JP7260260B2 - 機器診断装置、機器診断方法、及び機器診断プログラム - Google Patents

機器診断装置、機器診断方法、及び機器診断プログラム Download PDF

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Description

本開示は、機器の状態を診断する機器診断装置、機器診断方法、及び機器診断プログラムに関する。
従来、ネットワークを介して機器の状態を診断し、機器の障害を検出した場合に、当該障害に対応する担当者を割り当てるシステムが知られている。例えば、特許文献1には、複合機やプリンタなどの画像形成装置を遠隔から監視するシステムにおいて、管理サーバが、画像形成装置で発生した障害に対応する担当者を割り当て、その担当者に対して割り当てに関するメールを送信することが開示されている。
特開2008-186166号公報
従来のシステムは、上述の通り、障害を検出した場合に、先に担当者を決定し、その決定した担当者に対してメールを送信している。したがって、そのメールを受信した担当者が障害対応を行えない場合など、担当者の変更が必要となった場合、従来のシステムでは、容易に担当者を変更できない。
本開示の目的は、検出された障害の担当者を容易に変更できる機器診断装置、機器診断方法及び機器診断プログラムを提供することにある。
本開示の一態様に係る機器診断装置は、機器に発生した障害を識別するための障害IDと、当該障害IDの障害の発生を知らせる障害メッセージの宛先に対応するユーザと、によって異なる障害リンクを生成し、当該生成した障害リンクを含む障害メッセージを各宛先へ送信するメッセージ処理部と、前記障害リンクへのアクセスを受け付けるアクセス受付部と、アクセスを受けた障害リンクに基づいて障害IDとアクセス元のユーザとを特定し、当該特定したユーザが、当該特定した障害IDに対応付けられている障害担当者でない場合、当該特定したユーザが前記障害担当者になるか否かを選択できる担当変更インタフェースを含む障害対応ページを生成し、当該生成した障害対応ページを前記アクセス元へ送信する障害ページ処理部と、を備える。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示によれば、検出された障害の担当者を容易に変更できる。
本実施の形態に係る機器診断システムの一例を示す図である。 本実施の形態に係る機器診断装置の一例を示す図である。 機関管理DBの一例を示す図である。 アカウント管理DBの一例を示す図である。 障害対応管理DBの一例を示す図である。 障害メールの一例を示す図である。 携帯用の障害対応ページの一例を示す図である。 PC用の障害検索ページの一例を示す図である。 PC用の障害対応ページの一例を示す図である。 障害メール処理の一例を示すフローチャートである。 障害メール生成及び送信処理の一例を示すフローチャートである。 アクセス受付処理の一例を示すフローチャートである。 携帯用の障害対応ページの生成処理の一例を示すフローチャートである。 PC用の障害検索ページの生成処理の一例を示すフローチャートである。 PC用の障害対応ページの生成処理の一例を示すフローチャートである。 本開示に係る各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
また、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップなどを含む)は、特に明示した場合及び原理的に明らかに必須であると考えられる場合などを除き、必ずしも必須のものではない。
(本実施の形態)
<機器診断システム>
図1は、本実施の形態に係る機器診断システム1の構成例を示す。図1を参照して、本実施の形態の概要を説明する。
機器診断システム1は、医療機関が備える各機器10を診断し、機器10の障害を検出した場合、その旨を保守機関に通知するシステムである。なお、医療機関は一例であり、本実施の形態は、企業、学校、役所など、様々な機関に適用可能である。したがって、医療機関は、顧客機関と呼ばれてもよい。
保守機関は、医療機関の機器10の保守を請け負う機関である。なお、保守機関は、保守会社、保守代理店などと呼ばれてもよい。
医療機関において、各機器10は、有線LAN又は無線LANを介して、ルータ8に接続されている。機器10は、例えば、PC、複写機及びプリンタなどである。医療機関において、1つの機器10では、マネージャアプリケーションが稼働し、他の機器10では、エージェントアプリケーションが稼働している。エージェントアプリケーションは、機器10の動作及び状態などが記録されている機器ログ110(図2参照)を、マネージャアプリケーションへ送信する。すなわち、マネージャアプリケーションは、他のエージェントアプリケーションから機器ログ110を収集する。
マネージャアプリケーションは、機器ログ110から障害を検出した場合、障害検出情報を機器診断装置100へ送信する。障害検出情報には、障害の発生した医療機関名、機器名、及び障害内容を識別する障害IDなどが含まれてよい。
機器診断装置100は、マネージャアプリケーションから障害検出情報を受信した場合、保守機関に属する1又は複数の保守メンバーに対して、機器10に障害が発生した旨を示す障害メール400(図6参照)を通知する。
携帯端末21又はPC22で障害メール400を受信した保守メンバーは、それぞれ、その障害メール400に含まれる障害リンク403(図6参照)を通じて、自分がその障害の担当者になることができる。以下、詳しく説明する。
