JP7281375B2 - 鱗茎野菜収穫機 - Google Patents

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本開示は、ニンニク、タマネギ、ラッキョウなどの鱗茎野菜を収穫する鱗茎野菜収穫機に関する。
特許文献1に示すように、鱗茎野菜収穫機は、鱗茎野菜の茎葉部を挟持して後上方へ搬送しながら鱗茎野菜を引き抜いて搬送する引抜搬送装置を有する。鱗茎野菜は複数条に植えられており、複数条の鱗茎野菜に対応するために引抜搬送装置が複数設けられる。
特開2019-83723号公報
タマネギ等の鱗茎野菜の移植形態には、いくつかの種類の条間がある。複数種類の条間に対応可能であることが求められる。
本開示の目的は、複数種類の条間の移植形態に対応可能な鱗茎野菜収穫機を提供することである。
本開示の鱗茎野菜収穫機は、
複数条の鱗茎野菜に対応し、前記鱗茎野菜の茎葉部を上方に持ち上げて前記鱗茎野菜を条ごとに分ける複数の分草装置と、
前記複数条の鱗茎野菜に対応し、前記複数条の鱗茎野菜の茎葉部を集約する複数の掻き込み装置と、
進行方向に向かって前記複数の分草装置及び前記複数の掻き込み装置の後方に配置され、前記集約された茎葉部を挟持して前記鱗茎野菜を引き抜いて搬送する引抜搬送装置と、
を備え、
前記引抜搬送装置は、進行方向に対して左右方向に位置調節可能に構成されている。
この構成によれば、条間が異なる移植形態に対応して引抜搬送装置を作用させることが可能となる。
本実施形態の鱗茎野菜収穫機を示す斜視図 収穫機を示す側面図 引抜搬送装置、茎葉切断装置及び肩揃え装置を示す斜視図 引抜搬送装置、コンベア及び収穫部フレームを示す斜視図 コンベア、ホッパー及びコンテナ載置台を示す斜視図 分草装置、掻き込み装置、引抜搬送装置、肩揃え装置、茎葉切断装置、及びコンベアを示す模式的な側面図 左側の引抜搬送装置を取り外した状態であり、肩揃え装置とコンベアを示す平面図 第1条間に設定された、分草装置、掻き込み装置及び引抜搬送装置を示す平面図 第1条間に設定された、分草装置及び掻き込み装置を示す正面図 第1条間に設定された、引抜搬送装置を示す平面図 第1条間に設定された、引抜搬送装置を示す正面図 第1条間に設定された、引抜搬送装置を示す背面図 右側の引抜搬送装置を取り外した状態であり、引抜搬送装置の固定構造を示す斜視図 第2条間に設定された、分草装置、掻き込み装置及び引抜搬送装置を示す平面図 第2条間に設定された、分草装置及び掻き込み装置を示す正面図 第2条間に設定された、引抜搬送装置を示す平面図 第2条間に設定された、引抜搬送装置を示す正面図 第2条間に設定された、引抜搬送装置を示す背面図
以下に、本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、鱗茎野菜収穫機1の進行方向に向かって左側を単に左側と称し、同じく進行方向に向かって右側を単に右側と称する。
まず、図1~図5を参照しながら、鱗茎野菜収穫機1の概略構造について説明する。鱗茎野菜収穫機1は、畝上又は畝無し圃場に植えられた複数条の鱗茎野菜を収穫するものである。本実施形態では、4条に植えられたニンニクGを収穫する鱗茎野菜収穫機1について説明する。なお、鱗茎野菜としては、ニンニクGの他、タマネギ、ラッキョウ等が挙げられる。本実施形態では、ニンニクGは、球部Gaと茎葉部Gbとを有する。
鱗茎野菜収穫機1は、自走可能な走行機体2に、ニンニクGを栽培している畝からニンニクGを掘り起こして収穫する収穫部3を備えている。また、鱗茎野菜収穫機1は、収穫部3で収穫されたニンニクGを搬送して回収するコンベア4を備えている。
走行機体2は、立体枠状に形成された機体フレーム21と、機体フレーム21の両側に配置された一対の走行クローラ20,20とを備えている。走行機体2の後部右側に操縦部22が設けられている。本実施形態の鱗茎野菜収穫機1は、左右の走行クローラ20,20が畝を跨いで走行するが、これに限定されない。例えば、畝無し圃場の場合には、走行クローラ20,20が、鱗茎野菜が収穫された後の圃場の土上を走行する。
