JP7266948B2 - パラボラアンテナ及びパラボラアンテナの反射板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、略扇状に分割された複数の反射板を組み合わせて構成されるパラボラアンテナ及びパラボラアンテナの反射板の製造方法に関する。
パラボラアンテナは、その焦点に位置された一次放射器と、該一次放射器を焦点に位置させるためのステーと、一次放射器に信号を伝搬するための導波管と、を有する。
大型のパラボラアンテナにあっては、一体に反射鏡を製造することが困難なため、周方向に分割したほぼ扇状の反射板を複数枚接続して構成することが一般的になっている(特許文献1)。
特許文献1に記載のパラボラアンテナの一次放射器(導波体)はパラボラアンテナの中心部から表面側に突設したものが記されているが、特に、パラボラアンテナが大型になると、図16、図17に示すパラボラアンテナ100のように、一次放射器111を設けるものが一般的である。
パラボラアンテナ100は、略扇状をした反射板110、110、・・・が、直線状の両側面が接続面を構成し、この接続面を互いに接続することでパラボラアンテナ100を構成する。
パラボラアンテナ100の焦点に一次放射器111を位置させるため、パラボラアンテナ100の外周縁の数か所にステー112、112、・・・を取り付け、これらステー112、112、・・・の先端を焦点で結合するとともに一次放射器111を取り付けたものである。
そして、一次放射器111に接続する導波管113、113は、上記ステー112、112に取り付けられて、パラボラアンテナ100の裏面側から表面側に引き回されている。
そのために、導波管113、113はパラボラアンテナ100の外側を回り込むようにして取り付けられる。
特開昭60-140904号公報
しかしながら、図16、図17に示すパラボラアンテナ100にあっては、パラボラアンテナ100の外側に導波管113、113が回り込むように取り付けられるため、パラボラアンテナ100の外径が大きくなってしまうという問題がある。特に、パラボラアンテナ100をレドーム(図示は省略する)内に設置する場合、レドーム径も導波管113、113がパラボラアンテナ100の外側に突出した分だけ大きくなってしまう。
また、パラボラアンテナ面に穴をあけて導波管113、113をパラボラアンテナ100の表面側から裏面側に引き回すことも考えられるが、このようにパラボラアンテナ面に穴を形成することはパラボラアンテナの強度、剛性が低下してしまい、特に、剛性の低下はパラボラアンテナ性能に影響を与えるという問題があった。
さらに、パラボラアンテナの反射面に挿通孔を形成することは、パラボラアンテナを成形した後に、当該部位に挿通孔を形成するという工程が必要となり、工数増加によるコストアップという問題もあった。
そこで本発明は、パラボラアンテナの反射面に挿通孔を形成することで、パラボラアンテナ自体の大型化を防止することができるとともに、挿通孔を形成したとしてもパラボラアンテナを脆弱にならず、また、製造コストを低減することができるパラボラアンテナを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、反射板が略扇状で、直線状の両側面が接続面を構成し、この接続面の端縁に反射板の裏面側に突出するリブが設けられ、互いに隣接する反射板の前記リブを結合することで複数の反射板で構成されるパラボラアンテナであって、隣接する反射板の少なくとも一方のリブに凹部が形成されるとともに、前記リブは前記凹部の側縁にも連続して形成されており、前記凹部に導波管が挿通される、ことを特徴とする。
