JP7265604B2 - ボード昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ボード昇降装置に係り、特にボードを持ち上げる高さを調整可能なボード昇降装置に関する。
住宅等の天井は、天井パネル等の下地材に対して石膏ボード等の天井ボードを取り付けることで構成される。一般的には、こうした天井ボードの取り付けは、作業員が脚立に上り天井ボードを支持しながら天井パネルに天井ボードをビス止めすることにより行われている。
しかしながら、上記の天井ボードの取り付け作業は作業員の負荷が大きいため、天井ボードの取り付け作業の負荷を軽減させる提案が各種なされている。例えば下記の特許文献1には、天井ボードを天井の下地材に向けた状態で支持し、チェーンブロックを操作することで天井ボードを天井下地に向けて持ち上げることが可能なボード昇降装置が開示されている。
また、エアコンプレッサ等の電動機械を用いて天井ボードを持ち上げることで、作業員の負荷を低減することも提案されている。
特開平09-328895号公報
ところで、エアコンプレッサ等の電動機械により天井ボードを持ち上げた場合には、天井ボードが天井の下地材に強く押し付けられることがある。こうした場合には、天井ボードを天井の下地材に対して水平方向に移動させることが困難であり、無理に移動させようとすると、天井ボードやボード昇降装置自体を破損してしまうことがある。
そのため、天井ボードを天井の下地材に対して適切な高さに調整する必要があるが、天井ボードの持ち上げ高さを電動機械の操作により細かく調整することは困難である。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ボードを持ち上げる高さを簡易に調整することができるボード昇降装置を提供することにある。
上記課題は、本発明に係るボード昇降装置によれば、ボードを保持する保持部と、前記保持部を支持し、上下方向に移動可能なピストンを具備するエアシリンダユニットと、前記ピストンに固定されるブラケットと、前記ブラケットのうち前記ピストンとは異なる位置に取り付けられ、前記ブラケットから下方に延出する下方延出部材と、前記下方延出部材に取り付けられるストッパ部材と、前記ピストンと共に移動する前記ストッパ部材に当接するように設けられ、前記ストッパ部材に当接することで前記ピストンの移動を規制する規制部材と、を備えていることにより解決される。
上記のボード昇降装置によれば、ボードを持ち上げる高さを簡易に調整することができる。これにより、例えばボードを天井面に向けて持ち上げる際に、ボードが天井の下地材に衝突したり、強く押し当てられたりすることを防止できる。
また、ボードが天井の下地材に強く押し当てられることを防止できるため、ボードを持ち上げた状態でボードを水平方向に移動させやすくなる。これにより、ボードの取り付け位置を調整しやすくなる。
また、空気圧を利用してボードを持ち上げる際に、ボードの持ち上げ高さを容易に調整できる。
また、空気圧を利用する機構のためボード昇降装置を軽量化できる。
上記のボード昇降装置において、前記ピストンは、前記ブラケットの中央位置に取り付けられ、前記下方延出部材は、前記ブラケットの左右両端にそれぞれ取り付けられ、前記ピストンを間に挟む位置に配置されるとよい。
また上記のボード昇降装置において、前記エアシリンダユニットは、シリンダケースと、前記シリンダケースの内側に設けられ、前記シリンダケース内の空気圧に応じて前記シリンダケースから上方にスライドする下段ピストンと、前記下段ピストンの内側に設けられ、前記シリンダケース内の空気圧に応じて前記下段ピストンから更に上方にスライドする前記ピストンと、を具備し、前記ボード昇降装置は、前記下段ピストンに固定され、前記ブラケットよりも下方に設けられる第2ブラケットをさらに備え、前記第2ブラケットは、前記下方延出部材が挿通され、前記下方延出部材の延出方向をガイドするガイド孔を有し、前記規制部材は、前記第2ブラケットの下面よりも下方に突出しているとよい。
また上記のボード昇降装置において、前記規制部材は、前記下方延出部材の上端と前記ストッパ部材との間に配され、前記ピストンと共に移動する前記ストッパ部材に当接することで前記ピストンの上方への移動を規制し、前記規制部材は、前記ピストンと共に移動する前記下方延出部材及び前記ストッパ部材のうち、前記ストッパ部材に上下方向で当接することで前記ピストンの上方への移動を規制するとよい。
上記のボード昇降装置において、前記エアシリンダユニットを支持するスタンドフレームと、前記スタンドフレームの下端に取り付けられたキャスターと、を有し、前記下方延出部材は、前記ピストンを挟む位置に複数設けられるとよい。
こうすることで、ボード昇降装置を移動させる際に、複数の下方延出部材を両手で掴むことができる。これにより、ボードを持ち上げた状態のまま、ボード昇降装置を安定移動させやすくなる。
