JP7264242B2 - X線撮影装置およびx線撮影装置の使用方法 - Google Patents

X線撮影装置およびx線撮影装置の使用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7264242B2
JP7264242B2 JP2021520022A JP2021520022A JP7264242B2 JP 7264242 B2 JP7264242 B2 JP 7264242B2 JP 2021520022 A JP2021520022 A JP 2021520022A JP 2021520022 A JP2021520022 A JP 2021520022A JP 7264242 B2 JP7264242 B2 JP 7264242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray imaging
imaging apparatus
main body
obstacle
subject
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021520022A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020235099A1 (ja
Inventor
和俊 谷
真二 ▲浜▼▲崎▼
淳平 坂口
健 代田
皓史 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Publication of JPWO2020235099A1 publication Critical patent/JPWO2020235099A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7264242B2 publication Critical patent/JP7264242B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/10Safety means specially adapted therefor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

この発明は、X線撮影装置およびX線撮影装置の使用方法に関する。
従来、X線撮影装置およびX線撮影装置の使用方法が知られている。このようなX線撮影装置およびX線撮影装置の使用方法は、たとえば、特開2012-205681号公報に開示されている。
上記特開2012-205681号公報には、室内の天井部分に移動可能に設置された保持装置を備えるX線撮影装置が開示されている。上記保持装置は、X線を照射するX線管等を保持している。上記X線撮影装置は、所定の条件に従って保持装置を移動させる移動ルートを算出している。そして、保持装置は、算出された移動ルートに沿って自動的に移動される。
また、上記特開2012-205681号公報のX線撮影装置には、室内を撮影するために用いられるカメラが設けられている。また、上記X線撮影装置には、上記カメラにより撮影された情報に基づいて室内の障害物の位置を算出する障害物位置算出部が設けられている。また、X線撮影装置のメインCPUは、保持装置の移動ルート上の障害物と保持装置との間の距離が設定距離以下になった場合に、保持装置の移動を抑制(停止または減速)する制御を行う。
また、上記特開2012-205681号公報には記載されていないが、上記X線撮影装置において、障害物の位置を算出する方法の1つとして、複数の可視画像(2次元画像)により生成された視差画像(3次元画像)に基づいて、上記障害物の位置を算出する方法が考えられる。
特開2012-205681号公報
ここで、視差画像に基づいて障害物を検出する場合において、視差画像には、細い物体および光沢のある物体などが表示されない(表示されにくい)ため、視差画像からは細い物体および光沢のある物体などの検出が困難であることが、本願の発明者の鋭意研究の結果見出された。したがって、上記特開2012-205681号公報に記載されているような従来のX線撮影装置において、上記視差画像を用いる場合、細い物体および光沢のある物体の検出が困難な場合に、保持装置の水平方向への移動時に、保持装置等(X線撮影装置本体)と上記細い物体および上記光沢のある物体とが衝突する場合がある。したがって、従来では、室内に細い物体および光沢のある物体が配置されている場合でも、保持装置等(X線撮影装置本体)と室内の物体との衝突を回避することが可能なX線撮影装置が望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、視差画像から検出困難な物体が室内に配置されている場合でも、X線撮影装置本体の水平方向への移動時に、X線撮影装置本体と室内の物体との衝突を回避することが可能なX線撮影装置およびX線撮影装置の使用方法を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面によるX線撮影装置は、少なくとも水平方向に移動可能に構成されているX線撮影装置本体と、X線撮影装置本体の周囲の同一領域における複数の可視画像を取得する撮像部と、撮像部により撮像された2次元画像としての複数の可視画像のうちの少なくとも1つにおいて、予め与えられた教師データとしての第1障害物となり得る被写体の画像を含む2次元画像としての複数の教師用可視画像に基づいて被写体を特定する機械学習の学習結果に基づいて、被写体を識別し、識別した被写体に基づいて、X線撮影装置本体の周囲に設けられている被写体が第1障害物であると識別した場合に、第1障害物とX線撮影装置本体との間の水平方向の第1距離を算出するとともに、複数の可視画像から生成された3次元画像としての視差画像に基づいて、X線撮影装置本体の周囲に第1障害物とは異なる第2障害物が設けられていると識別した場合に、第2障害物とX線撮影装置本体との間の水平方向の第2距離を算出する画像処理部と、画像処理部により算出された第1距離および第2距離の各々に基づいて、X線撮影装置本体と第1障害物および第2障害物の各々との衝突を回避するための制御を行う制御部と、を備える。
また、この発明の第2の局面によるX線撮影装置の使用方法は、予め与えられた教師データとしての第1障害物となり得る被写体の画像を含む2次元画像としての複数の教師用可視画像に基づいて被写体を特定する機械学習を行うステップと、X線撮影装置本体の周囲の同一領域における複数の可視画像を取得するステップと、複数の可視画像から視差画像を生成するステップと、2次元画像としての複数の可視画像のうちの少なくとも1つにおいて、機械学習の学習結果に基づいて被写体を識別し、識別した被写体に基づいて、X線撮影装置本体の周囲の被写体が第1障害物であると識別するステップと、複数の可視画像から生成された3次元画像としての視差画像に基づいて、X線撮影装置本体の周囲に第1障害物とは異なる第2障害物が設けられていると識別するステップと、被写体が第1障害物であると識別された場合に、第1障害物とX線撮影装置本体との間の水平方向の第1距離を算出するステップと、第2障害物が設けられていると識別された場合に、第2障害物とX線撮影装置本体との間の水平方向の第2距離を算出するステップと、算出された第1距離および第2距離の各々に基づいて、X線撮影装置本体と第1障害物および第2障害物の各々との衝突を回避するための制御を行うステップと、を備える。
本発明によれば、上記のように、予め与えられた教師データとしての第1障害物となり得る被写体の画像を含む2次元画像としての複数の教師用可視画像に基づいて被写体を特定する機械学習の学習結果に基づいて識別された第1障害物とX線撮影装置本体との間の水平方向の第1距離が算出されるとともに、視差画像に基づいて第2障害物とX線撮影装置本体との間の水平方向の第2距離が算出される。また、第1距離および第2距離の各々に基づいて、X線撮影装置本体と第1障害物および第2障害物の各々との衝突を回避するための制御が行われる。これにより、細い物体および光沢のある物体のように視差画像から検出困難な物体(被写体)を、複数の教師用可視画像を用いた機械学習の学習結果に基づいて第1障害物として識別することができる。その結果、X線撮影装置が設けられる室内に視差画像から検出困難な物体(被写体)(上記細い物体および上記光沢のある物体)が配置されている場合でも、複数の教師用可視画像を用いた機械学習の学習結果に基づいて上記物体が第1障害物として識別された場合に、上記物体(被写体)とX線撮影装置本体との間の距離を第1距離として算出することができる。その結果、視差画像のみに基づいて衝突回避の制御を行う場合と異なり、視差画像から検出可能な物体(第2障害物)とX線撮影装置本体との衝突を回避するための制御に加えて、視差画像から検出困難な物体(被写体)(第1障害物)とX線撮影装置本体との衝突を回避するための制御を行うことができる。これにより、視差画像から検出困難な物体が室内に配置されている場合でも、X線撮影装置本体の水平方向への移動時に、X線撮影装置本体と室内の物体との衝突を回避することができる。
