JP7282154B1 - 携帯端末、その制御方法、ならびに、支払プログラム - Google Patents

携帯端末、その制御方法、ならびに、支払プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末において支払プログラムを介して支払う前にショッププログラムを起動するようユーザに促す。【解決手段】取引システムの携帯端末101において、検知部102は、周囲状況を検知する。取得部103は、支払プログラムを介した支払が行われると、支払先ショップのショップIDを取得する。記録部104は、ショップIDと、周囲状況と、を対応付けてデータベース151に記録する。検索部105は、周囲状況を検知すると、データベース151から、検知された周囲状況と同一もしくは類似する他の周囲状況と、他の周囲状況に対応付けられて記録された他のショップIDと、を検索する。特定部106は、データベース151から、検索された他のショップIDに関連付けられるショッププログラムを特定する。出力部107は、支払プログラムを介した支払に先立って、特定されたショッププログラムを起動すべき旨を示すメッセージを出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、支払プログラムを介した支払をする前にショッププログラムを起動するようユーザに促す携帯端末、その制御方法、ならびに、プログラムに関する。
従来、ユーザが店舗で商品を購入する場合に、支払いに必要な情報を含む二次元コードをユーザ端末に表示させ、当該二次元コードを店舗端末に読み取らせることによって電子決済を実行する技術が提案されている(特許文献1)。このような支払を行うために、ユーザは支払プログラムを携帯端末にあらかじめインストールし、支払時に起動する、という態様が、広く利用されている。
一方、スマートフォン等の携帯端末に、その携帯端末を使用するユーザ向けのクーポン情報を提供する技術が提案されている(特許文献2)。このようなクーポン等のショップ情報は、各ショップが独自にショッププログラムをユーザに提供し、ショップ情報を確認したいときにユーザが携帯端末にインストールしたショッププログラムを起動するという態様も、広く利用されている。
ここで、クーポン等のショップ情報がウェブサービスにより公開されている場合には、当該ショップ情報に係るURL(Universal Resource Locator)もしくはURI(Universal Resource Identifer)をブラウザプログラムの組み合わせをショッププログラムと考えることができる。この組み合わせは、httpアドレスもしくはhttpsアドレスにより特定することができる。
このほか、スマートフォン等の携帯端末のユーザが所在しているショップ等の場所を推定する技術も提案されている(特許文献3)。
ここで、ショップにおいてショップ情報に掲載されたクーポン等による特典を受けるために、
当該ショップにおける支払に先行してユーザがクーポン等を確認したり、
画面に表示されたクーポン等の画像をショップの店員に提示したり、
画面に表示されたクーポンコード等をショップのPOS(Point Of Sales)レジにてスキャンしたり、
などの処理を要するように構成された態様も採用されている。
この場合、ユーザは、携帯端末においてショッププログラムを実行してショップ情報を表示し、その内容を確認した後に、携帯端末において支払プログラムを実行して、支払を行うことになる。
特許第6686242号公報 特開2020-017052号公報 (段落0029) 特許第6244070号公報 (段落0087-0089)
しかしながら、往々にして、ユーザは、ショッププログラムを実行しないまま、支払プログラムによる支払をしてしまうことがある。この場合、ユーザはショップ情報にて告知されている特典などを受けることができない。
また、特定のショップ群が共通する1つのショッププログラムを利用して、各ショップのショップ情報を提供している場合や、多数のショッププログラムが携帯端末にインストールされている場合には、現在買い物をしているショップに係るショップ情報が提供されるショッププログラムがどれか、ユーザにとって識別しにくく、ショッププログラムを実行しないまま支払を行ってしまうこともある。
このような事態を招くと、ユーザからのショッププログラムに対する好感度が低下し、ショッププログラムによる広告の効果が減じてしまうなどの問題も生じうる。
したがって、支払プログラムを介した支払をする前にショッププログラムを起動するようユーザに促す技術が求められている。
本発明は、上記のような課題を解決するもので、支払プログラムを介した支払をする前にショッププログラムを起動するようユーザに促すのに好適な携帯端末、その制御方法、ならびに、プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る携帯端末は、
支払プログラムが実行可能にインストールされた携帯端末であって、前記携帯端末が有するプロセッサが前記支払プログラムを実行することにより、
前記携帯端末の周囲状況を検知し、
前記支払プログラムを介した支払が行われると、当該支払に係る支払先ショップのショップIDを取得し、
前記取得されたショップIDと、前記検知された周囲状況と、を対応付けてデータベースに記録する
ように構成され、さらに、
前記周囲状況が検知されると、前記データベースから、前記検知された周囲状況と同一もしくは類似する他の周囲状況と、当該他の周囲状況に対応付けられて記録された他のショップIDと、を検索し、
前記データベースから、前記検索された他のショップIDに関連付けられるショッププログラムを特定し、
前記支払プログラムを介した支払に先立って、前記特定されたショッププログラムを起動すべき旨を示すメッセージを出力する
ように構成される。
本発明によれば、支払プログラムを介した支払をする前にショッププログラムを起動するようユーザに促すのに好適な携帯端末、その制御方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
本実施形態に係る携帯端末を含む取引システムの様子を示す説明図である。
支払プログラムを実行する携帯端末の各部の関係を示す説明図である。