上記のボード昇降装置において、前記保持部は、前記ボードの第1方向に延出し、前記ボードを支持する第1支持部と、前記ボードの前記第1方向と垂直の第2方向に延出し、前記ボードを支持する第2支持部と、を有し、前記第1支持部は、前記ボードの前記第1方向の端部に係止される第1係止部を有し、前記第2支持部は、前記ボードの前記第2方向の端部に係止される第2係止部を有し、前記第1係止部と前記第2係止部はそれぞれ、前記ボードの厚み方向に突出する長さが可変であるとよい。
こうすることで、ボードの広い範囲を保持部により支持することができる。これにより、ボードを保持した状態におけるボードの撓みを抑制できる。
またボード昇降装置を押して移動した際にボードが保持部から外れることを抑制できる。これにより、ボードを持ち上げた状態で、ボードを水平方向に位置調整しやすくなる。
また、異なる厚みのボードに対しても保持部による安定した保持が可能となる。
本発明によれば、ボードを持ち上げる高さを簡易に調整することができる。
本実施形態に係るボード昇降装置の全体構成を示す図である。 保持部と昇降機構部の連結部分を拡大して示す図である。 下方延出部材の下端部の構成を示す図である。 下方延出部材の孔部にストッパ部材を取り付けた状態を示す図である。 下方延出部材の孔部以外の箇所にストッパ部材を取り付けた状態を示す図である。 ボード昇降装置によりボードを天井パネル側に持ち上げた状態を示す図である。 規制部材とストッパ部材が当接した状態を示す図である。 保持部がボードを保持した状態で移動可能な方向を示す図である。 保持部がボードの端部を係止する第1係止部(第2係止部)の構成を示す図である。 保持部の第2支持部の構成部品を示す図である。 幅が短いボードに対応させたボード昇降装置の構成を示す図である。
以下、図1乃至図11を参照しながら、本発明の実施の形態(以下、本実施形態)に係るボード昇降装置1について説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれる。
<ボード昇降装置1の構成>
本実施形態に係るボード昇降装置1は、石膏ボード等の天井ボードを、天井パネル等の天井の下地材に取り付ける際に用いられるものである。具体的には、ボード昇降装置1は、天井ボードの面を天井の下地材に対向させながら、天井の下地材に向けて持ち上げる装置である。また、ボード昇降装置1は、天井ボードを持ち上げる高さを調整するための機構を有している。
以下、図1乃至図11を参照しながら、ボード昇降装置1の構成の詳細について説明する。
図1に示されるように、ボード昇降装置1は、主要な構成として、保持部10、昇降機構部20、及び脚部60を有する。
保持部10は、ボード2を保持する機構である。ボード2は例えば石膏ボードであり、上面及び下面が矩形形状である。一例としては、ボード2の長辺部2Aと短辺部2Bの長さはそれぞれ1820mm、910mmである。
昇降機構部20は、保持部10を上下方向に移動させる機構である。
脚部60は、昇降機構部20を支持する機構である。
具体的には、脚部60は、昇降機構部20の下端に固定されるスタンドフレーム62と、スタンドフレーム62の下端に設けられたキャスター61を有する。こうして、脚部60は、昇降機構部20を支持するとともに、床面に対してボード昇降装置1を移動させることが可能となる。
以下、保持部10と昇降機構部20の構成の詳細について説明する。
<<保持部10>>
図1に示されるように、保持部10は、主要な構成として、第1支持部11及び第2支持部12を有する。
第1支持部11は、ボード2の第1方向に延出し、ボード2を支持する。なお、上記の「ボード2の第1方向」とは、例えばボード2の短辺部2Bと平行な方向である。換言すれば、上記の「ボード2の第1方向」とは、ボード2の短手方向に相当する。
第2支持部12は、ボード2の第1方向と垂直の第2方向に延出し、ボード2を支持する。なお、上記の「ボード2の第2方向」とは、例えばボード2の長辺部2Aと平行な方向である。換言すれば、上記の「ボード2の第2方向」とは、ボード2の長手方向に相当する。
以下、第1支持部11と第2支持部12の構成について具体的に説明する。
<<<第1支持部11>>>
まず、第1支持部11の構成について説明する。
第1支持部11は、第1U字部品18と第2U字部品19を有する。そして、第1U字部品18と第2U字部品19とは、互いの湾曲部を対向させた状態で固定される。
また、第1U字部品18の中央部から延びる左右のアームは、ボード2の一方の長辺部2Aに向けて(すなわち短手方向に)延出している。
同様に、第2U字部品19の中央部から延びる左右のアームは、ボード2の他方の長辺部2Aに向けて(すなわち短手方向であって、第1U字部品18のアームとは反対方向に)延出している。
