JP7262997B2 - 制御装置、撮像装置、および、プログラム - Google Patents

制御装置、撮像装置、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、あおり制御を行う制御装置に関する。
従来、被写界深度の深い画像を得るため、被写体を撮像する撮像光軸と直交する撮像光軸面に対して撮像面を傾けることにより焦点面を調節する(あおり角度を調節する)方法が知られている。
特許文献1には、複数の焦点検出領域において焦点ズレ量を検出し、焦点ズレ量に基づいて撮像素子を最適なあおり角度に調節して被写界深度範囲を広げる技術が開示されている。特許文献2には、複数の焦点検出領域から合焦制御を行う候補領域を選択し、候補領域の評価結果に基づいて撮像素子を最適なあおり角度に調節して被写界深度範囲を広げる技術が開示されている。
特開2017-173802号公報 特開2012-141516号公報
ところで、あおり角度を調節する際に、近距離被写体の一部(上部または下部)において、あおり特有のぼけが発現することがある。例えば、被写界深度が浅い望遠レンズを用いる場合、あおり角度の調節により近距離被写体から遠距離被写体まで被写界深度が拡張されるよりも先に、近距離被写体の一部(上部または下部)に対し、あおり特有のぼけが発現してしまう。しかしながら、特許文献1や特許文献2に開示された方法では、あおり角度の調節により被写界深度を拡張する際、近距離被写体に対して発現する、あおり特有のぼけを抑制することはできない。
そこで本発明は、あおり角度の調整の際に発生するぼけを抑制することが可能な制御装置、撮像装置、および、プログラムを提供する。
本発明の一側面としての制御装置は、画像における評価領域を設定する設定手段と、前記評価領域の評価値に基づいてあおり角度を調節する角度制御手段とを有し、前記設定手段は、第1の被写体に関する第1の評価領域と、前記第1の被写体よりも近距離の第2の被写体に関する第2の評価領域と、前記第2の評価領域を分割した第1の部分評価領域および第2の部分評価領域とを設定し、前記角度制御手段は、前記あおり角度を第1の角度から第2の角度に調節したとき、前記第1の評価領域における第1の評価値の第1の変化量と前記第2の評価領域における第2の評価値の第2の変化量との和の絶対値よりも前記第1の部分評価領域における第3の評価値の第3の変化量と前記第2の部分評価領域における第4の評価値の第4の変化量との和の絶対値が小さく、記第1の評価値と前記第2の評価値との和が最大化された場合、前記あおり角度を前記の角度設定し、前記第1の変化量と前記第2の変化量との和の絶対値よりも記第3の変化量と前記第4の変化量との和の絶対値が大きい場合、前記あおり角度を前記の角度設定する。
本発明の他の側面としての撮像装置は、撮像光学系を介して形成される光学像を光電変換する撮像素子と前記の制御装置とを有する。
本発明の他の側面としての制御方法は、画像における評価領域を設定する設定ステップと、前記評価領域の評価値に基づいてあおり角度を調節する角度制御ステップと、を有し、前記設定ステップにおいて、第1の被写体に関する第1の評価領域と、前記第1の被写体よりも近距離の第2の被写体に関する第2の評価領域と、前記第2の評価領域を分割した第1の部分評価領域および第2の部分評価領域とを設定し、前記角度制御ステップにおいて、前記あおり角度を第1の角度から第2の角度に調節したとき、前記第1の評価領域における第1の評価値の第1の変化量と前記第2の評価領域における第2の評価値の第2の変化量との和の絶対値よりも前記第1の部分評価領域における第3の評価値の第3の変化量と前記第2の部分評価領域における第4の評価値の第4の変化量との和の絶対値が小さく、記第1の評価値と前記第2の評価値との和が最大化された場合、前記あおり角度を前記の角度設定し、前記第1の変化量と前記第2の変化量との和の絶対値よりも記第3の変化量と前記第4の変化量との和の絶対値が大きい場合、前記あおり角度を前記の角度設定する。
本発明の他の側面としてのプログラムは、画像における評価領域を設定する設定ステップと、前記評価領域の評価値に基づいてあおり角度を調節する角度制御ステップとをコンピュータに実行させるプログラムであって、前記設定ステップにおいて、第1の被写体に関する第1の評価領域と、前記第1の被写体よりも近距離の第2の被写体に関する第2の評価領域と、前記第2の評価領域を分割した第1の部分評価領域および第2の部分評価領域とを設定し、前記角度制御ステップにおいて、前記あおり角度を第1の角度から第2の角度に調節したとき、前記第1の評価領域における第1の評価値の第1の変化量と前記第2の評価領域における第2の評価値の第2の変化量との和の絶対値よりも前記第1の部分評価領域における第3の評価値の第3の変化量と前記第2の部分評価領域における第4の評価値の第4の変化量との和の絶対値が小さく、記第1の評価値と前記第2の評価値との和が最大化された場合、前記あおり角度を前記の角度設定し、前記第1の変化量と前記第2の変化量との和の絶対値よりも記第3の変化量と前記第4の変化量との和の絶対値が大きい場合、前記あおり角度を前記の角度設定する。
本発明の他の側面としての制御装置は、画像における評価領域を設定する設定手段と、前記評価領域の評価値に基づいてあおり角度を調節する角度制御手段と、を有し、前記設定手段は、第1の被写体に関する第1の評価領域と、前記第1の被写体よりも近距離の第2の被写体に関する第2の評価領域と、前記第2の評価領域を分割した第1の部分評価領域および第2の部分評価領域とを設定し、前記角度制御手段は、前記あおり角度を第1の角度から第2の角度に調節したとき、前記第1の部分評価領域における第3の評価値と前記第2の部分評価領域における第4の評価値との差の絶対値が閾値よりも小さい場合、前記あおり角度を前記第2の角度に設定し、前記閾値は、前記第3の評価値と前記第4の評価値の比率が互いに等しい場合に相当する条件を満足するかどうかを評価するための値である。
