JP7265368B2 - 冷房排熱利用ヒートポンプ給湯機 - Google Patents
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Description
本発明の請求項2では、空調対象空間の室内空気と冷媒との熱交換を行う、蒸発器としての室内熱交換器と、湯水を貯湯する貯湯タンクと、冷媒通路と水通路とを備え、前記冷媒通路内の前記冷媒と前記水通路内の水との熱交換を行う、凝縮器としての水冷媒熱交換器と、前記冷媒と外気との熱交換を行う、蒸発器としてのヒートポンプ熱交換器と、圧縮機とを有し、前記水冷媒熱交換器の前記水通路と前記貯湯タンクとを湯水配管によって環状に接続して湯水循環回路を形成し、前記室内熱交換器、前記水冷媒熱交換器の前記冷媒通路、前記ヒートポンプ熱交換器、及び、前記圧縮機を冷媒配管で接続して冷媒循環回路を形成して、前記室内熱交換器により室内空気を冷却しかつ前記水冷媒熱交換器により前記貯湯タンクへの水を加熱する沸上・冷房運転を実行可能な冷房排熱利用ヒートポンプ給湯機において、前記室内熱交換器における前記冷媒の蒸発温度を検出する検出手段を有し、前記冷媒配管は、前記圧縮機の吐出側を前記水冷媒熱交換器の入口側に接続する吐出側管路と、前記水冷媒熱交換器の出口側に接続される第1管路と、前記第1管路に対し所定の分岐点から分岐して接続され、前記ヒートポンプ熱交換器及び第1減圧器が配設された第2管路と、前記第1管路に対し前記分岐点から分岐して接続され、前記室内熱交換器が配設された第3管路と、前記ヒートポンプ熱交換器より下流側の前記第2管路と前記室内熱交換器より下流側の前記第3管路とが合流する合流点を、前記圧縮機の吸入側に接続する吸入側管路と、を含み、前記第3管路は、第2減圧器が配設されており、かつ、前記第1減圧器の弁開度を、前記検出手段により検出される前記蒸発温度に応じて可変に制御する減圧制御手段と、前記室内熱交換器により室内空気を冷却する冷房運転時における、前記減圧制御手段の制御による前記第2減圧器の弁開度の最適値を記憶する記憶手段とを設け、前記減圧制御手段は、前記圧縮機から吐出される冷媒の吐出温度が所定の一定値となるように、前記第2減圧器の弁開度を制御するとともに、前記沸上・冷房運転を実行するとき、前記第2減圧器の弁開度を、前記記憶手段に記憶された前記最適値となるように、制御するものである。
また、請求項4では、前記減圧制御手段は、前記蒸発温度が低下したら、前記第1減圧器の前記弁開度を大きくするように制御するものである。
また、請求項4によれば、冷房負荷が小さくなり室内熱交換器の蒸発温度が低下して蒸発能力が不足した場合にヒートポンプ熱交換器側の蒸発能力を増大させることで、貯湯タンク内の湯水に対する沸上能力を一定に保つことができる。
本実施形態の冷房排熱利用ヒートポンプ給湯機1の主要なユニットの外観構成を図1に示す。図1において、本実施形態のヒートポンプ給湯機1は、貯湯タンク2(後述の図2等参照)を備えた貯湯ユニット100と、室外機としてのヒートポンプユニット300と、室内機としてのエアコンユニット200と、を有している。
本実施形態のヒートポンプ給湯機1全体の回路構成を図2に示す。図2に示すように、前記貯湯ユニット100は、冷媒を流通させる冷媒側の流路15bと水側の流路15aとを有し、高温高圧の冷媒と貯湯タンク2内の湯水とを熱交換する凝縮器として機能する水冷媒熱交換器15と、沸上ポンプ19と、を備えている。すなわち、前記水冷媒熱交換器15の前記水側の流路15aと前記貯湯タンク2とが湯水配管としての加熱往き管5及び加熱戻り管6によって環状に接続され、前記貯湯ユニット100内で湯水循環回路としての加熱循環回路4が形成されている。
前記ヒーポン回路部30Aは、前記冷媒の流路となる冷媒配管18を備えており、冷媒を圧縮する圧縮機14と、四方弁31と、前記冷媒と外気との熱交換により凝縮器又は蒸発器として選択的に機能(詳細は後述)するヒートポンプ熱交換器としての室外熱交換器17とが、前記冷媒配管18によって接続されている。なお、室外熱交換器17には、前記室外熱交換器17に外気を通じるための室外ファン67が設けられている。