なお、第2U字部品19のアームの両端部には、ボード2の長辺部2Aに係止される第1係止部11Aが設けられている。
図9に示されるように、第1係止部11Aは、ボード2の厚み方向に突出した突出部11Aaと、突出部11Aaの少なくとも一部を収容する収容部11Abを有する。なお、突出部11Aaを収容部11Abに対して押し込むことで、収容部11Abからの突出部11Aaの突出長さを調整することができる。これにより、厚みが異なるボード2に対しても、突出部11Aaの長さを合わせることができる。そのため、厚みが異なるボード2に対しても、そのボード2の長辺部2Aを安定的に支持することが可能となる。
また、図2に示されるように、保持部10と昇降機構部20とは、連結部70を介して連結している。ここで、連結部70は、保持部10に固定される第1連結部71と、昇降機構部20に固定される第2連結部72とを有する。そして、第1連結部71と第2連結部72は軸部材を介して回動可能に取り付けられる。こうして保持部10は、昇降機構部20に対して図1に示すような傾斜した状態から、ボード2の面が水平となる状態まで回動可能となる。
なお、保持部10に対してボード2を配置する場合には、保持部10を傾けた状態で、すなわち第1U字部品18に対して第2U字部品19が下方となるように傾けた状態でボード2を第1係止部11Aの上に配置する。これにより、ボード2の下端側の長辺部2Aを第1係止部11Aにより支持することが可能となる。
また、第1U字部品18のアームの端部には、ラバー等の摩擦係数が大きい材料により構成されたカバー部材17Aが取り付けられる。同様に、第2U字部品19の第1係止部11Aの近傍にもカバー部材17Bが取り付けられる。
以上の構成により、第1支持部11とボード2との摩擦力を大きくし、第1支持部11に対してボード2が滑り難くなるようにしている。
<<<第2支持部12>>>
次に、第2支持部12の構成について説明する。
第2支持部12は、主要な構成として、ベース部品13と、ベース部品13に取り付けられる第1係止部品14と、支持部品16と、を有する。
ベース部品13は、第1支持部11の第1U字部品18及び第2U字部品19の間に配され、第1U字部品18及び第2U字部品19と一体として固定される。具体的には、ベース部品13は棒状の角パイプであり、両端に第1係止部品14及び支持部品16と連結するためのコネクタ部が形成される。
図1及び図10に示されるように、第1係止部品14は、一端側にベース部品13と連結可能なコネクタ部14Aを有し、他端側に第2係止部12Aを有する。
本実施形態では、第2係止部12Aは、ボード2の短辺部2Bに係止される。具体的には、図9に示されるように、第2係止部12Aは、ボード2の厚み方向に突出した突出部12Aaと、突出部12Aaの少なくとも一部を収容する収容部12Abを有する。なお、突出部12Aaを収容部12Abに対して押し込むことで、収容部12Abからの突出部12Aaの突出長さを調整することができる。これにより、厚みが異なるボード2に対しても、突出部12Aaの長さを合わせることができる。そのため、厚みが異なるボード2に対しても、そのボード2の短辺部2Bを安定的に支持することが可能となる。
また、図1及び図10に示されるように、支持部品16は、一端側にベース部品13と連結可能なコネクタ16Aを有し、他端側にカバー部材17Aが取り付けられている。このように、支持部品16の端部にカバー部材17Aを取り付けることで、第2支持部12とボード2との摩擦力を大きくし、第2支持部12に対してボード2が滑り難くすることができる。
<<昇降機構部20>>
次に、昇降機構部20の構成について説明する。
図1に示されるように、昇降機構部20は、主要な構成として、エアシリンダユニット21、第1ブラケット25、第2ブラケット26、下方延出部材30、ストッパ部材40及び規制部材50を備える。
<<<エアシリンダユニット21>>>
エアシリンダユニット21は、ホース5を通じて接続されるエアコンプレッサ4から供給される圧縮空気のエネルギーを上下方向の移動に変換する装置である。
具体的には、図6に示されるように、エアシリンダユニット21は、主要な構成としてシリンダケース22、下段ピストン23及び上段ピストン24を備える。
シリンダケース22は、上下にピストン運動を行う下段ピストン23及び上段ピストン24を収容する。なお、シリンダケース22は、脚部60に対して固定されている。
また、図2に示されるように、シリンダケース22には複数の金属製のワイヤー部材等の保護部材27が設けられており、これにより、エアシリンダユニット21を外部部材との衝突から保護するようにしている。
下段ピストン23は、シリンダケース22の内側に設けられ、シリンダケース22内の空気圧の高まりに応じてシリンダケース22から上方にスライドする可動部材である。換言すれば、下段ピストン23は、シリンダケース22から上方に移動可能な第1段目のピストンである。