走行機体2の後部左側にエンジン10が搭載されている。エンジン10の下前方で且つ左右の走行クローラ20の間には、エンジン10からの動力を適宜変速して左右の走行クローラ20に伝達するためのミッションケース11が配置されている。
収穫部3は、分草装置31と、掻き込み装置32と、掘り起こし装置33と、引抜搬送装置34と、土落とし装置35と、肩揃え装置36と、茎葉切断装置37と、収穫部フレーム38とを備えている。
分草装置31は、茎葉部Gbを上方に持ち上げてニンニクGを条ごとに分ける。掻き込み装置32は、ニンニクGの茎葉部Gbを掻き込んで引抜搬送装置34に受け渡す。掘り起こし装置33は、ニンニクGを容易に引き抜けるようにニンニクGの下方に入り込んで土を崩す。引抜搬送装置34は、掻き込み装置32から受け渡された茎葉部Gbを挟持して、挟持したニンニクGを起立姿勢のまま後上方へ向けて搬送する。土落とし装置35は、引抜搬送装置34により搬送されるニンニクGの球部Gaに付着している土を掻き落す。肩揃え装置36は、引抜搬送装置34により搬送されるニンニクGの球部Gaと茎葉部Gbの境界部分を肩部として、その肩部の高さを揃える。茎葉切断装置37は、肩揃え装置36に肩部が保持されているニンニクGの茎葉部Gbを、茎葉部Gbが略同じ高さで残るように切断する。
分草装置31は、圃場に倒伏したニンニクGの茎葉部Gbを、条間を通過することで上方に持ち上げて分草する。分草装置31は、エンジン10からの動力によって縦回転するタイン31aを備え、タイン31aを回転させることでニンニクGの茎葉部Gbを上方に持ち上げる。分草装置31は、ニンニクGを条ごとに分けるために、条を挟むように5つ設けられる。本実施形態では、4条植に対して分草装置31が5つ設けられている。すなわち、N条植に対して分草装置31がN+1個設けられる。左右両側に配置された2つの分草装置31の分草ケース31bは、第1フレーム33c(後述する)に固定されている。また、中央に配置された3つの分草装置31の分草ケース31bは、左右方向に延びる上部フレーム382(後述する)に固定されている。分草装置31は、分草ケース31bを貫く分草駆動軸31cによって駆動される。
掻き込み装置32は、エンジン10からの動力によって横回転するタイン32aを備える。掻き込み装置32は、隣り合う分草装置31の間にそれぞれ設けられている。左側の2つの掻き込み装置32は、左側の2条分のニンニクGの茎葉部Gbをまとめて左側の引抜搬送装置34に受け渡す。同様に、右側の2つの掻き込み装置32は、右側の2条分のニンニクGの茎葉部Gbをまとめて右側の引抜搬送装置34に受け渡す。掻き込み装置32は、分草駆動軸31cに固定され、分草駆動軸31cから伝達された動力によって駆動される。
掘り起こし装置33は、掻き込み装置32の下方に配置されている。掘り起こし装置33は、エンジン10からの動力によって前後に揺動する正面視略U字状の掘り起こし刃33aと、掘り起こし刃33aに連結され且つ前後揺動可能な左右一対の支持体33b,33bとを備える。また、掘り起こし装置33は、左右一対の支持体33b,33bを前後揺動可能に支持し且つ収穫部フレーム38に固定される第1フレーム33cと、第1フレーム33cを足場として分草装置31を固定するための第2フレーム33dとを備える。支持体33bは、第1フレーム33c及び第2フレーム33dに対して回転可能に支持されており、掘り起こし刃33aを前後に揺動することができる。掘り起こし刃33aは4条分を掘り起こせる幅に形成されている。掘り起こし刃33aを土内に差し込んでニンニクGの球部Gaよりも下方に位置させ、掘り起こし刃33aを前後に揺動させながら鱗茎野菜収穫機1を前進させることで、土を崩して土壌を柔らかくし、ニンニクGを容易に引き抜けるようにしている。
引抜搬送装置34は、掻き込み装置32の下方から後上方に向かって傾斜して配置されている。引抜搬送装置34は、茎葉部Gbを挟持して後上方へ搬送しながらニンニクGを引き抜いて、後上方へ向けて搬送する。
引抜搬送装置34は、収穫部フレーム38に2つ並設されている。各引抜搬送装置34は、エンジン10からの動力によって回転する駆動プーリ34aと、駆動プーリ34aに従動する従動プーリ34bと、駆動プーリ34a及び従動プーリ34bに巻回される左右一対の無端搬送ベルト34cとを有する。左右一対の無端搬送ベルト34cでニンニクGの茎葉部Gbを挟持し、引抜搬送装置34の前端部でニンニクGを引き抜き、後上方へ搬送する。
