JP7262643B1 - 電力設備制御システム、サーバ装置、中央処理装置、電力設備制御方法および電力設備制御プログラム - Google Patents

電力設備制御システム、サーバ装置、中央処理装置、電力設備制御方法および電力設備制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電力設備を構成する機器の誤操作を確実に防止可能とする電力設備制御システムを得ること。【解決手段】電力設備制御システム1は、操作画面を表示し、電力設備を構成する複数の機器の各々に対する指令員による操作を受け付ける指令卓装置4と、操作に伴って指令員が実施する指差呼称の音声データと指差呼称の際に指令員が指差しを行っている様子を撮影した画像とを取り込んで、音声データから解析されたキーワードと画像から解析された指差位置とに基づいて、操作に従った機器の制御を可能とするためのインターロック解除の可否を判断するサーバ装置3と、インターロック解除が可能との判断結果に基づいて、操作に従って機器を制御する中央処理装置2と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、電力設備を制御する電力設備制御システム、サーバ装置、中央処理装置、電力設備制御方法および電力設備制御プログラムに関する。
従来、鉄道等の電力設備を制御する電力設備制御システムにおいて、電力設備を構成する機器の誤操作を防止するために、指令員による指差呼称が行われる。以下、指令員とは、電力設備制御システムを構成する指令卓装置を使用して、電力設備の機器を操作する者とする。指差呼称とは、指令卓装置の操作画面に表示されている機器の指差しを行うとともに機器の名称等を声に出す動作とする。
特許文献1には、制御システムにおける誤操作を防止するための誤操作防止装置に関し、指差呼称の音声データを取り込んで、音声データとあらかじめ記憶された照合用データとを照合することによって操作を有効とするか否かを判断することが開示されている。特許文献1の誤操作防止装置は、音声データが照合用データと一致する場合は操作を有効とし、音声データが照合用データと一致しない場合は操作を無効とする。
特開2014-167769号公報
特許文献1にかかる従来の技術では、指差呼称の音声のみによって操作を有効とするか否かが判断される。操作を有効とするか否かの判断に音声のみが使用されることで、音声に基づいた判断に不具合があった場合に、判断を誤ることがあり得る。例えば、指差呼称を行っている指令員以外の者の声、または、声以外の騒音といった周囲の雑音が指差呼称の音声とともに取り込まれた場合に、音声に基づいた判断に不具合が起こり得る。このため、従来の技術によると、誤操作を確実に防止可能であることが望まれていた。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、電力設備を構成する機器の誤操作を確実に防止可能とする電力設備制御システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかる電力設備制御システムは、電力設備を構成する機器を表すシンボルが表示される操作画面を表示し、機器に対する指令員による操作を受け付ける指令卓装置と、操作に伴って指令員が誤操作防止のため実施する指差呼称の音声データと指差呼称の際に操作の対象である機器のシンボルの指差しを指令員が行っている様子を撮影した画像とを取り込んで、音声データから解析された、指差呼称において発声が課されるワードであるキーワードと画像から解析された、操作画面のうち指令員が指している位置である指差位置とに基づいて、操作に従った機器の制御を可能とするためのインターロック解除の可否を判断するサーバ装置と、インターロック解除が可能との判断結果に基づいて、操作に従って機器を制御する中央処理装置と、を備える。
本開示にかかる電力設備制御システムは、電力設備を構成する機器の誤操作を確実に防止することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる電力設備制御システムの構成例を示す図 実施の形態1にかかる電力設備制御システムの中央処理装置、サーバ装置、および指令卓装置の各構成例を示す図 実施の形態1においてサーバ装置によって保持されるデータベースの内容例を示す図 実施の形態1において指令卓装置によって表示される操作画面の例を示す図 実施の形態1の指令卓装置における指令員の操作について説明するための図 実施の形態1において指令卓装置が解除通知を受信した場合における操作画面の例を示す図 実施の形態1にかかる電力設備制御システムによる動作の手順を示すフローチャート 実施の形態2にかかる電力設備制御システムの構成例を示す図 実施の形態1にかかるサーバ装置のハードウェア構成例を示す図 実施の形態1または2にかかる指令卓装置のハードウェア構成例を示す図
