JP7285047B2 - 乾燥機と、その乾燥機を用いた粒状粒子の乾燥方法 - Google Patents

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Description

本明細書は、粒状粒子の乾燥に用いられる乾燥機及びその乾燥機を用いた粒状粒子の乾燥方法に関する技術を開示する。
粒状粒子(ペレット)を乾燥するための乾燥機が特許文献1に開示されている。特許文献1では、粒状粒子に高温空気を当てて、粒状粒子を乾燥する。また、特許文献1では、粒状粒子を撹拌し、粒状粒子と高温空気との接触を向上させている。
特開2008-121969号公報
上記したように、特許文献1の乾燥機では、粒状粒子と高温空気の接触を促進させることにより、乾燥効率を向上させている。粒状粒子を完全に乾燥させる場合、特許文献1の乾燥機は、粒状粒子を短時間で乾燥することができる。しかしながら、粒状粒子を所定の溶媒含有率まで乾燥させる場合、すなわち、所定量の溶媒が残存した状態に粒状粒子を乾燥させる場合、特許文献1の乾燥機では、溶媒含有率の調整を行うことが難しい。特に、粒状粒子の溶媒含有率を数%だけ低下させるような場合、特許文献1の乾燥機では溶媒含有率の調整は極めて困難である。本明細書は、粒状粒子を所定量の溶媒を含んだ状態まで乾燥させることが可能な乾燥機を実現することを目的とする。
本明細書で開示する乾燥機は、粒状粒子を乾燥するために用いられてよい。その乾燥機は、筒体と、第1蓋と、第2蓋と、吸気口と、排気口と、粒状粒子導入口と、粒状粒子排出口と、移動装置と、湿度計を備えていてよい。筒体は、重力方向に略直交する第1方向に伸びていてよい。第1蓋は、筒体の第1方向一端の開口を塞いでいてよい。第2蓋は、筒体の第1方向他端の開口を塞いでいてよい。吸気口は、筒体の第1方向一端側において、筒体の中心軸より上方に設けられていてよい。排気口は、筒体の第1方向他端側において、筒体の中心軸より上方に設けられていてよい。粒状粒子導入口は、筒体の第1方向一端側において、筒体の中心軸より上方に設けられていてよい。粒状粒子排出口は、筒体の第1方向他端側において、筒体の中心軸より下方に設けられていてよい。移動装置は、筒体内に設けられており、粒状粒子を第1方向の一端側から他端側へ移動させてよい。湿度計は、筒体内に設けられ、筒体内の湿度を検出してよい。なお、本明細書でいう「湿度」とは、「相対湿度」のことを意味する。
本明細書でいう「粒状粒子」は、サイズが1mm~100mmの球状、あるいは、柱状の固体のことを意味する。柱状の粒状粒子は、一般的に、ペレットと称されることがある。なお、「球状」及び「柱状」とは、完全な球,円柱又は角柱を意味するものではなく、全方向のサイズが概ね等しい形状が「球状」であり、一方向のサイズが他方向のサイズより大きい形状が「柱状」である。また、「第1方向が重力方向に略直交する」とは、第1方向と重力方向とが成す角度が、90±30度であることを意味する。すなわち、第1方向とは、略水平方向であることを意味する。
上記乾燥機は、開口部(吸気口,排気口,粒状粒子導入口,粒状粒子排出口)を除き、筒体内が外部(外気)から遮断されている。また、筒体内に湿度計が設けられている。そのため、筒体内の湿度を、外部(外気)とは異なる湿度に維持することができる。例えば、筒体内の湿度を、外部より高く維持することができる。筒体内の湿度を高く維持した状態で筒体内に粒状粒子を導入すると、筒体内空間と粒状粒子の湿度差に基づく乾燥は制限される。また、上記乾燥機は、吸気口と排気口を備えているので、外気を筒体内に通過させることができ、筒体内の蒸気が飽和蒸気量に達することが防止され、筒体内に結露が生じることを防止することができる。筒体内で結露が生じると、結露した溶媒が粒状粒子内に吸収され、粒状粒子の乾燥が進まなくなる。