土落とし装置35は、引抜搬送装置34の下方に配置される。土落とし装置35は、収穫部フレーム38に固定されている。土落とし装置35は、エンジン10からの動力によって回転する土落とし駆動軸35aと、棒状体を放射状に配置して形成した弾性体35bとを備える。土落とし駆動軸35aの回転により弾性体35bを回転させることで、弾性体35bが引抜搬送装置34により搬送されるニンニクGの球部Gaに接触して土を掻き落す。
肩揃え装置36は、収穫部フレーム38に2つ並設されている。各肩揃え装置36は、引抜搬送装置34を構成する無端搬送ベルト34cの下方に略水平に配置される。各肩揃え装置36は、エンジン10からの動力によって回転する複数のプーリ36aと、複数のプーリ36aに巻回される左右一対の肩揃え無端ベルト36bとを有する。肩揃え装置36は、左右一対の肩揃え無端ベルト36bを引抜搬送装置34の左右一対の無端搬送ベルト34cと同期させて駆動することで、ニンニクGの茎葉部Gbが引抜搬送装置34により引き上げられ、ニンニクGの球部Gaと茎葉部Gbの境界部分を肩部として、その肩部が肩揃え無端ベルト36bで止められ、その結果、肩部の高さが揃えられる。
茎葉切断装置37は、肩揃え装置36の後上部に配置されている。茎葉切断装置37は、円板上の回転刃37aを備え、回転刃37aは略水平に配置される。肩揃え装置36で肩部を揃えられたニンニクGは、茎葉部Gbが略同じ高さで残るように回転刃37aで切断される。
引抜搬送装置34の後端部には、切断した茎葉部Gbを左右外側へ放出する放出ガイド341が設けられている。放出ガイド341は、平面視において、一対の駆動プーリ34a,34aのうち左右内側の駆動プーリ34aの前方から駆動プーリ34a,34aの間を通って後方に延び、さらに左右外側の駆動プーリ34aの後方を通って左右外側へ延びる棒状部材341aを有する。棒状部材341aは上下に2本設けられている。引抜搬送装置34に放出ガイド341を設けることで、不要となった茎葉部Gbを確実に機外に放出できる。
収穫部フレーム38は、左右一対の側部フレーム381,381と、側部フレーム381,381の上部を連結する上部フレーム382と、側部フレーム381,381の後部を連結する後部フレーム383とを備える。側部フレーム381は、側面視で略三角形状をしている。上部フレーム382には、前述のように分草装置31及び土落とし装置35が固定されている。
収穫部フレーム38は、コンベア4に上下に回動可能に支持されている。また、収穫部フレーム38は、走行機体2に上下に回動可能に支持されている。
図1~5、図6及び図7に示すように、コンベア4は、走行機体2の前部から後上方に向かって傾斜して配置されている。また、コンベア4の前端は、引抜搬送装置34の下方に配置されている。すなわち、平面視で引抜搬送装置34の後部とコンベア4の前部は重なるように配置されている。これにより、コンベア4は、茎葉部Gbが切断されて引抜搬送装置34から落下したニンニクGの球部Gaを後上方へ向けて搬送することができる。
図5に示すように、コンベア4は、左右方向に延びる複数のバー41を備えるバーコンベアである。複数のバー41は、複数の突体41aが取り付けられたバー41を所定の間隔毎に含んでおり、球部Gaを適切に後方へ搬送できるようにしている。バー41の両端は、左右一対のチェーンケース42,42に内蔵された不図示の無端チェーンに固定されている。無端チェーンは、エンジン10からの動力によって駆動する。
コンベア4の前端には、引抜搬送装置34から球部Gaを受け取るための受継ガイド43が設けられている。コンベア4の前端に受継ガイド43を設けることで、引抜搬送装置34から落下したニンニクGの球部Gaを確実に受け止めて後方へ搬送することができる。受継ガイド43は、左右のチェーンケース42,42の間から前上方へ向かって延びる板状の前ガイド43aと、チェーンケース42から上方へ向かって延びる板状の横ガイド43bとを備える。また、前ガイド43aの下部には、最前方のバー41と前ガイド43aとの間の隙間を埋めるように、下ガイド43cが設けられている。下ガイド43cには、突体41aが通過できるように突体41aに対応する位置に切り欠きが設けられており、平面視で櫛状をしている。