以下に、実施の形態にかかる電力設備制御システム、サーバ装置、中央処理装置、電力設備制御方法および電力設備制御プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる電力設備制御システム1の構成例を示す図である。電力設備制御システム1は、電力設備の制御主体である中央処理装置2と、サーバ装置3と、指令卓装置4とを備える。中央処理装置2と、サーバ装置3と、指令卓装置4とは、互いに通信可能に接続されている。
指令卓装置4は、操作画面を表示し、電力設備を構成する複数の機器の各々に対する指令員による操作を受け付ける。サーバ装置3は、指令卓装置4における操作に伴って指令員が実施する指差呼称の音声データと、指差呼称の際に指令員が指差しを行っている様子を撮影した画像とを取り込む。さらに、サーバ装置は、指差呼称を行っている指令員を撮影した画像である人物画像を取り込んで、人物画像の解析によって、指差呼称を行っている指令員を識別する。指差しを行っている様子を撮影した画像と人物画像との各々は、動画と静止画とのいずれであっても良いものとする。
サーバ装置3は、音声データから解析されたキーワードと、画像から解析された指差位置と、指令員を識別した結果とに基づいて、操作に従った機器の制御を可能とするためのインターロック解除の可否を判断する。中央処理装置2は、インターロック解除が可能との判断結果に基づいて、操作に従って機器を制御する。
録音装置5と、第1カメラ6と、第2カメラ7との各々は、指令卓装置4の周囲、または指令卓装置4に設置される。録音装置5は、指差呼称の音声を録音する。第1カメラ6は、指差呼称の際に指令員が指差しを行っている様子を撮影する。第2カメラ7は、指差呼称を行っている指令員を撮影する。
次に、電力設備制御システム1による処理の概要を説明する。図1では、中央処理装置2、サーバ装置3、および指令卓装置4の間における情報のやり取りを、実線の矢印により表す。また、録音装置5、第1カメラ6、および第2カメラ7からサーバ装置3への情報の送り出しを、破線の矢印により表す。
サーバ装置3には、事前に、インターロック解除のための条件が登録される。サーバ装置3は、インターロック解除のための条件をまとめたデータベースを保持する。
指令員は、指令卓装置4の操作画面の前で指差呼称を実施し、操作の対象である機器を操作画面上にて操作する。録音装置5は、指差呼称の音声を録音することによって音声データを生成する。録音装置5は、サーバ装置3へ音声データを送信する。第1カメラ6は、指令員が指差しを行っている様子を撮影した画像をサーバ装置3へ送信する。第2カメラ7は、指令員を撮影した画像である人物画像をサーバ装置3へ送信する。録音装置5が送信する音声データと、第1カメラ6が送信する画像と、第2カメラ7が送信する画像とをまとめて、指差呼称情報と称する。サーバ装置3は、指差呼称情報を受信する。
指令卓装置4は、操作の内容を示す情報である操作情報を中央処理装置2へ送信する。中央処理装置2は、指令卓装置4から受信した操作情報をサーバ装置3へ送信する。サーバ装置3は、操作情報と指差呼称情報との整合性を確認する。また、サーバ装置3は、指差呼称情報がインターロック解除のための条件を充足するか否かを判断する。サーバ装置3は、操作情報と指差呼称情報との整合性が確認され、かつ、指差呼称情報がインターロック解除のための条件を充足すると判断した場合、インターロック解除の要求である解除要求を中央処理装置2へ送信する。
中央処理装置2は、解除要求を受信すると、インターロック解除を行う。中央処理装置2は、インターロック解除を行うと、インターロック解除の通知である解除通知を指令卓装置4へ送信する。指令卓装置4は、解除通知を受信すると、インターロック解除の通知を操作画面に表示する。指令員は、インターロック解除の通知を確認し、指令員が行った機器操作の実行を指令卓装置4から指示する。中央処理装置2は、機器操作の実行が指示されることによって、機器操作に従って機器を制御する。
次に、中央処理装置2、サーバ装置3、および指令卓装置4の各構成について説明する。図2は、実施の形態1にかかる電力設備制御システム1の中央処理装置2、サーバ装置3、および指令卓装置4の各構成例を示す図である。
中央処理装置2は、操作情報受信部15と、操作情報送信部16と、整合性結果受信部17と、解除処理部18と、解除結果送信部19と、機器制御部20とを備える。操作情報受信部15は、指令卓装置4から送信される操作情報を受信する。操作情報送信部16は、サーバ装置3へ操作情報を送信する。整合性結果受信部17は、サーバ装置3から送信される整合性結果を受信する。整合性結果は、操作情報と指差呼称情報との整合性と、指差呼称情報とインターロック解除のための条件との整合性とをサーバ装置3によって判断した結果である。解除処理部18は、インターロック解除のための処理を行う。
解除結果送信部19は、インターロック解除の成否を示す解除結果を指令卓装置4へ送信する。解除結果送信部19は、解除処理部18によってインターロック解除を行った場合、解除結果として、インターロック解除の通知である解除通知を指令卓装置4へ送信する。解除結果送信部19は、解除処理部18によってインターロック解除を行わなかった場合、解除結果として、インターロック解除を行わなかったことの通知を指令卓装置4へ送信する。