なお、上記乾燥機では、吸気口と排気口は、筒体の上方に設けられている。そのため、筒体内を通過する空気(外気)が直接粒状粒子に接触することが抑制されている。そのため、粒状粒子が外気によって乾燥することも抑制されている。上記乾燥機では、粒状粒子が、外部環境の影響を受けることなく乾燥(溶媒含有率の低減)を行うことができる。例えば、乾燥機内(筒体内)の温度より高い温度の粒状粒子を筒体内に導入することにより、粒状粒子の放熱エネルギーを利用して粒状粒子内の溶媒を気化させ、粒状粒子の溶媒含有率を低減(粒状粒子を所定の溶媒含有率まで乾燥)させることができる。
また、上記乾燥機は、粒状粒子導入口が筒体の第1方向一端側の上方に設けられており、粒状粒子排出口が筒体の第1方向他端側の下方に設けられており、筒体内に粒状粒子を第1方向に移動させる移動装置が設けられている。そのため、筒体内に粒状粒子を導入することにより、所定の溶媒含有率に調整された粒状粒子を連続的に得ることができる。
上記乾燥機では、吸気口に、外気を筒体内に導入する送風機が接続されてよい。また、送風機の送風量を制御する制御装置を備え、制御装置が、湿度計の検出値に基づいて送風機の送風量を制御してよい。筒体内の湿度を適値(高湿度)に維持することができるともに、筒体内で結露が生じることを確実に防止することができる。
上記乾燥機は、さらに、粒状粒子を撹拌する撹拌機構を備えていてよい。一部の粒状粒子のみが筒体内の空気(高湿度の空気)と接触することが抑制され、乾燥後の粒状粒子の含水率がばらつくことを抑制することができる。
上記乾燥機では、粒状粒子排出口が第2蓋に設けられており、筒体の第1方向他端に、粒状粒子排出口の開口を部分的に塞ぎ、粒状粒子排出口の開口高さを調整する調整板が設けられていてよい。粒状粒子排出口の開口高さを変化させることにより、他の条件を変えることなく、粒状粒子が筒体内に滞留する時間(乾燥時間)を変化させることができる。調整板を設けることにより、粒状粒子の溶媒含有率(乾燥後の溶媒含有率)の調整を行うことができる。
本明細書では、上記した乾燥機を用いた粒状粒子の乾燥方法も開示する。その乾燥方法は、筒体内の湿度を80%以上に維持し、筒体内の温度より高温の粒状粒子を粒状粒子導入孔より筒体内に導入する。この方法によると、粒状粒子は、筒体内雰囲気との湿度差によって乾燥(溶媒含有率が低下)することは抑制され、筒体内を粒状粒子排出口に向かって移動する際の温度低下(筒体内雰囲気との温度差による熱量の放出)によって乾燥する。なお、筒体内の湿度が80%未満であっても粒状粒子は乾燥するが、粒状粒子毎の溶媒含有率のばらつきが大きくなる。筒体内の湿度を80%以上に維持することにより、所望する溶媒含有率まで粒状粒子を乾燥することができる。
上記方法では、筒体内の湿度は95%以下に維持されてよい。筒体内に結露が生じることが抑制され、結露した溶媒が粒状粒子内に移動することを防止することができる。また、筒体内の温度より15℃以上高い温度の粒状粒子を筒体に導入してよい。すなわち、筒体に導入する前の粒状粒子と筒体内の温度差が15℃以上であってよい。上記したように、粒状粒子は、筒体内雰囲気との温度差によって乾燥する。そのため、粒状粒子と筒体内の温度差が大きい程、乾燥は進む。本発明者らの研究の結果、粒状粒子と筒体内の温度差が15℃以上であれば、粒状粒子を十分に乾燥する(溶媒含有率を低下させる)ことが可能であることが確認された。
実施例の乾燥機の概略図を示す。 図1のII-II線に沿った断面図を示す。 乾燥システムを説明するための図を示す。 実験例1の結果を示す。 実験例2について、乾燥機内の湿度と、乾燥後の粒状粒子の含水率との関係を示す。 実験例2について、乾燥機内の湿度と、乾燥後の粒状粒子の含水率のばらつきとの関係を示す。