コンベア4の後方にはホッパー44が設けられており、コンベア4で搬送されたニンニクGの球部Gaは、ホッパー44を介して走行機体2の後方に置かれるコンテナに回収される。ホッパー44は、エンジン10と操縦部22の間に配置されている。
走行機体2の後方には、コンテナが載置されるコンテナ載置台23が設けられている。コンテナ載置台23は、左右方向に長尺な矩形状をしており、左右方向に少なくとも3つのコンテナを並べて置くことができる。ホッパー44は、コンテナ載置台23の左右方向中央に配置されている。これにより、コンテナ載置台23には、ホッパー44から球部Gaが投入されるコンテナの左右両側に空のコンテナと満杯のコンテナとを置くことができるため、補助者がコンテナを供給、排出を行うことで連続作業が可能となっている。
図1及び図6に示すように、引抜搬送装置34は、進行方向に向かって複数の分草装置31及び複数の掻き込み装置32の後方に配置されている。図8に示すように、本実施形態では、2条に対して1つの引抜搬送装置34が設けられ、4条に対して2つの引抜搬送装置34が設けられている。
鱗茎野菜収穫機1は、図8及び図14に示すように、第1条間P1及び第2条間P2の双方に対応可能に構成されている。本実施形態では、第1条間P1は25cmであり、第2条間P2は、第1条間よりも狭く、本実施形態では20cmである。具体的に、分草装置31、掻き込み装置32及び引抜搬送装置34は、第1条間P1と第2条間P2との双方に対応可能となるように、左右方向に位置調節可能に構成されている。
<引抜搬送装置34の位置調節>
図10~図14及び図16~図18に示すように、1つの引抜搬送装置34は、ニンニクGを挟持する一対の無端搬送ベルト34cと、無端搬送ベルト34cが巻回される駆動プーリ34a及び従動プーリ34bと、を有する1つのユニットである。無端搬送ベルト34cと駆動プーリ34aと従動プーリ34bとが一体化されている。一対の無端搬送ベルト34c同士の相対位置関係が変化しないようにユニット単位で位置調整可能に構成されている。具体的には、図10、図12、図13、図16及び図18に示すように、引抜搬送装置34は、進行方向に向かって後方側の回転軸C1を中心に回転可能であり、前方側を左右方向に位置調整可能に構成されている。図8、図10、図11、及び図12に示すように、引抜搬送装置34の姿勢を第1条間P1に合わせた場合には、平面視において引抜搬送装置34が前方から後方に向かうにつれて左右方向の内側を向く。図14、図16、図17、及び図18に示すように、引抜搬送装置34の姿勢を第2条間P2に合わせた場合には、平面視において引抜搬送装置34が進行方向に平行又はほぼ平行な姿勢となる。
図8及び図13に示すように、収穫部フレーム38には、左右方向に延びる動力伝達軸384が設けられている。動力伝達軸384は、後方から動力の伝達を受けており、前方の分草装置31及び掻き込み装置32などに動力を伝達するための軸に動力を伝えている。図13に示すように、引抜搬送装置34の駆動プーリ34aを支持する一対の駆動アーム34dは、回転軸C1を中心に回転可能に動力伝達軸384に接続されている。また、駆動アーム34dは、回転軸C1を中心とする円弧状の長孔34eを有し、長孔34eを通るボルトの収穫部フレーム38に対する締め付け位置を変更することで、引抜搬送装置34の前方側を首振り可能にしている。また、引抜搬送装置34の前方側の一部のフレーム34fと、収穫部フレーム38の一部に形成した長孔38bと、をボルトで締結することで、首振り調節可能に構成されている。
図7に示すように、コンベア4は、平面視において、引抜搬送装置34によるニンニクGの搬送経路の終端34G(図中では一点鎖線で示す)と重なっている。また、肩揃え装置36によるニンニクGの搬送経路の終端34Gとも一致している。