請求項2の発明は、反射板が略扇状で、直線状の両側面が接続面を構成し、この接続面の端縁に反射板の裏面側に突出するリブが設けられ、互いに隣接する反射板の前記リブを結合することで複数の反射板で構成されるパラボラアンテナの反射板で、隣接する反射板の少なくとも一方のリブに凹部が形成されるとともに、前記リブは前記凹部の側縁にも連続して形成された反射板の製造方法であって、前記凹部を有しない反射板を成形する成形型の前記凹部を形成する位置にコマを載置し、前記成形型に反射板の主材料であるシート状部材を積層して、前記コマが載置された部分を前記凹部とした、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、略扇状の反射板の両側面を接続面とし、この接続面の端縁にリブを形成するとともに、隣接する反射板の少なくとも一方のリブに凹部を形成して、該凹部の側縁にも前記リブに連続する凹部リブを形成し、前記凹部に導波管を挿通するようにしたので、パラボラアンテナの反射面に挿通孔が形成されているにもかかわらず、リブが途切れることなく半径方向に連続して形成されるためパラボラアンテナを脆弱にすることなく、剛性が高く、よって、アンテナ性能に影響を与えることがない。
請求項2に記載の発明によれば、導波管を挿通する挿通孔を構成する凹部を、成形型にコマを載置するだけで成形することができ、また、パラボラアンテナの成形品に穴をあける必要もないため、製造上、極めて簡単かつ工数も低減することができる。
図2~図6と共にこの発明の実施の形態1に係るパラボラアンテナを示し、本図は全体を正面側から見た斜視図である。 全体を背面側から見た斜視図である。 要部を正面側から見た拡大斜視図である。 要部を背面側から見た拡大斜視図である。 別の要部を正面側から見た拡大斜視図である。 別の要部を背面側から見た拡大斜視図である。 製造工程を説明するための成形型とシート状部材との斜視図である。 図7で説明した製造工程で形成された反射板の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るパラボラアンテナの変形例を示すもので、その要部の斜視図である。 図11と共にこの発明の実施の形態2に係るパラボラアンテナを示し、本図は要部を背面側から見た拡大斜視図である。 要部を正面側から見た拡大斜視図である。 図13~図15と共にこの発明の実施の形態3に係るパラボラアンテナを示し、本図は全体を正面側から見た斜視図である。 全体を背面側から見た斜視図である。 要部を正面側から見た拡大斜視図である。 要部を背面側から見た拡大斜視図である。 図17と共に従来のパラボラアンテナを示し、本図は全体を正面側から見た斜視図である。 全体を背面側から見た斜視図である。
以下、この発明を図示の各実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1~図6はこの発明の実施の形態1に係るパラボラアンテナを示すものである。図1は全体を正面側から見た斜視図、図2は全体を背面側から見た斜視図、図3は導波管及びステーが反射板に挿通された要部を正面側から見た拡大斜視図、図4は図3を背面側から見た拡大斜視図、図5はステーが反射板に取り付けられた要部を正面側から見た拡大斜視図、図6は図5を背面側から見た拡大斜視図である。
パラボラアンテナ1は周方向に8つに分割されたほぼ扇状の反射板10、10、・・・で構成され、その焦点位置に一次放射器11が配設されている。なお、この実施の形態ではパラボラアンテナ1を8つに分割したものを示したが、本発明はこれに限らず、4つ、6つさらには16つなど複数に分割したものであっても良い。
基端がパラボラアンテナ1の所定の位置に取り付けられた4本のステー12、12、・・・の各先端がほぼ前記焦点位置に集められて結合され、その結合部に前記一次放射器11が取り付けられることにより、上述のようにパラボラアンテナ1の焦点に一次放射器11が位置される。
4本のステー12、12、・・・のうち2本のステー12、12に導波管13、13が結束具15、15を介してそれぞれ取り付けられており、導波管13、13の先端が前記一次放射器11に接続されている。なお、ステー12は矩形筒体で形成され、また、導波管13は上記ステー12よりやや太い矩形筒体で形成されており、導波管13、13のうちステー12、12に取り付けられる直線部分の両端に、先端は一次放射器11を接続するための異形に曲げられ、基端はパラボラアンテナ1の裏面側において、受信機又は送信機(共に図示は省略)から延びる導波管に接続するためのフランジ13aが設けられている。なお、この実施の形態ではステー12を矩形筒体としたが、本発明はこれに限らず、角棒、丸棒、丸パイプなどであっても良い。