本発明の他の側面としての制御方法は、画像における評価領域を設定する設定ステップと、前記評価領域の評価値に基づいてあおり角度を調節する角度制御ステップと、を有し、前記設定ステップにおいて、第1の被写体に関する第1の評価領域と、前記第1の被写体よりも近距離の第2の被写体に関する第2の評価領域と、前記第2の評価領域を分割した第1の部分評価領域および第2の部分評価領域とを設定し、前記角度制御ステップにおいて、前記あおり角度を第1の角度から第2の角度に調節したとき、前記第1の部分評価領域における第3の評価値と前記第2の部分評価領域における第4の評価値との差の絶対値が閾値よりも小さい場合、前記あおり角度を前記第2の角度に設定し、前記閾値は、前記第3の評価値と前記第4の評価値の比率が互いに等しい場合に相当する条件を満足するかどうかを評価するための値である。
本発明の他の側面としてのプログラムは、画像における評価領域を設定する設定ステップと、前記評価領域の評価値に基づいてあおり角度を調節する角度制御ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記設定ステップにおいて、第1の被写体に関する第1の評価領域と、前記第1の被写体よりも近距離の第2の被写体に関する第2の評価領域と、前記第2の評価領域を分割した第1の部分評価領域および第2の部分評価領域とを設定し、前記角度制御ステップにおいて、前記あおり角度を第1の角度から第2の角度に調節したとき、前記第1の部分評価領域における第3の評価値と前記第2の部分評価領域における第4の評価値との差の絶対値が閾値よりも小さい場合、前記あおり角度を前記第2の角度に設定し、前記閾値は、前記第3の評価値と前記第4の評価値の比率が互いに等しい場合に相当する条件を満足するかどうかを評価するための値である。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
本発明によれば、あおり角度の調整の際に発生するぼけを抑制することが可能な制御装置、撮像装置、および、プログラムを提供することができる。
本実施形態におけるネットワークカメラシステムの構成図である。 本実施形態におけるネットワークカメラシステムのブロック図である。 本実施形態における監視カメラのあおり角度が0度の場合の合焦面と遠距離および近距離被写体のあおり特有のぼけ具合を示す図である。 本実施形態における監視カメラのあおり角度が適正あおり角度に至る前の合焦面と遠距離および近距離被写体のあおり特有のぼけ具合を示す図である。 本実施形態における監視カメラのあおり角度が適正あおり角度の場合の合焦面と遠距離および近距離被写体のあおり特有のぼけ具合を示す図である。 本実施形態における監視カメラのあおり角度が適正あおり角度を超えた場合の合焦面と遠距離および近距離被写体のあおり特有のぼけ具合を示す図である。 第1の実施形態における適正あおり角度の設定処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態における適正あおり角度の設定処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態における適正絞り値の設定処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施形態におけるネットワークカメラシステムの構成について説明する。図1は、本実施形態におけるネットワークカメラシステム(監視カメラシステム)100の構成図である。1000は監視カメラ(ネットワークカメラ)、1100は監視カメラ1000の映像制御装置(クライアント装置)、1200はネットワークである。監視カメラ1000と映像制御装置1100は、ネットワーク1200を介して相互に通信可能な状態に接続されている。映像制御装置1100は、監視カメラ1000に対して、各種コマンドを送信する。監視カメラ1000は、それらのコマンドに対するレスポンスを映像制御装置1100に送信する。
次に、図2を参照して、ネットワークカメラシステム100の構成および機能について説明する。図2はシステム100のブロック図である。まず、監視カメラ1000の構成および機能について説明する。監視カメラ1000は、撮像部1001、画像処理部1002、システム制御部(制御装置)1003、および記録部1004を有する。また監視カメラ1000は、レンズ駆動部1005、撮像画角制御部1006、フォーカス制御部1007、撮像素子駆動部1008、撮像素子制御部1009、絞り駆動部1010、絞り制御部1011、通信部1012を有する。
撮像部1001は、レンズ(撮像光学系)および撮像素子を有する。撮像素子は、レンズを介して形成された被写体の像(光学像)を光電変換して画像信号を出力する。画像処理部1002は、撮像部1001から出力された画像信号に対して所定の画像処理および圧縮符号化処理を行い、映像データ(画像データ)を生成する。
システム制御部1003は、映像制御装置1100より送信されたカメラ制御コマンド(制御命令)を解析し、コマンドに応じた処理を行う。システム制御部1003は、主に、映像制御装置1100からライブ映像の要求コマンドを受信し、画像処理部1002で生成された映像データを、通信部1012を介して配信する。加えて、システム制御部1003は、映像制御装置1100から監視カメラ1000のズームの設定値、フォーカスの設定値、あおり角度の設定値、および、絞りの設定値の要求コマンドを受信する。そしてシステム制御部1003は、撮像画角制御部1006、フォーカス制御部1007、撮像素子制御部1009、および、絞り制御部1011から各設定値を読み取り、通信部1012を介して配信する。またシステム制御部1003は、映像制御装置1100から、ズーム、フォーカス、あおり角度、および、絞りの設定コマンドを受信する。その際、システム制御部1003は、撮像画角制御部1006、フォーカス制御部1007、撮像素子制御部1009、絞り制御部1011に対し、それらの設定値に基づき、レンズ駆動部1005、撮像素子駆動部1008、絞り駆動部1010の制御を命令する。これにより、映像制御装置1100で設定したズーム、フォーカス、あおり角度、および、絞りに関する設定値が監視カメラ1000に反映される。