上段ピストン24は、下段ピストン23の内側に設けられ、シリンダケース22内の空気圧の高まりに応じて下段ピストン23から更に上方にスライドする可動部材である。換言すれば、上段ピストン24は、下段ピストン23から更に上方に移動可能な第2段目のピストンである。すなわち、下段ピストン23の移動の上限位置よりも、上段ピストン24の移動の上限位置は高い。
なお、図2に示されるように、上段ピストン24の上端は、連結部70の第2連結部72に取り付けられている。これにより、上段ピストン24の上下動に追従して、保持部10も上下動するようになっている。そして、上段ピストン24が上限位置に達した際の保持部10の位置が、ボード昇降装置1によるボード2の持ち上げ位置の上限に相当することとなる。
なお、エアコンプレッサ4からエアシリンダユニット21への圧縮空気の流入と、空気の開放との指示は、ホース5に接続された操作部6を通じて実行可能である。具体的には、操作部6の上昇ボタン6Aが押下された場合には、エアコンプレッサ4からエアシリンダユニット21に向けて圧縮空気が流入する。これにより、下段ピストン23及び上段ピストン24が押し上げられる。
なお、エアシリンダユニット21への圧縮空気の流入量に応じて、すなわち操作部6の操作に応じて、上段ピストン24の移動高さの調整が可能である。しかしながら、操作部6による操作では、上段ピストン24の移動高さを数ミリ単位で調整することは困難である。
また、操作部6の下降ボタン6Bが押下された場合には、エアシリンダユニット21の弁を開放することで、エアシリンダユニット21から空気が抜けるようになる。こうすると、保持部10、下段ピストン23及び上段ピストン24の重さによりエアシリンダユニット21から空気が抜け、下段ピストン23及び上段ピストン24が元の位置、すなわち下方に移動することとなる。
<<<第1ブラケット25>>>
そして、第1ブラケット25は、上段ピストン24に下方延出部材30を取り付けるための取付部材である。なお、第1ブラケット25は、上段ピストン24に固定され、上段ピストン24と一体的に移動する。なお、本実施形態では、昇降機構部20において、上段ピストン24に固定され、上段ピストン24と一体的に移動する部分を可動部Mとする。具体的には、本実施形態では、可動部Mは上段ピストン24と第1ブラケット25を含む。
図2に示されるように、第1ブラケット25には、両端の取付部25Aにおいて第1ブラケット25から下方に延出する下方延出部材30が取り付けられている。下方延出部材30は、例えば金属製の棒状部材(パイプ等)である。
また、第1ブラケット25の中央部(すなわち両端の取付部25Aの中間部)には、開口部25Bが形成されている。開口部25Bには、上段ピストン24が上下に貫通しており、開口部25Bを通じて上段ピストン24の上端部が第2連結部72に連結されている。
<<<第2ブラケット26>>>
そして、第2ブラケット26は、下方延出部材30の延出方向をガイドするとともに、規制部材50を取り付けるための取付部材である。なお、第2ブラケット26は、下段ピストン23に固定され、下段ピストン23と一体的に移動する。
図2に示されるように、第2ブラケット26の両端には、下方延出部材30の延出方向(鉛直下方向)を案内するガイド孔26Aが形成されている。すなわち、ガイド孔26Aは、第1ブラケット25の取付部25Aの鉛直下に設けられており、下方延出部材30はガイド孔26Aに通されることで、取付部25Aから鉛直下方に延出することとなる。
また、図2に示されるように、ガイド孔26Aには、規制部材50が上下に挿通した状態で取り付けられる。
<<<規制部材50>>>
規制部材50は、筒状部50Aとフランジ部50Bとを有し、筒状部50Aとフランジ部50Bとの中心部が上下方向に貫通している。そして、筒状部50Aを下、フランジ部50Bを上にした状態で、ガイド孔26Aに通され、ボルト等の締結具を用いてフランジ部50Bが第2ブラケット26に固定される。
以上のように規制部材50を第2ブラケット26に取り付けることで、規制部材50の筒状部50Aは、第2ブラケット26の下面よりも下方側に突出することとなる。
また、第2ブラケット26の中央部(すなわち両端のガイド孔26Aの中間部)には、開口部26Bが形成される。この開口部26Bは、開口部25Bと対向する位置に設けられており、開口部26Bには、上段ピストン24と下段ピストン23が上下に貫通している。
<<<下方延出部材30>>>
また、下方延出部材30は、上述したように、第1ブラケット25に取り付けられ、第1ブラケット25から下方に延出する円柱形のパイプである。そして、図6に示されるように、下方延出部材30の上下方向の長さは、上段ピストン24よりも長くなっている。
ここで図3を参照しながら、下方延出部材30の下端部の構成について説明する。