<機器診断装置>
図2を参照して、本実施の形態に係る機器診断装置100、機器10、携帯端末21、PC22を説明する。
マネージャアプリケーションが稼働する機器10は、機器ログ収集部11と、障害検出部12と、記憶部16とを有する。なお、機器ログ収集部11及び障害検出部12は、マネージャアプリケーションの機能として実現されてよい。
機器ログ収集部11は、エージェントアプリケーションが稼働する機器10から機器ログ110を収集し、記憶部16に格納する。機器ログ110には、機器10の動作に関する情報、機器10に発生した障害を識別するための障害ID、及び、その障害に関する情報(例えば、障害発生時刻及び発生した障害の内容)などが含まれる。
障害検出部12は、記憶部16に格納された機器ログ110の中から、障害IDを検出する。障害検出部12は、障害IDを検出した場合、その検出した障害IDを含む障害検出情報を、機器診断装置100へ送信する。
機器診断装置100は、障害検出情報を管理する障害管理DB360と、障害担当者及び障害対応状況などを管理する障害対応管理DB340とを有する。また、機器診断装置100は、医療機関と保守機関との関係を管理する機関管理DB300と、機器診断装置100におけるアカウントを管理するアカウント管理DB320とを有する。なお、DBの詳細については後述する(図3~図5参照)。また、図2では、機器診断装置100がDB(DataBase)を有しているが、DBは、機器診断装置100とは異なる装置であるDBサーバによって実現されてもよい。この場合、機器診断装置100とDBサーバとは双方向にデータを送受信可能であってよい。
また、機器診断装置100は、障害検出情報受信部107と、障害メール処理部103と、アクセス受付部104と、障害ページ処理部105と、記憶部16とを有する。
障害検出情報受信部107は、機器10の障害検出部12から送信された障害検出情報を受信し、障害検出情報の内容(例えば、障害の発生した医療機関名、機器名、及び障害IDなど)を、障害管理DB360に登録する。
障害メール処理部103は、障害管理DB360に登録されている障害ID毎に、障害リンク403(図6参照)を含む障害メール400を生成する。障害メール400は、障害の発生を通知するための電子メールである。ただし、障害メール400は、様々なメッセージの態様の一例であり、例えば、SMS(short message service)又はメッセンジャーなどであってもよい。よって、障害メール処理部103は、メッセージ処理部と呼ばれてもよい。
障害メール処理部103は、その生成した障害メール400を、保守機関に属する1又は複数の保守メンバーへ送信する。なお、障害メール400の詳細については後述する(図6参照)。また、障害メール処理部103の詳細についても後述する(図10、図11参照)。
保守メンバーが有する携帯端末21又はPC22のメールアプリケーション201は、上記の障害メール400を受信し、表示する。保守メンバーによって障害メール400に含まれる障害リンク403へのアクセスが実行されると、携帯端末21又はPC22のWEBブラウザ202は、障害リンク403へアクセス要求(例えばHTTP REQUEST)を送信する。
アクセス受付部104は、障害リンク403へのアクセス要求を受け付ける。例えば、アクセス受付部104は、携帯端末21から障害リンク403へのアクセス要求を受信した場合、障害ページ処理部105に対して、携帯用の障害対応ページ500(図7参照)の生成を指示する。また、アクセス受付部104は、PC22から障害リンク403へのアクセス要求を受信した場合、障害ページ処理部105に対して、PC用の障害検索ページ600(図8参照)の生成を指示する。また、アクセス受付部104は、PC用の障害検索ページ600に含まれる障害対応状況リンク622(図8参照)へのアクセス要求を受信した場合、障害ページ処理部105に対して、PC用の障害対応ページ700(図9参照)の生成を指示する。なお、携帯用の障害対応ページ500、PC用の障害検索ページ600、及びPC用の障害対応ページ700の詳細については後述する(図7、図8及び図9参照)。また、アクセス受付部104の詳細についても後述する(図12参照)。
障害ページ処理部105は、アクセス受付部104からの指示に応じて、携帯用の障害対応ページ500、PC用の障害検索ページ600、又はPC用の障害対応ページ700を生成する。そして、障害ページ処理部105は、アクセス要求元の端末(携帯端末21又はPC22)のWEBブラウザ202へ、その生成した障害ページを含むアクセス応答(例えばHTTP RESPONSE)を送信する。また、障害ページ処理部105は、WEBブラウザ202を介して障害対応ページに入力された情報(以下「障害対応入力情報」という)を、障害対応管理DB340へ反映する。なお、障害ページ処理部105の詳細については後述する(図13~図15参照)。また、障害対応入力情報の詳細についても後述する(図7参照)。
<機関管理DB>
図3を参照して、機関管理DB300を詳細に説明する。
機関管理DB300は、データ項目(カラム)として、医療機関名301と、保守機関名302とを有する。図3において、レコード310は、保守機関名302「A代理店」が、医療機関名301「A病院」の保守を請け負っていることを示す。なお、本実施の形態では、説明をわかりやすくするために、機関管理DB300のデータ項目を、医療機関及び保守機関の「名称」としているが、機関管理DB300のデータ項目を、医療機関及び保守機関の「ID」としてもよい。
<アカウント管理DB>