一実施形態によるX線撮影装置を示した斜視図である。 一実施形態によるX線撮影装置を示した側面図である。 一実施形態によるX線撮影装置の制御コントローラを示した図である。 一実施形態によるX線撮影装置の制御基板の構成を示した図である。 一実施形態によるX線撮影装置の衝突回避の制御方法を示したフロー図である。 一実施形態によるX線撮影装置の機械学習の方法を説明するための図である。 図5の各ステップにおいて画像処理部により行われる制御を説明するための図である。 一実施形態による画像処理部において被写体およびX線撮影装置本体の高さを算出するための方法を説明するための図である。 一実施形態によるX線撮影装置の可視画像においてX線撮影装置本体のケーブルが表示されている場合の制御を説明するための図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(X線撮影装置の構成)
図1~図9を参照して、本実施形態によるX線撮影装置100の構成について説明する。
図1に示すように、X線撮影装置100は、水平方向に移動可能に構成されているX線撮影装置本体100aを備える。X線撮影装置本体100aは、室内200に設けられている。また、X線撮影装置本体100aは、室内200の天井面201から吊り下げられるように設けられている。
また、室内200の天井面201には、X方向に延びるレール202が取り付けられている。また、レール202の下部には、Y方向に延びるレール203が、ローラ等を介して取り付けられている。これにより、レール203は、レール202に沿ってX方向に移動可能に構成されている。
また、X線撮影装置本体100aは、ローラ等を介してレール203に取り付けられている。これにより、X線撮影装置本体100aは、レール203に沿ってY方向に移動可能に構成されている。したがって、レール202およびレール203によって、X線撮影装置100は、水平方向(XY面内)において移動可能に構成されている。なお、X方向およびY方向は、互いに直交する方向である。
X線撮影装置本体100aは、X線を照射するX線管11を含むX線発生部10を含む。X線発生部10は、X線管11の下部に設けられるコリメータ12を含む。また、X線発生部10には、X線管11およびコリメータ12を手動で移動させるための操作盤13が設けられている。なお、X線管11は、請求の範囲の「X線源」の一例である。
また、X線発生部10(X線管11、コリメータ12、および、操作盤13)は、水平方向および鉛直方向の各々に回転可能に構成されている。これにより、X線発生部10によるX線の照射方向を変えることが可能であるので、撮影方法が立位の場合および臥位の場合の各々に対応可能である。
また、X線撮影装置本体100aは、X線発生部10を保持する保持部20を含む。保持部20には、X線発生部10と接続される接続部21が設けられている。
また、保持部20には、接続部21と接続される支柱部22が設けられている。支柱部22は、鉛直方向(Z方向)に延びるように設けられている。また、支柱部22は、X線撮影装置本体100aのX線発生部10を鉛直方向に移動可能に構成されている。これにより、X線撮影装置本体100aの下端100b(X線発生部10)は、支柱部22の伸縮に伴って鉛直方向に移動される。なお、支柱部22は、請求の範囲の「鉛直方向移動部」の一例である。
すなわち、支柱部22、レール202、および、レール203により、下端100b(X線発生部10)は、水平方向および鉛直方向において(すなわち3次元空間内において)任意の位置に移動可能に構成されている。
また、保持部20には、天井面201のレール203に取り付けられている筐体部23が設けられている。なお、支柱部22は、筐体部23の下部に設けられている。
また、X線撮影装置本体100aは、X線発生部10(X線管11)に電流を供給するためのケーブル24を含む。
図2に示すように、X線撮影装置100は、ステレオカメラ30を備える。ステレオカメラ30は、筐体部23の側面23aに取り付けられている。ステレオカメラ30は、X線撮影装置本体100aの周囲(下方)の同一領域における複数の(2つの)可視画像31を(同時に)取得するように構成されている。なお、ステレオカメラ30は、請求の範囲の「撮像部」の一例である。
また、側面23aには、制御基板40が取り付けられている。なお、ステレオカメラ30は、制御基板40に一体的に取り付けられている。なお、制御基板40は、筐体部23の内部に設けられていてもよい。
図3に示すように、X線撮影装置100は、X線撮影装置本体100aを制御する制御コントローラ300を備える。制御コントローラ300には、緊急停止ボタン301と、撮影プログラムボタン302と、4つのオートポジショニングボタン303と、緊急停止解除ボタン304と、位置登録ボタン305と、駆動状況表示用LED306とが設けられている。
X線撮影装置本体100aの自動運転時に、緊急停止ボタン301が押下されることにより、X線撮影装置本体100aの運転が緊急停止される。また、撮影プログラムボタン302が押下されることにより、X線撮影装置本体100aの撮影プログラムが変更される。また、オートポジショニングボタン303が押下されることにより、各オートポジショニングボタン303に対応して予め登録がされていた位置にX線撮影装置本体100aが自動的に移動される。
また、緊急停止解除ボタン304が押下されることにより、緊急停止されたX線撮影装置本体100aの移動が再開される。また、所定の位置において位置登録ボタン305が押下されることにより、上記所定の位置が、オートポジショニングボタン303が押下された場合にX線撮影装置本体100aが自動的に移動される位置として登録される。また、駆動状況表示用LED306は、X線撮影装置本体100aの駆動状況(たとえば緊急停止中)に基づいて、たとえばLEDの点滅パターンおよびLEDの色などを変化させる。
なお、制御コントローラ300からX線撮影装置本体100aに送信される送信信号に従って、制御基板40の後述する制御部42によりX線撮影装置本体100aの制御が行われる。
図4に示すように、制御基板40は、画像処理部41と、制御部42と、高さ情報格納部43とを含む。画像処理部41は、ステレオカメラ30により撮像された複数(2つ)の可視画像31(図7(A)参照)の画像データをステレオカメラ30から取得する。高さ情報格納部43には、後述する被写体500(点滴台501)の高さ情報が予め格納されている。なお、高さ情報格納部43は、たとえばメモリにより構成されている。
また、画像処理部41は、CPU41aと、画像処理回路41bを含む。画像処理回路41bは、FPGA(Field-Programmable Gate Array)により構成されている。また、制御部42は、CPU42aを含む。なお、CPU41aおよび画像処理回路41bの両方が、1つのFPGAとして構成されていてもよい。
(X線撮影装置本体の衝突回避の制御)
次に、図5~図9を参照して、X線撮影装置本体100aの衝突回避のための制御について説明する。
まず、図5に示すように、ステップS1において、X線撮影装置100において、予め与えられた複数の教師用可視画像30a(図6参照)に基づいて被写体500を特定する機械学習が実行される。教師用可視画像30aは、教師データとしての障害物510となり得る被写体500の画像を含む2次元画像である。具体的には、図6に示すように、被写体500(点滴台501)の位置および向き等がそれぞれ異なる、複数(たとえば数万枚)の教師用可視画像30aが、ステレオカメラ30により撮像される。そして、複数の教師用可視画像30aが、教師データとしてX線撮影装置100に与えられることにより、X線撮影装置100の機械学習が行われる。また、X線撮影装置100においては、被写体500(点滴台501)に加え、X線撮影装置本体100a(X線発生部10、保持部20、および、ケーブル24)を対象とした機械学習も実行される。
