールの領域は、スケジュールの情報を格納する。スケジュールは、対応の製造利用資材MTについて定められたメンテナンスの実施に関する情報である。具体的に、スケジュールの情報は、例えば定期的に実施するものとして定めたメンテナンスの期間間隔と、期間間隔に基づいて定まる次のメンテナンスの実施日等を示してよい。
同図のメンテナンス履歴情報は、資材IDとメンテナンス履歴との各領域を含む。
資材IDの領域は、対応の製造利用資材MTに付与された資材IDを格納する。
メンテナンス履歴の領域は、対応の製造利用資材MTを対象に実施されたメンテナンスの履歴に関する情報を含む。メンテナンス履歴は、例えばメンテナンスが実施された日時と、実施されたメンテナンスの内容(整備内容、修理内容、廃棄(交換))を示してよい。なお、製造利用資材MTの廃棄の要否の判断は、資材使用履歴情報記憶部637が記憶する資材使用履歴情報において示される使用履歴に基づいて行われてよい。
例えばメンテナンス履歴情報は、工場FCにて担当者の操作等に応じて製造管理端末500に入力されてよい。製造管理端末500は、入力されたメンテナンス履歴情報を資材管理サーバ600に送信するようにされてよい。
製品に不良が発生したか否かの判定は、担当者による検査の結果に基づいてもよいし、製造装置300による不良発生の検出結果に基づいてもよい。
資材特定部622は、不良誘発資材として特定した製造利用資材MTを示す情報(不良誘発資材情報)を工場FCの製造管理端末500に送信する。
また、資材特定部622は、不良誘発資材として特定した製造利用資材MTの資材IDと、特定に用いた分析情報が示す製品の不良に関する製品不良情報とを対応付けた不良履歴情報を、不良履歴情報記憶部634に記憶させる。
当該ステップS114による不良対応が行われた後は、ステップS106の手順に戻って生産稼働が再開される。
緊急メンテナンス通知が出力されていない場合には、ステップS106に手順が戻されることで、これまでの生産稼働が継続される。
ステップS122の手順の後は、ステップS106に手順が戻される。
まず、分析装置400が実行する処理手順例について説明する。
ステップS200:分析装置400は、製品に発生した不良についての分析(不良分析)を実行する。当該ステップS200は、図12のステップS110の手順に対応する。
ステップS202:分析装置400は、ステップS200による不良分析の結果を示す分析情報を資材管理サーバ600に送信する。
ステップS300:資材管理サーバ600において取得部621は、ステップS202により分析装置400から送信された分析情報を取得する。
なお、不良の発生した製品に付着物が付着していない場合には、分析情報において付着物の材質を示す情報は格納されていない。この場合、資材特定部622は、ステップS304の処理を実行しなくともよい。
なお、ステップS302、S304、S306の実行順は適宜変更されてよい。
この場合において、不良誘発資材は、ステップS302、S304、S306のうちのいずれか1つの照合結果によって特定される場合があってもよいし、ステップS302、S304、S306のうちの2以上の照合結果により絞り込みを行って特定される場合があってもよい。
当該ステップS308の処理によっては、例えば或る1つの工程において複数の製造利用資材MTが製造に使用される場合には、これら複数の製造利用資材MTのうちから、1または複数の不良誘発資材が特定可能となる。
「安定」の装置動作状況は、例えば対応の製造装置300の所定の動作についての計測値が、安定して動作しているとして扱われる許容値の範囲内にある状況である。
「変動」の装置動作状況は、例えば対応の製造装置300の所定の動作についての計測値が、許容値の範囲に対して一定以下の変動幅で外れている状況である。
「緊急」の装置動作状況は、例えば対応の製造装置300の所定の動作についての計測値が、許容値の範囲に対して一定より大きい変動幅で外れている状況である。
