JP7280649B1 - 経口組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 整腸効果やボディメイク効果を有する経口組成物を提供すること。【解決手段】 プロテイン、大麦若葉、水溶性食物繊維、オリゴ糖、及び乳酸菌を含み、プロテインの配合量が、好ましくは20質量%以上の経口組成物である。【選択図】図1

Description

本発明は、プロテイン、大麦若葉、水溶性食物繊維、オリゴ糖、及び乳酸菌を含む経口組成物に関する。
従来、プロテインは、一部のアスリートが摂取するものであり、一般の人々にはあまり馴染みのないものであったが、近年は、健康に対する関心の高まり等を背景に、一般の人々も摂取する機会が増えてきている。
一方、大麦若葉は、健康食品や青汁の素材として広く普及しており、その機能性について広く研究されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001-314170号公報
本発明の課題は、プロテイン、大麦若葉等を含む、整腸効果やボディメイク効果を有する経口組成物を提供することにある。
本発明者らは、プロテイン、大麦若葉、水溶性食物繊維、オリゴ糖、及び乳酸菌を配合することにより、優れた整腸効果やボディメイク効果が得られることを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下の通りである。
[1]プロテイン、大麦若葉、水溶性食物繊維、オリゴ糖、及び乳酸菌を含むことを特徴とする経口組成物。
[2]プロテインの配合量が、20質量%以上であることを特徴とする上記[1]記載の経口組成物。
[3]水溶性食物繊維が、難消化性デキストリンであることを特徴とする上記[1]又は[2]記載の経口組成物。
[4]乳酸菌が、Bifidobacterium longum、Streptococcus faecalis、及びBacillus coagulansから選ばれる少なくとも1種の乳酸菌であることを特徴とする上記[1]~[3]のいずれか記載の経口組成物。
[5]カルシウムを1質量%以上含むことを特徴とする上記[1]~[4]のいずれか記載の経口組成物。
本発明の経口組成物は、優れた整腸効果及び/又はボディメイク効果を奏する。
本発明の組成物を経口投与したマウスの糞便重量(湿重量)を示す図である。 本発明の組成物を経口投与したマウスの糞便重量(乾重量)を示す図である。 本発明の組成物を経口投与したマウスの糞便個数を示す図である。 本発明の組成物を経口投与したマウスの握力値を示す図である。 本発明の組成物を経口投与したマウスの骨格筋のたんぱく質代謝調節遺伝子(mTOR)の遺伝子発現量を示す図である。
本発明の経口組成物は、プロテイン、大麦若葉、水溶性食物繊維、オリゴ糖、及び乳酸菌を含むことを特徴とする。
本発明の経口組成物は、優れた整腸効果を奏する。具体的に、本発明の経口組成物は、ヒト大腸癌由来細胞(Caco-2細胞)の細胞賦活活性を向上させ、腸管上皮機能の維持・改善を図ることにより、優れた整腸効果を発揮する。また、本発明の経口組成物は、整腸効果を通じて、糞便量(重量、個数)を増加させる。
したがって、本発明の経口組成物は、整腸用組成物、便通改善用組成物、腸内環境改善用組成物等として用いることができる。
また、本発明の経口組成物は、優れたボディメイク効果を奏する。具体的に、本発明の経口組成物は、マウス筋芽細胞株(C2C12細胞)の細胞賦活活性を向上し、また、骨格筋のたんぱく質代謝調節遺伝子であるmTORの遺伝子発現を促進して、筋肉量の維持・増大を図ることにより、優れたボディメイク効果を発揮する。ここで、ボディメイク作用とは、体型を維持・改善する作用、筋肉の合成作用、筋力を維持・改善する作用、タンパク質の吸収を促進する作用、カラダづくりを支える作用をいう。
したがって、本発明の経口組成物は、ボディメイク用組成物、筋肉量維持増大用組成物等として用いることができる。
以下、本発明の経口組成物に含まれる各成分(以下、本発明の成分ということがある。)について説明する。
[プロテイン]