次に、ステップS2において、可視画像31および視差画像32が取得される。具体的には、ステレオカメラ30により複数の(2つの)可視画像31(図7(A)参照)が撮像されるとともに、2つの可視画像31に基づいて、画像処理部41(画像処理回路41b)により3次元画像としての視差画像32(図7(B)参照)が生成される。可視画像31には、たとえば人物401、人物402、器具403、および、X線撮影装置本体100aの一部(X線発生部10)が、視差画像32に表示される被写体400として表示されているとする。なお、被写体400としては、その他に、ベッド、立位撮影用のスタンド、X線防護用の衝立、棚、および、ディスプレイ装置等が考えられる。
また、可視画像31には、点滴台501が、視差画像32に表示されない(視差画像32から検出困難な)被写体500として表示されているとする。点滴台501が視差画像32に表示されない理由は、点滴台501のように細くて、かつ、光沢のある被写体は、視差画像により表示され難いためである。また、可視画像31の撮像、および、視差画像32の生成の各々は、約30fpsのフレームレートで行われる。なお、被写体500は、請求の範囲の「非表示被写体」の一例である。
次に、ステップS3において、視差画像32に基づいて、画像処理部41(CPU41a)により、被写体400の高さH1(図8参照)が算出される。視差画像32では、ステレオカメラ30からの離間距離D1(図8参照)に基づいて、被写体400が色分け(図7(B)では視差画像32内の斜線により図示)されている。
次に、ステップS4において、視差画像32に基づいて、被写体400が障害物410である(X線撮影装置本体100aの周囲に障害物410が設けられている)ことが識別される。具体的には、X線撮影装置本体100aの高さH2(図8参照)以上の高さH1(図8参照)を有する被写体400が、画像処理部41(画像処理回路41b)により障害物410(図7(F)参照)として識別される。なお、X線撮影装置本体100aの高さH2とは、X線撮影装置本体100aの下端100b(図8参照)の床面204(図8参照)からの高さを意味する。また、図8では、X線撮影装置本体100aの下端100bは、コリメータ12の下端であるように図示されているが、下端100bはX線発生部10の角度等により変化し得る。また、図8では、被写体400の一例として、人物401を図示している。なお、障害物410は、請求の範囲の「第2障害物」の一例である。
なお、X線撮影装置本体100aの高さH2とは、支柱部22の鉛直方向の伸縮に伴ってX線撮影装置本体100aの下端100bの位置が変化(移動)した場合には、変化(移動)後のX線撮影装置本体100aの下端100bの床面204からの高さを意味する。
具体的には、図7(C)に示すように、視差画像32に基づいて、画像処理部41(画像処理回路41b)により2値化処理が行われる。すなわち、画像処理部41(画像処理回路41b)は、視差画像32に表示される被写体400のうち、視差画像32に基づいて画像処理部41により算出された高さH1(図8参照)が、X線撮影装置本体100aの高さH2(図8参照)以上である被写体400と、高さH1が高さH2よりも小さい被写体400とを区別する。図7(C)に示すように、高さH1がX線撮影装置本体100aの高さH2以上である被写体400だけが白く表示されるとともに残りの部分が黒く表示された二値化画像33が、画像処理部41(画像処理回路41b)により生成される。本実施形態の例では、二値化画像33において、人物401、人物402、および、器具403が、X線撮影装置本体100aの高さH2以上の高さH1を有する被写体400として抽出されている。また、この時点では、X線撮影装置本体100a自身も、X線撮影装置本体100aの高さH2以上の高さH1を有する被写体400として抽出されている。
被写体400の高さH1を算出する方法として、たとえば、視差画像32に基づいて算出されたステレオカメラ30と被写体400との鉛直方向(Z方向)の離間距離D1(図8参照)と、ステレオカメラ30の高さH3(図8参照)との差分を算出する(H1=H3-D1)ことが考えられる。なお、ステレオカメラ30の高さH3とは、ステレオカメラ30の床面204からの高さを意味する。また、ステレオカメラ30の高さH3の情報は、予めX線撮影装置100が所有している。
X線撮影装置本体100aの下端100bの高さH2を算出する方法として、たとえば、視差画像32に基づいて算出されたステレオカメラ30とX線発生部10の上端100cとの離間距離D2と、X線発生部10自身の高さH4との合計値(D2+H4)を、ステレオカメラ30の高さH3から差し引く(H2=H3-(D2+H4))ことが考えられる。なお、X線発生部10自身の高さH4の情報は、予めX線撮影装置100が所有している。
ここで、図7(D)に示すように、画像処理部41(画像処理回路41b)は、2次元画像としての複数の可視画像31のうちの少なくとも1つにおいて、X線撮影装置本体100aを対象とした機械学習の学習結果に基づいて、X線撮影装置本体100aを識別するように構成されている。そして、機械学習の学習結果により識別されたX線撮影装置本体100aに基づいて、二値化画像33から、X線撮影装置本体100aに対応する部分が除去されることにより、二値化画像34(図7(E)参照)が画像処理部41(画像処理回路41b)により生成される。すなわち、二値化画像34において、人物401、人物402、および、器具403のみが抽出されている。なお、本実施形態では、機械学習として、深層学習(AI)が用いられる。
これにより、画像処理部41(画像処理回路41b)は、人物401、人物402、および、器具403の各々を、障害物410として識別する。
ここで、本実施形態では、画像処理部41(画像処理回路41b)は、ステレオカメラ30により撮像された可視画像31において、視差画像32に表示されない被写体500を対象とした機械学習の学習結果に基づいて、被写体500を障害物510として識別するように構成されている。具体的な説明を、図5のステップS5およびステップS6の説明において行う。
図5に示すように、ステップS5において、画像処理部41(画像処理回路41b)は、複数の可視画像31のうちの少なくとも1つにおいて、視差画像32に表示されない被写体500(点滴台501)を対象とした機械学習の学習結果に基づいて、被写体500(点滴台501)を識別するように構成されている。
次に、ステップS6では、ステップS5において識別された被写体500が障害物510である(X線撮影装置本体100aの周囲に障害物510が設けられている)と識別される。具体的には、被写体500のうち、X線撮影装置本体100aの高さH2(図9参照)以上の高さを有する被写体500が、画像処理部41(画像処理回路41b)により障害物510として識別される。
具体的には、画像処理部41(画像処理回路41b)は、ステップS5において識別された被写体500に対応する、高さ情報格納部43に格納されている高さが、X線撮影装置本体100aの高さH2以上である場合に、被写体500を障害物510として識別する。たとえば、高さ情報格納部43には、点滴台501の高さは180cmであるという情報が格納されている。画像処理部41(画像処理回路41b)は、算出されたX線撮影装置本体100aの高さH2と、高さ情報格納部43から読み出された点滴台501の高さ(180cm)とを比較する。そして、画像処理部41(画像処理回路41b)は、点滴台501の高さ(180cm)が、X線撮影装置本体100aの高さH2以上である場合に、点滴台501を障害物510として識別する。なお、高さ情報格納部43には、被写体500(点滴台501)の高さとして一般的な(平均的な)数値が格納されている。なお、障害物510は、請求の範囲の「第1障害物」の一例である。
ここで、本実施形態では、ステップS7において、画像処理部41(CPU41a)は、被写体400が障害物410であると識別した場合(X線撮影装置本体100aの周囲に障害物410が設けられていると識別された場合)に、障害物410とX線撮影装置本体100aとの間の水平方向の距離L1(図7(F)参照)を算出するように構成されている。人物401とX線撮影装置本体100aとの間の水平方向の距離L1a(図7(F)参照)、人物402とX線撮影装置本体100aとの間の水平方向の距離L1b(図7(F)参照)、器具403とX線撮影装置本体100aとの間の水平方向の距離L1c(図7(F)参照)の各々は、距離L1の一例である。なお、距離L1、距離L1a、距離L1b、および、距離L1cの各々は、請求の範囲の「第2距離」の一例である。
