JP7287311B2 - ツールガイド装置 - Google Patents
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Description
穴あけ加工用の超音波振動ツールをガイドするためのツールガイド装置であって、
ワークの被加工面に押し当てられるベース部と、
上記超音波振動ツールを軸方向に挿入出可能に貫通したガイド穴を有し、上記ベース部が上記ワークの上記被加工面に押し当てられた状態で上記被加工面に接することなく対向するガイドホルダ部と、
上記超音波振動ツールが上記ガイドホルダ部の上記ガイド穴を挿入方向に貫通して上記ワークに対する穴あけ完了位置に到達したときに、この超音波振動ツールが上記穴あけ完了位置から更に挿入方向へ動くのを阻止するストッパー部と、
を備え、
上記超音波振動ツールは、ツール先端に設けられた加工部と、上記加工部の軸方向の後端側に上記軸方向と直交する径方向について上記加工部よりも大径となるように設けられた本体ハウジングと、を有し、上記加工部と上記本体ハウジングとの境界に段差面が形成されており、
上記ガイドホルダ部の上記ガイド穴は、大径穴部と、上記大径穴部よりも小径の小径穴部と、を有し、上記大径穴部と上記小径穴部との境界に上記ストッパー部としての当接面が設けられており、上記超音波振動ツールが上記穴あけ完了位置に到達したときに上記当接面が上記段差面に当接するように構成されており、
上記超音波振動ツールの上記本体ハウジングは、振動時における軸方向の超音波振幅が上記加工部を下回る低振幅部を有し、
上記ガイドホルダ部の上記ガイド穴の内周面が上記本体ハウジングの上記低振幅部においてのみ上記超音波振動ツールと摺動するように構成されている、ツールガイド装置、
にある。
また、本発明の別態様は、
穴あけ加工用の超音波振動ツールをガイドするためのツールガイド装置であって、
ワークの被加工面に押し当てられるベース部と、
上記超音波振動ツールを軸方向に挿入出可能に貫通したガイド穴を有し、上記ベース部が上記ワークの上記被加工面に押し当てられた状態で上記被加工面に接することなく対向するガイドホルダ部と、
上記超音波振動ツールが上記ガイドホルダ部の上記ガイド穴を挿入方向に貫通して上記ワークに対する穴あけ完了位置に到達したときに、この超音波振動ツールが上記穴あけ完了位置から更に挿入方向へ動くのを阻止するストッパー部と、
を備え、
上記ガイドホルダ部は、上記ワークの穴あけ加工時に形成されたバリが圧し潰されるのを防ぐ圧し潰し防止空間を形成するために、上記被加工面との対向面に設けられた凹部を有し、
上記凹部は、上記対向面で開口する上記ガイド穴の開口縁部が傾斜してなるテーパー面によって構成されている、ツールガイド装置、
にある。
また、本発明の更なる別態様は、
穴あけ加工用の超音波振動ツールをガイドするためのツールガイド装置であって、
ワークの被加工面に押し当てられるベース部と、
上記超音波振動ツールを軸方向に挿入出可能に貫通したガイド穴を有し、上記ベース部が上記ワークの上記被加工面に押し当てられた状態で上記被加工面に接することなく対向するガイドホルダ部と、
上記超音波振動ツールが上記ガイドホルダ部の上記ガイド穴を挿入方向に貫通して上記ワークに対する穴あけ完了位置に到達したときに、この超音波振動ツールが上記穴あけ完了位置から更に挿入方向へ動くのを阻止するストッパー部と、
を備え、
上記ベース部に固定されたブラケット部を備え、上記ブラケット部は、上記ガイドホルダ部を支持するとともに、上記超音波振動ツールの軸方向と直交する径方向について上記ベース部に対する上記ガイドホルダ部の位置を調整可能に構成されている、ツールガイド装置、
にある。
図1~図3に示される、実施形態1のツールガイド装置10は、ワークWに使用される穴あけ加工用の超音波振動ツール1をガイドするためのものである。以下では、便宜上、被加工面Waが上向きとなるように置かれたワークWに対してツールガイド装置10をセットする場合について例示的に説明する。このため、ワークWの基準位置や向きの変更によって、ツールガイド装置10の配置が適宜に変更される。
図7に示されるように、実施形態2のツールガイド装置110は、ブラケット部150がベース部20に対するガイドホルダ部30の位置調整機能を備えていない点で、実施形態1のツールガイド装置10と相違している。即ち、ツールガイド装置110のブラケット部150は、実施形態1のブラケット部50に設けられている、対向壁部52,53及び調整用ボルト54,55に相当する要素を備えていない。
2 加工部
3 本体ハウジング
3a 低振幅部
4 段差面
10,110 ツールガイド装置
20 ベース部
30 ガイドホルダ部
31 ガイド穴
31a 大径穴部
31b 小径穴部
32 当接面(ストッパー部)
34 対向面
35 凹部
36 テーパー面
40 ストッパー部
50,150 ブラケット部
P2 穴あけ完了位置
S 圧し潰し防止空間
W ワーク
Wa 被加工面
X 軸方向
X1 挿入方向
Y,Z 径方向
Claims (4)
- 穴あけ加工用の超音波振動ツールをガイドするためのツールガイド装置であって、
ワークの被加工面に押し当てられるベース部と、
上記超音波振動ツールを軸方向に挿入出可能に貫通したガイド穴を有し、上記ベース部が上記ワークの上記被加工面に押し当てられた状態で上記被加工面に接することなく対向するガイドホルダ部と、
上記超音波振動ツールが上記ガイドホルダ部の上記ガイド穴を挿入方向に貫通して上記ワークに対する穴あけ完了位置に到達したときに、この超音波振動ツールが上記穴あけ完了位置から更に挿入方向へ動くのを阻止するストッパー部と、
を備え、
上記超音波振動ツールは、ツール先端に設けられた加工部と、上記加工部の軸方向の後端側に上記軸方向と直交する径方向について上記加工部よりも大径となるように設けられた本体ハウジングと、を有し、上記加工部と上記本体ハウジングとの境界に段差面が形成されており、
