JP7274449B2 - 磁気機能領域を備えた機械式計時器部品を製造するための方法 - Google Patents

磁気機能領域を備えた機械式計時器部品を製造するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、磁気機能領域を備えた機械式計時器部品を製造するための方法に関する。
本発明はまた、そのような製造方法によって得られる機械式計時器部品に関する。機械式計時器部品は、たとえば、微小機械部品であり、典型的には、ホイール、プレート、アンカーレバー、テンプ、あるいは軸でさえもある。
腕時計製造の分野など、摩擦接触および相対変位する機械部品の分野では、機械部品の適切な動作は、とりわけ、それらの潤滑に依存する。このように使用される潤滑剤の主な機能は、エネルギ散逸および摩耗を低減しながら、相対変位する接触面を分離することである。
使用される潤滑剤は、主に2つのカテゴリ、すなわち、流体潤滑剤と、機構の固体潤滑と呼ばれる潤滑を使用する潤滑剤とに分類される。一般に、ラメラ構造を有する固体潤滑剤は、本質的に破片を生成するため、流体潤滑剤よりも腕時計製造における使用が少ない。したがって、そのような固体潤滑剤は、長期的または短期的に機械的摩耗を引き起こすという欠点を有する。しかしながら、予測が難しいそのような摩耗は、計時器のムーブメントの信頼性に非常に悪影響を与えることが知られている。
流体潤滑剤は、一般に、多かれ少なかれ粘性のあるグリースまたはオイルの形態をしている。それらには、固体潤滑剤よりも簡単かつ迅速に塗布できるという利点がある。使用する潤滑剤の量も、より簡単に制御される。オイルの物理的特性(粘度、濡れ性など)により、機構の複雑さに関係なく、機構のいくつかの機能領域の潤滑が可能になる。摩擦によって発生して熱となるエネルギは、主にオイルによって放散される。動作中は、破裂後および少量使用でさえも、一般的に油膜が再形成される。流体は、自然に広がる傾向があるため、可能な限り機能領域に閉じ込めたままにする必要がある。したがって、潤滑剤の耐久性は、動作領域における保持に依存する。しかしながら、腕時計製造者は、潤滑剤の滴が、きれいな部品にすぐに広がることを観察している。この能力は、機構のすべての敏感な領域が、効果的にカバーされているため有益であることが証明されているが、アセンブリの適切な動作に有害であることも証明される。実際、通常は、部品の接触および相対変位の領域(機能領域)であり、厳しい動作条件下での部品の潜在的な劣化によって強調される重要な領域では、オイルの損失は、不可逆的な損傷を引き起こす可能性がある。さらに、潤滑剤は、望ましくない場所に侵入し、接着の問題、またはより一般的には、美的問題を引き起こす可能性がある。
したがって、オイルあるいはグリースの形態であれ、流体潤滑剤の広がりは、計時器機構の動作に大きな問題を引き起こす。グリースの場合、石鹸と基油との間に、分離が頻繁に見られる。したがって、基油は、部品の表面に移動して機能領域を離れることができ、これは、オイルの形態である流体潤滑剤について上記の問題を引き起こす。一般に、流体潤滑剤は、その表面張力が、堆積される支持体の表面張力よりも高い場合に、所定の位置に保持される。潤滑剤の表面張力が低すぎると、オイルが広がり、その場所に留まらない。
この問題を克服するために、腕時計製造者は、構成要素にエピラメと呼ばれるコーティングを施す。このエピラメは、目に見えない疎油性分子層の形態で現れることが多く、支持体の見かけの表面張力を低下させる製品である。エピラメによって与えられる表面張力は20から30mN/mのオーダであるのに対し、計時器オイルの表面張力は通常、35mN/mであることに留意されたい。この5から15mN/mの差により、腕時計製造者が許容できる接続角度のドロップ形状が得られる。それは一般的に25から60のオーダである。これにより、潤滑剤を、所望の領域に保つことができる。角度を大きくすると、不要な変位が発生する可能性がある(たとえば、新しいGore-Tex(商標)上の水のように、潤滑剤の球が表面を転がる)。