また、画像処理部41(CPU41a)は、被写体500が障害物510であると識別した場合(X線撮影装置本体100aの周囲に障害物510が設けられていると識別された場合)に、障害物510とX線撮影装置本体100aとの間の水平方向の距離L2(図7(F)参照)を算出するように構成されている。点滴台501とX線撮影装置本体100aとの間の水平方向の距離L2a(図7(F)参照)は、距離L2の一例である。なお、距離L2および距離L2aの各々は、請求の範囲の「第1距離」の一例である。
なお、距離L1および距離L2の各々は、機械学習の学習結果に基づいて識別されたX線撮影装置本体100aの位置に基づいて算出されている。具体的には、機械学習の学習結果に基づいて識別されたX線撮影装置100aの画像上での位置(座標)と、上記の制御により識別された障害物410(510)の画像上での位置(座標)との差異が画像処理部41(CPU41a)により算出されることにより、距離L1および距離L2の各々が算出される。なお、画像処理部41(CPU41a)は、X線撮影装置本体100aと障害物410との最短距離、および、X線撮影装置本体100aと障害物510との最短距離を算出するように構成されている。
また、本実施形態では、制御部42(CPU42a)は、画像処理部41(CPU41a)により算出された距離L1(L1a、L1b、および、L1c)に基づいて、X線撮影装置本体100aと障害物410との衝突を回避するための制御を行うように構成されている。また、制御部42(CPU42a)は、画像処理部41(CPU41a)により算出された距離L2(L2a)に基づいて、X線撮影装置本体100aと障害物510との衝突を回避するための制御を行うように構成されている。具体的な説明を、以下のステップS8およびステップS9の説明において行う。
図5に示すように、ステップS8において、画像処理部41(CPU41a)により算出された距離L1(L1a、L1b、および、L1c)および距離L2(L2a)の各々が、所定の値以下であるか否かが制御部42(CPU42a)により判定される。距離L1(L1a、L1b、および、L1c)および距離L2(L2a)の各々が、所定の値以下である場合はステップS9に進み、距離L1(L1a、L1b、および、L1c)および距離L2(L2a)の各々が所定の値よりも大きい場合は、ステップS2に戻る。なお、上記所定の値としては、複数の値が設定されていてもよい。また、ステップS2~ステップS9までの制御は、30fpsのフレームレートで繰り返し行われている。
そして、ステップS9では、制御部42(CPU42a)は、画像処理部41(CPU41a)により算出された距離L1(L1a、L1b、および、L1c)に基づいて、X線撮影装置本体100aと障害物410との衝突を回避するための制御を行うように構成されている。また、制御部42(CPU42a)は、画像処理部41(CPU41a)により算出された距離L2(L2a)に基づいて、X線撮影装置本体100aと障害物510との衝突を回避するための制御を行うように構成されている。
具体的には、制御部42(CPU42a)は、X線撮影装置本体100aと障害物410(510)との間の水平方向の距離L1(L2)が所定の値以下になった場合に、X線撮影装置本体100aを減速または停止させるように構成されている。たとえば、制御部42(CPU42a)は、距離L1(L2)が40cm以下になった場合はX線撮影装置本体100aを減速させるとともに、距離L1(L2)が20cm以下になった場合はX線撮影装置本体100aを停止させるように構成されていてもよい。また、制御部42(CPU42a)は、距離L1(L2)が所定の値以下になった場合に、警報を発生させる制御を行ってもよい。また、X線撮影装置本体100aの移動に限らず、X線発生部10の回転に対しても、距離L1(L2)に基づいて衝突回避の制御が行われる。なお、これらの衝突回避の制御は、X線撮影装置本体100aが自動的に移動している際(または、X線発生部10が自動的に回転している際)に行われる。
なお、30fpsという比較的高速なフレームレートで可視画像31(視差画像32)の取得(生成)が行われているので、障害物410(510)が移動する場合(たとえば断層撮影において患者が突然起き上がった場合)にも、障害物410(510)とX線撮影装置本体100aとの衝突を抑制することが可能である。さらに、X線撮影装置本体100aを比較的高速に移動させることが可能である。
また、図9に示すように、可視画像31において、X線発生部10に加えてケーブル24が表示されているとする。この場合、画像処理部41(画像処理回路41b)は、機械学習の学習結果に基づいて、X線発生部10およびケーブル24の各々を識別するように構成されている。そして、本実施形態では、画像処理部41(CPU41a)は、機械学習の学習結果に基づいて識別された、X線発生部10の位置、および、ケーブル24の位置の各々に基づいて、距離L1および距離L2を算出するように構成されている。
具体的には、画像処理部41(CPU41a)は、X線発生部10と障害物510(点滴台501)との間の水平方向の距離L2aと、ケーブル24と障害物510(点滴台501)との間の水平方向の距離L2bとを算出するように構成されている。なお、距離L2bは、距離L2の一例である。また、なお、距離L2bは、請求の範囲の「第1距離」の一例である。
そして、制御部42(CPU42a)は、距離L2aおよび距離L2bのうちの小さい方の距離に基づいて、X線撮影装置本体100aと障害物510(点滴台501)との衝突を回避するための制御を行うように構成されている。なお、可視画像31にケーブル24しか表示されていない場合は、距離L2bのみに基づいて、上記衝突回避の制御が行われる。また、図9では、簡略化のために障害物410の図示を省略したが、障害物410に対しても、上記の障害物510に対する制御と同様の制御が行われる。
また、図示および詳細な説明は省略するが、可視画像31に保持部20が表示されている場合も、機械学習の学習結果に基づいて識別された保持部20と障害物510(410)との間の距離に基づいて、上記衝突回避の制御が行われる。
また、制御部42(CPU42a)は、X線撮影装置本体100aの移動方向および移動量に基づいて、X線撮影装置本体100aの位置情報を取得するように構成されている。そして、本実施形態では、画像処理部41(CPU41a)は、機械学習の学習結果に基づいて識別したX線撮影装置本体100aの位置、および、制御部42(CPU42a)により取得されたX線撮影装置本体100aの位置情報のうちの少なくとも一方に基づいて、少なくとも距離L2を算出するように構成されている。
具体的には、機械学習の学習結果に基づいてX線撮影装置本体100aが識別できない場合には、制御部42(CPU42a)により取得されたX線撮影装置本体100aの位置情報を用いて、距離L2(L1)を算出するように構成されていてもよい。また、制御部42(CPU42a)は、機械学習の学習結果に基づいて識別したX線撮影装置本体100aの位置を、制御部42(CPU42a)により取得されたX線撮影装置本体100aの位置情報と比較することにより、機械学習の学習結果に基づいて識別したX線撮影装置本体100aの位置が妥当か否かを確認するように構成されていてもよい。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、ステレオカメラ30により撮像された複数の可視画像31のうちの少なくとも1つにおいて、予め与えられた教師データとしての障害物510となり得る被写体500の画像を含む2次元画像としての複数の教師用可視画像30aに基づいて被写体500を特定する機械学習の学習結果に基づいて、X線撮影装置本体100aの周囲に設けられている被写体500が障害物510であると識別した場合に、障害物510とX線撮影装置本体100aとの間の水平方向の距離L2を算出する画像処理部41を備えるように、X線撮影装置100を構成する。さらに、画像処理部41を、複数の可視画像31から生成された3次元画像としての視差画像32に基づいて、X線撮影装置本体100aの周囲に障害物510とは異なる障害物410が設けられていると識別した場合に、障害物410とX線撮影装置本体100aとの間の水平方向の距離L1を算出するように構成する。また、画像処理部41により算出された距離L2および距離L1の各々に基づいて、X線撮影装置本体100aと障害物510および障害物410の各々との衝突を回避するための制御を行う制御部42を備えるように、X線撮影装置100を構成する。