図1及び図2を参照し、乾燥機100について説明する。以下、乾燥機100を用いて粒状粒子の含水率を低減(乾燥)する例について説明する。しかしながら、乾燥機100は、粒状粒子に含まれる水以外の溶媒(例えば有機溶媒等)の含有率を低減する用途に用いることもできる。なお、図中のXYZ座標におけるZ軸は、重力方向に相当し、+Z方向が重力に抗する方向(すなわち、上方)である。図中のX軸は、水平方向に相当し、第1方向の一例である。-X方向の端部が一端の一例であり、+X方向の端部が他端の一例である。乾燥機100は、例えば、直径8~20mm、長さ15~20mmの粒状粒子(ペレット)を乾燥するために用いられる。また、乾燥機100は、例えば、温度50~80℃,含水率15~20%の粒状粒子を、1~3%乾燥(すなわち、含水率12~19%に調整)するために用いられる。一例として、乾燥機100は、温度70℃,含水率17%の粒状粒子を、含水率15%まで乾燥するために用いられる。すなわち、乾燥機100は、粒状粒子の含水率を2%だけ低下させるために用いられる。なお、以下の説明において、実質的に同じ機能を有する部品、具体的には、傾斜板30a~30fについて、共通する機能を説明する場合に参照番号のアルファベットを省略し、傾斜板30と称することがある。
図1に示すように、乾燥機100は、X軸方向に伸びる筒体2と、筒体2のX軸方向一端(―X方向の端部)を塞ぐ第1蓋12と、X軸方向他端(+X方向の端部)を塞ぐ第2蓋24を備えている。第1蓋12に吸気口10が設けられており、第2蓋24に排気口26が設けられている。吸気口10には、外気を筒体内に導入するための送風機(図示省略)が接続される。送風機は、吸気口10に固定するタイプであってもよいし、吸気口10に着脱可能なノズル等を有するタイプであってもよい。筒体2と蓋12,24により、乾燥機100の内部に空間28が設けられている。空間28内(筒体2の内側)には、湿度計4と撹拌機17が設けられている。湿度計4は、空間28(筒体2内)の湿度を検出する。撹拌機17は、筒体2内に導入された粒状粒子を撹拌するとともに、粒状粒子を第1蓋12側から第2蓋25側に移動させる。攪拌機17は、撹拌機構及び移動装置の一例である。なお、筒体2外部(第1蓋12)には、コントローラ(制御装置)15が設けられている。コントローラ15は、筒体2内の湿度を制御する。また、コントローラ15は、攪拌機17の回転も制御する。
湿度計4は、筒体2の上側の内壁に固定されている。湿度計4の検出値は、コントローラ15に入力される。コントローラ15は、湿度計4の検出値に基づいて、筒体2内の湿度を一定に維持する。具体的には、コントローラ15は、送風機の送風量(筒体2内への外気の導入量)を制御して、筒体2内の湿度を制御値に維持する。筒体2内の湿度は、吸気口10から筒体2内に導入された外気を排気口26から排出することによって調整される。なお、粒状粒子を乾燥する際、筒体2内の湿度は、高湿度に維持される。一例として、筒体2内の湿度は、80%以上に維持されてよく、90%以上に維持されてもよい。また、筒体2内の湿度は、100未満に維持されてよく、95%以下に維持されてもよい。
なお、図1に示すように、吸気口10及び排気口26は、各々、シャフト16よりも上方(中心軸2aよりも上方)に設けられている。すなわち、吸気口10は、-X側端部において、筒体2の中心軸2aより上方に設けられている。また、排気口26は、+X側端部において、筒体2の中心軸2aより上方に設けられている。なお、吸気口10と排気口26は、X軸方向において重複する位置に設けられている。換言すると、乾燥機100をX軸方向から観察すると、吸気口10と排気口26は、同じ位置に設けられている。そのため、送風機によって筒体2内に導入された外気(空気)は、筒体2内で流路を乱すことなく排気口26に向けて移動(吸気孔10から排気口26に向けて真っ直ぐに移動)し、排気口26から排出される。すなわち、筒体2内に導入された外気は、筒体2の下方に移動することなく、筒体2内の上方の水分(水蒸気)を筒体2の外部に排出する。外気が粒状粒子に直接当たることを抑制することができる。
