JP7284828B2 - 空陸両用乗物 - Google Patents

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Description

本発明は、空陸両用乗物に関する。
従来から、主翼を備え、地上を走行することができ、空中を飛行することも可能な空陸両用乗物の研究、開発が様々に進められている(例えば特許文献1~3等参照)。
これらの空陸両用乗物では、地上走行時には、主翼を例えば下方に折り畳むように構成されている。
また、いわゆるウルトラライトプレーンの例であるが、主翼を、胴体に沿う状態に折り畳んだ状態と、胴体の側方に開いた状態との間で回動させることができるように構成されたものも提案されている(特許文献4参照)。
特開2011-225058号公報 特開2013-244898号公報 特開2017-185866号公報 実開昭61-196899号公報
ところで、特許文献4に記載されている主翼の構成を、特許文献1~3等に記載されている空陸両用乗物に適用した場合、主翼を胴体に沿う状態に折り畳んだ状態では、空陸両用乗物の胴体に設けられたドアのすぐ外側に折り畳まれた主翼が配置する状態になる。
そのため、ドアがいわゆる蝶番型のドアであると、空陸両用乗物に乗っていたドライバが外に出るためにドアを開ける際に、ドアが主翼にぶつかってしまい、ドアを開けられなかったり、ドアや主翼が壊れたりする可能性がある。
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、主翼を胴体に沿う状態に折り畳んだ状態でドアを主翼と干渉することなく開閉することが可能な空陸両用乗物を提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、本発明の一側面に係る空陸両用乗物は、
主翼と、胴体と、前記胴体の側面に設けられたスライドドアと、前記主翼と前記胴体とを連結し、前記主翼を前記胴体に沿う状態に折り畳んだ第1の状態と前記胴体の側方に開いた第2の状態との間で回動させることができるヒンジ機構と、を備え、前記スライドドアは、前記第1の状態において、前記主翼と前記胴体との間に形成される空間内で、前記胴体の外面と前記スライドドアの内面とが対向する状態でスライドすることで開閉し、前記主翼の端部にはウィングレットが形成されており、前記第1の状態では、前記胴体と前記主翼と前記ウィングレットとで囲まれて前記空間が形成され、前記第1の状態で、前記ウィングレットの先端部が前記胴体に固定可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、主翼を備え、地上を走行し、空中を飛行することが可能な空陸両用乗物において、主翼を胴体に沿う状態に折り畳んだ状態(第1の状態)でドアを主翼と干渉することなく開閉することが可能となる。
本実施形態に係る空陸両用乗物の地上走行時における構成を表す図である。 本実施形態に係る空陸両用乗物の離着陸時における構成を表す図である。 本実施形態に係る空陸両用乗物の巡航時における構成を表す図である。 スライドドアが胴体の側面に沿って前後にスライドさせて開閉できることを表す図である。 第1の実施形態に係る空陸両用乗物において主翼を胴体に沿う状態に折り畳んだ状態を表す平面図である。 ウィングレットの先端部に設けられたフックの例を表す図である。 空陸両用乗物の胴体の側面に取り付けられた金具の例を表す図である。 第2の実施形態に係る空陸両用乗物において主翼を胴体に沿う状態に折り畳んだ状態を表す平面図である。 スライドドアを胴体の側面の外側に引き出した状態を表す図である。 胴体の側面の外側に引き出したスライドドアを後方にスライドさせた状態を表す図である。 図8A、図8Bとは別の形態のスライドドアを含むスライドドア開閉構造を胴体の内側から見た図である。 図9のレールやスライドドア等を上方から見た図である。 図9のスライドドア開閉構造を空陸両用乗物の外側から見た図である。 図9のスライドドア開閉構造を空陸両用乗物の後方から見た図である。 スライドドアの開閉時における規制部材の揺動状態及び規制部材とドア側レールとの係合状態を表す拡大図である。
以下、本発明に係る空陸両用乗物の実施の形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下では、上下、前後、左右の各方向については、空陸両用乗物における各方向に従って説明する。
[空陸両用乗物の全体構成]
本実施形態に係る空陸両用乗物1は、地上を走行することができ、空中を飛行することも可能とされている。図1は、本実施形態に係る空陸両用乗物の地上走行時における構成を表す図であり、図2は、飛行時のうち離着陸時における構成を表す図であり、図3は、飛行時のうち巡航時における構成を表す図である。