前記四方弁31は4つのポートを備える弁であり、前記冷媒配管18のうち(冷媒主経路を構成する)前記配管部18b,18d用の2つのポートのそれぞれに対して、残りの前記配管部18a,18c用の2つのポートのいずれを接続するかを切り替える。前記配管部18a,18c用の2つのポートどうしは、ループ状に配置された前記配管部18a,18cからなる冷媒副経路によって接続されており、この冷媒副経路上に前記圧縮機14が設けられている。
なお、四方弁31は、上記図8の状態から図示において90°時計回りに回転させた状態に切り替えられた(=第2切替位置に相当)場合は、前記配管部18cを前記前記室内熱交換器27側である前記配管部18bに連通させるとともに、前記配管部18aを前記室外熱交換器17側である前記配管部18dに連通させることができる。
前記貯湯回路部30Bは、前記冷媒の流路となる冷媒配管25を備えており、前記水冷媒熱交換器15の前記冷媒側の流路15bが、前記冷媒配管25に接続されている。
また、前記の二方弁121、水冷媒熱交換器15、及び貯湯タンク2等は、前記貯湯ユニット100の筐体に内包されている(図1参照)。
前記エアコン回路部30Cは、前記冷媒の流路となる冷媒配管26を備えており、前記冷媒と室内空気との熱交換により凝縮器又は蒸発器として選択的に機能する室内熱交換器27が前記冷媒配管26に接続されている。なお、室内熱交換器27には、前記室内熱交換器27に室内空気を通じるための室内ファン77が設けられている。
前記冷媒循環回路30内には、冷媒として例えばR32冷媒が用いられ、ヒートポンプサイクルを構成している。なお、冷媒はHFC冷媒やHFO冷媒、二酸化炭素冷媒であってもよい。そして、前記ヒーポン回路部30Aの前記冷媒配管18において、前記配管部18cには、圧縮機14から吐出される冷媒吐出温度Toutを検出する吐出温度センサ32が設けられ、前記配管部18aには、圧縮機14へ吸入される冷媒の冷媒吸入温度Tinを検出する吸入温度センサ20が設けられている。なお、前記室外熱交換器17の空気入口側には、外気温度Tairを検出する外気温度センサ22が設けられ、かつ室外熱交換器17内には、ヒーポン熱交温度Tex(蒸発器として作用している時の蒸発冷媒温度)を検出する熱交温度センサ35が設けられている。これらのセンサ32,20,22,35の検出結果は、ヒートポンプユニット300に設けられたヒーポン制御部410に入力され、さらに適宜、貯湯ユニット100に設けられた貯湯制御部420やエアコンユニット200に設けられたエアコン制御部430へも入力される(ヒーポン制御部410を介し受信しても良いし、センサ32,20,22から直接受信してもよい)。
これらのセンサ21,33,23,24の検出結果は、貯湯ユニット100に設けられた貯湯制御部420に入力され、さらに適宜、ヒートポンプユニット300に設けられた前記ヒーポン制御部410やエアコンユニット200に設けられた前記エアコン制御部430へも入力される(貯湯制御部420を介し受信しても良いし、センサ21,33,23,24から直接受信してもよい)。
このとき、前記エアコンユニット200は、リモコン等の適宜の操作部60(以下単に「リモコン60」と称する)によって操作可能である。すなわち、リモコン60は、例えば前記エアコン制御部430に対し情報送受信可能に接続されており、ユーザは、このリモコン60を適宜に手動操作することにより、前記の沸上運転、冷房運転、及び、暖房運転のいずれの運転を行うかを指示することができる。なお、沸上・冷房運転(又は沸上・暖房運転)については、ユーザによりリモコン60を介し前記冷房運転(又は暖房運転)の指示があったとき、貯湯タンク2内における貯湯状況(未加熱水の量など)に応じて、適宜、自動的に沸上・冷房運転(又は沸上・暖房運転)に切り替えられるものである。