JP7260045B1 - 水電解システム - Google Patents

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Abstract

【課題】水素のクロスオーバーによる酸素中の水素濃度の増加を抑制する水電解システムを提供する。【解決手段】少なくとも1つの水電解セルと、水電解セルの酸素極に水を供給する水供給装置と、水電解セルと水供給装置とを接続し、水供給装置から水電解セルの酸素極に供給される水を流す水供給流路と、水電解セルの酸素極から排出される水及び気体成分を分離する気液分離器と、水電解セルと気液分離器とを接続し、水電解セルの酸素極から排出される水及び気体成分を流す水排出流路と、水排出流路において、水電解セルと気液分離器との間に配置される再結合器と、を備え、再結合器は水素と酸素との反応を触媒する再結合触媒を備え、水電解セルと再結合器とは電気的に絶縁されている、水電解システムを提供する。【選択図】図1

Description

本願は水電解システムに関する。
近年、COフリーなエネルギー源として水素が注目されている。水素の製造方法としては、アルカリ水電解や、PEM型水電解(PEM:Polymer Electrolyte Menbrane)等がある。中でも、PEM型水電解は高効率であるため、注目されている。
ところで、水電解の際、カソード触媒層(水素極触媒層)で生成した水素が電解質膜を透過して、アノード触媒層(酸素極触媒層)側へと移動するという、いわゆる水素のクロスオーバーが発生する。これにより、アノード触媒層側で発生した酸素に水素が混合され、酸素中の水素濃度が高まる。そして、酸素中の水素濃度が所定の濃度(例えば、約4%)を超えると爆発につながる危険性がある。従って、酸素中の水素濃度の増加を抑制する技術が望まれている。
非特許文献1には、水電解システムにおいて、水電解セルから排出される水を気液分離器で水と酸素(クロスオーバーした水素を含む)に分離し、分離された酸素を再結合触媒を備える再結合器に供給し、再結合器においての酸素と水素とを再結合し、水を生成することで、酸素中の水素濃度の増加を抑制する水電解システムが開示されている。
また、特許文献1、2には、PEM型水電解用の膜電極接合体において、再結合触媒を用いてクロスオーバーによって移動した水素と酸素とを反応させることで、酸素中の水素濃度の増加を抑制する技術が開示されている。
特開2019-167619号公報 特表2020-514528号公報
S.A. Grigoriev et. al., "Hydrogen Safety Aspects Related To High-Pressure Polymer Electrolyte Membrane Water Electrolysis", International Journal of Hydrogen Energy, 34(2009), pp. 5986-5991
上述した通り、再結合触媒により酸素と水素とを反応させると、水が生成する。非特許文献1では、気相中で上記の再結合反応を行っているため、再結合触媒の表面に水が生成し・凝縮する。そうすると、この凝縮水によって、再結合触媒表面に水素と酸素とが供給されることが妨げられるため、再結合反応の効率が低下する。その結果、酸素中の水素濃度を十分に低減できない問題がある。
そこで、本開示の目的は、水素のクロスオーバーによる酸素中の水素濃度の増加を抑制する水電解システムを提供することである。
本開示は上記課題を解決するための一つの態様として、少なくとも1つの水電解セルと、水電解セルの酸素極に水を供給する水供給装置と、水電解セルと水供給装置とを接続し、水供給装置から水電解セルの酸素極に供給される水を流す水供給流路と、水電解セルの酸素極から排出される水及び気体成分を分離する気液分離器と、水電解セルと気液分離器とを接続し、水電解セルの酸素極から排出される水及び気体成分を流す水排出流路と、水排出流路において、水電解セルと気液分離器との間に配置される再結合器と、を備え、再結合器は水素と酸素とを反応させる再結合触媒を備え、水電解セルと再結合器とは電気的に絶縁されている、水電解システムを提供する。
上記水電解システムにおいて、再結合触媒は白金又は白金合金としてよい。白金合金における合金元素はCo、Ni、Fe、Mn、Ta、Ti、Hf、W、Zr、Nb、Al、Sn、Mo、Siからなる群から選ばれる少なくとも1種の金属元素であってもよい。