このエピラメは、いくつかの手法で堆積させることができるが、この目的のために主に知られている方法は、エピラメでコーティングされる機械部品を、溶媒とそれに溶解した一定量の分子で構成される溶液に浸すことで構成され、エピラメは、部品の表面張力を変更するために、部品の表面に堆積する。その後、次のステップ中に溶媒は蒸発され、分子の堆積層のみを残す。その後、エピラメは、部品の表面全体を覆う。動作の最初の瞬間では、摩擦の領域において、エピラメは摩耗によって除去され、潤滑剤が濡れる可能性がある表面が残る。脱進機などのいくつかの重要な機構は、このエピラメの摩耗が発生するための最小限の時間、動作させたままにしておくことができる。この動作が完了すると、新しい潤滑が実行される。次に、潤滑剤は、摩擦点において摩耗が正確に発生した表面を濡らす。
しかしながら、そのようなディップコーティング方法の主な欠点の1つは、「活性」分子の濃度が低下する浴槽に、大量の部品を浸漬する必要があるという事実に関連しており、これは、定期的なプロセス監視が必要であり、濃度が低すぎるため、エピラメ効果が低すぎるという起こり得る技術的リスクを伴う。それに加えて、この方法によって実施されるフッ素化合物に基づくエピラメコーティング溶媒は、特に、温室効果ガスの排出に対抗することを目的とされた既存の基準に抵触することがある。そして、最終的に、この方法は、特に、高濃度の「活性」分子、またはより生態学的であるが、揮発性の低い溶媒を提供し、エピラメコーティング動作中に汚れをもたらす可能性がある。しかしながら、機能領域から遠く離れた場所に配置できるため、エピラメコーティングは必要ない。
特に、先行技術の不利な点を有していない解決策を見つける必要があることが理解される。
国際公開第98/15504号 スイス国特許発明第701499号明細書 国際公開第2019/106407号 中国特許出願公開第104879384号明細書 特開2008-081673号公報
したがって、本発明の目的は、潤滑剤を閉じ込めるための正確な機能領域を区切る部品の一部分を、簡単かつ堅牢な方式で規定できる、計時器の機械式計時器部品を製造するための方法を提供することである。
この目的のために、本発明は、潤滑剤を閉じ込めることができる少なくとも1つの機能領域を備える機械式計時器部品を製造するための方法に関する。この方法は、前記少なくとも1つの機能領域を含む前記部品のブランクを構築するステップと、前記少なくとも1つの機能領域を、前記少なくとも1つの領域への潤滑剤の前記閉じ込めを達成する際に、磁気特性を有する前記潤滑剤と協調できる磁化された機能領域に変換するステップとを備える。
このような特徴のおかげで、磁化された機能領域は、この潤滑剤に引力を加えて引き付け、表面に潤滑剤を保持することによって、磁性潤滑剤を、この領域の機能的接触面に閉じ込めることを可能にする。
他の実施形態では、
- 変換するステップは、前記少なくとも1つの機能領域、特に、前記少なくとも1つの領域に含まれる機能的接触面の下に位置するブランク本体の一部分に、少なくとも1つのチャネルを作るサブステップを備え、
- 変換するステップは、磁場を発生する材料を、前記少なくとも1つのチャネルに配置するサブステップを備え、
- 配置するサブステップは、前記少なくとも1つのチャネルに、磁性粒子を備える、流体、特に架橋性樹脂を挿入するフェーズを備え、
- 配置するサブステップは、前記流体に含まれる磁性粒子を磁化するフェーズを備え、
- 配置するサブステップは、前記潤滑剤の極性に対する前記流体に含まれる磁性粒子の極性の配向を規定するフェーズを備え、
- 配置するサブステップは、磁化され、配向された極性を備えた磁性粒子を備える前記流体を硬化させるフェーズを備え、
- 磁化、規定、および硬化のフェーズは、実質的に同時に、または同時に実行され、