さらに、このリモコン60における適宜の操作により、前記沸上運転時における沸上モード(例えば強力沸上モード、通常沸上モード、等)や、前記冷房運転又は暖房運転時におけるエアコン運転モード(例えば強力モード、通常モード、節電モード等)やエアコン設定温度Tcon(目標室内温度に相当)等も指示することができる。これらのリモコン60からの指示内容は、エアコンユニット200に設けられた前記エアコン制御部430に入力され、さらに適宜、ヒートポンプユニット300に設けられた前記ヒーポン制御部410や貯湯ユニット100に設けられた前記貯湯制御部420へも入力される(エアコン制御部430を介し受信しても良いし、リモコン60から直接受信してもよい)。
次に、前記ヒートポンプユニット300に備えられた前記ヒーポン制御部410について説明する。ヒーポン制御部410は、詳細な図示を省略するが、各種のデータやプログラムを記憶する記憶部と、演算・制御処理を行う制御部とを備えている。このヒーポン制御部410の機能的構成を図3により説明する。
次に、前記貯湯ユニット100に備えられた前記貯湯制御部420について説明する。貯湯制御部420は、前記ヒーポン制御部410同様、記憶部と制御部とを備えており、その機能的構成を図4により説明する。
次に、前記エアコンユニット200に備えられた前記エアコン制御部430について説明する。エアコン制御部430は、前記ヒーポン制御部410及び貯湯制御部420同様、記憶部と制御部とを備えており、その機能的構成を図5により説明する。
まず、沸上運転について、図7を用いて説明する。
あるいは、この△H制御に代え、前記冷媒吐出温度Toutが所定の一定値となるように、膨張弁113の開度をフィードバック制御してもよい(吐出制御)。この場合、前記膨張弁制御部410Cは、冷媒吐出温度Toutが低すぎる場合は膨張弁113の開度を閉じる方向に制御し、冷媒吐出温度Toutが高すぎる場合は膨張弁113の開度を開く方向に制御する。
次に、図8を用いて、冷房運転について説明する。この図8に示す冷房運転時においては、前記四方弁制御部410Aにより、前記沸上運転と同様、前記四方弁31は、前記冷房位置に切り替えられる。また前記二方弁制御部410E,420Cにより、二方弁121が全閉状態、二方弁123が全閉状態、二方弁122が全開状態、二方弁125が全開状態、二方弁126が全閉状態、二方弁124が全閉状態に切り替えられる。さらに前記膨張弁制御部410Cにより、前記膨張弁112が開き状態(公知の過熱制御制御が行われる。詳細な説明は省略)、前記膨張弁114が全閉状態、前記膨張弁113が全開状態、前記膨張弁111が全閉状態に制御される。
次に、沸上・冷房運転について説明する。本実施形態の特徴は、沸上・冷房運転の開始直後等の空調対象の冷房負荷が大きい状態と、ある程度時間が経過し冷房負荷が小さくなった状態とで、膨張弁113等の制御態様を変え、これによって、沸上能力を一定に保つことにある。以下、その詳細を、前記冷房負荷が大きい状態を表す図9と、前記冷房負荷が小さくなった状態を表す図10と、によって順次説明する。
まず、前記した沸上・冷房運転の開始直後等の、空調対象の冷房負荷が大きい状態においては、図9に示すように、前記四方弁制御部410Aにより、前記四方弁31は、前記冷房位置(すなわち前記冷房運転時と同じ側)に切り替えられる。また前記二方弁制御部410E,420Cにより、二方弁121が全閉状態、二方弁123が全開状態、二方弁122が全開状態、二方弁125が全閉状態、二方弁126が全閉状態、二方弁124が全閉状態に切り替えられる。さらに前記膨張弁制御部410Cにより、前記膨張弁112が開き状態(詳細には前記と同様の△H制御が行われる)、前記膨張弁114が全閉状態、前記膨張弁111が全開状態に制御される。なお、前記膨張弁113については、その開度が、冷房最大能力を得られる定格運転に対応した所定の固定値となるように制御される。この例では、前記膨張弁113の開度は、前記固定値として全閉状態(開度ゼロ)に制御される。