プロテインは、動物や植物に含まれるたんぱく質を抽出・精製したものであり、市販品を用いることができる。本発明においては、粉末状のたんぱく質が好ましい。動物由来のプロテインとしては、例えば、ミルクプロテイン(乳たんぱく質)、ホエイプロテイン(ホエイたんぱく分離物)、カゼインプロテイン、エッグプロテイン、ビーフプロテイン等を挙げることができ、植物由来のプロテインとしては、例えば、ソイプロテイン(大豆たんぱく質)、ピープロテイン、ライスプロテイン等を挙げることができる。これらは、1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができ、2種以上組み合わせて用いることが好ましい。本発明においては、本発明の効果をより享受できる点から、ミルクプロテイン、ホエイプロテイン、ソイプロテインを用いることが好ましい。
[大麦若葉]
大麦(Hordeum vulgare L.)は、中央アジア原産とされ、イネ科に属する一年生又は越年生草本であり、穂形により、二条大麦や六条大麦などに大別される。本発明の経口組成物に用いられる大麦若葉としては、通常入手可能なものであれば特に限定されず、二条大麦や六条大麦などのいずれの品種の大麦若葉を用いてもよい。また、若葉と共に茎を含んでいてもよい。
本発明における大麦若葉としては、例えば、粉砕物、搾汁、抽出物等を用いることができる。粉砕物としては、乾燥粉末、細片化物及びその乾燥物(乾燥細片化物)、顆粒等を挙げることができる。搾汁や抽出物は、液状であってもよいが、ペースト状や乾燥粉末(搾汁末、エキス末)として用いることもできる。抽出物は、適当な溶媒を用いて抽出することで得ることができ、溶媒としては、例えば、水(温水、熱水)、エタノール、含水エタノールを用いることができる。本発明においては、本発明の効果をより享受できる点から、大麦若葉の乾燥粉末(大麦若葉粉砕末)を用いることが好ましい。
[水溶性食物繊維]
水溶性食物繊維とは、食物に含まれる人の消化酵素によって消化されない難消化成分(食物繊維)のうち、水溶性のものを指す。本発明における水溶性食物繊維としては、特に限定されず、例えば、難消化性デキストリン、ペクチン、グアーガム、グアーガム分解物(グアー豆酵素分解物)、アガロース、グルコマンナン、ポリデキストロース、アルギン酸及びその塩、βグルカン、イヌリン、カラギーナン、フコイダン、及びこれらの誘導体等が挙げられる。これらは、1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができ、2種以上組み合わせて用いることが好ましい。本発明においては、本発明の効果をより享受できる点から、難消化性デキストリンを用いることが好ましい。
[オリゴ糖]
本発明におけるオリゴ糖とは、少糖類を指し、二~二十個の糖がグリコシド結合してなる化合物をいう。具体的に、本発明におけるオリゴ糖としては、例えば、乳果オリゴ糖、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、大豆オリゴ糖などの難消化性オリゴ糖、マルトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、ビートオリゴ糖(ラフィノース)、ラクツロース、ラクチトールなどの消化性オリゴ糖を挙げることができるが、これらに限定されない。オリゴ糖の構成糖数としては、三糖以上十八糖以下であることが好ましく、三糖以上十四糖以下であることがより好ましく、三糖以上十糖以下であることがさらに好ましく、三糖以上七糖以下であることが特に好ましい。
本発明においては、本発明の効果をより享受できる点から、ビートオリゴ糖(ラフィノース)を用いることが好ましい。また、2種以上のオリゴ糖を組み合わせることが好ましく、難消化性オリゴ糖と消化性オリゴ糖とを組み合わせることがより好ましい。難消化性オリゴ糖の生理機能として、ヒトの消化酵素で分解されずに、大腸に到達し、腸内ビフィズス菌の活性化や増殖に寄与し、腸内環境を改善する効果などがあり、消化性オリゴ糖の生理機能として、ヒトの消化酵素で分解され、胃や小腸で吸収されてエネルギー源となる効果がある。
[乳酸菌]
