JP7261997B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本開示は、照明装置に関する。
従来、門柱に取り付けられる照明装置としては、特許文献1に記載されているものがある。この照明装置は、建物のエントランス部にいる人の足元を照らすために門柱の下側に設置される。
特開平9-151684号公報
門柱に取り付けられる照明装置は、屋外に設置されるため上方から雨水を受け、更には、門柱を伝って流下する雨水を、門柱を介して間接的に受ける。よって、そのような照明装置においては、それらの雨水が浸入して漏電やショートを生じないよう防水性を向上できると好ましい。そこで、本開示の目的は、防水性を向上できる照明装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本開示に係る照明装置は、地面から鉛直方向に延在する1以上の柱部を有する門柱における下側かつ地面よりも上側に取り付けられる照明装置であって、門柱に取り付けられると共に、門柱の幅方向に略平行に延在するケースと、幅方向に略平行に延在するように配置されて、光を導光する導光棒、及び導光棒の延在方向の一方側に配置されて、導光棒の延在方向の一方側の端面に向けて光を出射する発光部を有し、ケース内に固定される光源と、発光部を被覆するように光源の延在方向の一方側に取り付けられ、絶縁性を有する絶縁カバーと、ケースにおいて絶縁カバーよりも延在方向の一方側に位置するスペースに絶縁カバーの延在方向の一方側の端面を被覆するように嵌め込まれて、外部からの水が絶縁カバーに到達することを抑制する防水パッドと、防水パッドの延在方向の一方側の端面を被覆すると共にケースにおける幅方向の一方側の開口を塞ぐように、ケースの幅方向の一方側の端部に取り付けられるサイドキャップと、を備える。
本開示に係る照明装置によれば、防水性を向上できる。
本開示の一実施形態に係る照明装置が取り付けられた状態の門柱の斜視図である。 上記照明装置のケースの本体の構造を説明する斜視図である。 上記ケースの本体に取り付けられた導光棒を示す図である。 上記照明装置の光源の主要部の斜視図である。 上記光源における、導光棒と、基板と、放熱板との位置関係を示す図である。 上記ケースに対する電源装置の取付構造について説明する図であり、ケースの電源装置収容室の内部を示す模式図である。 上記照明装置における直交方向一方側の端部構造を説明する一部分解斜視図である。 上記照明装置の一部の分解斜視図である。 上記照明装置の一部の分解斜視図である。 上記照明装置の取付金具が取り付けられた門柱の斜視図である。 上記光源が取り付けられた門柱の斜視図である。 上記照明装置において好適な配線構造を説明する図である。
以下に、本開示に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて新たな実施形態を構築することは当初から想定されている。また、以下の実施例では、図面において同一構成に同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、複数の図面には、模式図が含まれ、異なる図間において、各部材における、縦、横、高さ等の寸法比は、必ずしも一致しない。また、以下の説明及び図面において、X方向は、門柱の幅方向を示し、Y方向は、直交方向を示し、Z方向は、鉛直方向を示す。X方向、Y方向、及びZ方向は、互いに直交する。また、以下の説明で、取付手段は、例えば、ねじ等の締結部材、溶接部、又は接着剤で構成されてもよい。また、以下の説明で、照明装置1に関する記載で、X方向、Y方向、Z方向を用いた場合、その記載は、照明装置1が門柱50に適切に設置された状態で表現されているものとする。また、以下で説明される構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素であり、必須の構成要素ではない。