あるいは、この△H制御に代え、前記冷媒吐出温度Toutが所定の一定値となるように、膨張弁112の開度をフィードバック制御してもよい(前記同様の吐出制御)。この場合、前記膨張弁制御部410Cは、冷媒吐出温度Toutが低すぎる場合は膨張弁112の開度を閉じる方向に制御し、冷媒吐出温度Toutが高すぎる場合は膨張弁112の開度を開く方向に制御する。
前記図9に示した状態からある程度時間が経過し、冷房負荷が小さくなった状態を図10に示す。この状態になると、まず、前記二方弁制御部410Eにより、二方弁126が、それまでの前記全閉状態(図9参照)から全開状態へと切り替えられる。また、前記膨張弁制御部410Cにより、前記膨張弁113がそれまでの前記全閉状態から開き状態(詳細には後述の能力調整制御が行われる)へと切り替えられる。
以上説明したように、本実施形態のヒートポンプ給湯機1においては、沸上・冷房運転時に冷房負荷が小さくなった前記図10に示す状態では、圧縮機14から吐出された冷媒ガスが配管部25j,25lを介して前記水冷媒熱交換器15へ導入されて水側の流路15aへ放熱し液体冷媒となった後、その液体冷媒の一部が前記分岐点Dから前記室内熱交換器27へ導入されて室内空気から吸熱する一方、前記液体冷媒の残りは分岐点Dから室外熱交換器17へ導入されて外気から吸熱し、それら液体冷媒が前記分岐点Cにて合流して圧縮機14へと戻る挙動を実現する。このように、室内空間の冷却と貯湯タンク2内の湯水の加温とを同時並行して行う沸上・冷房運転が実現される際、冷媒が水冷媒熱交換器15の下流側にて室外熱交換器17と室内熱交換器27とに分流される構成となる。
これにより、沸上・冷房運転の冷房負荷が大きい状態(図9)からある程度時間が経過し冷房負荷が小さくなった状態(図10)において、前記したように蒸発冷媒温度の低下に対応して膨張弁113の弁開度を大きくすることで室外熱交換器17側への冷媒を増やすことができる。この結果、室内熱交換器27内の蒸発能力の低下により不足した蒸発能力を室外熱交換器17側で補い、貯湯タンク2内の湯水に対する沸上能力を一定に保つことができる。
この結果、沸上・冷房運転時において水冷媒熱交換器の下流側で室内熱交換器とヒートポンプ熱交換器とが直列に接続され沸上能力と冷房能力とが連動してしまう従来構造と異なり、前記のように冷房負荷が小さくなった場合であっても沸上能力が低下することがなく、利便性を向上することができる。
前記図11のフローにおいて前記膨張弁制御部410Cが設定する、前記膨張弁112の開度を、前記冷房運転時において決定された当該膨張弁112の開度の最適値としてもよい。
これにより、例えば前記冷房運転→沸上・冷房運転への移行がなされた場合において、高い効率での運転を素早く実現することができる効果がある。
例えば、前記二方弁121~125のうち少なくとも1つを、閉止機能付きの膨張弁で置き換えても良い。また、前記膨張弁111~114に代え、減圧器としてエジェクターを用いても良い。
2 貯湯タンク
4 加熱循環回路(湯水循環回路)
5 加熱往き管(湯水配管)
6 加熱戻り管(湯水配管)
14 圧縮機
15 水冷媒熱交換器
15a 冷媒側の流路
15b 水側の流路
17 室外熱交換器(ヒートポンプ熱交換器)
18 冷媒配管
18b 配管部(吸入側管路)
18d 配管部(第2管路、吐出側管路)
18e 配管部(第2管路)
18f 配管部(第2管路)
25a 配管部
25b 配管部(吐出側管路)
25c 配管部(第1管路)
25d 配管部(第3管路)
25e 配管部(第2管路)
25f 配管部(第3管路)
25g 配管部(第3管路)
25i 配管部(第3管路)
25j 配管部(吐出側管路)
25l 配管部(吐出側管路)
25m 配管部(第3管路)
26a 配管部(第3管路)