本発明における乳酸菌とは、代謝により乳酸を産生する細菌類の総称を意味し、ビフィズス菌を含む概念である。乳酸菌としては、例えば、Bifidobacterium属、Lactbacillus属、Enterococcus属、Leuconostoc属、Pediococcus属、Staphylococcus属、Tetragenococcus属、Leuconostoc 属、Pediococcus 属、Staphylococcus 属、Tetragenococcus 属、Bacillus属のものが挙げられる。Bifidobacterium属としては、Bifidobacterium bifidum、Bifidobacterium breve、Bifidobacterium infantis、Bifidobacterium lactis、Bifidobacterium longum、Bifidobacterium adolescentis、Bifidobacterium mongoliense、Lactbacillus属としては、Lactbacillus brevis、Lactbacillus gasseri、Lactobacillus acidophilus、Lactobacillus buchneri、Lactobacillus bulgaricus、Lactobacillus delburvecki、Lactobacillus casei、Lactobacillus crispatus、Lactobacillus curvatus、Lactobacillus halivaticus、Lactobacillus pentosus、Lactobacillus plantarum、Lactobacilus paracasei、Lactobacillus rhamnosus、Lactobacillus salivarius、Lactobacillus sporogenes、Lactobacillus sakei、Lactobacillus fructivorans、Lactobacillus hilgardii、Lactobacillus reuteri、Lactobacillus fermentum、Enterococcus属としては、Enterococcus faecalis (Streptococcus faecalis と称されることもある)、Enterococcus faesium (Streptococcus faesiumと称されることもある)、Streptococcus 属としては、Streptococcus thermophilus、Lactococcus lactis (Streptococcus lactisと称されることもある)、Leuconostoc 属としては、Leuconostoc mesenteroides、Leuconostoc oenos、Pediococcus 属としては、Pediococcus acidilactici、Pediococcus pentosaceus、Staphylococcus 属としては、Staphylococcus carnosus、Staphylococcus xylosus、Tetragenococcus 属としては、Tetragenococcus halophilus、Bacillus属としては、Bacillus coagulans、Bacillus mesentericus等が挙げられる。これらの乳酸菌は1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができ、2種以上組み合わせて用いることが好ましい。乳酸菌の入手方法としては、特に制限されるものではなく、例えば、ヨーグルトや野菜等の食品から単離された乳酸菌や市販品を用いることができる。
本発明においては、本発明の効果をより享受できる点から、Bifidobacterium属、Enterococcus属(Streptococcus属)、Bacillus属の乳酸菌が好ましく、Bifidobacterium longum、Streptococcus faecalis、Bacillus coagulans(有胞子乳酸菌)が特に好ましい。
[カルシウム]
本発明の経口組成物においては、上記本発明の成分に加えて、カルシウムを含むことが好ましい。これにより、より高い筋肉の維持・増大効果を得ることができる。