支払プログラムを実行することにより開始される携帯端末の制御処理の制御の流れを示すフローチャートである。
支払アプリにおいてショップアプリを起動すべき旨のメッセージが出力されている表示例を示す説明図である。
ショップアプリの表示例を示す説明図である。
支払アプリにおいて支払が可能となった際の表示例を示す説明図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。なお、本実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
なお、以下の実施形態では、携帯端末にてユーザが実行するプログラムのことを、適宜「アプリ(App)」と呼ぶこととする。
(取引システムの構成)
図1は、本実施形態に係る携帯端末を含む取引システムの様子を示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。
本図に示す取引システム11においては、ユーザは、携帯端末101にて支払アプリを実行することにより、ショップの店頭にて支払を行う。
ユーザが携帯端末101にて支払アプリを実行すると、支払アプリを介した支払を可能とするために、携帯端末101は、インターネット12を介して支払サーバ13と通信する。
二次元コードを利用した支払には、以下のような態様がある。
第1の態様は、支払サーバ13から携帯端末101の支払アプリへ、当該携帯端末101の利用者や決済の日時等を識別するための識別情報が送信され、支払アプリは、この識別情報に応じた二次元コードを生成して画面に表示する。
ショップのPOSレジ21は、この二次元コードを読み取って、携帯端末101の利用者、すなわち、支払者に関する識別情報を取得し、この識別情報と、受けるべき支払金額と、を支払サーバ13へ送信する。
支払サーバ13は、POSレジ21から送られた識別情報および支払金額に基いて、支払の決済を試みて、その結果をPOSレジ21および携帯端末101の支払アプリに報告する。
支払の決済が成功したら、POSレジ21および携帯端末101の支払アプリは、その旨をそれぞれの機器の画面に表示して、支払が完了する。
第2の態様では、各種コンピュータ、スマートフォン、タブレット、ファブレット等の店舗端末に店頭用アプリをインストールし、当該店舗端末にて当該ショップを識別する識別情報を表す二次元コードを生成させる。この二次元コードは、固定のものでも良いし、日時等に応じて動的に変化するものでも良い。また、当該二次元コードは、店舗端末の画面に表示することにより、ショップの店頭にて支払者に対して掲示することができる。また、二次元コードが固定のものである場合は、当該二次元コードを紙等に印刷して、ショップの店頭に掲示することもできる。
携帯端末101の利用者(支払者)は、店頭で掲示された二次元コードを支払者の支払アプリでスキャンして、ショップの識別情報を得るとともに、支払アプリに支払金額を入力する。
その後、携帯端末101の支払アプリは、支払者に関する識別情報と、ショップに関する識別情報と、支払金額と、を、支払サーバ13へ送信する。
支払サーバ13は、携帯端末101の支払アプリから送られた情報に基いて、支払の決済を試みて、その結果を携帯端末101の支払アプリに報告する。また、支払サーバ13は、ショップに関する識別情報に基いて、決済の結果を、ショップが利用する他の端末やショップサーバ14等に、直ちに報告し、もしくは、当該ショップに関係する他の決済の結果とまとめてレポートに集計・整理して、後日、報告する。
支払の決済が成功したら、携帯端末101の支払アプリは、その旨をそれぞれの機器の画面に表示し、携帯端末101の利用者(支払者)は、ショップの店員が画面に表示された支払完了の旨を確認し、もしくは、ショップの店員が利用する端末に直ちに報告された決済の結果を確認する。
このほか、支払アプリで携帯端末101が有するICカードや近接場通信(NFC; Near Field Communiation)チップ等を制御し、これらを介して、支払を行う態様も適用可能である。
さらに、支払者が支払アプリを操作して支払先のショップを明示的に選択した上で、支払金額を入力する、というセルフペイ形式の態様も適用可能である。セルフペイの態様では、店頭に掲示される二次元コードを支払アプリでスキャンする必要はないし、支払アプリに表示された二次元コードを店頭のPOSレジでスキャンする必要もない。
これらの態様では、支払者が現実のショップの店頭で、当該ショップの店員に、支払者の携帯端末101の支払アプリの画面を見せて決済が完了したことを確認させるという手順が想定される。
さて、ユーザが携帯端末101にてショップアプリを実行すると、ショップアプリはインターネット12を介してショップサーバ14と通信し、ショップから提供される特典を表すクーポン情報等を取得して、携帯端末101の画面に表示する。
ここで、ショップアプリとしては、ショップの運営者自身が提供する携帯端末101用のアプリを採用することもできる。また、クーポン情報等が掲示されたショップページを表示するように携帯端末101にインストールされたブラウザを起動することで、ショップアプリとして機能させることもできる。
クーポンが支払に適用されるための態様としては、以下のようなものがある。
第1の態様は、ユーザがショップアプリを介して画面に表示された二次元コードを店頭で提示すると、POSレジ21でこれをスキャンし、その直後に行われる支払に適用する、というものである。この態様では、ショップ独自の割り引き等を容易に実現することができる。
第2の態様は、ユーザが携帯端末101にてクーポン情報を確認してその適用を希望すると、その旨がショップサーバ14から支払サーバ13へ伝達された後、携帯端末101と支払サーバ13が通信をすることで支払アプリにクーポン適用の旨が設定されて、特典が得られるようになる、というものである。この態様では、支払サーバ13の運営者とショップサーバ14を利用するショップが連携して企画するキャンペーンなどの特典を、支払アプリの利用者に提供することができる。
さて、本実施形態では、携帯端末101としてスマートフォンやタブレット、ファブレットなど、携帯電話通信網やフリーWifi等を介してインターネット12に接続可能なコンピュータを利用する。