図1は、本開示の一実施形態に係る照明装置1が取り付けられた状態の門柱50の斜視図である。図1に示すように、門柱50は、土台51、及び略同一の複数の柱部52を備える。土台51は、地中に埋め込み固定される。また、複数の柱部52は、X方向から見たとき重なるようにX方向に間隔をおいて配置され、各柱部52は、土台51からZ方向に延在する。なお、土台51の全てが地中に埋め込み固定されてもよい。又は、土台51の上側の一部を地中に埋め込み固定しなくてもよく、土台51の上面が地面の一部を構成してもよい。
柱部52をXY平面で切断したときの断面形状は、如何なる形状でもよいが、図1に示すように矩形であると、照明装置1が取り付け易くなって好ましい。また、図1に示すように、門柱50には、ポスト53、インターホン54、及び表札55のうちの少なくとも一つがその外側(家屋側とは反対側)に取付手段によって固定されてもよく、宅配ボックス59が、その内側(家屋側)に取付手段によって固定されてもよい。また、図1に示す例では、門柱50が、複数の柱部52を有しているが、門柱は、1つのみの柱部を有してもよい。
照明装置1は、門柱50が所定位置に固定された状態で門柱50における下側で地面よりも上側に位置する箇所に固定される。ここで、門柱50における下側とは、門柱の高さを地面からの高さとするとき、門柱50の高さの半分の高さよりも下側の領域のことである。また、照明装置1における地面からのZ方向の距離は、0より大きな如何なる距離でもよく、例えば、3cm以上でもよく、5cm以上でもよく、7cm以上でもよく、又は10cm以上でもよい。照明装置1は、門柱50の所定位置に取り付けられた状態でX方向に延在する。門柱50に対する照明装置1の固定構造については後で詳細に説明する。照明装置1は、略L字状の側面を有するケース2を備え、ケース2は、外側突出部の一例としての直交方向突出部3と、鉛直方向突出部4とを含む。直交方向突出部3は、門柱50から略Y方向に突出し、鉛直方向突出部4は、直交方向突出部3におけるY方向の門柱50側とは反対側からZ方向上方に突出する。
図2は、ケース2の本体5の構造を説明する斜視図である。図2に示すように、ケース2は、直交方向突出部3内に電源装置収容室3aを有し、鉛直方向突出部4内に光源収容室4aを有する。光源収容室4aの底部7は、電源装置収容室3aの天板部8の一部を構成し、天板部8の一部を兼用している。また、底部7は、その上面7aからY方向に間隔をおいてX方向に延在すると共にZ方向上側に突出する一対の光源係止部9を有する。
次に、ケース2に対する光源の取付構造と、ケース2に対する電源装置の取付構造について説明する。光源は、基板、発光部としての1以上のLED(Light Emitting Diode)、及び導光棒を有し、LEDは、基板の実装面に実行されている。図3は、ケース2の本体5に取り付けられた導光棒10を示す図である。導光棒10は、アクリル、ガラス、又はポリカーボネート等の光を導光させる性質を有する材質で構成され、ケース2に取り付けられた状態でX方向に延在する。
図3に示すように、導光棒10は、導光棒ケース11を介してケース2に取り付けられる。詳しくは、導光棒ケース11は、Z方向上側に開口する導光棒収容部11aと、一対の脚部11bを含み、一対の脚部11bは、導光棒収容部11aからZ方向下側に突出すると共に、Y方向に間隔をおいてX方向に延在する。一対の脚部11bの下側かつ外側に設けられた爪部を、一対の光源係止部9の上側かつ内側に設けられた爪部に係止することで、一対の脚部11bを、光源収容室4aに取り付ける。
導光棒10は、Z方向下側に突出すると共にX方向に延在する突条部10aを下側に有し、導光棒収容部11aは、X方向に延在する溝状の凹部11cを下側に有する。導光棒10の突条部10aを、溝状の凹部11cに嵌め込み固定することで、導光棒10が、導光棒収容部11aに固定され、その結果、光源収容室4aに取り付けられる。