前記反射板10は、直線状の両側面が隣接する反射板10との接続面となっており、反射板10、10、・・・を互いに接続することでパラボラアンテナ1が構成され、その接続面が接続されて形成されたパラボラアンテナ1の分割線上に上記ステー12、12、・・・を取り付ける挿通孔14、14、・・・が形成される。
具体的には、8枚の反射板10、10、・・・が上述のように接続されるため、パラボラアンテナ1には8本の分割線ができ、例えば、2本の分割線が水平状態に、他の2本が垂直状態に、他の2本が水平に対して45度傾いた状態に、さらに他の2本が水平に対して135度傾いた状態となっている。
そして、水平に対して45度傾いた2本の分割線と135度傾いた2本の分割線とにステー12、12、・・・の基端がそれぞれ取り付けられる挿通孔14、14、・・・が形成され、かつ、そのうち水平な分割線よりも上方に位置する2つの分割線に形成された挿通孔14、14には前記導波管13、13が挿通される。
これにより、2つの導波管13、13がパラボラアンテナ1の正面に対して45度と135度にそれぞれ傾いた位置に設定できるのでパラボラアンテナ1の性能への影響が低減される。
また、各挿通孔14、14、・・・はパラボラアンテナ1の中心から半径のほぼ1/2よりもやや外周に寄った位置に形成されている。これは、パラボラアンテナ1においては中心寄った位置よりも中心から半径のほぼ1/2よりもやや外周に寄った位置の方がアンテナ特性に影響を与えないためである。
反射板10の直線状の両側面の接続面はその端縁10a、10aに反射板10の裏面側に突出するリブ16、16が設けられている。
8つの反射板10、10、・・・のリブ16、16、・・・のうち、上記挿通孔14、14、・・・が形成される分割線に相当するリブ16、16、・・・には凹部17、17、・・・が形成され、これら凹部17、17、・・・の端縁にも上記リブ16、16、・・・が連続する凹部リブ18、18、・・・が形成されている。
そして、この凹部17、17、・・・は互いに隣接する反射板10と反射板10とを接続したときに互いに合わさって前記挿通孔14を構成するようになっている。
隣接する反射板10、10を接続するとき、互いに接するリブ16、16がボルト19、19、・・・により結合され、これにより、上述のようにパラボラアンテナ1が構成される。
上記挿通孔14は凹部17と凹部17とが合わさって形成されるため、矩形孔をしており、導波管13のフランジ13aが挿通できる大きさになっており、そのため、ステー12は2つのスペーサ21、21に挟持されるようにして、ステー支持ボルト20により挿通孔14に取り付けられている(図3、図4参照)。なお、この実施の形態では挿通孔14を矩形孔としたが、本発明はこれに限らず、円形などであっても良い。この挿通孔14の形状は、後述するコマの形状に依存される。
また、導波管13は挿通孔14に対して余裕があるが、フランジ13aが他の導波管に接続されることにより、位置決めがなされるようになっている。なお、挿通孔14と導波管13との隙間を埋めるようにクッション材を介在するようにしても良い。
上記水平に対して45度傾いた2本の分割線と135度傾いた2本の分割線のうち水平な分割線よりも下方に位置する2つの分割線に形成された挿通孔14、14には前記ステー12、12が挿通され、取り付けられる(図5、図6参照)。
このステー12のみを取付けるための挿通孔14はその幅寸法がステー12の幅寸法とほぼ同じかやや大きく形成されており、従って、上記スペーサ21、21を用いずに、ステー支持ボルト20のみでステー12を取付けることができる。
このような実施の形態1に係るパラボラアンテナ1にあっては、ステー12を取り付け、導波管13を挿通する挿通孔14を構成することにより、パラボラアンテナ1の外周縁からステー12や導波管13などが突出することがないため、パラボラアンテナ1の小型化に寄与するとともに、パラボラアンテナ1に挿通孔14を形成してはいるが、リブ16と凹部リブ18とを連続して形成しているため、パラボラアンテナ1としての剛性が低くなることもない。