一具体例として、装置動作計測情報が、対応の製造装置300についての所定の工程に応じた一連の動作に要する時間(所要時間)である場合、決定部623は、所要時間が許容範囲内であれば「安定」に該当すると判定する。また、決定部623は、所要時間が許容範囲に対して一定以内の誤差率で遅延もしくは短縮するように外れている状態であれば、「変動」に該当すると判定する。また、決定部623は、所要時間が許容範囲に対して一定を越える誤差率で遅延もしくは短縮するように外れている状態であれば、「緊急」に該当すると判定する。
「安定」の不良発生状況は、例えば対象の製造利用資材MTに対応する製品の不良の発生頻度が許容範囲内にある状況である。
「変動」の不良発生状況は、例えば対象の製造利用資材MTに対応する製品の不良の発生頻度が、許容範囲に対して一定以下の変動幅で外れている状況である。
「緊急」の不良発生状況は、例えば対象の製造利用資材MTに対応する製品の不良の発生頻度が、許容範囲に対して一定より大きい変動幅で外れている状況である。
「安定」の製品品質状況は、例えば対象の製造利用資材MTに対応する製品の項目についての測定値(実測値)が、許容範囲内にある状況である。
「変動」の製品品質状況は、例えば対象の製造利用資材MTに対応する製品の項目についての測定値(実測値)が、許容範囲に対して一定以内の誤差率で外れている状況である。
「緊急」の製品品質状況は、例えば対象の製造利用資材MTに対応する製品の項目についての測定値(実測値)が、許容範囲に対して一定より大きい誤差率で外れている状況である。
なお、装置動作状況、不良発生状況、及び製品品質状況のいずれもが「安定」である場合には、定期メンテナンスの頻度を標準のまま変更しないようにしてもよい。
そこで、この場合の決定部623は、対象の製造利用資材MTについての定期メンテナンスの実施頻度を標準よりも増加させるように設定する。この際、決定部623は、対象の製造利用資材MTの定期メンテナンスの実施間隔が標準よりも短くなるように、メンテナンススケジュール情報記憶部638が記憶するメンテナンススケジュール情報を更新する。
そこで、この場合の決定部623は、対象の製造利用資材MTについて緊急にメンテナンスの要請をすべきであると判定する。この場合、決定部623は、対象の製造利用資材MTの緊急メンテナンスの実施を要請する通知(緊急メンテナンス実施通知)を、工場FCの製造管理端末500に送信するようにされる。
工場FCおいて製造管理端末500は、緊急メンテナンス実施通知を受信すると、緊急メンテナンスの実施を要請する報知を行うようにされる。製造管理端末500は、緊急メンテナンスの実施を要請する報知について、例えば表示によって行うようにしてもよいし、例えば警告灯などの警告のために設けられた装置にて、緊急メンテナンスの実施を要請する態様による警告が行われるように製造管理端末500が制御を行ってよい。
なお、ステップS414において、決定部623は、例えば「変動」と判定された範囲内での誤差の度合いに応じて、メンテナンス頻度を増加させる度合いを変更してもよい。
なお、決定部623は、装置動作状況、不良発生状況、及び製品品質状況のそれぞれを示す測定値や頻度値などを統合してメンテナンスの実施に関する決定(メンテナンス頻度の変更、緊急メンテナンスの要否判定等)を行うようにされてもよい。この場合、決定部623は、装置動作計測情報、不良履歴情報、及び製品実測情報の各種組み合わせとメンテナンスの実施内容とをセットする学習データにより学習器を学習させて構築される学習モデルを用いて、メンテナンスの実施に関する決定を行うように構成されてよい。
なお、決定部523は、メンテナンスの実施に関する決定にあたり、さらに資材使用履歴情報記憶部637が記憶する資材使用履歴情報が示す対象の製造利用資材MTの使用履歴も利用してよい。
Claims (16)
- 製品の製造のため所定の工程において製品に接触するようにして使用される製造利用資材ごとに定まる所定の特質を示す資材特質情報を記憶する記憶部と、
不良の発生した製品の分析により、前記製造利用資材の特質に対応する製品の不良状態を特定した結果を示す分析情報を取得する取得部と、
前記分析情報における不良状態と、前記記憶部が記憶する資材特質情報が示す特質とを照合することにより、製品の不良発生要因となった製造利用資材を特定する資材特定部とを備え、
前記資材特質情報は、前記製造利用資材ごとの所定部位の形状を前記特質として示し、
