JP7259372B2 - 走行状態判定装置、運転支援装置、走行状態判定方法及びプログラム - Google Patents

走行状態判定装置、運転支援装置、走行状態判定方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7259372B2
JP7259372B2 JP2019020566A JP2019020566A JP7259372B2 JP 7259372 B2 JP7259372 B2 JP 7259372B2 JP 2019020566 A JP2019020566 A JP 2019020566A JP 2019020566 A JP2019020566 A JP 2019020566A JP 7259372 B2 JP7259372 B2 JP 7259372B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
traveling
state determination
behind
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019020566A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020129178A (ja
Inventor
英明 神賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2019020566A priority Critical patent/JP7259372B2/ja
Publication of JP2020129178A publication Critical patent/JP2020129178A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7259372B2 publication Critical patent/JP7259372B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、走行状態判定装置、運転支援装置、走行状態判定方法及びプログラムに関する。
近年、車両の自動運転制御に関する技術の開発が進められている。車両の自動運転制御では、自車両の後方を走行する後方車両との関係にも配慮する必要がある。特許文献1には、後続車両との車間距離を測定して警告する技術が開示されている。
特開2017-010463号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術のように単に自車両と後方車両との車間距離を測定するだけでは、車両の自動運転制御において、後方車両を回避する回避動作を行うべきか否かを適切に判断できない場合があった。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、後方車両を回避する回避動作を行うべきか否かを適切に判断することができる走行状態判定装置を提供することを目的とする。
本発明に係る走行状態判定装置は、自車両の走行速度を含む自車両走行情報を取得する自車両走行情報取得部と、前記自車両の後方の所定範囲における前記自車両の後方を走行する後方車両の有無を確認し、前記後方車両がある場合には前記後方車両の後方車両走行情報を取得する後方車両走行情報取得部と、前記自車両走行情報と前記後方車両走行情報に基づいて前記後方車両を回避する回避動作が推奨されるか否かを判定する相対走行状態判定部と、を備え、前記相対走行状態判定部は、前記後方車両走行情報取得部により前記後方車両が有ることが確認され、かつ、前記後方車両の走行速度と前記自車両の走行速度との差である相対走行速度が第1閾値以上かまたは前記相対走行速度の変化量が第2閾値以上である場合に、前記回避動作が推奨されると判定する。
本発明に係る走行状態判定方法は、自車両の走行速度を含む自車両走行情報を取得する第1のステップと、前記自車両の後方の所定範囲における前記自車両の後方を走行する後方車両の有無を確認し、前記後方車両がある場合には前記後方車両の後方車両走行情報を取得する第2のステップと、前記後方車両が前記自車両に接近しているか否かを判定する第3のステップと、を備え、前記第3のステップでは、前記第2のステップにおいて前記後方車両が有ることが確認され、かつ、前記後方車両の走行速度と前記自車両の走行速度との差である相対走行速度が第1閾値以上かまたは前記相対走行速度の変化量が第2閾値以上である場合に、前記後方車両を回避する回避動作が推奨されると判定する。
本発明に係るプログラムは、自車両の走行速度を含む自車両走行情報を取得する第1のステップと、前記自車両の後方の所定範囲における前記自車両の後方を走行する後方車両の有無を確認し、前記後方車両がある場合には前記後方車両の後方車両走行情報を取得する第2のステップと、前記第2のステップにおいて前記後方車両が有ることが確認され、かつ、前記後方車両の走行速度と前記自車両の走行速度との差である相対走行速度が第1閾値以上かまたは前記相対走行速度の変化量が第2閾値以上である場合に、前記後方車両を回避する回避動作が推奨されると判定する第3のステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、後方車両を回避する回避動作を行うべきか否かを適切に判断することができる。