26b 配管部(第3管路)
27 室内熱交換器
30 冷媒循環回路
36 熱交温度センサ(検出手段)
67 室外ファン
77 室内ファン
100 貯湯ユニット
103 連通管路(第3管路)
104 連通管路(第3管路)
111 膨張弁
112 膨張弁(第2減圧器)
113 膨張弁(第1減圧器)
114 膨張弁
121 二方弁
122 二方弁
123 二方弁
124 二方弁
125 二方弁
126 二方弁
200 ヒートポンプユニット(室外機)
300 エアコンユニット(室内機)
410 ヒーポン制御部
410C 膨張弁制御部(減圧制御手段)
C 分岐点(合流点)
D 分岐点
Tair 外気温度
Tcon エアコン設定温度(目標室内温度)
Claims (4)
- 空調対象空間の室内空気と冷媒との熱交換を行う、蒸発器としての室内熱交換器と、
湯水を貯湯する貯湯タンクと、
冷媒通路と水通路とを備え、前記冷媒通路内の前記冷媒と前記水通路内の水との熱交換を行う、凝縮器としての水冷媒熱交換器と、
前記冷媒と外気との熱交換を行う、蒸発器としてのヒートポンプ熱交換器と、
圧縮機と
を有し、
前記水冷媒熱交換器の前記水通路と前記貯湯タンクとを湯水配管によって環状に接続して湯水循環回路を形成し、前記室内熱交換器、前記水冷媒熱交換器の前記冷媒通路、前記ヒートポンプ熱交換器、及び、前記圧縮機を冷媒配管で接続して冷媒循環回路を形成して、前記室内熱交換器により室内空気を冷却しかつ前記水冷媒熱交換器により前記貯湯タンクへの水を加熱する沸上・冷房運転を実行可能な冷房排熱利用ヒートポンプ給湯機において、
前記室内熱交換器における前記冷媒の蒸発温度を検出する検出手段を有し、
前記冷媒配管は、
前記圧縮機の吐出側を前記水冷媒熱交換器の入口側に接続する吐出側管路と、
前記水冷媒熱交換器の出口側に接続される第1管路と、
前記第1管路に対し所定の分岐点から分岐して接続され、前記ヒートポンプ熱交換器及び第1減圧器が配設された第2管路と、
前記第1管路に対し前記分岐点から分岐して接続され、前記室内熱交換器が配設された第3管路と、
前記ヒートポンプ熱交換器より下流側の前記第2管路と前記室内熱交換器より下流側の前記第3管路とが合流する合流点を、前記圧縮機の吸入側に接続する吸入側管路と、
を含み、
前記第3管路は、
第2減圧器が配設されており、
かつ、
前記第1減圧器の弁開度を、前記検出手段により検出される前記蒸発温度に応じて可変に制御する減圧制御手段と、
前記室内熱交換器により室内空気を冷却する冷房運転時における、前記減圧制御手段の制御による前記第2減圧器の弁開度の最適値を記憶する記憶手段とを設け、
前記減圧制御手段は、
前記圧縮機から吐出される冷媒の吐出温度と前記水冷媒熱交換器から流出する冷媒の流出温度との温度差が、所定の目標温度差となるように、前記第2減圧器の弁開度を制御するとともに、
前記沸上・冷房運転を実行するとき、前記第2減圧器の弁開度を、前記記憶手段に記憶された前記最適値となるように、制御する
ことを特徴とする冷房排熱利用ヒートポンプ給湯機。 - 空調対象空間の室内空気と冷媒との熱交換を行う、蒸発器としての室内熱交換器と、
湯水を貯湯する貯湯タンクと、
冷媒通路と水通路とを備え、前記冷媒通路内の前記冷媒と前記水通路内の水との熱交換を行う、凝縮器としての水冷媒熱交換器と、
前記冷媒と外気との熱交換を行う、蒸発器としてのヒートポンプ熱交換器と、
圧縮機と
を有し、
前記水冷媒熱交換器の前記水通路と前記貯湯タンクとを湯水配管によって環状に接続して湯水循環回路を形成し、前記室内熱交換器、前記水冷媒熱交換器の前記冷媒通路、前記ヒートポンプ熱交換器、及び、前記圧縮機を冷媒配管で接続して冷媒循環回路を形成して、前記室内熱交換器により室内空気を冷却しかつ前記水冷媒熱交換器により前記貯湯タンクへの水を加熱する沸上・冷房運転を実行可能な冷房排熱利用ヒートポンプ給湯機において、
前記室内熱交換器における前記冷媒の蒸発温度を検出する検出手段を有し、
