JP7284631B2 - 収納箱 - Google Patents
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Description
図1ないし図4を参照して、本実施形態に係る収納箱1について説明する。図1は収納箱1の小口2F側を示す斜視図である。図2は収納箱1の背面2R側を示す斜視図である。図3は収納箱1の外蓋部5を開いた状態を示す斜視図である。図4は、図1のIV-IV断面図である。
図5を参照して、箱本体2のブランク2Aについて説明する。図5はブランク2Aを示す平面図である。
図6ないし図8を参照して、蓋部3の第1~第3ブランク3A~3Cについて説明する。図6は第1ブランク3Aを示す平面図である。図7は第2ブランク3Bを示す平面図である。図8は第3ブランク3Cを示す平面図である。
図6に示すように、第1ブランク3Aは、5つの内蓋形成板30と、外蓋接続板31と、を含んでいる。5つの内蓋形成板30は、段方向に一列に並べられ、第1蓋折曲線L3または第2蓋折曲線L4を介して連設されている。外蓋接続板31は、段方向一端に配置された内蓋形成板30に第1蓋折曲線L3を介して連設されている。3本の第1蓋折曲線L3と2本の第2蓋折曲線L4とは、交互に間隔をあけて配置され、5つの内蓋形成板30と外蓋接続板31とを区画している。各内蓋形成板30は、箱形成板20と同一形状であって、中央領域に開口した蓋開口部30Aを有した略矩形環状に形成されている。外蓋接続板31は、蓋開口部30Aを削除した内蓋形成板30と略同一形状に形成されている。つまり、各内蓋形成板30および外蓋接続板31は、四隅部を隅切した略長方形状に形成されている。
図7に示すように、第2ブランク3Bは、外蓋本体32と、外蓋固定部33と、外蓋背部34と、を含んでいる。外蓋本体32および外蓋固定部33は、それぞれ、外蓋接続板31と同一形状に形成されている。外蓋背部34は、2本のヒンジ線L5を介して外蓋本体32と外蓋固定部33とに連設されている。外蓋背部34は、外蓋本体32等よりも流れ方向の幅が短い略長方形状に形成されている。外蓋背部34の段方向の寸法は、収納箱1の高さに対応しており、外蓋本体32等の段方向の寸法よりも短く設定されている。
図8に示すように、第3ブランク3Cは、外蓋本体32等と同一形状に形成された外蓋表層部35を含んでいる。
以上で説明したように、箱本体2のブランク2Aと蓋部3の第1~第3ブランク3A~3Cとは互いに別体で形成されており、これらのブランク2A,3A~3Cを折り曲げたり連結したりすることで収納箱1が組み立てられる。以下、図4ないし図8を参照して、収納箱1の組立工程の一例について説明する。収納箱1は、例えば、作業者によって手作業で組み立てられる。
まず、箱本体2(ブランク2A)の組立工程の一例について説明する。作業者は、第1箱折曲線L1(裏半切線)を挟んで隣接する箱形成板20の表ライナ9Bに両面テープ(図示せず)を貼付し、第2箱折曲線L2(表半切線)を挟んで隣接する箱形成板20の裏ライナ9Cに両面テープを貼付する。
次に、内蓋部4(第1ブランク3A)の組立工程の一例について説明する。作業者は、表ライナ9Bを内側に向けるように内蓋形成板30を第1蓋折曲線L3に沿って折り返し、裏ライナ9Cを内側に向けるように内蓋形成板30を第2蓋折曲線L4に沿って折り返す。また、作業者は、外蓋接続板31を内蓋形成板30に重ねるように第1蓋折曲線L3に沿って折り返す。このように、折り返された一対の内蓋形成板30によって各々の内蓋部4が構成される。2つの内蓋部4は、一列に連設された5つの内蓋形成板30をジグザグに折り返すことで蛇腹状に形成されている。また、最上層(最表層)の内蓋形成板30に連設された外蓋接続板31は、内蓋形成板30と共に蛇腹形状を構成する。なお、隣接する内蓋形成板30や外蓋接続板31は互いに接着(固定)されない。また、最下層の内蓋形成板30は内蓋部4を構成しない。
