JP7281359B2 - コイル部品及びその製造方法 - Google Patents
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本発明の第1の実施形態に係るコイル部品(以下、単に「第1実施形態」と記載することがある。)は、ナノ結晶軟磁性合金粒子を含む基体部と、該基体部中に配置され、両端部が該基体部の表面に露出する内部導体とを備える。前記基体部は、その内部に含有される前記ナノ結晶軟磁性合金粒子のうち任意の2粒子についての、該各粒子中に存在するナノ結晶の平均結晶径の差が、該各平均結晶径の50%以下である。ここで、本明細書における基体部の内部とは、基体部中の、表面から50μm以内の領域を除いた部分を意味する。
まず、前述した観察領域内の電子線回折パターンにおいて、7.0±0.3[nm-1]の位置にピークが確認された領域のTEM像を取得する。次いで、該TEM像を画像処理して、像中に観察されるナノ結晶軟磁性合金粒子中の各結晶の面積を計測し、該面積を有する円の直径である円相当径を各粒子の各結晶について算出する。TEM像における結晶質と、非晶質の各領域については、試料を傾斜させてTEM像を撮像した際に、コントラストが変化する部位が結晶質、変化しない部位が非晶質として見分けることができる。このことから、同一の観察領域において、試料の傾斜を変えて撮像した複数枚の画像、もしくは連続的に試料の傾斜を変化さて撮像された動画を、コントラストの変化に基づき画像処理することで、像中に観察されるナノ結晶軟磁性合金粒子中の各結晶の領域の形や面積を、観測ないし計測できる。次いで、算出された各円相当径の相加平均を算出し、これを当該観察領域(ナノ結晶軟磁性合金粒子)の平均結晶径とする。
この場合、観察領域に結晶質軟磁性合金粒子や樹脂などのナノ結晶軟磁性合金粒子以外のものが含まれていても、算出される平均結晶径は、ナノ結晶軟磁性合金粒子からのみ算出される。また、観察領域に複数のナノ結晶軟磁性合金粒子が含まれていてもよく、算出される平均結晶径は、単一粒子中のナノ結晶のものと同じくその観察領域を代表する平均結晶径であるとする。ただし、観察領域に複数のナノ結晶磁性合金粒子が含まれる場合には、平均結晶径が正確に算出されないことが、ごくまれに起こり得る。これは、粒子間にはナノ結晶が観察されない部分が存在するため、単一粒子のみの場合に比べて円相当径を算出するナノ結晶の数が少なくなることによる。このため、平均結晶径の算出に際しては、観察領域が単一のナノ結晶軟磁性合金粒子中に位置するように調節することが好ましい。
本発明の第2実施形態に係るコイル部品の製造方法(以下、単に「第2実施形態」と記載することがある。)は、非晶質軟磁性合金粒子を含む基体部前駆体中に内部導体ないしその前駆体を配置して、該内部導体ないしその前駆体の両端部が表面に露出したコイル部品前駆体を作製すること、及び前記コイル部品前駆体を熱処理して、非晶質軟磁性合金粒子を結晶化してナノ結晶軟磁性合金粒子とすると共に、前記基体部前駆体を基体部とし、前記内部導体の前駆体を内部導体とすることを含む。
本発明の第3の実施形態に係る回路基板(以下、単に「第3実施形態」と記載することがある。)は、第1実施形態に係るコイル部品を載せた回路基板である。
回路基板の構造等は限定されず、目的に応じたものを採用すればよい。
第3実施形態は、第1実施形態に係るコイル部品を使用することで、損失の小さいものとなる。
<コイル部品前駆体の作製>
まず、FeSiBNbCu系軟磁性合金の水アトマイズ粉(非晶質,平均粒径4μm)をポリビニルアルコール系のバインダー及び水と混合して成形用スラリーを調製した。次いで、この成形用スラリーをドクターブレードにてシート状に成形し、乾燥して厚さ30μmのグリーンシートを作製した。このグリーンシートを所定枚数積層すると共に、積層方向中央部に1mm×1mmの正方形断面を有する銀製の導線を配置し、プレス成形することで、図5に示す形状のコイル部品前駆体を作製した。
前述のコイル部品前駆体の表面に露出した内部導体の両端部に、放熱部材としてのSUS310Sを接触させ、大気中、540℃で30分間熱処理した。なお、この放熱部材の接触態様、すなわち放熱部材に特段の冷却処理を行わない態様を、以後「放熱」と記載することがある。その後、個々の素子を分離し、実施例1に係るコイル部品を得た。コイル部品の寸法を、図1と対応させて記載すると、L=3.0mm、W=3.0mm、T=6.0mmであった。