図2、図6、図12、図13、及び図18に示すように、土落とし装置35は、左右方向に延びる駆動軸35aに支持されて回転することで、引抜搬送装置34によって搬送されるニンニクGの泥土を分離する。土落とし装置35は、引抜搬送装置34の左右の位置調節に対応するために、左右方向に位置調節可能に構成されている。具体的には、装置35を構成する弾性体35bは、駆動軸35aに対してボルト又はネジで締結することにより固定されており、ボルト又はネジを緩めることで、駆動軸35aに沿ってスライド移動可能である。これにより、引抜搬送装置34の首振り動作に合わせた位置に固定可能となる。
<分草装置31と掻き込み装置32の位置調節>
鱗茎野菜収穫機1は、図8及び図14に示すように、第1条間P1及び第2条間P2の双方に対応可能に構成されている。具体的に、分草装置31及び掻き込み装置32は、第1条間P1と第2条間P2との双方に対応可能となるように、左右方向に位置調節可能に構成されている。
図1、図8、図9、図14及び図15に示すように、各々の分草装置31は、分草駆動軸31cによって左右方向にスライド移動可能に支持されている。分草駆動軸31cは、複数の六角軸、四角軸またはボスが連結されて構成されており、軸回りの回転駆動力を伝達すると共に左右方向にスライドを許容する。また、各々の分草装置31は、分草装置31を固定するためのフレーム31d,33dを有する。フレーム31d及びフレーム33dは、分草ケース31bに連結されている。分草装置31は、足場となる部材(収穫部フレーム38、第1フレーム33c、上部フレーム382)に対するフレーム31d,33dの固定位置を変更することで、分草装置31毎に独立して位置調節可能に構成されている。分草装置31がそれぞれ独立して位置調節可能であるので、鱗茎野菜Gの条間が揃っていない場合に、条間に応じて分草装置31を調整可能となる。
複数(5つ)の分草装置31のうち、中央側又は真ん中にある1つの分草装置31を固定するためのフレーム31dは固定位置が変更できず、他の分草装置31を固定するためのフレームは固定位置が変更可能である。この構成によれば、中央側の1つの分草装置31の位置を変更せずに、他の分草装置31の位置を変更することで収穫機全体の位置調整が可能となり、全ての分草装置31の位置変更を行う場合に比べて作業量を低減でき、且つ、収穫物の複数の移植形態に対応可能となる。
上部フレーム382は、左右方向に延びており、分草装置31を固定するためのフレーム31dの上部フレーム382に対する固定位置は、左右方向に沿って複数箇所設けられている。これにより、複数の分草装置31は、進行方向に向かって左右方向に平行に位置調節可能に構成されている。この構成によれば、分草装置31の位置調節をするときに、分草装置31を左右方向に平行に位置調節するので、分草装置31の高さが変わらず分草装置31の作物への作用を変えずに分草装置31を位置調節することが可能となる。
図6に示すように、分草装置31の前端は、掻き込み装置32の前端よりも前方に配置されている。また、図6、図8、図9に示すように、各々の掻き込み装置32は、分草駆動軸31cによって左右方向にスライド移動可能に支持されている。掻き込み装置32は、分草駆動軸31cに連結される掻込アーム32dを有し、掻込アーム32dを介して分草駆動軸31cに沿って左右方向にスライド移動可能である。また、掻込アーム32dは、掻き込み装置32のタイン32aを回転させるために、分草駆動軸31cの動力を伝達する。正面視または平面視において分草装置31を挟んで隣接する一対の掻き込み装置32,32は、挟む分草装置31の分草ケース31bに掻込アーム32dが連結されており、分草装置31と一対の掻き込み装置32とが一体化された1つのユニットである。すなわち、掻き込み装置32は、分草装置31に連結されており、分草装置31と共に位置調節可能である。この構成によれば、分草装置31を固定するためのフレーム31dの固定位置を変更するだけで、掻き込み装置32も一体に位置が変更されるので、分草装置31と掻き込み装置32とを個別に位置変更する場合に比べて作業を容易にすることが可能となる。
鱗茎野菜収穫機1の進行に伴って収穫物を分草装置31と一対の掻き込み装置32との間に誘導するように構成されており、分草装置31と掻き込み装置32の間の距離、すなわち、一対の掻き込み装置32の間隔が変更されると、収穫物に対して適切な作用ができなくなる。そこで、本実施形態では、分草装置31と一対の掻き込み装置32とが一体化されているので、一対の掻き込み装置32は互いの間隔が変化しないようにユニット単位で位置調節可能に構成されている。この構成によれば、一対の掻き込み装置32は互いの間隔が変化しないので、掻き込み装置32による鱗茎野菜Gへの作用を適切に確保可能となる。