光源20は、導光棒ケース11の上側開口を塞ぐ内側照明カバー21を有する。内側照明カバー21は、アクリル、ガラス、又はポリカーボネート等の光を透光させる性質を有する素材で構成される。内側照明カバー21は、一対の側壁部21aと、各側壁部21aの上端部を連結してX方向に延在するカバー部21bを有する。導光棒収容部11aは、導光棒10の一方側側面を覆う第1側壁14aと、導光棒10の他方側側面を覆う第2側壁14bを含み、各側壁14a,14bは、Y方向に突出すると共にX方向に延在する突条部15a,15bを有する。一対の側壁部21a,21bの下端が突条部15a,15bに接触するまで、内側照明カバー21を上側から側壁14a,14bに圧入することで、内側照明カバー21を、導光棒ケース11に取り付ける。
図4は、光源20の主要部の斜視図であり、図5は、光源20における、導光棒10と、基板25と、放熱板24との位置関係を示す図である。図4に示すように、光源20は、上述の導光棒ケース11及び内側照明カバー21に加えて、絶縁カバー23と、アルミニウム等の金属で形成される放熱板24を有する。また、図5に示すように、光源20は、導光棒10の延在方向(X方向に一致)の一方側の端面10bよりもX方向一方側に基板25を有する。基板25は、例えば、放熱板24における導光棒10側の端面に取付手段で固定され、基板25における導光棒10側の実装面には、1以上のLED22が実装される。X方向から見たとき、1以上のLED22は、導光棒10の端面10bに重なる位置に配置される。
絶縁カバー23は、X方向他方側に開口する凹部(図示せず)を有してもよく、放熱板24の上側端部は、該凹部の底部に取付手段によって固定されてもよい。また、放熱板24が、絶縁カバー23に固定されている状態で、絶縁カバー23の凹部を、導光棒ケース11のX方向一方側の端部と、内側照明カバー21(図3参照)のX方向一方側の端部に嵌め込むことで、光源20を形成してもよい。また、例えば、導光棒10には、その下面に、複数の反射部、例えば、複数の円錐孔形状のプリズムや、複数の四角錐の形状の孔からなるプリズムが、X方向の略全域に亘って形成されてもよい。そして、光源20は、LED22から導光棒10に入射した光を、反射部で上側に反射させることで、上側に出射させてもよい。
再度、図3を参照して、ケース2は、上記本体5に加えて、外側照明カバー26を有する。本体5は、例えば、金属や樹脂で構成され、押出成形で形成され、X方向に延在する。また、外側照明カバー26は、アクリル、ガラス、又はポリカーボネート等の光を透光させる性質を有する素材で構成される。本体5は、光源収容室4aにおいてY方向に対向する一対の内面からY方向に突出すると共にX方向に延在する一対の外側カバー係止部4bを有し、外側照明カバー26は、平板状の本体26aと、一対の脚部26bを含む。一対の脚部26bは、本体26aの下面からZ方向下側に突出すると共にY方向に間隔をおいてX方向に延在し、下側かつ外側に爪部26cを有する。
外側照明カバー26を、本体5において光源収容室4aの上側に位置する上側開口を塞ぐように上側から本体5に対して下側に相対移動させる。そして、爪部26cを、内側に歪ませた状態で外側カバー係止部4bを通過させた後、外側カバー係止部4bの下面に係止することで、外側照明カバー26を本体5に固定する。
外側照明カバー26、及び内側照明カバー21は、雨水が上側から導光棒収容部11a内に浸入することを2重構造で防止する。また、絶縁カバー23は、雨水が上側から内側照明カバー21と基板25との間を通過して導光棒収容部11a内に浸入することを防止すると共に、雨水がX方向一方側から導光棒収容部11a内に浸入することも防止する。照明装置1が、外側照明カバー26、内側照明カバー21、及び絶縁カバー23を備えることで、雨水が上側から導光棒収容部11a内に浸入して、基板25に実装された電送部品等に接触することをZ方向の3重防水構造で防止することができる。