空陸両用乗物1は、主に、胴体2と、車輪3と、主翼4と、プロペラ5と、水平尾翼6と、垂直尾翼7と、テールロータ8と、ヒンジ機構22とを備えて構成されている。
本実施形態では、空陸両用乗物1は自動二輪車をベースとして構成されており、車輪3が胴体2の下方に前後2輪配置されているが、空陸両用乗物1の車輪は3輪や4輪等であってもよい。
そして、図示を省略するが、胴体2の略中央に配置されている操縦席には、自動二輪車のハンドルやステップと同様のハンドルやステップが設けられており、座席シートに跨ったドライバがハンドルやステップを操作して地上走行時の操縦や飛行時の操舵等を行うようになっている。
また、図示を省略するが、本実施形態では、胴体2内にエンジンや発電機、バッテリ等が内蔵されており、地上走行時にはエンジンの動力で走行するようになっている。
また、空陸両用乗物1の胴体2の側面には、スライドドア21が設けられており、スライドドア21は、図4に示すように、胴体2の側面に沿って、胴体2の外面とスライドドア21の内面とが対向する状態で前後にスライドさせることで開閉できるようになっている。
主翼4は、プロペラ5が取り付けられたティルトウィングとされており、ヒンジ機構22を介して胴体2と連結されている。ヒンジ機構22は、主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態(図1参照)と胴体2の側方に開いた状態(図2参照)との間で回動させることができるとともに、ヒンジ機構22の胴体2側部分を回転させることで、プロペラ5を上方に向けた状態(図2参照)と前方に向けた状態(図3参照)との間で主翼4のティルト角を変えることができるようになっている。
プロペラ5は、主翼4に取り付けられており、ナセル51内に収容された図示しない電動モータで駆動するようになっている。
また、本実施形態では、空陸両用乗物1の後方、すなわち左右の水平尾翼6の間の垂直尾翼7後方の胴体2部分に、回転軸が略上下方向を向くようにテールロータ8が設けられている。そして、テールロータ8も図示しない複数の電動モータで駆動されるようになっている。
なお、胴体2等には、この他、通常、自動二輪車に設けられるECUや各種の測定器やセンサ類等や、ブレーキの関する各種の機器等が収容されている。
また、胴体2等には、航空機に設けられる各種の測定器やセンサ類等のほか、飛行時にプロペラ5の回転数や主翼4のティルト角の制御や、補助翼41や昇降舵61、方向舵71等の動翼(図3参照)等の制御を行うためのコンピュータ等が収容されている。
[空陸両用乗物における形態の変化等について]
ここで、本実施形態に係る空陸両用乗物1における形態の変化等について説明する。
本実施形態では、空陸両用乗物1で地上走行するためにドライバが空陸両用乗物1に乗り込む場合、図1に示した状態から左右のいずれか一方の主翼4(プロペラ5は上向きの状態)を開く方向に回動させ、胴体2の側面のスライドドア21をスライドさせて開けて操縦席に乗り込む。そして、座席シートに跨って座り、主翼4を閉じる方向に回動させた後、スライドドア21をスライドさせて閉める。
また、地上走行を終えて空陸両用乗物1から降りる場合は、ドライバは、左右のいずれか一方のスライドドア21を開けた後、主翼4を開く方向に回動させる。
そして、座席シートから降り、スライドドア21を閉めた後、主翼4を回動させて閉じる。
一方、本実施形態では、空陸両用乗物1で飛行する場合、ドライバは、図2に示したようにプロペラ5を上方に向けた状態で左右の主翼4を開いた状態で固定し、胴体2の側面のスライドドア21を開閉させて乗り降りする。
また、本実施形態では、空陸両用乗物1は、飛行中に形態が変わる。
すなわち、空陸両用乗物1は、離陸時には、プロペラ5を上方に向けたまま鉛直方向に上昇して離陸する。また、着陸時も、プロペラ5を上方に向けた状態で鉛直方向に下降して着陸するようになっている。
また、空陸両用乗物1は、上記のようにプロペラ5を上方に向けた状態で離陸した後、左右の主翼4をそれぞれ前方にティルトさせて前方に飛行する状態になる。
主翼4のティルト角は、ヒンジ機構22の胴体2側部分が回転することにより、図2に示した状態と図3に示した状態との間で段階的に変えることができるようになっており、主翼4のティルト角を変えることで空陸両用乗物1の飛行速度を変えることができるようになっている。
[スライドドアを開閉可能とするための構成等について]