本開示の水電解ステムによれば、水素のクロスオーバーによる酸素中の水素濃度の増加を抑制することができる。
水電解システム100のブロック図である。 再結合器25の実施形態の一例である。 従来の水電解システム200のブロック図である。 従来の水電解システム200の再結合器125における再結合反応の様子を示した図である。 実施例及び比較例1、2の酸素中の水素濃度の測定結果である。
本開示の水電解システムについて、一実施形態である水電解システム100を用いて説明する。図1に水電解システム100のブロック図を示した。
図1に示した通り、水電解システム100は、少なくとも1つの水電解セル10と、水電解セルの酸素極側に配置される酸素極配管部20と、水電解セルの水素極側に配置される水素極配管部30と、電源40と、を備える。
<水電解セル10>
水電解セル10は、水を電気分解し、水素と酸素とを生成するための装置である。水電解システム100において、水電解セルは1つであってもよく、複数であってもよい。典型的には、水電解効率を向上する観点から、水電解システム100は複数の水電解セル10を有する。
水電解セル10は酸素極と水素極とを有し、水電解セル10の酸素極に水を供給するとともに電圧をかけることで、酸素極から酸素が、水素極から水素が発生する。このように、水電解セル10による水の電気分解反応は、酸素極にのみ水を供給するだけで足り、水素極に水を供給する必要はない。ただし、水素極への水の供給は禁止されておらず、例えばシステム冷却のために、水素極に水を供給される場合がある。水電解システム100では、システム冷却を目的に水素極に水を供給している。
水電解により酸素極において発生した酸素は水と共に排出され、酸素極側気液分離器23において酸素と水とに分離される。水電解により水素極において発生した水素はそのまま回収されてもよいが、水素極に水を供給する水電解システム100においては、当該水素は水と共に排出され、水素極側気液分離器33において水素と水とに分離される。なお、水素極に水を供給しない場合であっても、酸素極から電解質層を介して水素極に水が浸入するため、水素は水と共に排出され、水素極側気液分離器33において水素と水とに分離されてもよい。
図1に示した通り、水電解セル10は、酸素極に水を供給するための酸素極側水入口11と、酸素極から水を排出するための酸素極側水出口12と、を有する。また、水電解システム100は水素極に水を供給する形態であるため、水電解セル10は、水素極に水を供給するための水素極側水入口13と、水素極から水を排出するための水素極側水出口14と、を有する。水電解セル10が複数の場合、酸素極側水入口11及び水素極側水入口13に供給された水は、各水電解セル10の酸素極及び水素極に供給され、酸素極側水出口12及び水素極側水出口14から排出される。
水電解セル10の種類は特に限定されないが、水電解効率を向上する観点化からPEM型水電解セルを採用してよい。以下、PEM型水電解セルの構成について簡単に説明する。
PEM型水電解セルは、膜電極接合体と、膜電極接合体の両面に配置される1対のセパレータとを備える。また、PEM型水電解セルは、膜電極接合体とセパレータとの間にガス拡散層を配置してもよい。ガス拡散層、セパレータは公知のものを適宜用いることができる。
膜電極接合体は電解質層と、電解質層の一方の面に配置される酸素極触媒層と、電解質層の他方の面に配置される水素極触媒層と、を有する。
電解質層は水素イオン伝導性を有していれば特に限定されない。例えば、スルホン酸基を有する高分子電解質であればよい。耐久性の観点から高分子電解質は含フッ素重合体としてもよい。例えば、パーフルオロカーボン重合体としてもよい。
酸素極触媒層は、水電解により酸素を生成することができる酸素極触媒を含む。酸素極触媒は特に限定されないが、例えば金属触媒が挙げられる。金属触媒としては、例えばその組成にPt、Ru、Rh、Os、Ir、Pd、及びAuを含む金属触媒が挙げられる。金属触媒はこれらの金属の酸化物であってもよい。酸素極触媒は金属触媒を担持した電気伝導性の担体(金属担持触媒)であってもよい。また、酸素極触媒層は、プロトン伝導性を有するアイオノマーを含んでいてもよい。アイオノマーは特に限定されない。例えば、プロトン伝導性ポリマーが挙げられる。プロトン伝導性ポリマーとしては、ポリテトラフルオロエチレン等のフルオロアルキルポリマー;パーフルオロアルキルスルホン酸ポリマー等のフルオロアルキルポリマー等が挙げられる。