本発明の経口組成物においては、本発明の効果をより享受できる点から、プロテインの配合量が、20質量%以上であることが好ましく、30質量%以上であることがより好ましく、40~90質量%であることがさらに好ましい。
また、本発明の経口組成物における大麦若葉の配合量としては、本発明の効果をより享受できる点から、10質量%以上であることが好ましく、15質量%以上であることがより好ましく、20~50質量%であることがさらに好ましい。
また、プロテイン及び大麦若葉以外の本発明の3成分の配合質量比としては、水溶性食物繊維とオリゴ糖は、例えば、1:20~0.0001であり、1:15~0.001であることが好ましく、1:10~0.01であることがより好ましい。また、水溶性食物繊維と乳酸菌は、例えば、1:15~0.00005であり、1:10~0.0005であることが好ましく、1:5~0.005であることがより好ましい。さらに、乳酸菌とオリゴ糖は、例えば、1:50~0.01であり、1:40~0.1であることが好ましく、1:30~1であることがより好ましい。
本発明の経口組成物の摂取量としては、特に制限はないが、本発明の効果をより享受できる点から、1日当たりのプロテインの摂取量が、1g/日以上となるように摂取することが好ましく、2g/日以上となるように摂取することがより好ましく、3g/日以上となるように摂取することがさらに好ましい。本発明の経口組成物は、1日の摂取量が前記摂取量となるように、1つの容器に、又は例えば2~3の複数の容器に分けて、1日分として収容することができる。
本発明の経口組成物は、上記のように、整腸用組成物、ボディメイク用組成物等として用いることができ、例えば、特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品等の所定機関より効能の表示が認められた機能性食品などのいわゆる健康食品や、医薬品(医薬部外品を含む)として用いることができる。
本発明の整腸用組成物は、本発明の成分を含有し、整腸のために用いられる点において、製品として他の製品と区別することができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、本発明に係る製品の本体、包装、説明書、宣伝物(広告媒体)のいずれかに、整腸効果がある旨を表示したものが本発明の範囲に含まれる。また、機能性表示食品においては、整腸効果を機能性の科学的根拠とするものが含まれる。
なお、本発明の整腸用組成物は、製品の包装等に、本発明の成分が有効成分として表示されているものに限られない。例えば、有効成分を特定していないものであってもよい。また、一般的な食品であっても、用途を示唆して製造販売されるものは本発明の範囲に含まれる。例えば、摂取した人の個人的感想として、整腸効果に言及する体験談をホームページ等に記載して販売される食品等についても、本発明の範囲に含まれる。
本発明の整腸用組成物としては、具体的に、例えば、「体内環境を整える」、「生きて腸まで届く(乳酸菌)」、「善玉菌のえさとなる」、「腸の環境を整える」、「腸の調子を整える」、「善玉菌を増やす」、「乳酸菌・ビフィズス菌を腸に定着させる」、「熱や酸に強い(乳酸菌・ビフィズス菌)」、「大麦若葉と相性の良い乳酸菌・ビフィズス菌」、「乳酸菌とビフィズス菌の相性が良い」、「環境に馴染むパワーが強い(ビフィズス菌)」、「蠕動運動を助ける」、「体内のお掃除をする」、「体内環境をサポートする」等を表示したいわゆる健康食品を例示することができる。
本発明のボディメイク用組成物は、本発明の成分を含有し、ボディメイクのために用いられる点において、製品として他の製品と区別することができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、本発明に係る製品の本体、包装、説明書、宣伝物(広告媒体)のいずれかに、ボディメイク効果がある旨を表示したものが本発明の範囲に含まれる。また、機能性表示食品においては、ボディメイク効果を機能性の科学的根拠とするものが含まれる。
なお、本発明のボディメイク用組成物は、製品の包装等に、本発明の成分が有効成分として表示されているものに限られない。例えば、有効成分を特定していないものであってもよい。また、一般的な食品であっても、用途を示唆して製造販売されるものは本発明の範囲に含まれる。例えば、摂取した人の個人的感想として、ボディメイクに言及する体験談をホームページ等に記載して販売される食品等についても、本発明の範囲に含まれる。