また、支払サーバ13やショップサーバ14は、各種のデータ処理が可能な1台サーバコンピュータ、もしくは、機能分割された複数のサーバコンピュータが互いに通信して連携し合うサーバコンピュータ群により実現される。
さらに、POSレジ21は、店頭における決済処理に合わせた専用コンピュータにより構成されるのが一般的であるが、スマートフォンやタブレット、ファブレットなどで所定のレジアプリを実行することで、実装することも可能である。
このように、取引システム11における各機器は、コンピュータにてその機器が果たすべき機能を実現する各種のプログラムを実行することによって実現するのが一般的であるが、専用電子回路によりこれらの処理を実行させることも可能である。
このほか、コンピュータと専用電子回路の中間形態として、プログラムを電子回路の設計スクリプトにコンパイルして、当該設計スクリプトに基いて電子回路を動的に構成するFPGA(Field Programmable Gate Array)などの技術を適用することにより、本実施例のサーバを構成することも可能である。
一般に、コンピュータで実行されるプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ、半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な非一時的(non-transitory)な情報記録媒体に記録することができる。この情報記録媒体は、コンピュータとは独立して配布・販売することもできる。
昨今では、プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網等の一時的(transitory)な伝送媒体を介して、事業者が管理する配布サーバ等からコンピュータへ配布・販売する態様が広く利用されている。
コンピュータでは、フラッシュメモリやハードディスク等の非一時的情報記録媒体に記録されたプログラムを、一時的(temporary)記憶装置であるRAM(Random Access Memory)に読み出してから、読み出されたプログラムに含まれる指令をCPU(Central Processing Unit)が実行する。ただし、ROMとRAMを一つのメモリ空間にマッピングして実行することが可能なアーキテクチャでは、ROMに格納されたプログラムに含まれる指令を、直接CPUが読み出して実行する。
コンピュータに対する入力は、キーボード、マウス、ジョイスティック、スキャナ、タッチパネル、トラックボール、タッチスクリーンが備える接触・近接センサ、マイク等を利用することができる。コンピュータからの出力は、ディスプレイ(単独の表示装置でも良いし、タッチスクリーン等のように、表示機能とその他の機能を両方含むものでも良い。)、スピーカ、ヘッドホン等を利用することができる。また、データの入出力には、上記の各種情報記録媒体や記憶装置を利用することもできる。
コンピュータと入出力用の機器は、直接有線で接続されていても良いし、Bluetooth(登録商標)等の無線通信技術を用いて接続しても良い。また、コンピュータに対する入出力を他のコンピュータにより行うことも可能である。
コンピュータとインターネット12との通信は、有線接続、Wifiによる無線接続、携帯電話通信網などを介して行うことができる。コンピュータと他の機器との通信は、インターネット12を介して行うこともできるし、Bluetooth(登録商標)やNFC等の無線通信技術やシリアルケーブルを用いた有線接続等を利用しても良い。
以下では、取引システム11における携帯端末101が、支払アプリが実行可能にインストールされたスマートフォンによって構成される例をとりあげて説明するが、専用の携帯端末にてこれを構成することも可能である。
上記の説明からもわかるように、ショップにおいてクーポン等の特典を適用した上で支払をする際には、まず、ショップアプリにてクーポン情報を確認し、その後に支払アプリにて支払をする必要がある。
しかしながら、ショップアプリを起動するのを忘れて支払アプリで支払をしようとした場合には、店頭にて支払をしようとする直前に、クーポンなどを持っていないかを店員に聞かれて慌ててショップアプリを探すユーザも多い。結局ショップアプリが起動できず、クーポン情報を確認できなかった場合には、特典が得られず、ユーザには、店頭で残念な体験をした、という記憶が残る事態となってしまう。
このような事態を抑制するため、本実施形態に係る携帯端末では、以下のような態様を採用する。
(携帯端末)
図2は、支払プログラムを実行する携帯端末の各部の関係を示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。
本図に示すように、携帯端末101は、携帯端末101にインストールされた支払アプリを実行することにより、検知部102、取得部103、記録部104、検索部105、特定部106、出力部107として機能する。
ここで、検知部102は、携帯端末101の周囲状況を検知する。検知される周囲状況には、以下のようなものがある。
地磁気情報。
GPS情報。
WifiアクセスポイントのSSID。
Bluetooth(登録商標)等のビーコン電波。
可聴もしくは非可聴のビーコン音声。
携帯端末101が接続されている携帯電話基地局ID。
携帯端末101が接続されているインターネット12における当該携帯端末101のグローバルIPアドレス。
これらの周囲状況のいずれか少なくとも1つが、検知部102により検知される。
一方、取得部103は、支払アプリを介した支払が行われると、当該支払に係る支払先ショップのショップIDを取得する。ショップIDは、支払がされた先を特定するための識別情報である。1つのショップが複数のPOSレジを有する場合、たとえば、異なる場所で開店されている支店や、異なるフロアで異なる商品を売っている場合の各POSレジ等が互いに区別できるような識別情報とすることが望ましい。
さらに、記録部104は、取得されたショップIDと、検知された周囲状況と、を対応付けてデータベース151に記録する。