このように形成された反射板10は次のようにして製造される(図7、図8参照)。
まず、反射板10を成形するための成形型25は、反射板10とほぼ同じ大きさの凹部を有する雌金型で、この成形型25に反射板10の主材料となるシート部材、例えば、炭素繊維強化プラスチックス(CFRP)シート27を積層していく。図7ではCFRPシート27を1枚のみ示したが、実際には数枚を積層して所定の厚さにする。
このとき、上記凹部17を形成するためにコマ26を凹部17の形成予定位置に載置する。
これにより、コマ26を載置した部位に空間が形成され、これが凹部17を構成することになる。
8枚の反射板10、10、・・・は、それぞれ凹部17、17、・・・の形成位置及び大きさが相違するため、その反射板10に合った凹部17を形成する必要があるが、成形型25に載置する上記コマ26の載置位置を変更したり、大きさ(形状も)の異なるものにするだけで、凹部17の形成位置や大きさ(形状)の異なった反射板10を製造することができる。すなわち、成形型25は共通のもので、上記コマ26を変更するだけで、各種反射板10、10、・・・を製造することができる。
反射板10のリブに相当する部位を形成するためには、その部分をより多く積層したり、当該端縁10aに相当する部分を余分に多く成形した後、その余分な部分を折り曲げるようにしても良い。
また、このように反射板10を製造することにより、パラボラアンテナ1の反射面に挿通孔14があるので、機械加工による穴あけ作業を行う必要がなく、製造工程を減らし、コスト増を防止することができる。
(変形例)
図9は上記実施の形態1に係るパラボラアンテナ1の変形例を示すものである。この変形例の反射板10Aは、ステー12を取り付け、導波管13を挿通する挿通孔14の構成の仕方を異にする。
即ち、上記実施の形態1における挿通孔14は隣接する反射板10と反射板10に形成した向い合う2つの凹部17と凹部17とで挿通孔14を構成したのに対して、この変形例における挿通孔14Aは、一方の反射板10Aに凹部17Aを形成し、他方の反射板10Aには凹部を形成せずに、リブ18Aそのものと上記凹部17Aとを合わせることで、挿通孔14Aが構成されている(図9参照)。
なお、図9においては、ステー12、導波管13は省略して、挿通孔14Aを構成する一方の反射板10Aのリブ16と、他方の反射板10Aの凹部リブ18Aを示したものである。
このようにして構成した挿通孔14Aにあっても、凹部17Aの凹部リブ18Aをリブ16と連続して形成することができ、よって、剛性を高くしたまま挿通孔14Aを形成することができる。
また、この変形例にかかるパラボラアンテナの反射板10A、10A、・・・にあっては8枚中、4枚は凹部17Aを作らず、他の4枚にのみ凹部17Aを形成すれば良く、しかも、凹部17Aを形成する4枚の反射板10A、10A、・・・は形状が同じであり、1つの成形型25で製造することができる。
(実施の形態2)
図10及び図11はこの発明の実施の形態2に係るパラボラアンテナを示すものである。図10は導波管13及びステー12が反射板30、30に挿通された要部を背面側から見た拡大斜視図、図11は図10を正面側から見た拡大斜視図である。
この実施の形態2では、挿通孔34の形状が上記実施の形態1の構成と異なり、実施の形態1と同等の構成については、同一符号を付することでその説明を省略する。
挿通孔34は大きさの異なる2つの矩形孔34aと34bとが合わさった形状をしており、大きい矩形孔34aが導波管13を挿通するもの、小さい矩形孔34bがステー12を取り付けるものである。
大きい矩形孔34aは導波管13のフランジ13aが挿通できる大きさになっており、小さい矩形孔34bがステー12の幅寸法がステー12の幅寸法とほぼ同じかやや大きく形成されており、従って、上記スペーサ21、21を用いずに、ステー支持ボルト20のみでステー12を取付けることができる。