上記のように、本実施形態に係る空陸両用乗物1では、地上走行を行うためにドライバが空陸両用乗物1に乗り込む際や空陸両用乗物1から降りる際、主翼4が胴体2に沿う状態に折り畳まれた状態(図1参照)でスライドドア21を開閉させる。
その際、空陸両用乗物1のドアがいわゆる蝶番型のドアであると、前述したように空陸両用乗物1に乗っていたドライバが外に出るためにドアを開けると、ドアが折り畳まれた状態の主翼4にぶつかってしまい、ドアを開けられなくなったり主翼4が壊れたりする可能性がある。
その点、本実施形態では、上記のように空陸両用乗物1のドアがスライドドア21で構成されているため、スライドドア21が折り畳まれた状態の主翼4にぶつからないように開閉することができる。
また、図1に示したように主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態では、主翼4と胴体2との間に、胴体2の側面に設けられたスライドドア21を開閉可能とするための空間S(例えば後述する図5や図7では符号Sで表されている。)が形成されるようになっている。
そして、主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態で主翼4と胴体2との間に形成される空間S内で、胴体2の側面に設けられたスライドドア21を、胴体2の外面とスライドドア21の内面とが対向する状態でスライドさせて開閉することができるようになっている。
折り畳んだ主翼4と胴体2との間に形成される空間S内でスライドドア21をスライドさせることで、主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態でスライドドア21を主翼4と干渉することなく開閉することが可能となる。
以下、胴体2に沿う状態に折り畳まれた主翼4と胴体2との間にスライドドア21を開閉可能とするための空間を形成するための構成等について、いくつかの実施例を挙げて具体的に説明する。
[第1の実施の形態]
例えば、図3等に示すように、空陸両用乗物1の主翼4の端部を、主翼4を胴体2の側方に開いた状態では上向きになる方向に屈曲させてウィングレット42を形成しておく。
そして、図5に示すように、主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態で、胴体2と主翼4とウィングレット42とで囲まれて、胴体2の側面に設けられたスライドドア21を開閉可能とするための空間S(図中のハッチングされた領域)が形成されるように構成することが可能である。なお、図5では、スライドドア21が開かれた状態が示されている。
このように構成すれば、主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態では、スライドドア21を上記の空間S内で開閉することが可能となり、主翼4と干渉することなく開閉することが可能となる。
そのため、ドライバが本実施形態に係る空陸両用乗物1に乗り降りするためにスライドドア21を開閉する際に、胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態の主翼4にスライドドア21をぶつけたり擦ったりすることを防止することが可能となり、スライドドア21や主翼4に損傷等が生じることを防止することが可能となる。
なお、本実施形態では、前述したように、主翼4にプロペラ5や電動モータ等が内蔵されたナセル51が取り付けられており、プロペラ5やナセル51は重量がある。そして、主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳むと(図1参照)、プロペラ5やナセル51を含む主翼4の重量をヒンジ機構22で支持する状態になる。また、その状態で地上走行すると、路面の凹凸等により、プロペラ5やナセル51を含む主翼4がヒンジ機構22周りに揺動する。
そのため、胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態の主翼4をヒンジ機構22のみで支持するように構成するとヒンジ機構22に負荷が集中してしまい、ヒンジ機構22が損傷したり破壊されるおそれがある。
そのため、上記のように主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態で、ウィングレット42の先端部を胴体2に固定することができるように構成することが可能である。
このように構成すれば、重量がある主翼4(プロペラ5やナセル51等を含む。)を、ヒンジ機構22とウィングレット42の先端部の2か所で胴体2に固定することが可能となり、ヒンジ機構22にかかる負荷を軽減することが可能となり、ヒンジ機構22が損傷したり破壊されたりすることを防止することが可能となる。