データベース151は、携帯端末101内に設けることができる。また、携帯端末101と通信可能な支払サーバ13等、外部のサーバにより実装することもできる。後者の態様では、他のユーザの携帯端末101にて行われた検知と支払による情報も収集されるので、後述するように、当該ユーザが初めて訪問したショップについても、ショップアプリの起動を促すことができる。
なお、検知部102による検知は、支払アプリ起動の直後にされた後、間欠的に継続されるように構成することもできる。
この場合、記録部104は、取得されたショップIDと、間欠的に検知された周囲状況のうち最新に検知された周囲状況と、を対応付けてデータベース151に記録する。
さて、検索部105は、周囲状況が検知されると、データベース151から、検知された周囲状況と同一もしくは類似する他の周囲状況と、当該他の周囲状況に対応付けられて記録された他のショップIDと、を検索する。
データベース151が携帯端末101内に設けられている場合は、この検索処理は、携帯端末101自身が実行する。一方、データベース151が外部のサーバにより実装されている場合には、この検索処理は、携帯端末101が外部のサーバに指示することにより行われる。
データベース151が外部のサーバにより実装されている場合は、データベース151に記録されている周囲状況とショップIDの組を含むレコードは、当該携帯端末101が検知・登録したもののほか、他の携帯端末が検知・登録したものも含まれる。
したがって、外部の検索サーバにより検索がされる場合は、全ユーザの携帯端末101により検知・登録されたレコードが、検索の範囲となる。
周囲状況の類似については、特許文献3に開示されるように、携帯端末101で検知されたWifiアクセスポイントのSSID群の要素が重複する割合に基いて判断する技術等を用いることができる。
類似するレコードの検索については、以下のような多段階の処理を行うことで、処理の高速化を図ることができる。
まず、携帯端末101で最新に検知されたGPS情報に基いて、その近傍(たとえば、
緯度・経度の差が所定範囲内である、
距離が所定閾値以下である、
緯線・経線に沿って桝目状に区切られた地図内で、検知された桝目と同じ桝目もしくはその周囲の桝目に属する
等)のGPS情報を含むレコードをデータベース151から抽出し、絞り込みを行う。
次に、絞り込まれたレコードのそれぞれについて、WifiアクセスポイントのSSID、各種のビーコンのビーコンID、携帯電話通信網の基地局ID、グローバルIPアドレス等の重複の度合を調べることで、当該携帯端末101のユーザが現在支払をしようとしている支払先ショップのショップIDを推定することができる。
大きなショッピング施設では、異なるショップについてGPS情報が類似することがある。上記の手法では、GPS情報で絞り込みを行ってから、他の情報でショップを特定するので、GPS情報が類似する場合であっても、ショップをより一層正確に推定することができるようになる。
ついで、特定部106は、検索された他のショップIDに関連付けられるショップアプリを特定する。
ショップIDとショップアプリの組み合わせは、データベース151に登録しておいても良いし、携帯端末101内で組み合わせを管理しても良いし、支払サーバ13や他のサーバにて管理して、携帯端末101から問い合わせをすることにより特定しても良い。
最後に、出力部107は、支払アプリを介した支払に先立って、特定されたショップアプリを起動すべき旨を示すメッセージを出力する。典型的には、ユーザが支払アプリを起動した直後に、当該メッセージを画面に表示し、ユーザがその内容を確認した後でなければ、支払そのものを進められないように構成する。
ここで提示されるメッセージは、特定されたショップIDに係るショップを支払先ショップとして支払がされることを契機として付与される特典等を掲げることができる。たとえば、クーポン情報をユーザが確認した後、支払アプリを介して支払をすると、特典が得られる等である。
上記のように、クーポンが適用されることが、ショップサーバ14を介して支払サーバ13に伝達される態様では、支払アプリは、支払サーバ13と通信することによって、特定されたショップIDに係るショップを支払先ショップとして支払がされることを契機として特典が付与される旨の設定が、支払アプリに対してされているか否かを問い合わせることができる。
そして、既にクーポンが適用されている等、特定が付与される旨の設定がされていれば、携帯端末101は、出力部107によるメッセージの出力を省略することとしても良い。
なお、ショップアプリと支払アプリが連携している場合は、ショップアプリが過去に起動された日時をショップアプリがショップサーバ14に伝達し、さらにこれを支払サーバ13に記録させる、という態様をとることができる。
この態様では、携帯端末101にてショップアプリが実行された日時が支払サーバ13にて記録されていない、もしくは、実行された日時が記録されていても記録された日時から猶予期間以上が経過していれば、メッセージとして、ショップアプリをインストールすべき旨が示すように構成しても良い。
一方で、携帯端末101にてショップアプリが直近の所定期間内に起動されていれば、携帯端末101の出力部107によるメッセージの出力は、省略することとしても良い。
上記のように、ショップアプリは、メッセージに含まれるURI/URLスキームを介して起動可能とすることができる。このとき、URI/URLとしては、ショップアプリの識別情報をコロンの前に起き、コロンの後には、支払アプリを起動したユーザの情報を指定する等ができる。
また、URI/URLでコロンの前にhttpやhttpsを置いた場合には、ショップアプリとしてブラウザが起動され、コロンの後には、クーポンなどの特典を表すショップ情報が公開されているページのアドレスが配置される。
このような構成をとることで、ユーザがショップで会計待ちの際に支払アプリを起動すると、支払をする前に(典型的には直ちに)、そのショップに対応付けられたショップアプリを起動して、会計待ちの間にクーポンなどの特典情報を確認するよう促すことができる。
なお、ユーザがメッセージに応じてショップアプリを起動したことが確認できなかった場合には、支払が完了した後に、ショップアプリを当該携帯端末101にインストールすべき旨の支払後メッセージを支払アプリから出力することとしても良い。