下方延出部材30には、上下方向に並ぶ複数の孔部31が形成されている。ここで、上下方向に並ぶ第1孔部31Aと、上下方向に並ぶ第2孔部31Bとは、下方延出部材30の中心軸に対し、所定角度ずれた位置に形成される。一例として、本実施形態では、上記の所定角度を90度とするが、それ以外の角度であってもよい。
そして、第1孔部31Aと第2孔部31Bとは、互いの上下方向の位置がずれている。
具体的には、上下の第1孔部31Aの間隔を10mm、上下の第2孔部31Bの間隔を10mmとし、互いの最上部の第1孔部31Aと第2孔部31Bとの上下位置のずれを5mmとすると、複数の孔部31は上下方向に5mm間隔で形成されることとなる。
このように、孔部31を軸に対してずらして形成することにより、下方延出部材30の強度低下を抑制するとともに、孔部31の位置を確認しやすくすることができる。
また、下方延出部材30の表面には、所定の間隔で上下方向に並ぶ印部32が形成される。この印部32は例えば5mm間隔で形成することとし、これにより、印部32を、後述するストッパ部材40の取り付け位置の目安に用いることができる。
そして、図4及び図5に示されるように、左右の下方延出部材30のそれぞれには、ストッパ部材40が取り付けられる。なお、下方延出部材30に対するストッパ部材40の取り付け位置は可変となっている。
<<<ストッパ部材40>>>
ここで図4及び図5を参照しながら、ストッパ部材40の構成について説明する。
図4及び図5に示されるように、ストッパ部材40は、主要な構成として、筒状部41、プランジャ部42及びクランプ部43を有する。
筒状部41は、中心部に上下方向に貫通する貫通孔が形成され、その貫通孔に下方延出部材30が通される。なお、下方延出部材30に対しては、ストッパ部材40を通した後に、下端に球形状の脱落防止部材45を取り付けるようにする。
このように下方延出部材30の下端に脱落防止部材45を取り付けることにより、ストッパ部材40の下方延出部材30からの脱落を防止できるとともに、下方延出部材30の下端部を作業者が握りやすくなる。
また、筒状部41には、プランジャ部42が取り付けられる。プランジャ部42は、操作部42Aと挿通部42Bを有する。
具体的には、プランジャ部42の挿通部42Bは柱体であり、筒状部41の側面に形成された貫通孔に通されるとともに、バネ等の付勢部材により下方延出部材30に向けて付勢されている。これにより、例えば図4に示されるように、挿通部42Bが下方延出部材30の孔部31と対向する位置にある場合には、挿通部42Bが孔部31に挿通される。これにより、ストッパ部材40の下方延出部材30に対する位置が固定される。
このように、プランジャ部42による固定は、下方延出部材30に形成された孔部31の部分で行うことができるため、孔部31が形成された間隔でストッパ部材40の位置を固定することができる。
なお、操作部42Aを外側に引っ張ることにより、挿通部42Bを孔部31から引き抜いて、プランジャ部42によるストッパ部材40の下方延出部材30に対する固定を解除することができる。
また、図4及び図5に示されるように、ストッパ部材40には、クランプ部43が設けられる。クランプ部43は、ハンドル43Aと、ネジ部43Bを有する。ネジ部43Bは、筒状部41に形成されたネジ穴41Bに螺合している。そして、ハンドル43Aは、ネジ部43Bを軸周りに回転させるための操作部である。
ここで、筒状部41には、上下方向にスリット41Aが形成されており、ハンドル43Aを時計回りに回すと、ネジ部43Bによる締結力が高まってスリット41Aの間隔が狭くなる。このようにして、筒状部41が下方延出部材30を締め付けることで、筒状部41の下方延出部材30に対する位置が固定される。
なお、図5に示されるように、クランプ部43による固定は、下方延出部材30において孔部31の形成されていない箇所においても行うことができる。すなわち、クランプ部43を用いることで、ストッパ部材40を下方延出部材30の任意の位置に固定することができる。
以上の通り、下方延出部材30の上方側に規制部材50が設けられ、下方側にはストッパ部材40が設けられる。すなわち、規制部材50は、下方延出部材30の上端とストッパ部材40との間に配されている。そして、図6及び図7に示されるように、操作部6の上昇ボタン6Aが押下されると、下段ピストン23と共に移動する規制部材50は、下段ピストン23の停止と同時に停止するのに対し、上段ピストン24と共に移動するストッパ部材40は、上方への移動を継続し、最終的に規制部材50と当接することとなる。これにより、上段ピストン24とストッパ部材40、すなわち可動部Mの上方への移動が規制される。
すなわち、ボード昇降装置1では、下方延出部材30に対するストッパ部材40の取り付け位置に応じて、可動部Mの上方への移動範囲が規制されることで、ボード2の上方への持ち上げ高さが定まることとなる。