主翼4のウィングレット42の先端部を胴体2に固定する方法としては、例えば、図6Aに示すようにウィングレット42の先端部にフック43を設け、空陸両用乗物1の胴体2の側面に図6Bに示すような係合用のコ字状の金具23を取り付けておく。
そして、主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳んだ際にフック43を金具23に係合させることでウィングレット42の先端部を胴体2に固定するように構成することができる。
この場合、図示を省略するが、例えば、主翼4内にフック43を動かすためのハンドルを設けておき、主翼4の上面側と下面側のいずれからも主翼4内に手を入れてハンドルを操作することができるように構成することが可能である。
その際、ハンドルは、例えば、主翼4の内部でフック43とワイヤやリンク等で繋がれており、ハンドルを操作することでフック43を上下動させることができるようになっており、フック43を上方に動かすことで金具23との係合が解除され、フック43を下方に動かすことで金具23と係合するように構成することができる。
このように構成すれば、ドライバが空陸両用乗物1に乗り込む際には、空陸両用乗物1の外側を向いている主翼4の下面側から手を入れてハンドルを操作してフック43を動かして金具23との係合を解除し、主翼4を胴体2の側方に開き、スライドドア21を開いて操縦席に乗り込むことができる。
また、ドライバが空陸両用乗物1から降りる際には、ドライバはスライドドア21を開け、空陸両用乗物1の胴体2側を向いている主翼4の上面側から手を入れてハンドルを操作してフック43を動かして金具23との係合を解除し、主翼4を胴体2の側方に開いて操縦席から降りることができる。
なお、ドライバが空陸両用乗物1から降りる際のフック43と金具23との係合の解除の操作を、上記のような主翼4に設けられたハンドルで行う代わりに、操縦席内で行うことができるように構成することも可能である。
また、フック43をワイヤやリンク等で機械的に動かす代わりに、電磁的に動かすように構成することも可能である。
さらに、主翼4のウィングレット42の先端部に設けたフック43用の切り欠きや、ハンドルを操作するための穴などが主翼4の空力等に影響を与えないようにするために、フック43を金具23と係合させたりハンドルを操作したりする時以外は、それらの切り欠きや穴等を塞ぐように構成することも可能である。
また、金具23を、胴体2の側面から外側に出したり、胴体2の側面の内部に収容したりすることができるように構成することも可能である。
[第2の実施の形態]
一方、図7に示すように、空陸両用乗物1の主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態で主翼4の先端部分が水平尾翼6と接するように主翼4を長く形成するように構成することが可能である。この場合、必ずしも主翼4にウィングレットを形成しなくてもよい。
そして、この場合、主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳むと、胴体2と主翼4と水平尾翼6とで囲まれて空間S(図中のハッチングされた領域)が形成される。なお、図7でも、スライドドア21が開かれた状態が示されている。
このように構成すれば、主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態では、スライドドア21を上記の空間S内で開閉することが可能となり、主翼4と干渉することなく開閉することが可能となる。
そのため、ドライバが本実施形態に係る空陸両用乗物1に乗り降りするためにスライドドア21を開閉させる際に、胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態の主翼4にスライドドア21をぶつけたり擦ったりすることを防止することが可能となり、スライドドア21や主翼4に損傷等が生じることを防止することが可能となる。
なお、図示を省略するが、本実施形態においても、主翼4の先端部分にフックを設け、水平尾翼6の先端部にフックとの係合用の金具を取り付けておくなどして、主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態で、主翼4の先端部分が水平尾翼6に固定することができるように構成することが可能である。
このように構成すれば、重量がある主翼4(プロペラ5やナセル51等を含む。)を、ヒンジ機構22と主翼4の先端部分の2か所で胴体2や水平尾翼6に固定することが可能となり、ヒンジ機構22にかかる負荷を軽減することが可能となり、ヒンジ機構22が損傷したり破壊されたりすることを防止することが可能となる。