図4を参照して、アカウント管理DB320を詳細に説明する。
アカウント管理DB320は、データ項目(カラム)として、アカウントID321と、アカウント名322と、メールアドレス323と、権限324と、保守機関名325とを有する。図4において、レコード330は、次のことを示す。すなわち、アカウント名322「松下花子」のユーザには、アカウントID321「1234」と、メールアドレス323「matsushita.hanako@xxx.com」とが割り当てられている。また、アカウントID321「1234」のユーザ(つまり「松下花子」)は、保守機関名325の「A代理店」に属し、「管理者」の権限324を有している。
<障害対応管理DB>
図5を参照して、障害対応管理DB340を詳細に説明する。
障害対応管理DB340は、データ項目(カラム)として、障害ID341と、担当者ID342と、障害対応状況343と、再通知設定344と、メモ345とを有する。
障害ID341は、障害を識別するための値である。障害ID341は、機器10を識別するための値と、当該機器10において発生し得る障害を識別するための値との組み合わせであってもよい。これにより、障害IDから、機器10と障害の両方を識別できる。
担当者ID342は、障害ID341が示す障害を担当する保守メンバーを示す値である。具体的には、担当者ID342の値は、当該保守メンバーのアカウントIDである。なお、障害ID341が示す障害を担当する保守メンバーがまだ決定していない場合、担当者ID342は「NULL」であってよい。
障害対応状況343は、障害ID341が示す障害への対応状況を示す値である。例えば、障害対応状況343「未着手」は、障害対応に未着手であることを示す。障害対応状況343「対応中」は、障害に対応中であることを示す。障害対応状況343「完了」は、障害対応が完了していることを示す。
再通知設定344は、障害ID341が示す障害を知らせる障害メール400の再通知に関する設定値である。例えば、再通知設定344「通常通り」は、所定の周期(頻度)で障害メール400を再通知することを示す。再通知設定344「一時停止」は、障害メール400の通知を一時的に停止することを示す。この場合、再通知設定344は、一時停止の期間を示す値を合わせて有してよい。再通知設定344「通知しない」は、障害メール400を再通知しないことを示す。
メモ345は、障害ID341が示す障害への対応に関して入力された文字列である。
図5において、レコード350は、次のことを示す。すなわち、担当者ID342「2345」の保守メンバーである「松下次郎」(図4参照)が、障害ID341「30」の障害を担当し、その障害対応状況343は「対応中」である。また、障害ID341「30」の障害メール400の再通知設定344は「通常通り」である。また、障害ID341「30」の障害に関するメモ345には「暫定対応済み」が入力されている。
<障害メール>
図6を参照して、障害メール400を詳細に説明する。
障害メール400には、障害情報401、障害対応情報402と、障害リンク403とが含まれる。
障害情報401は、当該障害メール400が知らせる障害に関する情報である。例えば、障害情報401は、図6に示すように、障害の発生日時、障害ID、当該障害IDが示す障害内容、障害が検出された医療機関名、及び当該医療機関を保守する保守機関名などを含む。
障害対応情報402は、障害対応状況を示す情報である。例えば、障害対応情報402は、図6に示すように、障害対応状況及び障害の担当者名などを含む。
障害リンク403は、障害ページへのリンク先を示す情報である。障害リンク403は、当該障害メール400が知らせる障害IDと、当該障害メール400の宛先(メールアドレス)が割り当てられているアカウントIDと、を識別するための情報を含む。アカウントIDを識別するための情報は、アカウントID毎に異なるワンタイムパスワードであってもよい。これにより、機器診断装置100のアクセス受付部104は、障害リンク403へのアクセス要求を受信したときに、ワンタイムパスワードから、アカウントIDを認識できる。或いは、障害リンク403は、障害IDとアカウントIDの組み合わせ毎に異なるワンタイムパスワードを含んでもよい。これにより、機器診断装置100のアクセス受付部104は、障害リンク403へのアクセス要求を受信したときに、ワンタイムパスワードから、障害ID及びアカウントIDの両方を認識できる。
なお、障害リンク403へのアクセス要求に対して表示される障害ページは、上述の通り、アクセス要求元の端末が携帯端末21の場合は、携帯用の障害対応ページ500であり、アクセス要求元の端末がPC22の場合は、PC用の障害検索ページ600である。
また、障害メール400のタイトル404には、障害対応状況が含まれてよい。これにより、障害メール400を受信した各保守メンバーは、障害メール400の本文を読まなくても、タイトル404から障害対応状況を知ることができる。
<携帯用の障害対応ページ>
図7を参照して、携帯用の障害対応ページ500を詳細に説明する。
携帯用の障害対応ページ500は、携帯端末21のWEBブラウザ202が、障害メール400内の障害リンク403へアクセスした場合に表示されるWEBページである。携帯用の障害対応ページ500は、障害情報領域501と、障害対応情報領域502と、再通知設定領域503と、メモ領域504と、登録ボタン505とを有する。
障害情報領域501には、上述の障害情報401と同様の内容が表示される。