- 硬化させるフェーズは、光架橋および/または化学的架橋による重合で構成され、
- 配置するサブステップは、前記少なくとも1つのチャネルに、少なくとも1つの永久磁石を挿入するフェーズを備え、
- 配置するサブステップは、前記少なくとも1つの永久磁石を、前記少なくとも1つのチャネルに機械的に保持するフェーズを備え、
- 変換するステップは、磁性粒子を備える流体を、この領域の機能的接触面の実質的に反対側に配置された、前記少なくとも1つの機能領域の裏面に塗布するサブステップを備える。
本発明はまた、そのような方法によって得られる機械式計時器部品に関する。
有利なことに、部品は、潤滑剤を閉じ込めることができる少なくとも1つの機能領域を備え、前記機能領域は磁化されており、磁気特性を有する場合に前記潤滑剤と協調できる。
特に、部品は、非磁性材料でできている、および/または、透磁率指数が低いか、ゼロでさえある。
本発明により機械式計時器部品を製造するための方法の目的、利点、および特徴は、以下の図面に示される少なくとも1つの非限定的な実施形態に基づいて、以下の説明においてより明らかになるであろう。
本発明の1つの実施形態による、少なくとも1つの磁気機能領域を備えた機械式計時器部品を製造するための方法のステップを示すフローチャートである。 本発明の実施形態による、磁性潤滑剤を閉じ込めるこの前記少なくとも1つの磁気機能領域を備える機械部品の変形の概略図である。
図1は、機械式計時器部品1、特に本発明の1つの実施形態による微小機械部品を製造するための方法を示す。そのような機械部品1は、特に、エネルギの散逸および摩耗を低減しながら、相対変位において接触している面3を分離する役割を果たす潤滑剤9の使用のおかげで、機能領域2で別の機械部品と協調するように規定される。これらの表面3は、機能的接触面3とも呼ばれ、これらの部品1において規定される機能領域2と呼ばれる領域に含まれる。したがって、これら部品1が、運動学的チェーンのリンクである場合、機能領域2は、たとえば、別の機械式計時器部品1の少なくとも1つの機能領域2と協調することによって、この機械式計時器部品1の期待される機能の実行に関与するように提供されるという点で、部品1の他の本体部分とは異なる機械部品1の本体の一部分である。そのような部品1は、相対変位で機械構成要素または微小機械構成要素を使用することで、移動して、トライボロジ機能を変えることができる流体潤滑剤9で、その接点が潤滑される物体の部品1であり得る。この部品1は、たとえば、「機械式計時器部品」とも呼ばれる計時器ムーブメントの機械部品1とすることができる。そのような機械式計時器部品1は、図2に示されているような歯車、あるいは脱進機、アンカ、またはシャフトなどの他の任意の枢動部品でさえもあり得る。この文脈において、この部品1がホイールである場合、ホイールは、機能的接触面3と、好ましくは接触面3と反対側の裏面4とを備え、前記面3,4は、この機能領域2において規定された、このホイールの、eと参照される厚さによって、互いに分離される。
そのような方法は、少なくとも1つの機能領域2を含む前記部品のブランクを構築するステップ10を備える。この方法のステップ10は、前記ブランクの本体を構築するサブステップ11を備える。そのようなサブステップ11は、たとえば、文献国際公開第98/15504号で実行されるプロセスと同様の方式で、たとえば、シリコンなどの材料に基づく層/基板をエッチングするためのプロセスの実施を提供できる。このサブステップ11はまた、文献スイス国特許発明第701499号明細書で実施される技術にしたがって、強化シリコンからこのブランク本体を製造するためのプロセスにしたがって、このブランク本体の生成を代替的に提供できる。別の代替案では、このサブステップ11は、たとえば、文献国際公開第2019/106407号に記載されているような、このブランク本体の生成のための3次元印刷技術の実施も提供できる。このブランク本体は、好ましくは、非磁性材料でできているか、および/または、低いまたはゼロでさえある透磁率指数を有する。この材料は、非限定的かつ非網羅的とすることができる。