図6は、ケース2に対する電源装置30の取付構造について説明する図であり、ケース2の電源装置収容室3aの内部を示す模式図である。電源装置30は、1以上の基板と、基板の実装面に実装された複数の電子部品を有する。電源装置30は、商用電源からの交流電力を直流電力に適切に変換し、変換後の直流電力を、配線を介して上記LEDに供給する。図6に示すように、電源装置本体31のY方向両側かつZ方向上側からY方向に突出した後に屈曲してZ方向下側に延在する一対の係止部32,33を有し、ケース2は、電源装置収容室3aにおいてX方向に延在する一対の内面の夫々からY方向に突出すると共にX方向に延在する一対の係止部35,36を有する。
ケース2の本体5は、X方向の両側が開口している。電源装置30の一対の係止部32,33の下端が、一対の係止部35,36の上面に接触するように、電源装置30を、本体5のX方向の片側の開口からX方向に所定位置まで挿入する。その後、例えば、一対の係止部32,33が、本体5に取付手段で固定されることで、電源装置30がケース2に取り付けられる。電源装置30が、本体5に固定されている状態で、電源装置30は、電源装置収容室3aの底面に対して間隔をおいた状態で上側に位置して、その底面に接触しない。このようにして、仮に、雨水が電源装置収容室3a内に浸入したとしても、電源装置30がその雨水に接触しないようにして、電源装置30内の電装部品のシュート等を防止している。
図7は、照明装置1におけるX方向の一方側(X方向のLED側)の端部構造を説明する一部分解斜視図である。ケース2の本体5に光源20及び電源装置30を固定した状態で、X方向一方側に開口する第1スペースが光源収容室4aにおける光源20よりもX方向一方側に存在すると共に、X方向一方側に開口する第2スペースが電源装置収容室3aにおける電源装置30よりもX方向一方側に存在する。
図7に示すように、第1及び第2スペース40,41の夫々には、ゴム等の弾性体で構成された防水パッド42,43を、光源20及び電源装置30に接触するまで圧入により嵌め込み固定する。そして、その後、本体5におけるX方向一方側の開口を塞ぐように本体5のX方向一方側の端部にサイドキャップ46を固定する。詳しくは、図8に示すように、照明装置は、第1防水パッド42と、第2防水パッド43を有し、第1防水パッド42は、光源収容室4aにおけるYZ平面での断面よりも僅かに大きなYZ平面での断面を有し、第2防水パッド43は、電源装置収容室3aにおけるYZ平面での断面よりも僅かに大きなYZ平面での断面を有する。
第1防水パッド42は、光源収容室4aにX方向一方側から圧入により嵌め込まれ、第2防水パッド43は、電源装置収容室3aにX方向一方側から圧入により嵌め込まれる。図9に示すように、第1及び第2防水パッド42,43を本体5に嵌め込み固定した後で、光源収容室4aにおける第1防水パッド42よりもX方向一方側には第3スペース47が存在し、電源装置収容室3aにおける第2防水パッド43よりもX方向一方側には第4スペース48が存在する。
図9に示すように、サイドキャップ46は、X方向に突出するリブを有し、そのリブは、光源収容室4aの開口側の内面に対応する形状を有する第1リブ部84と、電源装置収容室3aの開口側の内面に対応する形状を有する第2リブ部85を含む。第1リブ部84を、圧入により第3スペース47に嵌め込み固定すると共に、第2リブ部85を、圧入により第4スペース48に嵌め込み固定することで本体5のX方向一方側の開口が塞がれる。本開示の照明装置1では、このように、絶縁カバー23(図4参照)、防水パッド42,43、及びサイドキャップ46のX方向の3重防水構造で、外部の雨水がサイドからX方向にLED22周辺の電装部品密集領域まで浸入することを妨げる。よって、その電装部品密集領域への雨水の浸入の防水効果を優れたものにできる。