[スライドドアのスライドのさせ方について]
ところで、上記のように、空陸両用乗物1のドアをスライドドア21とし、さらに、折り畳んだ主翼4と胴体2との間に空間Sを形成して、その空間S内でスライドドア21を開閉するように構成すれば、主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態でスライドドア21を主翼4と干渉することなく開閉することが可能となる。
その際、空間Sが十分に広ければ、例えば、図8Aに示すようにスライドドア21を胴体2の側面の外側に引き出し、それを図8Bに示すように後方にスライドさせることで、スライドドア2を、胴体2の外面2Aとスライドドア21の内面21Aとが対向する状態でスライドさせて開閉させるように構成することができる。
なお、図8A、図8Bや後述する図9以下の各図では、左側のスライドドア21を開閉させる場合が示されているが、右側のスライドドア21を開閉させる場合も同様である。
一方、空間Sが十分には広くなく、特に、図8Aに示したようにスライドドア21を胴体2の側面の外側に引き出すと折り畳まれた状態の主翼4と干渉する可能性があるような場合には、例えば、スライドドア21の開閉構造10(以下、スライドドア開閉構造10という。)を図9に示すように構成することも可能である。
図9は、スライドドア21を含むスライドドア開閉構造10を胴体2の内側から見た図であり、スライドドア開閉構造10を胴体2の内側上方からやや下側を見るようにして見た状態が示されている。なお、図9では、スライドドア21やレール11、後述する規制部材12以外の空陸両用乗物1の図示が省略されている。
この場合、スライドドア21の上端に対応する空陸両用乗物1の胴体2の部分に2本のレール11が配置されており、各レール11は前後方向に延在するように略平行に配置されている。また、各レール11の前端部分は胴体2の内側に湾曲されている。レール11は1本でもよく、また、3本以上であってもよい。
スライドドア21の上端内側にはガイドローラ保持部21Bが固定されており、ガイドローラ保持部21Bの上面にはガイドローラ21Cが固定されている。そして、各ガイドローラ21Cはそれぞれ対応するレール11にそれぞれスライド自在に係合されている。
このように構成すると、レール11やスライドドア21等を上方から見た図10に示すように、スライドドア21が閉じた状態(図中の21α参照)からスライドドア21を開くために後方にスライドさせると、スライドドア21の後端側が後方に移動しつつ外側に所定量だけ移動した状態(図中の21β参照)になる。
そして、スライドドア21をさらにスライドさせると、今後は、スライドドア21の前端側が後方に移動しつつ外側に所定量だけ移動した状態(図中の21γ参照)になる。そして、以後、スライドドア21は全体的にスライド方向にスライドしていく状態になる。
このように構成すると、スライドドア21の開き始めでは、図8Aに示したようにスライドドア21全体が外側に移動するのではなく、図10において21βで示されるようにまず後端側だけが外側に移動した後、スライドドア21全体が後方に移動した後で図10において21γで示されるようにスライドドア21の前端が外側に移動する。
そのため、スライドドア21を開ける際にスライドドア21のすぐ外側に折り畳まれた主翼4がある場合であっても、主翼2を避けてスライドドア21を開閉することが可能となり、折り畳まれた主翼4と干渉することなくスライドドア21を開閉することが可能となる。
なお、上記のように、上記のようにスライドドア21をレール11に吊り下げるようにして移動させる場合、スライドドア21の下側が左右に揺れてしまう可能性がある。
そこで、例えば図9や図11A、図11Aに示すように、スライドドア21の内面に、スライドドア21のスライド方向(前後方向)に延在するドア側レール21Dを設けることが可能である。なお、図11Aは、スライドドア開閉構造10を空陸両用乗物1の外側から見た図であり、図11Bは後方から見た図である。また、図11A、図11Bではレール11の図示が省略されている。
そして、図9や図11A、図11Bに示すように、ドア側レール21Dに溝を設けておき、空陸両用乗物1の胴体2のドア側レール21Dに対応する部分に、ローラ保持部12Aの先端にローラ12Bが取り付けられた規制部材12を配置して、規制部材12のローラ12Bをドア側レール21Dにスライド自在に係合させる。
そして、規制部材12のローラ保持部12Aは略上下方向に延びる揺動軸12C(図11A、図11B参照)周りに揺動できるように構成される。