前記資材特定部は、前記分析情報が製品の不良状態として示す不良が発生した商品に付された形状と、前記資材特質情報が示す形状とを照合した結果を、製品の不良発生要因となった製造利用資材の特定に用いる
資材管理システム。 - 製品の製造のため所定の工程において製品に接触するようにして使用される製造利用資材ごとに定まる所定の特質を示す資材特質情報を記憶する記憶部と、
不良の発生した製品の分析により、前記製造利用資材の特質に対応する製品の不良状態を特定した結果を示す分析情報を取得する取得部と、
前記分析情報における不良状態と、前記記憶部が記憶する資材特質情報が示す特質とを照合することにより、製品の不良発生要因となった製造利用資材を特定する資材特定部とを備え、
前記資材特質情報は、前記製造利用資材ごとの製品への付着要素を前記特質として示し、
前記資材特定部は、前記分析情報が製品の不良状態として示す付着要素の付着状態と、前記資材特質情報が示す付着要素とを照合した結果を、製品の不良発生要因となった製造利用資材の特定に用いる
資材管理システム。 - 前記資材特質情報は、製造における1の工程または1の製造装置において製造利用資材のそれぞれが使用される位置を座標により示す使用位置を前記特質として示し、
前記資材特定部は、前記分析情報が製品の不良状態として示す不良の発生位置と、前記資材特質情報が示す使用位置とを照合した結果を、製品の不良発生要因となった製造利用資材の特定に用いる
請求項1または2に記載の資材管理システム。 - 前記使用位置は、前記1の工程または前記1の製造装置において製造利用資材が配置される物理的領域に対して定めた原点を基準とする座標である
請求項3に記載の資材管理システム。 - 製品の製造に関連して得られる所定の結果を示す製造関連結果情報を取得し、取得した製造関連結果情報に基づいて、製造利用資材のメンテナンスの実施に関しての決定を行う決定部をさらに備える
請求項1から4のいずれか一項に記載の資材管理システム。 - 前記決定部は、前記製造関連結果情報として、製品の製造に用いられる装置の所定の動作について計測した結果を示す装置動作計測情報を取得し、取得した装置動作計測情報に基づいて、製造利用資材のメンテナンスの実施に関しての決定を行う
請求項5に記載の資材管理システム。 - 前記決定部は、前記製造関連結果情報として、製品の不良の発生状況を示す不良発生状況情報を取得し、取得した不良発生状況情報に基づいて製造利用資材のメンテナンスの実施に関しての決定を行う
請求項5または6に記載の資材管理システム。 - 前記決定部は、前記製造関連結果情報として、製造された製品の所定の規格項目に対応する実測値を示す製品実測情報を取得し、取得した製品実測情報に基づいて製造利用資材のメンテナンスの実施に関しての決定を行う
請求項5から7のいずれか一項に記載の資材管理システム。 - 前記決定部は、前記製造利用資材のメンテナンスの実施に関しての決定として、定期メンテナンスの頻度の決定を行う
請求項5から8のいずれか一項に記載の資材管理システム。 - 前記決定部は、前記製造利用資材のメンテナンスの実施に関しての決定として、緊急のメンテナンスの要否の決定を行う
請求項5から9のいずれか一項に記載の資材管理システム。 - 資材管理システムにおける資材管理方法であって、
製品の製造のため所定の工程において製品に接触するようにして使用される製造利用資材ごとに定まる所定の特質を示す資材特質情報を記憶部に記憶させる記憶ステップと、
不良の発生した製品の分析により、前記製造利用資材の特質に対応する製品の不良状態を特定した結果を示す分析情報を取得する取得ステップと、
前記分析情報における不良状態と、前記記憶部が記憶する資材特質情報が示す特質とを照合することにより、製品の不良発生要因となった製造利用資材を特定する資材特定ステップとを備え、
前記資材特質情報は、前記製造利用資材ごとの所定部位の形状を前記特質として示し、
前記資材特定ステップは、前記分析情報が製品の不良状態として示す不良が発生した商品に付された形状と、前記資材特質情報が示す形状とを照合した結果を、製品の不良発生要因となった製造利用資材の特定に用いる
資材管理方法。 - 資材管理システムにおける資材管理方法であって、