機器制御部20は、解除処理部18によってインターロック解除が行われた場合に、機器操作に従った指令を機器へ送信することによって、機器を制御する。すなわち、機器制御部20は、インターロック解除が可能との判断結果である整合性結果を整合性結果受信部17が受信した場合に、当該判断結果に基づいて、指令員による操作に従って機器を制御する。
サーバ装置3は、操作情報受信部10と、指差呼称情報受信部11と、判断部12と、送信部13と、記憶部14とを備える。操作情報受信部10は、中央処理装置2から送信される操作情報を受信する。指差呼称情報受信部11は、指差呼称情報を受信する。指差呼称情報は、電力設備を構成する複数の機器の各々について、指令員が機器の操作に伴って実施する指差呼称の音声データと、指差呼称の際に指令員が指差しを行っている様子を撮影した画像とを含む。また、指差呼称情報は、指差呼称を行っている指令員を撮影した画像である人物画像を含む。
判断部12は、指令員による操作に従った機器の制御を可能とするためのインターロック解除の可否を判断する。判断部12は、音声データから解析されたキーワードと、画像から解析された指差位置と、指差呼称を行っている指令員を識別した結果とに基づいて、インターロック解除の可否を判断する。判断部12は、人物画像の解析によって、指差呼称を行っている指令員を識別する。
送信部13は、判断部12による判断結果である整合性結果を中央処理装置2へ送信する。記憶部14は、インターロック解除のための条件をまとめたデータベースを保持する。データベースでは、複数の機器の各々について、指差呼称において発声が課されるキーワードと操作画面のうち指令員による指差しが課される位置を示す位置情報とが対応付けられている。また、データベースでは、複数の機器の各々について、機器の操作が許可されている指令員の情報が、キーワードと位置情報とに対応付けられている。
指令卓装置4は、表示部21と、入力部22と、送信部23と、受信部24とを備える。表示部21は、操作画面を表示する。表示部21は、電力設備を構成する複数の機器の各々について、機器の状態を表す表示を操作画面において行う。操作画面には、操作を受け付ける操作部、および、各種メッセージなどが表示される。
入力部22は、指令員による機器操作を受け付ける。また、入力部22は、機器操作以外の各種入力操作を受け付ける。送信部23は、操作情報を中央処理装置2へ送信する。受信部24は、中央処理装置2から送信される解除結果を受信する。
次に、記憶部14に保持されるデータベースについて説明する。図3は、実施の形態1においてサーバ装置3によって保持されるデータベースの内容例を示す図である。データベースには、キーワード、指令員情報、および位置情報が含まれる。データベースでは、機器ごとに番号が付与されている。データベースでは、キーワード、指令員情報、および位置情報の各情報が、機器ごとに対応付けられている。
キーワードは、指差呼称において発声が課されるワードを表す。図3に示す例では、キーワードには、設備名と機器名とが含まれる。指令員情報は、機器の操作が許可されている指令員を表す。図3に示す例では、指令員情報は、指令員の名前である。ここでは、各機器について2人の指令員による操作が許可されているものとする。すなわち、各機器の操作は、2人の指令員のうちの一方による操作であれば良いものとする。図3に示す例では、指令員情報には、2人の指令員である第1指令員と第2指令員との各情報が含まれる。位置情報は、操作画面のうち指令員による指差しが課される位置を示す情報である。図3に示す例では、位置情報には、X座標の値とY座標の値とが含まれる。
なお、各機器について操作が許可されている指令員を2人としたが、これに限られない。各機器について操作が許可されている指令員は1人であっても良く、3人以上であっても良い。さらに、操作が許可されている指令員の数は各機器について必ずしも同じである必要は無いものとする。複数の機器の中には、操作が許可されている指令員の数が互いに異なる機器が含まれても良い。
次に、操作画面と、指令卓装置4における指令員の操作とについて説明する。図4は、実施の形態1において指令卓装置4によって表示される操作画面の例を示す図である。図4には、指令員が操作を行う際に表示される操作画面の例を示す。操作画面には、電力設備に備えられている複数の機器を表すシンボルが表示される。シンボル同士をつなぐ線は、機器同士を接続する配線を表す。操作画面では、電力設備に備えられた回路構成がシンボルと線とによって表される。「A変電所」は、電力設備の例とする。
図4に示す例において、円形のシンボル31は、断路器を表す。正方形のシンボル32は、遮断器を表す。操作画面では、回路を閉じている状態である機器のシンボルと、回路を開いている状態である機器のシンボルとは、互いに色分けして表示される。図4では、互いに色分けされたシンボルを、黒塗りと白抜きとによって表す。図4において黒塗りで示したシンボル31,32は、回路を閉じている状態、すなわち入状態であることを表す。図4において白抜きで示したシンボル31,32は、回路を開いている状態、すなわち切状態であることを表す。