次に、門柱50への照明装置1の取付構造について説明する。再度、図6を参照して、その取付構造は、取付金具60と、係合凹部56、及び門柱取付片57を有する。図10は、取付金具60が取り付けられた門柱50の斜視図であり、図11は、光源20が取り付けられた門柱50の斜視図である。図10に示すように、取付金具60は、第1平板部61、第2平板部62、及び連結部63を有する。第1平板部61は、その長手方向がX方向に略一致している状態で門柱50にねじ64で固定される。また、第2平板部62は、第1平板部61が門柱50の所定位置に取り付けられた状態において、上側端部62aが第1平板部61よりもZ方向上側に位置すると共にX方向に略平行に延在し、門柱50に対してY方向に間隔をおいて位置する。また、連結部63は、第1平板部61と第2平板部62における上側端部62a以外の箇所とを連結する。連結部63は、本実施例のように、Y方向とZ方向を含む平面における断面においてZ字形状を有してもよい。
図6に示すように、係合凹部56と門柱取付片57は、ケース2の本体5に設けられる。詳しくは、係合凹部56は、直交方向突出部3の上側かつY方向の門柱50側に設けられ、Z方向下側に開口する。係合凹部56は、直交方向突出部3のY方向の門柱50側の側面の上側からY方向の門柱50側に突出した後にZ方向下側に屈曲してZ方向下側に延在する係止片67を有する。係合凹部56は、直交方向突出部3のY方向の門柱側の側面69と、係止片67とで画定される。
また、門柱取付片57は、直交方向突出部3の下側からZ方向下方側に突出する。門柱取付片57は、平板部57aと、連結部57bを有する。平板部57aは、直交方向突出部3のY方向の門柱50側の側面よりもY方向の門柱50側に位置すると共に、直交方向突出部3の下面よりもZ方向下側に位置する。平板部57aは、XZ平面に略平行に延在する。また、連結部57bは、直交方向突出部3の下側と平板部57aの上側端部を連結し、X方向に延在する。図6に示すように、第2平板部62のZ方向の上側端部を係合凹部56に下側から嵌め込むと共に、図11に示すように、門柱取付片57の平板部57aをねじ71で門柱50に固定することで、照明装置1を門柱50に固定する。
図12は、照明装置1において好適な配線構造を説明する図である。図12に示す例では、商用電源からの電力を供給するケーブルは、例えば、家屋から地下に入った後に、門柱50の柱部52内をZ方向上側に延びた後、EE(Electric Eye)スイッチ(自動点滅器)72に電気的に接続される。配線73は、門柱50の柱部52内をZ方向上側に延びる配線部を示す。EEスイッチ72は、照度センサ等を含み、暗くなれば自動的に点灯、明るくなると自動的に消灯する。
EEスイッチ72を電源装置30に電気的に接続する配線74は、門柱50の柱部52内をZ方向下側に延びて、門柱50に設けられた孔75を介して門柱50外に延びる。また、外側に延びた配線77は、図示しない配管状の被覆部に覆われた状態でケース2に取り付けられたブッシュ78(図2参照)まで延在した後、ブッシュ78を介してケース2内に入り、電源装置30に電気的に接続される。
このようにして、商用電源からの電力を、電源装置30に接続し、電源装置30で適切に変換した直流電力を、LED22(図5参照)に供給するようになっている。本実施例では、商用電源からの配線が、EEスイッチ72を経由した後に電源装置30に電気的に接続されるので、照明装置1を暗さに応じて自動的に点灯又は消灯させることができる。なお、EEスイッチの替わりに人が照明装置の点灯の有無を選択するスイッチを採用することもできる。