本実施形態において、システム制御部1003は、設定手段1003a、角度制御手段1003b、および、絞り制御手段1003cを有する。設定手段1003aは、画像(撮像画像)における評価領域(コントラスト評価領域)を設定する。角度制御手段1003bは、評価領域の評価値(コントラスト評価値)に基づき、撮像素子制御部1009および撮像素子駆動部1008を介して、あおり角度を調節する。絞り制御手段1003cは、絞り制御部1011および絞り駆動部1010を介して、絞りを制御する。
記録部1004は、内部ストレージや外部ストレージに対して、映像記録を行う。撮像画角制御部1006は、システム制御部1003から伝達されたズームの設定値に基づいて、レンズ駆動部1005に対し、ズームレンズ位置の変更を命令する。フォーカス制御部1007は、システム制御部1003から伝達されたフォーカスの設定値に基づいて、レンズ駆動部1005に対し、フォーカスレンズ位置の変更を命令する。撮像素子制御部1009は、システム制御部1003から伝達されたあおり角度の設定値に基づいて、撮像素子駆動部1008に対し、撮像素子あおり角度の変更を命令する。絞り制御部1011は、システム制御部1003から伝達された絞りの設定値に基づいて、絞り駆動部1010に対し、絞りの変更を命令する。
通信部1012は、ネットワーク1200を介して、映像データを映像制御装置1100に配信する。また通信部1012は、映像制御装置1100から送信される各種コマンドを受信し、システム制御部1003へ伝達する。映像制御装置1100から送信されるコマンドには、主にライブ映像の要求コマンド、監視カメラ1000のズーム、フォーカス、あおり角度、および絞りに関する設定値の要求コマンド、および設定コマンドが含まれる。
続いて、映像制御装置1100の構成および機能について説明する。映像制御装置1100は、典型的にはパーソナルコンピュータなどの汎用コンピュータが用いられる。通信部1101は、映像制御装置1100から発行された各種コマンドを送信し、また、監視カメラ1000から配信された各種データを受信する。各種コマンドには、主に、ライブ映像の要求コマンド、監視カメラ1000のズーム、フォーカス、あおり角度、および、絞りの設定値の要求コマンド、監視カメラ1000のズーム、フォーカス、あおり角度、および、絞りの設定コマンドが含まれる。各種データには、主に、監視カメラ1000のズームを含む撮像画角に関する情報、フォーカスに関する情報、あおりに関する情報、絞りに関する情報、映像データなどが含まれる。
表示部1102は、液晶表示装置などであり、監視カメラ1000から取得した画像の表示や、カメラ制御を行うためのGUIを表示する。システム制御部1103は、ユーザの操作(GUI操作)に応じてカメラ制御コマンドを生成し、通信部1101を介して監視カメラ1000へ送信する。またシステム制御部1103は、監視カメラ1000から通信部1101を介して受信した映像データ、および、ズームを含む撮像画角、フォーカス、あおり角度、絞りの設定値を表すデータを表示部1102に表示する。入力部1104は、キーボード、マウスなどのポインティング・デバイスなどが使用され、クライアント装置のユーザは、入力部1104を介してGUIを操作する。
次に、図3乃至図6を参照して、監視カメラ1000の撮像画像について説明する。図3は、監視カメラ1000のあおり角度が0度の場合の合焦面と遠距離および近距離被写体のあおり特有のぼけ具合を示す図である。
図3において、2000は監視カメラ1000の撮像画像、2001は遠距離被写体(第1の被写体)、2002は中心被写体、2003は近距離被写体(第2の被写体)、2004は合焦面である。2005は遠距離被写体2001のコントラスト評価領域(第1の評価領域)、2006は近距離被写体2003のコントラスト評価領域(第2の評価領域)である。2007は近距離被写体2003の上部コントラスト評価領域(第1の部分評価領域)、2008は近距離被写体2003下部コントラスト評価領域(第2の部分評価領域)である。2009は、近距離被写体2003の鉛直面である。ここで、遠距離被写体2001のコントラスト評価領域2005および近距離被写体2003のコントラスト評価領域2006は、入力部1104を介したユーザの入力により手動で、またはシステム制御部1003により自動で設定される。近距離被写体2003の上部コントラスト評価領域2007および下部コントラスト評価領域2008は、近距離被写体2003のコントラスト評価領域2006を上下に二分割した評価領域であり、システム制御部1003により自動で設定される。近距離被写体2003の鉛直面2009は、近距離被写体2003のコントラスト評価領域2006を含む鉛直面である。
図3において、合焦面2004は、あおりが角度0度のときに、フォーカスが中心被写体2002に対して合焦していることを表している。また図3は、遠距離被写体2001および近距離被写体2003には合焦面が合っていない状態を示す。このため、あおり角度が0度の状態では、遠距離被写体2001のコントラスト評価領域2005、近距離被写体2003の上部コントラスト評価領域2007および下部コントラスト評価領域2008のそれぞれにおいて、コントラスト評価値は低い。
図4は、監視カメラ1000のあおり角度が適正あおり角度に至る前の合焦面と遠距離および近距離被写体のあおり特有のぼけ具合を示す図である。図4において、3000は監視カメラ1000の撮像画像、3001は遠距離被写体、3002は中心被写体、3003は近距離被写体、3004は合焦面である。3005は遠距離被写体3001のコントラスト評価領域、3006は近距離被写体3003のコントラスト評価領域、3007は近距離被写体3003の上部コントラスト評価領域、3008は近距離被写体3003の下部コントラスト評価領域である。3009は、近距離被写体3003の鉛直面である。近距離被写体3003の鉛直面3009は、近距離被写体3003のコントラスト評価領域3006を含む鉛直面である。