実施の形態1に係る走行状態判定装置の構成について示すブロック図である。 実施の形態1に係る走行状態判定装置における後方車両の回避が必要か否かを判定する処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1に係る走行状態判定装置の変形例1に係る構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る走行状態判定装置の変形例1に係る構成における、後方車両の回避が必要か否かを判定する処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2に係る運転支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る運転支援装置における自動運転制御に関する処理の流れを示すフローチャートである。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。
[実施の形態1]
まず、実施の形態1に係る走行状態判定装置の構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る走行状態判定装置10の構成について示すブロック図である。図1に示すように、走行状態判定装置10は、自車両走行情報取得部20と、後方車両走行情報取得部30と、相対走行状態判定部40と、入力部50と、を備えている。
自車両走行情報取得部20は、自車両の走行速度を含む自車両走行情報を取得する。自車両走行情報取得部20は、自車両の走行情報をCAN(Controller Area Network)などの車載ネットワークを介して、または、自車両の走行速度を測定する既設の速度センサー等を用いて自車両の走行速度を取得する速度検出部21を有する。
後方車両走行情報取得部30は、自車両の後方の所定範囲における自車両の後方を走行する後方車両の有無を確認し、後方車両がある場合には後方車両の走行速度を含む後方車両走行情報を取得する。所定範囲とは、例えば、適切な車間距離とされる距離の範囲であり、時速80km/hでの走行中であれば80m以内である。また、適切な車間距離を基準として、その1.5倍または2倍程度の距離であってもよい。後方車両走行情報取得部30は、自車両の後方を撮影するリアカメラ31と、リアカメラ31の撮影した画像から後方車両を認識する後方車両認識部32と、リアカメラ31の撮影した画像から後方車両速度または自車両と後方車両との相対速度を検出する後方車両速度検出部33と、を有する。なお、自車両にリアカメラが既設である場合や別体のリアカメラを備える場合には、当該リアカメラから信号を受けてもよく、後方車両走行情報取得部30がリアカメラ31を含まない構成であってもよい。またリアカメラ31は,LiDAR(Light Detection and Ranging)やミリ波レーダなど、測距可能な他の種類のセンサであってもよい。
相対走行状態判定部40は、自車両走行情報取得部20により取得された自車両走行情報と、後方車両走行情報取得部30により取得された後方車両走行情報と、に基づいて後方車両を回避する回避動作が推奨されるか否かを判定する。ここで、後方車両を回避する回避動作とは、例えば、車線変更するか路肩に停車するなどして後方車両に道を譲る動作や、適正な範囲内で自車両の走行速度を上げることである。入力部50は、判定モードをオン/オフするためのスイッチである。走行状態判定装置10は、判定モードがオンされると、後方車両を回避する回避動作が必要か否かを判定する処理を実行する。判定モードは常時オンであってもよく、車両の走行に応じて自動的にオンされてもよい。
次に、走行状態判定装置10において、後方車両の回避動作が推奨されるか否かを判定する処理について説明する。なお、以下の説明では、図1についても適宜参照する。
図2は、実施の形態1に係る走行状態判定装置10における後方車両の回避動作が推奨されるか否かを判定する処理の流れを示すフローチャートである。
図2に示すように、まず、相対走行状態判定部40が、判定モードがオンであるか否かを判断する(ステップS101)。ステップS101において判定モードがオンであると判断された場合、判定モードを開始する(ステップS102)。ステップS101において判定モードがオフである場合、処理を終了する。
ステップS102に続いて、相対走行状態判定部40が、後方車両走行情報取得部30により後方車両が確認されたか否かを判定する(ステップS103)。ステップS103において後方車両が確認されなかったと判定された場合、処理をステップS101に戻す。ステップS103において後方車両が確認されたと判定された場合、相対走行状態判定部40が、相対走行速度が第1閾値以上かまたは相対走行速度の変化量が第2閾値以上であるか、否かを判定する(ステップS104)。ここで、相対走行速度は、後方車両の走行速度と自車両の走行速度との差であり、後方車両の走行速度が自車両の走行速度に対して速い場合に正方向の値を有する。ステップ104の判定の代わりに、相対走行状態判定部40は、後方車両と自車両との車間距離が所定の閾値以下であることや、その状態が継続している時間を測定して判定してもよい。
ステップS104において、相対走行速度が第1閾値以上かまたは相対走行速度の変化量が第2閾値以上であると判定されなかった場合、処理をステップS101に戻す。ステップS104において、相対走行速度が第1閾値以上かまたは相対走行速度の変化量が第2閾値以上であると判定された場合、相対走行状態判定部40が、後方車両の回避動作が推奨されると判定する(ステップS105)。ステップS105に続いて、相対走行状態判定部40が、運転制御装置70に対し後方車両を回避する回避動作を行うよう指令し(ステップS106)、処理をステップS101に戻す。