これにより、細い物体および光沢のある物体のように視差画像32から検出困難な物体(被写体500)を、複数の教師用可視画像30aを用いた機械学習の学習結果に基づいて障害物510として識別することができる。その結果、X線撮影装置100が設けられる室内200に視差画像32から検出困難な物体(被写体500)が配置されている場合でも、複数の教師用可視画像30aを用いた機械学習の学習結果に基づいて上記物体(被写体500)が障害物510として識別された場合に、上記物体(被写体500)とX線撮影装置本体100aとの間の距離を距離L2として算出することができる。その結果、視差画像32のみに基づいて衝突回避の制御を行う場合と異なり、視差画像32から検出可能な物体(被写体400)(障害物410)とX線撮影装置本体100aとの衝突を回避するための制御に加えて、視差画像32から検出困難な物体(被写体500)(障害物510)とX線撮影装置本体100aとの衝突を回避するための制御を行うことができる。これにより、視差画像32から検出困難な物体(被写体500)が室内200に配置されている場合でも、X線撮影装置本体100aの水平方向への移動時に、X線撮影装置本体100aと室内200の物体(被写体400および被写体500)との衝突を回避することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像処理部41を、ステレオカメラ30により撮像された可視画像31において、視差画像32に表示されない(視差画像32から検出困難な)被写体500を対象とした機械学習の学習結果に基づいて、被写体500を障害物510として識別するように構成する。これにより、機械学習の学習結果に基づいて、視差画像32に表示されない(視差画像32から検出困難な)被写体500とX線撮影装置本体100aとの間の水平方向の距離を距離L2(L2a)として算出することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像処理部41を、可視画像31において被写体500が表示されている場合で、かつ、高さ情報格納部43に格納されている被写体500の高さが、X線撮影装置本体100aの下端100bの室内200の床面204からの高さH2以上である場合に、被写体500を障害物510として識別するように構成する。そして、制御部42を、識別された障害物510とX線撮影装置本体100aとの間の距離L2に基づいて、X線撮影装置本体100aと障害物510との衝突を回避するための制御を行うように構成する。これにより、被写体500が視差画像32に表示されない(視差画像32から検出困難な)ために被写体500の実際の高さを視差画像32に基づいて算出することができなくても、下端100bの床面204からの高さH2と、高さ情報格納部43に格納されている被写体500の高さ情報とを比較することによって、被写体500を障害物510として識別することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像処理部41を、可視画像31において被写体500が表示されている場合で、かつ、高さ情報格納部43に格納されている被写体500の高さが、支柱部22により移動されたX線撮影装置本体100aの下端100bの室内200の床面204からの高さH2以上である場合に、被写体500を障害物510として識別するように構成する。そして、制御部42を、識別された障害物510とX線撮影装置本体100aとの間の距離L2(L2a)に基づいて、X線撮影装置本体100aと障害物510との衝突を回避するための制御を行うように構成する。これにより、支柱部22によりX線撮影装置本体100aの下端100bが移動した場合でも、移動後の下端100bの床面204からの高さH2と、高さ情報格納部43に格納されている被写体500の高さ情報とを比較することによって、被写体500を障害物510として識別することができる。
また、本実施形態では、上記のように、被写体500が、点滴台501を含むように、X線撮影装置100を構成する。これにより、点滴台501を障害物510として識別することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像処理部41を、ステレオカメラ30により撮像された可視画像31において、機械学習の学習結果に基づいて、X線撮影装置本体100aを識別するとともに、識別されたX線撮影装置本体100aの位置に基づいて、少なくとも距離L2を算出するように構成する。これにより、複数の教師用可視画像30aを用いた機械学習の学習結果に基づいてX線撮影装置本体100aを識別することにより、X線撮影装置本体100aが障害物510または障害物410として誤って識別されるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像処理部41を、ステレオカメラ30により撮像された可視画像31において、機械学習の学習結果に基づいて、X線発生部10および保持部20の少なくとも一方、および、ケーブル24の各々を識別するように構成する。そして、画像処理部41を、識別された、X線発生部10および保持部20のうちの少なくとも一方の位置、および、ケーブル24の位置の各々に基づいて、少なくとも距離L2を算出するように構成する。これにより、複数の教師用可視画像30aを用いた機械学習の学習結果に基づいて、X線発生部10および保持部20の少なくとも一方、および、ケーブル24の各々を識別するので、X線発生部10および保持部20のうちの少なくとも一方、および、ケーブル24の各々が、障害物510または障害物410として誤って識別されるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像処理部41を、機械学習の学習結果に基づいて識別したX線撮影装置本体100aの位置、および、制御部42により取得されたX線撮影装置本体100aの位置情報のうちの少なくとも一方に基づいて、少なくとも距離L2を算出するように構成する。ここで、X線撮影装置本体100aは、視差画像32上では、障害物410と同様に画像に表示される被写体の1つに過ぎないので、視差画像32のみに基づいてX線撮影装置本体100aと障害物410とを区別することは難しい。一方、機械学習の学習結果による位置情報、または、制御部42からの位置情報に基づいてX線撮影装置本体100aの位置を取得する場合は、視差画像32のみに基づいてX線撮影装置本体100aの位置を取得する場合と異なり、X線撮影装置本体100aの位置情報を直接的に取得することができる。その結果、複数の教師用可視画像30aを用いた機械学習の学習結果に基づいて識別したX線撮影装置本体100aの位置、および、制御部42により取得されたX線撮影装置本体100aの位置情報のうちの少なくとも一方に基づいて、少なくとも距離L2を算出することによって、少なくとも距離L2をより正確に算出することができる。
また、本実施形態では、上記のように、X線撮影装置100の使用方法は、予め与えられた教師データとしての障害物510となり得る被写体500の画像を含む2次元画像としての複数の教師用可視画像30aに基づいて被写体500を特定する機械学習を行うステップを備える。また、X線撮影装置100の使用方法は、X線撮影装置本体100aの周囲の同一領域における複数の可視画像31を取得するステップを備える。また、X線撮影装置100の使用方法は、複数の可視画像31から視差画像32を生成するステップを備える。また、X線撮影装置100の使用方法は、2次元画像としての複数の可視画像31のうちの少なくとも1つにおいて、機械学習の学習結果に基づいて、X線撮影装置本体100aの周囲の被写体500が障害物510であると識別するステップを備える。また、X線撮影装置100の使用方法は、複数の可視画像31から生成された3次元画像としての視差画像32に基づいて、X線撮影装置本体100aの周囲に障害物510とは異なる障害物410が設けられていると識別するステップを備える。また、X線撮影装置100の使用方法は、被写体500が障害物510であると識別された場合に、障害物510とX線撮影装置本体100aとの間の水平方向の距離L2を算出するステップを備える。また、X線撮影装置100の使用方法は、障害物410が設けられていると識別された場合に、障害物410とX線撮影装置本体100aとの間の水平方向の距離L1を算出するステップを備える。また、X線撮影装置100の使用方法は、算出された距離L1および距離L2の各々に基づいて、X線撮影装置本体100aと障害物410および障害物510の各々との衝突を回避するための制御を行うステップを備える。