製品の製造のため所定の工程において製品に接触するようにして使用される製造利用資材ごとに定まる所定の特質を示す資材特質情報を記憶部に記憶させる記憶ステップと、
不良の発生した製品の分析により、前記製造利用資材の特質に対応する製品の不良状態を特定した結果を示す分析情報を取得する取得ステップと、
前記分析情報における不良状態と、前記記憶部が記憶する資材特質情報が示す特質とを照合することにより、製品の不良発生要因となった製造利用資材を特定する資材特定ステップとを備え、
前記資材特質情報は、前記製造利用資材ごとの製品への付着要素を前記特質として示し、
前記資材特定ステップは、前記分析情報が製品の不良状態として示す付着要素の付着状態と、前記資材特質情報が示す付着要素とを照合した結果を、製品の不良発生要因となった製造利用資材の特定に用いる
資材管理方法。 - 不良の発生した製品の分析により、製品の製造のため所定の工程において製品に接触するようにして使用される製造利用資材の特質に対応する製品の不良状態を特定した結果を示す分析情報を取得する取得部と、
前記分析情報における不良状態と、記憶部が記憶する製造利用資材ごとに定まる所定の特質を示す資材特質情報とを照合することにより、製品の不良発生要因となった製造利用資材を特定する資材特定部とを備え、
前記資材特質情報は、前記製造利用資材ごとの所定部位の形状を前記特質として示し、
前記資材特定部は、前記分析情報が製品の不良状態として示す不良が発生した商品に付された形状と、前記資材特質情報が示す形状とを照合した結果を、製品の不良発生要因となった製造利用資材の特定に用いる
資材管理装置。 - 不良の発生した製品の分析により、製品の製造のため所定の工程において製品に接触するようにして使用される製造利用資材の特質に対応する製品の不良状態を特定した結果を示す分析情報を取得する取得部と、
前記分析情報における不良状態と、記憶部が記憶する製造利用資材ごとに定まる所定の特質を示す資材特質情報とを照合することにより、製品の不良発生要因となった製造利用資材を特定する資材特定部とを備え、
前記資材特質情報は、前記製造利用資材ごとの製品への付着要素を前記特質として示し、
前記資材特定部は、前記分析情報が製品の不良状態として示す付着要素の付着状態と、前記資材特質情報が示す付着要素とを照合した結果を、製品の不良発生要因となった製造利用資材の特定に用いる
資材管理装置。 - 資材管理システムにおいて備えられるコンピュータを、
不良の発生した製品の分析により、製品の製造のため所定の工程において製品に接触するようにして使用される製造利用資材の特質に対応する製品の不良状態を特定した結果を示す分析情報を取得する取得部、
前記分析情報における不良状態と、記憶部が記憶する製造利用資材ごとに定まる所定の特質を示す資材特質情報とを照合することにより、製品の不良発生要因となった製造利用資材を特定する資材特定部として機能させるためのプログラムであって、
前記資材特質情報は、前記製造利用資材ごとの所定部位の形状を前記特質として示し、
前記資材特定部は、前記分析情報が製品の不良状態として示す不良が発生した商品に付された形状と、前記資材特質情報が示す形状とを照合した結果を、製品の不良発生要因となった製造利用資材の特定に用いる
プログラム。 - 資材管理システムにおいて備えられるコンピュータを、
不良の発生した製品の分析により、製品の製造のため所定の工程において製品に接触するようにして使用される製造利用資材の特質に対応する製品の不良状態を特定した結果を示す分析情報を取得する取得部、
前記分析情報における不良状態と、記憶部が記憶する製造利用資材ごとに定まる所定の特質を示す資材特質情報とを照合することにより、製品の不良発生要因となった製造利用資材を特定する資材特定部として機能させるためのプログラムであって、
前記資材特質情報は、前記製造利用資材ごとの製品への付着要素を前記特質として示し、
前記資材特定部は、前記分析情報が製品の不良状態として示す付着要素の付着状態と、前記資材特質情報が示す付着要素とを照合した結果を、製品の不良発生要因となった製造利用資材の特定に用いる
プログラム。
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