なお、ステップS105において、相対走行状態判定部40は、自車両の走行速度が所定値以下であるか否かを判定する図示しないステップによって、自車両の走行速度が所定値以下である場合に、自車両の走行が後方車両の走行の支障になっていると判定し、後方車両の回避動作が推奨されると判定するようにしてもよい。ここで、所定値は、例えば、自車両が走行している道路の法定速度を基準としたときの適正な走行速度範囲の下限値である。つまり、自車両の走行速度が所定値以下である場合、自車両の走行速度が、走行している道路の法定速度に対して遅いため後方車両の走行の支障になっている可能性が高いと考えられる。また、ステップS105において、相対走行状態判定部40は、後方車両の回避動作が推奨されるであると判定し、自車両の走行速度の変化量が所定値以上である場合に、自車両の走行が後方車両の走行の支障になっていると判定するようにしてもよい。自車両の走行速度の変化量が所定値以上であるとは、例えば、道路の勾配による自車両速度の頻繁な変化や、自車両の前方を走行する車両との車間距離が短いことなどを要因とするブレーキ操作の頻発である。このような自車両の挙動が有る場合、後方車両の走行の支障になっている可能性が高いと考えられる。
上述した処理を行うことで、後方車両を回避する回避動作を行うべきか否かを適切に判断することができる。運転制御装置70は、走行状態判定装置10から後方車両の回避動作が推奨される旨の指令を受けることで、自動運転制御時に、後方車両にブレーキを踏ませるような運転をさせないようにすることができるなど、後方車両に配慮した走行をすることが可能となる。
[変形例1]
図3は、走行状態判定装置10の変形例1に係る構成を示すブロック図である。図1に示す構成では相対走行状態判定部40から運転制御装置70に対して指令を行ったのに対し、図3に示す、変形例1に係る構成では、相対走行状態判定部40から警報装置80に対して指令を行う。警報装置80は、車内と車外の少なくとも一方に設置されている。変形例1に係る構成は、自動運転制御に対応していない通常の車両に適応される。
図4は、走行状態判定装置10の変形例1に係る構成における、後方車両の回避が必要か否かを判定する処理の流れを示すフローチャートである。図4に示すように、ステップS201からステップS205までの処理は、図2に示すフローチャートにおける、S101からステップS105までの処理と同じである。走行状態判定装置10の変形例1に係る構成では、図1に示すステップS106の処理の代わりに、図4に示すステップS206の処理を実行する。すなわち、ステップ206では、ステップS205に続き、相対走行状態判定部40が、警報装置80に対し警報を発するよう指令する。
このように、警報装置80により警報が発せられることで、後方車両を回避する回避動作が推奨されることを自車両の運転者に認識させることができる。
[実施の形態2]
まず、実施の形態2に係る走行状態判定部の構成について説明する。
図5は、実施の形態2に係る運転支援装置200の構成を示すブロック図である。図5に示すように、運転支援装置200は、走行状態判定部210と、入力部250と、前方車両走行情報取得部260と、運転制御部270と、回避動作可否判定部280と、を備えている。
走行状態判定部210は、後方車両の回避が必要か否かを判定する処理を行うものである。すなわち、実施の形態1に係る走行状態判定装置10の機能を実行するものである。
入力部250は、運転者がACC(Auto Cruse Control)モードをオン/オフするためのスイッチであり、かつ、自動運転制御での自車両の設定速度を入力するためのものである。運転者により、入力部250を介してACCモードがオンされると、運転制御部270はACCモードを開始する。前方車両走行情報取得部260は、自車両の前方の所定範囲における自車両の前方を走行する前方車両の有無を確認し、前方車両がある場合には前方車両の走行速度を含む前方車両走行情報を取得する。
運転制御部270は、自車の走行速度、前方車両走行情報及び設定速度と、走行状態判定部210からの指令と、に基づいて、自車両の自動運転制御を行う。運転制御部270は、自車両のアクセルを制御するアクセル制御部271、自車両のブレーキを制御するブレーキ制御部272、自車両のハンドルを制御するハンドル制御部273を有する。
回避動作可否判定部280は、自車両の周囲の状況に基づいて自車両が回避動作を行うことが可能か困難かを判定する。回避動作可否判定部280における、自車両が回避動作を行うことが可能か困難かの判定は、例えば、自車両の走行道路に隣接車線があるか否かまたは隣接車線への車線変更が可能か困難かにより行う。具体的には、回避動作可否判定部280は、図示しないフロントカメラにより自車両の前方を含む自車両周囲の画像を取得し、取得した画像を画像認識して、自車両の走行道路に隣接車線があるか否かを判定する。あるいは回避動作可否判定部280は、図示しないGNSS受信部により現在位置を取得し、図示しない地図データベースを参照して、自車両の走行道路に隣接車線があるか否かを判定する。また、回避動作可否判定部280は、自車両の走行道路に隣接車線がある場合、図示しないフロントカメラおよび走行状態判定部210が備えるリアカメラ31により取得する自車両周囲の画像から、隣接車線を走行する他車両がいるか否かを判定し、隣接車線を走行する他車両と自車両との車間距離を画像認識により算出して、車間距離が充分か否かにより、隣接車線への車線変更が可能か困難かを判定する。回避動作可否判定部280は、隣接車線でなく自車両の走行道路に十分な広さの路肩があること、駐停車可能なスペースがあること、駐停車可能な休憩地があることを判定してもよい。回避動作可否判定部280において自車両が回避動作を行うことが困難であると判定された場合、運転制御部270は、走行状態判定部210により後方車両の回避動作が推奨されると判定されている場合であっても後方車両を回避する回避動作を行わないようにする。または、回避動作可否判定部280において自車両が回避動作を行うことが困難であると判定された場合、走行状態判定部210は、後方車両の回避動作が推奨されると判定しないようにする。