・ガラス、すなわち、フューズドシリカ、フューズドクォーツ、アルミノシリケート、ボロシリケートなど。
・結晶または多結晶形態の材料、すなわち、シリコン、ゲルマニウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素、石英など。
・結晶性材料、すなわち、ルビー、サファイア、ダイヤモンドなど。
・セラミックおよびガラスセラミック材料。
・ポリカーボネートまたはアクリルなどの有機ガラスを含む高分子材料。
・結晶またはアモルファスの形態の金属材料。
そのようなブランク本体は、前記少なくとも1つの機能領域2を、磁化された機能領域2に変換するために、このブランクに提供される配置/修正を除いて、少なくとも1つの機能領域2を備えた機械部品1の形状およびすべての特徴を有する。したがって、この文脈において、この方法は、前記少なくとも1つの機能領域2を、磁気特性を有するときに、前記潤滑剤9と協調できる磁化された機能領域2に変換するステップ12を備える。そのような磁化された機能領域2は、この前記少なくとも1つの領域における潤滑剤9の閉じ込めを保証することに関与するように特に規定される。
この目的のために、このステップ12は、前記少なくとも1つの領域に含まれる機能的接触面の背後の前記少なくとも1つの機能領域2に位置するブランク本体の一部分に、少なくとも1つのチャネル5を作るサブステップ13を備える。機能領域2が配置されているブランク本体の一部分の厚さeで作られたそのような前記少なくとも1つのチャネル5は、好ましくは、小さな寸法を有する。例として、そのようなチャネル5の断面は、25,000μm2未満、好ましくは10,000μm2未満の表面積を有する。
そのようなサブステップ13は、文献国際公開第2019/106407号に記載された技術にしたがって、フェムト秒パルスレーザからそのようなチャネル5の形成を提供できる。このチャネル5は、機能領域2の接触面3の下のブランク本体の厚さで規定される。このチャネル5は、機械部品1のタイプ、および/または、特に機能領域2によって保証されるこの部品のための所望の機能に応じて、機能領域2の接触面3への潤滑剤9の閉じ込めを保証することを目的として、機能領域2における形状および配置を有する。機能領域2におけるチャネル5の配置は、より具体的には、この接触面3と、チャネル5との間に存在する距離/厚さeに応じて、接触面3に対して相対的に規定される。それに加えて、この配置はまた、機能領域2のこの接触面3の長さおよび/または幅および/または範囲に対して相対的に定義される。
そのようなチャネル5は、機能領域2に、または、この機能領域2の裏面4に含まれるブランク本体の側面に規定された開口部8を備え、この開口部8は、このチャネル5のエンクロージャを、ブランク本体の外部環境へ接続する。図2に示される機械部品1がホイールである本実施形態では、この開口部8は、ホイールの機能領域2の側面に規定される。複数のチャネル5が、機能領域2に規定され得るので、図2に示されていないチャネルのネットワークを形成することに留意されたい。そのような構成では、機能領域におけるこれらのチャネルの形状および分布は、その後、機械部品1のタイプ、および/または、特に機能領域によって保証されるこの部品1のために所望される機能に応じて、機能領域の接触面における潤滑剤9の閉じ込めを保証するために実行される。機能領域におけるこのネットワークのこれらのチャネルの分布は、より具体的には、この接触面3とチャネル5との間に存在する距離/厚さeに応じて、接触面に対して規定される。それに加えて、この分布は、機能領域2のこの接触面3の長さおよび/または幅および/または範囲に対して規定され得る。