以上、照明装置1は、地面からZ方向(鉛直方向)に延在する1以上の柱部を有する門柱50における下側かつ地面よりも上側に取り付けられる。また、照明装置1は、門柱50に取り付けられると共に、X方向(門柱50の幅方向)に略平行に延在するケース2と、Y方向に略平行に延在するように配置されて、光を導光する導光棒10、及び導光棒10の延在方向の一方側に配置されて、導光棒10の延在方向の一方側の端面10bに向けて光を出射するLED(発光部)22を有し、ケース2内に固定される光源20を備える。また、照明装置1は、LED22を被覆するように光源20の延在方向の一方側に取り付けられ、絶縁性を有する絶縁カバー23を備える。また、照明装置1は、ケース2において絶縁カバー23よりも上記延在方向の一方側に位置するスペースに絶縁カバー23の上記延在方向の一方側の端面を被覆するように嵌め込まれて、外部からの水が絶縁カバー23に到達することを抑制する第1及び第2防水パッド42,43を備える。また、照明装置1は、第1及び第2防水パッド42,43の延在方向の一方側の端面を被覆すると共にケース2におけるY方向の一方側の開口を塞ぐように、ケース2のY方向の一方側の端部に取り付けられるサイドキャップ46を備える。
したがって、絶縁カバー23、防水パッド42,43、及びサイドキャップ46のX方向の3重防水構造で、外部の雨水がサイドからX方向にLED22周辺の電装部品密集領域まで浸入することを確実に妨げることができる。よって、その電装部品密集領域への雨水の浸入の防水効果を優れたものにできる。更には、2つ目の防止構造を、防水パッド42,43をX方向に押し込むだけで容易に構成できる。したがって、照明装置1を容易に組立でき、照明装置1を量産し易い。
また、照明装置1は、Z方向の上側が開口して、導光棒10を収容する導光棒ケース11と、導光棒ケース11の上側開口を塞ぐように導光棒ケース11に固定され、光を透光する材質で構成される内側照明カバー21と、を備えてもよい。また、ケース2は、内側照明カバー21の上側に内側照明カバー21の上側を覆うと共に光源20を配置する光源収容室4aの上側を塞ぎ、透光性の材質で構成される外側照明カバー26を有してもよい。そして、絶縁カバー23は、内側照明カバー21の延在方向の一方側の端面の全面を覆うように配置されてもよい。
本構成によれば、外側照明カバー26、内側照明カバー21、及び絶縁カバー23で、雨水が上側から導光棒収容部11a内に浸入して、基板25に実装された電送部品等に接触することをZ方向の3重防水構造で確実に防止することができる。
また、ケース2が、略L字状の側面を有して、門柱50からY方向に突出する直交方向突出部3と、直交方向突出部3の門柱50側とは反対側からZ方向の上方に突出する鉛直方向突出部4と、を含んでもよい。そして、図6に示すように、直交方向突出部3の上面3bの高さが、Y方向の門柱50側に行くにしたがって徐々に低くなっていてもよい。
本構成によれば、直交方向突出部3の上面3bに到達した雨水を、Y方向の門柱50側に流すことができる。したがって、直交方向突出部3の上面3bに雨水が溜まって直交方向突出部3を腐食させることを抑制できる。なお、降雨時には、雨水が門柱50を伝って下側に流れる。よって、直交方向突出部3の上面3bを用いて雨水を門柱50側に案内しても人が不利益を受けにくい。
また、照明装置1は、入力電力を変換して光源20に供給する出力電力を生成する電源装置30を備える。また、直交方向突出部3が、電源装置30を収容する電源装置収容室3aを内部に有する一方、鉛直方向突出部4が、光源20を収容する光源収容室4aを内部に有してもよい。また、図2に示すように、光源収容室4aの底部7が、X方向において電源装置30に間隔をおいた位置に1以上の貫通孔7bを有してもよい。また、電源装置収容室3aの底部82の上面82aが、貫通孔7bの下方にY方向の門柱50側に行くにしたがって徐々に低くなっている傾斜面83を含んでもよい。そして、電源装置収容室3aの門柱50側の側壁部68の下側に、側壁部68をY方向に貫通する水抜き用の貫通孔38が設けられてもよい。
本構成によれば、X方向の端部から光源収容室4aに浸入した雨水を、矢印A及びBで示す方向に、貫通孔7b、傾斜面83、及び水抜き用の貫通孔38を順に通過して門柱50側の外部に排出できると共に、X方向の端部から電源装置収容室3aに浸入した雨水を、傾斜面83、及び貫通孔38を順に通過して門柱50側の外部に排出できる。よって、ケース2内に水が溜まって腐食を起こすことを効果的に防止できる。