図4では、あおり角度の調節により、中心被写体3002を中心に合焦面3004が傾いている。あおり角度は適正あおり角度に至る前の角度であり、遠距離被写体3001に対して合焦面が合っていない状態である。また、近距離被写体3003の下部に対しては合焦面が合っているが、上部に対しては合焦面が合っていない状態である。このため、適正あおり角度に至る前のあおり角度では、遠距離被写体3001のコントラスト評価領域3005、および、近距離被写体3003の上部コントラスト評価領域3007において、コントラスト評価値は低い。一方、近距離被写体3003の下部コントラスト評価領域3008において、コントラスト評価値は高い。
図5は、監視カメラ1000のあおり角度が適正あおり角度の場合の合焦面と遠距離および近距離被写体のあおり特有のぼけ具合を示す図である。図5において、4000は監視カメラ1000の撮像画像、4001は遠距離被写体、4002は中心被写体、4003は近距離被写体、4004は合焦面である。4005は遠距離被写体4001のコントラスト評価領域、4006は近距離被写体4003のコントラスト評価領域、4007は近距離被写体4003の上部コントラスト評価領域、4008は近距離被写体4003の下部コントラスト評価領域である。4009は、近距離被写体4003の鉛直面である。近距離被写体鉛直面4009は、近距離被写体のコントラスト評価領域4006を含む鉛直面である。
適正あおり角度とは、近距離被写体4003に対して発現する、あおり特有のぼけを最小限に抑えたあおり角度である。本実施形態において、適正あおり角度は、システム制御部1003により、撮像素子制御部1009を介して、撮像素子駆動部1008に最終的に設定されるあおり角度である。図5では、適正あおり角度のときに、遠距離被写体4001、並びに近距離被写体4003の上部および下部の両者に対し、合焦面が合っている。このため、適正あおり角度の状態では、遠距離被写体4001のコントラスト評価領域4005、近距離被写体4003の上部コントラスト評価領域4007、および近距離被写体4003の下部コントラスト評価領域4008において、コントラスト評価値は高い。
図6は、監視カメラ1000のあおり角度が適正あおり角度を超えた場合の合焦面と遠距離および近距離被写体のあおり特有のぼけ具合を示す図である。図6において、5000は監視カメラ1000の撮像画像、5001は遠距離被写体、5002は中心被写体、5003は近距離被写体、5004は合焦面である。5005は遠距離被写体5001のコントラスト評価領域、5006は近距離被写体5003のコントラスト評価領域、5007は近距離被写体5003の上部コントラスト評価領域、5008は近距離被写体5003の下部コントラスト評価領域である。5009は、近距離被写体5003の鉛直面である。近距離被写体5003の鉛直面5009は、近距離被写体5003のコントラスト評価領域5006を含む鉛直面である。
図6では、あおり角度が適正あおり角度を超えた場合、合焦面5004が中心被写体5002を中心に更に傾く。その結果、遠距離被写体5001、および近距離被写体5003の上部に対しては合焦面が合っているが、近距離被写体5003の下部に対しては合焦面が合っていない。このため、あおり角度が適正あおり角度を超えた状態では、遠距離被写体5001のコントラスト評価領域5005、および近距離被写体5003の上部コントラスト評価領域5007において、コントラスト評価値は高い。一方、近距離被写体5003の下部コントラスト評価領域5008において、コントラスト評価値は低い。
次に、図7を参照して、監視カメラ1000における適正あおり角度の設定処理について説明する。図7は、本実施形態における適正あおり角度の設定処理を示すフローチャートである。図7の各ステップは、主に、システム制御部1003により実行される。
まずステップS6000において、システム制御部1003は、遠距離被写体2001にコントラスト評価領域2005を、近距離被写体2003にコントラスト評価領域2006をそれぞれ設定する。なお、コントラスト評価領域2005、2006の設定方式は、ユーザによる入力部1104を介した手動設定、または、監視カメラ1000による自動設定のいずれであってもよい。
続いてステップS6001において、システム制御部1003は、近距離被写体2003のコントラスト評価領域2006を上部コントラスト評価領域2007と下部コントラスト評価領域2008との二つに分割する。ここで、あおり角度の調節回数をnとし、現在のあおり角度θにおけるコントラスト評価領域2005、2006、2007、2008におけるコントラスト評価値をそれぞれAθn、Bθn、Uθn、Lθnとする。なお、各コントラスト評価領域におけるコントラスト評価値の算出方法は問わない。
続いてステップS6002において、システム制御部1003は、現在のあおり角度θ、および、遠距離被写体と近距離被写体のコントラスト評価領域2005、2006におけるコントラスト評価値の和Aθn+Bθnを保存する。続いてステップS6003において、システム制御部1003は、コントラスト評価領域2005、2006のコントラスト評価値の和が大きく方向(大きくなるであろう方向)にあおり角度を調節する。あおり角度の調節回数はn+1となり、システム制御部1003は、撮像素子制御部1009を介して、撮像素子駆動部1008のあおり角度をθn+1に設定する。続いてステップS6004において、システム制御部1003は、調節後のあおり角度θn+1、および、遠距離被写体と近距離被写体のコントラスト評価領域2005、2006におけるコントラスト評価値の和Aθn+1+Bθn+1を保存する。
続いてステップS6005において、システム制御部1003は、遠距離被写体と近距離被写体のコントラスト評価領域2005、2006のコントラストアップ量(Aθn+1-Aθn)+(Bθn+1-Bθn)を算出する。またシステム制御部1003は、近距離被写体の上部と下部のコントラスト評価領域2007、2008のコントラストダウン量(Uθn-Uθn+1)+(Lθn-Lθn+1)を算出する。そしてシステム制御部1003は、以下の式(1)~(3)を用いて、コントラストアップ量(Aθn+1-Aθn)+(Bθn+1-Bθn)よりもコントラストダウン量(Uθn-Uθn+1)+(Lθn-Lθn+1)のほうが大きいか否かを判定する。