水素極触媒層は、水電解により水素を生成することができる水素極触媒を含む。水素極触媒は特に限定されないが、例えば金属触媒が挙げられる。金属触媒としては、例えばその組成にPt、Ru、Rh、Os、Ir、Pd、及びAuを含む金属触媒が挙げられる。金属触媒はこれらの金属の酸化物であってもよい。水素極触媒は金属触媒を担持した電気伝導性の担体(金属担持触媒)であってもよい。担体の種類は特に限定されないが、例えば炭素担体が挙げられる。また、水素極触媒層は、プロトン伝導性を有するアイオノマーを含んでいてもよい。アイオノマーは特に限定されない。例えば、上述のアイオノマーが挙げられる。
<酸素極配管部20>
酸素極配管部20は水電解セルの酸素極に水を供給し、酸素極において発生した酸素を回収する役割を有する。図1に示した通り、酸素極配管部20は、酸素極水供給装置21と、酸素極水供給流路22と、酸素極気液分離器23と、酸素極水排出流路24と、再結合装置25と、酸素極循環流路26と、酸素タンク27と、酸素供給流路28とを有する。
酸素極水供給装置21は水電解セル10の酸素極に水を供給する装置である。水を循環させるために、圧力をかけて水を水電解セル10に供給してもよい。酸素極水供給装置21としては、例えばポンプが挙げられる。
酸素極水供給流路22は、水電解セル10の酸素極と酸素極水供給装置21とを接続し、酸素極水供給装置21から供給される水を流す配管である。図1では、酸素極水供給流路22は水電解セル10の酸素極水入口11と酸素極水供給装置21とを接続しており、酸素極水供給装置21から供給される水は酸素極水供給流路22及び酸素極水入口11を介して、水電解セル10の酸素極に供給される。
酸素極気液分離器23は、水電解セル10の酸素極から排出される水及び気体成分を分離する装置である。酸素極配管部20における気体成分(酸素極気体成分)とは、水電解セル10の酸素極で生成された酸素である。ただし、気体成分は水電解セル10の水素極で生成され、電解質層を通ってクロスオーバーした水素も極微量含まれる場合がある。従って、気体成分は酸素のみを含んでもよく、酸素及び水素を含んでもよい。酸素極気液分離器23により分離された水は、酸素極循環流路26を介して、酸素極水供給装置21に送られ、水電解反応に再利用される。酸素極気液分離器23により分離された気体成分は、酸素供給流路28を介して、酸素タンク27に送られ、そこに貯留される。
酸素極水排出流路24は水電解セル10と気液分離器23とを接続し、水電解セル10の酸素極から排出される水及び気体成分を流す配管である。図1では、酸素極水排出流路24は水電解セル10の酸素極水出口12と酸素極気液分離器23とを接続しており、水電解セル10から排出される水は酸素極水出口12及び酸素極水排出流路24(後述する再結合装置も含む)を介して、酸素極気液分離器23に供給される。
再結合器25は、酸素極水排出流路24において、水電解セル10と酸素極気液分離器23との間に配置される。再結合器25を、水電解セル10と酸素極気液分離器23との間に配置する理由については後述する。
再結合器25は水素と酸素とを反応させる再結合触媒を備えている。上述した通り、酸素は水電解セル10の酸素極において水電解反応により生成される。水素は、水電解セル10の水素極において水電解反応により生成され、電解質層を通って水素極側から酸素極側にクロスオーバーしたものである。これらの水素及び酸素が、気体のまま水電解セル10の酸素極から排出されたり、水に溶存した状態で排出されたりする。そして、水素及び酸素が再結合器25に備えられる再結合触媒に到達し、再結合反応が生じる。このように再結合器25が再結合触媒を備えることにより、水電解セル10の酸素極から排出された酸素と水素とを反応させ、酸素極側の水素を消費することができるため、最終的に得られる酸素中の水素濃度の増加を抑制することができる。
再結合触媒は酸素と水素との再結合反応を触媒することができれば特に限定されない。例えば、白金又は白金合金が挙げられる。白金合金における合金元素はCo、Ni、Fe、Mn、Ta、Ti、Hf、W、Zr、Nb、Al、Sn、Mo、Siからなる群から選ばれる少なくとも1種の金属元素である。また、再結合触媒は担体に担持されていてもよい。担体は特に限定されないが、再結合反応の活性を高める観点から、カーボン担体を用いてもよい
再結合器25に配置される再結合触媒の態様は特に限定されず、上記の再結合反応を触媒できる態様であればよい。例えば、再結合器25の内面に再結合触媒が単に配置されているだけでもよい。再結合反応効率を高める観点から、再結合触媒が表面に付着した網目状の金属体を再結合器25に配置してもよい。