次に、外蓋部5の組立工程の一例について説明する。外蓋部5は、外蓋接続板31と、第2ブランク3B(外蓋本体32、外蓋固定部33および外蓋背部34)と、第3ブランク3C(外蓋表層部35)とによって構成される。
次に、図3、図4、図9ないし図13を参照して、収納箱1の作用、具体的には外蓋部5と各内蓋部4との開閉について説明する。図9は外蓋部5を開いた状態を示す側面図である。図10は外蓋部5および最上層の内蓋部4を開いた状態を示す斜視図である。図11は外蓋部5および最上層の内蓋部4を開いた状態を示す側面図である。図12は外蓋部5および2つの内蓋部4を開いた状態を示す斜視図である。図13は外蓋部5および2つの内蓋部4を開いた状態を示す側面図である。
まず、作業者が収納箱1に物品Mを収容する手順について説明する。図3および図9に示すように、作業者は、外蓋閉塞位置P1に配置された表紙部5Uを外蓋開放位置P2に向かって回動させる。表紙部5Uは、最上層の内蓋形成板30と外蓋接続板31との間の第1蓋折曲線L3と、上方のヒンジ線L5とを中心にして回動する。各内蓋部4は、回動せず、内蓋閉塞位置P4に留まっている。外蓋開放位置P2に配置された表紙部5Uは、内蓋閉塞位置P4に配置された内蓋部4に対して略垂直に起立している。
次に、ユーザが収納箱1から物品Mを取り出す手順について説明する。図3および図9に示すように、ユーザは、上記した物品Mの収容手順と同様に、表紙部5Uを外蓋閉塞位置P1から外蓋開放位置P2に回動させる。この状態で、ユーザは、外蓋接続板31と最上層の内蓋形成板30とに印刷された広告を目視することができる。また、この状態で、物品Mは蓋開口部30Aに僅かな隙間Gを有して嵌合し、物品Mの上面は最上層の内蓋部4の上面と略同一平面を成しているため、ユーザは物品Mを掴んで取り出すことができない。
2 箱本体
2R 背面
2S 収容部
3 蓋部
4 内蓋部
5 外蓋部
20 箱形成板
20A 収容開口部
30 内蓋形成板
30A 蓋開口部
31 外蓋接続板
32 外蓋本体
33 外蓋固定部
34 外蓋背部
G 隙間
M 物品
P1 外蓋閉塞位置
P2 外蓋開放位置
P3 第2の外蓋開放位置
P4 内蓋閉塞位置
P5 内蓋開放位置
P6 第2の内蓋開放位置
Claims (9)
- 箱本体(2)の背面(2R)側を軸として回動する蓋部(3)を備えて冊子状に形成された収納箱(1)であって、
前記箱本体は、物品(M)の一部を収容するための収容部(2S)を有し、
前記蓋部は、
前記箱本体に連設され、前記収容部に対応する蓋開口部(30A)を有し、前記箱本体に積層されて前記収容部から突き出た前記物品を前記蓋開口部に挿通させた内蓋閉塞位置(P4)と、前記収容部を開放した内蓋開放位置(P5)との間で回動する少なくとも1つの内蓋部(4)と、
前記箱本体と前記内蓋部の少なくとも一方に連設され、前記内蓋部に積層されて前記蓋開口部を閉塞した外蓋閉塞位置(P1)と、前記蓋開口部を開放した外蓋開放位置(P2)との間で回動する外蓋部(5)と、を含み、
前記内蓋部は、一対の内蓋形成板(30)によって構成されており、前記箱本体と前記外蓋部とに接続され、
前記外蓋部は、前記内蓋部と前記箱本体の前記背面とを覆うように形成され、前記外蓋開放位置よりも更に開放方向に開いて前記背面から離間した第2の外蓋開放位置(P3)まで回動し、
前記外蓋部が前記外蓋開放位置から前記第2の外蓋開放位置に回動する過程において、前記内蓋部を構成する一対の前記内蓋形成板は、互いの前記背面側を離間させながら前記内蓋閉塞位置から前記内蓋開放位置に向かって回動することを特徴とする収納箱。 - 箱本体(2)の背面(2R)側を軸として回動する蓋部(3)を備えて冊子状に形成された収納箱(1)であって、