次に、運転支援装置200における、自動運転制御に関する処理について説明する。なお、以下の説明では、図1についても適宜参照する。
図6は、実施の形態2に係る運転支援装置200における自動運転制御に関する処理の流れを示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、運転制御部270が、ACCモードがオンであるか否かを判断する(ステップS301)。ステップS301においてACCモードがオンであると判断された場合、ACCモードを開始する(ステップS302)。ステップS301においてACCモードがオフである場合、処理を終了する。
ステップS302に続いて、運転制御部270が、前方車両走行情報取得部260により前方車両が接近しているか否かを判定する(ステップS303)。ステップS303において前方車両が接近していると判定された場合、運転制御部270が車間距離制御を実行する(ステップS304)。ここで、車間距離制御とは、前方車両との車間距離が適正になるように制御することである。ステップS303において前方車両が接近していないと判定された場合、運転制御部270が設定速度制御を実行する(ステップS305)。ここで、設定速度制御とは、自車両の走行速度が設定された走行速度になるように制御することである。
ステップS304及びステップS305に続いて、相対走行状態判定部40が、後方車両走行情報取得部30により後方車両が確認されたか否かを判定する(ステップS306)。ステップS306において後方車両が確認されなかったと判定された場合、処理をステップS301に戻す。ステップS306において後方車両が確認されたと判定された場合、相対走行状態判定部40が、相対走行速度が第1閾値以上かまたは相対走行速度の変化量が第2閾値以上であるか、否かを判定する(ステップS307)。
ステップS307において、相対走行速度が第1閾値以上かまたは相対走行速度の変化量が第2閾値以上であると判定されなかった場合、処理をステップS301に戻す。ステップS307において、相対走行速度が第1閾値以上かまたは相対走行速度の変化量が第2閾値以上であると判定された場合、相対走行状態判定部40が、後方車両の回避が可能か否かを判定する(ステップS308)。
ステップS308において回避動作可否判定部280により後方車両の回避が可能と判定された場合、運転制御部270が、アクセル、ブレーキ、ハンドルを制御して後方車両を回避する回避動作を行い(ステップS309)、処理をステップS301に戻す。ステップS308において後方車両の回避が可能ではないと判定された場合、処理をステップS301に戻す。なお、ステップS308において後方車両の回避が可能ではないと判定された場合、処理をステップS301に戻す前に、警報を発するなどして、自車両の後方に後方車両が存在して接近しており、かつ、現時点において回避動作が可能ではないことを自車両の運転者に報知するようにしてもよい。自車両の運転者は、自車両の走行設定速度を上げる、回避動作が可能な状況になり次第回避動作を行うなどの対応を検討することができる。
上述した自動運転制御に関する処理を行うことで、自動運転制御時に、後方車両が接近してきた際に回避動作を行って後方車両に道を譲る、後方車両にブレーキを踏ませるような運転をさせないようにすることができるなど、後方車両に配慮した走行をすることが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。以上で説明した複数の例は、適宜組み合わせて実施されることもできる。
本発明にかかる車両運転状態判定装置の各部における処理は、コンピュータなどにプログラムを実行させることによって実現できる。より具体的には、プログラムメモリに格納された、車両運転状態判定装置の各部における処理を実行させるためのプログラムを主記憶装置にロードし、CPUの制御によって当該プログラムを実行して実現する。ここで、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。また、車両用記録装置の各部における処理は、プログラムによるソフトウェアで実現することに限ることなく、ハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアのうちのいずれかの組み合わせ等により実現しても良い。
10 走行状態判定装置
20 自車両走行情報取得部
21 速度検出部
30 後方車両走行情報取得部
31 リアカメラ
32 後方車両認識部
33 後方車両速度検出部
40 相対走行状態判定部
50 入力部
70 運転制御装置
80 警報装置
200 運転支援装置
210 走行状態判定部
250 入力部
260 前方車両情報取得部
260 前方車両走行情報取得部
270 運転制御部
271 アクセル制御部
272 ブレーキ制御部
273 ハンドル制御部