上記したように、コントローラ15は、攪拌機17の回転も制御する。撹拌機17は、X軸方向に伸びるシャフト16と、複数の傾斜板30(30a~30f)を備えている(図2も参照)。傾斜板30は、シャフト16に固定されており、筒体2の内壁に向けて伸びている。傾斜板30は、筒体2の内壁に向かうに従って、+X方向(第2蓋24側)に近づくように傾斜している。各々の傾斜板30の先端(筒体2側の端部)に、載置板32が固定されている。載置板32は、板状であり、表面(シャフト16側の面)に粒状粒子を載置することができる。そのため、シャフト16が回転すると、筒体2内の粒状粒子は、筒体2内で上方移動し、所定高さまで上昇した後、下方に落下する。すなわち、シャフト16が回転すると、筒体2内の粒状粒子は撹拌される。また、傾斜板30は、先端に向かうに従って+X方向(第2蓋24側)に近づくように傾斜しているので、シャフト16が回転すると、筒体2内の粒状粒子は、撹拌されながら、+X方向に移動する。
乾燥機100では、筒体2の-X方向側上端の一部に粒状粒子導入口8が設けられており、第2蓋24の下端に粒状粒子排出口22が設けられている。そのため、粒状粒子導入口8から筒体2内に導入された粒状粒子は、シャフト16の回転に伴なって、筒体2内で撹拌されながら粒状粒子排出口22(+X方向端部)に移動する。なお、シャフト16は、軸受(図示省略)によって、蓋12,24に回転可能に支持されている。また、シャフト16は、モータ14の出力軸に固定されている。そのため、モータ14を駆動することにより、シャフト16(撹拌機17)が回転する。コントローラ15は、モータ14の回転数を制御することにより、シャフトの回転速度を変化させ、粒状粒子の移動速度(すなわち、粒状粒子の筒体2内の滞留時間)を制御する。
図2に示すように、筒体2の内壁は円形であり、シャフト16は、筒体2の中心軸2aに沿って伸びている。乾燥機100では、シャフト16は、中心軸2aと同軸である。中心軸2aに沿って観察(X軸方向から観察)したときに、各傾斜板30は、同じ方向には伸びておらず、複数の方向(6方向)に伸びている。図2では、同じ方向に伸びる傾斜板30に、同じ参照番号30a~30fを付している。また、図1に示すように、X軸方向において、シャフト16の同じ位置に複数の傾斜板30は固定されておらず、各傾斜板30は、X軸方向にほぼ等間隔に離れて固定されている。また、X軸方向において、隣り合う傾斜板30は、異なる方向に伸びている。すなわち、X軸方向において、同じ方向に伸びる傾斜板30a~30fが連続して設けられていない。傾斜板30をこのような配置にすると、粒状粒子は、シャフト16が1回転する間に、複数回傾斜板30と接触する。換言すると、シャフト16が1回転する間に、粒状粒子は、複数回撹拌される。
上記したように、粒状粒子導入口8は筒体2の-X方向側上端に設けられており、粒状粒子排出口22は第2蓋24の下端に設けられている。すなわち、粒状粒子導入口8は、筒体2の-X方向側において、筒体2の中心軸2aより上方に設けられている。粒状粒子排出口22は、筒体2の+X方向側において、筒体2の中心軸2aより下方に設けられている。粒状粒子導入口8には、粒状粒子収容部6が固定されており、粒状粒子排出口22には粒状粒子収集部20が固定されている。また、筒体2の+X方向側下端に、調整板18が設けられている。調整板18は、筒体2の下端から上方に伸びており、粒状粒子排出口22を部分的に塞いでいる。そのため、乾燥機100では、実質的な粒状粒子排出口(粒状粒子排出口22のうち、排出口として有効な部分)は、筒体2の下端よりも上方に位置する。調整板18は、上方への突出高さを変化させることが可能である。調整板18の突出高さを調整することにより、実質的な粒状粒子排出口の高さを上下に移動させることができる。調整板18の突出高さを調整することにより、粒状粒子の筒体2内における滞留時間(粒状粒子の乾燥時間)を調整することができる。