なお、本開示は、上記実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等な範囲において種々の改良や変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、発光部が、1以上のLED22で構成される場合について説明したが、光源は、1以上の半導体レーザ素子で構成されてもよい。又は、発光部は、1以上の有機EL(Electro Luminescence)素子もしくは1以上の無機EL素子等の1以上の固体発光素子で構成されてもよい。また、発光部は、白熱灯で構成されてもよい。
また、外側照明カバー26、内側照明カバー21、及び絶縁カバー23で、Z方向の3重防水構造を構成する場合について説明したが、内側照明カバーは、省略されてもよい。また、直交方向突出部3の上面3bの高さが、Y方向の門柱50側に行くにしたがって徐々に低くなっている場合について説明したが、直交方向突出部の上面の高さは、Y方向の門柱50側に行くにしたがって徐々に低くならなくてもよく、例えば、X方向の存在位置によらず一定でもよい。
また、光源収容室4aの底部7が、1以上の貫通孔7bを有し、電源装置収容室3aの底部82の上面82aが、貫通孔7bの下方にY方向の門柱50側に行くにしたがって徐々に低くなる傾斜面83を含み、電源装置収容室3aの門柱50側の側壁部68が、下側に側壁部68をY方向に貫通する水抜き用の貫通孔38を有する場合について説明した。
しかし、水抜き用の貫通孔38の替わりに、電源装置収容室の門柱側の側壁部の下側にX方向に延在する1以上のスリット(X方向に延びる貫通孔)を設けて、X方向の広範囲の領域で水を外部に外出できるようにしてもよい。また、この場合において、2つのスリットを、電源装置収容室の門柱側の側壁部の下側のX方向の両側に設けてもよく、又は、1つのスリットを、電源装置収容室の門柱側の側壁部の下側のX方向の中央部に設けてもよい。
また、水抜き用の貫通孔38を、電源装置収容室3aの門柱50側の側壁部68に設ける場合について説明したが、水抜き用の貫通孔は、水抜き用の貫通孔の底部に設けてもよい。また、ケースの本体を、押出成形で形成しない場合においては、電源装置収容室の底部の上面に、光源収容室の底部に設けた1以上の貫通孔にZ方向に重なる領域から水抜き孔まで延びる溝状の凹部を設けてもよく、光源収容室の貫通孔を通過した水を、水抜き孔まで案内するようにしてもよい。
また、ケースの本体を、押出成形で形成しない場合においては、水抜き孔が設けられたX方向位置の高さがその周辺領域の高さよりも低くなるような傾斜面を、電源装置収容室の底部の上面における水抜き孔のX方向の両側に設けてもよく、電源装置収容室の底部に溜まった水を水抜き孔に効率良く案内するようにしてもよい。
1 照明装置、 2 ケース、 3 直交方向突出部、 3a 電源装置収容室、 3b 直交方向突出部の上面、 4 鉛直方向突出部、 4a 光源収容室、 7 光源収容室の底部、7b 光源収容室の底部に設けられた貫通孔、 10 導光棒、 10b 導光棒の延在方向の一方側の端面、 11 導光棒ケース、 20 光源、 21 内側照明カバー、 22 LED、 23 絶縁カバー、 26 外側照明カバー、 30 電源装置、 38 水抜き用の貫通孔、 42 第1防水パッド、 43 第2防水パッド、 46 サイドキャップ、 50 門柱、 82 電源装置収容室の底部、 82a 電源装置収容室の底部の上面、 83 傾斜面、 68 電源装置収容室の門柱側の側壁部、 X方向 門柱の幅方向、 Y方向 直交方向、 Z方向 鉛直方向。

Claims (3)