本発明のボディメイク用組成物としては、具体的に、例えば、「体型が気になる方に」、「不足しがちなプロテインを摂取」、「体型を維持したい方に」、「筋肉増強」、「シェイプアップ」、「筋肉量や筋力を維持する」、「筋肉をつくる力をサポートする」、「スタイルを維持・改善したい方に」、「筋肉の合成を助ける」、「タンパク質の吸収を促進する作用」、「体づくりを支える作用」、「アクティブに生活したい方に」、「タンパク質を効率よく摂取したい方に」等を表示したいわゆる健康食品を例示することができる。
本発明の経口組成物の形態としては、例えば、錠状、カプセル状、粉末状、顆粒状、液状、粒状、棒状、板状、ブロック状、固形状、丸状、ペースト状、クリーム状、カプレット状、ゲル状、ゼリー状、チュアブル状、スティック状等を挙げることができる。これらの中でも、本発明の効果をより享受できる点から、錠状、カプセル状、粉末状、顆粒状、液状、ゼリー状の形態が好ましい。具体的には、サプリメントや、ペットボトル、缶、瓶等に充填された容器詰飲料や、水(湯)、牛乳、果汁、青汁等に溶解して飲むためのインスタント飲料(粉末飲料)、ゼリー状の飲食品を例示することができる。これらは食事の際などに手軽に飲用しやすく、また嗜好性を高めることができるという点で好ましい。
本発明の経口組成物は、必要に応じて、上記以外の他の成分を添加して、混合等の公知の方法によって製造することができる。
本発明の経口組成物は、特に、造粒物として用いることが好ましい。造粒した組成物は、液体への分散性と飲みやすさが向上するため、粉末飲料として用いるのに適しており、飲料用造粒物として用いることができる。飲料用造粒物とは、摂取時に、消費者が、水や湯、牛乳、豆乳などの液体に混合して、飲料として飲用に供される造粒物(造粒物である粉末飲料)を意味する。
造粒方法としては、当業者が通常用いる造粒方法を適宜選択すればよく、特に限定されない。例えば、流動層造粒法、押出造粒法、転動造粒法、攪拌造粒法等が挙げられる。いずれの造粒方法であっても、市場で入手可能な任意の造粒装置を用い、乾燥温度等の各種製造条件を適宜設定することにより造粒物を製造することができる。造粒しやすさ及び分散性に優れた造粒物を得られる観点から、流動層造粒が特に好ましい。流動層造粒とは、原料となる粉体粒子に風を当てて空気流により流動化させながら、水などの結合液を噴霧することにより、粉体粒子同士を結着させ、粉体粒子の凝集体である造粒物を形成させる方法である。
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
[試験1]
本発明の組成物を用いてヒト大腸癌由来細胞(Caco-2)の細胞賦活活性を確認した。ヒト大腸癌由来細胞(Caco-2)は、腸上皮バリアのモデルとして広く使用されており、その細胞賦活活性を確認することで、腸管上皮機能の維持・改善による整腸作用を確認することができる。
本実験における被験物質は、以下の通りである。
プロテインとして、市販の大豆たんぱく質(ソイプロテイン)、乳たんぱく質(ミルクプロテイン)、ホエイたんぱく分離物(ホエイプロテイン)を用いた。具体的には、たんぱく質含量が88.0%以上の粉末状大豆たんぱく質、脱脂乳由来のたんぱく質含量が78%の乳たんぱく質、チーズホエーを濾過して得られるたんぱく質含量が90%以上の粉末状のホエイたんぱく分離物を用いた。
大麦若葉として、若葉の乾燥粉砕末(株式会社東洋新薬製)を用いた。具体的には、生の若葉を洗浄後、裁断し、ブランチング後に乾燥して粉砕した目開き1mm以下の篩を通過した乾燥粉砕末を用いた。
水溶性食物繊維として、タピオカでん粉を原料とし、酵素-液クロ法で測定した食物繊維量が38~45%の市販の難消化性デキストリンを用いた。
オリゴ糖として、市販のビートオリゴ糖(ラフィノース)、イソマルトオリゴ糖及びフラクトオリゴ糖を用いた。