<ボード昇降装置1を用いたボード2の取り付け作業についての説明>
次に、ボード昇降装置1を用いたボード2の天井パネル7への取り付け作業の概要について説明する。
まず、作業員は、ボード昇降装置1の下方延出部材30に対してストッパ部材40を取り付ける。例えば、天井高よりも僅かに低い位置に対応する孔部31にプランジャ部42の挿通部42Bを差し込むことでストッパ部材40を取り付けることとする。
次に、図1に示されるように、ボード2を保持部10に設置する。この際、第2係止部12Aによりボード2の短辺部2Bが係止されるように、ボード2の位置を調整する。
次に、保持部10を傾動させて、ボード2の面を上向きにし、操作部6の上昇ボタン6Aを押下して、ボード2を持ち上げる。この際、図6に示されるように、ストッパ部材40が規制部材50に当接することにより、可動部Mの上方への移動が規制される。すなわち、ストッパ部材40の取り付け位置に対応する高さで、ボード2の上昇が停止する。
次に、ボード2と天井パネル7との隙間を確認した上で、隙間に応じてストッパ部材40の位置を調整し、再び上昇ボタン6Aを押下してボード2を持ち上げる。このストッパ部材40の位置調整、ボード2の持ち上げ、ボード2と天井パネル7の隙間の確認という作業を繰り返して、ボード2の高さが適切な位置となるように、ストッパ部材40の位置を調整する。
そして、以上の作業によりストッパ部材40の位置を確定した後に、確定した高さにボード2持ち上げた状態で、ボード昇降装置1を水平方向に移動させて、ボード2を天井パネル7に対する取り付け位置に移動させる。この際、図6に示されるように、エアシリンダユニット21の左右に配される下方延出部材30を掴むことで、ボード昇降装置1を安定移動させやすくなる。
また、図8に示されるように、ボード2は、第1係止部11Aと第2係止部12Aにより長辺部2Aと短辺部2Bの二辺において支持されているため、保持部10により保持しているボード2が他の部材(例えば既に取り付けられた他のボード)と当接した場合にも、保持部10からボード2の位置がずれることを抑制できる。そのため、ボード昇降装置1によれば持ち上げたボード2を取り付け位置に合わせることが容易となる。
そして、取り付け位置にボード2を配置した後には、ボード2に対して下方からビスを打込むことにより天井パネル7に対してボード2を固定する。
また、以上の作業において、下方延出部材30へのストッパ部材40の取り付け位置を一旦確定した後には、ストッパ部材40の位置調整は不要となる。そのため、二回目以降のボード2の持ち上げにおいては、ストッパ部材40と規制部材50によりボード2の上昇が停止する位置までボード2を持ち上げればよく、ボード2の高さの微調整を行う必要がない。そのため、ボード昇降装置1によれば、ボード2の持ち上げ高さの調整が容易となる。
また、ボード昇降装置1は、各種のボードサイズにも対応可能である。例えば、図10に示される第1係止部品14に代えて第2係止部品15に付け替えるとともに、支持部品16をベース部品13から取り外すことで、図11に示すように短いサイズのボード3に対応することができる。一例としては、ボード3は一辺の長さが910mmの正方形状のボードとする。
なお、短いサイズのボード3に対する取り付け作業及びボード昇降装置1の駆動は、長いサイズのボード2のときと同一であるため説明は省略する。
<まとめ>
以上説明した本実施形態に係るボード昇降装置1の主な特徴は以下の通りである。
[1]ボード昇降装置1は、ボード2を保持する保持部10と、保持部10を支持し、上下方向に移動可能な可動部Mと、可動部Mから下方に延出する下方延出部材30と、下方延出部材30に取り付けられるストッパ部材40と、ストッパ部材40の上方に設けられる規制部材50と、を備える。規制部材50は、下方延出部材30の上端とストッパ部材40との間に配され、可動部Mと共に移動するストッパ部材40に当接することで可動部Mの上方への移動を規制する。そして、下方延出部材30に対するストッパ部材40の取り付け位置が可変である。
上記のボード昇降装置1によれば、ボード2を持ち上げる高さを簡易に調整することができる。これにより、例えばボード2を天井面に向けて持ち上げる際に、ボード2が天井の下地材(天井パネル7)に衝突したり、強く押し当てられたりすることを防止できる。
また、ボード2が天井の下地材に強く押し当てられることを防止できるため、ボード2を持ち上げた状態でボード2を水平方向に移動させやすくなる。これにより、ボード2の取り付け位置を調整しやすくなる。
[2]上記のボード昇降装置1において、下方延出部材30は、所定の間隔で形成された複数の孔部31を有し、ストッパ部材40は、孔部31に挿通可能な挿通部42Bを有する。
こうすることで、ボード2を持ち上げる高さの規制位置を所定の間隔で設定しやすくなる。