  1. 地面から鉛直方向に延在する1以上の柱部を有する門柱における下側かつ地面よりも上側に取り付けられる照明装置であって、
    前記門柱に取り付けられると共に、前記門柱の幅方向に略平行に延在するケースと、
    前記幅方向に略平行に延在するように配置されて、光を導光する導光棒、及び前記導光棒の延在方向の一方側に配置されて、前記導光棒の前記延在方向の一方側の端面に向けて光を出射する発光部を有し、前記ケース内に固定される光源と、
    前記発光部を被覆するように前記光源の前記延在方向の一方側に取り付けられ、絶縁性を有する絶縁カバーと、
    前記ケースにおいて前記絶縁カバーよりも前記延在方向の一方側に位置するスペースに前記絶縁カバーの前記延在方向の一方側の端面を被覆するように嵌め込まれて、外部からの水が前記絶縁カバーに到達することを抑制する防水パッドと、
    前記防水パッドの前記延在方向の一方側の端面を被覆すると共に前記ケースにおける前記幅方向の一方側の開口を塞ぐように、前記ケースの前記幅方向の一方側の端部に取り付けられるサイドキャップと、を備え
    前記鉛直方向の上側が開口して、前記導光棒を収容する導光棒ケースと、
    前記導光棒ケースの上側開口を塞ぐように前記導光棒ケースに固定され、光を透光する材質で構成される内側照明カバーと、を備え、
    前記ケースは、内側照明カバーの上側に前記内側照明カバーの上側を覆うと共に前記光源を配置する光源収容室の上側を塞ぎ、透光性の材質で構成される外側照明カバーを有し、
    前記絶縁カバーは、前記内側照明カバーの前記延在方向の一方側の端面の全面を覆うように配置される、照明装置。
  2. 地面から鉛直方向に延在する1以上の柱部を有する門柱における下側かつ地面よりも上側に取り付けられる照明装置であって、
    前記門柱に取り付けられると共に、前記門柱の幅方向に略平行に延在するケースと、
    前記幅方向に略平行に延在するように配置されて、光を導光する導光棒、及び前記導光棒の延在方向の一方側に配置されて、前記導光棒の前記延在方向の一方側の端面に向けて光を出射する発光部を有し、前記ケース内に固定される光源と、
    前記発光部を被覆するように前記光源の前記延在方向の一方側に取り付けられ、絶縁性を有する絶縁カバーと、
    前記ケースにおいて前記絶縁カバーよりも前記延在方向の一方側に位置するスペースに前記絶縁カバーの前記延在方向の一方側の端面を被覆するように嵌め込まれて、外部からの水が前記絶縁カバーに到達することを抑制する防水パッドと、
    前記防水パッドの前記延在方向の一方側の端面を被覆すると共に前記ケースにおける前記幅方向の一方側の開口を塞ぐように、前記ケースの前記幅方向の一方側の端部に取り付けられるサイドキャップと、を備え、
    前記ケースが、略L字状の側面を有して、前記門柱から前記幅方向と前記鉛直方向の両方に直交する直交方向に突出する直交方向突出部と、前記直交方向突出部の前記門柱側とは反対側から前記鉛直方向の上方に突出する鉛直方向突出部と、を含み、
    前記直交方向突出部の上面の高さが、前記直交方向の前記門柱側に行くにしたがって徐々に低くなっている、照明装置。
  3. 入力電力を変換して前記光源に供給する出力電力を生成する電源装置を備え、
    前記直交方向突出部が、前記電源装置を収容する電源装置収容室を内部に有する一方、前記鉛直方向突出部が、前記光源を収容する光源収容室を内部に有し、
    光源収容室の底部が、前記幅方向において前記電源装置に間隔をおいた位置に1以上の貫通孔を有し、
    前記電源装置収容室の底部の上面が、前記直交方向の前記門柱側に行くにしたがって徐々に低くなっている傾斜面を含み、
    前記電源装置収容室が、前記直交方向の前記門柱側の側壁部の下部及び前記底部の少なくとも一方に貫通孔を有する、請求項に記載の照明装置。
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