これにより、細い物体および光沢のある物体のように視差画像32から検出困難な物体(被写体500)を、複数の教師用可視画像30aを用いた機械学習の学習結果に基づいて障害物510として識別することができる。その結果、X線撮影装置100が設けられる室内200に視差画像32から検出困難な物体(被写体500)が配置されている場合でも、複数の教師用可視画像30aを用いた機械学習の学習結果に基づいて上記物体(被写体500)が障害物510として識別された場合に、上記物体(被写体500)とX線撮影装置本体100aとの間の距離を距離L2として算出することができる。その結果、視差画像32のみに基づいて衝突回避の制御を行う場合と異なり、視差画像32から検出可能な物体(被写体400)(障害物410)とX線撮影装置本体100aとの衝突を回避するための制御に加えて、視差画像32から検出困難な物体(被写体500)(障害物510)とX線撮影装置本体100aとの衝突を回避するための制御を行うことができる。これにより、視差画像32から検出困難な物体(被写体500)が室内200に配置されている場合でも、X線撮影装置本体100aの水平方向への移動時に、X線撮影装置本体100aと室内200の物体(被写体400および被写体500)との衝突を回避することが可能なX線撮影装置100の使用方法を提供することができる。
(変形例)
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく請求の範囲によって示され、さらに請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、被写体500(非表示被写体)の例として点滴台501を示したが、本発明はこれに限られない。被写体500(非表示被写体)は、点滴台501以外の、視差画像から検出困難な(視差画像に表示されない)物体を含んでいてもよい。
また、上記実施形態では、X線撮影装置本体100aの下端100bの高さH2が、画像処理部41により視差画像32に基づいて算出される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、高さH2は、保持部20の伸縮に伴うX線発生部10等の鉛直方向における移動量等に基づいて算出されてもよい。
また、上記実施形態では、X線撮影装置本体100aが天井面201に吊り下げられるように設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、X線撮影装置本体100aが壁面等に取り付けられていてもよい。
また、上記実施形態では、ステレオカメラ30(撮像部)が設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、ステレオカメラ30以外の撮像部によって、可視画像および視差画像(カメラと被写体との間の距離を表す画像)を撮像してもよい。
また、上記実施形態では、X線撮影装置100は、機械学習の学習結果に基づいてX線撮影装置本体100aを識別する制御が必ず実施される例を示したが、本発明はこれに限られない。画像処理部41は、制御部42により取得されたX線撮影装置本体100aの位置情報のみを用いて、少なくとも距離L2(第1距離)を算出するように構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、機械学習として、深層学習(AI)が用いられる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、機械学習として、深層学習以外の機械学習を用いてもよい。
また、上記実施形態では、X線撮影装置100のステレオカメラ30(撮像部)により取得(撮像)された教師用可視画像30aに基づいてX線撮影装置100の機械学習が行われる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、X線撮影装置100とは別個に設けられたカメラにより取得(撮像)された教師用可視画像に基づいてX線撮影装置100の機械学習を行ってもよい。
また、上記実施形態では、制御部42がX線撮影装置本体100aと一体的に設けられている(内蔵されている)例を示したが、本発明はこれに限られない。制御部42がX線撮影装置本体100aとは別個に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、説明の便宜上、制御部42および画像処理部41による処理を「フロー駆動型」のフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、制御部42および画像処理部41の処理をイベント単位で実行する「イベント駆動型」により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
[態様]
上記した例示的な実施形態は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
(項目1)
少なくとも水平方向に移動可能に構成されているX線撮影装置本体と、
前記X線撮影装置本体の周囲の同一領域における複数の可視画像を取得する撮像部と、
前記撮像部により撮像された2次元画像としての前記複数の可視画像のうちの少なくとも1つにおいて、予め与えられた教師データとしての第1障害物となり得る被写体の画像を含む2次元画像としての複数の教師用可視画像に基づいて前記被写体を特定する機械学習の学習結果に基づいて、前記X線撮影装置本体の周囲に設けられている前記被写体が前記第1障害物であると識別した場合に、前記第1障害物と前記X線撮影装置本体との間の前記水平方向の第1距離を算出するとともに、前記複数の可視画像から生成された3次元画像としての視差画像に基づいて、前記X線撮影装置本体の周囲に前記第1障害物とは異なる第2障害物が設けられていると識別した場合に、前記第2障害物と前記X線撮影装置本体との間の前記水平方向の第2距離を算出する画像処理部と、
前記画像処理部により算出された前記第1距離および前記第2距離の各々に基づいて、前記X線撮影装置本体と前記第1障害物および前記第2障害物の各々との衝突を回避するための制御を行う制御部と、を備える、X線撮影装置。
(項目2)
前記画像処理部は、前記撮像部により撮像された前記可視画像において、前記視差画像に表示されない前記被写体としての非表示被写体を対象とした前記機械学習の学習結果に基づいて、前記非表示被写体を前記第1障害物として識別するように構成されている、項目1に記載のX線撮影装置。
(項目3)
前記非表示被写体の高さ情報が予め格納されている高さ情報格納部をさらに備え、
前記X線撮影装置本体は、前記X線撮影装置本体が設けられる室内の天井面から吊り下げられるように設けられており、
前記画像処理部は、前記可視画像において前記非表示被写体が表示されている場合で、かつ、前記高さ情報格納部に格納されている前記非表示被写体の高さが、前記X線撮影装置本体の前記下端の前記室内の床面からの高さ以上である場合に、前記非表示被写体を前記第1障害物として識別するように構成され、
前記制御部は、前記第1距離に基づいて前記X線撮影装置本体と前記第1障害物との衝突を回避するための制御を行うように構成されている、項目2に記載のX線撮影装置。
(項目4)
前記X線撮影装置本体の下端を鉛直方向に移動可能に構成されている鉛直方向移動部をさらに備え、
前記画像処理部は、前記可視画像において前記非表示被写体が表示されている場合で、かつ、前記高さ情報格納部に格納されている前記非表示被写体の高さが、前記鉛直方向移動部により移動された前記X線撮影装置本体の前記下端の前記室内の床面からの高さ以上である場合に、前記非表示被写体を前記第1障害物として識別するように構成され、
前記制御部は、前記第1距離に基づいて前記X線撮影装置本体と前記第1障害物との衝突を回避するための制御を行うように構成されている、項目3に記載のX線撮影装置。
(項目5)
前記非表示被写体は、点滴台を含む、項目2に記載のX線撮影装置。
(項目6)
前記撮像部は、前記X線撮影装置本体の画像が表示される前記複数の可視画像を取得し、
前記画像処理部は、前記撮像部により撮像された前記可視画像において、前記機械学習の学習結果に基づいて、前記X線撮影装置本体を識別するとともに、識別された前記X線撮影装置本体の位置に基づいて、少なくとも前記第1距離を算出するように構成されている、項目1に記載のX線撮影装置。
(項目7)
前記X線撮影装置本体は、X線を照射するX線源を含むX線発生部と、前記X線発生部を保持する保持部と、前記X線発生部に電流を供給するためのケーブルと、を含み、
前記画像処理部は、前記撮像部により撮像された前記可視画像において、前記機械学習の学習結果に基づいて、前記X線発生部および前記保持部の少なくとも一方、および、前記ケーブルの各々を識別するとともに、識別された、前記X線発生部および前記保持部のうちの少なくとも一方の位置、および、前記ケーブルの位置の各々に基づいて、少なくとも前記第1距離を算出するように構成されている、項目6に記載のX線撮影装置。