この態様では、サーバにショップアプリの起動の日時を問い合わせてショップアプリの起動の有無を確認しても良いし、支払前に出力されるメッセージにショップアプリを起動するためのリンクやボタンなどのオブジェクトを配置しておき、当該オブジェクトがユーザによって選択されたか否かに基いて、ショップアプリの起動の有無を確認することもできる。
(制御の流れ)
図3は、支払プログラムを実行することにより開始される携帯端末の制御処理の制御の流れを示すフローチャートである。以下、本図を参照して説明する。
本図に示す制御処理は、ユーザが携帯端末101にて支払アプリを起動することを契機として開始される。ここでいう「起動」には、携帯端末101にてスリープもしくはサスペンドされていた支払アプリがフォアグラウンドに復帰し、再開するような場合を含む。
本処理が開始されると、携帯端末101は、まず、諸々の初期化を行う(ステップS301)。
次に、携帯端末101において、検知部102は、周囲状況の検知をする(ステップS302)。
さらに、携帯端末101において、検索部105は、検知された周囲状況に同一もしくは類似する他の周囲状況に対応付けられてデータベース151に記録されているショップIDを検索する(ステップS303)。上記のように、データベース151が外部のサーバで管理されている場合は、検索部105は、外部のサーバにこの処理を実行させて、ショップIDを検索させる。データベース151が携帯端末101により管理されている場合は、携帯端末101が自らのこの検索を実行する。
さらに、携帯端末101において、特定部106は、検索の結果得られたショップIDに対応付けられるショッププログラムを特定する(ステップS304)。上記のように、ショップIDとショッププログラムの対応付けが外部のサーバで管理されている場合は、特定部106は、外部のサーバにこの処理を実行させて、ショッププログラムを特定させる。一方、ショップIDとショッププログラムの対応付けが携帯端末101により管理されている場合は、携帯端末101が自らのこの検索を実行する。
さらに、携帯端末101において、出力部107は、当該ショッププログラムに係るメッセージを出力すべきか否かを判定する(ステップS305)。当該メッセージが、携帯端末101の支払アプリにて既に画面に表示済みであったり、当該メッセージに係る特典に関する設定が当該ユーザに対して既になされている場合には、出力する必要がないので(ステップS305;No)、処理をステップS312に進める。
一方、当該メッセージを出力すべきである場合(ステップS305;Yes)、携帯端末101において、出力部107は、当該ショッププログラムに係るメッセージを生成する(ステップS306)。メッセージの内容は、携帯端末101からショップサーバ14等に問い合わせることとしても良い。
そして、携帯端末101において、出力部107は、当該メッセージを携帯端末101の画面に表示して(ステップS307)、ユーザからの指示入力を調べる(ステップS308)。
図4は、支払アプリにおいてショップアプリを起動すべき旨のメッセージが出力されている表示例を示す説明図である。本図では、支払アプリで支払に用いられる二次元コード401 (支払を意味する英単語RemittanceのRが中央に描画されている。)の一部を隠すように、ポップアップウィンドウ402が用意され、その中にメッセージが表示されている。なお、ポップアップウィンドウ402の背景となっている通常の支払画面は、支払アプリの初期化の際や、表示更新が必要になったときなど、適切なタイミングで、生成されて用意され、表示される。
メッセージには、特定されたショップIDに係るショップ名「AAA」が含まれ、ショッププログラム「BBB」が起動可能なリンクボタン403も含まれている。
このリンクボタン403は、ショッププログラム「BBB」を起動するためのURIスキームに紐付けられており、ユーザがリンクボタン403をクリックする操作をすると(ステップS308;リンク)、当該URIスキームを開くことにより、支払アプリを終了もしくはバックグラウンドに移行し、アクティブなアプリをショップアプリに切り換える(ステップS309)。これにより、支払アプリに基く本処理は一旦終了する。
図5は、ショップアプリの表示例を示す説明図である。本図では、ショップアプリとしてブラウザが利用され、検索されたショップIDに係るショップにて適用可能なクーポンの二次元コード501が画面に表示されている。
ユーザがこの二次元コード501をショップの店員に提示して、支払への適用を可能とした後は、ユーザは、支払アプリをフォアグラウンドに切り換えることができる。このとき、制御は、ステップS301に戻ることとしても良いし、ステップS312に進むこととしても良い。
ポップアップウィンドウ402には、これを閉じるためのクローズボタン404も用意されている。ユーザがクローズボタン404をクリックすると(ステップS308;クローズ)、携帯端末101は、ポップアップウィンドウ402を閉じて、メッセージ表示を終了し(ステップS310)、支払アプリの通常の支払処理へ進む(ステップS312)。
図6は、支払アプリにおいて支払が可能となった際の表示例を示す説明図である。本図では、通常の支払処理が開始されたときの様子を示している。すなわち、本例では、支払アプリで支払に用いられる二次元コード401が画面にすべて表示され、店頭のPOSレジでスキャン可能となっている。また、スキャン支払をするためのQR読み取りボタン405も用意されており、ユーザがこのQR読み取りボタン405をクリックすれば、ショップを特定する二次元コードを支払アプリ側でスキャンすることができ、支払金額を入力することで、支払が可能となる。
この後は、支払アプリの通常の支払処理が実行される(ステップS312)。この処理は、従来の支払アプリにおける支払処理と同様である。なお、この支払処理(ステップS312)では、支払アプリ側で二次元コードを表示してPOSレジにスキャンさせる手法のほか、上記のように、支払アプリ側でショップの二次元コードをスキャンする手法や、近接場通信等を利用して支払を行う手法、セルフペイによる手法など、種々の支払手法を利用できるようにしても良い。