障害対応情報領域502には、図7に示すように、担当者名521と、担当変更ボタン522と、障害対応状況ボタン523とが表示される。担当変更ボタン522は、担当者を自分(障害リンク403が示すアカウントIDの保守メンバー。以下「アクセス保守メンバー」という)に変更するためのボタンである。障害対応状況ボタン523は、障害対応状況を表示すると共に、障害対応状況を変更するためのボタンである。例えば、障害対応情報領域502には、図7に示すように、「未着手」、「対応中」及び「完了」をそれぞれ示す障害対応状況ボタン523が表示される。また、これらの障害対応状況ボタン523のうち、障害リンク403へアクセスした時点における障害対応状況343を示す障害対応状況ボタン523が「ON」になっている。
再通知設定領域503には、図7に示すように、再通知設定ボタン531が表示される。再通知設定ボタン531は、再通知設定を表示すると共に、再通知設定を変更するためのボタンである。例えば、再通知設定領域503には、図7に示すように、「通常通り」、「一時停止」及び「再通知しない」をそれぞれ示す再通知設定ボタン531が表示される。また、これらの再通知設定ボタン531のうち、障害リンク403へアクセスした時点における再通知設定344を示す再通知設定ボタン531が「ON」になっている。また、「一時停止」の再通知設定ボタン531の付近には、当該一時停止の期間を入力及び表示するための数値ボックス532が表示される。なお、数値ボックス532の付近には、数値ボックスの単位(例えば「時」及び「日」)を指定するためリスト533が表示されてもよい。
メモ領域504には、障害対応に関するメモを入力及び表示するためのテキストボックス541が表示される。
登録ボタン505は、障害対応情報領域502、再通知設定領域503、及びメモ領域504において入力及び変更された情報(つまり障害対応入力情報)を、機器診断装置100へ送信するためのボタンである。
アクセス保守メンバーが障害担当者である場合、携帯用の障害対応ページ500において、障害対応状況ボタン523、再通知設定ボタン531、及びメモ領域504のテキストボックス541は、変更可能となっている。
アクセス保守メンバーが障害担当者でない場合、携帯用の障害対応ページ500において、障害対応状況ボタン523、再通知設定ボタン531、及びメモ領域504のテキストボックス541は、変更不可(閲覧のみ可)となっている。担当者でないアクセス保守メンバーは、障害対応状況ボタン523、再通知設定ボタン531、又はメモ領域504のテキストボックス541を変更したい場合、まずは担当変更ボタン522を「ON」にして登録ボタン505を押下(タップ)する。これにより、当該アクセス保守メンバーが、当該障害の担当者に変更され、障害対応状況ボタン523、再通知設定ボタン531、及びメモ領域504のテキストボックス541が、変更可能となる。
このように、アクセス保守メンバーが障害担当者であるか否かに応じて、携帯用の障害対応ぺージ500の変更可能な領域を切り換えることにより、障害担当者でないアクセス保守メンバーが、誤って障害対応状況などを変更してしまうことを防止できる。
また、このように、障害メール400を受信した保守メンバーは、それぞれ、障害リンク403へアクセスして、簡単に障害担当者を自分に変更できるので、柔軟な障害対応が可能になる。例えば、別件で医療機関に立ち寄った保守メンバーが障害担当者になり、当該医療機関における機器10の障害に暫定的に対応し、後日、別の保守メンバーが障害担当者になり障害に正式に対応するといった障害対応が可能となる。
また、障害メール及び障害対応ページを介して、障害担当者及び障害対応状況などを、保守メンバー間で簡単に共有できるので、障害対応の把握及び引き継ぎが容易になる。
<PC用の障害検索ページ>
図8を参照して、PC用の障害検索ページ600を詳細に説明する。
PC用の障害検索ページ600は、PC22のWEBブラウザ202が、障害メール400内の障害リンク403へアクセスした場合に表示されるWEBページである。PC用の障害検索ページ600は、検索条件領域601と、検索結果領域602と、検索ボタン612とを有する。
検索条件領域601には、検索条件を入力するためのボックス611が表示される。この検索条件領域601に入力された検索条件を「検索条件入力情報」という。検索ボタン612が押下(クリック)されると、検索結果領域602には、検索条件入力情報に適合する障害情報のリストが表示される。
障害情報のリストの各々には、その障害情報に関連する機器情報リンク621及び障害対応状況リンク622が表示される。機器情報リンク621がアクセスされた場合、PC22のWEBブラウザ202には、機器10に関する情報を含むWEBページ(図示せず)が表示される。障害対応状況リンク622がアクセスされた場合、PC22のWEBブラウザ202には、PC用の障害対応ページ700(図9参照)が表示される。
<PC用の障害対応ページ>
図9を参照して、PC用の障害対応ページ700を詳細に説明する。
PC用の障害対応ページ700は、PC22のWEBブラウザ202が、PC用の障害検索ページ600(図8参照)の障害対応状況リンク622へアクセスした場合に表示されるWEBページである。
PC用の障害対応ページ700は、障害情報領域701と、障害対応情報領域702と、再通知設定領域703と、メモ領域704と、登録ボタン705とを有する。
障害情報領域701、障害対応情報領域702、再通知設定領域703、メモ領域704、及び登録ボタン705は、それぞれ、図7に示した携帯用の障害対応ページ500における、障害情報領域501、障害対応情報領域502、再通知設定領域503、メモ領域504、及び登録ボタン505と同様であるので、ここでは説明を省略する。