280 回避動作可否判定部

Claims (8)

  1. 自車両の走行速度を含む自車両走行情報を取得する自車両走行情報取得部と、
    前記自車両の後方の所定範囲における前記自車両の後方を走行する後方車両の有無を確認し、前記後方車両がある場合には前記後方車両の走行速度を含む後方車両走行情報を取得する後方車両走行情報取得部と、
    前記自車両走行情報と前記後方車両走行情報に基づいて前記後方車両を回避する回避動作が推奨されるか否かを判定する相対走行状態判定部と、を備え、
    前記相対走行状態判定部は、前記後方車両走行情報取得部により前記後方車両が有ることが確認され、かつ、前記後方車両の走行速度と前記自車両の走行速度との差である相対走行速度が所定閾値以上でり、かつ、前記自車両の走行速度の変化量が所定値以上である場合に、前記回避動作が推奨されると判定する、走行状態判定装置。
  2. 前記相対走行状態判定部は、前記自車両の周囲の状況に基づいて前記自車両が回避動作を行うことが可能か否かを判定する回避動作可否判定部をさらに備え、
    前記相対走行状態判定部は、前記回避動作可否判定部において前記自車両が回避動作を行うことが困難であると判定された場合には前記回避動作が推奨されると判定しない、請求項1に記載の走行状態判定装置。
  3. 前記回避動作可否判定部は、前記自車両の走行道路に、路肩があること、駐停車可能なスペースがあること、駐停車可能な休憩地があることの少なくともいずれかの場合に、前記回避動作として停車することが推奨されると判定する、請求項に記載の走行状態判定装置。
  4. 前記相対走行状態判定部は、前記回避動作が推奨されると判定した場合に、前記自車両の自動運転制御をする運転制御装置に対し前記後方車両を回避する回避動作を行うよう指令する、請求項1からのいずれか一項に記載の走行状態判定装置。
  5. 前記相対走行状態判定部は、前記回避動作が推奨されると判定した場合に、前記自車両における車内と車外の少なくとも一方に設置された警報装置に対し警報を発するよう指令する、請求項1からのいずれか一項に記載の走行状態判定装置。
  6. 自車両の自動運転制御をする運転制御部と、
    請求項に記載の走行状態判定装置と、を備え、
    前記運転制御部は、前記相対走行状態判定部により前記回避動作が推奨されると判定された場合に前記後方車両を回避する回避動作を行う、運転支援装置。
  7. 自車両の走行速度を含む自車両走行情報を取得する第1のステップと、
    前記自車両の後方の所定範囲における前記自車両の後方を走行する後方車両の有無を確認し、前記後方車両がある場合には前記後方車両の走行速度を含む後方車両走行情報を取得する第2のステップと、
    前記自車両走行情報と前記後方車両走行情報に基づいて前記後方車両を回避する回避動作が推奨されるか否かを判定する第3のステップと、を備え、
    前記第3のステップでは、前記第2のステップにおいて前記後方車両が有ることが確認され、かつ、前記後方車両の走行速度と前記自車両の走行速度との差である相対走行速度が所定閾値以上でり、かつ、前記自車両の走行速度の変化量が所定値以上である場合に、前記回避動作が推奨されると判定する、走行状態判定方法。
  8. 自車両の走行速度を含む自車両走行情報を取得する第1のステップと、
    前記自車両の後方の所定範囲における前記自車両の後方を走行する後方車両の有無を確認し、前記後方車両がある場合には前記後方車両の車両走行情報を取得する第2のステップと、
    前記第2のステップにおいて前記後方車両が有ることが確認され、かつ、前記後方車両の走行速度と前記自車両の走行速度との差である相対走行速度が所定閾値以上でり、かつ、前記自車両の走行速度の変化量が所定値以上である場合に、前記後方車両を回避する回避動作が推奨されると判定する第3のステップと、をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2019020566A 2019-02-07 2019-02-07 走行状態判定装置、運転支援装置、走行状態判定方法及びプログラム Active JP7259372B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019020566A JP7259372B2 (ja) 2019-02-07 2019-02-07 走行状態判定装置、運転支援装置、走行状態判定方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019020566A JP7259372B2 (ja) 2019-02-07 2019-02-07 走行状態判定装置、運転支援装置、走行状態判定方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020129178A JP2020129178A (ja) 2020-08-27
JP7259372B2 true JP7259372B2 (ja) 2023-04-18

Family