このような挿通孔34は、上述した成形型25に2つの大きさの異なったコマをそれぞれ載置することで形成した凹部37aと凹部37bとにより構成される。
このような実施の形態2における挿通孔34をリブ36と凹部リブ38とを連続して形成しているため、パラボラアンテナとしての剛性が低くなることもない。
(実施の形態3)
図12~図15はこの発明の実施の形態3に係るパラボラアンテナ4を示すものである。図12は全体を正面側から見た斜視図、図13は全体を背面側から見た斜視図、図14は導波管13及びステー12が反射板40、40に挿通された要部を正面側から見た拡大斜視図、図15は図14を背面側から見た拡大斜視図である。
この実施の形態3では、挿通孔44の形状及び形成位置が上記実施の形態1の構成と異なり、実施の形態1と同等の構成については、同一符号を付することでその説明を省略する。
この実施の形態3における挿通孔44は大きさの異なる2つの矩形孔44aと44bとが合わさった形状をしているが、大きい矩形孔44aは反射板40、40の外周縁に開口するように形成されている。
そして、大きい矩形孔44aの反射板40の外周縁への開口にはこれを塞ぐように止め板49が隣接する反射板40と40との外周面に取付ボルト50、50によって取り付けられている。
大きい矩形孔44aが導波管13を挿通するもの、小さい矩形孔44bがステー12を取り付けるものである。
このような挿通孔44は、反射板40の側縁のうち外周縁に寄った位置に形成された小さな凹部47bと大きな凹部47aと、隣接する他方の反射板40の小さな凹部47bと大きな凹部47aとが合わさり、かつ上記止め板49が取り付けられることにより構成される。
このような実施の形態3における挿通孔44をリブ46と凹部リブ48とを連続して形成しているため、パラボラアンテナとしての剛性が低くなることもない。
そして、この実施の形態3にあっては挿通孔44をパラボラアンテナ4の外周側に形成したので、ステー12の長さを長くすることができ、一次放射器11を安定した状態で取り付けられるとともに、フランジ13aを挿通する大きさの挿通孔が不要となり挿通孔44を小さくできるので、挿通孔がパラボラアンテナ性能に与える影響を小さくできる。
1 パラボラアンテナ
10 反射板
10a 接続面の端縁
12 ステー
13 導波管
14 挿通孔
14b ステー用挿通孔
16 リブ
17 凹部
18 凹部リブ
25 成形型
26 コマ
27 シート状部材
10A 反射板
14A 挿通孔
17A 凹部
18A 凹部リブ
30 反射板
34a 挿通孔
34b 挿通孔
36 リブ
37a 凹部
37b 凹部
38 凹部リブ
4 パラボラアンテナ
40 反射板
44a 挿通孔
44b 挿通孔
46 リブ
47a 凹部
47b 凹部
48 凹部リブ

Claims (2)

  1. 反射板が略扇状で、直線状の両側面が接続面を構成し、この接続面の端縁に反射板の裏面側に突出するリブが設けられ、互いに隣接する反射板の前記リブを結合することで複数の反射板で構成されるパラボラアンテナであって、
    隣接する反射板の少なくとも一方のリブに凹部が形成されるとともに、
    前記リブは前記凹部の側縁にも連続して形成されており、
    前記凹部に導波管が挿通される、
    ことを特徴とするパラボラアンテナ。
  2. 反射板が略扇状で、直線状の両側面が接続面を構成し、この接続面の端縁に反射板の裏面側に突出するリブが設けられ、互いに隣接する反射板の前記リブを結合することで複数の反射板で構成されるパラボラアンテナの反射板で、
    隣接する反射板の少なくとも一方のリブに凹部が形成されるとともに、
    前記リブは前記凹部の側縁にも連続して形成された反射板の製造方法であって、
    前記凹部を有しない反射板を成形する成形型の前記凹部を形成する位置にコマを載置し、
    前記成形型に反射板の主材料であるシート状部材を積層して、
    前記コマが載置された部分を前記凹部とした、
    ことを特徴とするパラボラアンテナの反射板の製造方法。
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