図2にその実施形態の一例を示した。図2に示した通り、再結合器25は筐体25aと、再結合触媒が表面に付着した網目状金属体25bとを含む。網目状金属体25bは水の流通方向に直交する方向(筐体25aの長手方向に直交する方向)に配置され、水及び気体成分は網目状金属体25bの細孔を通り抜ける。このとき、再結合触媒の表面上で再結合反応が生じる。
筐体25aの形状は特に限定されず、四角柱状であってもよく、円柱状であってもよい。また、酸素極水排出流路24の一部を筐体25aとみなしてもよい。この場合、酸素極水排出流路24に網目状構造物25bを配置するだけでよい。
網目状金属構造体25bは、基材となる網目状金属体と、その表面に付着した再結合触媒を含む。再結合触媒は網目状金属体の表面の少なくとも一部に配置されていればいようが、効率向上の観点から、表面全体に配置されていてもよい。網目状金属体は網目構造を有する金属であれば特に限定されない。金属の種類は特に限定されず、例えばSUSやチタンが挙げられる。耐腐食性の観点から、チタンを選択してもよい。網目構造の細孔径は特に限定されず、水が通過できる大きさであればよい。網目状金属体の厚みも特に限定されず、再結合反応効率等の目的に応じて適宜設定すればよい。
また、水電解セル10と再結合器25とは電気的に絶縁されていることを要件とする。これは、水電解セル10の酸素極は高電位(例えば1.2V以上)であるため、水電解セル10と再結合器25とが電気的に接続されていると、再結合器25の電位はそれと等しくなり、そうすると再結合触媒の表面が酸化され、触媒反応効率を低下させるためである。より詳細には、再結合器25(再結合触媒)と水電解セル10とが電気的に絶縁されており、かつ、再結合器25(再結合触媒)の電位が0.8V以下となればよい。これにより、再結合触媒の表面の酸化を抑制することができ、再結合反応効率が高い状態を維持することができる。
例えば、再結合器25を設けずに、水電解セルの酸素極に含まれるガス拡散層に再結合触媒(例えば、白金触媒)をコートし、水電解セル10中で再結合反応を生じさせることが考えられる。しかし、この場合、ガス拡散層は酸素極と電気的に接続されているため、再結合触媒表面は次第に酸化し、再結合反応効率が低下する。このように、水電解セルと再結合触媒とが電気的に接続されていると、再結合反応効率が高い状態を維持することができない。
ここで、再結合器25を水電解セル10と酸素極気液分離器23との間に配置する理由について説明する。図3に従来の水電解システム200のブロック図を示した。これは非特許文献1に記載されている水電解システムを模したものである。
図3に記載されている通り、水電解システム200は水電解セル110と、酸素極配管部120と、水素極配管部130と、電源140と、を備えている。水電解システム100と水電解システム200との違いは、酸素極配管部120において、再結合器125が酸素極気液分離器123と酸素タンク127との間に配置されていることである。それ以外の構成は同じである。上述した通り、酸素極気液分離器123により分離された気体成分は、酸素供給流路128に送られる。従って、再結合器125における再結合反応は気相中でのみ行われる。
図4に従来の水電解システム200の再結合触媒Cにおける再結合反応の様子を示した。図4に示した通り、従来の再結合反応は気相中で行われるため、再結合触媒Cの表面に水が生成し、時間経過とともに凝縮する。そうすると、この凝縮水Wによって、再結合触媒Cの表面に水素と酸素とが供給されることが妨げられるため、再結合反応の効率が低下する。その結果、酸素中の水素濃度を十分に低減できない問題がある。
一方で、水電解システム100では、再結合器25は水電解セル10と酸素極気液分離器23との間に配置されているため、水中で再結合反応が生じる。具体的には、水電解セル10の酸素極から排出された水(未反応水)には溶存した水素及び酸素が含まれているため、これらが再結合触媒に到達し、水中で再結合反応が生じる。再結合反応が生じると水(凝縮水)が生成するが、従来と異なり、凝縮水は再結合器25を通過する未反応水に流されることになり、再結合触媒には常に未反応水が接触することとなる。従って、水電解システム100は、水電解セル10と酸素極気液分離器23との間に再結合器25を配置することにより、再結合反応効率が高い状態を維持することができる。