乳酸菌として、市販のBifidobacterium longum、Streptococcus faecalis及びBacillus coagulans(有胞子乳酸菌)を用いた。具体的には、Bifidobacterium longumは、菌数が1500億個/g以上の生菌の乾燥粉末、Streptococcus faecalisは、糖質とタンパク質で腸溶性のコーティングがされた耐酸性の、5.0×1010CFU/gの乾燥菌体、Bacillus coagulans(有胞子乳酸菌)は、乳酸桿菌胞子数が60億個以上/gの乾燥菌体を用いた。
カルシウムとして、市販の粉末状のサンゴカルシウム(カルシウム規定値10%)を用いた。
デキストリンとして、市販の粉末状のデキストリンを用いた。
具体的な実験操作は以下の通りである。
(1)37℃、5%COインキュベーター内で、75cmフラスコを用いて、ヒト大腸癌由来細胞(Caco-2)を培養した。培地は1%NEAA(MEM Non-Essential Amino Acids Solution)-10%FBS-DMEMを用いた。
(2)トリプシン処理により浮遊させた細胞を、75cmフラスコから96ウェルプレートに5.0×10cells/ウェルの細胞密度となるように100μL播種した。
(3)37℃、5%COインキュベーター内で24時間前培養した。
(4)培地を除去後、下記表に示す比率で被験物質を混合し、各サンプルの培地中合計濃度が300μg/mLとなるように被験物質含有培地を100μL/ウェルで添加し、37℃、5%COインキュベーター内で24時間培養した。また、コントロールとして、被験物質を含まない培地を添加した。
(5)24時間培養後、培地を除去して各ウェルを200μLのPBSで1回洗浄した後、無血清DMEMで30容量倍に希釈したCell Counting Kit-8(同仁化学製)を各ウェルに150μLずつ添加した。
(6)37℃、5%COインキュベーター内に静置し適度に発色させた後、450nmにおける吸光度を測定した。
(7)得られたデータを元に、% of control(コントロールの生細胞数を100%とする相対的な生細胞数)を算出し、各実施例および比較例について細胞賦活活性を評価した。その結果を表1に示す。
% of control
=(Data sample-Data blank)/(Data control-Data blank)×100
Figure 0007280649000002
表1に示すように、本発明の5成分を含む実施例の組成物は、本発明の成分の一部を含まない比較例の組成物と比べて、相乗的に細胞賦活活性が向上した。具体的に、プロテインを含まない4成分の比較例3と、これに加えてプロテインを含む5成分の実施例1とを比較すると、実施例1において細胞賦活活性が向上した。すなわち、単独では効果を示さないプロテイン(比較例1及び2)が配合されて5成分となることにより、相乗的に細胞賦活活性が向上している。同様に、比較例4~7と実施例1とを比較しても、実施例1において細胞賦活活性が向上した。また、同様に、比較例8と実施例5を比較しても、実施例5において細胞賦活活性が向上した。さらに、実施例1及び3、並びに実施例4及び5の結果を比較すると、カルシウムを加えることにより、さらに細胞賦活活性が向上した。
本発明の組成物は、腸上皮バリアのモデルであるヒト大腸癌由来細胞(Caco-2)の細胞賦活活性を向上することで、腸管上皮機能の維持・改善による優れた整腸作用を示すことが確認された。
[試験2]
本発明の組成物を用いてマウス筋芽細胞株(C2C12)の細胞賦活活性を確認した。マウス筋芽細胞株(C2C12)は、筋肉量の維持や増大効果などを評価するためのモデルとして広く使用されており、その細胞賦活活性を確認することで、ボディメイク作用を確認することができる。
具体的な実験操作は以下の通りである。なお、本実験における被験物質は、実施例1と同様のものを用いた。
(1)37℃、5%COインキュベーター内で、75cmフラスコを用いて、マウス筋芽細胞株(C2C12)を培養した。培地は10%FBS-DMEMを用いた。
(2)トリプシン処理により浮遊させた細胞を、75cmフラスコからコラーゲンコートした96ウェルプレートに5.0×10cells/ウェルの細胞密度となるように100μL播種した。
(3)37℃、5%COインキュベーター内で24時間前培養した。