支払処理が完了し、支払が成功していれば(ステップS313;Yes)、携帯端末101において、取得部103は、支払処理の結果に示されたショップIDを取得する(ステップS314)。
そして、携帯端末101において、記録部104は、取得されたショップIDと、最後に検知された周囲状況と、を対応付けて、データベース151に記録する(ステップS315)。
そして、携帯端末101は、制御をステップS302に戻す。この後、処理がステップS305へ進んでも、ユーザが同じショップにいる間は、メッセージを出力する必要がないので(ステップS305;No)処理はステップS312に進み、従来と同様の支払アプリの処理の合間に、間欠的に周囲状況の検知(ステップS302)がなされることになる。新しいショップに移動すると、必要に応じて(ステップS305;Yes)、新しいショップアプリを起動すべき旨のメッセージが生成され(ステップS306)、出力される(ステップS307)ことになる。
支払が失敗していれば(ステップS313;No)、携帯端末101は、制御をステップS302に戻す。
その他の指示入力があった場合(ステップS308;その他)、対応する処理を実行して(ステップS311)、ステップS312に進む。
上記の例では、メッセージにショップアプリを起動するリンクボタン403を用意していたが、前述した通り、ショップアプリをインストールするための情報をメッセージに含めることとしても良い。
(まとめ)
以上説明したように、本実施形態に係る携帯端末は、
支払プログラムが実行可能にインストールされた携帯端末であって、前記携帯端末が有するプロセッサが前記支払プログラムを実行することにより、前記携帯端末は、
前記携帯端末の周囲状況を検知する検知部、
前記支払プログラムを介した支払が行われると、当該支払に係る支払先ショップのショップIDを取得する取得部、
前記取得されたショップIDと、前記検知された周囲状況と、を対応付けてデータベースに記録する記録部
を備え、
前記周囲状況が検知されると、前記データベースから、前記検知された周囲状況と同一もしくは類似する他の周囲状況と、当該他の周囲状況に対応付けられて記録された他のショップIDと、を検索する検索部、
前記データベースから、前記検索された他のショップIDに関連付けられるショッププログラムを特定する特定部、
前記支払プログラムを介した支払に先立って、前記特定されたショッププログラムを起動すべき旨を示すメッセージを出力する出力部
をさらに備える。
また、本実施形態に係る携帯端末にて、
前記支払プログラムが起動されると、前記検知部は前記周囲状況を間欠的に検知し、
前記記録部は、前記取得されたショップIDと、前記間欠的に検知された周囲状況のうち最新に検知された周囲状況と、を対応付けて前記データベースに記録する
ように構成することができる。
また、本実施形態に係る携帯端末において、
前記メッセージは、前記特定されたショップIDに係るショップを支払先ショップとして支払がされることを契機として付与される特典を掲げる
ように構成することができる。
また、本実施形態に係る携帯端末において、
前記特定されたショップIDに係るショップを支払先ショップとして支払がされることを契機として特典が付与される旨の設定が、前記支払プログラムに対してされていれば、前記携帯端末は、前記出力部による前記メッセージの出力を省略する
ように構成することができる。
また、本実施形態に係る携帯端末において、
前記設定は、前記携帯端末にて前記ショッププログラムを起動し、前記特典に係るクーポン情報が前記携帯端末にて表示され、もしくは、選択されることによってなされる
ように構成することができる。
また、本実施形態に係る携帯端末において、
前記プロセッサが前記ショッププログラムを実行することにより、前記携帯端末は、前記携帯端末にて前記ショッププログラムが実行された日時をサーバに記録させ、
前記携帯端末にて前記ショッププログラムが実行された日時が前記サーバにて記録されていない、もしくは、前記実行された日時が記録されていても前記記録された日時から猶予期間以上が経過していれば、前記メッセージには、前記ショッププログラムをインストールすべき旨が示される
ように構成することができる。
また、本実施形態に係る携帯端末において、
前記データベースは、前記携帯端末と通信可能なサーバにより実装され、
前記データベースには、他の携帯端末にて取得されたショップIDならびに検知された周囲状況が対応付けてさらに記憶され、
前記検索部は、前記携帯端末および前記他の携帯端末により前記データベースに記録されたショップIDならびに周囲状況を前記検索の対象として、前記サーバに検索させる
ように構成することができる。
また、本実施形態に係る携帯端末において、
前記特定部は、前記ショッププログラムを、前記サーバに特定させる
ように構成することができる。
また、本実施形態に係る携帯端末において、
前記周囲状況は、
前記携帯端末が検知した地磁気情報、
前記携帯端末が検知したGPS情報、
前記携帯端末が検知したWifiアクセスポイントのSSID、
前記携帯端末が検知したビーコン電波、
前記携帯端末が検知した可聴もしくは非可聴のビーコン音声、
前記携帯端末が接続されている携帯電話基地局ID、および、
当該携帯端末が接続されているインターネットにおけるグローバルIPアドレス
のいずれか少なくとも1つを含むように構成することができる。
また、本実施形態に係る携帯端末において、
前記ショッププログラムは、前記メッセージに含まれるURIスキームを介して起動可能である
ように構成することができる。
また、本実施形態に係る携帯端末において、
前記ショッププログラムは、前記携帯端末にインストールされたブラウザプログラムであって、前記検索された他のショップIDに係るショップページを表示するブラウザプログラムであり、
前記URIスキームは、前記ブラウザプログラムにて前記ショップページへ遷移するためのhttpアドレスもしくはhttpsアドレスである
ように構成することができる。
本実施形態に係る制御方法は、支払プログラムがインストールされた携帯端末を制御し、前記携帯端末に
前記携帯端末の周囲状況を検知し、
前記支払プログラムを介した支払が行われると、当該支払に係る支払先ショップのショップIDを取得し、
前記取得されたショップIDと、前記検知された周囲状況と、を対応付けてデータベースに記録する