前記冷媒配管は、
前記圧縮機の吐出側を前記水冷媒熱交換器の入口側に接続する吐出側管路と、
前記水冷媒熱交換器の出口側に接続される第1管路と、
前記第1管路に対し所定の分岐点から分岐して接続され、前記ヒートポンプ熱交換器及び第1減圧器が配設された第2管路と、
前記第1管路に対し前記分岐点から分岐して接続され、前記室内熱交換器が配設された第3管路と、
前記ヒートポンプ熱交換器より下流側の前記第2管路と前記室内熱交換器より下流側の前記第3管路とが合流する合流点を、前記圧縮機の吸入側に接続する吸入側管路と、
を含み、
前記第3管路は、
第2減圧器が配設されており、
かつ、
前記第1減圧器の弁開度を、前記検出手段により検出される前記蒸発温度に応じて可変に制御する減圧制御手段と、
前記室内熱交換器により室内空気を冷却する冷房運転時における、前記減圧制御手段の制御による前記第2減圧器の弁開度の最適値を記憶する記憶手段とを設け、
前記減圧制御手段は、
前記圧縮機から吐出される冷媒の吐出温度が所定の一定値となるように、前記第2減圧器の弁開度を制御するとともに、
前記沸上・冷房運転を実行するとき、前記第2減圧器の弁開度を、前記記憶手段に記憶された前記最適値となるように、制御する
ことを特徴とする冷房排熱利用ヒートポンプ給湯機。 - 空調対象空間の室内空気と冷媒との熱交換を行う、蒸発器としての室内熱交換器と、
湯水を貯湯する貯湯タンクと、
冷媒通路と水通路とを備え、前記冷媒通路内の前記冷媒と前記水通路内の水との熱交換を行う、凝縮器としての水冷媒熱交換器と、
前記冷媒と外気との熱交換を行う、蒸発器としてのヒートポンプ熱交換器と、
圧縮機と
を有し、
前記水冷媒熱交換器の前記水通路と前記貯湯タンクとを湯水配管によって環状に接続して湯水循環回路を形成し、前記室内熱交換器、前記水冷媒熱交換器の前記冷媒通路、前記ヒートポンプ熱交換器、及び、前記圧縮機を冷媒配管で接続して冷媒循環回路を形成して、前記室内熱交換器により室内空気を冷却しかつ前記水冷媒熱交換器により前記貯湯タンクへの水を加熱する沸上・冷房運転を実行可能な冷房排熱利用ヒートポンプ給湯機において、
前記室内熱交換器における前記冷媒の蒸発温度を検出する検出手段を有し、
前記冷媒配管は、
前記圧縮機の吐出側を前記水冷媒熱交換器の入口側に接続する吐出側管路と、
前記水冷媒熱交換器の出口側に接続される第1管路と、
前記第1管路に対し所定の分岐点から分岐して接続され、前記ヒートポンプ熱交換器及び第1減圧器が配設された第2管路と、
前記第1管路に対し前記分岐点から分岐して接続され、前記室内熱交換器が配設された第3管路と、
前記ヒートポンプ熱交換器より下流側の前記第2管路と前記室内熱交換器より下流側の前記第3管路とが合流する合流点を、前記圧縮機の吸入側に接続する吸入側管路と、
を含み、
かつ、
前記第1減圧器の弁開度を、前記検出手段により検出される前記蒸発温度に応じて可変に制御する減圧制御手段を設け、
前記減圧制御手段は、
前記第1減圧器の弁開度を前記蒸発温度に応じて可変に制御する第1モードと、
前記第1減圧器の弁開度を、冷房最大能力を得る定格運転に対応した所定の固定値となるように制御する第2モード、を備えており、
かつ、
外気温度と、予め設定される目標室内温度との温度差がしきい値以下になったとき、前記減圧制御手段を前記第2モードから前記第1モードへと切り替える、モード切替手段を設けた
ことを特徴とする冷房排熱利用ヒートポンプ給湯機。 - 前記減圧制御手段は、
前記蒸発温度が低下したら、前記第1減圧器の前記弁開度を大きくするように制御する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の冷房排熱利用ヒートポンプ給湯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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