(Uθn-Uθn+1)+(Lθn-Lθn+1)>(Aθn+1-Aθn)+(Bθn+1-Bθn) ・・・ (1)
(Uθn-Uθn+1)+(Lθn-Lθn+1)>0 ・・・ (2)
(Aθn+1-Aθn)+(Bθn+1-Bθn)>0 ・・・ (3)
式(1)は、コントラストダウン量(Uθn-Uθn+1)+(Lθn-Lθn+1)が、コントラストアップ量(Aθn+1-Aθn)+(Bθn+1-Bθn)よりも大きいか否かを判定するための判定式である。式(2)は、近距離被写体の上部と下部のコントラスト評価領域2007、2008にてコントラスト評価値が減少しているか否かを判定するための判定式である。式(3)は、遠距離被写体と近距離被写体のコントラスト評価領域2005、2006にてコントラスト評価値が増大しているか否かを判定するための判定式である。式(1)~(3)のいずれか一つを満たさない場合、ステップS6006へ進む。一方、式(1)~(3)の全てを満たす場合、ステップS6008へ進む。
ステップS6006において、システム制御部1003は、以下の式(4)を用いて、遠距離被写体と近距離被写体のコントラスト評価領域2005、2006のコントラスト評価値の和Aθn+1+Bθn+1が最大化されたか否かを判定する。
|(Aθn+1+Bθn+1)-(Aθn+Bθn)|<t ・・・ (4)
式(4)において、tはあおり角度調節の終了条件となるコントラスト変化量の閾値(第1の閾値)である。なお、閾値tは0に近い正の実数値であり、経験的に決定される。式(4)のように、あおり角度θn+1におけるコントラスト評価値の和Aθn+1+Bθn+1と、あおり角度θn+1への変更前のあおり角度θにおけるコントラスト評価値の和Aθn+Bθnとの差の絶対値が閾値tよりも小さいか否かが判定される。式(4)を満たす場合、システム制御部1003は、コントラスト評価値の和Aθn+1+Bθn+1が最大化されたとみなし、ステップS6007へ進む。一方、式(4)を満たさない場合、ステップS6002へ進む。ステップS6002において、システム制御部1003は、次のθをθn+1とし、ステップS6005、S6006の条件を満たすまでステップS6002~S6005の処理を繰り返す。
ステップS6007において、システム制御部1003は、遠距離被写体と近距離被写体のコントラスト評価領域2005、2006のコントラスト評価値の和を最大化するあおり角度θn+1を適正あおり角度として決定する。システム制御部1003は、撮像素子制御部1009を介して、撮像素子駆動部1008のあおり角度をθn+1に設定し、あおり角度の設定処理を終了する。
ステップS6008において、システム制御部1003は、あおり角度をθn+1への変更前のあおり角度θを適正あおり角度として決定する。システム制御部1003は、撮像素子制御部1009を介して、撮像素子駆動部1008のあおり角度をθに設定し、あおり角度の設定処理を終了する。
本実施形態において、監視カメラ1000は、遠距離被写体と近距離被写体のコントラスト評価領域に加え、近距離被写体のコントラスト評価領域を上下に分割した上部コントラスト評価領域と下部コントラスト評価領域を設定する。システム制御部1003は、遠距離被写体と近距離被写体のコントラスト評価領域2005、2006のコントラスト評価値の和を最大化する方向に、撮像素子(撮像部1001)のあおり角度を調節する。そしてシステム制御部1003は、コントラスト評価値の和が最大化された場合、そのときのあおり角度を適正あおり角度として決定する。
このときシステム制御部1003は、遠距離被写体と近距離被写体のコントラスト評価領域2005、2006のコントラストアップ量と、近距離被写体の上部と下部のコントラスト評価領域2007、2008のコントラストダウン量とを比較する。そして、コントラスト評価領域2005、2006のコントラストアップ量よりもコントラスト評価領域2007、2008のコントラストダウン量の方が大きい場合、そのあおり角度に調節する一段階前のあおり角度を適正あおり角度として決定する。これにより、近距離被写体2003に対して発現する、あおり特有のぼけを抑制したあおり角度を自動で設定することができる。
本実施形態において、近距離被写体のコントラスト評価領域は、撮像画像に対して、上下方向または左右方向を含む任意の方向に分割することが可能である。すなわち本実施形態において、遠距離被写体と近距離被写体のコントラスト評価領域2005、2006のコントラストアップ量と、任意の方向に分割したコントラスト評価領域のコントラストダウン量とを比較することができる。これにより、任意の方向に分割したコントラスト評価領域のコントラストダウン量を考慮して、近距離被写体2003に対して発現する、あおり特有のぼけを抑制したあおり角度を自動で設定することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、監視カメラ1000の適正あおり角度の設定処理の点で、第1の実施形態とは異なる。すなわち本実施形態では、監視カメラ1000において、近距離被写体の分割されたそれぞれのコントラスト評価領域のコントラスト評価値の比率が等しい場合、そのときのあおり角度を適正あおり角度として決定する。これにより、近距離被写体に対して発現する、あおり特有のぼけを抑制したあおり角度を自動で設定することができる。
図8を参照して、監視カメラ1000における適正あおり角度の設定処理について説明する。図8は、本実施形態における適正あおり角度の設定処理を示すフローチャートである。図8の各ステップは、主に、システム制御部1003により実行される。なお、図8のステップS7000~S7004、S7006は、第1の実施形態における図7のステップS6000~S6004、S6006と共通であるため、それらの説明を省略する。
ステップS7005において、システム制御部1003は、以下の式(5)を用いて、近距離被写体の上部と下部のコントラスト評価領域2007、2008のコントラスト評価値Uθn+1、Lθn+1の比率が互いに等しいか否かを判定する。