得られたコイル部品における内部導体の延伸方向中央部から、集束イオンビーム装置(FIB)を用いて厚さ50nm~100nmの薄片試料を取り出し、直ちに透過型電子顕微鏡(TEM)による観察を行った。内部導体からの距離が0.1mmの位置(以下、「中央部」と記載する。)を観察領域の中心としたときに観察されたナノ結晶、及び同距離が0.5mmの位置(以下、「表面近傍」と記載する。)で観察されたナノ結晶のそれぞれについて、上述した方法で、含有するナノ結晶の平均結晶径を算出したところ、表1に示す結果が得られた。両粒子におけるナノ結晶の平均結晶径の差(D2-D1)は、表面近傍の粒子における平均結晶径D1の15%であった。
得られたコイル部品について、インダクタンス及びコアロスの測定を行った。インダクタンスの測定は、インピーダンスアナライザ(Keysight Technologys製 E4990A)を用い、測定周波数1MHzにて行った。コアロスの測定は、B-Hアナライザ(岩崎通信機製 SY8232)を用い、1MHz、Ip-p=1000mAにて行った。各測定は、10個の試料について行い、その平均値を算出した。結果を表1に示す。
コイル部品作製時の熱処理を、放熱部材を炉外に設置したAl製ヒートシンクにより冷却しながら行った以外は実施例1と同様の方法で、実施例2に係るコイル部品を得た。なお、この放熱部材の接触態様を、以後「冷却」と記載することがある。
このコイル部品について、実施例1と同様の方法で、ナノ結晶軟磁性合金粒子中のナノ結晶の平均結晶径、インダクタンス及びコアロスを測定した。結果を表1に示す。ナノ結晶軟磁性合金粒子におけるナノ結晶の平均結晶径の差(D2-D1)は、中央部の粒子における平均結晶径D1の5%であった。この結果と実施例1の結果との対比から、熱処理時に放熱部材を冷却することで、内部導体近傍の温度上昇が抑えられ、ナノ結晶の粗大化がさらに抑制されるといえる。
<コイル部品の作製>
実施例1と同一ロットの軟磁性合金粉を圧縮成形し、図6に示す形状の2ピース成形体を得た。該各成形体を実施例1と同一の条件で熱処理した後、これらを1mm×1mmの正方形断面を有する銀製の導線と共に図1に示す形状に組み立てて、コイル部品とした。コイル部品の寸法は、実施例1と同様、L=3.0mm、W=3.0mm、T=6.0mmであった。
得られたコイル部品について、実施例1と同様の方法で基体部を観察し、ナノ結晶軟磁性合金粒子中のナノ結晶の平均結晶径を算出した。また、実施例1と同様の方法で、インダクタンス及びコアロスを測定した。結果を表1に示す。ナノ結晶軟磁性合金粒子におけるナノ結晶の平均結晶径の差(D2-D1)は、表面近傍の粒子における平均結晶径D1の53%に上った。
また、実施例1,2では、比較例1に比べてインダクタンスが大きくなっており、ナノ結晶軟磁性合金粒子間の平均結晶径の差を小さくすることは、インダクタンスの向上にも寄与するといえる。
実施例3,4では、ナノ結晶軟磁性合金粒子に加えてFe、Si及びMを必須成分とする結晶質軟磁性合金粒子を含むコイル部品について、本発明の効果を確認した。
軟磁性合金粉を、FeSiBNbCu系軟磁性合金の水アトマイズ粉(非晶質,平均粒径4μm)とFeSiCr系軟磁性合金粉(結晶質,平均粒径2μm)とを体積比8:2で混合したものとした以外は実施例1,2と同様の方法で、実施例3,4に係るコイル部品を得た。
これらのコイル部品について、実施例1と同様の方法で、ナノ結晶軟磁性合金粒子におけるナノ結晶の平均結晶径、インダクタンス及びコアロスを測定した。結果を表1に示す。
本実施例及び後述する比較例2では、螺旋状の内部導体を備えるコイル部品について、本発明の効果を確認した。
実施例1で作製したグリーンシートにスルーホールを穿孔し、これに銀ペーストをスクリーン印刷して内部導体の前駆体を形成した。該グリーンシートと内部導体の前駆体を形成していないグリーンシートとを組み合わせて積層・プレス成形し、内部導体の前駆体が螺旋状に2.5ターン巻き回されたコイル部品前駆体を作製した。
前述のコイル部品前駆体の表面に露出した内部導体の両端部に、放熱部材としてのSUS310Sを接触させ、大気中、540℃で30分間熱処理した。その後、表面加工を行い、実施例5に係るコイル部品を得た。コイル部品の寸法は、実施例1と同様、L=3.0mm、W=3.0mm、T=6.0mmであった。
得られたコイル部品について、実施例1と同様の方法で基体部を観察し、ナノ結晶軟磁性合金粒子中のナノ結晶の平均結晶径を算出した。また、実施例1と同様の方法で、インダクタンス及びコアロスを測定した。結果を表1に示す。ナノ結晶軟磁性合金粒子におけるナノ結晶の平均結晶径の差(D2-D1)は、表面近傍の粒子における平均結晶径D1の37%であった。
<コイル部品の作製>