上記ガイドホルダ部の上記ガイド穴は、大径穴部と、上記大径穴部よりも小径の小径穴部と、を有し、上記大径穴部と上記小径穴部との境界に上記ストッパー部としての当接面が設けられており、上記超音波振動ツールが上記穴あけ完了位置に到達したときに上記当接面が上記段差面に当接するように構成されており、
上記超音波振動ツールの上記本体ハウジングは、振動時における軸方向の超音波振幅が上記加工部を下回る低振幅部を有し、
上記ガイドホルダ部の上記ガイド穴の内周面が上記本体ハウジングの上記低振幅部においてのみ上記超音波振動ツールと摺動するように構成されている、ツールガイド装置。 - 穴あけ加工用の超音波振動ツールをガイドするためのツールガイド装置であって、
ワークの被加工面に押し当てられるベース部と、
上記超音波振動ツールを軸方向に挿入出可能に貫通したガイド穴を有し、上記ベース部が上記ワークの上記被加工面に押し当てられた状態で上記被加工面に接することなく対向するガイドホルダ部と、
上記超音波振動ツールが上記ガイドホルダ部の上記ガイド穴を挿入方向に貫通して上記ワークに対する穴あけ完了位置に到達したときに、この超音波振動ツールが上記穴あけ完了位置から更に挿入方向へ動くのを阻止するストッパー部と、
を備え、
上記ガイドホルダ部は、上記ワークの穴あけ加工時に形成されたバリが圧し潰されるのを防ぐ圧し潰し防止空間を形成するために、上記被加工面との対向面に設けられた凹部を有し、
上記凹部は、上記対向面で開口する上記ガイド穴の開口縁部が傾斜してなるテーパー面によって構成されている、ツールガイド装置。 - 穴あけ加工用の超音波振動ツールをガイドするためのツールガイド装置であって、
ワークの被加工面に押し当てられるベース部と、
上記超音波振動ツールを軸方向に挿入出可能に貫通したガイド穴を有し、上記ベース部が上記ワークの上記被加工面に押し当てられた状態で上記被加工面に接することなく対向するガイドホルダ部と、
上記超音波振動ツールが上記ガイドホルダ部の上記ガイド穴を挿入方向に貫通して上記ワークに対する穴あけ完了位置に到達したときに、この超音波振動ツールが上記穴あけ完了位置から更に挿入方向へ動くのを阻止するストッパー部と、
を備え、
上記ベース部に固定されたブラケット部を備え、上記ブラケット部は、上記ガイドホルダ部を支持するとともに、上記超音波振動ツールの軸方向と直交する径方向について上記ベース部に対する上記ガイドホルダ部の位置を調整可能に構成されている、ツールガイド装置。 - 上記ガイドホルダ部は、上記ワークの穴あけ加工時に形成されたバリが圧し潰されるのを防ぐ圧し潰し防止空間を形成するために、上記被加工面との対向面に設けられた凹部を有する、請求項1または3に記載のツールガイド装置。
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JP2020028901A JP7287311B2 (ja) | 2020-02-24 | 2020-02-24 | ツールガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020028901A JP7287311B2 (ja) | 2020-02-24 | 2020-02-24 | ツールガイド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021133372A JP2021133372A (ja) | 2021-09-13 |
JP7287311B2 true JP7287311B2 (ja) | 2023-06-06 |
Family
ID=77659676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020028901A Active JP7287311B2 (ja) | 2020-02-24 | 2020-02-24 | ツールガイド装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7287311B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005039800A1 (ja) | 2003-10-22 | 2005-05-06 | Kyushu Tlo Company, Limited | 穴開け加工装置および穴開け加工方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5118676B1 (ja) * | 1970-06-06 | 1976-06-11 | ||
JPH06328161A (ja) * | 1993-05-17 | 1994-11-29 | Ricoh Co Ltd | プレス抜き金型装置 |
JPH0957696A (ja) * | 1995-08-22 | 1997-03-04 | Arutekusu:Kk | 超音波打ち抜き装置 |
JPH11314928A (ja) * | 1997-09-25 | 1999-11-16 | Beldex:Kk | スクライブ装置および方法 |
-
2020
- 2020-02-24 JP JP2020028901A patent/JP7287311B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2005039800A1 (ja) | 2003-10-22 | 2005-05-06 | Kyushu Tlo Company, Limited | 穴開け加工装置および穴開け加工方法 |
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JP2021133372A (ja) | 2021-09-13 |
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