|Uθn+1-Lθn+1|<t ・・・ (5)
式(5)は、コントラスト評価値Uθn+1、Lθn+1の比率が互いに等しいか否か、すなわち、コントラスト評価値Uθn+1とコントラスト評価値Lθn+1との差が閾値(第2の閾値)tよりも小さいか否かを判定するための判定式である。近距離被写体の上部と下部のコントラスト評価領域2007、2008のコントラスト評価値Uθn+1、Lθn+1が必ずしも等しくなるとは限らない。このため本実施形態では、式(5)の左辺を0ではなく0に近い正の実数値とし、経験的に決定される閾値tが設定される。式(5)を満たさない場合、ステップS7006へ進む。一方、式(5)を満たす場合、ステップS7007へ進む。
ステップS7006にて式(4)を満たす場合、システム制御部1003は、コントラスト評価値の和Aθn+1+Bθn+1が最大化されたとみなし、ステップS7007へ進む。一方、式(4)を満たさない場合、ステップ7002へ進む。ステップS7002において、システム制御部1003は、次のθをθn+1とし、ステップS7005、S7006の条件を満たすまでステップS7002~S7005の処理を繰り返す。
ステップS7007において、システム制御部1003は、遠距離被写体と近距離被写体のコントラスト評価領域2005、2006のコントラスト評価値の和を最大化するあおり角度θn+1を適正あおり角度として決定する。システム制御部1003は、撮像素子制御部1009を介して、撮像素子駆動部1008のあおり角度をθn+1に設定し、あおり角度の設定処理を終了する。
本実施形態において、第1の実施形態と同様に、監視カメラ1000は、遠距離被写体と近距離被写体のコントラスト評価領域に加え、近距離被写体のコントラスト評価領域を上下に分割した上部コントラスト評価領域と下部コントラスト評価領域を設定する。システム制御部1003は、遠距離被写体と近距離被写体のコントラスト評価領域2005、2006のコントラスト評価値の和を最大化する方向に、撮像素子(撮像部1001)のあおり角度を調節する。そしてシステム制御部1003は、コントラスト評価値の和が最大化された場合、そのときのあおり角度を適正あおり角度として決定する。
このときシステム制御部1003は、近距離被写体の上部と下部のコントラスト評価領域2007、2008のコントラスト評価値Uθn+1、Lθn+1を比較する。そして、コントラスト評価領域2007、2008のコントラスト評価値Uθn+1、Lθn+1の比率が互いに等しい場合(コントラスト評価値Uθn+1、Lθn+1との差が閾値t2よりも小さい場合)、そのあおり角度を適正あおり角度として決定する。これにより、近距離被写体2003に対して発現する、あおり特有のぼけを抑制したあおり角度を自動で設定することができる。
本実施形態において、近距離被写体のコントラスト評価領域は、撮像画像に対して、上下方向または左右方向を含む任意の方向に分割することが可能である。すなわち本実施形態において、任意の方向に分割したコントラスト評価領域の比率を考慮して、近距離被写体2003に対して発現する、あおり特有のぼけを抑制したあおり角度を自動で設定することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、第1の実施形態または第2の実施形態にて適正あおり角度を設定した後、適正絞り値を設定する。すなわち、適正あおり角度を設定した後、絞りを一段ずつ絞り、近距離被写体の上部と下部のコントラスト評価領域のコントラスト評価値の和が最大化されたときの絞り値を、適正絞り値とする。
図9を参照して、監視カメラ1000において適正あおり角度を設定した後の適正絞り値の設定処理について説明する。図9は、本実施形態における適正絞り値の設定処理のフローチャートである。図9の各ステップは、主に、システム制御部1003により実行される。
まずステップS8000において、システム制御部1003は、第1の実施形態または第2の実施形態の方法を用いて、近距離被写体に対して発現する、あおり特有のぼけを抑制したあおり角度(適正あおり角度)を設定する。続いてステップS8001において、システム制御部1003は、現在の絞り値αを保存する。続いてステップS8002において、システム制御部1003は、保存した絞り値αにおける近距離被写体の上部と下部のコントラスト評価領域2007、2008のコントラスト評価値の和Uα+Lαを保存する。
続いてステップS8003において、システム制御部1003は、絞りを既に上限段まで絞っているか否かを判定する。絞りを上限段まで絞っていない場合、ステップS8005へ進む。一方、絞りを既に上限段まで絞っている場合、ステップS8004へ進む。ステップS8004において、システム制御部1003は、ステップS8001にて保存した絞り値αを適正絞り値として、絞り制御部1009を介して、絞り駆動部1010に設定する。
ステップS8005において、システム制御部1003は、現在の絞り値αから一段絞った絞り値α+1を、絞り制御部1009を介して、絞り駆動部1010に設定する。続いてステップS8006において、システム制御部1003は、以下の式(6)を用いて、近距離被写体の上部と下部のコントラスト評価領域2007、2008のコントラスト評価値の和Uα+1+Lα+1が最大化されたか否かを判定する。
|(Uα+1+Lα+1)-(Uα+Lα)|<t ・・・ (6)
式(6)において、tは絞り調節の終了条件となるコントラスト変化量の閾値(第3の閾値)である。なお、閾値tは0に近い正の実数値であり、経験的に決定される。式(6)は、絞り値α+1におけるコントラスト評価値の和Uα+1+Lα+1と、絞り値α+1に変更する前の絞り値αにおけるコントラスト評価値の和Uα+Lαとの差の絶対値が閾値tよりも小さいか否かを判定するための判定式である。式(6)を満たす場合、システム制御部1003は、コントラスト評価値の和Uα+1+Lα+1が最大化されたとみなし、ステップS8007へ進む。一方、式(6)を満たさない場合、ステップS8001へ進む。
ステップS8007において、システム制御部1003は、保存した絞り値α+1を適正絞り値とし、絞り制御部1009を介して絞り駆動部1010に設定する。