粒状粒子の乾燥方法について説明する。図3に示すように、粒状粒子の乾燥は、粒状粒子製造機50と乾燥機100を備えた乾燥システム200により実施される。粒状粒子製造機50は、筒体2内の温度よりも高温の粒状粒子を製造する。高温の粒状粒子を乾燥機100に導入し、粒状粒子と乾燥機100内(筒体2内)の温度差を利用し、粒状粒子を乾燥させる。具体的には、粒状粒子が筒体2内で放熱する(温度が低下する)ときのエネルギーが気化熱として利用され、粒状粒子の水分が気化する(粒状粒子が乾燥する)。なお、乾燥機100に導入する前の粒状粒子の温度が高い程(粒状粒子と筒体2内の温度差が大きい程)、乾燥が早く進む。
粒状粒子収容部6に収容された粒状粒子は、粒状粒子導入口8より筒体2内に導入され、筒体2の下方に移動する。粒状粒子と筒体2内の温度差により粒状粒子の温度が低下し、放熱エネルギーにより粒状粒子の水分が気化し、粒状粒子の含水率が低下する。このときに、筒体2内の湿度は、高湿度(湿度80%以上)に維持されているので、筒体2内の湿度と粒状粒子内の湿度差に基づく乾燥(蒸発)は抑制されている。また、上記したように、筒体2内に導入された外気は、筒体2の下方に移動することなく筒体2の外部に排出される。そのため、外気が粒状粒子に接触し、外気により粒状粒子内の水分が蒸発する現象も抑制されている。すなわち、乾燥機100による粒状粒子の乾燥は、高湿度環境下での粒状粒子の放熱による水の気化によって行われる。乾燥機100は、筒体2内の湿度を管理し、粒状粒子の温度変化を管理するだけで、所望する含水率まで粒状粒子を乾燥することができる。
なお、上記したように、粒状粒子は、撹拌機17によって撹拌されながら粒状粒子排出口22に向けて移動する。そのため、粒状粒子が筒体2内の空気(粒状粒子より低温の空気)とよく接触し、粒状粒子の放熱(乾燥)が早く進む。なお、粒状粒子排出口22側に移動した粒状粒子は、調整板18によって筒体2内に蓄積される。すなわち、調整板18の上端を越えるまでの間、粒状粒子は筒体2内に滞留する。調整板18の高さを変動することにより、粒状粒子の筒体2内における滞留時間を調整することができる。粒状粒子の滞留時間を調整することにより、粒状粒子の放熱(乾燥)がより確実に行われる。
実験例
(実験1)
押出成形機を用いて粒状粒子(ペレット)を作製し、粒状粒子と筒体内の温度差と、乾燥後の粒状粒子の含水率(乾燥前後の含水率の変化量)との関係について測定した。粒状粒子は、セラミック原料と水の混合原料(含水率17%)を押出成形機を用いて加熱しながら混練し、およそ直径20mm,長さ20mmの粒状粒子を10個作製した(試料1)。試料1の温度は70℃であり、含水率は17%であった。試料1を温度25℃,湿度80%に調整された乾燥機に投入し、温度を低下させ、粒状粒子の温度が25℃で安定したときの含水率を測定した。その結果、試料1の含水率は15%であった。すなわち、試料1は、乾燥機内で温度を45℃低下させることにより含水率が2%低下(乾燥)した。
また、試料1と同じ混合原料を用いて、試料1と同サイズ,温度60℃,含水率17%の粒状粒子(試料2)、試料1と同サイズ,温度50℃,含水率17%の粒状粒子(試料3)、試料1と同サイズ,温度40℃,含水率17%の粒状粒子(試料4)を各々10個作製した。試料1~4は、温度が異なるだけである。試料2~4についても、試料1と同様に、温度25℃,湿度80%に調整された乾燥機に投入し、温度を低下させ、粒状粒子の温度25℃で安定したときの含水率を測定した。その結果、試料2~4の含水率は、各々15.4%,15.9%,16.3%であった。すなわち、試料2~4は、各々、含水率が1.6%,1.1%,0.7%低下した。