その後、この変換するステップ12は、前記少なくとも1つのチャネル5のエンクロージャ内に、磁場を発生する材料を配置するサブステップ14を備える。磁場を発生するそのような材料は、たとえば、サマリウム-コバルトまたはネオジム-鉄-ホウ素、あるいは強磁性粒子のように、磁性粒子7を備えるポリマのような流体6であり得る。これら磁性粒子7を備える流体6は、典型的には、光硬化性、熱硬化性、または化学的硬化性でさえもある。言い換えれば、この流体6は、たとえば、架橋性エポキシ樹脂などの光硬化性または熱硬化性のポリマであり得る。流体6が化学的に硬化する場合、流体は、硬化のために、2つの成分、すなわち、たとえばエポキシ樹脂などの樹脂であるポリマと、たとえば、1,4,7,10-テトラアザデカンである重合剤とを備えることに留意されたい。これら2つの成分と接触して、たとえばポリエポキシドである固体材料が形成される。この化学的硬化は、二成分接着剤であるAraldite(商標)と同様の原理にしたがって作用する。
このサブステップ14は、磁性粒子7を備えるこの流体6を、前記少なくとも1つのチャネル5に挿入するフェーズ15を備える。このフェーズ15の間に、これら磁性粒子7を備える流体6は、前記少なくとも1つのチャネル5の開口部8を介して、前記少なくとも1つのチャネル5のエンクロージャに導入される。続いて、このサブステップ14は、この流体6に含まれる磁性粒子7を磁化するフェーズ16と、前記流体6に含まれる磁性粒子7の、前記潤滑剤9の極性に対する極性の配向を規定するフェーズ17とを備える。これら2つの磁化16および規定17のフェーズは、永久磁石から実行され、永久磁石は、その後、流体6が含まれる前記チャネル5を備える機能領域2の近くに配置される。例として、この構成では、永久磁石は、接触面3の反対側に配置される。したがって、次に、この永久磁石から、これら磁性粒子7が磁化され、これによって、それらの極性は、良好に規定されたセンスにおいて配向され、このセンスは、磁性潤滑剤9の極性のセンスに対して相補的である。相補的に、潤滑剤9の極性のセンスと、磁性粒子7のセンスとは、磁性潤滑剤9と、磁性粒子7を備える機能領域2との間の引力が保証されること、したがって、これら磁性粒子7を備える機能領域2における、この潤滑剤9の閉じ込めを可能とすることが理解されるべきである。次に、サブステップ14は、磁化され、配向された極性を有する磁性粒子7を備える、前記流体6を硬化させるフェーズ18を備える。この硬化させるフェーズ18は、流体6が架橋性ポリマである場合、光架橋、熱的架橋、および/または化学的架橋による重合からなる。言い換えれば、架橋は、前記少なくとも1つのチャネルが生成されたブランク本体を構成する材料が、考慮される波長に対して透過的であるという条件で、オーブンを通過することによって、レーザによる加熱によって、または電磁放射さえによって熱的に実行される。二成分接着剤Araldite(商標)の原理にしたがって作用する二成分接着剤のような二成分の使用による化学的架橋を考慮することも可能である。使用される樹脂の選択に応じて、たとえば、この樹脂が溶媒を備えている場合には、自然な架橋で十分である可能性もある。実際、溶媒が蒸発し、樹脂が「それ自体」で架橋するには、屋外における短時間で十分である。
磁化16、規定17、および硬化18のフェーズが同時にまたは実質的に同時に実行されることに留意されたい。
この方法の変形では、配置するサブステップ14は、流体6挿入15、磁化16、規定17、および硬化18のフェーズの代替として、以下のフェーズ、すなわち、
- 少なくとも1つの永久磁石を、前記少なくとも1つのチャネル5に挿入するフェーズ19と、
- 前記少なくとも1つのチャネル5に、前記少なくとも1つの永久磁石を機械的に保持するフェーズ20とを提供し得る。