<障害メール処理>
図10のフローチャートを参照して、障害メール処理部103による処理を詳細に説明する。
障害メール処理部103は、障害検出情報に含まれる障害IDが障害管理DB360に登録された場合に、当該処理を実行する。また、障害メール処理部103は、障害管理DB360に複数の障害IDが登録された場合、各障害IDについて、当該処理を実行する。以下、図10の説明において、処理対象とする障害IDを「対象障害ID」という。
障害メール処理部103は、障害対応管理DB340から、対象障害ID341に関連付けられている障害対応状況343を取得する(S101)。
S101にて対象障害IDが存在しない場合、又は、S101にて取得した障害対応状況343が「完了」の場合(S102:完了)、障害メール処理部103は、対象障害IDに対応する新規レコードを障害対応管理DB340に生成する(S103)。そして、フローはS107へ進む。
S101にて取得した障害対応状況343が「対応中」又は「未着手」の場合(S102:対応中or未着手)、障害メール処理部103は、障害対応管理DB340から、対象障害IDに関連付けられている再通知設定344を取得する(S104)。
S104にて取得した再通知設定344が「通常通り」である場合(S105:通常通り)、フローはS107へ進む。
S104にて取得した再通知設定344が「再通知しない」である場合(S105:再通知しない)、フローは終了する(END)。
S104にて取得した再通知設定344が「一時停止」である場合(S105:一時停止)、障害メール処理部103は、最後に対象障害IDを検出してから現在までの期間が一時停止の設定期間を超えているか否かを判定する(S106)。一時停止の設定期間を超えていない場合(S106:NO)、フローはS106へ戻る。一時停止の設定期間を超えている場合(S106:YES)、フローはS107へ進む。
S107として、障害メール処理部103は、障害メール生成及び送信処理を実行する(S107)。障害メール生成及び送信処理の詳細については後述する(図11参照)。そして、フローは終了する(END)。
<障害メールの生成及び送信処理>
図11のフローチャートを参照して、障害メール生成及び送信処理について説明する。当該説明は、図10のS107の詳細な説明に相当する。
障害メール処理部103は、対象障害IDの障害が検出された機器を備える医療機関名を特定する(S201)。
障害メール処理部103は、機関管理DB300から、S201にて特定した医療機関名301に関連付けられている保守機関名302を特定する(S202)。
障害メール処理部103は、アカウント管理DB320から、S202にて特定した保守機関名325に関連付けられているアカウントID321を特定する(S203)。
障害メール処理部103は、S203にて特定した各アカウントIDについて、S204~S209の処理を実行する(S204)。なお、S204~S209における処理対象のアカウントIDを「対象アカウントID」と呼ぶ。
障害メール処理部103は、対象アカウントIDに対応付けるワンタイムパスワードを生成する(S205)。
障害メール処理部103は、対象障害IDとS204にて生成したワンタイムパスワードとを含む障害リンク403を生成する(S206)。
障害メール処理部103は、S206にて生成した障害リンク403を含む障害メール400を生成する(S207)。
障害メール処理部103は、アカウント管理DB320において対象アカウントIDに関連付けられているメールアドレス323宛に、S206にて生成した障害メール400を送信する(S208)。なお、障害メール処理部103は、対象アカウントIDに関連付けられている権限324に基づいて、対象アカウントIDに関連付けられているメールアドレス323宛に障害メール400を送信するか否かを決定してもよい。
障害メール処理部103が、S203にて特定した全てのアカウントIDについてS204~S209の処理を実行した後(S209)、フローは終了する(END)。
以上の処理により、障害の発生した医療機関の保守を請け負っている保守機関に属する所定の保守メンバーに対して、障害メール400が送信される。
<アクセス受付処理>
図12のフローチャートを参照して、アクセス受付部104による処理を詳細に説明する。
アクセス受付部104は、アクセス要求を受信するまで待機する(S301:NO)。そして、アクセス受付部104がアクセス要求を受信した場合(S301:YES)、フローはS302へ進む。
S302として、アクセス受付部104は、アクセス要求元の端末の種別を判定する(S302)。アクセス要求元の端末が携帯端末である場合(S304:携帯端末)、アクセス受付部104は、障害ページ処理部105に対して携帯用の障害対応ページ500の生成を指示する(S303)。そして、フローは終了する(END)。
アクセス要求元の端末がPCである場合(S304:PC)、アクセス受付部104は、アクセス要求されたリンクを判定する(S304)。アクセス受付部104は、アクセス要求されたリンクが障害対応状況リンク622である場合(S304:障害対応状況リンク)、障害ページ処理部105に対してPC用の障害対応ページ700の生成を指示する(S305)。そして、フローは終了する(END)。