本実施形態において、第1の実施形態または第2の実施形態の方法により適正あおり角度を決定した後、絞りを一段ずつ絞り、近距離被写体の上部と下部のコントラスト評価領域のコントラスト評価値の和が最大化されたときの絞り値を、適正絞り値として設定する。これにより、第1の実施形態および第2の実施形態による適正あおり角度の自動設定に加えて、近距離被写体に対して発現する、あおり特有のぼけを更に抑制することができる。
各実施形態において、制御装置(システム制御部1003)は、設定手段1003aおよび角度制御手段1003bを有する。設定手段は、画像(撮像画像)における評価領域(コントラスト評価領域)を設定する。角度制御手段1003bは、評価領域の評価値(コントラスト評価値)に基づいてあおり角度を調節する。設定手段は、第1の被写体(遠距離被写体2001)に関する第1の評価領域(コントラスト評価領域2005)と、第1の被写体よりも近距離の第2の被写体(近距離被写体2003)に関する第2の評価領域(コントラスト評価領域2006)とを設定する。また設定手段は、第2の評価領域を分割した第1の部分評価領域(コントラスト評価領域2007)および第2の部分評価領域(コントラスト評価領域2008)を設定する。角度制御手段は、第1の評価領域における第1の評価値(A)と第2の評価領域における第2の評価値(B)との和が増加するようにあおり角度を調節する。そして角度制御手段は、第1の部分評価領域における第3の評価値(U)と第2の部分評価領域における第4の評価値(L)とに基づいて、あおり角度を設定する。
好ましくは、角度制御手段は、第1の評価値と第2の評価値と第3の評価値と第4の評価値とに基づいて、あおり角度を設定する。より好ましくは角度制御手段は、第1の評価値の第1の変化量(Aθn+1-Aθn)、第2の評価値の第2の変化量(Bθn+1-Bθn)、第3の評価値の第3の変化量(Uθn-Uθn+1)、第4の評価値の第4の変化量(Lθn-Lθn+1)を算出する。そして角度制御手段は、第1の変化量、第2の変化量、第3の変化量、および、第4の変化量に基づいて、あおり角度を設定する。より好ましくは、角度制御手段は、第3の変化量と第4の変化量との和の絶対値が第1の変化量と第2の変化量との和の絶対値よりも大きいか否かに基づいて、あおり角度を設定する。より好ましくは、角度制御手段は、第3の変化量と第4の変化量との和の絶対値が第1の変化量と第2の変化量との和の絶対値よりも大きい場合、あおり角度として第1の角度(θ)を設定する。また角度制御手段は、第1の評価値と第2の評価値との和が最大化された場合、あおり角度として第2の角度(θn+1)を設定する。
好ましくは、角度制御手段は、第3の評価値(Uθn+1)と第4の評価値(Lθn+1)との差が閾値tよりも小さいか否かに基づいて、あおり角度を設定する。より好ましくは、角度制御手段は、第3の評価値と第4の評価値との差が閾値よりも小さい場合、または、第1の評価値と第2の評価値との和が最大化された場合、あおり角度を設定する。
好ましくは、制御装置は、絞りを制御する絞り制御手段1003cを有する。絞り制御手段は、角度制御手段があおり角度を設定した後、絞りを絞るように制御する。そして絞り制御手段は、第3の評価値と第4の評価値との和が最大化された場合、絞り値(F値)を設定する。また好ましくは、設定手段は、第2の評価領域を所定の方向(任意の方向)に分割して第3の評価領域と第4の評価領域とを設定する。また好ましくは、設定手段は、第1の評価領域および第2の評価領域のそれぞれを、ユーザの操作に基づいて、または自動的に設定する。また好ましくは、設定手段は、第1の評価領域および第2の評価領域の形状(矩形状や他の形状等)を変更することが可能である。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
各実施形態によれば、撮像素子のあおり駆動手段を備えた撮像装置に関して、近距離被写体に対して発現する、あおり特有のぼけを抑制したあおり角度(適正あおり角度)を自動で設定することができる。このため各実施形態によれば、あおり角度の調整の際に発生するぼけを抑制することが可能な制御装置、撮像装置、および、プログラムを提供することが可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1003 システム制御部(制御装置)
1003a 設定手段
1003b 角度制御手段

Claims (11)

  1. 画像における評価領域を設定する設定手段と、
    前記評価領域の評価値に基づいてあおり角度を調節する角度制御手段と、を有し、
    前記設定手段は、第1の被写体に関する第1の評価領域と、前記第1の被写体よりも近距離の第2の被写体に関する第2の評価領域と、前記第2の評価領域を分割した第1の部分評価領域および第2の部分評価領域とを設定し、
    前記角度制御手段は、前記あおり角度を第1の角度から第2の角度に調節したとき、
    前記第1の評価領域における第1の評価値の第1の変化量と前記第2の評価領域における第2の評価値の第2の変化量との和の絶対値よりも前記第1の部分評価領域における第3の評価値の第3の変化量と前記第2の部分評価領域における第4の評価値の第4の変化量との和の絶対値が小さく、記第1の評価値と前記第2の評価値との和が最大化された場合、前記あおり角度を前記の角度設定し、
    前記第1の変化量と前記第2の変化量との和の絶対値よりも記第3の変化量と前記第4の変化量との和の絶対値が大きい場合、前記あおり角度を前記の角度設定することを特徴とする制御装置。
  2. 絞りを制御する絞り制御手段を更に有し、
    前記絞り制御手段は、
    前記角度制御手段が前記あおり角度を設定した後、前記絞りを絞るように制御し、