図4は、試料1~4の測定結果に基づいて作成したグラフを示している。グラフの横軸は粒状粒子の乾燥前後の温度差を示し、縦軸は粒状粒子の乾燥前後の含水率差を示している。図4に示すように、粒状粒子の温度差(低下温度)と含水率差(低下含水率)の間には比例関係が確認された。すなわち、温度差が大きくなるほど、含水率差が大きくなることが確認された。換言すると、高湿度環境下で粒状粒子の温度が低下する程、粒状粒子の乾燥が進むことが確認された。この現象は、粒状粒子の温度変化(放出した熱エネルギー)が、粒状粒子内の水分の気化熱に利用され、粒状粒子が乾燥(含水率が低下)したことを示している。すなわち、蒸発が起こり難い環境(高湿度環境)下で粒状粒子の温度を制御することにより、粒状粒子の含水率を制御することが可能であることを示している。また、試料4の結果より、高湿度環境下で粒状粒子の温度を15℃低下させるだけでも、粒状粒子が乾燥することが確認された。本実験の結果より、上記乾燥機100において、筒体2内を高湿度(80%以上)に維持した状態で、筒体2内の温度より15℃以上高い温度の粒状粒子を筒体2内に導入することにより、粒状粒子の乾燥を行うことができることが確認された。
(実験2)
実験1の試料1と同サイズ,同温度(70℃),同含水率(17%)の粒状粒子(試料5~9)を、湿度条件が異なる乾燥機(温度25℃)に投入し、温度低下後の含水率を測定した。すなわち、試料5~9は、乾燥前後の温度差(低下温度)が45℃である。試料5~9は、各々、湿度60%(試料5),湿度70%(試料6),湿度80%(試料7),湿度90%(試料8),湿度95%(試料9)の乾燥機に投入した。なお、試料5~9は、各々10個の粒状粒子を乾燥機内に投入し、温度低下後に10個の粒状粒子の各々について含水率を測定した。また、乾燥機内の湿度を100%に調整したところ、乾燥機内に結露が生じた。そのため、本実験は、乾燥機内の上限湿度を95%とした。なお、湿度95%では、乾燥機内に結露は発生しなかった。
図5及び図6は、試料5~9の結果に基づいて作成したグラフを示している。図5のグラフの横軸は試料5~9を投入した乾燥機内の湿度を示し、縦軸は乾燥後の含水率を示している。なお、図5では、各試料5~9について、10個の粒状粒子の含水率の平均値をプロット「●」で示し、10個の粒状粒子の含水率の上限値及び下限値をバー「-」で示している。また、図6の横軸は乾燥機内の湿度を示し、縦軸は10個の粒状粒子の含水率のばらつき(変動係数)を示している。
図5に示すように、乾燥機内の湿度が低い程、乾燥後の粒状粒子の含水率は低い。すなわち、乾燥機内の湿度が低くなると、粒状粒子の放熱に伴う含水率の低下に加え、乾燥機内との湿度差に基づく粒状粒子内の水分の蒸発が生じやすくなる。そのため、乾燥機内の湿度が低くなると、乾燥後の粒状粒子の含水率のばらつきが大きくなっている。換言すると、乾燥機内の湿度が高くなるに従って、乾燥後の粒状粒子の含水率のばらつきが小さくなっている。このことは、乾燥機内の湿度が低くなる程、粒状粒子の乾燥(含水率の低下)が、放熱以外の要因によって起こり易くなることを示している。換言すると、乾燥機内の湿度を高くする程、粒状粒子の含水率が放熱以外の要因によって変動することを抑制することができ、乾燥後の粒状粒子の含水率がばらつくことを抑制することができる。
図6に示すように、乾燥機内の湿度が80%以上であれば、含水率の変動係数が1未満となり、ばらつきなく粒状粒子の含水率を低減することができることが確認された。本実験の結果より、上記乾燥機100において、筒体2内を80℃以上95%以下に維持した状態で、粒状粒子を筒体2内に導入することにより、ばらつきなく粒状粒子の乾燥を行うことができることが確認された。