アクセス受付部104は、アクセス要求されたリンクが障害リンク403である場合(S304:障害リンク)、障害ページ処理部105に対してPC用の障害検索ページ600の生成を指示する(S306)。そして、フローは終了する(END)。なお、「アクセス要求元の端末がPCである場合」は、「アクセス要求元の端末が携帯端末でない場合」と読み替えてもよい。
<携帯用の障害対応ページの生成処理>
図13のフローチャートを参照して、携帯用の障害対応ページ500の生成処理について説明する。障害ページ処理部105は、アクセス受付部104から、携帯用の障害対応ページ500の生成の指示(S305)を受けた場合に、当該処理を実行する。
障害ページ処理部105は、アクセスされた障害リンク403に含まれるワンタイムパスワードを特定する(S401)。
障害ページ処理部105は、その特定したワンタイムパスワードに対応するアカウントID(つまりアクセス保守メンバーのアカウントID)を特定する(S402)。
障害ページ処理部105は、アクセスされた障害リンク403に含まれる障害IDを特定する(S403)。
障害ページ処理部105は、障害対応管理DB340から、その特定した障害ID341に関連付けられている担当者ID342を特定する(S404)。
障害ページ処理部105は、S402にて特定したアカウントIDと、S404にて特定した担当者ID342とが一致するか否かを判定する(S405)。つまり、アクセス保守メンバーが、障害IDの担当者であるか否かを判定する。
アカウントIDと担当者ID342とが一致する場合(S405:YES)、障害ページ処理部105は、次の処理を行う。すなわち、障害ページ処理部105は、障害対応状況ボタン523、再通知設定ボタン531及びテキストボックス541を変更可能な携帯用の障害対応ページ500を生成し、アクセス要求元の携帯端末21のWEBブラウザ202へ送信する(S406)。そして、フローはS408へ進む。
アカウントIDと担当者ID342とが一致しない場合(S405:NO)、障害ページ処理部105は、次の処理を行う。すなわち、障害ページ処理部105は、担当変更ボタン522を変更可能だが、障害対応状況ボタン523、再通知設定ボタン531及びテキストボックス541を変更不可(閲覧のみ可)な携帯用の障害対応ページ500を生成し、アクセス要求元の携帯端末のWEBブラウザ202へ送信する(S407)。そして、フローはS408へ進む。なお、S404にて特定した担当者IDが「NULL」の場合、障害ページ処理部105は、S405を「NO」と判定してよい。
一方、携帯端末21のWEBブラウザ202は、S406又はS407の障害対応ページ500を受信し、表示する。そして、携帯端末21のWEBブラウザ202は、障害対応ページ500の「登録」ボタン505の押下(タッチ又はクリック)を検出すると、障害対応入力情報を機器診断装置100へ送信する。
S408として、障害ページ処理部105は、障害対応入力情報を受信した場合(S408:YES)、その障害対応入力情報を、障害対応管理DB340に反映する(S409)。そして、フローは終了する(END)。
例えば、S406を実行し、障害対応入力情報を受信した場合、障害ページ処理部105は、次の処理を実行する。すなわち、障害ページ処理部105は、障害対応入力情報に含まれる、障害対応状況ボタン523の選択値、再通知設定ボタン531の選択値、テキストボックス541への入力文字列を、それぞれ、障害対応管理DB340の障害対応状況343、再通知設定344、及びメモ345に登録する。
例えば、S407を実行し、担当変更ボタン522の選択値が「ON」である障害対応入力情報を受信した場合、障害ページ処理部105は、次の処理を実行する。すなわち、障害ページ処理部105は、障害対応管理DB340の担当者ID342に、S402にて特定したアカウントIDを登録する。これにより、障害の担当者が、アクセス保守メンバーに変更される。
なお、障害ページ処理部105が、携帯端末21のWEBブラウザ202から障害対応入力情報を受信せずに所定期間が経過(タイムアウト)した場合(S408:NO)、フローは終了してよい(END)。
<PC用の障害検索ページの生成処理>
図14のフローチャートを参照して、PC用の障害検索ページ600の生成処理について説明する。障害ページ処理部105は、アクセス受付部104から、PC用の障害検索ページ600の生成の指示(S306)を受けた場合に、当該処理を実行する。
障害ページ処理部105は、PC22に対して、アカウントIDとパスワードの入力を要求する(S501)。
障害ページ処理部105は、S501にて入力されたアカウントIDとパスワードを認証する(S502)。S502の認証に失敗した場合(S502:NO)、フローはS501へ戻る。
S502の認証に成功した場合(S502:YES)、障害ページ処理部105は、そのアカウントIDでログインする(S503)。
障害ページ処理部105は、そのログインしたアカウントIDに対応する障害検索ページ600を生成し、アクセス要求元のPC22のWEBブラウザ202へ送信する(S504)。そして、フローはS505へ進む。
一方、PC22のWEBブラウザ202は、S504の障害検索ページ600を受信し、表示する。そして、PC22のWEBブラウザ202は、障害検索ページ600の「検索」ボタン612の押下(クリック)を検出すると、検索条件入力情報を、機器診断装置100へ送信する。
S505として、障害ページ処理部105は、検索条件入力情報を受信した場合(S505:YES)、その検索条件入力情報に適合する障害情報を検索する(S506)。そして、障害ページ処理部105は、検索結果ページを生成し、PC22のWEBブラウザ202へ送信する(S507)。