(項目8)
前記制御部は、前記X線撮影装置本体の移動方向および移動量に基づいて、前記X線撮影装置本体の位置情報を取得するように構成されており、
前記画像処理部は、前記機械学習の学習結果に基づいて識別した前記X線撮影装置本体の位置、および、前記制御部により取得された前記X線撮影装置本体の位置情報のうちの少なくとも一方に基づいて、少なくとも前記第1距離を算出するように構成されている、項目6に記載のX線撮影装置。
(項目9)
予め与えられた教師データとしての第1障害物となり得る被写体の画像を含む2次元画像としての複数の教師用可視画像に基づいて前記被写体を特定する機械学習を行うステップと、
X線撮影装置本体の周囲の同一領域における複数の可視画像を取得するステップと、
前記複数の可視画像から視差画像を生成するステップと、
2次元画像としての前記複数の可視画像のうちの少なくとも1つにおいて、前記機械学習の学習結果に基づいて、前記X線撮影装置本体の周囲の前記被写体が前記第1障害物であると識別するステップと、
前記複数の可視画像から生成された3次元画像としての前記視差画像に基づいて、前記X線撮影装置本体の周囲に前記第1障害物とは異なる第2障害物が設けられていると識別するステップと、
前記被写体が前記第1障害物であると識別された場合に、前記第1障害物と前記X線撮影装置本体との間の水平方向の第1距離を算出するステップと、
前記第2障害物が設けられていると識別された場合に、前記第2障害物と前記X線撮影装置本体との間の前記水平方向の第2距離を算出するステップと、
算出された前記第1距離および前記第2距離の各々に基づいて、前記X線撮影装置本体と前記第1障害物および前記第2障害物の各々との衝突を回避するための制御を行うステップと、を備える、X線撮影装置の使用方法。
10X線発生部
11 X線管(X線源)
20 保持部
22 支柱部(鉛直方向移動部)
24 ケーブル
30 ステレオカメラ(撮像部)
30a 教師用可視画像
31 可視画像
32 視差画像
41 画像処理部
42 制御部
43 高さ情報格納部
100 X線撮影装置
100a X線撮影装置本体
100b 下端
200 室内
201 天井面
410 障害物(第2障害物)
500 被写体(非表示被写体)
501 点滴台
510 障害物(第1障害物)
H2 高さ(下端の高さ)
L1、L1a、L1b、L1c 距離(第2距離)
L2、L2a、L2b 距離(第1距離)

Claims (9)

  1. 少なくとも水平方向に移動可能に構成されているX線撮影装置本体と、
    前記X線撮影装置本体の周囲の同一領域における複数の可視画像を取得する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された2次元画像としての前記複数の可視画像のうちの少なくとも1つにおいて、予め与えられた教師データとしての第1障害物となり得る被写体の画像を含む2次元画像としての複数の教師用可視画像に基づいて前記被写体を特定する機械学習の学習結果に基づいて、前記被写体を識別し、識別した前記被写体に基づいて、前記X線撮影装置本体の周囲に設けられている前記被写体が前記第1障害物であると識別した場合に、前記第1障害物と前記X線撮影装置本体との間の前記水平方向の第1距離を算出するとともに、前記複数の可視画像から生成された3次元画像としての視差画像に基づいて、前記X線撮影装置本体の周囲に前記第1障害物とは異なる第2障害物が設けられていると識別した場合に、前記第2障害物と前記X線撮影装置本体との間の前記水平方向の第2距離を算出する画像処理部と、
    前記画像処理部により算出された前記第1距離および前記第2距離の各々に基づいて、前記X線撮影装置本体と前記第1障害物および前記第2障害物の各々との衝突を回避するための制御を行う制御部と、を備える、X線撮影装置。
  2. 前記画像処理部は、前記撮像部により撮像された前記可視画像において表示され、前記視差画像に表示されない前記被写体としての非表示被写体を特定する前記機械学習の学習結果に基づいて、前記非表示被写体を識別し、識別した前記非表示被写体に基づいて、前記非表示被写体を前記第1障害物として識別するように構成されている、請求項1に記載のX線撮影装置。
  3. 前記非表示被写体の高さ情報が予め格納されている高さ情報格納部をさらに備え、
    前記X線撮影装置本体は、前記X線撮影装置本体が設けられる室内の天井面から吊り下げられるように設けられており、
    前記画像処理部は、前記可視画像において前記非表示被写体が表示されている場合で、かつ、前記非表示被写体を特定する前記機械学習の学習結果に基づいて、前記非表示被写体を識別し、さらに、前記高さ情報格納部に格納されている前記非表示被写体の高さが、前記X線撮影装置本体の下端の前記室内の床面からの高さ以上である場合に、前記非表示被写体を前記第1障害物として識別するように構成され、
    前記制御部は、前記第1距離に基づいて前記X線撮影装置本体と前記第1障害物との衝突を回避するための制御を行うように構成されている、請求項2に記載のX線撮影装置。
  4. 前記X線撮影装置本体の前記下端を鉛直方向に移動可能に構成されている鉛直方向移動部をさらに備え、
    前記画像処理部は、前記可視画像において前記非表示被写体が表示されている場合で、かつ、前記非表示被写体を特定する前記機械学習の学習結果に基づいて、前記非表示被写体を識別し、さらに、前記高さ情報格納部に格納されている前記非表示被写体の高さが、前記鉛直方向移動部により移動された前記X線撮影装置本体の前記下端の前記室内の床面からの高さ以上である場合に、前記非表示被写体を前記第1障害物として識別するように構成され、
    前記制御部は、前記第1距離に基づいて前記X線撮影装置本体と前記第1障害物との衝突を回避するための制御を行うように構成されている、請求項3に記載のX線撮影装置。
  5. 前記非表示被写体は、点滴台を含む、請求項2に記載のX線撮影装置。
  6. 前記撮像部は、前記X線撮影装置本体の画像が表示される前記複数の可視画像を取得し、
    前記画像処理部は、前記撮像部により撮像された前記可視画像において、前記X線撮影装置本体を特定する機械学習の学習結果に基づいて、前記X線撮影装置本体を識別するとともに、識別された前記X線撮影装置本体の位置に基づいて、少なくとも前記第1距離を算出するように構成されている、請求項1に記載のX線撮影装置。
  7. 前記X線撮影装置本体は、X線を照射するX線源を含むX線発生部と、前記X線発生部を保持する保持部と、前記X線発生部に電流を供給するためのケーブルと、を含み、
    前記画像処理部は、前記撮像部により撮像された前記可視画像において、前記X線撮影装置本体を特定する機械学習の学習結果に基づいて、前記X線発生部および前記保持部の少なくとも一方、および、前記ケーブルの各々を識別するとともに、識別された、前記X線発生部および前記保持部のうちの少なくとも一方の位置、および、前記ケーブルの位置の各々に基づいて、少なくとも前記第1距離を算出するように構成されている、請求項6に記載のX線撮影装置。
  8. 前記制御部は、前記X線撮影装置本体の移動方向および移動量に基づいて、前記X線撮影装置本体の位置情報を取得するように構成されており、
    前記画像処理部は、前記X線撮影装置本体を特定する機械学習の学習結果に基づいて識別した前記X線撮影装置本体の位置、および、前記制御部により取得された前記X線撮影装置本体の位置情報のうちの少なくとも一方に基づいて、少なくとも前記第1距離を算出するように構成されている、請求項6に記載のX線撮影装置。
  9. 予め与えられた教師データとしての第1障害物となり得る被写体の画像を含む2次元画像としての複数の教師用可視画像に基づいて前記被写体を特定する機械学習を行うステップと、
    X線撮影装置本体の周囲の同一領域における複数の可視画像を取得するステップと、
    前記複数の可視画像から視差画像を生成するステップと、
    2次元画像としての前記複数の可視画像のうちの少なくとも1つにおいて、前記機械学習の学習結果に基づいて前記被写体を識別し、識別した前記被写体に基づいて、前記X線撮影装置本体の周囲の前記被写体が前記第1障害物であると識別するステップと、
    前記複数の可視画像から生成された3次元画像としての前記視差画像に基づいて、前記X線撮影装置本体の周囲に前記第1障害物とは異なる第2障害物が設けられていると識別するステップと、