操作画面には、機器を操作するための操作部33が表示される。操作部33には、機器を切状態から入状態へ切り換えるためのボタンである入ボタンと、機器を入状態から切状態へ切り換えるためのボタンである切ボタンとが備えられている。
ここで、操作画面に表示されている複数の機器の中から1つの遮断器を切状態から入状態へ切り換える操作を、指令員が行うとする。図4において破線で囲われたシンボル32が、指令員による操作の対象である遮断器を表すシンボル32とする。
図5は、実施の形態1の指令卓装置4における指令員の操作について説明するための図である。指令員は、操作の対象である遮断器を操作画面上において選択する。指令員は、操作の対象である遮断器のシンボル32を指差ししながら設備名と操作の対象である遮断器の機器名とを声に出すことによって、指差呼称を行う。図5に示す例では、設備名は「A変電所」である。図5では、操作の対象である遮断器のシンボル32を指差ししている様子を模式的に示す。
録音装置5は、指差呼称の音声を録音する。第1カメラ6は、指令員が指差しを行っている様子を撮影する。第2カメラ7は、指差呼称を行っている指令員を撮影する。サーバ装置3は、録音装置5、第1カメラ6、および第2カメラ7から指差呼称情報を取得する。
なお、録音装置5と、第1カメラ6と、第2カメラ7とは、互いに独立した装置に限られない。録音装置5と、第1カメラ6と、第2カメラ7との中には、互いに一体とされたものが含まれていても良い。例えば、録音と指令員の撮影とには、録音装置5と第2カメラ7とが互いに一体とされたマイク付きカメラが使用されても良い。
第1カメラ6の例は、指令員が装着するヘッドマウントカメラである。第1カメラ6としてヘッドマウントカメラが使用されることによって、指令員の視点で、指差しを行っている様子を撮影することができる。なお、第1カメラ6は、指差しを行っている様子を撮影可能なカメラであれば良く、ヘッドマウントカメラに限られない。
指令員は、指差呼称に続いて入ボタンを押下することによって、操作の対象である遮断器を操作する。指令卓装置4は、中央処理装置2へ操作情報を送信する。サーバ装置3は、中央処理装置2から操作情報を取得する。サーバ装置3の判断部12は、操作の対象である機器の機器名と、操作の対象である機器が属する設備の設備名とを、操作情報から取得する。判断部12は、データベースの中から、操作の対象である機器の情報を特定する。
判断部12は、指差呼称情報に含まれる音声データの解析によって、音声データからキーワードを抽出する。判断部12は、抽出されたキーワードに含まれる設備名および機器名が、操作情報から取得された設備名および機器名と一致するか否かを判断する。また、判断部12は、指令員が指差しを行っている様子を撮影した画像の解析によって、操作画面のうち指令員が指している位置である指差位置を特定する。例えば、指差位置は、指令員が差し出している指、例えば人差し指の方向と操作画面との交点の位置とする。判断部12は、指差位置のX座標の値と指差位置のY座標の値とを求める。判断部12は、指差位置が、操作の対象であるシンボルの位置と一致するか否かを判断する。このように、判断部12は、キーワードに基づいた判断と指差位置に基づいた判断とによって、操作情報と指差呼称情報との整合性を確認する。
判断部12は、音声データから抽出されたキーワードを、操作情報を基にデータベースの中から特定されたキーワードと照合する。判断部12は、音声データから抽出されたキーワードがデータベースのキーワードと同一であった場合に、音声データから抽出されたキーワードが、データベースのキーワードと整合していると判断する。
判断部12は、画像から特定された指差位置を、操作情報を基にデータベースの中から特定された位置情報と照合する。判断部12は、指差位置が位置情報と一致する場合に、指差位置が位置情報と整合していると判断する。なお、指差位置が位置情報と一致する場合とは、指差位置の座標が位置情報である座標と完全に一致する場合に限られないものとする。指差位置の座標と位置情報である座標との差分があらかじめ設定された許容範囲内であれば、指差位置は位置情報と一致するものとみなしても良い。
判断部12は、指差呼称情報に含まれる人物画像の解析によって、指差呼称を行っている指令員を識別する。識別された指令員が、データベースに名前が記されている第1指令員または第2指令員と一致する場合に、指差呼称を行っている指令員が、操作が許可されている指令員であるものと判断する。
判断部12は、キーワードと指差位置との双方がデータベースと整合しており、かつ、指差呼称を行っている指令員が、操作が許可されている指令員である場合に、インターロック解除の条件を充足していると判断する。サーバ装置3の送信部13は、操作情報と指差呼称情報との整合性が判断部12によって確認され、かつ、インターロック解除のための条件を充足していると判断部12によって判断された場合に、操作情報と指差呼称情報とインターロック解除のための条件との全てが整合していることを示す整合性結果、すなわち解除要求を中央処理装置2へ送信する。一方、送信部13は、操作情報と指差呼称情報との整合性が確認されないか、または、インターロック解除のための条件を充足していないと判断された場合に、整合性が確認されなかったことを示す整合性結果を中央処理装置2へ送信する。