この挿入するフェーズ19の間に、ここでは固体磁石である前記少なくとも1つの永久磁石は、規定されたセンスに配向された極性を有し、磁性潤滑剤9の極性のセンスに対して相補的になるように、チャネル5内に配置/配列/駆動される。各磁石は、機能領域2における磁性潤滑剤9の最適な閉じ込めを保証するために、機械部品1のタイプおよび/またはこの部品の所望の機能にしたがって規定される特定の形状を有することができる。機械的に保持するフェーズ20の間、前記少なくとも1つの永久磁石は、固着、溶接などによってチャネル5のエンクロージャの壁に機械的に固定される。
これら2つの挿入19および機械的保持20のフェーズは、この組立てサブステップが、たとえば、商標Femtoprint(商標)で知られている技術を使用して、チャネル5のエンクロージャの内壁4上の前記永久磁石の3次元印刷のプロセスによって実施されると同時に実行され得ることに留意されたい。
この方法の別の変形では、変換するステップは、この領域2の機能的接触面3の実質的反対側に配置された前記少なくとも1つの機能領域2の内面4に磁性粒子7を備える流体6を塗布するサブステップ21を単に備え得る。この流体6は、通常、光硬化性、熱硬化性、あるいは化学的硬化性でさえもある。言い換えれば、この流体6は、たとえば、架橋性エポキシ樹脂などの光硬化性または熱硬化性ポリマであり得る。流体6が化学的硬化性である場合、この流体は、硬化のために、2つの成分、すなわち、エポキシ樹脂などのポリマと、1,4,7,10-テトラアザデカンである重合剤とを備えることに留意されたい。これら二成分と接触して、ポリエポキシドが形成される。この化学的硬化は、二成分接着剤Araldite(商標)の原理にしたがって作用する。この塗布するサブステップ21は、機能領域2の内面4に磁性粒子7を備える流体6の少なくとも1つのコリメートまたは局所化されたビームを投射するフェーズ22を提供できる。このフェーズ25は、内面4への流体6の単一ビームの投射の形態で実行される。ビームは、たとえば、この流体6の連続的/不連続的かつ局所的なビームを内面4に投射するように構成される。変形として、フェーズ22は、2つのコリメートまたは局所化されたビームの内面4への投射の形態で実行され得る。第1のビームは、磁性粒子7を含む流体6を備え、第2のビームは、流体6に接触したときに流体6の凝固を引き起こすように選択された液体材料を備える。すでに述べたように、これは、磁性粒子7を備えるエポキシ樹脂と、重合剤である1、4、7、10-テトラアザデカンのような材料とからなる二成分接着剤Araldite(商標)の原理である。これら二成分と接触すると、ポリエポキシドが形成される。
この方法では、磁性潤滑剤9は、特許文献CN104879384Aおよび/またはJP2008081673Aに記載されているように、イオン液体に基づくことができる。たとえば、このイオン液体は、1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムクロライド([bmim]Cl)カチオンとFeCl3アニオンとで構成できる。
この磁性潤滑剤9は、たとえば磁性流体などの磁性粒子7が添加された1つまたは複数の従来の潤滑剤を備えることができる。これらの磁性流体は、液体流体中の10ナノメートルのオーダのサイズの強磁性またはフェリ磁性ナノ粒子のコロイド懸濁液である。この文脈において、そのような流体は、コロイドの安定性を維持しながら、外部磁場の印加時に磁化する。磁性流体は、最も一般的にはマグネタイト(Fe3O4)またはマグヘマイト(γ-Fe2O3)のナノ粒子で構成されており、どちらも酸化鉄である。流体は、イオン液体またはエステルまたは鉱油であり得る。
そのような磁性潤滑剤9が添加され得ることに留意されたい。可能性のある長いリストの中でも、耐摩耗性、防食性、高圧、酸化防止剤、または界面活性剤の添加剤が言及され得る。
したがって、本発明は、磁性潤滑剤9をこの領域の機能的接触面3に閉じ込めるために、機能領域2が磁化されている機械式計時器部品1を有することを可能にする。実際、記載された変形によれば、この部品の機能領域2に存在する磁場を発生する材料は、必要に応じて、この表面3の下の材料の配置/分布に、および、前記少なくとも1つのチャネル5の形状に応じて、この潤滑剤9に引力を及ぼし、接触面3に引き付ける。