    前記被写体が前記第1障害物であると識別された場合に、前記第1障害物と前記X線撮影装置本体との間の水平方向の第1距離を算出するステップと、
    前記第2障害物が設けられていると識別された場合に、前記第2障害物と前記X線撮影装置本体との間の前記水平方向の第2距離を算出するステップと、
    算出された前記第1距離および前記第2距離の各々に基づいて、前記X線撮影装置本体と前記第1障害物および前記第2障害物の各々との衝突を回避するための制御を行うステップと、を備える、X線撮影装置の使用方法。
JP2021520022A 2019-05-23 2019-05-23 X線撮影装置およびx線撮影装置の使用方法 Active JP7264242B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/020525 WO2020235099A1 (ja) 2019-05-23 2019-05-23 X線撮影装置およびx線撮影装置の使用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020235099A1 JPWO2020235099A1 (ja) 2020-11-26
JP7264242B2 true JP7264242B2 (ja) 2023-04-25

Family

ID=73458780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021520022A Active JP7264242B2 (ja) 2019-05-23 2019-05-23 X線撮影装置およびx線撮影装置の使用方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7264242B2 (ja)
WO (1) WO2020235099A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012205681A (ja) 2011-03-29 2012-10-25 Toshiba Corp X線撮影装置
US20150117601A1 (en) 2012-04-25 2015-04-30 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. X-ray source with module and detector for optical radiation
JP2015156896A (ja) 2014-02-21 2015-09-03 キヤノン株式会社 放射線撮影装置、その制御方法およびプログラム
WO2017043040A1 (ja) 2015-09-08 2017-03-16 富士フイルム株式会社 放射線照射装置の搬送補助方法および搬送補助装置、並びに放射線画像撮影装置
WO2017043041A1 (ja) 2015-09-08 2017-03-16 富士フイルム株式会社 放射線照射装置のモニタ画像表示方法および放射線照射装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19743500A1 (de) * 1997-10-01 1999-04-29 Siemens Ag Medizinische Einrichtung mit einer Vorrichtung zum Erfassen der Position zumindest eines sich in einem Raum befindenden Objektes
JP5773964B2 (ja) * 2012-10-12 2015-09-02 三菱重工業株式会社 エンジン発電機並列運転システムおよびエンジン発電機並列運転方法
JP2014097131A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Toshiba Corp X線診断装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012205681A (ja) 2011-03-29 2012-10-25 Toshiba Corp X線撮影装置
US20150117601A1 (en) 2012-04-25 2015-04-30 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. X-ray source with module and detector for optical radiation
JP2015156896A (ja) 2014-02-21 2015-09-03 キヤノン株式会社 放射線撮影装置、その制御方法およびプログラム
WO2017043040A1 (ja) 2015-09-08 2017-03-16 富士フイルム株式会社 放射線照射装置の搬送補助方法および搬送補助装置、並びに放射線画像撮影装置
WO2017043041A1 (ja) 2015-09-08 2017-03-16 富士フイルム株式会社 放射線照射装置のモニタ画像表示方法および放射線照射装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2020235099A1 (ja) 2020-11-26
WO2020235099A1 (ja) 2020-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230086592A1 (en) Augmented reality interventional system providing contextual overylays
US11382591B2 (en) Automated apparatus to improve image quality in x-ray and associated method of use
US20230266823A1 (en) Robotic system providing user selectable actions associated with gaze tracking
KR102471422B1 (ko) 외과수술 환경에서의 비접촉 제어를 위한 방법 및 시스템
CN109394252B (zh) 用于操作医学成像设备的方法和医学成像设备
JP5203206B2 (ja) 低線量アイソセンタリング
CN102970928A (zh) 放射线图像拍摄显示方法及系统
EP2830506B1 (en) Direct control of x-ray focal spot movement
JP2011062513A (ja) 医用装置
JP6329953B2 (ja) カテーテルのためのx線撮像システム
US20150146843A1 (en) Live 3d x-ray viewing
US9968320B2 (en) X-ray diagnostic apparatus
US20140301625A1 (en) Image processing apparatus and radiographic apparatus having the same
JP2008272290A (ja) 医用画像撮影装置
JP7264242B2 (ja) X線撮影装置およびx線撮影装置の使用方法
JP5985970B2 (ja) 放射線断層撮影装置およびプログラム
JP7173321B2 (ja) X線撮影装置およびx線撮影装置の障害物接触回避方法
WO2023153144A1 (ja) X線撮影システム、および、デバイス表示方法
JP2011104115A (ja) 画像表示装置、及びそのプログラム
JP2003079616A (ja) 身体部位に挿入された検査器具の3次元位置の検出方法
CN110573079A (zh) 要被成像的体积的计算机断层扫描和定位
JP7255669B2 (ja) X線撮像装置
JP2020188865A (ja) X線撮影装置用の学習方法およびx線撮影装置用の学習済みデータ生成プログラム
US20150265179A1 (en) Assisting Navigation of a Medical Insert Inside a Patient
JP6245801B2 (ja) 画像表示装置及び医用画像診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230327

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7264242

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151