中央処理装置2の整合性結果受信部17が解除要求を受信すると、中央処理装置2の解除処理部18は、インターロック解除を行う。中央処理装置2の解除結果送信部19は、インターロック解除が行われると、インターロック解除の通知である解除通知を指令卓装置4へ送信する。一方、整合性が確認されなかったことを示す整合性結果を整合性結果受信部17が受信すると、解除結果送信部19は、インターロック解除を行わなかったことの通知を指令卓装置4へ送信する。
図6は、実施の形態1において指令卓装置4が解除通知を受信した場合における操作画面の例を示す図である。指令卓装置4の受信部24が解除通知を受信すると、指令卓装置4の表示部21は、操作画面において、インターロック解除が行われたことを示すポップアップ34を表示する。ポップアップ34には、インターロック解除が行われたことを示すメッセージと、操作対象についての情報とが表示される。操作対象についての情報には、設備名と、機器名と、操作の内容を表す「入」または「切」の文言とが含まれる。また、ポップアップ34には、操作の実行を選択するための実行ボタンと、操作の実行をキャンセルするためのキャンセルボタンとが表示される。指令員が実行ボタンを押下すると、中央処理装置2の機器制御部20は、指令員によって行われた操作に従って機器を制御する。指令員がキャンセルボタンを押下すると、機器制御部20は、指令員によって行われた操作をキャンセルする。
次に、電力設備制御システム1による動作の手順について説明する。図7は、実施の形態1にかかる電力設備制御システム1による動作の手順を示すフローチャートである。
ステップS1において、指令員が指差呼称を行った際に、録音装置5と、第1カメラ6と、第2カメラ7とが、指差呼称情報を取り込む。ステップS2において、電力設備制御システム1は、指令卓装置4において、機器に対する操作を受け付ける。指令卓装置4は、操作情報を中央処理装置2へ送信する。
ステップS3において、電力設備制御システム1は、中央処理装置2において、操作条件を充足するか否かを判断する。電力設備制御システム1には、機器ごとの操作をロックするロック機能が、インターロック解除条件とは別に設定されている。ここでは、操作の対象である機器が、当該ロック機能によってロックされていないことが操作条件であるものとする。操作条件を充足する場合(ステップS3,Yes)、電力設備制御システム1は、ステップS4へ手順を進める。操作条件を充足しない場合(ステップS3,No)、電力設備制御システム1は、ステップS11へ手順を進める。
ステップS4において、電力設備制御システム1は、サーバ装置3において指差呼称情報を受信する。ステップS5において、サーバ装置3は、音声データから解析されたキーワードが、データベースのキーワードと一致するか否かを判断する。解析されたキーワードがデータベースのキーワードと一致する場合(ステップS5,Yes)、電力設備制御システム1は、ステップS6へ手順を進める。解析されたキーワードがデータベースのキーワードと一致しない場合(ステップS5,No)、電力設備制御システム1は、ステップS11へ手順を進める。
ステップS6において、サーバ装置3は、画像から解析された指差位置が、データベースの位置情報と一致するか否かを判断する。解析された指差位置がデータベースの位置情報と一致する場合(ステップS6,Yes)、電力設備制御システム1は、ステップS7へ手順を進める。解析された指差位置がデータベースの位置情報と一致しない場合(ステップS6,No)、電力設備制御システム1は、ステップS11へ手順を進める。
ステップS7において、サーバ装置3は、指差呼称を行った指令員が、データベースの指令員情報と一致するか否かを判断する。指差呼称を行った指令員がデータベースの指令員情報と一致する場合(ステップS7,Yes)、電力設備制御システム1は、ステップS8へ手順を進める。指差呼称を行った指令員がデータベースの指令員情報と一致しない場合(ステップS7,No)、電力設備制御システム1は、ステップS11へ手順を進める。なお、ステップS5,S6,S7の順序は図7に示す順序に限られず、任意であるものとする。
ステップS8において、電力設備制御システム1は、中央処理装置2が解除要求を受信することによって、中央処理装置2においてインターロック解除を決定する。中央処理装置2は、インターロック解除を行う。ステップS9において、中央処理装置2は、インターロック解除を指令卓装置4へ通知する。指令卓装置4において操作の実行が指示されると、ステップS10において、中央処理装置2は、ステップS2において受け付けた操作に従って機器を制御する。
ステップS11において、中央処理装置2は、インターロック解除を行わないものと決定し、機器に対する操作の拒否を指令卓装置4へ通知する。以上により、電力設備制御システム1は、図7に示す手順による動作を終了する。