[3]上記のボード昇降装置1において、複数の孔部31は、上下方向に並ぶ第1孔部31Aと、下方延出部材30の軸に対して第1孔部31Aから所定角度ずれた位置において、上下方向に並ぶ第2孔部31Bと、を有し、第1孔部31Aと第2孔部31Bは上下方向にずれている。
こうすることで、ボード2を持ち上げる高さの規制位置をより細かい間隔で設定しやすくなる。
[4]上記のボード昇降装置1において、ストッパ部材40は、下方延出部材30を締め付けて、ストッパ部材40の下方延出部材30に対する位置を固定するクランプ部43を有する。
こうすることで、ボード2を持ち上げる高さの規制位置を任意に設定可能となる。
[5]上記のボード昇降装置1において、下方延出部材30の下端に取り付けられ、ストッパ部材40の脱落を防止する脱落防止部材45を備える。
こうすることで、ストッパ部材40が下方延出部材30から脱落してしまうことを防止できる。
これにより、たとえストッパ部材40の固定が外れた場合にも、ストッパ部材40は脱落防止部材45により支持されるため、可動部Mの上方への移動を制限することができる。
また、ストッパ部材40が下方延出部材30から脱落しないため、ストッパ部材40の紛失を防止できる。
[6]上記のボード昇降装置1において、シリンダケース22と、シリンダケース22の内側に設けられ、シリンダケース22内の空気圧に応じてシリンダケース22から上方にスライドする下段ピストン23と、下段ピストン23の内側に設けられ、シリンダケース22内の空気圧に応じて下段ピストン23から更に上方にスライドする上段ピストン24と、を具備するエアシリンダユニット21と、上段ピストン24に固定される第1ブラケット25と、下段ピストン23に固定され、第1ブラケット25よりも下方に設けられる第2ブラケット26と、を備える。可動部Mが、上段ピストン24と第1ブラケット25を含み、第2ブラケット26は、下方延出部材30が挿通され、下方延出部材30の延出方向をガイドするガイド孔26Aを有する。規制部材50は、第2ブラケット26の下面よりも下方に突出している。
こうすることで、空気圧を利用してボード2を持ち上げる際に、ボード2の持ち上げ高さを容易に調整できる。
また、空気圧を利用する機構によりボード昇降装置1を軽量化できる。
[7]上記のボード昇降装置1において、エアシリンダユニット21を支持するスタンドフレーム62と、スタンドフレーム62の下端に取り付けられたキャスター61と、を有し、下方延出部材30は、可動部Mを挟む位置に複数設けられる。
こうすることで、ボード昇降装置1を移動させる際に、複数の下方延出部材30を両手で掴むことができる。これにより、ボード2を持ち上げた状態のまま、ボード昇降装置1を安定移動させやすくなる。
[8]上記のボード昇降装置1において、保持部10は、ボード2の第1方向に延出し、ボード2を支持する第1支持部11と、ボード2の第1方向と垂直の第2方向に延出し、ボードを支持する第2支持部12と、を有する。
こうすることで、ボード2の広い範囲を保持部10により支持することができる。これにより、ボード2を保持した状態におけるボード2の撓みを抑制できる。
[9]上記のボード昇降装置1において、第1支持部11は、ボード2の第1方向の端部に係止される第1係止部11Aを有し、第2支持部12は、ボード2の第2方向の端部に係止される第2係止部12Aを有する。
こうすることで、ボード昇降装置1を押して移動した際にボード2が保持部10から外れることを抑制できる。これにより、ボード2を持ち上げた状態で、ボード2を水平方向に位置調整しやすくなる。
[10]上記のボード昇降装置1において、第1係止部11Aと第2係止部12Aはそれぞれ、ボード2の厚み方向に突出する長さが可変である。
こうすることで、異なる厚みのボード2に対しても保持部10による安定した保持が可能となる。
<その他の実施形態>
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、下方延出部材30への孔部31の位置は、下方延出部材30の下部に限られず、下方延出部材30の中央部や上部にも設けてもよい。こうすることで、ボード2の持ち上げ位置を各種の天井高さに合わせやすくなる。
また、上記の実施形態では、下方延出部材30を二つ設けることとしたが、下方延出部材30の数は二つに限られない。例えば、下方延出部材30は1つだけ設けてもよいし、3つ以上設けてもよい。
また、上記の実施形態では、保持部10の昇降機構の動力源に圧縮エア(エアコンプレッサ4)を用いたが、昇降機構の動力源はモーター等を用いてもよい。
また、エアシリンダユニット21は二段階のピストンにより構成されることとしたが、一段階や三段階以上のピストンにより構成されてもよい。
また、ボード昇降装置1は、石膏ボードに限られず、各種の板部材に対して使用することができる。
1 ボード昇降装置
2 ボード
2A 長辺部
2B 短辺部
3 ボード