ID=72174646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019020566A Active JP7259372B2 (ja) 2019-02-07 2019-02-07 走行状態判定装置、運転支援装置、走行状態判定方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7259372B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7204148B2 (ja) * 2020-10-01 2023-01-16 株式会社大一商会 遊技機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005088717A (ja) 2003-09-17 2005-04-07 Advanced Telecommunication Research Institute International 自動車用警告装置
JP2015095079A (ja) 2013-11-12 2015-05-18 三菱自動車工業株式会社 車両の接近報知装置
JP2017010463A (ja) 2015-06-25 2017-01-12 株式会社デンソー 車両情報提供装置
JP2017539009A (ja) 2014-11-18 2017-12-28 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 極度に急接近中の車両に反応するレーンアシストシステム
WO2018123344A1 (ja) 2016-12-27 2018-07-05 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005088717A (ja) 2003-09-17 2005-04-07 Advanced Telecommunication Research Institute International 自動車用警告装置
JP2015095079A (ja) 2013-11-12 2015-05-18 三菱自動車工業株式会社 車両の接近報知装置
JP2017539009A (ja) 2014-11-18 2017-12-28 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 極度に急接近中の車両に反応するレーンアシストシステム
JP2017010463A (ja) 2015-06-25 2017-01-12 株式会社デンソー 車両情報提供装置
WO2018123344A1 (ja) 2016-12-27 2018-07-05 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020129178A (ja) 2020-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9981658B2 (en) Autonomous driving vehicle system
US20200180636A1 (en) Apparatus and method for controlling running of vehicle
US8718899B2 (en) Driver assistance systems using radar and video
JP6381592B2 (ja) 交通をモニタリングするための方法及び制御ユニット
JP6404634B2 (ja) 予測的な先進運転支援システムの一貫性のある挙動生成
JP5449574B2 (ja) 側方の物体を検出するためのドライバ支援方法
US20160355178A1 (en) Surroundings monitoring apparatus and drive assistance apparatus
JP6163718B2 (ja) 車両制御装置
JP2009294934A (ja) 自律移動装置及び自律移動装置の制御方法
JP2017030435A (ja) 車間距離制御装置
JP2014051241A (ja) 車両制御装置
US11524700B2 (en) Vehicle control system, vehicle control method, and non-transitory computer-readable storage medium
KR20170070580A (ko) Ecu, 상기 ecu를 포함하는 무인 자율 주행 차량, 및 이의 차선 변경 제어 방법
JP2005138623A (ja) 車両走行支援装置
CN108944949B (zh) 操作车辆的拥堵辅助系统的方法
JP7259372B2 (ja) 走行状態判定装置、運転支援装置、走行状態判定方法及びプログラム
WO2022044266A1 (ja) 運転支援方法及び運転支援装置
JP2017045367A (ja) 車両制御装置および車両制御方法
JP5616732B2 (ja) 衝突被害軽減装置
JP5166975B2 (ja) 車両周辺監視装置および車両周辺監視方法
JP2007512171A (ja) 車両の長手方向の移動を制御する方法
JP7284299B2 (ja) 車両制御装置
KR102413579B1 (ko) 운전자 편의 장치 및 그의 타겟 추정 방법
JP4892948B2 (ja) 一時停止交差点検出装置および一時停止交差点検出方法
JP2019172177A (ja) 駐車支援装置,駐車支援装置付き車両,駐車支援方法及び駐車支援プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230320

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7259372

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150