以上のように、本実施形態の鱗茎野菜収穫機1は、複数条の鱗茎野菜Gに対応し、鱗茎野菜Gの茎葉部Gbを上方に持ち上げて鱗茎野菜Gを条ごとに分ける複数の分草装置31と、複数条の鱗茎野菜Gに対応し、複数条の鱗茎野菜Gの茎葉部Gbを集約する複数の掻き込み装置32と、進行方向に向かって複数の分草装置31及び複数の掻き込み装置32の後方に配置され、集約された茎葉部Gbを挟持して鱗茎野菜Gを引き抜いて搬送する引抜搬送装置34と、を備える。引抜搬送装置34は、進行方向に対して左右方向に位置調節可能に構成されている。
この構成によれば、条間が異なる移植形態に対応して引抜搬送装置34を作用させることが可能となる。
一対の無端搬送ベルトの間隔が変化すれば、搬送効率の低下、搬送不能又は詰まりの招来が発生するおそれがある。そこで、本実施形態のように、引抜搬送装置34は、鱗茎野菜Gを挟持する一対の無端搬送ベルト34cを有する1つのユニットであり、引抜搬送装置34は、一対の無端搬送ベルト34c同士の相対位置関係が変化しないようにユニット単位で位置調整可能に構成されていることが好ましい。
このように、引抜搬送装置34は、一対の無端搬送ベルト34cを有する1つのユニットであり、無端搬送ベルト34c同士の相対位置関係が変化しないようにユニット単位で位置調整可能であるので、引抜搬送装置34の左右方向の位置調整の後に、無端搬送ベルト34c同士の間隔調整をする必要がなく、条間変更の作業を容易にすることが可能となる。
本実施形態のように、引抜搬送装置34は、進行方向に向かって後方側の回転軸C1を中心に回転可能であり、前方側を左右方向に位置調整可能に構成されていることが好ましい。
このように、引抜搬送装置34が、後方側の回転軸C1を中心に回転可能であり、前方側を左右方向に位置調整可能であるので、引抜搬送装置34による搬送経路の終端34Gの位置の変化を抑制して、装置の大型化を抑制可能となる。また、収穫物を機体の中央側に集めることができ、装置の大型化を抑制可能となる。
本実施形態のように、引抜搬送装置34の後方に配置され、引抜搬送装置34が搬送した鱗茎野菜Gを搬送するコンベア4を備え、コンベア4は、平面視において、引抜搬送装置34による鱗茎野菜Gの搬送経路の終端34Gと重なっていることが好ましい。
この構成によれば、引抜搬送装置34を左右方向に位置調節しても、収穫物がコンベア4へ搬送される位置が変化しないため、コンベア4の大型化を回避でき、装置の大型化を抑制可能となる。
このように、引抜搬送装置34の左右方向の位置調節に合わせて、土落とし装置35も左右方向に位置調節可能に構成されているので、土落とし装置35を鱗茎野菜Gに対して適切に作用されることが可能となる。
本実施形態の鱗茎野菜収穫機1は、複数条の鱗茎野菜Gに対応し、鱗茎野菜Gの茎葉部Gbを上方に持ち上げて鱗茎野菜Gを条ごとに分ける複数の分草装置31と、複数条の鱗茎野菜Gに対応し、複数条の鱗茎野菜Gの茎葉部Gbを集約する複数の掻き込み装置32と、を備える。複数の分草装置31及び複数の掻き込み装置32は、進行方向に対して左右方向に位置調節可能に構成されている。
この構成によれば、条間が異なる移植形態に対応して分草装置31及び掻き込み装置32を作用させることが可能となる。
本実施形態のように、各々の分草装置31は、分草装置を固定するためのフレーム31d,33dを有し、フレーム31d,33dの固定位置を変更することで、分草装置31毎に独立して位置調節可能に構成されていることが好ましい。
このように、分草装置31がそれぞれ独立して位置調節可能であるので、鱗茎野菜Gの条間が揃っていない場合に、条間に応じて分草装置31を調整可能となる。
本実施形態のように、複数の分草装置31のうち、中央側にある1つの分草装置31を固定するためのフレーム31dは固定位置が変更できず、複数の分草装置31のうち、他の分草装置31を固定するためのフレーム31d,33dは固定位置が変更可能に構成されていることが好ましい。