なお、障害ページ処理部105が、WEBブラウザ202から検索条件入力情報を受信せずに所定期間を経過(タイムアウト)した場合(S505:NO)、フローは終了する(END)。
<PC用の障害対応ページの生成処理>
図15のフローチャートを参照して、PC用の障害対応ページ700の生成処理について説明する。障害ページ処理部105は、アクセス受付部104から、PC用の障害対応ページ700の生成の指示(S305)を受けた場合に、当該処理を実行する。
障害ページ処理部105は、アクセスされた障害リンク403から障害IDを特定する(S601)。
障害ページ処理部105は、特定した障害IDに対応するPC用の障害対応ページ700を生成し、PC22のWEBブラウザ202へ送信する(S602)。そして、フローはS603へ進む。
一方、PCのWEBブラウザ202は、S602のPC用の障害対応ページ700を受信し、表示する。そして、PC22のWEBブラウザ202は、障害対応ページ700の「登録」ボタン705の押下(クリック)を検出すると、障害対応入力情報を機器診断装置100へ送信する。
S603として、障害ページ処理部105は、障害対応入力情報を受信した場合(S603:YES)、その障害対応入力情報を、障害対応管理DB340に反映する(S604)。そして、フローは終了する(END)。
なお、障害ページ処理部105が、PC22のWEBブラウザ202から障害対応入力情報を受信せずに所定期間が経過(タイムアウト)した場合(S603:NO)、フローは終了してよい(END)。
PC用の障害対応ページ700では、ログインユーザは、障害の担当者でなくても、障害対応状況ボタン723、再通知設定ボタン731及びテキストボックス741を変更可能であってよい。これにより、管理者など、障害の担当者以外の者であっても、PC22から障害対応ページ700にアクセスすることにより、進捗状況及び再通知設定などを変更できる。
なお、本実施の形態では、障害ページ処理部105は、PC22から障害メールの障害リンクにアクセスされた場合、図14に示すように、アカウントIDとパスワードの入力を要求している。しかし、障害ページ処理部105は、PC22から障害メールの障害リンクにアクセスされた場合に、当該障害リンクに含まれるワンタイムパスワードを使用して、アカウントIDとパスワードの入力の要求を省略してもよい。
<本実施の形態のまとめ>
本実施の形態では、機器診断装置100は、障害IDと、宛先に対応するアカウントIDと、によって異なる障害リンク403を生成し、当該生成した障害リンク403を含む障害メール400を各宛先へ送信する障害メール処理部103(メッセージ処理部)と、、障害リンク403へのアクセスを受け付けるアクセス受付部104とを備える。さらに、機器診断装置100は、アクセスを受けた障害リンク403に基づいて障害IDとアカウントIDとを特定し、当該特定したアカウントIDが当該特定した障害IDに対応付けられている担当者ID342でない場合、当該特定したアカウントIDを担当者ID342とするか否かを選択できる担当変更ボタン522を有する障害対応ページ500を生成し、当該生成した障害対応ページ500をアクセス元の端末へ送信する障害ページ処理部105を備える。
これにより、障害メール400を受信した保守メンバーは、障害リンク403へアクセスして、その障害メール400が通知した障害の担当者を、自分に変更できる。すなわち、検出された障害の担当者を容易に変更できる。よって、柔軟な障害対応が可能になる。
なお、上述した、障害ページにおけるボタン及びボックスなどは、WEBページに配置可能なユーザインタフェースの一例である。したがって、上述のボタン及びボックスなどを「インタフェース」と呼んでもよい。
<ハードウェア構成>
以上、本開示に係る実施形態について図面を参照して詳述してきたが、上述した機器診断装置100、携帯端末21、及びPC22などの各装置の機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。
図16は、機器診断装置100の機能をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。このコンピュータ2100は、キーボード又はマウス、タッチパッドなどの入力装置2101、ディスプレイ又はスピーカーなどの出力装置2102、CPU(Central Processing Unit)2103、ROM(Read Only Memory)2104、RAM(Random Access Memory)2105、ハードディスク装置又はSSD(Solid State Drive)などの記憶装置2106、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)又はUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置2107、ネットワークを介して通信を行う送受信装置2108を備え、各部はバス2109により接続される。
そして、読取装置2107は、上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置2106に記憶させる。あるいは、送受信装置2108が、ネットワークに接続されたサーバ装置と通信を行い、サーバ装置からダウンロードした上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記憶装置2106に記憶させる。