なお、電力設備制御システム1は、指令員を識別する方法として、人物画像の解析以外の方法を採用しても良い。指令員を識別する方法には、人物を識別可能ないずれの方法が採用されても良いものとする。電力設備制御システム1は、例えば、生体認証によって指令員を識別することとしても良い。
電力設備制御システム1は、各機器の操作を行う指令員に制限を設けず、いずれの指令員が操作を行っても良いこととしても良い。すなわち、電力設備制御システム1は、指差呼称を行っている指令員の識別を行わず、かつ、インターロック解除の可否を判断するための指令員の照合を行わなくても良い。この場合、指令員の識別のための装置である第2カメラ7は不要となる。また、インターロック解除のための条件には、指令員情報が含まれなくても良い。
実施の形態1によると、電力設備制御システム1は、指差呼称の音声データと指差呼称の際に指令員が指差しを行っている様子を撮影した画像とを取り込んで、音声データから解析されたキーワードと画像から解析された指差位置とに基づいてインターロック解除の可否を判断する。電力設備制御システム1は、音声と指差位置とに基づいてインターロック解除の可否を判断することによって、仮に、音声に基づいた判断に不具合が起こった場合であっても、誤操作を確実に防止することが可能となる。以上により、電力設備制御システム1は、電力設備を構成する機器の誤操作を確実に防止することができるという効果を奏する。
実施の形態2.
図8は、実施の形態2にかかる電力設備制御システム1Aの構成例を示す図である。電力設備制御システム1Aには、実施の形態1の中央処理装置2およびサーバ装置3の代わりに、中央処理装置2Aが備えられている。中央処理装置2Aは、中央処理装置2の機能とサーバ装置3の機能とを兼ね備える。実施の形態2では、上記の実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付し、実施の形態1とは異なる構成について主に説明する。
中央処理装置2Aは、図2に示すサーバ装置3と同様の構成要素である、指差呼称情報受信部11と、判断部12と、記憶部14とを備える。中央処理装置2Aは、図2に示す中央処理装置2と同様の構成要素である、操作情報受信部15と、解除処理部18と、解除結果送信部19と、機器制御部20とを備える。中央処理装置2Aでは、図2に示す中央処理装置2の構成要素と、図2に示すサーバ装置3の構成要素とのうち、中央処理装置2とサーバ装置3との間における情報のやり取りのための構成要素が省略されている。
電力設備制御システム1Aは、実施の形態1の場合と同様に、指差呼称の音声データと指差呼称の際に指令員が指差しを行っている様子を撮影した画像とを取り込んで、音声データから解析されたキーワードと画像から解析された指差位置とに基づいてインターロック解除の可否を判断する。これにより、電力設備制御システム1Aは、電力設備を構成する機器の誤操作を確実に防止することができるという効果を奏する。
次に、実施の形態1にかかるサーバ装置3のハードウェア構成について説明する。図9は、実施の形態1にかかるサーバ装置3のハードウェア構成例を示す図である。サーバ装置3は、処理回路40と通信装置41とを備えるコンピュータシステムにより実現される。処理回路40は、プロセッサ42およびメモリ43を備える。処理回路40は、プロセッサ42がソフトウェアを実行する回路である。
サーバ装置3の判断部12は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ43に格納される。処理回路40では、メモリ43に記憶されたプログラムをプロセッサ42が読み出して実行することにより、判断部12の機能を実現する。すなわち、処理回路40は、サーバ装置3の処理が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ43を備える。また、メモリ43に記憶されたプログラムは、サーバ装置3の手順および方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。メモリ43に記憶されたプログラムは、電力設備制御システム1を実現するための電力設備制御プログラムを構成する。
プロセッサ42は、CPU(Central Processing Unit、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、またはDSP(Digital Signal Processor)ともいう)である。メモリ43は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスクまたはDVD(Digital Versatile Disc)等が該当する。サーバ装置3の記憶部14は、メモリ43により実現される。サーバ装置3の操作情報受信部10および指差呼称情報受信部11は、通信装置41により実現される。
次に、実施の形態1,2にかかる中央処理装置2,2Aのハードウェア構成について説明する。中央処理装置2,2Aは、図9に示すハードウェア構成と同様のハードウェア構成を備える。ここでは、図9を参照して、中央処理装置2,2Aのハードウェア構成について説明する。中央処理装置2,2Aは、処理回路40と通信装置41とを備えるコンピュータシステムにより実現される。