1 機械部品
2 機能領域
3 接触面
4 裏面
5 チャネル
6 流体
7 磁性粒子
8 開口部
9 潤滑剤
10 部品のブランクを構築するステップ
11 ブランクの本体を構築するサブステップ
12 機能領域を、潤滑剤と協調できる磁化された機能領域に変換するステップ
13 機能的接触面の背後に位置するブランク本体の一部分にチャネルを作るサブステップ
14 磁場を発生する材料を配置するサブステップ
15 架橋性樹脂を挿入するフェーズ
16 磁性粒子を磁化するフェーズ
17 磁性粒子の極性の配向を規定するフェーズ
18 流体を硬化させるフェーズ
19 永久磁石を挿入するフェーズ
20 永久磁石を機械的に保持するフェーズ
21 磁性粒子を備える流体を機能領域の裏面に塗布するサブステップ
22 コリメートまたは局所化されたビームを投射するフェーズ

Claims (4)

  1. 潤滑剤(9)を閉じ込めることができる少なくとも1つの機能領域(2)を備える機械式計時器部品(1)を製造するための方法であって、前記少なくとも1つの機能領域(2)を含む前記部品(1)のブランクを構築するステップ(10)と、前記少なくとも1つの機能領域(2)を、前記少なくとも1つの機能領域(2)への前記潤滑剤(9)の前記閉じ込めを達成する際に、磁気特性を有する前記潤滑剤(9)と協調できる磁化された機能領域(2)に変換するステップ(12)とを備え、
    前記変換するステップ(12)は、前記少なくとも1つの機能領域(2)に含まれる機能的接触面(3)の背後に位置する前記ブランクの一部分に、少なくとも1つのチャネル(5)を作るサブステップ(13)を備え、
    前記変換するステップ(12)は、磁場を発生する材料を、前記少なくとも1つのチャネル(5)に配置するサブステップ(14)を備え
    前記配置するサブステップ(14)は、
    前記少なくとも1つのチャネル(5)に、磁性粒子(7)を備える、流体(6)である架橋性樹脂を挿入するフェーズ(15)と、
    前記流体(6)に含まれる前記磁性粒子(7)を磁化するフェーズ(16)と、
    前記潤滑剤(9)の極性に対する前記流体(6)に含まれる前記磁性粒子(7)の極性の配向を規定するフェーズ(17)と、
    磁化され、配向された極性を備えた前記磁性粒子(7)を備える前記流体(6)を硬化させるフェーズ(18)とを備えることを特徴とする、方法。
  2. 前記磁化(16)、規定(17)、および硬化(18)のフェーズは、実質的に同時に、または同時に実行されることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  3. 前記硬化させるフェーズ(18)は、光架橋および/または化学的架橋による重合で構成されることを特徴とする、請求項または請求項に記載の方法。
  4. 潤滑剤(9)を閉じ込めることができる少なくとも1つの機能領域(2)を備える機械式計時器部品(1)を製造するための方法であって、前記少なくとも1つの機能領域(2)を含む前記部品(1)のブランクを構築するステップ(10)と、前記少なくとも1つの機能領域を、前記少なくとも1つの領域への前記潤滑剤(9)の前記閉じ込めを達成する際に、磁気特性を有する前記潤滑剤(9)と協調できる磁化された機能領域(2)に変換するステップ(12)とを備え、
    前記変換するステップ(12)は、磁性粒子(7)を備える流体(6)を、前記少なくとも1つの機能領域(2)の機能的接触面(3)の実質的に反対側に配置された前記少なくとも1つの機能領域(2)の裏面(4)に塗布するサブステップ(21)を備えることを特徴とする、方法。
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