なお、水電解セル10の酸素極から配置出された水素及び酸素は気体状態のものも存在するため、これらが再結合触媒に到達した場合でも再結合反応が生じる。この場合であっても、生成する水(凝縮水)は未反応水に流されることになるため、再結合反応効率が高い状態を維持することができる。なお、酸素極配管部20は、通常、多量の水が流通・循環しているため、再結合反応は主に水中で生じると推定される。
酸素極循環流路26は、酸素極水供給装置21と酸素極気液分離器23とを接続し、酸素極気液分離器23から排出される水を流す配管である。酸素極循環流路26は、酸素極配管部20において水を循環させる場合に用いられるものであるため、水を循環させない場合は不要である。
酸素タンク27は、酸素極気液分離器23によって分離された気体成分を貯留するためのものである。
酸素供給流路28は、酸素極気液分離器23と酸素タンク27とを接続し、酸素極気液分離器23により分離された気体成分を流す配管である。
<水素極配管部30>
水素極配管部30は、水素極において発生した水素を回収する役割を有する。また、水素極配管部30は、システム冷却のために水素極配管部30内で水を循環させている。図1に示した通り、水素極配管部30は、水素極水供給装置31と、水素極水供給流路32と、水素極気液分離器33と、水素極水排出流路34と、水素極循環流路36と、水素タンク37と、水素供給流路38とを有する。
水素極水供給装置21は水電解セル10の水素極に水を供給する装置である。水を循環させるために、圧力をかけて水を水電解セル10に供給してもよい。水素極水供給装置31としては、例えばポンプが挙げられる。
水素極水供給流路32は、水電解セル10の水素極と水素極水供給装置31とを接続し、水素極水供給装置31から供給される水を流す配管である。図1では、水素極水供給流路32は水電解セル10の水素極水入口13と水素極水供給装置31とを接続しており、水素極水供給装置31から供給される水は水素極水供給流路32及び水素極水入口13を介して、水電解セル10の水素極に供給される。
水素極気液分離器33は、水電解セル10の水素極から排出される水及び気体成分を分離する装置である。水素極配管部30における気体成分(水素極気体成分)とは、水電解セル10の水素極で生成された水素である。ただし、気体成分は水電解セル10の酸素極で生成され、電解質層を通ってクロスオーバーした酸素も極微量含まれる場合がある。ただし、酸素は水素よりもクロスオーバーし難いことが知られている。従って、気体成分は水素を含み、任意に酸素を含んでよいものである。水素極気液分離器33を通過した水は、水素極循環流路36を介して、水素極水供給装置31に送られ、水電解反応に再利用される。水素極気液分離器33により分離された気体成分は、水素供給流路38を介して、水素タンク37に送られ、そこに貯留される。
水素極水排出流路34は水電解セル10と気液分離器33とを接続し、水電解セル10の水素極から排出される水及び気体成分を流す配管である。図1では、水素極水排出流路34は水電解セル10の水素極水出口14と水素極気液分離器33とを接続しており、水電解セル10から排出される水は水素極水出口14及び水素極水排出流路34を介して、水素極気液分離器33に供給される。
水素極循環流路36は、水素極水供給装置31と水素極気液分離器33とを接続し、水素極気液分離器33から排出される水を流す配管である。水素極循環流路36は、水素極配管部30において水を循環させる場合に用いられるものであるため、水を循環させない場合は不要である。
水素タンク37は、水素極気液分離器33によって分離された気体成分を貯留するためのものである。
水素供給流路38は、水素極気液分離器33と水素タンク37とを接続し、水素極気液分離器33により分離された気体成分を流す配管である。
<電源40>
電源40は、水電解セル10に電力を供給するものであり、水電解セル10の酸素極と水素極との両方に接続されている。このような電源40は公知である。
以上より、一実施形態を用いて、本開示の水電解システムを説明した。本開示の水電システムは、水電解セルと酸素極気液分離器との間に再結合装置を配置することにより、水素のクロスオーバーによる酸素中の水素濃度の増加を抑制することができる。
以下、実施例を用いて、本開示の水電解システムについてさらに説明する。
<水電解システムの構築>