(4)培地を除去後、下記表に示す比率で被験物質を混合し、各サンプルの培地中合計濃度が1000μg/mLとなるように被験物質含有培地を100μL/ウェルで添加し、37℃、5%COインキュベーター内で24時間培養した。また、コントロールとして、被験物質を含まない培地を添加した。
(5)24時間培養後、培地を除去して各ウェルを200μLのPBSで1回洗浄した後、無血清DMEMで30容量倍に希釈したCell Counting Kit-8(同仁化学製)を各ウェルに150μLずつ添加した。
(6)37℃、5%COインキュベーター内に静置し適度に発色させた後、450nmにおける吸光度を測定した。
(7)得られたデータを元に、% of control(コントロールの生細胞数を100%とする相対的な生細胞数)を算出し、各実施例および比較例について細胞賦活活性を評価した。その結果を表2に示す。
% of control
=(Data sample-Data blank)/(Data control-Data blank)×100
Figure 0007280649000003
表2に示すように、本発明の5成分を含む実施例の組成物は、本発明の成分の一部を含まない比較例の組成物と比べて、相乗的に細胞賦活活性が向上した。具体的に、プロテインを含まない4成分の比較例3と、これに加えてプロテインを含む5成分の実施例1とを比較すると、実施例1において細胞賦活活性が向上した。すなわち、単独では効果を示さないプロテイン(比較例1及び2)が配合されて5成分となることにより、相乗的に細胞賦活活性が向上している。同様に、比較例4~7と実施例1とを比較しても、実施例1において細胞賦活活性が向上した。また、同様に、比較例8と実施例5を比較しても、実施例5において細胞賦活活性が向上した。さらに、実施例1及び3、並びに実施例4及び5の結果を比較すると、カルシウムを加えることにより、さらに細胞賦活活性が向上した。
本発明の組成物は、マウス筋芽細胞株(C2C12)の細胞賦活活性を向上することで、筋肉を活性化し、優れたボディメイク効果を示すことが確認された。
[試験3]
マウスを用いた動物実験を行った。本発明の組成物をマウスへ経口投与し、マウスの糞便重量(湿重量、乾重量)、及び糞便個数を測定し、整腸作用を評価した。また、マウスの握力値、及び骨格筋のたんぱく質代謝調節遺伝子であるmTORの遺伝子発現量を測定し、ボディメイク作用を評価した。
具体的な実験操作は以下の通りである。なお、本実験における被験物質は、実施例1と同様のものを用いた。
(1)実験動物及び飼育方法
7週齢の雄性ICR系マウスを馴化後、体重値に基づいて群分けした。馴化期間中は、MF粉末飼料と水を自由摂取させた。
(2)被験物質の投与方法
試験期間中は、各群に対応した混餌粉末飼料を自由摂取させた。飼料は、MF粉末飼料に被験物質を下記表3の比率で20%配合し、混合調製した。
Figure 0007280649000004
(3)検査項目および測定方法
1)体重
週1回以上測定した。
2)糞便個数・重量
試験開始14日目の週に24時間分の糞便を採取し、糞便個数と重量を測定した。糞便は湿重量と、室温で24時間乾燥させた乾燥重量を測定した。
3)握力測定
試験開始19日目にスマート型ラット・マウス用握力測定装置(室町機械、型番MK-380V)を用いて、マウス前肢を測定網に掴ませ尾部を引っ張ることで握力を計測した。
4)遺伝子発現解析
試験開始21日目にイソフルラン麻酔下で解剖を行い、摘出した大腿四頭筋から約100mgを採取し、液体窒素で凍結した。マルチビーズショッカー(安井器械製)を用いて2000rpm×10秒の粉砕を合計2回行い、組織を粉末状にした。粉砕した組織からRNA抽出キット(RNeasy Mini Kit(QIAGEN製)を用いてRNAを抽出した。抽出RNAは、逆転写後、Real-time PCR法を用いて、骨格筋のたんぱく質代謝調節遺伝子であるmTORの遺伝子発現量を測定した。ハウスキーピング遺伝子はGapdh遺伝子を用いた。いずれもQIAGEN製のプライマーを用いた。逆転写には、ReverTra Ace qPCR RT Master Mix(東洋紡製)、Real-time PCRには、Quantinova SYBR Green PCR Kit(QIAGEN製)を用いた。
コントロール群の遺伝子発現量を1.000とした相対的な遺伝子発現量を算出した。