前記箱本体は、物品(M)の一部を収容するための収容部(2S)を有し、
前記蓋部は、
前記箱本体に連設され、前記収容部に対応する蓋開口部(30A)を有し、前記箱本体に積層されて前記収容部から突き出た前記物品を前記蓋開口部に挿通させた内蓋閉塞位置(P4)と、前記収容部を開放した内蓋開放位置(P5)との間で回動する少なくとも1つの内蓋部(4)と、
前記箱本体と前記内蓋部の少なくとも一方に連設され、前記内蓋部に積層されて前記蓋開口部を閉塞した外蓋閉塞位置(P1)と、前記蓋開口部を開放した外蓋開放位置(P2)との間で回動する外蓋部(5)と、を含み、
各々の前記内蓋部は、折り返された一対の内蓋形成板(30)によって構成され、
複数の前記内蓋部は、一列に連設された複数の前記内蓋形成板をジグザグに折り返すことで蛇腹状に形成されたことを特徴とする収納箱。 - 前記蓋開口部は、僅かな隙間(G)を有して前記物品が挿通可能に形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の収納箱。
- 前記内蓋閉塞位置に配置された前記内蓋部は、前記収容部に収容された前記物品の表面と同一平面を構成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の収納箱。
- 最深層の前記内蓋部は、前記箱本体に接続され、
最表層の前記内蓋部は、前記外蓋部に接続され、
前記外蓋部は、最表層の前記内蓋部と前記箱本体の前記背面とを覆うように形成され、前記外蓋開放位置よりも更に開放方向に開いて前記背面から離間した第2の外蓋開放位置(P3)まで回動し、
最深層の前記内蓋部を除く前記内蓋部は、前記内蓋開放位置よりも更に開放方向に開いて前記第2の外蓋開放位置に配置された前記外蓋部に重なる第2の内蓋開放位置(P6)まで回動し、
前記外蓋部が前記外蓋開放位置から前記第2の外蓋開放位置に回動する過程において、最表層の前記内蓋部を構成する一対の前記内蓋形成板は、互いの前記背面側を離間させながら前記内蓋閉塞位置から前記内蓋開放位置に向かって回動し、
表層側の前記内蓋部が前記内蓋開放位置から前記第2の内蓋開放位置に回動する過程において、深層側の前記内蓋部を構成する一対の前記内蓋形成板は、互いの前記背面側を離間させながら前記内蓋閉塞位置から前記内蓋開放位置に向かって回動することを特徴とする請求項2に記載の収納箱。 - 前記外蓋部は、
最表層の前記内蓋形成板に接続された外蓋本体(32)と、
前記箱本体の下面に接続された外蓋固定部(33)と、
前記外蓋本体と前記外蓋固定部とに連設された外蓋背部(34)と、を含み、
前記外蓋部が前記外蓋閉塞位置に回動した状態では、前記外蓋本体は前記蓋開口部を閉塞し、前記外蓋背部は前記箱本体の前記背面に対向し、
前記外蓋部が前記第2の外蓋開放位置に回動した状態では、前記外蓋本体は前記蓋開口部を開放し、前記外蓋背部は前記箱本体の前記背面から離間することを特徴とする請求項1または5に記載の収納箱。 - 前記外蓋部は、最表層の前記内蓋形成板に連設され、前記内蓋形成板と共に蛇腹形状を構成する外蓋接続板(31)を更に含むことを特徴とする請求項6に記載の収納箱。
- 前記箱本体は、積み重ねて固定された複数の箱形成板(20)で構成され、
前記収容部は、複数の前記箱形成板に開口した複数の収容開口部(20A)によって構成されたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の収納箱。 - 前記箱本体は、一列に連設された複数の前記箱形成板をジグザグに折り返すことで積層状態に形成されたことを特徴とする請求項8に記載の収納箱。
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