このように構成すると、スライドドア21が図10に示したようにスライドする際、スライドドア21が図10において符号21αで示される状態にある場合は、規制部材12は図12において符号12αで示される状態になり、その後、スライドドア21が図10において符号21β、21γで示される状態に移行すると、規制部材12は図12において符号12β、12γで示される状態に移行する。このようにして規制部材12はスライドドア21の移動に追従して揺動軸12C周りに揺動する。
そして、その後は、スライドドア21が後方にスライドされると、規制部材12のローラ12Bがドア側レール21Dに係合した状態でドア側レール21Dに沿って移動する状態になる。
そのため、スライドドア21がスライドする間、スライドドア21の下側の部分の左右方向への動きが規制部材12により規制される。
そのため、上記のようにスライドドア21をレール11に吊り下げるようにして移動させるように構成した場合でも、スライドドア21の下側が左右に揺れてしまうことを確実に防止することが可能となる。
以上のように、上記の各実施形態に係る空陸両用乗物1によれば、空陸両用乗物1のドアをスライドドア21とするとともに、空陸両用乗物1の主翼4を胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態で主翼4と胴体2との間に空間Sが形成されるように構成し、スライドドア21をこの空間S内でスライドさせて開閉するように構成した。
そのため、スライドドア21を空間S内で開閉させることが可能となり、主翼4と干渉することなく開閉することが可能となる。
そのため、ドライバが空陸両用乗物1に乗り降りするためにスライドドア21を開閉させる際に、胴体2に沿う状態に折り畳んだ状態の主翼4にスライドドア21をぶつけたり擦ったりすることを防止することが可能となり、スライドドア21や主翼4に損傷等が生じることを防止することが可能となる。
なお、本発明が、上記の各実施形態等に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、上記の各実施形態では、プロペラ5が主翼4に取り付けられている場合について説明したが、機首等に設けられていてもよい。
また、プロペラ5の代わりにジェットエンジン等を搭載していてもよい。
本発明は、空陸両用乗物に利用することができる。
1 空陸両用乗物
2 胴体
2A 胴体の外面
4 主翼
5 プロペラ
6 水平尾翼
21 スライドドア
21A スライドドアの内面
22 ヒンジ機構
42 ウィングレット
S 空間

Claims (3)

  1. 主翼と、
    胴体と、
    前記胴体の側面に設けられたスライドドアと、
    前記主翼と前記胴体とを連結し、前記主翼を前記胴体に沿う状態に折り畳んだ第1の状態と前記胴体の側方に開いた第2の状態との間で回動させることができるヒンジ機構と、
    を備え、
    前記スライドドアは、前記第1の状態において、前記主翼と前記胴体との間に形成される空間内で、前記胴体の外面と前記スライドドアの内面とが対向する状態でスライドすることで開閉し、
    前記主翼の端部にはウィングレットが形成されており、
    前記第1の状態では、前記胴体と前記主翼と前記ウィングレットとで囲まれて前記空間が形成され、
    前記第1の状態で、前記ウィングレットの先端部が前記胴体に固定可能とされている、
    ことを特徴とする空陸両用乗物。
  2. 主翼と、
    胴体と、
    前記胴体の側面に設けられたスライドドアと、
    前記主翼と前記胴体とを連結し、前記主翼を前記胴体に沿う状態に折り畳んだ第1の状態と前記胴体の側方に開いた第2の状態との間で回動させることができるヒンジ機構と、
    水平尾翼と、
    を備え、
    前記スライドドアは、前記第1の状態において、前記主翼と前記胴体との間に形成される空間内で、前記胴体の外面と前記スライドドアの内面とが対向する状態でスライドすることで開閉し、
    前記第1の状態では、前記胴体と前記主翼と前記水平尾翼とで囲まれて前記空間が形成され、
    前記第1の状態で、前記主翼の先端部分が前記水平尾翼に固定可能とされている、
    ことを特徴とする空陸両用乗物。
  3. 前記主翼は、プロペラが取り付けられたティルトウィングであり、
    前記ヒンジ機構は更に、前記胴体に対して回転することにより前記第2の状態で前記ティルトウィングのティルト角を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の空陸両用乗物。
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