この構成によれば、中央側の1つの分草装置31の位置を変更せずに、他の分草装置31の位置を変更することで収穫機全体の位置調整が可能となり、全ての分草装置31の位置変更を行う場合に比べて作業量を低減でき、且つ、収穫物の複数の移植形態に対応可能となる。
本実施形態のように、複数の分草装置31は、進行方向に向かって左右方向に平行に位置調節可能に構成されていることが好ましい。
この構成によれば、分草装置31の位置調節をするときに、分草装置31を左右方向に平行に位置調節するので、分草装置31の高さが変わらず分草装置31の作物への作用を変えずに分草装置31を位置調節することが可能となる。
本実施形態のように、各々の掻き込み装置32は、分草装置31に連結されており、分草装置31と共に一体に位置調節可能に構成されていることが好ましい。
この構成によれば、分草装置31を固定するためのフレーム31dの固定位置を変更するだけで、掻き込み装置32も一体に位置が変更されるので、分草装置31と掻き込み装置32とを個別に位置変更する場合に比べて作業を容易にすることが可能となる。
鱗茎野菜収穫機1の進行に伴って収穫物を分草装置31と一対の掻き込み装置32との間に誘導するように構成されている場合には、分草装置31と掻き込み装置32の間の距離、すなわち、一対の掻き込み装置32の間隔が変更されると、収穫物に対して適切な作用ができなくなる。
本実施形態のように、複数の掻き込み装置32は、正面視または平面視において分草装置31を挟んで隣接する一対の掻き込み装置32,32を含み、一対の掻き込み装置32及び挟まれる分草装置31は、1つのユニットであり、一対の掻き込み装置32,32は互いの間隔が変化しないようにユニット単位で位置調整可能に構成されていることが好ましい。
このように、一対の掻き込み装置32は互いの間隔が変化しないようにユニット単位で位置調節可能に構成されているので、一対の掻き込み装置32は互いの間隔が変化しないので、掻き込み装置32による鱗茎野菜Gへの作用を適切に確保可能となる。
以上、本開示の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
G ニンニク(鱗茎野菜)
Gb 茎葉部
31 分草装置
32 掻き込み装置
34 引抜搬送装置
34c 無端搬送ベルト
35 土落とし装置
4 コンベア

Claims (4)

  1. 複数条の鱗茎野菜に対応し、前記鱗茎野菜の茎葉部を上方に持ち上げて前記鱗茎野菜を条ごとに分ける複数の分草装置と、
    前記複数条の鱗茎野菜に対応し、前記複数条の鱗茎野菜の茎葉部を集約する複数の掻き込み装置と、
    進行方向に向かって前記複数の分草装置及び前記複数の掻き込み装置の後方に配置され、前記集約された茎葉部を挟持して前記鱗茎野菜を引き抜いて搬送する引抜搬送装置と、 を備え、
    前記引抜搬送装置は、進行方向に対して左右方向に位置調節可能に構成されており、
    前記引抜搬送装置は、前記鱗茎野菜を挟持する一対の無端搬送ベルトを有する1つのユニットであり、
    前記引抜搬送装置は、前記一対の無端搬送ベルト同士の相対位置関係が変化しないように前記ユニット単位で位置調整可能に構成されている、鱗茎野菜収穫機。
  2. 前記引抜搬送装置は、進行方向に向かって後方側の回転軸を中心に回転可能であり、前方側を左右方向に位置調整可能に構成されている、請求項1に記載の鱗茎野菜収穫機。
  3. 前記引抜搬送装置の後方に配置され、前記引抜搬送装置が搬送した前記鱗茎野菜を搬送するコンベアを備え、
    前記コンベアは、平面視において、前記引抜搬送装置による前記鱗茎野菜の搬送経路の終端と重なっている、請求項1又は2に記載の鱗茎野菜収穫機。
  4. 前記引抜搬送装置の下方に配置され、左右方向に延びる軸に支持されて回転することで前記引抜搬送装置によって搬送される前記鱗茎野菜の泥土を分離する土落とし装置を備え、
    前記土落とし装置は、前記引抜搬送装置の左右方向の位置調節に対応するために、左右方向に位置調節可能に構成されている、請求項1~3のいずれかに記載の鱗茎野菜収穫機。
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