そして、CPU2103が、記憶装置2106に記憶されたプログラムをRAM2105にコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAM2105から順次読み出して実行することにより、上記各装置の機能が実現される。
例えば、図2に示す、障害検出情報受信部107、障害メール処理部103、アクセス受付部104、及び障害ページ処理部105は、機器診断装置100が備えるCPU2103にて実行されるプログラムであってもよい。
上記の実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又は、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
本開示の一態様は、機器を診断するシステム、装置、方法及びコンピュータプログラムなどに有用である。
1 機器診断システム
8 ルータ
10 機器
11 機器ログ収集部
12 障害検出部
16 記憶部
21 携帯端末
22 PC
100 機器診断装置
103 障害メール処理部
104 アクセス受付部
105 障害ページ処理部
110 機器ログ
201 メールアプリケーション
202 WEBブラウザ
300 機関管理DB
320 アカウント管理DB
340 障害対応管理DB
360 障害管理DB

Claims (8)

  1. 機器に発生した障害を識別するための障害IDと、当該障害IDの障害の発生を知らせる障害メッセージの宛先に対応するユーザと、によって異なる障害リンクを生成し、当該生成した障害リンクを含む障害メッセージを各宛先へ送信するメッセージ処理部と、
    前記障害リンクへのアクセスを受け付けるアクセス受付部と、
    アクセスを受けた障害リンクに基づいて障害IDとアクセス元のユーザとを特定し、当該特定したユーザが、当該特定した障害IDに対応付けられている障害担当者でない場合、当該特定したユーザが前記障害担当者になるか否かを選択できる担当変更インタフェースを含む障害対応ページを生成し、当該生成した障害対応ページを前記アクセス元へ送信する障害ページ処理部と、
    を備える、
    機器診断装置。
  2. 前記障害対応ページは、前記障害IDの障害への対応状況を表示及び変更できる対応状況インタフェースを含み、
    前記対応状況インタフェースは、
    前記特定したユーザが前記特定した障害IDに対応付けられている障害担当者である場合、変更可能であり、
    前記特定したユーザが前記特定した障害IDに対応付けられている障害担当者でない場合、変更不可である、
    請求項1に記載の機器診断装置。
  3. 前記障害対応ページは、前記障害IDを知らせるメッセージの再送信の設定を表示及び変更できる再送信設定インタフェースを含み、
    前記再送信設定インタフェースは、
    前記特定したユーザが前記特定した障害IDに対応付けられている障害担当者である場合、変更可能であり、
    前記特定したユーザが前記特定した障害IDに対応付けられている障害担当者でない場合、変更不可である、
    請求項1に記載の機器診断装置。
  4. 前記アクセス受付部は、
    前記障害リンクへのアクセス元の端末が携帯端末である場合、前記障害ページ処理部に対して、前記障害対応ページの生成を指示し、
    前記障害リンクへのアクセス元の端末が携帯端末でない場合、前記障害ページ処理部に対して、障害の検索が可能なページである障害検索ページの生成を指示する、
    請求項1に記載の機器診断装置。
  5. 前記障害リンクは、宛先のユーザ毎に異なるワンタイムパスワードを含む、
    請求項1に記載の機器診断装置。
  6. 前記機器を保守する保守機関に属するユーザの宛先を管理する管理部、をさらに備え、
    前記メッセージ処理部は、障害の発生した機器を保守する前記保守機関に属する複数のユーザに、それぞれ、前記障害メッセージを送信する、
    請求項1に記載の機器診断装置。
  7. 機器に発生した障害を識別するための障害IDと、当該障害IDの障害の発生を知らせる障害メッセージの宛先に対応するユーザと、によって異なる障害リンクを生成し、当該生成した障害リンクを含む障害メッセージを各宛先へ送信し、
    前記障害リンクへのアクセスを受け付け、
    アクセスを受けた障害リンクに基づいて障害IDとアクセス元のユーザとを特定し、当該特定したユーザが、当該特定した障害IDに対応付けられている障害担当者でない場合、当該特定したユーザが前記障害担当者になるか否かを選択できる担当変更インタフェースを含む障害対応ページを生成し、当該生成した障害対応ページを前記アクセス元へ送信する、
    処理をコンピュータにより実行する、
    機器診断方法。
  8. 機器に発生した障害を識別するための障害IDと、当該障害IDの障害の発生を知らせる障害メッセージの宛先に対応するユーザと、によって異なる障害リンクを生成し、当該生成した障害リンクを含む障害メッセージを各宛先へ送信し、
    前記障害リンクへのアクセスを受け付け、
    アクセスを受けた障害リンクに基づいて障害IDとアクセス元のユーザとを特定し、当該特定したユーザが、当該特定した障害IDに対応付けられている障害担当者でない場合、当該特定したユーザが前記障害担当者になるか否かを選択できる担当変更インタフェースを含む障害対応ページを生成し、当該生成した障害対応ページを前記アクセス元へ送信する、
    処理をコンピュータに実行させる、
    機器診断プログラム。
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