中央処理装置2の解除処理部18および機器制御部20の機能と、中央処理装置2Aの判断部12、解除処理部18、および機器制御部20の機能とは、メモリ43に記憶されたプログラムをプロセッサ42が読み出して実行することによって実現される。メモリ43に記憶されたプログラムは、電力設備制御システム1,1Aを実現するための電力設備制御プログラムを構成する。中央処理装置2の操作情報受信部15、操作情報送信部16、整合性結果受信部17、および解除結果送信部19と、中央処理装置2Aの指差呼称情報受信部11、操作情報受信部15、および解除結果送信部19とは、通信装置41により実現される。中央処理装置2Aの記憶部14は、メモリ43により実現される。
中央処理装置2,2Aおよびサーバ装置3の各々は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路を含んでいても良い。中央処理装置2,2Aおよびサーバ装置3の各々は、2つ以上の装置で構成されても良い。電力設備制御プログラムは、CD(Compact Disc)-ROM、DVD-ROMなどの記録媒体に格納され、各実施の形態を実現させるために記録媒体が提供されても良い。
次に、指令卓装置4のハードウェア構成について説明する。図10は、実施の形態1または2にかかる指令卓装置4のハードウェア構成例を示す図である。指令卓装置4は、処理回路50、通信装置51、表示装置54、および入力装置55を備えるコンピュータシステムにより実現される。処理回路50は、プロセッサ52およびメモリ53を備える。処理回路50は、プロセッサ52がソフトウェアを実行する回路である。プロセッサ52およびメモリ53は、図9に示すプロセッサ42およびメモリ43と同様であるものとする。指令卓装置4の送信部23および受信部24は、通信装置51により実現される。
表示装置54は、画面を表示する装置である。表示装置54は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイである。指令卓装置4の表示部21は、表示装置54により実現される。入力装置55は、指令員によって操作される入力のため装置である。入力装置55は、例えば、キーボード、マウス、キーパッド、またはタッチパネルなどを含む。指令卓装置4の入力部22は、入力装置55により実現される。
以上の各実施の形態に示した構成は、本開示の内容の一例を示すものである。各実施の形態の構成は、別の公知の技術と組み合わせることが可能である。各実施の形態の構成同士が適宜組み合わせられても良い。本開示の要旨を逸脱しない範囲で、各実施の形態の構成の一部を省略または変更することが可能である。
1,1A 電力設備制御システム、2,2A 中央処理装置、3 サーバ装置、4 指令卓装置、5 録音装置、6 第1カメラ、7 第2カメラ、10 操作情報受信部、11 指差呼称情報受信部、12 判断部、13,23 送信部、14 記憶部、15 操作情報受信部、16 操作情報送信部、17 整合性結果受信部、18 解除処理部、19 解除結果送信部、20 機器制御部、21 表示部、22 入力部、24 受信部、31,32 シンボル、33 操作部、34 ポップアップ、40,50 処理回路、41,51 通信装置、42,52 プロセッサ、43,53 メモリ、54 表示装置、55 入力装置。

Claims (10)

  1. 電力設備を構成する機器を表すシンボルが表示される操作画面を表示し、前記器に対する指令員による操作を受け付ける指令卓装置と、
    前記操作に伴って前記指令員が誤操作防止のため実施する指差呼称の音声データと前記指差呼称の際に前記操作の対象である前記機器の前記シンボルの指差しを前記指令員が行っている様子を撮影した画像とを取り込んで、前記音声データから解析された、前記指差呼称において発声が課されるワードであるキーワードと前記画像から解析された、前記操作画面のうち前記指令員が指している位置である指差位置とに基づいて、前記操作に従った前記機器の制御を可能とするためのインターロック解除の可否を判断するサーバ装置と、
    前記インターロック解除が可能との判断結果に基づいて、前記操作に従って前記機器を制御する中央処理装置と、
    を備えることを特徴とする電力設備制御システム。
  2. 前記サーバ装置は、前記キーワードに含まれる機器名が前記操作の対象である前記機器の機器名と一致し、かつ、前記指差位置が前記操作の対象である前記機器を表す前記シンボルの位置と一致する場合に、前記インターロック解除が可能と判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力設備制御システム。
  3. 前記サーバ装置は、前記キーワードに含まれる機器名および設備名が前記操作の対象である前記機器の機器名および前記操作の対象である前記機器が属する前記電力設備の設備名とそれぞれ一致し、かつ、前記指差位置が前記操作の対象である前記機器を表す前記シンボルの位置と一致する場合に、前記インターロック解除が可能と判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力設備制御システム。