    前記第3の評価値と前記第4の評価値との和が最大化された場合、絞り値を設定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記設定手段は、前記第2の評価領域を所定の方向に分割して第3の評価領域と第4の評価領域とを設定することを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記設定手段は、前記第1の評価領域および前記第2の評価領域のそれぞれを、自動的に設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記設定手段は、前記第1の評価領域および前記第2の評価領域の形状を変更することが可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 撮像光学系を介して形成される光学像を光電変換する撮像素子と、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の制御装置と、を有することを特徴とする撮像装置。
  7. 画像における評価領域を設定する設定ステップと、
    前記評価領域の評価値に基づいてあおり角度を調節する角度制御ステップと、を有し、
    前記設定ステップにおいて、第1の被写体に関する第1の評価領域と、前記第1の被写体よりも近距離の第2の被写体に関する第2の評価領域と、前記第2の評価領域を分割した第1の部分評価領域および第2の部分評価領域とを設定し、
    前記角度制御ステップにおいて、前記あおり角度を第1の角度から第2の角度に調節したとき、
    前記第1の評価領域における第1の評価値の第1の変化量と前記第2の評価領域における第2の評価値の第2の変化量との和の絶対値よりも前記第1の部分評価領域における第3の評価値の第3の変化量と前記第2の部分評価領域における第4の評価値の第4の変化量との和の絶対値が小さく、記第1の評価値と前記第2の評価値との和が最大化された場合、前記あおり角度を前記の角度設定し、
    前記第1の変化量と前記第2の変化量との和の絶対値よりも記第3の変化量と前記第4の変化量との和の絶対値が大きい場合、前記あおり角度を前記の角度設定することを特徴とする制御方法。
  8. 画像における評価領域を設定する設定ステップと、
    前記評価領域の評価値に基づいてあおり角度を調節する角度制御ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記設定ステップにおいて、第1の被写体に関する第1の評価領域と、前記第1の被写体よりも近距離の第2の被写体に関する第2の評価領域と、前記第2の評価領域を分割した第1の部分評価領域および第2の部分評価領域とを設定し、
    前記角度制御ステップにおいて、前記あおり角度を第1の角度から第2の角度に調節したとき、
    前記第1の評価領域における第1の評価値の第1の変化量と前記第2の評価領域における第2の評価値の第2の変化量との和の絶対値よりも前記第1の部分評価領域における第3の評価値の第3の変化量と前記第2の部分評価領域における第4の評価値の第4の変化量との和の絶対値が小さく、記第1の評価値と前記第2の評価値との和が最大化された場合、前記あおり角度を前記の角度設定し、
    前記第1の変化量と前記第2の変化量との和の絶対値よりも記第3の変化量と前記第4の変化量との和の絶対値が大きい場合、前記あおり角度を前記の角度設定することを特徴とするプログラム。
  9. 画像における評価領域を設定する設定手段と、
    前記評価領域の評価値に基づいてあおり角度を調節する角度制御手段と、を有し、
    前記設定手段は、第1の被写体に関する第1の評価領域と、前記第1の被写体よりも近距離の第2の被写体に関する第2の評価領域と、前記第2の評価領域を分割した第1の部分評価領域および第2の部分評価領域とを設定し、
    前記角度制御手段は、前記あおり角度を第1の角度から第2の角度に調節したとき、前記第1の部分評価領域における第3の評価値と前記第2の部分評価領域における第4の評価値との差の絶対値が閾値よりも小さい場合、前記あおり角度を前記第2の角度に設定し、
    前記閾値は、前記第3の評価値と前記第4の評価値の比率が互いに等しい場合に相当する条件を満足するかどうかを評価するための値であることを特徴とする制御装置。
  10. 画像における評価領域を設定する設定ステップと、
    前記評価領域の評価値に基づいてあおり角度を調節する角度制御ステップと、を有し、
    前記設定ステップにおいて、第1の被写体に関する第1の評価領域と、前記第1の被写体よりも近距離の第2の被写体に関する第2の評価領域と、前記第2の評価領域を分割した第1の部分評価領域および第2の部分評価領域とを設定し、
    前記角度制御ステップにおいて、前記あおり角度を第1の角度から第2の角度に調節したとき、前記第1の部分評価領域における第3の評価値と前記第2の部分評価領域における第4の評価値との差の絶対値が閾値よりも小さい場合、前記あおり角度を前記第2の角度に設定し、
    前記閾値は、前記第3の評価値と前記第4の評価値の比率が互いに等しい場合に相当する条件を満足するかどうかを評価するための値であることを特徴とする制御方法。
  11. 画像における評価領域を設定する設定ステップと、
    前記評価領域の評価値に基づいてあおり角度を調節する角度制御ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記設定ステップにおいて、第1の被写体に関する第1の評価領域と、前記第1の被写体よりも近距離の第2の被写体に関する第2の評価領域と、前記第2の評価領域を分割した第1の部分評価領域および第2の部分評価領域とを設定し、
    前記角度制御ステップにおいて、前記あおり角度を第1の角度から第2の角度に調節したとき、前記第1の部分評価領域における第3の評価値と前記第2の部分評価領域における第4の評価値との絶対値が閾値よりも小さい場合、前記あおり角度を前記第2の角度に設定し、
    前記閾値は、前記第3の評価値と前記第4の評価値の比率が互いに等しい場合に相当する条件を満足するかどうかを評価するための値であることを特徴とするプログラム。
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