図1の水電解システム100に倣って、実施例1の水電解システムを構築した。水電解セルは、表1に示す膜電極接合体の水素極側にカーボン繊維からなる拡散層を配置し、酸素極側にチタン繊維の表面に白金が蒸着された拡散層を配置し、得られた積層体を電極面積1cmの単セル(酸素極及び水素極ともにストレート流路)に組付けることで、水電解セルと作製した。再結合器は図2に倣って構築した。網目状金属構造体は、細孔径30μm、厚み200μmのチタン繊維焼結体の表面に白金を蒸着したものを用いた。
比較例1の水電解システムは、実施例1の水電解システムから再結合器を除いたものである。
比較例2の水電解システムは、図3の水電解システム200に倣って構築されており、実施例1の水電解システムの再結合器の配置位置を、酸素極気液分離器と酸素タンクとの間に配置したものである。
Figure 0007260045000002
<酸素中の水素濃度評価>
水電解セル温度:80℃、圧力:大気圧の条件下で、酸素極及び水素極の両極に水電解に必要な量の数倍量の水(水電解を十分に実施できる量の水)を循環し、電子負荷装置を用いて電流密度2A/cmの定電流で水電解を実施した。
そして、上記の条件で水電解を実施し、酸素極から排出される気体成分と水とを酸素極気液分離器で分離し、得られた気体成分を30分間捕集した後、GC-MSで気体成分中の水素濃度(酸素中の水素濃度)を測定した。結果を図5、表2に示した。
Figure 0007260045000003
図5、表2により、実施例の水素濃度は比較例1、2の水素濃度に比べて最も低い結果であった。このことから、再結合器を水電解セルと酸素極気液分離器との間に配置することにより、水素濃度の増加を顕著に抑制することができると考えられる。
10、110 水電解セル
11 酸素極水入口
12 酸素極水出口
13 水素極水入口
14 水素極水出口
20、120 酸素極配管部
21 酸素極水供給装置
22 酸素極水供給流路
23、123 酸素極気液分離器
24 酸素極水排出流路
25、125 再結合器
25a 筐体
25b 網目状金属体
26 酸素極水循環流路
27、127 酸素タンク
28、128 酸素供給流路
30、130 水素極配管部
31 水素極水供給装置
32 水素極水供給流路
33 水素極気液分離器
34 水素極水排出流路
36 水素極水循環流路
37 水素タンク
38 水素供給流路
40、140 電源
100、200 水電解システム
C 再結合触媒
W 凝縮水

Claims (4)

  1. 少なくとも1つの水電解セルと、
    前記水電解セルの酸素極に水を供給する水供給装置と、
    前記水電解セルと前記水供給装置とを接続し、前記水供給装置から前記水電解セルの酸素極に供給される前記水を流す水供給流路と、
    前記水電解セルの酸素極から排出される前記水及び気体成分を分離する気液分離器と、
    前記水電解セルと前記気液分離器とを接続し、前記水電解セルの酸素極から排出される前記水及び前記気体成分を流す水排出流路と、
    前記水排出流路において、前記水電解セルと前記気液分離器との間に配置される再結合器と、を備え、
    前記再結合器は水素と酸素とを反応させる再結合触媒を備え、
    前記水電解セルと前記再結合器とは電気的に絶縁されており、
    前記再結合器は水中で水素と酸素とを反応させる、
    水電解システム。
  2. 前記再結合触媒は白金又は白金合金であり、
    前記白金合金における合金元素はCo、Ni、Fe、Mn、Ta、Ti、Hf、W、Zr、Nb、Al、Sn、Mo、Siからなる群から選ばれる少なくとも1種の金属元素である、
    請求項1に記載の水電解システム。
  3. 前記水電解セルは、膜電極接合体と、膜電極接合体の両面に配置される1対のセパレータと、を備え、
    前記膜電極接合体は、水素イオン伝導性を有する電解質層と、前記電解質層の一方の面に配置される酸素極触媒層と、前記電解質層の他方の面に配置される水素極触媒層と、を有する、
    請求項1又は2に記載の水電解システム。
  4. 前記再結合器は、筐体と、前記再結合触媒が表面に付着した網目状金属体と、を含み、
    前記網目状金属体は、前記筐体内において、水の流通方向に直交する方向に配置されており、
    前記水及び前記気体成分が前記網目状金属体の細孔を通り抜けるときに、前記再結合触媒の表面上で水素と酸素とが反応する、
    請求項1又は2に記載の水電解システム。
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