処理を実行させ、
前記周囲状況が検知されると、前記データベースから、前記検知された周囲状況と同一もしくは類似する他の周囲状況と、当該他の周囲状況に対応付けられて記録された他のショップIDと、を検索し、
前記データベースから、前記検索された他のショップIDに関連付けられるショッププログラムを特定し、
前記支払プログラムを介した支払に先立って、前記特定されたショッププログラムを起動すべき旨を示すメッセージを出力する
処理をさらに実行させる。
本実施形態に係る支払プログラムは、携帯端末にインストールされるべき支払プログラムであって、前記携帯端末が有するプロセッサに、
前記携帯端末の周囲状況を検知し、
前記支払プログラムを介した支払が行われると、当該支払に係る支払先ショップのショップIDを取得し、
前記取得されたショップIDと、前記検知された周囲状況と、を対応付けてデータベースに記録する
処理を実行させ、
前記周囲状況が検知されると、前記データベースから、前記検知された周囲状況と同一もしくは類似する他の周囲状況と、当該他の周囲状況に対応付けられて記録された他のショップIDと、を検索し、
前記データベースから、前記検索された他のショップIDに関連付けられるショッププログラムを特定し、
前記支払プログラムを介した支払に先立って、前記特定されたショッププログラムを起動すべき旨を示すメッセージを出力する
処理をさらに実行させる。
また、本実施形態に係るプログラムは、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体に記録することができる。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明によれば、支払プログラムを介した支払をする前にショッププログラムを起動するようユーザに促すのに好適な携帯端末、その制御方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
11 取引システム
12 インターネット
13 支払サーバ
14 ショップサーバ
21 POSレジ
101 携帯端末
102 検知部
103 取得部
104 記録部
105 検索部
106 特定部
107 出力部
151 データベース
401 支払用の二次元コード
402 ポップアップウィンドウ
403 リンクボタン
404 クローズボタン
405 QR読み取りボタン
501 クーポン用の二次元コード

Claims (13)

  1. 支払プログラムが実行可能にインストールされた携帯端末であって、前記携帯端末が有するプロセッサが前記支払プログラムを実行することにより、前記携帯端末は、
    前記携帯端末の周囲状況を検知する検知部、
    前記支払プログラムを介した支払が行われると、当該支払に係る支払先ショップのショップIDを取得する取得部、
    前記取得されたショップIDと、前記検知された周囲状況と、を対応付けてデータベースに記録する記録部
    を備え、
    前記周囲状況が検知されると、前記データベースから、前記検知された周囲状況と同一もしくは類似する他の周囲状況と、当該他の周囲状況に対応付けられて記録された他のショップIDと、を検索する検索部、
    前記データベースから、前記検索された他のショップIDに関連付けられるショッププログラムを特定する特定部、
    前記支払プログラムを介した支払に先立って、前記特定されたショッププログラムを起動すべき旨を示すメッセージを出力する出力部
    をさらに備え
    前記携帯端末にて前記支払プログラムが起動されると、前記携帯端末は、前記周囲状況を検知し、前記他のショップIDを検索し、前記ショッププログラムを特定し、前記メッセージを出力した後に、前記支払プログラムを介した支払を可能とする
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記携帯端末にて前記支払プログラムが起動されると、前記検知部は前記周囲状況を間欠的に検知し、
    前記記録部は、前記取得されたショップIDと、前記間欠的に検知された周囲状況のうち最新に検知された周囲状況と、を対応付けて前記データベースに記録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記メッセージは、前記特定されたショップIDに係るショップを支払先ショップとして支払がされることを契機として付与される特典を掲げる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  4. 支払プログラムが実行可能にインストールされた携帯端末であって、前記携帯端末が有するプロセッサが前記支払プログラムを実行することにより、前記携帯端末は、
    前記携帯端末の周囲状況を検知する検知部、
    前記支払プログラムを介した支払が行われると、当該支払に係る支払先ショップのショップIDを取得する取得部、
    前記取得されたショップIDと、前記検知された周囲状況と、を対応付けてデータベースに記録する記録部
    を備え、
    前記周囲状況が検知されると、前記データベースから、前記検知された周囲状況と同一もしくは類似する他の周囲状況と、当該他の周囲状況に対応付けられて記録された他のショップIDと、を検索する検索部、
    前記データベースから、前記検索された他のショップIDに関連付けられるショッププログラムを特定する特定部、
    前記支払プログラムを介した支払に先立って、前記特定されたショッププログラムを起動すべき旨を示すメッセージを出力する出力部
    をさらに備え、
    前記特定されたショップIDに係るショップを支払先ショップとして支払がされることを契機として特典が付与される旨の設定が、前記支払プログラムに対してされていれば、前記携帯端末は、前記出力部による前記メッセージの出力を省略する
    ことを特徴とする携帯端末。
  5. 前記設定は、前記携帯端末にて前記ショッププログラムを起動し、前記特典に係るクーポン情報が前記携帯端末にて表示され、もしくは、選択されることによってなされる
    ことを特徴とする請求項4に記載の携帯端末。