乾燥機100の利点をまとめる。(1)乾燥機100は、乾燥機100内(筒体2内)を高湿度に維持し、粒状粒子と筒体2内の温度差(粒状粒子の放熱)を利用して粒状粒子を乾燥する。そのため、乾燥機100は、温風(高温空気)を粒状粒子に接触させるタイプの乾燥機と比較して、乾燥後の粒状粒子の含水率を調整しやすい。(2)乾燥機100は、吸排気口10,26を備えている。そのため、筒体2内に結露が生じて結露水が粒状粒子に吸収される(すなわち、粒状粒子が乾燥しない)ことを抑制することができる。(3)乾燥機100は、筒体2内に湿度計4を有している。湿度計4の検出値に基づき送風機の送風量を制御することにより、乾燥機100内の湿度を所定値に維持することができる。粒状粒子が過剰に乾燥する(目的とする含水率より低くなる)ことを防止することができるとともに、筒体2内に結露が生じることをより確実に防止することができる。
(4)乾燥機100は、吸排気口10,26が筒体2の上方(シャフト16の中心軸2aより上方)に設けられている。そのため、外気が粒状粒子に直接接触することが抑制され、外気が粒状粒子の乾燥に寄与することを抑制することができる。(5)乾燥機100は、X軸方向から観察したときに、吸排気口10,26が、重複する位置に設けられている。筒体2内に導入された空気(外気)が粒状粒子に直接接触することを、より確実に防止することができる。
(6)乾燥機100は、粒状粒子排出口22の近傍に、粒状粒子排出口22の実質的な開口高さを調整する調整板18が設けられている。粒状粒子が筒体2内に滞留する時間を調整することができ、粒状粒子の乾燥状態(含水率)の調整を行うことができる。(7)乾燥機100は、X軸方向において、隣り合う傾斜板30が異なる方向に伸びている。シャフト16が1回転する間に、粒状粒子が複数回撹拌されるので、粒状粒子より短時間で乾燥させることができる。
上記実施例は、本明細書で開示する技術を具現化した一例であり、種々の変更が可能である。例えば、上記実施例では、筒体内で粒状粒子を撹拌・移動させる撹拌機構として、シャフトと傾斜板を用いる例について説明した。しかしながら、撹拌機構は,例えばロータリドライヤのように、筒体(筒体の内側に設ける管体)が回転するタイプであってもよい。この場合、回転する筒体の壁面に、粒状粒子を載置するための載置板を固定してもよい。
傾斜板の端部に設けられている載置板の表面(シャフト側の面)形状は任意であり、例えば、載置板の表面に窪みを設け、筒体上方に移動させる粒状粒子の量を増大させてもよい。なお、載置板は省略することもできる。この場合、粒状粒子を撹拌する際、粒状粒子が上方に移動することを抑制することができる。粒状粒子が外気(筒体内に導入された外気)に接触することをより確実に防止することができる。また、筒体内における移動装置は、ベルトコンベア式であってもよい。筒体内において粒状粒子の移動速度を容易に調整することができ、粒状粒子の筒体内における滞留時間を容易に調整することができる。この場合、筒体の形状(内壁の形状)は円形でなくてもよい、
湿度計は、筒体内に複数個設けられていてもよい。この場合、複数の湿度計は、互いに第1方向に間隔をおいて配置されていてよい。例えば、筒体の第1方向長さを3分割したときに、湿度計が、第1方向中央部より粒状粒子導入口側と、第1方向中央部と、第1方向中央部より粒状粒子排出口側に設けられていてよい。また、湿度計に加え、筒体内に温度計を配置してもよい。上記したように、本明細書で開示する乾燥機は、粒状粒子と筒体内の温度差を利用して粒状粒子を乾燥する。筒体内に温度計を配置することにより、筒体内の温度に応じて、粒状粒子製造機で製造する粒状粒子の温度を調整することができる。