  4. 前記サーバ装置は、複数の前記機器の各々について、前記キーワードと前記操作画面のうち前記指令員による指差しが課される位置を示す位置情報とを対応付けたデータベースを保持し、前記音声データから解析された前記キーワードと前記画像から解析された前記指差位置とを前記データベースと照合することによって、前記インターロック解除の可否を判断す
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の電力設備制御システム。
  5. 前記データベースでは、複数の前記機器の各々について、前記操作が許可されている前記指令員の情報が、前記キーワードと前記位置情報とに対応付けられており、
    前記サーバ装置は、さらに、前記指差呼称を行っている前記指令員を識別し、識別された前記指令員を前記データベースと照合することによって、前記インターロック解除の可否を判断す
    ことを特徴とする請求項に記載の電力設備制御システム。
  6. 前記サーバ装置は、前記指差呼称を行っている前記指令員を撮影した画像である人物画像を取り込んで、前記人物画像の解析によって、前記指差呼称を行っている前記指令員を識別す
    ことを特徴とする請求項に記載の電力設備制御システム。
  7. 電力設備を構成する機を表すシンボルが表示される操作画面における前記機器の操作に伴って指令員が誤操作防止のため実施する指差呼称の音声データと、前記指差呼称の際に前記操作の対象である前記機器を表す前記シンボルの指差しを前記指令員が行っている様子を撮影した画像とを含む指差呼称情報を受信する指差呼称情報受信部と、
    前記音声データから解析された、前記指差呼称において発声が課されるワードであるキーワードと前記画像から解析された、前記操作画面のうち前記指令員が指している位置である指差位置とに基づいて、前記操作に従った前記機器の制御を可能とするためのインターロック解除の可否を判断する判断部と、
    前記インターロック解除の可否の判断結果を送信する送信部と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  8. 電力設備を構成する機を表すシンボルが表示される操作画面における前記機器の操作に伴って指令員が誤操作防止のため実施する指差呼称の音声データと、前記指差呼称の際に前記操作の対象である前記機器を表す前記シンボルの指差しを前記指令員が行っている様子を撮影した画像とを含む指差呼称情報を受信する指差呼称情報受信部と、
    前記音声データから解析された、前記指差呼称において発声が課されるワードであるキーワードと前記画像から解析された、前記操作画面のうち前記指令員が指している位置である指差位置とに基づいて、前記操作に従った前記機器の制御を可能とするためのインターロック解除の可否を判断する判断部と、
    前記インターロック解除が可能との判断結果に基づいて、前記操作に従って前記機器を制御する機器制御部と、
    を備えることを特徴とする中央処理装置。
  9. 電力設備を構成する機器を電力設備制御システムによって制御する電力設備制御方法であって、
    前記機器を表すシンボルが表示される操作画面における前記機器の操作に伴って指令員が誤操作防止のため実施する指差呼称の音声データと、前記指差呼称の際に前記操作の対象である前記機器を表す前記シンボルの指差しを前記指令員が行っている様子を撮影した画像とを取り込むステップと、
    前記音声データから解析された、前記指差呼称において発声が課されるワードであるキーワードと前記画像から解析された、前記操作画面のうち前記指令員が指している位置である指差位置とに基づいて、前記操作に従った前記機器の制御を可能とするためのインターロック解除の可否を判断するステップと、
    前記インターロック解除が可能との判断結果に基づいて、前記操作に従って前記機器を制御するステップと、
    を含むことを特徴とする電力設備制御方法。
  10. 電力設備を構成する機器を表すシンボルが表示される操作画面における前記機器の操作に伴って指令員が誤操作防止のため実施する指差呼称の音声データと前記指差呼称の際に前記操作の対象である前記機器を表す前記シンボルの指差しを前記指令員が行っている様子を撮影した画像とを取り込むステップと、
    前記音声データから解析された、前記指差呼称において発声が課されるワードであるキーワードと前記画像から解析された、前記操作画面のうち前記指令員が指している位置である指差位置とに基づいて、前記操作に従った前記機器の制御を可能とするためのインターロック解除の可否を判断するステップと、
    前記インターロック解除が可能との判断結果に基づいて、前記操作に従って前記機器を制御するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする電力設備制御プログラム。
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