実施例1と同一ロットの軟磁性合金粉を圧縮成形し、図7(a)に示す断面形状の2ピース成形体を得た。該各成形体を実施例1と同一の条件で熱処理した後、これらを、銀導線を2.5ターン巻き回した螺旋状導体(空芯コイル)と共に図7(b)に示す形状に組み立て、個々の素子を分離してコイル部品とした。コイル部品の寸法は、実施例1と同様、L=3.0mm、W=3.0mm、H=6.0mmであった。
得られたコイル部品について、実施例1と同様の方法で基体部を観察し、ナノ結晶軟磁性合金粒子中のナノ結晶の平均結晶径を算出した。また、実施例1と同様の方法で、インダクタンス及びコアロスを測定した。結果を表1に示す。ナノ結晶軟磁性合金粒子におけるナノ結晶の平均結晶径の差(D2-D1)は、表面近傍の粒子における平均結晶径D1の75%に上った。
また、実施例5では、比較例2に比べてインダクタンスが大きくなっており、ナノ結晶軟磁性合金粒子間の平均結晶径の差を小さくすることは、インダクタンスの向上にも寄与するといえる。
実施例6,7では、基体部前駆体中に配置された内部導体ないしその前駆体からコイル部品前駆体表面までの距離が、ナノ結晶軟磁性合金粒子中のナノ結晶の平均結晶径及び磁気特性に及ぼす影響を検討した。
図1と対応させて記載したコイル部品の寸法がそれぞれ、L=6.0mm、W=4.0mm、T=2.0mm(実施例6)及びL=6.0mm、W=2.0mm、T=4.0mm(実施例7)となるようにコイル部品前駆体を構成した以外は実施例1と同様の方法で、実施例6,7に係るコイル部品を得た。実施例6に係るコイル部品前駆体の形状の模式図を図8(a)に、実施例6に係るコイル部品前駆体の形状の模式図を図8(b)に、それぞれ示す。実施例6に係るコイル部品前駆体は、実施例7のものに比べて、内部導体から表面までの距離が1mm以下の部分を多く有している。
得られたコイル部品について、実施例1と同様の方法で、ナノ結晶軟磁性合金粒子の平均結晶径、インダクタンス及びコアロスを測定した。結果を表1に示す。
11 コイル部品
20 基体部前駆体
21 基体部
30 内部導体の前駆体
301,302 内部導体の前駆体の端部
31 内部導体
311,312 内部導体の端部
4 外部電極
5 放熱部材
Claims (10)
- ナノ結晶軟磁性合金粒子を含む基体部と、該基体部中に配置され、両端部が該基体部の表面に露出する内部導体とを備えたコイル部品であって、
前記基体部は、その内部に含有される前記ナノ結晶軟磁性合金粒子のうち任意の2粒子についての、該各粒子中に存在するナノ結晶の平均結晶径の差が、該各平均結晶径の50%以下であること
を特徴とするコイル部品。 - 前記ナノ結晶軟磁性合金粒子は、Feを85質量%以上含む、請求項1に記載のコイル部品。
- 前記基体部が、Fe、Si及びM(ただし、MはFeより酸化しやすい金属元素から選択される少なくとも1種)を必須成分とする結晶質軟磁性合金粒子をさらに含む、請求項1又は2に記載のコイル部品。
- 前記結晶質軟磁性合金粒子の割合が、磁性金属粒子全体に対して20~50体積%である、請求項3に記載のコイル部品。
- 前記基体部がさらに樹脂を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載のコイル部品。
- ナノ結晶軟磁性合金粒子を含む基体部と、該基体部中に配置され、両端部が該基体部の表面に露出する内部導体とを備えたコイル部品の製造方法であって、
非晶質軟磁性合金粒子を含む基体部前駆体中に内部導体ないしその前駆体を配置して、該内部導体ないしその前駆体の両端部が表面に露出したコイル部品前駆体を作製すること、及び
前記コイル部品前駆体を熱処理して、非晶質軟磁性合金粒子を結晶化すると共に、前記基体部前駆体を基体部とし、前記内部導体の前駆体を内部導体とすること
を含み、前記熱処理に先立って、前記コイル部品前駆体の表面に露出した前記内部導体ないしその前駆体の両端部に、放熱部材を接触させることをさらに含む、コイル部品の製造方法。 - 前記熱処理中に、前記放熱部材を冷却することをさらに含む、請求項6に記載のコイル部品の製造方法。
- 前記内部導体ないしその前駆体を、その延伸方向に垂直な任意の断面からコイル部材前駆体表面までの距離が1mm以下となるように配置する、請求項6又は7に記載のコイル部品の製造方法。
- 前記熱処理温度が450~600℃である、請求項6~8のいずれか1項に記載のコイル部品の製造方法。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載のコイル部品を搭載した回路基板。
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