  6. 支払プログラムが実行可能にインストールされた携帯端末であって、前記携帯端末が有するプロセッサが前記支払プログラムを実行することにより、前記携帯端末は、
    前記携帯端末の周囲状況を検知する検知部、
    前記支払プログラムを介した支払が行われると、当該支払に係る支払先ショップのショップIDを取得する取得部、
    前記取得されたショップIDと、前記検知された周囲状況と、を対応付けてデータベースに記録する記録部
    を備え、
    前記周囲状況が検知されると、前記データベースから、前記検知された周囲状況と同一もしくは類似する他の周囲状況と、当該他の周囲状況に対応付けられて記録された他のショップIDと、を検索する検索部、
    前記データベースから、前記検索された他のショップIDに関連付けられるショッププログラムを特定する特定部、
    前記支払プログラムを介した支払に先立って、前記特定されたショッププログラムを起動すべき旨を示すメッセージを出力する出力部
    をさらに備え、
    前記プロセッサが前記ショッププログラムを実行することにより、前記携帯端末は、前記携帯端末にて前記ショッププログラムが実行された日時をサーバに記録させ、
    前記携帯端末にて前記ショッププログラムが実行された日時が前記サーバにて記録されていない、もしくは、前記実行された日時が記録されていても前記記録された日時から猶予期間以上が経過していれば、前記メッセージには、前記ショッププログラムをインストールすべき旨が示される
    ことを特徴とする携帯端末。
  7. 前記データベースは、前記携帯端末と通信可能なサーバにより実装され、
    前記データベースには、他の携帯端末にて取得されたショップIDならびに検知された周囲状況が対応付けてさらに記憶され、
    前記検索部は、前記携帯端末および前記他の携帯端末により前記データベースに記録されたショップIDならびに周囲状況を前記検索の対象として、前記サーバに検索させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  8. 前記特定部は、前記ショッププログラムを、前記サーバに特定させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯端末。
  9. 前記周囲状況は、
    前記携帯端末が検知した地磁気情報、
    前記携帯端末が検知したGPS情報、
    前記携帯端末が検知したWifiアクセスポイントのSSID、
    前記携帯端末が検知したビーコン電波、
    前記携帯端末が検知した可聴もしくは非可聴のビーコン音声、
    前記携帯端末が接続されている携帯電話基地局ID、および、
    当該携帯端末が接続されているインターネットにおけるグローバルIPアドレス
    のいずれか少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  10. 前記ショッププログラムは、前記メッセージに含まれるURIスキームを介して起動可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  11. 前記ショッププログラムは、前記携帯端末にインストールされたブラウザプログラムであって、前記検索された他のショップIDに係るショップページを表示するブラウザプログラムであり、
    前記URIスキームは、前記ブラウザプログラムにて前記ショップページへ遷移するためのhttpアドレスもしくはhttpsアドレスである
    ことを特徴とする請求項10に記載の携帯端末。
  12. 支払プログラムがインストールされた携帯端末を制御する制御方法であって、前記携帯端末に
    前記携帯端末の周囲状況を検知し、
    前記支払プログラムを介した支払が行われると、当該支払に係る支払先ショップのショップIDを取得し、
    前記取得されたショップIDと、前記検知された周囲状況と、を対応付けてデータベースに記録する
    処理を実行させ、
    前記周囲状況が検知されると、前記データベースから、前記検知された周囲状況と同一もしくは類似する他の周囲状況と、当該他の周囲状況に対応付けられて記録された他のショップIDと、を検索し、
    前記データベースから、前記検索された他のショップIDに関連付けられるショッププログラムを特定し、
    前記支払プログラムを介した支払に先立って、前記特定されたショッププログラムを起動すべき旨を示すメッセージを出力する
    処理をさらに実行させ
    前記携帯端末にて前記支払プログラムが起動されると、前記携帯端末は、前記周囲状況を検知し、前記他のショップIDを検索し、前記ショッププログラムを特定し、前記メッセージを出力した後に、前記支払プログラムを介した支払を可能とする
    ことを特徴とする制御方法。
  13. 携帯端末にインストールされるべき支払プログラムであって、前記携帯端末が有するプロセッサに、
    前記携帯端末の周囲状況を検知し、
    前記支払プログラムを介した支払が行われると、当該支払に係る支払先ショップのショップIDを取得し、
    前記取得されたショップIDと、前記検知された周囲状況と、を対応付けてデータベースに記録する
    処理を実行させ、
    前記周囲状況が検知されると、前記データベースから、前記検知された周囲状況と同一もしくは類似する他の周囲状況と、当該他の周囲状況に対応付けられて記録された他のショップIDと、を検索し、
    前記データベースから、前記検索された他のショップIDに関連付けられるショッププログラムを特定し、
    前記支払プログラムを介した支払に先立って、前記特定されたショッププログラムを起動すべき旨を示すメッセージを出力する
    処理をさらに実行させ
    前記携帯端末にて前記支払プログラムが起動されると、前記携帯端末は、前記周囲状況を検知し、前記他のショップIDを検索し、前記ショッププログラムを特定し、前記メッセージを出力した後に、前記支払プログラムを介した支払を可能とする
    ことを特徴とする支払プログラム。
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