その結果を図1~図5に示す。図1は、糞便の湿重量を示し、図2は、糞便の乾重量を示し、図3は、糞便の個数を示す。図4は、体重当たりの握力値を示し、図5は、
mTORの遺伝子発現量(コントロールに対する相対値)を示す。
図1~図3に示すように、本発明の5成分を含む実施例の組成物は、本発明の成分の一部を含まない比較例の組成物と比べて、糞便の重量及び糞便の個数が増加した。具体的に、プロテインを含まない4成分の比較例10と、これに加えてプロテインを含む5成分の実施例6とを比較すると、実施例6において糞便の重量及び糞便の個数が増加した。すなわち、単独では効果を示さないプロテイン(比較例9)が配合されて5成分となることにより、相乗的に糞便の重量及び糞便の個数が増加している。同様に、比較例11と実施例6とを比較しても、実施例6において糞便の重量及び糞便の個数が増加した。さらに、実施例6及び実施例7の結果を比較すると、カルシウムを加えることにより、さらに糞便の重量が増加した。
本発明の組成物は糞便の重量及び糞便の個数が増加することから、優れた整腸効果を示すことが確認された。
また、図4に示すように、本発明の5成分を含む実施例の組成物は、本発明の成分の一部を含まない比較例の組成物と比べて、体重当たりの握力値が向上した。本発明の成分のいずれかの成分が欠けることにより、握力値はコントロールより低下したが、本発明の5成分を含むことにより、コントロールを超えて向上した。
図5に示すように、本発明の5成分を含む実施例の組成物は、本発明の成分の一部を含まない比較例の組成物と比べて、mTORの遺伝子発現量が増加した。
本発明の組成物は、骨格筋のたんぱく質代謝調節遺伝子であるmTORの遺伝子発現を促進して、筋肉量の維持・増大を図ることにより優れたボディメイク効果を示すことが確認され、このことは握力値の測定結果により実証された。
[配合例1](錠剤の製造)
下記成分からなる錠剤1粒(300mg)を製造した。本錠剤は、本発明の効果を奏するものである。
プロテイン
粉末状大豆タンパク 25質量%
大麦若葉 2質量%
水溶性食物繊維
難消化性デキストリン 30質量%
オリゴ糖
フラクトオリゴ糖 10質量%
イソマルトオリゴ糖 10質量%
乳酸菌
Bacillus coagulans 0.01質量%
Streptococcus faecalis 0.01質量%
シェラック 0.2質量%
還元麦芽糖 残部
[配合例2](顆粒剤の製造)
下記成分からなる顆粒剤1包(6000mg)を製造した。本顆粒剤は、本発明の効果を奏するものである。
プロテイン
乳たんぱく質 40質量%
大麦若葉 20質量%
水溶性食物繊維
難消化性デキストリン 5質量%
オリゴ糖
フラクトオリゴ糖 3質量%
ビートオリゴ糖 0.5質量%
乳酸菌
Bacillus coagulans 0.1質量%
Bifidobacterium longum 0.02質量%
ミネラル
サンゴ未焼成カルシウム 1質量%
還元麦芽糖 残部
[配合例3](ゼリーの製造)
下記成分からなるゼリー1包(150g)を製造した。本ゼリーは、本発明の効果を奏するものである。
プロテイン
粉末状大豆タンパク 3質量%
乳たんぱく質 1.5質量%
大麦若葉 7質量%
水溶性食物繊維
難消化性デキストリン 3質量%
グルコマンナン 2質量%
オリゴ糖
フラクトオリゴ糖 0.1質量%
イソマルトオリゴ糖 0.9質量%
ビートオリゴ糖 0.1質量%
乳酸菌
Bacillus coagulans 0.5質量%
Streptococcus faecalis 0.2質量%
ビタミン類 0.01質量%
アミノ酸類 5質量%
酸味料 0.001質量%
液状デキストリン 25質量%
果糖ぶどう糖液糖 10質量%
ゲル化剤(増粘多糖類) 5質量%
水 残部
本発明の経口組成物は、健康食品等として用いることができることから、産業上の有用性は高い。

Claims (1)

  1. プロテイン、大麦若葉、水溶性食物繊維、オリゴ糖、及び乳酸菌を含む経口組成物であって、
    前記プロテインの配合量が、20質量%以上であることを特徴とする経口組成物。
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