4 エアコンプレッサ
5 ホース
6 操作部
6A 上昇ボタン
6B 下降ボタン
7 天井パネル
10 保持部
11 第1支持部
11A 第1係止部
11Aa 突出部
11Ab 収容部
12 第2支持部
12A 第2係止部
12Aa 突出部
12Ab 収容部
13 ベース部品
14 第1係止部品
14A コネクタ部
15 第2係止部品
15A コネクタ部
16 支持部品
16A コネクタ部
17A カバー部材
17B カバー部材
18 第1U字部品
19 第2U字部品
20 昇降機構部
21 エアシリンダユニット
22 シリンダケース
23 下段ピストン
24 上段ピストン(ピストン)
25 第1ブラケット(ブラケット)
25A 取付部
25B 開口部
26 第2ブラケット
26A ガイド孔
26B 開口部
27 保護部材
30 下方延出部材
31 孔部
31A 第1孔部
31B 第2孔部
32 印部
40 ストッパ部材
41 筒状部
41A スリット
41B ネジ穴
42 プランジャ部
42A 操作部
42B 挿通部
43 クランプ部
43A ハンドル
43B ネジ部
45 脱落防止部材
50 規制部材
50A 筒状部
50B フランジ部
60 脚部
61 キャスター
62 スタンドフレーム
70 連結部
71 第1連結部
72 第2連結部
M 可動部

Claims (6)

  1. ボードを保持する保持部と、
    前記保持部を支持し、上下方向に移動可能なピストンを具備するエアシリンダユニットと、
    前記ピストンに固定されるブラケットと、
    前記ブラケットのうち前記ピストンとは異なる位置に取り付けられ、前記ブラケットから下方に延出する下方延出部材と、
    前記下方延出部材に取り付けられるストッパ部材と、
    前記ピストンと共に移動する前記ストッパ部材に当接するように設けられ、前記ストッパ部材に当接することで前記ピストンの移動を規制する規制部材と、を備えていることを特徴とするボード昇降装置。
  2. 前記ピストンは、前記ブラケットの中央位置に取り付けられ、
    前記下方延出部材は、前記ブラケットの左右両端にそれぞれ取り付けられ、前記ピストンを間に挟む位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のボード昇降装置。
  3. 前記エアシリンダユニットは、シリンダケースと、前記シリンダケースの内側に設けられ、前記シリンダケース内の空気圧に応じて前記シリンダケースから上方にスライドする下段ピストンと、前記下段ピストンの内側に設けられ、前記シリンダケース内の空気圧に応じて前記下段ピストンから更に上方にスライドする前記ピストンと、を具備し、
    前記ボード昇降装置は、前記下段ピストンに固定され、前記ブラケットよりも下方に設けられる第2ブラケットをさらに備え、
    記第2ブラケットは、前記下方延出部材が挿通され、前記下方延出部材の延出方向をガイドするガイド孔を有し、
    前記規制部材は、前記第2ブラケットの下面よりも下方に突出していることを特徴とする請求項1又は2に記載のボード昇降装置。
  4. 前記規制部材は、
    前記下方延出部材の上端と前記ストッパ部材との間に配され、
    前記ピストンと共に移動する前記ストッパ部材に当接することで前記ピストンの上方への移動を規制し、
    前記規制部材は、前記ピストンと共に移動する前記下方延出部材及び前記ストッパ部材のうち、前記ストッパ部材に上下方向で当接することで前記ピストンの上方への移動を規制することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のボード昇降装置。
  5. 前記エアシリンダユニットを支持するスタンドフレームと、
    前記スタンドフレームの下端に取り付けられたキャスターと、を有し、
    前記下方延出部材は、前記ピストンを挟む位置に複数設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のボード昇降装置。
  6. 前記保持部は、
    前記ボードの第1方向に延出し、前記ボードを支持する第1支持部と、
    前記ボードの前記第1方向と垂直の第2方向に延出し、前記ボードを支持する第2支持部と、を有し、
    前記第1支持部は、前記ボードの前記第1方向の端部に係止される第1係止部を有し、
    前記第2支持部は、前記ボードの前記第2方向の端部に係止される第2係止部を有し、
    前記第1係止部と前記第2係止部はそれぞれ、前記ボードの厚み方向に突出する長さが可変であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のボード昇降装置。
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