第1方向(X軸方向)から観察したときに、吸気口と排気口が、重複しない位置に設けられていてよい。この場合、吸気口と排気口が、重力方向(Z軸方向)で異なる(重複しない)位置に設けられていてもよいし、重力方向及び第1方向に直交する方向(Y軸方向)で異なる位置に設けられていてもよいし、Z軸方向及びY軸方向の双方で異なる位置に設けられていてもよい。この場合、筒体内に導入された外気が筒体内で移動する距離が増加し、筒体内の水蒸気をより効率的に排出することができる。なお、この場合でも、吸排気口は筒体の上方(筒体の中心軸より上方)に設けられているため、外気が粒状粒子に直接接触することを防止することができる。なお、吸排気口の一方又は双方は、筒体の壁面(すなわち、第1,第2蓋部以外の部分)に設けられていてもよい。
粒状粒子製造機は、原料を加熱しながら押出す押出成形機に限定されるものではなく、粒状粒子に含まれる溶媒を蒸発させることなく、粒状粒子を加熱する機構を有するものであれば、種々の装置を用いることができる。たとえば、粒状粒子製造機は、原料を押出して粒状粒子を製造する押出成形部と、粒状粒子を加熱する加熱部を備えた装置であってもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:筒体
4:湿度計
8:粒状粒子導入口
10:吸気口
12:第1蓋
17:移動装置(攪拌機)
22:粒状粒子排出口
24:第2蓋
26:排気口
100:乾燥機

Claims (7)

  1. 固体の粒状粒子を乾燥するための乾燥機であって、
    重力方向に略直交する第1方向に伸びる筒体と、
    筒体の第1方向一端の開口を塞ぐ第1蓋と、
    筒体の第1方向他端の開口を塞ぐ第2蓋と、
    筒体の第1方向一端側において、筒体の中心軸より上方に設けられている吸気口と、
    筒体の第1方向他端側において、筒体の中心軸より上方に設けられている排気口と、
    筒体の第1方向一端側において、筒体の中心軸より上方に設けられている粒状粒子導入口と、
    筒体の第1方向他端側において、筒体の中心軸より下方に設けられている粒状粒子排出口と、
    筒体内に設けられており、筒体内の湿度を検出する湿度計と、
    筒体内に設けられており、粒状粒子を第1方向の一端側から他端側へ移動させる移動装置と、を備え、
    前記吸気口に、乾燥機外の外気を筒体内に直接導入する送風機が接続されており、粒状粒子と筒体内の温度差を利用して筒体内で粒状粒子を放熱させ、粒状粒子を乾燥させる乾燥機。
  2. 前記送風機の送風量を制御する制御装置を備えており、
    制御装置は、前記湿度計の検出値に基づいて前記送風機の送風量を制御する請求項1に記載の乾燥機。
  3. さらに、粒状粒子を撹拌する撹拌機構を備える請求項1または2に記載の乾燥機。
  4. 粒状粒子排出口が第2蓋に設けられており、
    筒体の第1方向他端に、粒状粒子排出口の開口を部分的に塞ぎ、粒状粒子排出口の開口高さを調整する調整板が設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の乾燥機。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の乾燥機を用いた粒状粒子の乾燥方法であって、
    筒体内の湿度を80%以上に維持し、
    筒体内の温度より高温の粒状粒子を粒状粒子導入孔より筒体内に導入する方法。
  6. 筒体内の湿度を95%以下に維持する請求項5に記載の方法。
  7. 筒体内の温度より15℃以上高い温度の粒状粒子を筒体に導入する請求項5又は6に記載の方法。
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